都筑区で上映会、ワークショップ、話し合いをやってきました。
参加した人達の感想
・映画を障害者(ASD -自閉スペクトラム症 Autism Spectrum Disorderの略称)当事者として拝見して、感慨深い気持ちになりました。
演劇のシーンで「働け!」と、悪い心がいってくるシーンがありました。私も昔から「学校に行け」「働け」「きちんとしろ」そう言われてきました。
私は障害者という言葉が悪いとは思いません。障害者という言葉を「はずかしい」「迷惑な存在だ」と思う社会のシステムが、障害者という言葉を悪者にしています。
障害者差別をする人達はむしろ「真面目」な被害者です。だから私は差別する人達も「ケア」される必要があると考えています。
そして障害者という言葉が、日常に飛び交う社会を夢見ています。
・映画は利用者さんのよい表情が見られてよかったです。お母さんのリアルなセリフは感動しました(ダウン症の子どもを抱っこしたお母さんの言葉)。私どもの法人も就労支援A、Bほか、様々な施設を経営しているので、こういったアプローチに取り組んでみたい。
・ワークショップ、いろいろ戸惑いましたが、みなさまとお話しできてよかったです。
・一度お店に伺ってみようと思います。楽しく、どんな感じで働かれているのか拝見したいです。
ワークショップの中でやった詩の朗読はゾクゾクするほどの瞬間がありました。詩を声に出して読む、というのはそういうことなんだと思いました。ひとりで目で読むだけでは、こういう瞬間は生まれません。誰かに向かって声に出して読むことの意味をあらためて思いました。