ぷかぷか日記

誕生日

  • 図太く長生き
    昨日は、なんとなんと73才の誕生日。もうおじいさんですね。それでも毎朝マンションの階段10階まで180段をはぁはぁいいながら駆け上っています。毎日タイムを計り、最近のいちばんいいタイムは1分26秒でした。100回スクワットは膝を痛め、目下休止中。         教員を定年退職した時に始めたぷかぷかも、今年で12年目。ぷかぷかがなかったら、こんなに元気で楽しい日々を過ごすこともないし、ほんとうにぷかぷかさん達に支えられる日々です。いっしょに生きてきてよかった、としみじみ思います。いっしょに生きていった方がトク!を地でいってる感じです。  誕生日のメッセージに 「志高き男は、しっかり図太く長生き」 というのがありましたが、うれしかったですね、これは。図太く長生き。これで行きます。  コロナ禍のため、ここ2年ほどお休みしていた演劇ワークショップを6月から再開します。どんなワークショップになるかすごく楽しみにしています。また新しい物語が生まれます。6ヶ月かけて作ったお芝居は11月27日(日)みどりアートパークの舞台で発表します。  いつものように直前までハラハラするような芝居作りになると思います。このハラハラする緊張感がぷかぷかさん達と一緒にやる演劇ワークショップのおもしろいところ。さて、どうなりますか。楽しみにしてて下さい。  昨日はオペラシアターこんにゃく座の歌役者さんをお呼びしての「歌のワークショップ」。  障がいのある人もない人も、こうやってごちゃ混ぜで楽しめる場をぷかぷかはたくさん作ってきました。障がいのある人達への特別な配慮もなく、みんなが歌を歌うことをばっちり楽しめたのがよかったと思います。小さな子どももたくさんいたので、ぷかぷかさん達と楽しい時間を一緒に過ごしたことを心の片隅で覚えておいて欲しいなと思いました。  参加者の一人が「タカサキさん、誕生日おめでとう」なんていったものだから、「あ、そうなの」と歌役者さんがいい、ピアニストの安見ちゃんがハッピーバースデーを弾き始め、みんなで歌ってもらいました。ちょっと恥ずかしかったですね。 拍手してくれているのが歌役者の鈴木あかねさん、飯野薫さん、ピアニストの安見ちゃん。   5月には看護学校の精神看護学の中で就労支援に関する講義を頼まれたのですが、一方的に話をするだけではなんかつまらないので、「不安の正体」の映画の話をし、そういう場に立つことになったらどうする?というテーマで学生さんに話し合ってもらうことにしました。精神看護学なので、精神障害の人達の看護を学びます。自分の看護している人が家族から自立し、グループホームで暮らしたいと思った時、グループホーム建設反対運動にぶつかってしまうことは当然あり得る話です。その時自分はどういう対応がとれるのか、という問いです。精神看護学という学問では、多分そういった場面に直面した時の答えは学びません。自分で考えるしかありません。知識ではなく、自分の生き方が問われるような問題です。そこを学生さんに考えて欲しいと思っています。30時間の授業の中の一コマで、多分異質の一コマになります。どういう展開になるのか、すごく楽しみです。  誕生日の話とは全く違う話になってしまいましたが、ま、タカサキはいつもこんなもんです。  そうそう、73才の夢。実現不可能な夢ではなく、実現可能な夢を追いたいと思います。見ると心ぷかぷかになる映画『Secret of Pukapuka』をあちこちで100回上映することです。もう50回くらい上映しているので、あと50回くらいは十分実現可能です。ぜひあなたの町で心ぷかぷかになるような楽しい上映会やってみて下さい。町をそうやって耕すのです。メールで連絡いただければ、ギガファイル便で映画送ります。それを見て、上映会をするかどうか決めて下さい。上映に関する問い合わせはtakasaki@pukapuka.or.jp(タカサキ)まで。  楽しく、わくわくしながら、おもしろいことたくさんやっていきたいと思っています。どうぞよろしく。
  • なんと 70歳!
     なんとタカサキは今日70歳になりました。  ヨコハマアートサイトのヒアリングの時、代表の小川さんが 「え?70歳ですか、もうおじいさんじゃないですか。」 と、びっくりしていましたが、私もびっくりしています。  おじいさんという自覚がない、というか、やりたいことが多すぎて、とてもおじいさんののんびりした雰囲気にはなりません。  毎朝、乾布摩擦、たわしマッサージから始まって、腕立て伏せ30回、腹筋30回、スクワット30回、もも上げ30回、太極拳のシュワイソー100回やったあと、マンションの10階までの階段登りをこなします。  このあと、天気のいい日はランドナーと呼ばれるドロップハンドルのサイクリング車で通勤。アップダウンが多いので、結構大変ですが、自転車は気持ちがいいです。  というわけで健康です。健康でないと「ぷかぷか」は立ち上げられませんでした。たまたま今日、日本財団の山田泰久さんが『ぷかぷかな物語』を読んだ感想をFacebookにあげていましたが、その中で 「本の前半で綴られている、ぷかぷか創業秘話が実にすごい。よく福祉施設として立ち上がることが出来たなあ~というのが正直な感想です。」 と語っていましたが、私自身読み返しても、よくやったよなぁ、とびっくりするほどです。  ぷかぷかを始める前、福祉事業の大先輩おむすび長屋の田中さんに 「60歳で新規事業を立ち上げるなんて無理無理。絶対やめた方がいい」 といわれていました。事実、にっちもさっちもいかない中で、田中さんの言ったとおりだよなぁ、としみじみ思いました。思いながらも、とにかく前に進むしかない、本当に厳しい状況でした。  人生60歳にして、本当に鍛えられましたね。大変でしたが、本当にいい経験したと思っています。  あの頃の頑張りがきいて、ぷかぷかもどうにか軌道に乗り、最近は少しのんびりできるようになりました。のんびりしすぎてぼけないようにしないと、と思っています。  ぷかぷかの活動も『ぷかぷかな物語』という本にまとめることができました。ぷかぷかさんのおかげで生まれた物語です。先ほど紹介した日本財団の山田泰久さんはNPOを支援するセミナーの企画、運営をやっている方ですが、その経験豊かな山田さんの目で見ても、『ぷかぷかな物語』から見えるぷかぷかの活動は、もう予想外もいいとこで、びっくりするほどのものだったようです。 「高崎さんには、なんどかCANAPNのセミナーにも足を運んでいただき、その活動はFacebookやブログ等を通じて拝見しておりましたが、その何十倍も何百倍もある奥行きの活動と実践を知ることができました。」 「NPO法人ぷかぷかは、いわゆる福祉施設を運営していますが、予想以上の活動でした。」 「働くということを通じてノーマライゼーションを実現するだけではく、アートや演劇も含めての取り組みが実に面白いなあと思いました。」  この山田さんとはCANPANセミナーで 「ともに生きる社会を本気で作る戦略をみんなで練る」 と題したトークセッションをやろうかと相談しています。山田さんの私に対するスルドイ突っ込みの中で、遠い未来にある「ともに生きる社会」を漠然と語るのではなく、今、すぐそばに作るための戦略を参加者といっしょに考えるようなカゲキなセミナーです。日時などが決まりましたらまたお知らせします。  というわけで、70歳を迎えて、まだまだやりたいことがあってわくわくしています。  40歳になったときは「人生40周年記念イベント」と称して、自転車担いでパキスタンのインダス川の源流地帯を走ってきました。はるか下の方をインダス川がごうごうと流れ、目もくらむような崖っぷちの道で、しかもすさまじいアップダウンが続いて、本当に厳しい旅でした。からからに乾いた世界で、パンクすると水がないので、チューブにつばをつけて穴を探したりしました。ローカルバス(ハイエースを改造したようなおんぼろバス)を乗り継いで旅したかみさんとは、出発2日目ではぐれてしまい、携帯のない時代、探し出すのに1週間くらいかかりました。中国の国境近く、氷河の迫る山小屋で熱出して寝込んでいるのを見つけ、村でジープを借りて病院のある村までおろしたりしましたが、いやぁ、楽しい旅でしたね。  「70周年記念イベント」は何しようかと思案中。70歳らしいばかばかしいことにチャレンジしたいと思っています。イベント内容が決まりましたら、またお知らせします。  と、ここまで書いたところで、今、午前2時。そろそろ寝ます。気が向いたら続き書きます。
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