ぷかぷか日記

東洋英和女学院

  • 詩を書くとき、頭に浮かぶのは、ぷかぷかさんたちの笑顔
     先日、ぷかぷかの近くの東洋英和女学院大学でぷかぷかさんと出会う前と、出会ったあとの自分の中の変化をテーマにそれぞれ短い詩を書き、それをみんなの詩にまとめるワークショップをやりました。 pukapuka-pan.hatenablog.com  それぞれの詩を、一度ばらばらの言葉にし、それをみんなの詩にまとめるという作業は、すごく大変です。でも、その大変な作業の中で、言葉を吟味したり、人と話をする中で、自分の体験が更に深まり、幅を広げます。そうやってできあがった詩は、みんなの体験、思いを表現していて、ひとつの「新しい価値」といっていいと思います。ぷかぷかさんとの出会いが、一つの「新しい価値」=詩を生み出したのです。来年1月27日の「表現の市場」の舞台で発表してもいいくらいの価値ある詩です。  詩を書いたり、それをまとめたり、できあがったみんなの詩をみんなで朗読したり、といったことは、おそらく初めての経験で、しかもそこにぷかぷかさんとの出会いの物語が絡み、すごく新鮮で、おもしろかったのではないかと思います。  できあがった詩を見てみると、ぷかぷかさんに出会う前は、障がいのある人たちに対して、「怖い」「近寄りたくない」といったとてもネガティブなイメージの言葉が並んでいます。ぷかぷかさんに出会ってからは、「心が穏やかになった」「あたたかい気持ちになった」など、ポジティブなイメージの言葉が並びます。ぷかぷかさんと出会うということが、どういうことなのか、一目でわかります。今回のワークショップは、ぷかぷかさんと出会うことの意味を、あらためてみんなで共有できたと思います。  学生さんたちの言葉を見ると、ぷかぷかさんに「何かやってあげる的」な、上から目線の言葉はありません。どこまでもフラットな関係の言葉です。一緒にいることで私たちが豊かになるような言葉です。こういう言葉こそが、ぷかぷかさんと一緒に新しい時代を作っていくのだと思います。  「共生社会」「共に生きる社会」は、こういう関係から始まるのだと思います。あーだこーだの議論ではなく、こういう関係を丁寧に作っていくことこそ大事だと思います。  ちなみに学生さんたちは石渡教授の「共生教育論」という授業を受けていた人たちです。その授業の4枠をもらって、こういう関係を作りました。第1回目は『Secret of Pukkapuka』(カナダで上映した映画)の上映と私の話、第2回目は『すごろくワークショップ』、第3回目は『演劇ワークショップ』、第4回目は『みんなの思いをまとめる一本の詩を作るワークショップ』です。  そのときの学生さんたちの感想が上がってきましたので、紹介します。 ・今回の授業では一人一人がぷかぷかさんとの出会いを詩に書き、それをいったんばらしたあと、一つの詩にするという内容でした。このような詩作は初めてで、本当にまとまるのか、最初は想像できませんでした。ですが、できあがってみると、自分の詩には考えられない広がりのある詩になり、とても感動しました。詩を朗読したときは、とても神秘的でなんとも言えない空間になって、心がほっこりしました。 ・みんなで詩を読んだり、作ったりするのは初めての体験でした。またみんなが作った詩を聞くのも楽しかったです。同じ体験をしていても、それぞれ思っていることがちがっていて、みんなの意見を聞くことができてよかったです。 ・初めて詩を書くのは、とてもむつかしかったけど、みんなが一人一人書いた詩がばらばらになって、一つの詩になるのがすごくステキなことだと思いました。 ・障害を持つ方と関わる機会はほぼ初めてだったので、この授業が始まる前は緊張していた。でも、ぷかぷかさんはとても心を開いて私たちに接してくれた。その人のことを詩にすることができてよかったと感じた。 ・一人一人が書いた詩をつなげて、こんな大きな詩になるんだと驚いた。このつなげた詩を見直すと、ぷかぷかさんとふれあった体験がよみがえってきた。 ・ぷかぷかさんたちとの思い出を、みんなで一つの詩にすることはとても楽しかったし、達成感がありました。ぷかぷかさんと出会えて、本当によかったとあらためて思うことができました。 ・最初にみんなで順に詩を読んでみて、心を込めて読んだり、音楽をかけて読んでみると、詩の印象が大きく変わることがわかりました。実際に自分で4〜5行の詩を書いてみて、一人一人ちがった詩だったけど、とてもきれいにまとまり、驚きました。どのグループも、はじめは障がいのある人のこと怖かったけど、ぷかぷかさんと会ってから、元気をもらえた、考え方が変わったなど、マイナスのイメージがプラスに変わったものが多かったです。みんなで一つの詩を作るのは初めてでしたが、楽しかったです。よい詩ができたと思います。 ・本日のワークショップ、みなさんと言葉を交わすことで、たくさんの思いにふれることができて、非常に勉強になりました。他のグループの詩もとても素敵でした。もっと時間をかけて、みなさんと詩を作りたいと思いました。ばらばらな言葉が一つにまとめることが、とても難しかったですが、一つにまとめたとき、本当に楽しかったです。 ・詩にすることで初めて気づくこともあり、先生もいっていたが、障がい者の人々に介護したりすることだけではなく、自分たちもぷかぷかさんに与えられているということに気づいた。みんなの思っていることも自分と同じだったり、わかり合えることも多かったです。 ・最初は何をやるのか全くわからなくて、戸惑っていましたが、声に出して詩を読んで、とても気分がよくなりました。声に出して読むということはいいことだと感じました。淡々と読むのではなく、気持ちを入れて読むことが大事だと思いました。 ・他の人の詩を組み合わせることで、一人の詩よりも、更に深い詩になった気がする。 ・詩なんて自分に書けるだろうかと不安だったけど、思ったこと、感じたことをそのまま書いてみた。グループでつなげてみると、似たような言葉や、気づかなかったことが書かれていた。一つの詩にまとめてみたら、なんと素敵な、すべての思いが入った詩ができて、心があたたかくなった。 ・今日は詩を作ると聞き、私は文才がないから書けないと思っていた。それぞれが書いた詩をグループで組み合わせた。みんなの作った言葉を組み合わせたことで、すばらしい詩ができあがった。 ・それぞれ感じた素直な感想を聞き、自分にはなかった感情などを共有することで、新たな気持ちを発見することができて、楽しかった。言葉をつなげることで、みんなの意見をより感じることができたので感動した。三つのチームそれぞれ全くちがった詩ができていて、自分にはなかった感情も共有できる作業だったので、おもしろかった。 ・詩を書いたことがなかったので、最初は戸惑いましたが、みんなの言葉を合わせるとよいポエムになったので、よかったなと思いました。詩の流れが変わる時に言い方を変えたり、気持ちを入れるのが大切だと感じました。 ・詩を作る(こんなに長い)のは初めてだったので、最初は不安だったけど、それぞれの思いがちがっていて、みんなの思いが聞けてよかったです。また、ぷかぷかさんとも一緒に詩を作りたいと思ったので、今度はぷかぷかさんを連れてきてください。 ・今回の授業は楽しみにしていた詩作りでした。詩を書いたり、みんなと言葉をつなげていくうちに、ぷかぷかさんとの思い出が浮かんできた。浮かぶ映像は笑顔や輝きだったので感動しました。素直に意見を述べてつなげることがどんなに重要なことか理解できた。  自分の言葉がばらばらになっても、一つにまとまることには驚いた。ポジティブな言葉、ネガティブな言葉、印象が変わる言葉など、それぞれでまとめていくのがおもしろかったです。  読むだけでも感動しましたが、音楽に合わせたり、個々の個性がつらなる音読で詩のイメージががらりと変わることがわかった。  中学校の時に詩にふれることが多く、懐かしく感じたのだが、大人になってあらためてふれてみると、より新鮮な印象でした。先生もおっしゃっていたのだが、集団詩の偉大さ、飾らずに正直にできあがったものが一番よいものになると感じた。 ・今日は一人一人作った詩を更にばらばらにして、それをまた集めて一つの詩にしたが、ふだんから詩を作ろうなんて思うことがないので、新鮮だった。ほかの人の言葉も使って一つの詩を作ると、一人では絶対にできない詩ができたと思う。 ・文章を考えることが元々好きだったので「4〜5行の詩を考えよう」となったとき、すぐ書くことができました。しかし自分の詩だけならまだしも、他の人の詩とつなげるとなった時、「人それぞれ考え方や文章の表現の仕方がちがうのに、一つの詩になるのだろうか?ちぐはぐになってしまうのではないか」と不安でした。でも、いざ作るとなって、みんなで提案し合いながら作り上げていくことで、みんなの気持ちのこもったとてもいいものになったと思います。 ・実際に思いを書き出してみると、みんなはこんな意見や思いを持っていたんだなと感じた。読み方や音楽が加わることで、またちがった印象で見えた。 ・グループで作る詩は、たとえ私の変な詩も、素敵な詩になり、みんなの心が一致した気分になった。 ・みんなの素直な感想がすべてつながって詩になるのがすごいと感じたし、とても思いのこもった詩に3組ともなっていて感動した。出会う前後で気持ちの変化があったことがわかった。また、音楽の効果が安らぎ感や思い出を振り返るような時間になっていると感じた。 ・詩をつなげるというのは初めての体験で、最初は戸惑いました。やっていくうちに友人の意見を聞くことができて、感じ方が様々でおもしろいなと思いました。場面が変わる瞬間の言葉など、感情を込めて読むことで、またいい味が出てきてよいなと思いました。個人で作るよりも、みんなで作った方が、よりよい意見が出てよかったです。素直な気持ちが出て、おもしろかったです。京都駅前の路上でやった劇の話を聞いて、驚きました。ワークショップで、そんなことができるなんてすごいと思いました。 ・みんなで詩を作るのは大変だった。並べ替えたり、間を置いて話すのも、簡単に見えて、意外と大変だった。詩を作るなんて十数年ぶりで、正直不安だったし、いやだったけど、人の詩を聞くのはおもしろく感じた。集団詩なんてものがあるとは知らなかった。「作らないことを意識しながら作る」という言葉がとても記憶に残った。 ・ポエマーになった気持ち。自分が「ぷかぷか浮く空にあるくもみたい」と書いたら、ほめられてうれしかった。  ・詩を作る体験も、読む体験もしたことがなかったから、とてもよい機会になった。更に個人の詩をばらばらにして、全員のものを合わせることはしたことがなかったので、楽しかった。 ・詩を朗読することは初めてだったが、自分が素直に感じたことをグループで話し合って、考えながらつなげていくというワークは、小学生の時以来、自分がやった記憶がなく、懐かしい気持ちになった。 ・「出会いとは必然」「出会いとは奇跡」とても素敵な詩が書けたと思う。 ・ぷかぷかさんがおっしゃっていた「飾らない自分」というのは大切だと思いました。今の自分に必要だと思いました。
  • ぷかぷかさんとの出会いを一本の詩にしました。
      東洋英和女学院大学でみんなの思いを一本の詩にするワークショップをやりました。  ウォーミングアップで谷川俊太郎の詩「生きる」をみんなで朗読しました。   生きているということ   今生きているということ   それはのどが渇くということ   木もれ陽がまぶしいということ   ……  を、一人一行ずつ声を出して読みました。声を出して読む。ただそれだけで、心と体が、ほんの少し自由になります。   少しからだがあたたかくなったところで、ぷかぷかさんとの出会いを4〜5行の詩に書いてもらいました。出会う前はどうだったのか、出会ってからはどうだったのかを短い詩で表現してもらいます。  机の上ではなく床の上でやったので、みんな初めての体験で、どうかと思ったのですが、やり始めるとみんな集中して取り組んでいました。  個人詩ができあがった段階で一人一人発表すればよかったのですが、これに時間をとられると、次の集団詩を作る時間がとれなくなるので、発表を飛ばして、個人詩をばらばらにし、ばらけた言葉たちを組み立て直す作業に入りました。  なんとなく似たような言葉を集めていくのですが、50個近い言葉が並んでいると、似たような言葉を探すにも大変です。それで、なんとなく始めにあるといい言葉、終わりにあるといい言葉をまず探しました。次に物語が始まりそうな言葉、物語の中身を語る言葉などを探しました。 www.youtube.com  この時間が一番大変だったようです。たくさんの言葉たちとにらめっこするように、言葉の場所を変えたり、入れ替えたりの試行錯誤が続きます。お互いいろんな話ができたと思います。お互い話をする、というところがこのワークショップの大事なところです。話をすることで、できあがったみんなの詩が、チカラを持ちます。  みんなの詩ができあがったところで、壁に貼り、それを朗読します。 www.youtube.com www.youtube.com   最後の朗読は、もう少しゆっくりと言葉にふれながら読んでほしかったのですが、ま、初めてだったので、みんなの詩ができただけでもすばらしいことだったと思います。  いずれにしても、短い時間で自分たちの体験をまとめ、一本の詩に仕上げ、それを朗読するところまでいけたのはすばらしいことだったと思います。   「最初は怖かった」「近づきたくなかった」「不安だった」といったネガティブな言葉が並んでいるのですが、ぷかぷかさんたちと出会ってからは「我々にはないポジティブな世界」「ただただ自由なんだ」「楽しい気持ちになれた」といったポジティブな言葉に変わります。  学生さんたちは、ぷかぷかさんたちと本当にいい出会いをしたのだと思います。何かをやってあげる関係ではなく、自分の人生がもっと開いていくような関係ができたように思います。それが一本の詩から読み取れます。  いつもなら、このみんなの詩を元に芝居を作るのですが、今回は時間がなくて、詩を作るところで終わりました。機会があれば、ここから芝居を起こしたいと思っています。芝居にすると、詩にした世界がもっと自分のものになります。   この関係の中で、これからもっともっとおもしろいことができれば、と思っています。  創英大学では文化祭にぷかぷかさんが出かけていって一緒におもしろいことができればいいね、という話まで出ています。先日はクリスマス会をやりましたが、今度は文化祭で、よりクリエイティブなことをやりたいと思っています。    ★学生さんたちの感想は後日アップします。       
  • こんなに素直に生きてていいんだ、と気づくことができました。
     東洋英和女学院大学で学生さんとぷかぷかさんとで演劇ワークショップをやりました。1時間程度の簡単なワークショップでしたが、それでもとてもいい関係ができました。そのいい関係の中で学生さん達はすばらしい気づきがありました。 ●●● ・最初、自分を表現することも恥ずかしがっていた私は、ぷかぷかのみなさんと過ごしているうちに、あたたかい気持ちになり、こんなに素直に生きてていいんだ、と気づくことができました。ストレスや負担を抱える私たちの世界観とは異なり、生きやすい世界だと思えるようになりました。ハイタッチや手と手でつながる心のつながりで笑顔になれます。もっとぷかぷかの方々とふれあって素直な心を取り戻していきたいと思いました。いろんな発見があり、見習うことが多いので,また会う機会が欲しいです。 ・2週連続参加しましたが、どちらもとても楽しかったです。とても仲良くなれたので、別れるのが悲しいくらいです。障がいのある方たちはとても自由で,素直で、自分の気持ちに正直に生きていて、とても尊敬しました。タカサキさんもこの仕事をやっていて、自分自身が自由になれた、とおっしゃっていましたが、とても納得しました。また会いたいです! ・ワークショップを通して、心がとてもあたたかくなりました。ぷかぷかさん一人ひとりが、とても表現力が豊かで、素直に自分の気持ちを表していて、自分にはないものを多く持っているなと感じました。障がいのない自分よりも、心や考えが豊かで、見習いたいものがたくさんありました。障がいのある方とふれる機会がないので,とてもよい経験になりました。ぜひまたお会いできる日を楽しみにしています。 ・ずっと手を握ってもらっていて、すっかり冷え性の私も、手が温かくなりました。ありがとうございました。 ・今回もぷかぷかのみなさんは自由で、何にもしばられずに、いいな、見習いたいなと思いました。自分にはすぐにできないこと、恥ずかしがってしまうようなことを、自由に、積極的に、かざらない、そのままの姿で表現し、生きている姿は素敵で、見習いたいです。今回も面白く、ほっこりしました。 ・ぷかぷかのみなさんはとても自由奔放で、とても気さくに接してくれて嬉しかったです。 ●●●  「こんなに素直に生きてていいんだ、と気づくことができました。」という感想は、今までのよくある障害者観をひっくり返したように思いました。あれができない、これができない、に代表される、マイナス評価のかたまりのような貧しい障害者観が社会にはあります。そんな中で、彼らの素直な生き方にふれ、そんなふうに生きてていいんだ、という気づきは、自分の生き方そのものを問い直すものだったと思います。いろんな規範に縛られた、不自由きわまりない自分の生き方に気がついたのだと思います。ぷかぷかさんたち、つまりは障がいのある人たちが、自分のこれからの生き方を教えてくれるようなすばらしい存在だった、というわけです。  「障がいのない自分よりも、心や考えが豊かで、見習いたいものがたくさんありました。」という気づきもすばらしいですね。障がいのある人たちの心や考えが,自分よりも豊かだ、という気づきは、上から目線の障害者観をひっくり返します。  ここから障がいのある人たちとの新しい関係が始まります。その関係からは、新しい価値、新しい文化が生まれます。それが「ともに生きる」ことの意味だと思います。
  • 初めてぷかぷかさんとふれあって、一緒に遊んでみて、すごくおだやかな、やさしい気持ちになりました。
     ぷかぷかの近くの東洋英和女学院大学でぷかぷかさん達と一緒に「すごろくワークショップ」を行いました。   腕相撲は、一気にいい関係を作ります。お互いが必死になって、こんなすてきな笑顔を引き出します。 こんなふうに見つめ合ったりも。 足を使ったじゃんけん www.youtube.com 参加した学生さん達の感想がすばらしいです。ぷかぷかさん達が、学生さん達を耕し,豊かにしていることがよくわかります。ぷかぷかさん達の生き方を見て、学生さんたち、自分自身の生き方について、いろいろ思うところがあったようです。福祉的な発想で彼らと見ないと、人はこんなにも豊かになれるということだと思います。 ●今日の授業はぷかぷかのみなさんが来て、明るい授業になったと思いました。一人ひとりが心からすごろくを楽しんでいて、無邪気な姿を見てとてもよい雰囲気だと感じました。日常生活を送っていると、あまり生き生きしている人を私は見ません。みんな、あれは嫌だ、これは嫌だ、面倒くさい、つまらない、だとかマイナスのことが多いと感じます。私もそういった面があります。  しかし、ぷかぷかのみなさんは、仕事が楽しい、好きな趣味がある、大好きな人がいる、得意なことがある、自分らしく、恥ずかしがらずに自由に生きているのだと思いました。私も自分らしく、一つ一つのことを楽しんで生活したいと思いました。社会も一人ひとりが明るく生き生きした、縛り付けられない世界になって欲しいです。 ●ぷかぷかさんと初めて交流しましたが、みなさん個性豊かでお話しが上手だなと思いました。自分が得意なことや好きなことを明確に言えるのがすごいなと思いましたし、才能があるのだなと感じました。私は得意なことは何かと聞かれてもすぐには答えられないと思います。彼らはとても自由に生き生きと日々を暮らしているのだと実感しました。 ●今日ぷかぷかさんが英和に来るのをとても楽しみにしていましたが、思った通り、とても楽しい時間を過ごせました。私は元々コミュニケーションをすぐとれる方ですが、ぷかぷかさん達は私の上をいっていました。自分の特技や趣味など積極的に話せていて、とても尊敬しました。また再来週ぷかぷかさん達に会えることを心から楽しみにしています。 ●話をしていてアイドルグループが好きな人が多いと感じました。特に嵐。そういったアイドルの人を見て歌やダンスを覚えるのが楽しいのだということが伝わってきました。恥ずかしいと思ったら恥ずかしいという感情を言葉や顔で表してくれるので、どう思っているかということが伝わりやすかったです。 ●今まで知らなかったことを一気に知ることができた気がして、非常に有意義な時間でした。とても楽しかったです。 ●「はい、ではやってみましょう」とお題を投げられたときに、私は他人の顔色をうかがってしまうのに対し、純粋に楽しむことができているぷかぷかさんの姿にはっとさせられた。ぷかぷかさん達の反応が新鮮に感じているけれども、実は人として基本的な「人の話を聞いてうなずく」出会ったり「質問をしてみる」といったことで、自然にできていたはずのことができていないのだな、と少し淋しい気持ちになった。 ●障害者の方と町ですれ違ったりすることはありますが、直接ふれあったことはなかったので、 とても新鮮でした。ぷかぷかさんはみなさんとても元気で明るく仲がよい印象を受けました。自分の気持ちに正直で、自分の思いをストレートに伝えることができるのは素敵なことだと思います。 ●学生と比べてぷかぷかの方々はとても積極的に話していたり、みな仲がよくてとてもすごいと思いました。人にものを伝えるのがとても上手で、話を聞いてて楽しかったです。 ●初めてふれあう方ばかりで最初は戸惑いましたが、最後の方は少し仲良くなれたかなと思いました。 ●すごく素直で、かわいかったです。すごろくでじゃんけんしたり、手をつないだり、腕相撲をしたり面白かった。腕相撲が強かったのは驚いた。歌とダンスを躊躇なく披露してくれるのはすごいと思った。上手だったし、見習いたい! ●一緒に遊んでみて、ぷかぷかさんはみんな一人ずつ個性があって、かわいいとさえ思った。障がいを持った子を産むとすごくかわいくて仕方がないよ、という話を聞いたことがあったけど、本当だなと今回の交流で知ることができた。私たちより恥ずかしがったり、他人の目を気にすることなく生き生きとしている姿に元気をもらえた。 ●隣の大学に通う私の友だちがぷかぷかさんとの授業はとても楽しいと聞いていたので、どのようなものか楽しみにしていた。昨日もその友だちと会い、ぷかぷかの方を連れてきていて、その友だちが笑顔になったのを見て、ぷかぷかの方たちとの時間が楽しかったのだと感じて、少し安心した。今日も裏表のないぷかぷかさんと過ごして私もとても楽しかった。 ●私は駅で障がいを持った人にバッグを開けられたりしたことがあったので,あまりいいイメージは持っていませんでした。でも、ちゃんと関わってみると、とてもよい人たちばかりで、みんなかわいくて,一緒にすごろくをしているだけで、発言の積極性がすごくて、自分から話してくれたり、いろいろなことを知ってもらおうとする姿勢を見て、とても楽しい気持ちになりました。いろいろな偏見や固定概念がなくなるいい機会だったなと思います。 ●障がいのある方は目立つことが嫌いだったり、人とコミュニケーションをとることを好まないと思っていたけど、以外とそうでもなく、みんなの前でダンスや歌を披露していて、すごいと思った。また、ポジティブに物事を考えていて、素敵だと感じた。プラスに考えることは簡単なようで難しいから,私も見習いたいと思う。障がいのある人は私たち以上に人生を楽しめていると感じた。私たちは「だるい」「面倒」と思いがちなことでも、彼らは楽しんで取り組めているので、見習わなければいけないと思う。今回のようにふれあう機会があると、マイナスのイメージとか固定概念を壊すことができると思う。 ●障害者の方は私たちとどこか違うと思って、偏見だとわかっていながらも、あまり関わってきませんでした。しかし、今日実際に関わってみて、あまり私たちと変わらないということがわかりました。見た目も、話し方も、私たちと変わらないのに、今まで関わらなかった自分がもったいなかったと感じました。来週も交流できるのが楽しみです。 ●ぷかぷかさん達は、やさしくて、面白くて、楽しかったです。「好きな歌を歌って」というすごろくの目も、私たちは少し恥ずかしさを持っていましたが、ぷかぷかさん達はそんなこと全くなく、上手に歌っていました。最高だなと思いました。そのようなまっすぐなところは素敵だなと思うし、見習いたいと思いました。ぷかぷかさんはみんな面白い人ばかりです。 ●今回、すごく歌も上手だったし、お話も楽しくて素敵な時間でした。ぜひまた一緒にワークショップをしたいと思いました。私は元々ぷかぷかさんに対してよい印象というか、楽しい印象があったけど、更にファンになれたと思いました。楽しく笑顔で過ごす大切さを再認識しました。
  • 映画を見て、自然と自分もあたたかい気持ちになった。
     ぷかぷかの近くの東洋英和女学院大学でぷかぷかの映画『Secret of Pukapuka』を上映したあと、私がぷかぷかの話をしました。上映会のあとは学生さんからほとんど話が出てこなくて、ぷかぷかのメッセージが届かなかったのかなぁ、と心配していました。でも、感想にはすばらしいものがありました。ちゃんと見ててくれたんだ!とうれしくなるような感想でした。学生さん達の新鮮な目でぷかぷかを受け止めてくれました。その一部を紹介します。 ●時々ぷかぷかにいる障がい者の方と同じバスに乗ることがある。「近くの施設の人かな」程度にしか気にしていなかったが、今日映画を見て、あんなにたくさんすばらしい活動をされていると知って驚いた。映画にはよくふだんバスで見かける人も写っていて、ステージでも前の方で活躍していて、本当にすごいと思った。 (高崎コメント:ぷかぷかさんはあんな風にして地域社会を耕し、地域社会を豊かにしています。ぜひあそびに来て下さい。映画よりも、もっとすばらしいものが見つかります。) ●今まで障がいのある人はできることは限られていると思っていました。しかし、映画を見て、ぞれできることや、幸せを感じることに違いがあることがわかりました。また、たくさんの人とふれあい、みんなが笑顔で活動していて、何事も楽しんでやっている姿に私も笑顔になりました。人を笑顔にして、自分も笑顔になれる活動はとてもすばらしいことだと思います。 (高崎コメント:みんなが笑顔になれるのは、毎日がすごく楽しいからです。仕事が楽しいからです。ぜひぷかぷかさんの笑顔に会いに来て下さい。きっとあなたも笑顔になりますよ) ●私たちは日常生活を送っている中で、障がいを持った方と関わる機会はほとんどないと思います。だから障がいを持っている人に対して、よいイメージをもっていない人が多いのだと思います。しかし実際に関わってみると、ぷかぷかさんにいる人たちは、何に対しても、とても一生懸命で、とたとえば計算がとても得意だったり、劇での演技がうまかったり、人に対して元気を与えられる方がとても多いのだと思いました。  ぷかぷかでは小さい子どもから、高齢者の方、いろいろな地域の方とふれあう場面があって、障がいがあってもなくても、一緒に生活できる環境が整っているのだと思いました。  障がいを持っている、持っていないで分けられて生活することが多いけど、みんな一緒に生きていける場がたくさん増えていって欲しいと思いました。 (高崎コメント:ぷかぷかには外の世界と分ける敷居がありません。出入り自由です。いろんな人がやってきます。いろんな人が来るから、ぷかぷかは豊かになれます。ぜひあそびに来て,その豊かさにふれて下さい。) ●ぷかぷかさんというネーミング、とてもチャーミングでかわいいと思いました。映画を見て一生懸命がんばっている姿や、自由に楽しそうに生きている姿を美しいと感じた。障がい者の方々とふれあうことができたら、自分自身の度量が広がっていくのではないだろうかと思います。 (高崎コメント:ぷかぷかさんとおつきあいすると、自分の人間としての幅が広がり、豊かになります。ぜひぷかぷかに来て彼らとおつきあいしてみて下さい。いいものがたくさん見つかります。) ●こんな学校の近くに障がい者の方と健常者が交流できる場があるとは知らなかった。子ども達もその親も、映画から伝わってくる楽しさがすごくて、パン作りの雰囲気がとてもよかった。 (高崎コメント:パン教室、時々やっていますから、ぜひ来て下さい。すごく楽しいです) ●自閉症のことはよく知らないが、他人と関わることを避けるイメージがあって、でも販売をしたり、みんなの前で何かをする、というのを見て、イメージが変わりました。ぷかぷかにいることによって、そのように変われるのかなと思います。とても素敵だと思いました。 (高崎コメント:自閉症の方は、おつきあいするととても楽しいです。ぷかぷかに来て、ぜひおつきあいしてみて下さい) ●ぷかぷかさんのファンの方がおっしゃっていましたが、彼らと接することで自分はすごい存在ではなく、彼らと同じ目線で見ることができる、という言葉が印象的でした。彼らと接することで、自分たちの認識も変わるし、自由な気持ちになれるのだと感じました。ぷかぷかさんのファンが増える気持ちがとてもわかるような気がします。 (高崎コメント:ぷかぷかにあそびに来て、ぜひファンになって下さい。世界の見方が、きっと変わります。) ●来週はぷかぷかの人たちとワークショップをやるそうだが、正直不安だし、怖いなと思う。以前に知的障がい者の人にボディタッチされたことがあって、若干トラウマだから不安がある。  映画の中に、よくバスの中であう人たちも出演していた。バスの中で話しかけられて,いやな思いとかしていたが、このような活動をしているのを知って、少しだけ優しい?受け入れる?という気持ちになった。やられたことは嫌だけど、障がい者の方々も様々な個性があり、行動にそれが強く表れているなと感じた。  フォローしすぎず、彼らにいろいろやらせてみるという活動に感動したし、なるほどと感じた。障がい者の方々って、何から何まで他の人々にフォローされがちな場合が多いと感じていたが、彼ら自身にまかせ、我慢させないというのはとても人間らしいなと感じた。 (高崎コメント:昔いやな思いをしたのに、ぷかぷかの映画を見て、少しやさしい気持ちになれたんですね。すごくうれしいです。ぷかぷかに来て、ぷかぷかさん達と一緒に楽しいことやれば、もっとやさしい気持ちになれますよ。) ●話が面白くて、自分が知らない世界が見れてよかったです。 (高崎コメント:ぷかぷかにふれることで、世界が広がったんですね。ぷかぷかに遊びに来ると、もっと世界が広がりますよ) ●障がいのある人と共に生きていくことはとても難しいことだと思う。障がいのある人への偏見をなくすことは,私たちが障がいのある人のことを“知る”ことが必ず必要だと思う。私は正直今も障がいのある人が同じバスや電車に乗っていると,遠くに行き、距離をとってしまいます。それは小さい頃、バスに乗っていたときに、同年代の全く知らない男の子が抱きついてきて、泣いても泣いても離してくれなかったというトラウマがあるからです。そのときは「障害」というものを知らなかったので、より怖かったのです。その体験があったからこそ、今になって、彼らと私たちがどうともに生きていくか考えなければいけないと思いました。 (高崎コメント:ぷかぷかさん達と楽しくつきあってみてください。きっといろんなことが見えてきます。「どう共に生きていくか」なんて硬い話ではなく、一緒に楽しいことやるだけです。12月17日(月)の午後、創英でぷかぷかさんを呼んで楽しいクリスマス会をやるそうです。都合がつくようでしたら、ぜひ来て下さい) ●私の身近な人に自閉症スペクトラムの人がいます。正直、今までふれたことのない領域で、最初はどのように接したらよいのかわからないこともありました。でも一緒にいる時間が長くなっていくうちに,やっぱり一人の人であることには変わりはないし、なぜ接し方を悩んでしまったのだろうと感じました。今では本当に大切で大好きな存在です。  今回の映画を見て、話を聞いて、このような場所があるだけでたくさんの方が救われていると思うし、ここで働いている人にとって大切な居場所になっていることがとても大きなことだろうと感じました。 (高崎コメント:一緒にいる時間が長くなっていくうちに、大切で大好きな存在になったという話、すばらしいですね。やはりおつきあいすることで相手のことが見えてきて、そのことであなた自身が豊かになったんだと思います。) ●障がい者の方とつきあうことで「自由になれた」という高崎先生の言葉がとても印象的でした。障がい者の方との交流を一般的には避けがちな印象がある日本の社会の中で、私自身も障がい者の方と交流をした経験がありません。交流することは「難しい」ことだと思っていましたが、交流の中でそのような新たな発見があることは初めて知りました。避けず、難しいと思わず、一度交流してみたいなと思いました。そこから新しい発見を見つけたいです。 (高崎コメント:ぷかぷかにあそびに来て、私の言った「自由になれた」という言葉がどこから生まれたのか、ぜひ確かめて下さい。「新しい発見をしたい」という前向きの言葉がすばらしいですね。彼らには学ぶことがたくさんあります。)  ●たとえ障がいを持つ人であっても、人がトラウマを持つかも知れない行為を許すことはあってはならないと思う。それを許すことそれ自体はその人のためにはならない。 (高崎コメント:おっしゃるとおりです。ただ障がいのある人は、人とのおつきあいの仕方がよくわからない方もたくさんいます。特に自閉症と言われる方は、人との関係の取り方が、あまり上手ではありません。映画に出てきた計算の得意なツジさんは、そのあたりが顕著です。それでも彼にはすばらしい魅力があって、外販の売り上げの多くの部分を彼の魅力が作り出しています。おつきあいの仕方がヘタであっても、それを超える魅力を持っている方はたくさんいます。それを私たちが見つけられるかどうかということだろうと思います。そのことで私たちは豊かになっていきます。私たちの価値観で一方的に障がい者はだめ、と思い込むことは、すごく「損」をしている気がします。ぜひぷかぷかに来て、ツジさんたちとおつきあいしてみて下さい。いろんな新しい発見があると思います。) ●少し人と違うからと言って差別するのは違うと思います。 (高崎コメント:おっしゃるとおりですね。社会にはいろいろ違う人がいるから,社会は豊かになります。違う人を差別し、社会から排除してしまうと、社会はやせこけていきます。社会の幅が狭くなり、お互いが窮屈になります。) ●子どもと接しているぷかぷかさんや、働いているところを見て、あらためてすごいパワーだと思いました。一人ひとり個性があって、バラバラで、素敵だと感じました。ふつうの人ができることができて、「すごい」という評価になりがちだけど、障がいのない人よりも優れているところも多いということがわかった。  高崎先生のお話の中で、(障がいのある人たちを)支援しているのではなく「支援されている」という言葉を聞いて、同じ目線どころか、(彼らに)すごく感謝している感じが伝わってきました。  ぷかぷかで働いている人や、ぷかぷかに出会えた障がいの方はとても幸せだなと思います。私も一度行ってみたいと心から思いました。 (高崎コメント:ぷかぷかに出会えて幸せを感じているのは障がいのある方だけでなく、健常者といわれている人たちもみんな幸せを感じています。だからファンが増えるのです。ぜひぷかぷかに来て、その「幸せ感」を感じてみて下さい) ●たまにバスでぷかぷかの方たちを見かけるのだが、最初は私も好奇の目で見てしまっていた。しかし今日の映画を見て、自然と自分もあたたかい気持ちになった。またパン作りできた人みんなが笑顔になれたことはとてもすごいことなのだと感じた。  私もバイト先で接客をしているのだが、マニュアル通りの接客をしていて、お客様を怒らせてしまったことがある。ぷかぷかの方たちの枠にはまらない接客は、様々な人たちの心をわしづかみにするのだと感じ、私もお客様を不快にさせない接客を考えてみようと感じた。 (高崎コメント:ぜひぷかぷかに来て、ぷかぷかさん達の接客を味わって下さい。ほっこりあたたかな気持ちになります) ●みんなで一緒にひとつのことに打ち込むことで、生きることを楽しんでいるのだなと思いました。ふつうに生活して生きている自分たちより、障がいを持っていても何かに打ち込んだり、楽しく働いている姿を見て、すごく見習わなければいけないなと思う部分が多くありました。  私が思っていた障がいのある方の生活のイメージが、ぷかぷかさんの映画を見て、イメージが180度変わりました。  高崎先生が言っていたように、接客をマニュアル通りにするよりも,ぷかぷかさんらしい接客をして、お客さんの気持ちをつかむというやり方は、他のパン屋さんではあり得ないと思うので、本当にフレンドリーでファミリー感のあるお店で、一度ぜひ行ってみたいなと思いました。 (高崎コメント:ぷかぷかはいつも帰りの会で、「いい一日でしたか?」という質問をします。いい一日を生きることが、いい人生につながると思うからです。ですから、ぷかぷかさんはみんないい人生を生きています。生きることを楽しんでいます。ぜひぷかぷかさんたちの人生を見に来て下さい。) ●私もバス、電車の中で障がい者の方がいると、目で追ってしまうことがある。人は人と違うところがあると、一緒になろうとしている部分がある。しかし、ぷかぷかの障がい者の方を見ると、一人ひとりに個性を生かし、それが魅力となり、みんな同じじゃなくてよいのだとあらためて思った。大学で障がいについての勉強を通してぷかぷかさんの活動を新しく知り、応援したいと思うようになった。  私もバイトで接客の仕事をしている。 働いても接客は難しく、正解はないと思う。そんな難しい中でお客様(ファン)を増やしているぷかぷかはすばらしいと思った。 (高崎コメント:ぜひぷかぷかに来て、ぷかぷかさん達の魅力に直にふれてみて下さい。多分また新しい発見がありますよ)  ぷかぷかの映画『Secret of Pukapuka』を見ると、こんなにもたくさんの新しい発見があります。ぜひあなたの所で上映会を開いて下さい。上映に関するお問い合わせは 045−453−8511 高崎まで メールは info@pukapuka.or.jp
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