ぷかぷか日記

創英大学

  • 好きなことを好きと言えるのは素敵
     創英大学でこども教育学部の学生(2年生)さんとぷかぷかさんですごろくワークショップをやりました。お互いが楽しく知り合うすごろくです。コマを進めるうちに自然に打ち解けてきます。 みんなですごろくを囲み、コマを進めていくと自然に笑顔が出てきます。  「共生社会を作ろう」とか「ともに生きる社会を作ろう」ではなく、こうやって自然にお互い笑顔になれるような関係を作ることこそ大事。 1、今日はどんなことを学びましたか?(一緒にすごろくをして学んだことや感じたことを書いてください) ●すごろくの質問に自分のことについて話すような内容がたくさんあり、自己紹介のような役割とともに、「自分の思いや考えを持ち、それを他人に伝える」ということから「自分を大事にする」ということができていたと感じました。また、ぷかぷかさんは「すごろくは転がすのではなく、上に上げて落とす人」「コマを動かしたい人」「自分が答える時に問題を教えて欲しい人」など、一人一人こだわりがあると感じました。さらに、(普段の会話であったことですが)過去に友達と「私は○○が整理されていないと気になっちゃう」「○○味じゃないと食べたくない」など自分たちのこだわりについて話したことがありました。このふたつの出来事から、私たちにもこだわりは何かしらあり、それを自由に行うこと、行っている人を「そういう人もいる」と受け入れることが「自分らしさを大切にする」に繋がるのではないかと考えました。 ●「同じ所に止まったけどどうする?」とぷかぷかさんに聞いたら「じゃあ、ここ」と全く違う所になったりしてとてもおもしろかったです。 ●すごろくが止まったところをみんなで1つずつ話す時に、私たちは一言で詳しくは話さず終わってしまったりしたけど、ぷかぷかさんたちは自分のことを詳しくお話してくれたり、私たちが一言で終わらせてしまった時に詳しくどーゆーの?とか聞いてくださったり、おー!や素敵!などと言って盛り上げてくださってとても暖かかったし、大学に来てくださって、初めての知らない大学生と触れ合うという慣れない環境の中でも自分らしさを出しながら接してくださったので、どんな環境であっても自分らしさを大切にするべきだと学びました。 みんなで手をつないで3回大きく回る ●すごろくの中に、「大好きな人は誰?」という質問がありました。自分は、恥ずかしいなと思い小さな声で話しました。しかし、ぷかぷかさんの方々は、堂々と笑顔で話していました。それを見て、好きなことを好きと言えるのは素敵だなと感じると同時に、好きなことが伝えられるというのは、自分らしさを出せているのだと考えること、学ぶことができました。 ●ぷかぷかさんから私は自分の感情の表現の自由を学びました。どの方も皆笑顔で目を見て楽しそうにやり取りをしてくれて自然とわたしも笑顔になりました。また、使う言葉が人を傷つけない優しい言い回しで、文章というよりも単語で伝えてくれる感じが私たちにも必要だなと思いました。久しぶりに手を重ねて叩いたり、足でじゃんけんをしたりして、とても楽しく仲良しになれました。私は話す時に自信を持って話すことができないので、自信たっぷりに話してくれるぷかぷかさん達を見習って頑張ろうと思えました。 ●ぷかぷかさんと関わって自分らしさは、サイコロなどオリジナルティーがありました。コマなども自分たちで作ってどの班も同じサイコロではなく大きさなども違いました。自分らしさのひとつだと思いました。出来ないことばかりではなくぷかぷかさんたちが進んで活動内容など説明など伝わるように話してくれました。出来ることも多くあり会話など楽しく話すことが出来ました。自分らしさを出すことによって毎日が楽しく過ごしていることを知りました。障害と言う言葉で壁があるように思えるけど実際関わって知ってみると毎日の生活など見てみたりもっと関わりたいと思える授業でした。 ぷかぷかさんと握手 ●ぷかぷかさんと交流をしてみて一人一人個性があり、好きな物を好きとはっきり言えてそれを探求していてすごいなと思いました。また、初めて会う人でもコミュニケーションがすぐにとれていてとても話しやすく面白いなと思いました。 ●ぷかぷかさんはすごろくで出た目の内容を私たち以上に詳しく教えてくれて、私たちはまだ自分のことを話すのが苦手なのだと知ることが出来ました。また、すごろくを通してぷかぷかさんの仕事内容や日々の楽しみなどを知ることが出来ました。 ●ぷかぷかさんは何かあったら大きくリアクションをとってもらったりして、自分らしさを出していなと思いました。ぷかぷかさんのような方たちと関わることで普段の日常でこんなことが大変なのかななど考え、理解が深まったと思うので良かったです。 ●みんなが個性豊かで自分のペースで遊んでいたので素晴らしい人生を送っていると思いました。 ●やはりぷかぷかさんの人達はそれぞれ違う個性を持っていてそれを全面に発揮していて自分の個性をプラスにしていてとても自分らしさを持っていて良かったです お互い必死になるようなところがいい ●ルールに囚われず自由で個性豊かで全力で楽しんでて本当に素敵でした ●一緒にすごろくをやっていて数が一緒になってしまってお題が被った時も私たちならもう1回やり直したりするけれどぷかぷかの方達は好きなとこから始めたりして自分たちにはない発想をもっているなということを知れました。今までぷかぷかさん達のような人と関わったことがなかったので今回をきっかけに障害がある方に対しての見方が少し変わりました。 ●一緒にすごろくをやって答えたことに対してぷかぷかさんが「いいね!」と言ってくださったり、相槌を打ってくださったりしたので自分のことを話しやすかったので素の私を知って貰えた気がしました。同じグループの人の事を知ることが出来て、短い時間だったけど仲良くなれて嬉しかったです。 ●何を言っても受け止められる、受け止めてもらえるという安心感から自分のことを素直に話すことが出来るのかなと思った。私自身他の人と話す時、なんでも話せるような安心感のある人になりたいと思いました。 ●久しぶりにすごろくをして、色々な人の話がきけたり、すごろくのサイコロの目やコマが動物などの絵になって工夫されていたりと楽しむことができました。ぷかぷかさんは明るい方が多くおしゃべりしている時間がとても心地よかったし、心が温かくなりました。 ●個性がすごく豊かすぎてとっても自分らしさを発揮していて自己紹介の時もそれぞれぷかぷかさんは話したいことや知ってほしい事大好きなことを話して自己紹介していました。すごろくでは当たったマスの話をみんなはしますがぷかぷかさんは全然違う話をしていてとっても面白かったし可愛かったです!ぷかぷかさんはとてもいい人達ばかりだなと思いました。とっても良い経験になりました。たくさんの事を学ぶことができました。 ●交流する中で、質問の答えが他の人と被ることが多かったり雰囲気に流されてしまうことがあったけど、ぷかぷかさんは自分が思った事や感じたことをそのまま言っていて自分らしいなと感じました。 ●今回の授業時間を忘れられるほどとても楽しかったです。ぷかぷかさんとすごろくをやりました。私は基本誰とでも話すことができます。最初はぷかぷかさんも私たちも誰から話すか迷っていたけど積極的に声をかけて進めることでぷかぷかさんたちと一緒に楽しむことができました。私は積極的にぷかぷかさんに話しかけ仲良くなることができました。ぷかぷかさんの人たちはそれぞれ個性を持っていて自分のペースでのんびりしていました。その中でも私が楽しいと思ったのはみんなで遊ぶことです。みんなで手を繋いで3回回ったりしました。私が3回目は早く回ろう!と声をかけるとぷかぷかさん達も笑顔で楽しんでくれました。他にもたくさん質問をしました。笑顔で応答してくれるぷかぷかさんと話すことができて私も笑顔になれたのでとても楽しかったです。 ●今日すごろくをしてぷかぷかさんのことも知ることができたし、一緒にやった友達のことも知ることができて楽しかったです。みんな個性的でとても楽しくすごろくで遊ぶことができました。 ●些細なことでもすごく良いリアクションで反応してくれてその人の本当の心の中を読めて、楽しかった。 ●自分のペースで物事を進めてもいいんだということを学んだ ●自分の意見を押し殺してしまうのではなく、周りの人を傷付けないような言葉選びや態度がとても大切なのかなと思いました。 ●自分の意見を堂々と言えていたなと感じました。好きな物を恥ずかしがらずに伝えていました。このことから自分の意見を大切にしていく事を学びました。 ●自分の好きなことや人、物など自分ことを恥ずかしさなどがなくまっすぐ素直に人に伝える事で相手にしっかり伝わるということを学びました。 ●自分の思っていること、伝えたいことをしっかり相手に伝えることの大切さを学びました。普段から大切ですが、相手を急かさずに話を聞くことが重要だと感じました。一緒に過ごしていて、自分を出して楽しく過ごすことができました。すごろくの内容が自分のことを伝えるもので驚きましたが、周りの友人やぷかぷかさんについて短い時間でしたが、知ることができてよかったです。 ●自分の話を沢山話して、相手に知ってもらおうとしていたり、自分の個性を出しているのをみて、私は自分を表現したり相手に伝えるのが苦手なので、自分を出すことは大切だなと学びました。 ●自分らしさを全面に出し、ありのままの自然体な姿でみんなと関わっているぷかぷかさんを見てすごく生き生きとしていて羨ましく感じたり、尊敬の心が生まれたりしました。人に縛られず、これは、こうであるという固定概念に縛られないぷかぷかさんたちの考え方は、硬い頭になってしまっている私たちは見習わなければいけない所であるなと感じ、ぷかぷかさんの明るく陽気な性格が、周りのみんなを明るくしていて笑顔にしていて、すごい才能であると思いました。 ●自分を大切にしつつそれを外に出すということを学びました。そこの自由さを体感しました。 ●自由にのびのびとしている様子を見て、自分もこういうふうに自由に過ごせたらいいなと羨ましく思った。彼らは自分というのをしっかり理解しているから、元気に楽しく過ごせているんだなとおもった。一緒にすごろくをやってこっちに進むんだよとか教えてくれたり、マスに止まったらじゃあ僕から言うね、など先導をしてくれた。そういう勇気も自分にはあまり無いからすごいと思った。失礼な言い方かもだけど、健常者の人は自分らしさが足りないんだなと短い時間だけど思い知らされたいい機会になった。 ●質問が回ってきた時に同じ回答をしたり、適当に流してる人がいる中でぷかぷかさんはちゃんと時間かけて考えてしっかりと自分の話をしてくれていてそういう所も、自分を隠さずにするのは大事にしているところなのかと感じた。また、すごろくをして一つ一つのみんなの発言に一言感想やコメントをしてくれていて自分たちが和ませるよりぷかぷかさんが和ませてくれていたと思った。 ●障害を持っていない人の方が出来ない人が多い「目を見て話を聞く」という事がぷかぷかさんの皆さん出来ていて、私の話として大事に話を聞いてくださった気がしてとても嬉しかったです。 ●動物の真似で学生は恥ずかしがっていたり嫌そうにしていたのに対して、ぷかぷかさんは楽しそうに真似をしていたり、学生がやっているのをみて間違っているかもしれないなどということは気にせずに答えていたり、とても自分の気持ちやおもったことを素直に伝えていて、とても素敵だなと思いました。 ●本当に楽しく取り組むことができ、なんでも気さくに話しかけてくれてフレンドリーな人たちだなと感じました。また自分の好きを全面的に出してアピールしていた印象を持ちました。 2、ぷかぷかさんと交流して、疑問や知りたいと思ったことを記入してください ●いちばん困ったことはどんなことか気になりました。 ●スゴロクから聞いてもっと内容を深掘りしたかった。 ●すごろくの質問でお給料の話が出ましたが、パン屋さんで全員が働いてお給料が出るのかが気になりました。また、給料をどうやって計算をしているのか気になりました。 ●すごろくを行った際に、多くの方が「愛する人・大好きな人は家族です」と答えていました。その理由について、詳しく知りたいと感じました。(人それぞれであるため、その時に質問出来れば良かったのですが、時間が無かったため出来ませんでした…。) ●すごろく以外の別の遊びで、今回関わることのできていないぷかぷかさんとお話ししたりゲームを楽しみたいと思いました。 ●どこまで援助を行うようにしているか。 ●どんな特性があるのか関わって分かる人もいたけど、分からない人もいたので少し接することが難しく感じた場面があったのでどのようにサポートすれば話しやすいかなど教えて欲しいです。 ●なぜ仕事をしようと思ったのか ●なんで、自分たちでは考えられない自由な発想ができるのか疑問に思いました。 ●ぷかぷかさんが普段なにをしているのかもっと知りたいと思いました。 ●ぷかぷかさんの人たちは明るくとても真剣に取り組める素晴らしい人なのでだるまさんがころんだなど動いちゃいけない系を一緒にやってみたいと思いました。 ●ぷかぷかさんはとても仕事をしている時間が楽しいと話していたので、どのような仕事をしているのか詳しく知りたいと思いました。また、ぷかぷかで働こうと思ったきっかけはなんだったのかも気になりました。 ●ぷかぷかさん達と話す時にたまに何回も言わないと伝わらない時があって伝えやすい話し方が知りたいなと思いました。 ●ぷかぷかの皆さんはお互いがすごく仲が良いのは伝わりましたが会話の中で相手にツッコミを入れる時に頭などをぽんと叩いてツッコミ?みたいなのをしている姿を何度も見かけましたが、人を叩くのは良いことでは無いのでそういった行為は注意したりしないのかなと疑問に思いました。 ●みんなそれぞれ個性豊かな印象を持ったので、ぷかぷかさんみんなの間で流行っていたり、共通している話題などはあるのか知りたい。 ●もっとぷかぷかさんのことを知りたくなりました。 ●個性を出したことで辛かったことはありましたか?また、どう乗り越えたか知りたいです。 ●好きな物や趣味はどうやって見つけたのか気になりました。 ●今回のすごろくで皆さん居場所は職場と言っていたので、好きな仕事や得意な仕事など仕事に関することを聞きたいです。 ●私は、自分らしさを出すのが苦手なので、自分らしさを出すコツがあれば知りたいです。 ●自分の気持ちを上手く伝えられない時や、言葉に詰まってしまっている方に対して、どういう対応をするべきなのか ●自分は障がいのある方達と関わる機会がなかったため、関わり方が分からなくて不安だったが、ぷかぷかさん達は結構近くで接してくれていたからそういう不安に思うこととか無いのかなと疑問に思った。 ●集中力はどのくらい続くのか ●障がいのある方と関わっていて大変だったことはありますか ●障がい者で大変だなって思うことはありますか? ●触れ合う事でしか理解できない一面の方が多いので疑問などは特にはないです。 ●前回の授業で、障害者の偏見として「こわい」や「話しにくい」など思っていましたが、実際にぷかぷかさんと関わって、恥ずかしさがあるのか分からなくなるほど明るく積極的に関わってきてくれてとても楽しかったです。また、話をする度に大きなリアクションをくれたり、質問に対して「どんなものが好きなの?」「なにが楽しい?」など詳しく聞いてみると、嬉しそうに答えてくれる姿が印象に残ってます。最初は「どんな関わり方をすればいいんだろう」と不安が大きかったけど、実際に関わって、個人差をちゃんと理解し、その人にあった関わり方をする事の大切さ、臨機応変に対応することを学びました。「障害」ということだけでマイナスな偏見を持たずに、直接関わってみて、豊かな個性を感じ、自分らしく生きていこうと思えました。 ●他のぷかぷかさんも今回来てくれたぷかぷかさん達くらい意思疎通は取れるのかなと思いました。そしてあまり上手に取れない場合はどうするのだろうとも思いました。 ●暖かい雰囲気でたくさんの方と触れ合えるのはなぜなのだろう ●悩みはないのかが疑問に思いました。 ●幼い頃に学校などで、困ったことはありますか? ●話してみるとすごく面白い方たちなのに、私たちはどうして、一歩引いてみてしまっていたのか不思議に感じた。普通はこうであるの固定概念にまだ縛られているのではと感じた。ぷかぷかさん達のなかで一人暮らししている人たちはどれくらいいるのか知りたい。 ●躊躇なく相手に話しかけたり、仲良くしようとするにはどうしたらいいのか疑問に思いました。 3、その他自由に記入ください ●とても楽しく参加することができました。交流や講義以外にも関わりたいと思いました。交流を通して今まで感じていた考えが変わったように感じました。実際に関わりを持つことができ、よかったです。 ●ぷかぷかさんがすごく大好きになりました!また触れ合えるのでその日を楽しみにしています! ●みんな明るく素直で、誰にでも優しく接してくれたおかげで、身構える事もなく自分も素直に一緒の時間を過ごすことが出来ました。 ●一人暮らししている方もいたり、すごい!と思ったことを色々教えてくれていい経験になったし、一人一人個性が違うので面白いと思ったし、私たちとすごろくをやることをとても楽しく思ってくれたみたいで嬉しかった。すごろくとても楽しかったし、ぷかぷかさんと交流出来て嬉しかったしまた会いたいなと思った。 ●今回の活動で障がいのある方との関わり方を少し自分なりに解釈できたような気がしました。次の活動の機会もとても楽しみです。 ●今回の授業で学べたことが多かったと感じます。とても良い体験になったと思いました。 ●今回始めて交流して実際に関わってみて普通の人と変わらないと思いました。とても楽しい時間でした。また、周りに馴染めるように合わせすぎず自分を出しすぎていないと感じました。片付ける際に手伝ってくれたり,友達同士のお互いのやり取りも普通でした。嫌だったらことに答える質問があり,私たちが思うような嫌だったことでした。質問に答える際も頑張って言葉にしていました。言葉にするのは待ってあげたり、手伝ってあげる事が出来るなと考えました。 ●初めてぷかぷかさん達と関わりましたが、実際にぷかぷかさんのパンを買いに行ったり、劇を見に行きたくなりました。もし機会があれば行きたいと思います。
  • 「支援しなければ」という考えを持つことで壁が生まれてしまう。壁を作っていては勿体ない。
     近くの創英大学で、映画『Secret of Pukapuka』を上映し、色々ぷかぷかさんのことをお話ししてきました。学生さん達は思いのほかきちんと受け止めてくれていました。学生さん達のすばらしい感想見て下さい。 こども教育学部の学生(2年生) 2023/10/26(木) 1、高崎理事長は、皆さんにどんなことを学んでほしいとお伝えをしていましたか?皆さんは高崎理事長のどんな点に共感しましたか?疑問も含めて今日の学びを書いてください (1)支援する、される関係では支援者の幅以上のものは生まれない いつも言ってることですが、支援という上から目線の関係では、そこで生まれてくるのは支援する側の幅のものしか生まれてきません。1+1がどこまで行っても1のものしか産まないのです。フラットな関係でつきあえば、1+1が5くらいの価値を生んだりします。  『ぷかぷかな物語』は高崎が文章を書き、タイトルと表紙の絵はぷかぷかさんが描きました。私はこんなタイトルや表紙の絵を描く人をいつもすごいなぁ、とリスペクトしています。ありのままの彼らがすばらしいのです。なので表紙は彼らの字と絵で飾りたいと思いました。結果こんな素敵な本ができあがりました。1+1が5くらいの価値を生むというのはこういうことです。        ・高崎さんの話を聞いて印象に残った事は、私たちは障害を抱えた人に対して、可哀想とか援助してあげてると考えてしまいがちですが逆に障害を抱えた人達の方が固定観念にとらわれずに豊かに考えられる事を聞いたことです。 ・支援者と利用者の立場ではなく、フラットな関係でこそ1+1が2以上となる。障がいのある人の自分らしさや、規範からの自由さがあり、その方が楽しい。障がい者と関わると心がぷかぷかする。 ・私たち健常者は無意識に障がい者に対して「〇〇をしてあげている」などを思い、下に見てしまうのでフラットな関係を持つことが大切。支援者と利用者の関係だと支援の幅以上のものは生まれず、もったいない。フラットな関係を持つことにより対等に関われる。 ・障がいのひとでもフラットの関係を大切にする。 ・障がい者は支援される側ではなく、支援する側になることもあるということ ・教える立場と教えられる立場で上からの関係にはなるけど寄り添ってみんなで楽しくやっているのを見ていい関係だと感じた ・支援者が利用者を支援するだけでは1以上のものは生まれないが、利用者も支援者であれば2以上のものが生まれるということ ・障害者だから気を遣わなきゃ支援しなきゃと思って関わるのではなく、1人の人間としてフラットに関わることが大切。 ・自分らしさを大事にする事の大切さや、上からではなく対等な関係になる事でお互いのいい所が反応し合って、お互いの成長に繋がる事を伝えているんだと思いました。 ・こっちが教えてあげる側ではなく障害者の方から学ぶこともおおい ・社会的ルールに囚われ過ぎず、自分らしさを見つけられることを学んで欲しいとわかりました。支援者という立場ではなく、もっとフラットな関係を今後みて行って欲しいとわかりました。 ・のびのびと自由な発想を持っているから一緒に生きていく上で楽しい。1+1が5になるような面白さがあると言っていて私もそういう楽しい体験をしてみたいと感じた。 ・自分にはない発想等を聞いて、たしかに自分だけでは思いつけないなと思いました。 ・支援者の立場ではなくひとりひとりの個性として受け入れることでお互いに楽しく学べることがいいと学ぶことができました。 ・自分らしさを大事にするということや、自分らしい方が良い生き方をしているというのはすごい共感できた。ルールに縛られてる社会なので、自由な、柔軟な考え方をできる人が羨ましい。 (2)自分らしさを大事にする  学生さん達との話の中で、何度か「社会のルール」といった話が出てきました。なんとなくそれに従わねば、といった雰囲気を感じたので、そういったものがあったにしても、自分のやりたいことをする、言い換えれば自分らしさを大事にする。そのためにまずは自分が何をしたいのかをしっかり見極めた方がいいんじゃないか、といった話をしました。学生さん達の多くは将来保育士になります。小さな子どもたちを相手に仕事をします。小さな子どもたちは「社会のルール」なんて知りません。自分のやりたいことをするだけです。その時、頭ごなしで子どもたちのやりたいことを潰さないで欲しいなと思います。  この方は仕事中、ちょっと大事な話があるので外に出て欲しいと言いました。何事かと思ったら「プリキュア5に行きたいので、仕事辞めたいです」と大真面目にいいました。こういうのが楽しいな、と思うのです。       ・私たちは自分らしさを出すことを怖がっているということに共感しました。また、記者の高崎さんの「もっと自分らしさを出してもいいんじゃないんか」という言葉も印象に残りました。 ・自分より楽しい人生送っているんじゃないかというのに確かにそうかもしれないと思いました ・「障がいがあるから」という概念にとらわれず関わり、自分らしさを大切にする ・あまり社会に縛られずに、自分らしくいる事。 ・ありのままで自分らしさを活かして生活しお店をしている。 ・ぷかぷかの人のありのまま自分らしさを全面に出しているところを見て、当たり前に守るべきとされていた社会のルールは最小限に自分たちも自分らしさを大事にして欲しいということ。子ども関係の仕事に就く上で子どもは自由で社会のルールを理解してないからこそありのままでいられるから、その行動を制限してはいけないということ・・・ぷかぷかの人を支えるのではなく、私たちが支えられているということ。 ・幼い子どもは社会のルールを知らないからこそ自分らしさを存分に出せるし、めいいっぱい今を生きてるからその気持ちを大切にという言葉にとても感銘を受けました。 ・社会のルールが全てというわけではなく、自分らしさも出してもいいということ。 ・社会のルールに縛られないで、自分らしさで生きていくことを伝えようとしている。 ・社会のルールに縛られるだけでなく自分らしさもだすことも大事なことを伝えていただきました。個性を活かして行くことも社会の中において大事なことであり必要不可欠だと感じ、これから自分らしさを出していこうと思いました。 ・社会のルールに縛られるのではなく自分らしさを出して自由にのびのびと生活している ・社会のルールを守るだけではなく、ありのままの自分らしさを出すことが大事。 ・みんな個性、自分らしさを持ってお店で働いていたりしている。弟も、学校や家でも素の自分を出して毎日過ごして楽しそうにしていると思いすごく共感できると思いました。 ・やはり自分らしさを出すということは大事なんだなと共感しました ・自分らしさを大事にすることが大切だと言うことが伝わりました。また、社会のルールに縛られている現状を見つめ直して自分の表現を大事にすることが必要だと分かりました。 ・障害のある方と暮らすことや関わることで自分も社会のルールに縛られるのではなく自分らしくなれるなど、障害のある方との関わりで自分の生活が豊かになること。 ・自分らしさを大切にして、やりたいことをしていくことが大事だということが分かりました。ルールも大事だが、その人らしさを大切にして、障害などの理解があることで「怖さ」が少しずつ減っていくことが分かりました。社会のルールを気にしすぎるのではなく、さらにフラットで関わることが必要だと学びました。 ・どうしても普段生活をしている中で周りの目を気にして行動することが多いので、社会のルールよりも自分らしさを大切にしているところを見て自分のためにはそういった生き方をするのが大切なのだと感じました。 ・自分らしく生きる事が大切。社会のルールにだけとらわれず自分らしく生きる事で自分の気持ちを自由に表現にできることを知りました。 ・社会のルールに囚われず、「自分らしさ」を大切にして生きていく。(→障害を持つ人達との関わりにおいて必要なこと。)(障害者に対して「支援しなければ」という考えを持つことで壁が生まれてしまう)壁を作っていては勿体ない。フラットな関係で関わることが大切。 ・私たちは、ルールに沿って考えたり、相手の考えに合わせて考えてしまい自分らしく生きていけて無いけど障害を抱えた人達の方が自分らしく生きていると聞いて高崎さんの意見に共感しました。 ・私たちは、ルールの中の自由で暮らしていて、「ここまでダメだから、これをやる」「これはやっちゃダメだからこれはやらない」など、ルールや周りのことを気にしがちだけど、自由の中のルールという考え方でもいいのではないかと考えが変わり始めました。また障害者と関わることで、常に笑顔でどんなに辛いことも一緒なら乗り越えられるんだと感じました。 ・障害と一括りにするのではなく、大きな個性であると感じることが必要だとしることができました。自由に過ごすことで気持ちが楽になることを知りました。みんな楽しそうに過ごしていることを話を聞いているなかで感じました。 ・障害のある人はありのままに自分らしく生きていると言っていたのでその部分は共感できます。その理由は今は障害があるからといって差別されていることが多くあるので、ぷかぷかのように制限することなく仕事や日常生活をしているのを聞いて自由に生きることはとても大切なことだと知ることができました。 ・障害のある人は自分らしく暮らしていて私達より自分を出せているから楽しそうだと思った。私ももっと自分らしく暮らして自分のやりたいことをやっていきたいと思った。 ・障害のある方たちが怖いと言うイメージがあまりなく他の人と変わらない人間なので普通に接して良いと思ってました。でも中には怖いと言うイメージも持つ人がいるのでそこはなんでかなと感じ、自分らしさに共感しました。 ・社会のルールを気にする方も公共交通機関にはいると思う。(バスの中で会話をしていると「静かに」と注意をしてくる方など)「障害者はしょうがないけど君たちは静かにしろ」と言われたことがあったため、「静かにしなきゃ」と思ったことがあるが、自分らしさを持ちながら生活するのが許される場と許されない場を気にしながら生活しなきゃいけないのかと感じた。 ・社会のルールを重要視するのではなく自分らしさを出すことが大事ということに共感しました。 ・社会に縛られてしまうと楽しくなくなってしまうという事に共感しました。社会に合わせる事が当たり前のようになっています。そのような風潮によって社会に合わせてしまうと考えました。 ・社会のルールと自分らしさをたがやせたら障がいのある人も無い人も過ごしやすい環境になる。 (3)自分のやりたいことを明確にする  自分は何がしたいのか、そのことを若いうちにしっかり探して欲しいと思いました。自分のやりたいことを実現することが人生です。そんな話をしました。 段ボールアートの大好きな人の作品。自分のやりたいことを実現する。 ・自分らしさを大切にして自分が何をやりたいのか見つけて若いうちにやるべき ・社会のルールに縛られずに、自分らしさを出して暮らしていくこと。また、自分がしたいことを明確にして生きていくこと。 ・今、自分のやりたいことを見つけておくことが大事 ・自分が何をしたいかをはっきりさせるという事 ・自分のやりたいこと、したいことを見つけてそれに向かってなにをするべきなのかを一度きりの人生で後悔しないように生きること。ぷかぷかさんとの交流で規範よりも自分らしさ、個性を大切にしてほしいということ。 ・社会のルールばかり気にして生きるのではなくて、自分らしさを出して自分は何がやりたいのかをまず考えて生きるということが大事なんだということに共感しました。障害がある人を支援するのではなく障害がある人とのフラットな関係を大切にするということを学びました。 (4)わからないことの怖さ  障がいのある人のことを怖いと思うのは、彼らのことをよく知らないだけ。彼らと知り合いになって、彼らのことがわかってくると、怖いどころがとっても楽しい人達であることがわかってきます。彼らは私たちの心を豊かにしてくれます。彼らがいることで社会が豊かになります。彼らとはいっしょに生きていった方が絶対にトク!     こんな笑顔の素敵な方とはおつきあいした方が絶対にトク!       ぷかぷかさんが買い物袋にこんな楽しい絵を描いてくれました。こんな袋を持つと、ちょっと幸せな気持ちになります。ぷかぷかさんたちは社会を豊かにしています。                    ・共生だとか共に生きるとかだとかではなく一緒に生きていこう、いいよ、と言った関係性の方が自由であるし、お互いに良いところを影響しあえるなと感じました。なぜ、怖がってしまうのかというのに高崎さんが、わからないからということをおっしゃっていて全くその通りだなと腑に落ちました。 ・怖いと思ってしまっていても関わると心がぷかぷかするということに共感できた。最初は怖いなと思っていたけれど、実際関わってみると自分にないものが特化していたりするし、みんな挨拶をしてくれたりするから ・障がい者のことを「怖い」と思うのは、「分からない」からということに、共感しました。理由は、私も昔、知り合いに怖い人がいましたが、その人のことを知ることで、本当はこんな人なんだ、と理解することができて怖くなくなったことがあるからです。" ・障害をもつ人を「こわい」と思うのは「わからない」からそう思うだけというところに共感した。街中でただ見かけ、その人たちの一部分だけを突然目にするために恐怖を感じるのであって、高崎さんも仰っていたように時間をかければかけるほどその人の特徴や内面も見えてくると思うので障がいをもつ人と関わる際には、少しずつ理解を深め、ゆっくりと接していきたいと思う。 ・怖いと思うことは知らないということのため、障害者を知るべきだということ。障害者の人がマニュアル道理に働くと気持ち悪いという感覚があるため、自分らしさを出しつつ働いてもらうことで、自然とフラットな関係を出すことが出来る。 ・普通に関わり合うこと。自分らしさを出して日常を楽しく過ごしていること。その人のことを知り怖いと思わず、自分らしさのひとつと思うこと。 ・障害者に対して心のどこかで怖い気持ちや不思議な気持ちを持っていたため、高崎さんがおっしゃっていたように障害者を理解し、この気持ちを解消していきたいと思いました。 (5)高崎さんのエピソードから感じたこと  ぷかぷかさんたちと一緒に接客についての講習会をやった時、「接客マニュアル」どおりにぷかぷかさんが振る舞うと、なんだか気色悪くて、「接客マニュアル」はやめたという話をしました。  養護学校の教員時代、しょっちゅうお漏らしをして、すぐにパンツを脱いでしまう子がいました。天気のいい日は芝生の上で大の字になって気持ちよさそうにしていました。そばで「パンツくらいはけ」と陰気な顔をしてぐちゅぐちゅいっている私よりも、ずっといい人生を送っていると思い、以来パンツくらいはかない子がいてもいいか、と思えるようになった、という話もしました。「人はパンツをはかなきゃだめ」という規範が、お漏らし少年とのおつきあいの中で一つ取れたというか、その規範から自由になったというわけです。  世の中には様々な規範があって、私たちはそれに縛られています。でもその規範がほんとうに正しいのかどうかは、自分の目で確かめていきたいと思うのです。少しでも自分らしく生きるために。 ・障害のひとが頑張ってマニュアル通りにする姿が見ていて苦しいという所に共感できるきがしました。 ・日当たりの良いところで大の字になって寝ている子の話で、注意している自分よりその子の方が人生が楽しそうだといっていて、確かに規範に縛られず生きているその子はとても楽しそうだ思った。 ・社会のルールに縛られている人が気色悪いと思う気持ちはよくわかりました。現在の日本という国ではルールが絶対という考え方が基本になっており、外れている人が悪いという印象があると思うので、よくないと思いました。 ・知的障害を持っている方に私たちが働いているのと同じようなマニュアルを教え込むのはいい事ではないという話をしていたのがなるほどと思いました。 ・障害者のことを知らないと怖いと思ってしまうけど知っていくことでそのイメージはなくなっていくというのはとてもわかりました。なにか特別なことを意識して関わるのではなく、普通に接する障害者だからといって態度を変えないのは大切だと思ったけれど、障害者との関わりが多くないので最初から普通に接するのは難しいように感じたので、交流していく中で慣れていけたらいいなとおもいました。 ・障害者の人にはマニュアルどうりやるのではなく、自分らしくしてもらう事が1番であるということ。 ・接客の話に共感しました。接客方法にだけ沿ってするのではなく自分の個性を活かした接客をする事はいいなと思いました。 ・パン屋さんでの接客で自分らしくやることが大切であり、規範の中だけでは出せないことがあるということに共感することができました。 ・私たちは社会的ルールに囚われ過ぎていて、窮屈であると感じるけど、ぷかぷかは自由にしていると聞いてその通りだなと感じました。今回の学園祭でぷかぷかさんと一緒に売りましたが、自由に楽しそうに商品説明をしていたりとても気持ちがこもっていると感じました。動画内でもその様子が見れたと思いました。 (6)映画『Secret of Pukapuka』から感じたこと ・前は少し障がいのある方を避けていた部分はあるのですが話を聞いて社会のルールに縛られずに自分らしさを出してのびのびと自由に生活しているんだなと感じました。動画を見てすごく楽しそうにパンを作っているところをみて見ているこっちもとても楽しくなって笑顔になりました。 ・たしかに動画でのぷかぷかさんは純粋に楽しんでいてみんな面白そうだと思った ・ぷかぷかさんの動画を見て、なぜ楽しそうなのかを聞いていて、私には健常者の方も、障がい者の方もみんな障がいのある方のことをしよがあるからや、特別に扱ったり、差別をしたりせず、みんな同じように対応していて挑戦もみんなにさせるからこそ楽しそうなのかなと思いました。 ・ぷかぷかさんの動画を見て、来週の交流がとても楽しみになりました。障害者としてではなく、一人の人間として一緒に関わりたいです。 ・保育者を目指す立場として、まだ社会のルールなどを知らない子どもたちを縛ろうとせずできるだけ自由にさせてあげようと思った。映画を見て心がぷかぷかするということがよくわかって、活動にとても興味が湧いた。 ・本日はありがとうございました。映像を見てとても生き生きしているなと感じました。生き生き出来るのは周りの人が理解し、可能な事を提案しているからだと考えました。 ・ぷかぷかさんの動画を見て、「公共交通機関を利用している時よりも楽しそう」と感じた。自由に自分らしさを大切に過ごすということが、「壁を無くす」ことにも繋がると感じた。 ・今回の授業でとても笑顔になれました。ぷかぷかにいる方々がとても羨ましく感じ、無敵だと感じました!敵無しでみんな仲間って感じでよかったです!映像を見てる時は最後の字幕が出るまで障がいを持っているということ自体忘れて見てしまいました。会うのが楽しみになりました!ありがとうございました! ・やまゆり園事件で何人もの障害者の方が亡くなったり怪我をして世界の人にも知ってもらいたいという話が共感出来た ・障がいのある人と一緒にいると自分も心がぷかぷかしてくるとおっしゃっていて、自分の周りにも障がいを持ってる人が何人かいて関わりがある中で話してると自分の気持ちもすごく楽だし、話す内容がとても面白いからどこか心地いい感じがしていましたが、それがぷかぷかするという意味だったんだなと思うことが出来ました。 ・ぷかぷかさんから学べることの方が多いということ ・ぷかぷかの人から学ぶことが多い。ぷかぷかの人といると暖かい気持ちになる。 ・ぷかぷかの人と関わるとぷかぷかした気持ちになれる・・・笑顔になれる ・一緒にいて心が温かくなること楽しくなることは私も共感できました。 2、その他自由に記入ください(任意) ・この度は貴重な時間をお話しにきていただいてありがとうございました。ぷかぷかがどのようなものなのか知れてすごく興味が湧きました。1ヶ月よろしくお願い致します。 ・ぷかぷかさんとの交流で自分なりに得られるものができるようにたくさんお話ししようと思いました。楽しみです。 ・ぷかぷかさんがどのように過ごしているかを講義で知ることができました。次回の交流がとても楽しみです。講義で知ったことを生かして関わりたいと思います。 ・ぷかぷかさんをバスの中で見た事ないと思っていたけれど見た事がありました。障害の人たちを見て自分らしく居られることが羨ましいと感じました。 ・障害のある人の思いや考え方が変わりました。 ・他の障害者、法事のお祭りに行った時、障害者どうし普通の人ともみんな楽しく関わり合っていて自分も普通に関わって行けるようにしていきたいと思いました。 ・私は小学校の頃から障害を持った子と一緒に過ごしてきたので、怖いというイメージがなかったけど、関わったことのない人や、どんな人なのか知らないと怖いのかなと思った。色んな考えの人がいると思うので、全員に障がい者は良い人だと思って貰う必要も無いとは思うけど、こんなに楽しく過ごしている人もいるんだということを知る機会が増えたらもっとたくさんの人の障がい者のイメージが変わっていくのかなと思った。 ・障がいを持っている方と触れ合う機会はなかなか無いけど、触れ合ってみると穏やかな気持ちになるというか嫌な気持ちになる事の方が人生の中で少ないので関わる機会があるというのは嬉しいです。 ・障がい者の方を怖いと思ってるのは少なくて、私は悪い考え方なんだと思っていましたが、意外とみんな思っていて、少し安心しました。 ・障がいをもっている人も、私たちとは何ら変わりのない人、ただ少し個性や特徴が強いだけでありそれらを受け入れて認めあって生活していくことが大切。 ・障害を持っている人も普通の人だということ ・障がいを持った人でもみんなと同じことに取り込める。みんなと一緒に楽しむことができる。 ・障がい者は純粋に生きることを楽しんでいて、ただ好きに活動してるだけ ・障害がある人たちと一緒に生きていくということ ・障害者の方はとても楽しい人が多く、怖い人でもないし個性豊かでいい人が多い。 ・私のバイト先にも何人か障がいを抱えた子どもたちがいます。その子たちはいつも何でも全力で取り組んでてとても楽しそうです。何事にも全力で取り組んで楽しめるよということが共感でした。 ・共感できることは同じ人であって普通に接することが出来ること。私の友達にも自閉症やダウン症の子がいて普通に話しかけて会話をしてくれる。 ・本日は貴重なお時間ありがとうございました。来週からもお願い致します。
  • 毎週木曜日の授業が楽しみでした。
     昨年の12月15日、4回にわたる授業の振り返りをしました。ただ感想を言うのではなく、「詩のワークショップ」をやりました。「詩のワークショップ」は、授業の中で印象に残ったことを短い詩にまとめます。その詩をグループの中で共有し、そのあと詩の言葉をバラバラにし、グループの詩として編集し直します。言葉を並べ替える過程で、お互いの思いを共有します。でき上がったグループの詩をほかのグループの人に向かって朗読します。朗読は言葉に丁寧にふれることです。  障がいのある人達とどんな風につきあえばいいのかよくわからなくて不安だった学生さん達でしたが、ぷかぷかさんと一緒にすごろくワークショップ、演劇ワークショップ、絵を描くワークショップ、作品を鑑賞するワークショップなどをやる中で、ぷかぷかさんと出会い、たくさんの新しい気づきがあったようでした。  《障がい者という言葉でくくって偏見を持っているのがどれだけ間違っているかに気がつきました。》とか《障害をもった方々は「一人じゃ何もできない」、「普通の人より劣っている」とどこがで思っている自分がいたが、今回の授業を通してそれが間違いであることに気付いた。》《ぷかぷかさん達は私より自由な世界でのびのびと生きているのだと気が付きました。》《私たち以上にすごいことをやる人がたくさんいました。》といった感想がありましたが、ぷかぷかさん達とおつきあいして初めて気がついた貴重な気づきです。  パンを作っている様子を撮った映画を見て、「涙が出ました」と感想を書いた方がいましたが、ぷかぷかさんとの出会いは、学生さん達を深いところで揺さぶったようでした。  講義の授業では多分こういった言葉は出てきません。ぷかぷかさん達と人として出会うことの大事さをあらためて思いました。出会うことは人を豊かにします。ぷかぷかさん達は講義以上のものを学生さん達に伝えたようでした。  将来子どもたちを相手に仕事をする学生さん達です。子どもたちの中には障がいのある子どもたちもいます。彼等に何かやってあげるのではなく、一緒に何かをやるような関係で仕事して欲しいですね。そうすれば、今回の授業のように相手と楽しく出会えます。障がいのある子どもたちと楽しく出会えると、人生が楽しくなります。私自身、養護学校で障がいのある子どもたちと出会い、人生が変わりましたね。おしゃべりも、着替えも、トイレの始末もできない重度障がいの子どもたちでしたが、人間にとって何が大事か、といういちばんのキモを教わった気がしています。子どもたちと、ぜひそんな出会いをして下さい。 学生さん達の感想 ・最初はどう関わっていいのかわからなかったですが、すぐに打ち解けられてたくさんのお話ができるようになりました。すごろくワークショップの時に大丈夫だよ。と言ってくれた方がいました。とっても嬉しかったです。とても心温かい人達だなと感動しました。ヨッシーさんが作っていた作品全てがとても素敵でした。細かなところまで再現されていてその努力を私は見習いたいなと思いました。ぷかぷかさんを通して元気を沢山貰えたと思います。毎週木曜の授業が楽しみでした。 ・最初は不安、恐怖心、どう接していいか分からないし、よく分からなくてちんぷんかんぷんだった。だけども、演劇ワークショップ、絵のワークショップ、造形ワークショップをなど全体を通して、みなさん一人ひとりの個性がとても強くて、個性豊かだった。いつでも、元気いっぱいで、明るくて、笑顔いっぱいで、感情豊かで、集中力凄くて、私たちとなにも変わらない人、むしろ私たちよりも優れている才能があることがわかったし、凄いと思った。 ・障がいを持つ方への見方が変わった。今までならうるさい、何を考えているか分からないなど相手を否定する考えを持っていた。しかし、実際に「言葉」を交わし関わるうちに考えを改めた。とても楽しそうに生きている、「障がい」のことを気にしてなんかいない。本人たちが楽しく生きているのに自分の都合で相手を否定し、知ることを恐れてしまっていた。悪いのは相手を知ろうとしない自分自身なのだと痛感した。 ・私はぷかぷかさんたちとふれあい、会う前と会ったあとでの印象が大きく変わりました。ぷかぷかさんと会う前までは「障がい者」というグループでひと括りに分けていましたが、障がい者の人たちもそれぞれ違う特徴があり、個性豊かだということが分かりました。 ・最初は不安だった。接したことがあまりなく、雰囲気も分からなかった。小学校の頃に少し怖い思いをしたから、授業まですごくドキドキした。しかし、いざ授業が始まって関わってみると、いろんなお話をしてくれたり、握手をしてくれたりしてくれたりすごくフレンドリーだった。いっしょに劇をした時も積極的にこうしようなど提案をしてくれた。 ・ぷかぷかさんの発言はネガティブなことがなくて、ポジティブな言葉しかなかった。そんなところが素敵だと思った。表現豊かでいっしょにいると周りが笑顔になる。 ・最初に関わった時は、子どもではなく大人の方だったので余計に怖いなあとか大丈夫かなあと不安だらけでした。回数を重ねていくうちに、ぷかぷかさん方の一生懸命に取組む姿勢や個性豊かな素敵な部分もみえて、すごいなあと思うようになってきました。今までこういった関わりは一切と言っていい程ないので、とてもよい経験をさせていただきました。5回の交流は長い様で短く感じ、あっという間でした。 ・授業を受ける前は、障がいのある人達に対し、自分の中で少し一線を引いていたが、授業の中で一緒に活動するうちに、その一線がなくなった気もした。 ・ぷかぷかさん達と交流して、彼らは私たちとは違った見方や考え方をしていたり、ひとつの事を真剣に取り組んでいたり、想像力も豊かで見習うところが多いなと思いました。 ・色々な関わりの中でぷかぶかさんの事をたくさん知ることができました。それは多彩な表現力や想像力、そして素敵な笑顔です。名前を呼んでくれたり色々な話をしてくれたことがすごく嬉しかったです。 ・ぷかぷかさんと活動したことにより、みなさん個性的で、明るく、前向きで、一生懸命な素敵な人だとわかりました。 ・ぷかぷかさんと出会うまでは、障害者はこういう人と決めつけていたような気がします。 ・本当に楽しい時間だったし、いろんなところで私が助けていただきました。 ・自分の気持ちが伝わらないのではないかと不安でしたが、表現を一緒に考えたり、一緒に絵を制作していく中でひもが解けたように心を開いて笑顔でお話をしてくださりました。 ・ぷかぷかさん達は私より自由な世界でのびのびと生きているのだと気が付きました。このことがいちばん大きな気づきでした。 ・元々障害を持っている人に対して「可哀想だ」という感情が少なからずあったと思います。可哀想と感じているから何をしても許す、優遇する、そういう風に感じていました。しかし、一緒にいろんな活動をし、楽しそうにしているぷかぷかの皆さんを見て「可哀想」という感情は違うのだということがわかりました。 ・これまで僕は、少しでも障害者を助けようと思っていたけれど、手伝いなんて必要ないなと思うくらい、何でも一人でしていたことに驚かせられました。 ・ぷかぷかさんの映画や作品を見たとき、感動がすごかったです。とてもいい5回の授業でした。 ・関わっていく中で障害の方だから出来ないみたいな偏見が少しずつ変わっていきました。私たち以上にすごいことをやる人がたくさんいました。 ・ぷかぷかさんの作品をみて、すごいと素直におどろきました。 ・ぷかぷかさんとの交流で一番心に残ったのは、平本さんの作品鑑賞の回でした。初めは、複数の人が作ったものだと思って見ていたので、ひとりで作ったと聞いてとっても驚きました。頭の中のものを表現することは難しいし、誰でも出来るわけではないのでとても感動しました。 ・最初は一緒に活動することは無理だと思っていました。でも、絵を描く活動では、僕たちにない表現を持っていたり、体を使う活動は表現が豊かだったり、僕たちよりもすごい面をたくさん発見することができました。 ・私は分け隔てなく関わる素晴らしさを学べた気がしました。 ・障がい者との関わり方を学ぶだけでなく、障がい者に対しての思いもいい方向に変わることが出来たと思います。 ・演劇ワークショップやアートワークショップを通して、ぷかぷかさんの方たちの表現力や想像力に驚きました。 ・一緒に何かを作り上げる時に私たちの方が支えられてるのではないかと思う部分もありました。 ・「障がい者は誰かの支えがないと社会に出ることは難しい。健常者はひとりでも社会で生きていける。」今までは無意識にそう思っていましたが、そうではないことに気がつきました。今は、障がい者だから、健常者だから、と分けることにも違和感を感じます ・最初は障害のある方に対して、「怖い」とか「話が通じなさそう」と思っていましたが、関わっていく中でそれは私の勝手な偏見だということがわかりました。ぷかぷかさんとの交流で、今までの自分の偏った考えが誰かを傷つけているかもしれないと思うようになり、勝手な決めつけや偏った考えはやめようと思えるようになりました。 ・ぷかぷかさんとの交流を通して、「障がい者」という言葉がどれだけ似合わないか、近くで感じることが出来る素敵な機会でした。 ・みんなと何も変わらないのに「障がい者」という言葉でくくって偏見を持っているのがどれだけ間違っていることか認識できる機会でした。 ・障害がある方に対して怖いというイメージしか抱いていませんでした。街中で見かけると無意識のうちに距離をとったりしていました。しかし、今回当事者の方と直接交流したり意見を交わしたりした中で、必要のない先入観を私たちが抱いていたのだと思いました。 ・彼等のことを知ろうとしなかった、考えた事がなかったというのがどれ程もったいない事であるかを知れた貴重な体験でした。 ・最初はあまりいい気がしてなかったです。何話していいかわからないし、話したとしても内容を理解してくれるか分からないと思っていました。今回の経験を通して自分が持っていたそんな思い込みがガラリと変わりました。 ・障害をもった方々は「一人じゃ何もできない」、「普通の人より劣っている」とどこがで思っている自分がいたが、今回の授業を通してそれが間違いであることに気付いた。 ・障害を持つ人達を見かける事は昔からあったし、学校にも居たが、今回のような深く何時間も関わる機会は初めてだった。実際話してみると、ちょっと変な人達ではあったけど面白い人達だった。誰かの大ファンだったり、創作にとても意欲があったりと本気で真っ直ぐだった。 www.youtube.com ぷかぷかさん達へ ・何度も大学に来てくださってありがとうございました。ゲームやワークショップはとても楽しかったです。また一緒に遊びたいです。機会があれば劇を観に行きたいと思います。 ・毎回楽しく、学ぶことがたくさんありました。 ・何よりもうれしかったのは私の名前を呼んでくれたり、自分の話をたくさんしてくれたことです。 ・ぷかぷかの皆さん、貴重な経験のできる時間を私たちにくださりありがとうございました。素敵な思い出が出来ました。 ・授業は毎回、とても楽しい時間でした。いちばん印象に残ったのは、テーマに沿ってみんなで絵を描くワークショップでした。ひとりひとりの個性が見られてとても楽しかったです。ぷかぷかさん達も楽しかったと思ってくれてたらうれしいです。 ・パンもお弁当も食べたことがありますが、本当に美味しかったです。また、映画を見た際に裏側をみれて、一生懸命作っていただけている様子をみて涙がでました。これからもたくさん食べていきます。 ・私も、自分のやりたいことを一生懸命頑張ってみようと思えました。数回でしたが、交流ありがとうございました。 ・素敵な時間をどうもありがとうございました。 ・たくさんのことを学ぶことができました。 ・貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。この経験を今後に生かしたいと思います。 www.youtube.com 今までの授業 www.pukapuka.or.jp
  • あれをひとりで作ったのかと思うとすごすぎて言葉出ないです。
    12月1日、創英大学で4回目の授業。1限目はヨッシーの段ボール作品を展示し、それを見て制作者ヨッシーへの質問を考えるワークショップ、2限目は映画『Secret of Pukapuka』を見て、詩のワークショップをやりました。  ヨッシーのこんな段ボール作品を見て、学生さん達は素直に驚いたようでした。こういう驚きは、障がいのある人との新しい出会いです。出会いは自分の世界を広げ、豊かにします。その広がりと豊かさが障がいのある人たちといっしょに生きることの意味。そのことに学生さん達が少しでも気づいてくれれば…と思います。 ●学生さん達の感想 ・想像力が豊かで思いつかないような形や大きさなど様々で素敵な作品だと思いました。一人で全部作ったと知って驚いたし、ここまで作れる集中力が強いのだと感じました。 ・沢山の人やリアルな看板、お店の中の様子までリアルに再現されていて、集中力と観察力が鋭いんだなと思った。特に、汽車に「汽車では遊べません」という小さな注意書きにはびっくりした。他にも、しっかり魚を釣っている人や焼肉など、じっくり観察したら見つけられる細かい装飾が沢山あって見るのがとても楽しかった。 ・外側の装飾だけではなく、建物の内装も細かく作られており、多くの時間をかけて制作したのだろうなと感じられました。長く続く集中力、造形への関心の強さがあったからこそ、これらの作品を作り上げることが出来たのだろうと考えました。 ・どこから先に作るかという質問でまず道路から作ると聞いた時はそんな作り方もあるのだなと感心しました。自分とはまた違った視点から作られた作品が多くてとてもすごいなと感じる活動でした。 ・どの作品にも作った人の独特の感性が所々表れていて見ていて面白かったです。その作品にいる人々の表情や動物達もきちんと作り込まれていたのでそこを表現しようとする根気がすごいと思いました。 ・造形ワークはちょっとした美術館に入ったみたいで良い時間を過ごせました。大学内の講義室や建物の壁面の広告、通行人は全ての人が異なっており作り込みがずば抜けており、日本大学への愛や観察眼がとても素晴らしいと思いました。 ・使ってる材料がダンボールと幼稚園でも使うような材料あそこまでクオリティが高いのはひとつの才能と思いました。 ・一つ一つの作品がとても大きく、それなのにすごく細かい所まで作られていて、とても驚いた。人が沢山居たり、駐車場の再現度や建物の見えない所も全部作られていて、ジオラマみたいになっていた。 ・細かいところまで、手が混んでいてすごかったです。人の顔までうまく表現できていてとても面白かったです。2Dではなく3Dで立体的になっていて面白かった、基本的にダンボールを使用して骨組みを作って上から画用紙で色づけしたり、絵の具で段ボールを塗ったりとしていて、段ボールを目立たないようにしていてよかった。 ・自分ではあのような自由にデザインをすることは絶対に出来ないなと思った。そういったところの想像力であったり、それを思い通りに作れる力は本当に尊敬でしかない。自分に足りないのは想像力だと思っているのでこういった所で勉強していきたいと思った。 ・私なら、何かを参考にしてその物そっくりに作ると思います。ですが、あそこまで想像だけで再現度高く作れるのは、ぷかぷかさんだからだと思いました。 ・あれで完成ではないらしいと言うのがいちばんびっくりした。 ・ダンボールでもあそこまで素敵な作品が作れるってすごいなと感じた。 ・一つ一つのパーツが細かくて、窓の工夫や模様、人の顔までハッキリ書かれていて余白がなくてすごいなと感じた。人の感情も若干違ったりしていて色々なことが感じ取れる素敵な作品だなと感じた。 ・「作っている時に面倒臭くなったりしますか?」という質問をしました。それに対して、面倒臭くなったことはないし、諦めず頑張って作ると仰っていました。それだけ夢中で楽しく頑張って打ち込めるものがあるということはすごく素敵なことだと思いました。 ・細かい部分まで丁寧に深く作り込まれていて、それを日々の仕事の合間に時間を見つけて作っているというのが一番すごいと感じました。 ・造形物には沢山の人が作られていました。笑っている人が多かった中に、1人だけ怒った表情の人がいたり、人の向いている角度に合わせた絵の書き方が工夫されていたりしてました。 駐車場 中を覗くと駐車スペースにちゃんと番号が打ってある。 ・平本さんは作った時の思いや意味を言葉にすることが苦手でしたが、造形物を通してその思いを表現しているのを感じる事ができました。 ・造形物の細かさに驚きました。造形物の中に立体駐車場が作られていたのですが、その中の駐車場の線が書かれていたり、柱が1本1本作られていたりと見れば見るほど丁寧さが伝わる作品だと思いました。 ・近くで見てみると細部までこだわりが尽くされて居て見ていて全く飽きることがなかった。 ひとりひとり表情が違い、小さな物語がある。 ・あの量のダンボールアートを1人で作ったということに驚きと、ダンボールだけで作ったとは思えない創造力、また、どれも一つ一つ丁寧に制作をされていて、中まで造形がされており、見ている方も色々考えさせられ、ずっと見ていても飽きない作品でした。 ・本人に、どういったストーリーを考え、制作しているのか聞いてみたところ、本を読んだり、自分で想像したことをそのまま作品にしているとの事で、まさに自分の世界を制作しているとの事でした。ダンボールアートは、世界だけでなく、カルタや、カードゲームもあり、イラストもとても丁寧に書かれていて、是非遊んでみたいと思う作品ばかりでした。 学生さん達の質問 ・自分の思い出に残っているものを細かく忠実に再現をしていて思い出に対しての気持ちをしっかり作品にできることは、本当に素敵なことで感動しました。 ・窓を作るだけでなく窓に光を当てて覗いてみればそこにあるのは「部屋」教室から洗濯部屋まで、ひとつとして同じ部屋は無く全ての窓に違う光景があった点が1番手が凝ってて面白かったです。 ・友達が「中に人いる!」と言っていて、私もつられて見てみると、本当に中に人が居て細かいところまで工夫されているのがとても凄かったです。あれをほとんどひとりで作ったのかと思うと凄すぎて言葉出ないです。 ・かるたとか百人一首?とかに絵が描かれていたのですが、上手すぎて、ぷかぷかさんの才能に驚きました。同じ絵をめくる遊び?のカードも、ちゃんと2枚同じ絵が描かれていて、こんなに同じ絵が描けることある?!と友達とびっくりしてました。  ヨッシーに質問 ・十字架に付けられている人が怖いや辛そうな顔をしているのかなと思ったら幸せそうな笑顔で「えっどうして?」と思いましたが、十字架に付けられてる人がマイナスな気持ちやマイナスな表情なんだと私が勝手に思い込んでいたんだと知れて、ぷかぷかさんの自由な考え発想力は素敵で面白いとすごく思いました。 ・カルタもとても自分にはないセンスだったのでとても感動しました。名前もとてもユニークで見ていて飽きるものはありませんでした。 ・ビルの中がとても細かく作られており、階と階を繋ぐ階段や、パンコーナーのパンが一つ一つ作られていたり、ラーメンの麺が一本一本作られている所を見れました。 ・十日市場駅の前の木にも毛糸や布を使った編み物が巻かれていていつもかわいいなと思ってみてたのですがそれもぷかぷかさんがやってくれていたものだと知り、近くにいなくても人を幸せな気持ちにさせる素敵な活動だなと思った。 ・人の絵や顔も独特でそれぞれの表情が違うことで何を考えているんだろうと伝わってきたし、何よりひとつひとつが繊細で手が抜かれてないため飽きずにずっと見ていられる物たちでした。 www.youtube.com 2限目は映画『Secret of Pukapuka』を上映し、気づきを詩のワークショップでまとめました。  映画を見て、ただ感想を言い合うのではなく、気づきを共有し、更に深めるために、詩のワークショップをやりました。気づきを短い詩にして、グループの中で発表します。そのあとそれぞれの詩の言葉をバラバラにし、グループとしての詩に編集し直します。でき上がった詩はグループのみんなで、ほかのグループの人達に向かって朗読します。思いを声に出して誰かに伝えるのです。詩を朗読することで、みんなで作った詩が個人の詩よりもはるかにチカラを持つことを実感します。映画を通してのぷかぷかさん達との出会いから生まれた詩が、こんな豊かさをもたらします。 ●学生さん達の感想 ・グループ全員の詩を1行ずつ組み合わせてひとつの詩を作るのもとても楽しかった。同じフレーズが沢山でてきたからこそ出来る言い回しがあったり他の人の言葉を入れることでより良くなる文があったり、前回の絵もそうだが共同でやって生まれたものは暖かくてユニークで更に良いものが出来上がってとても楽しかった。 ・地域の方々と関わる姿にとても感動しました。この大学に入らなかったら知らなかったことだし、この映像を見なかったら知ることもなかったと思うので、知れてよかったです。 ・小さい子どもたちが関われるように気を使っていたり、話しかけているのをみて、すごく優しいんだと思った。そして、表情豊かだなと思った。食べ物を美味しそうに食べていたり、劇が終わった後の様子を見て、すごく場を楽しんでいたし達成感のある表情が印象的だった。 ・くじらをテーマに劇をしていて、本気で一所懸命に真剣に一つのことに対して取り組んでいる姿を見てとても感動した。どんなことも楽しそうに笑顔で取り組んでる姿を見ると、こっちまで元気になるなと感じた。 詩を書く ・感想を詩にして、グループ全員でつなげるのもとても面白く、全く違う詩になり新しい価値観が生まれた。 ・詩を作る際にはグループでいろんな表現が出て自分では思いつかないようなことばかり同じ笑顔でもその後につく言葉次第で伝わり方が全然ちがって面白かったです。 ・「生きる、ということ」とぷかぷかさんが言う場面では、友達と遊ぶ、ソフトクリームを食べるなど日常的なものが多く、日々の何気ないことが生きているということで、幸せなことなのであると感じられました。 ・障がいという言葉は似合わない、一つの個性だという言葉が強く心に響き、今後また関わる機会が有ればその言葉を忘れずに関わっていきたいなと思いました。 ・詩を書いたり、考える機会がなく、感想を詩にするのはとても良い経験になりました。また、同じグループの人の詩と合わせて長い詩にするのも、それぞれの言葉のチョイスなどの個性が出て、組み合わせるのが楽しかったです。 ・繋げてみると不思議な文書が作られたり、無理やり繋げた感もありましたが読んでみると面白かったです。 詩の言葉をバラバラにし、並べ直す。 ・映像で見たぷかぷかさん達はどの場面も笑顔でとても素敵だと思いました。もちろんずっと笑顔でいられるというわけではないですが、あそこまで楽しそうにしているのがとても良いなと思いました。劇をしているときは真面目でいて、楽しそうにしていて、何か食べ物を皆で作っているときはほんとに楽しそうで、仲が良いんだなと感じました。 ・映画のクオリティがとても高くて、見やすい映画だった。英語の字幕まであって、沢山の人に伝えるという思いが伝わってきた。 ・太鼓を叩いてる人がリズムを崩さずに叩いていて、集中力もリズム感もすごくある人なんだなと感じた。 ・一人一人の詩をまとめてひとつの詩にするのも新鮮でおもしろかったです。他のグループの詩も聞けて自分達とは違ったでも同じような詩が作られていて面白いなと思った。 ・一つの映画の感想を、詩にすると言う斬新なアイデアで面白かった、あんなに人がいたにも関わらず、被ることがなくみんなでいい詩ができたのではないかなと感じます。でも似たようなニュアンスがたくさんあり、それを並べることで強調することで面白い作品になった。 ・今日の映画を見ていちばん印象に残った言葉は、「障害なんてない、個性が強いだけ」という言葉です。僕の心に凄く残りました。障がいがあると劣っていると思いがちだけど、そんなことはなくて人より長けている事が絶対ある人だと思いました。 ・今日の映画を見て1番残った言葉は、「障害なんてない、個性が強いだけ」という言葉です。僕の心に凄く残りました。障がいがあると劣っていると思いがちだけど、そんなことはなくて人より長けている事が絶対ある人だと思いました。 ・詩を作ったときは、グループの人の感想を組み合わせて一つの詩を作るのは少し難しかったけれど完成してみてみると、とても良い詩だなと感じ、ぷかぷかさんが見た時に喜んでくれるといいなと感じた。 ・映画を見て、一つものに対して全力で楽しんでいたし、発表会みたいなやつも素敵な発表会で感動した。 ・詩を作ったとき、その後にまさか切ってバラバラにしてみんなと繋げるとは思っていなかったからきりの悪いところで切れたりしたけど、それはそれで面白かった。みんなの色々な言葉を繋ぎ合わせられるようにみんなで考えて楽しかった。まずそもそも感想を詩で表すということも初めてやって少し難しかったけど、みんなのを見てこういう書き方もあるんだと知れたのでこのような交流ができておもしろかった。 でき上がった詩を壁に張り出す。 ・映画では、セリフや言葉でひとりひとりの個性が出ていて感動しました。あの大きな会場で、緊張も見えずセリフをしっかり覚えて伝えていて、私にはできないことなので感銘を受けました。最後に全員で同じセリフを言う場面では、セリフも動きも揃いながらもそれぞれの独自性が出ていて、みんな自分なりの表現の仕方をしていました。 ・今までの授業で関わり仲良くなったぷかぷかさんのメンバーが出演していて芸能人を見たような感覚になり、友達と「〇〇さんいた!」と盛り上がりました。 ・詩作りでは普段関わりことのないほかの組の人とひとつの詩を作り、自分だけでは考えられないような発想や思いつきが楽しかったです。 ・私たち健常者は心のどこかで障がい者のことをある種の特別扱いをしてしまっている節があると思うが、私たちとなんら変わない存在であり無限の可能性を秘めた人間であるのだなと改めて感じた。 ・詩のワークは、それぞれが作った特色も異なる詩を合わせて一つの詩にするというものだったが、これは人間社会と同じだなと思った。それぞれ異なる個性を持った人間同士が協力し合い、お互いの個性を尊重し合うことでより良い一つの社会が出来るのだなと思った。 ・映画を観る前は障害者に対して色んな偏見を私はもっていましたが、内容が進むにつれて障がい者と関わっていく健常者との間で感動が芽生えていくのをみて障がい者に対して偏見を持たずに関わっていくことで、障がい、健常者関係なく関係性を築いていけるのだなと思った。 ・映画を見た感想を班で詩にまとめたときに同じように感じた人がいて、詩でまとめることによってより一人一人の感じ方が分かり、面白かったです。また一人で考えた詩だけでなく、班の人と合わせることでまた違った感じ方になりました。 ・みんなが作った詩を組み合わせると「あたたかい」「やさしい」「まっすぐ」という言葉が多かったように思います。たった数回の交流でもぷかぷかさんたちのそういう面は私たちに大きな影響を与えているのだと感じました。 ・ぷかぷかのみなさんの笑顔またぷかぷかさんの周囲の人たちの笑顔がたくさん記録されていてとても素敵な映画だなと思った。 ・映画をみている私も、とても心があたたかくなりました。私たちにはまだまだ出来ないことが沢山あるのだなと、ぷかぷかさんたちを見ていて、正直とても尊敬するところばかりでした。また、生きるとはなにか、真剣に向き合っているぷかぷかさんたちを見て、とても考えさせられるものばかりでした。今、生きているということが、本当に奇跡で、素晴らしいことなのだな。と、改めて考えさせられました。 ・相模原の事件にむけての演奏は本当に印象的でした。わたしがたたけない楽器をたたいて、亡くなってしまった方々に本当に届いてるような素敵な演奏で、楽器は2つでしたが、ほんとにたくさんの楽器があるように聞こえました。本当に忘れては行けない事件だなと改めて感じました。 ・詩のワークショップでは、みんなの文字を切り取って読んだ際に、私にはできないけど、この方はできる、みんな同じ人間で人間の中に種類などない等と本当に改めて感じることができ、私たちって本当に素敵な生き物で尊重して生きていくことが大事なんだなと思いました。この授業を通して本当に素敵なことを学べました。 ・詩の発表の時間は心が暖まる時間でとてもよかった。 ・ぷかぷかさんのみんなのキラキラした素敵な笑顔がたっぷり詰まった映画を見れて本当に楽しかったです。日本人の人だけではなく世界の人にぷかぷかさんのことを知ってもらえるためなのか英語の字幕があってびっくりしましたし感動しました。 ・ただ感想を伝え合うだけでなく詩にしたことによって相手の感想への理解度が高まったと思います。 ・同じ映画を見た感想の詩だったのに、それぞれ違う味の詩で、とても興味深かったです。また、みんなの詩を合わせることでひとりじゃ到底できない様な詩ができ、特に難しいことをした訳でもないのに綺麗なものができたので少し感動しました。 でき上がった詩をみんなで朗読する 「詩の発表の時間は心が暖まる時間でとてもよかった。」という感想が… ・一人一人が微力でもみんなで一緒にやれば少しの力で大きくて素晴らしいものができるのだと気が付きました。どんな人でもみんなでやることで、それぞれが役割を持つことでいつの間にか大きなことをできるのだと知りました。 ・みんなの言葉を組み合わせて作るのがとても難しかったけれど、みんなの詩が一つになった時、心に刺さるほどの強さがあり、言葉に代わってこんなやり方もあるんだと衝撃を感じました。 ・詩のワークショップに関しては、自分の作った詩を切り取ることに何故か抵抗?(ええーという気持ち)を感じたが、やってみると一つ一つの言葉が文になっていくのが面白くて笑いが溢れる瞬間になった。 ・ぷかぷかさんの映画を見て、今までの講義で関わってきたぷかぷかさんと、実際働いているぷかぷかさんは本当に一緒で、素を出して大学の交流会も仕事もしているんだなと思いました。今までは、障害のある人は何も出来ないとかマイナスなイメージを持っていましたが、講義でぷかぷかさんと関わり、さらに映画を見て、障害者に対するマイナスなイメージがなくなりました。 www.youtube.com
  • 創英にきて一番楽しかった授業でした。
     創英大学の障がい児保育の授業の中で、ぷかぷかさんと一緒に絵を描くワークショップをやりました。テーマは「平和」「未来」「海」「陸」。四つのグループでそれぞれがイメージするものを描きました。ふだんなんとなく使っている言葉ですが、それを絵にすることで、お互いの違いがわかります。その違いを通して、普段一緒に授業を受けている仲間の再発見がたくさんあったようです。みんなでいっしょに創作活動をすることの面白さ。その気づきはこれから社会を担っていく人達にとっては、とてもいい経験だったように思います。  いろんな人と一緒に活動することで、一人ではできない新しいもの、面白いものが生まれることに学生さん達は気づいたようです。今回はそこに障がいのある人達が加わることで、もっとおもしろいものが生まれことに気づいたのではないかと思います。そういうことの意味をしっかり考えて欲しいと思います。障がい児保育にそういう視点が加われば、障がい児保育はただ単に障がい児の保育をする、というのではなく、そこから社会を豊かにするものが生まれる、という新しい価値を見いだすことになります。 学生さん達の感想 ・抽象的なテーマでしたが、大体みんな似たようなイメージを持っていたので、まとまった絵になっていたのが意外でした。 ・平和組で絵を描いていて、私の班にいたぷかぷかさんはニコちゃんマークやいろんなかわいらしいものを描いていました。 ・大人数で一緒に描くと、自分が描いた絵や表現を消されるというデメリットもあった。 ・ぷかぷかさんたちはめっちゃ絵が上手な人ばかりだったと思う。 ・一人で描くよりも、美しい作品ができた。 ・個性がそれぞれ出ていて、描いていて面白かったです。 ・テーマごとに全く違う絵ができ上がり、面白かったです。 ・思いのままに描けて、楽しかったです。 ・とてもカラフルで、かわいい「平和」の絵になりました。 ・それぞれの個性がよくわかりました。 ・一つのテーマについて描いているのに、それぞれ描く絵が違っていて面白かったです。一緒に描いているうちにそれぞれの性格などもわかって面白かったです。 ・こんなに大きな絵をみんなで描いたのは初めてだったので、とても貴重な経験になりました。 ・お花を描くのが上手なぷかぷかさんがいました。 ・自分では思いつかない絵や発想があって、描いていて飽きないし、とても楽しかった。 ・自分の描いたところに、他の人が描き加えて、とてもいい作品になりました。 ・ぷかぷかさんたちはものすごい集中してたくさんの絵を描いていました。 ・一緒に一つの大きな絵を描いたりするのが、とても楽しかったです。 ・絵を描く場所を変わって、友達の描いている場所に描くのは少し遠慮してしまったが、それでもどんどん絵がよくなっていったので、場所を変わることはよかったと思う。 ・大人数で描くことで、自分の絵と他人の絵が混ざりあって、想像もしなかった絵になり、面白かったです。 ・創英にきて一番楽しかった授業だった。 ・共働作業をすることで、初対面だったけど、壁がなくなってよかった。 ・ぷかぷかさん達はヨットや灯台、太陽を描いたり、絵の具棒をぽんぽんしていました。色々なことを考え、イメージどおりに描いているようでした。 ・他の人が描く絵を見て何か思いついたり、一緒に同じものを描いて完成させることで心が通うなと思いました。 ・自分だけでは絶対に作れない作品、想像を超える作品ができ上がった。 ・思いっきり描けて楽しかった。 ・一緒に大人数で描くことで、一人で描く時と全く違う絵ができ上がり、よかったと思う。 ・一緒に描く相手のことを考えながらやることが大切だと思いました。 ・大きなものをみんなで作る難しさを実感した。 ・他の人が作った絵の具を混ぜて新しい色を作ったり、他の人が描いたところにまた別の人が描き加えたりして、一人ではできない作品ができた。 ・近未来はネット社会が発達していると思ったので、いろんな線でつなげようと思っていました。ですが、結果的に訳のわからない適当な絵になりました。 ・自分一人では描けない壮大な作品ができて、とても楽しい気持ちになれました。 ・ぷかぷかさんもやっていてすごく楽しそうなのが伝わってきました。 ・各自考えてることややることが違って、個性が出ててとてもよかった。 ・今までで一番楽しくお絵かきができた。 ・ぷかぷかさんは大きい筆で大胆に描いていました。 ・似たようなものを描いていても、ひとりひとりの筆や力加減で、全然違うものができて面白かった。 ・みんなの色が重なっていって、とてもよかった。 ・ひとりひとり描いている絵は違うけど、全体で一つになった作品はとてもきれいだった。 ・個々の性格が出ていて、とても楽しい絵になりました。 ・洗い物を通してみんなとつながれた気がしました。 ・一人が一部分をやるのではなく、みんなで全体を作り上げました。 ・自分が描こうとしているものを共有することで、一人では思いつかなかったアイデアが出てきて、よりよい作品ができたと思います。 ・一緒に描いている人と会話しながら絵を楽しく描くことができました。 ・人それぞれの個性が出て、いろいろな海が想像できました。 ・それぞれ思い思いの絵を描くことでたくさんのアイデアにあふれた絵ができた。 ・普段関わらない人でも、同じものに向き合うことはとても楽しい。 ・普段しゃべらない人と一緒に描いたり、一緒にイメージを共有できたことがよかった。 ・「こうしたらいいんじゃない」「これはどう?」等とお互いの声を掛け合って描くのが楽しかったです。 ・一人の個性だけではなく、数人の個性が組み合わさって想像もできなかった作品になり、面白く楽しい時間になりました。 ・「陸」というテーマから、人それぞれの考えや発想力が違うのか、「あーそれ!」等、新しい学びができた気がします。 ・いろんな色や、自分じゃ描かないようなものがあるので、新鮮な気持ちでした。 ・ぷかぷかさんも絵が上手な人がいて、面白かったです。一緒にやるととても芸術的な絵ができ上がるので、見ていても楽しいし、やってる時も楽しかったです。 ・海=青というイメージを持っていたが、みなさんが紫やピンクで珊瑚やわかめ、魚を描き、キュートでありながら、ミステリアスな作品ができました。 ・みんなで一枚の布に自分を表現していてよかったと思います。 ・他の人が描いた絵に「連想のイメージを湧かせられる」ような刺激をもらえた。ぷかぷかさんのつけた斑点も、よりよいインスピレーションを受けられた。 ・真ん中に大きな太陽をぷかぷかさんといっしょに色を塗った。ぷかぷかさんは塗りづらい部分を率先して塗ってくれた。 ・一人では思いつかない発想があった。同じテーマで描いても、人によって違うから、その違いを発見するのが楽しい。一緒に描いた仲間と連帯感が生まれ、終わったあとの達成感が一人で描いた時よりも多く感じた。 ・ひとりひとり描くものが違い、個性が出ていることがよかった。お互い「何描いてるの?」などいいながら描くことがとても楽しかった。 ・ぷかぷかさんの絵が上手だった。 ・いろいろな絵や表現があって面白かった。 ・それぞれの個性が絵や色に現れ、それが一つの作品としてまとまると、とても幻想的で面白かった。 ・自分では思いつかない海の生き物やアイデアがたくさん出てきて、色使いも人それぞれでよかったと思います。 ・木を描いたら、他の人が葉と花、実を描いてくれたので、鳥とリスを加えました。 ・中心に太陽ができたので、まわりのあいたところに青空を描きました。 ・一人ですべて描くのではなく、他の人に足りない部分を塗ってもらい、みんなで絵を完成させるところがよかったと思います。 ・作品のテーマについて意見を出し合ったり、友達と協力したりして作り上げる楽しさを感じることができた。
  • 私が思いつかないようなアイデアがぷかぷかさんから次々に出てきて…
    創英大学で演劇ワークショップをやりました。  やったことは、 ①ネイム&アクション   この場で呼んで欲しい名前をアクションをつけていいます。このアクションをつけるというのが難しいようでした。心と体をほぐすためのプログラムです。 ②マルマルマル   アクションソング。これでわりと場の雰囲気がほぐれました。 ③種になる   イメージで堅い種になり、そこから芽が出て、茎が伸び、花が咲く、というのをやってみました。集中が深まると、とても気持ちよく花になれるのですが、そこまではむつかしかったようです。 ④ギブ・ミー・シェイプ(グループのみんなで体を使ってひとつの形を作り、その形をもとに物語を作ります。みんなで思いを共有し、それを表現するという課題。)  1)怪獣を作り、怪獣の名前、叫び声、得意技、歩き方を考える  2)ライオンになる。ライオンが昼寝をしていると、蝶々が飛んできて鼻先に止まった。さてどんなことが起こったでしょうか、というお話し作り。  3)公園のベンチを作る。そこへ子ども、あるいはおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんがやってくる。さて何が起こったでしょうか、というお話し作り。 ★ほとんどの人は初めてだったので、戸惑いながらのスタート。それでもやっていく中で場があたたまり、集中がぐんぐん深まった時があって、いい経験だったのではないかと思います。特にぷかぷかさんと一緒にやったことで、学生さんたちとは違う発想に出会うことができ、いい勉強になったと思います。 みんなで輪になって「マルマルマル」 学生さんたちの感想 ・ぷかぷかさんは私たちよりも発想が豊かで、面白い内容を話してくれることが多かった。 ・表現するって、人それぞれで、面白いなと思いました。 ・お話しを作る中で、私たちが思い浮かばなかったアイデアをぷかぷかさんが出してくれたり、こちらの提案に、よりよいアイデアを付け加えていただきました。 ・全身を使って作品を作り発表することは、ふだんやらないことなので、よい経験になったと思います。 ・「笑いの階段」や「泣きの階段」をやった時、ぷかぷかさん達の表現がとても上手だった。 ・「泣きの階段」をやった時、ぷかぷかさんに泣き真似のコツを教えてもらった。 ・椅子や怪獣を作るだけでなく、その場面のストーリーを考えたりして、とてもいい経験になりました。 ・私が思いつかないようなアイデアが色々とぷかぷかさんから出てきて、それを表現するのが楽しかった。 ・体を使っていろいろなものを表現する、というのはふだんやらないことなので、頭をたくさん使い、疲れました。でもよい経験でした。 ・体全体で表現するのが、難しくも楽しかったです。 ・チームで何かを表現するのって、こんなに難しいことなんだっていうことがわかりました。 ・その場で考えたことをほかの人達と共有し、実際の形にすることはとてもむつかしかった。 ・前回よりもぷかぷかさんとの間がぎゅっと縮まった気がしてすごくうれしかったです。  ・みんなで話し合って一つのものを作るのはむつかしくて苦戦しましたが、達成感や楽しさもあってよかったです。 ・むつかしい問題が多かったのですが、仲間と話し合い、作り上げるのが楽しかった。 ・椅子や恐竜を体で表現することをやりましたが、グループによって様々な表現があり、楽しかった。体を使って表現することはあまりないので、とてもいい経験だった。将来子どもとやっても楽しめると思いました。 ・表現することが前回よりもたくさんあり、ほかのチームがどんな表現をするのか見ることができて、とてもよかった。 ・お題が難しかったです。 ・「あさちゃん、誰とペアしたい?」や「○○役やってほしい」とお願いしたら「わかった」と理解してくれて実際やってくれたので、気持ちが通じた!とうれしく思いました。 ・みんなで一緒に考え、意見をまとめることの大変さを知った。案が出ても伝えることができずに難航することが多く、言葉を伝えることの難しさを知った。 ・考える時間も短いし、お題も難しかった。 ・緊張して会話のキャッチボールがうまくできなかったが、一緒に笑ったりして、ちょっと救われた。 ・前回よりもコミュニケーションがうまくいってうれしかった。 ・何かを表現する課題の時、表現力や想像力が豊かな人はぽんぽんと出てきてすごいなと思った。グループでイメージを共有するのが難しかった。ふだんできないような体験ができて楽しかった。 ・アサちゃんの持っていた岸田さんや安倍さんの写真で盛り上がった。 ・短い時間でストーリーを考え、配役を決めたりするのがとてもむつかしかった。決断力を鍛える必要があると思いました。 ・それぞれ差はありましたが、笑顔で楽しそうにしていて安心しました。 ・体全体で表現するのが難しくも、楽しかったです。 ・ふだん関わる機会のない人達とゲームをしたり、表現活動ができてよかったです。 ・前回と同じぷかぷかさんとグループが一緒で、より仲良くなったし、コミュニケーションがとれた。あさちゃんも少し私のことを覚えててくれたみたいで、頼ってくれたり、わからないこととか、どうすればよいかを自分から聞いてくれて、とてもうれしかった。頼られているなと感じた。あさちゃんが自分の意思を伝えてくれたのがうれしかった。 ・体全体で表現するって、ふだんなかなかできないので、よい経験でした。 ・お題が難しかったです。 ・頭でわかっていても、形に表すのが難しかった。表現力が足りなかった。柔軟な考えが必要だと思い知らされた。 ・ぷかぷかさんと関わる時に緊張がなくなった。 ・いつもと違うことをやって、試行錯誤して楽しかった。 ・ふだんやらない動きをたくさんして、一つの作品を作るのは少し難しくて、いろいろ考える部分があったけれど、楽しかったです。 ・保育の現場でも使えるようなお題があったので、頑張ってやってみようかなと思った。 ・ストーリーを創って話すことはとても楽しかったです。また頭で考えていることを表現するのは難しかったです。 ・アイデアを出し合うのは楽しくてとてもよかったです。 ・最初は緊張してぷかぷかさんに話しかけることができませんでしたが、活動をしていくうちに話しかけることができました。役決めのじゃんけんも盛り上がりました。 ・体を使った表現をすることが楽しかったです。 ・障がいの方と関わる機会が今までなかったので、緊張しましたが、今日をきっかけに関わり方を学びたいと思いました。 ・体でライオンを表現する時は、たてがみを表現してどう強さを出すかとか、怪獣を創る時はどんな名前が強そうか等、ぷかぷかさんはアイデアを出してくれました。 ・体でライオンを作った時、チョウチョをやったら、「とてもいいですね」といってもらえてとてもうれしかったです。 ・最初の自己紹介ネイム&アクションの時に、あまり元気よく行けず、どうしたらいいかわからなくなっていましたが、ぷかぷかさん達が元気にやってくれたので、私も元気に取り組めました。 ・お題に対して、みんなでいろいろ考えることができてよかったです。 ・ぷかぷかさんと一緒にいろいろなことを演じることができて楽しかったです。 ・グループの人達と即興でいろいろ考えて表現できたことが勉強になりました。 ・もっと豊かな表現ができるように発言したり行動できるようになれたらと思います。 ・ぷかぷかさんに「こういう動きはどうですか?」と聞くと、「いいですねぇ、その動き」とこたえてくれたり、「どんな動きがいいですか?」と聞くと、「背中や体を大きく見せた方がいい」とこたえてくれました。 ・みんなで作った怪獣の名前で迷っていた時、ぷかぷかさんが、炎→火山と連想し、自分の名前から「ナカカザンドラゴン」と名付けてくれました。 ・今まで以上にぷかぷかさんからいろんなアイデアを聞くことができ、楽しかったです。 ・蝶々の表現を「うまい!」とぷかぷかさんに褒めてもらい、うれしかったです。 ・体を使って表現することでコミュニケーションがとれ、楽しかった。 ・ぷかぷかさんと一緒に体を使ってベンチやライオンを表現するのが楽しかった。 ・少しずつ表現を大きくしていくゲームで前の人と同じにならないようにするのが難しかったけど楽しかったです。また、他のグループを見ていて、「あ、あの人すごいハードルを上げたな」と感じる時もあって、見ていて面白かったです。私の怒りや笑いの表現に、みんな笑ってくれたのがうれしかったです。グループで体全体を使って一つの作品を作る時は、みんなの意見をまとめるということを短い時間でやらなければいけないのが難しかったです。ぷかぷかさんも意見を出してくれたので、全員参加できてよかったです。 www.youtube.com
  • ぷかぷかさんが口にした「ぽかぽかの心」、素敵な言葉だと思いました。
     創英大学で学生さんとぷかぷかさんで「すごろくワークショップ」をやりました。サイコロを転がし、そこにあるお題をやっていくうちにお互いのことがわかり、自然にフレンドリーな関係ができていきます。学生さんたちは、ふだん障がいのある人達とほとんどおつきあいがないので、とてもいい出会いがあったようです。  学生さんの感想にあるように、それまで持っていた障がいのある人達へのイメージ(いろんなことができないのでフォローが必要、といったイメージ)が、すごろくワークショップをやっていく中で、驚きと共に変わっていきました。  すごろくのお題以上のものをぷかぷかさんから受け取った学生さんもいたようです。ここがこういうワークショップのいいところです。  こういった気づきはそれぞれの中の人間の幅を広げ、豊かにしてくれます。ぷかぷかさん達が学生さんたちの心をやわらかく耕してくれたのです。 ●学生さんたちの感想● ・正直に言うと始まる前は会話もままならないと思っていましたが、しっかりキャッチボールできました。ひとことひとことが深くて、驚きました。 ・私たちよりもすごくポジティブな考えを持っていたり、いろんなお話を聞けて面白かった。すごろくをしたことで、私たちがいつも考えないようなことを考えていることがわかり、あらためて自分のことを知れたような気がして、いい勉強になった。 ・すごろくをやっていくうえで、自分たちが進行していかないとグダグダになってしまうのではないかと心配していましたが、始まってみたら、ぷかぷかさんが話をまとめたり、進めたりしてくれて、驚きました。 ・ぷかぷかさん達が笑顔で楽しそうにお話を聞いてくれたり、相づちを打ったりしてくれて、こちら側もとても楽しい気持ちになった。また私たちが知らないことをたくさん話してくれたりして、いい勉強になった。 ・「地球最後の日に何をするの?」のお題に、ぷかぷかさんは地球を救う方法を考えていて、「おなら7人で守る」という話が出てきて、面白かったです。 「明日地球が最後の日だったら何をしますか?」というお題 それに対し「おなら7人で地球を守る」と驚きの提案。 ・腕相撲でヨコヤマさんがめちゃくちゃ強かった。ヨコヤマさんが「自分の好きな性格」を語るところで、ぷかぷかハート、と話していて、あたたかい人なんだと思った。 ・ふだんあまり関わりがないので、とてもいい経験になった。すごろくで仲を深められただけでなく、ぷかぷかではどんな仕事をしているのか、どんな性格なのか等も聞けて面白かった。特にサトーさんが途中で寝転んだり、床のゴミをいじったりすることが多かったので、集中するのが苦手なのかなと思っていたら、ぷかぷかで絵を描く時の集中力はほんとうにすごくて完璧主義だという話を聞いて驚いたことが印象に残っている。私は少し人見知りでなのですぐに仲良くなることは難しかったが、みな笑顔でしっかり話を聞いてくれていると感じてうれしかった。 ・「自分の好きな性格はどこ?」というお題があり、それを身振り手振りを入れつつ「自分のことで好きだなって思えるところはどこですか?」とかみ砕いて説明したら「ぽかぽかハート」とこたえてくれました。 ・ぷかぷかさんと二人でストレッチをした時は、二人で息を合わせて背中を合わせ、持ち上げたり、持ち上げられたりしてとても楽しかったです。 ・障がいのある人と話したり体を動かしたりしたことがなかったので、最初は不安でしたが、ワークショップが始まると全然不安なんてなくて、逆にとても楽しかったです。みんなでいろんなことをお話しできたし、自然とみんなで笑うことができて、とてもいい機会だと思いました。 ・次回は演劇と聞いたので、どんな作品ができるのか楽しみです。 ・手をつないで一緒にウェーブを作ったり、背中と背中を合わせてストレッチをやったり、たくさんぷかぷかさんと関わることができた。じぶんの好きなアーティストやマンガの話をしてくれました。 ・今日関わったぷかぷかさんは二人だけだったが、これからの授業でもっとたくさんのぷかぷかさんと関わりたい。 ・自分が話したことに対して、ひとつひとつにリアクションをとってくれたのがうれしかったです。全員で手をつないでぐるぐる回るのがとても楽しかったです。 ・最初は楽しくすごろくをやれるだろうか不安でしたが、徐々に打ち解けていき、楽しかった。もっと話をして、ぷかぷかさんのことをもっと知りたいと思った。 ・ふだんのお仕事の話(パン、お菓子作りなど)をしてくれた。お給料はちゃんと貯金してることも。 ・好きな食べ物の話で、それいいよね!あれいいよね!といってくれた。じぶんの好きなことの話もしてくれた。絵が好きで、入賞したことがあるそうだ。絵を見せて欲しい。 ・すごろくにあるお題以上のものを伝えてくれた。 ・ふだん関わる機会がないので、とても貴重な時間だった。自分が想像していたよりコミュニケーションがとれたのでよかった。もっと積極的に話せたらいいなと思った。 ・お話ししてくれたことがすごく深い内容で、心にしみた。私なんかより、ずっと考える方で、もっと聞いてみたいと思った。 ・昔から障がいのある人達とは接する機会はあったが、ここまで親密になったのははじめてだった。 ・ぷかぷかさんが私の名札を見て「さなさんですね」といってくれたのがうれしかった。こちらが話すと、相づちが多くてうれしかった。 ・恐竜のお話しをとても詳しく教えてくれました。好きなアニメの話もたくさんしてくれました。 ・ぷかぷかさんと握手しました。快く受け入れてくれました。 ・「自分の好きなところはどこですか?」のお題にぷかぷかさんが「ぽかぽかの心」とこたえていて、素敵な言葉だなと思いました。 ・最初はとてもドキドキしたけど、途中からどんどん緊張が解けていく感じがとてもうれしかった。 ・ぷかぷかさん達が体育館に入ってきた時あいさつしたら、「久しぶり、名前なんだっけ?」と話しかけてくれた。岸田さんが好きみたいで、新聞の切り抜きをたくさん見せてくれて、好きなものの話している時の笑顔が素敵だった。 ・自分の好きなこと、大切にしていることなど、ふだんいっしょにいる人も、そうでない人も、話を聞くのがとても楽しかった。 ・私が目を見て話したら、ぷかぷかさんも目を見て話してくれて、親密度が更に増したと思う。最初は楽しくすごろくできるか不安でしたが、想像以上に賑やかに過ごせて貴重な時間だった。 ・みわちゃんというぷかぷかさんと仲良くなれた気がします。最後にみわちゃんが体育館から出て行く時、手振り合いっこしました! ・話している限り、障がいという壁を感じなかった。 「自分を動物にたたえると何ですか」のお題に、動物になってみる。これはゴリラ? ・最初は緊張気味だったけど、やっているうちに慣れてきて、優しい人達が多いんだなと思いました。 ・遅刻していった私に「ここだよー」とか「こっちだよー」と積極的に話してくれてうれしかった。 ・話している時に目を見て、相づちを打ってくれた、とても話しやすかった。 ・自分が知らないことをいっぱい知っていて、ためになりました。 ・すごろくの質問を更に深掘りして、いろいろな話ができました。 ・自分の好きなことをいろいろ話してくれて、一つのことに夢中になれるその姿勢が素敵だと思いました。 ・ヨコヤマさんが「自分の好きな性格」を話すところで、「ぽかぽかハート」と話していて、あたたかい人なんだと思った。 ・ぷかぷかさん達はふだんの生活からしっかりできているからこそ、私たちの話をちゃんと聞いてくれたのだと思う。 ・どのような仕事をしているか等、仕事の詳細を教えてくれたり、自分のことをより知ってもらいたいという気持ちが伝わってきた。 ・すぐに名前を覚えてくれたりしたことがうれしかった。 ・ぷかぷかさん達が話し始めるとたくさん話してくれて、とても楽しかったです。トモミさんの明るさに場の雰囲気が何度も救われました。私自身、結構盛り上げるのが好きなタイプで、ちょっとちゃけると笑ってくれて、めっちゃうれしかったです。 ・ぷかぷかさんは自分たちの班の人達の名前を全員覚えてくれて、とてもよかったです。 ・障がいのある人に対してマイナスのイメージがあったのですが、今日のワークショップを通して、プラスのイメージになりました。 ・最後に握手をしに来てくれて、「ありがとうございました」といってくれました。 ・ぷかぷかが大好きなことが伝わりました。ぷかぷかさんに質問したら、いっぱいこたえてくれて、楽しかったです。一緒にパンを作りたいです。 ・自分にはない考えを持っていて、いい勉強になりました。 ・ぷかぷかさん達はみな明るくて、とてもいい人達でした。 ・好きなことがたくさんあったり、一つのことに全力で取り組める姿が素敵でした。 ・今まで障害のある方と接する機会がなかったので、最初はどのようにしたらいいのか不安でしたが、すぐになじめて、とても楽しくて、時間のたつのがあっという間でした。 ・次回は芝居作りと聞いて、1時間半という時間でどのようなストーリーができ上がるのか楽しみです。自分たちでは出ないアイデアが出ると聞いたので、わくわくしています。 ・最初はこちらが中心となって引っ張らなければいけないと思っていたが、みなさんとてもしっかりしていて、みなさんが中心となって楽しめた。 ・「人らしい人」というのも変だが、みんな普通の大人だった。 ・自分が話したことに対して反応をしっかりと表してくれたのと、話している相手の目をしっかりと見ながら話を聞いてくれたことなど、いつも全力で反応してくれたので、話していてとても楽しかったです。車を磨くことが好きなことや、ライブで生音を聞いてみたい等、好きなこと、やりたいことをたくさん持っていてキラキラしていました。  ・パン屋で働いているユミさんが、どんなパンを作っているのか教えてくれて、「今度食べにきてね」といってくれました。にんじんが苦手といったら、しっかり食べなさいといってくれた。 ・握手を求めてくれてうれしかった。名前なに?と聞いてくれ、すぐに名前を覚えてくれてうれしかった。私の爪を褒めてかわいいといってくれた。腕相撲をした時、私が勝てるようにわざと負けてくれた。優しかった。 ・パン屋さんですごく頑張っていること、ぷかぷかが大好きなことが伝わってきた。 ・質問した内容にポジティヴにこたえてくれて、楽しい時間が過ごせました。私がこたえた質問に共感してくれてうれしかったです。 ・もっとたくさん話して仲良くなりたいです。ぷかぷかでどんなことをしているのか、どんなことが楽しいのか、もっと知りたいです。 ・どこに住んでいるのか等、たくさん質問してくれてうれしかった。 ・同じグループじゃなくても、話しかけてくれて、うれしい気持ちになった。 ・最初は緊張してたけど、ぷかぷかさんが会話を広げてくれたり、質問をしてくれたりして、自分たちのこともぷかぷかさんのこともたくさん知ることができて楽しかった。 ・すごろくの質問を「○○さんはどう?」と私に向けて言って下さって、緊張していたので、いっぺんに気持ちがほぐれ、うれしかったです。 終わったあと、一人残って感想を書いている人がいました。
  • ぷかぷかさん達が授業を豊かにする
     近くの創英大学の「障がい児保育」の授業の中で、ぷかぷかさんが出かけていって何度か授業をすることになりました。一緒に絵を描くワークショップや、お互いのことを知り合うすごろくワークショップ、ぷかぷかさんの作品を鑑賞するワークショップ、簡単な芝居を一緒に作る演劇ワークショップなどをやる予定です。  「障がい児保育」という必須科目は保育科のある大学はどこでもやっている授業です。でも、障がいのある当事者と一緒に授業をやるのは多分創英大学だけです。  以前ほかの大学で福祉に関する授業の中でぷかぷかさんを連れて行って授業をやったことがあるのですが、みなさん、福祉を勉強しながら、障がいのある人とおつきあいするのは初めてでした。言葉だけの勉強では、やはり大事なものが抜け落ちてしまいます。特に障がいのある人への対応は、実際に当事者の方とおつきあいしてみないとわからないことがたくさんあります。  そういう意味で今回の一連の授業は、「障がい児保育」を勉強する学生さんにとっては、とても意味のある授業になります。下手すると抽象的な言葉で終わってしまう「障がい児保育」の授業を、ぷかぷかさん達は、人と人とが出会い、その出会いを通して障がいのある人について大事な気づきがたくさん生まれるような、とてもあたたかで豊かな授業にしてくれます。何よりも障がいのある人たちといっしょに生きるってどういうことか、がよくわかります。「ともに生きる社会」のリアルがここにあります。そういう意味では「障がい児保育」の授業が目指すものを遙かに超えたものがここから生まれます。  あらためて障がいのある人達の、社会を豊かにするチカラを思うのです。大学に行って勉強したくても、そんなことは夢のまた夢の彼らが大学の授業を豊かにするなんて、なんだか素敵じゃないですか。
  • 創英大学 詩のワークショップ
    2021年1月14日、創英大学の統合保育の授業、詩のワークショップで9月からの振り返りをやりました。  どうして統合保育なのか、子どもの保育の前に、自分自身が障がいのある人たちといっしょに生きていくことの意味をきちんと押さえておくことが大事です。言葉だけでなく、いっしょに生きていく方がいい、と実感すること。そういう意味でぷかぷかさん達と一緒にワークショップをやったり、ぷかぷかで体験実習をしたことは、それぞれの中にあった障がいのある人へのイメージをひっくり返すほどの意味があったと思います。      授業でやったことは、映画『Secret of Pukapuka』とEテレの共生社会に関する映像の鑑賞、ぷかぷかさん達と一緒にすごろくワークショップ、簡単な演劇ワークショップ、やまゆり園事件をテーマにした上映会では演劇ワークショップの記録映画の鑑賞、討論会の参加、それぞれ二日ずつぷかぷかで体験実習、毎日新聞で『やまゆり園事件は終わったのか』の特集を書き続けている上東記者も参加してのやまゆり園事件についての話し合い等。そういった活動の振り返りをただ感想言うだけではほとんど意味がないので、それぞれの気づきを自分の中でしっかり記憶にとどめることと、お互いの気づきを共有するために「詩のワークショップ」をやりました。以下がその記録です。 活動の中での気づきをそれぞれ短い詩にまとめます。  それぞれ書いた詩をグループの中で発表します。  それぞれが書いた詩を一行ずつ切り離し、グループの中でシャッフルします。言葉たちを並べ直し、グループとしての詩を作ります。どの言葉をどの場所に持ってくるかの話し合いの中で、お互いの気づき、思いを共有していきます。その作業が、グループとしての詩を作っていきます。  できあがった詩を壁に貼りだし、それを読みます。  黙って詩を読むのではなく、誰かに向かって声を出して読む。言葉に、丁寧にふれていきます。自分の思いを言葉にふれながら、丁寧に伝えるのです。それが「朗読」。  一度しか練習していないので、決してうまいとは言えない朗読ですが、それでもこうして自分たちの気持ちを言葉にして、友人達の前で朗読したことは素晴らしい体験だったと思います。学生さんにとってはとても新鮮な体験であり、意味のあるいい振り返りになったと思います。ぷかぷかさんとの出会いが、学生さん達のこれからの人生の中で、どんな風に生きてくるんだろう、と思います。なんか、考えただけでわくわくします。ぷかぷかさんといっしょに生きる素晴らしい未来をみなさんの手で作って下さい。 www.youtube.com ★学生さん達の感想、すごくいいです。ぜひお読み下さい。 ●個人で書いた詩をグループで発表し、それぞれの感じたことや感想を組み合わせて詩をつくることで、より深くて伝わりやすいと思った。それぞれの詩に個性があり「こんなことを思っているんだな」と自分とは違う部分を見つけることができた。もう1つのグループの詩を聞いて、自分のグループとは全然違うと思った。伝えたい部分も違って面白い経験だった。 ●個人個人が詩で書いた思いや感情を1つにまとめるとまた変わった一面をみることができた。まとめた詩の1つひとつの言葉を見ると優しそうであったり、強いようであったりを感じ、その詩を読むことで言葉に力がでてくるようであった。 ●グループで5つの詩を1つにまとめることは初めての試みでとても難しかったが、終わってみると自分では表現できなかったことが表現できて新しい発見があって面白かった。詩の中に美帆ちゃんへの気持ちを伝えることができてよかった。 ●一人ひとりが書いた詩をグループで組み合わせてみたら思ったよりもきれいにまとまってよかった。一人ひとり思っていること、考えていることが違うのにまとめてみると、みんなで1つの考えを持っているような詩ができて面白かった。さらにその詩を声に出して読むことで言葉1つひとつにしっかり意味があるように感じられた。 ●それぞれの意見を1つにまとめてみんなで作品をつくりあげるのは、とても難しかったけれどもその分、達成感があった。詩という表現方法をこの授業で体験できてよかった。 ●一人ひとり詩の表現方法が違っておもしろかったです。1つまとめると大きな詩になって驚きました。みんなそれぞれ感じたことは違うけれども思っていることは似ているのだと感じました。 ●一人ひとりの詩を合わせることで自分だけでは気がつけなかった感情をみつけることができた。詩をつくり言葉を丁寧に伝える活動を他にもに活かしていきたい。 ●一人ひとりの詩を1行ずつバラバラに分けて、グループ全員の詩を編集し、くっつけてみると、まとまった詩になるんだなぁと思いました。詩を書くだけではなく、みんなで作った詩を声に出して読むことで言葉1つ1つの重みや意味が他の人にも自分にもより伝わると思いました。 ●人それぞれの考えが1つにまとまると言葉の重みが変わる。似たような表現も違った表現もいろいろあった。魂の重さが21グラムなのを初めて知った。
  • 美帆ちゃんへの手紙
     創英大学では昨年9月から「統合保育」の時間に、障がいのある人たちと一緒に生きる社会についての授業をやってきました。「Secret of Pukapuka」とEテレの共生社会に関する映像の上映とタカサキの話、ぷかぷかさんとすごろくワークショップ、演劇ワークショップ、やまゆり園事件をテーマにした上映会の参加、2日間にわたるぷかぷかでの体験実習、やまゆり園事件を巡っての話し合い、などを体験し、今週の木曜日、その振り返りの授業をします。  ただ感想を言い合うだけではつまらないので、詩のワークショップをやる予定です。それも漠然と詩を書くのではなく、やまゆり園事件で犠牲になった美帆ちゃんへの手紙というタイトルで詩を書いてもらおうかと思っています。  美帆ちゃんは19歳でした。学生さんとほぼ同年代です。学生さんと同じく、人生が一番生き生きとしていたその時に、「障害者はいない方がいい」「障がい者は不幸しか生まない」などという全く理不尽な理由で命を絶たれました。  こんなことがあっていいのだろうかと、今、あらためて思います。美帆ちゃんは「どうして私死ななければならないの?」って思いながら死んでいったと思います。美帆ちゃんのその思いに答えねば、と思うのです。  事件は、犯人だけを罰すればすむ話なのか。「障害者はいない方がいい」「障がい者は不幸しか生まない」と考えたのは犯人だけだったのか。「障がい者はなんとなくいや」という思いは私たちの中になかっただろうか。  多かれ少なかれ、そういった思いは、やっぱり私たちの中にあると思います。そこをどう超えていくのか、ということです。それが事件を超える社会を作っていくことにつながります。  学生さん達は9月からの授業でぷかぷかさん達ととてもいい出会いをしました。授業の感想にこんな言葉がありました。  「私はぷかぷかさんと関わり、とても幸せな気持ちになった」  それぞれがいろんな感想を持ったと思います。その感想を土台に、これからどんな風に生きていこうとしているのか。それを美帆ちゃんに伝えて欲しいと思うのです。 詩のワークショップはこんな風に進みます。 ・自分の思いを5,6行の短い詩で書いてみます。 ・グループの中でそれぞれの詩を発表します。人がどんな風に考えているのかを知ります。 ・詩を一行ずつハサミで切り離し、言葉をグループの中でシャッフルします。 ・シャッフルした言葉たちを並べ替えていきます。グループとしての詩を作っていくのです。はじめの方に来る言葉、あとの方に来る言葉、中程に来る言葉をみんなで話し合って決めていきます。 ・話し合う中でたくさんの新しい気づきがあります。 「あっ、人はこんな風に考えてたんだ」 「ここは同じ思いだよね」  思いの共有があります。       ・できあがったグループとしての詩を、ほかのグループの人たちに向かって声を出して朗読します。言葉=思いに丁寧にふれながら、それを相手に届けます。 ・エリックサティの曲をBGMで流します。朗読と音楽が重なって、奥行きのある別世界が出現します。 ・グループとグループの間で、思いを伝える詩がムクムクと生き物のように立ち上がります。  時間にすれば、わずか1時間半。学生さんにとっては、障がいのある人たちといっしょに生きていくことを巡って、ものすごく密度の濃い時間を体験することになると思います。思いもよらない気づきがいっぱいあると思います。それをこれからの生き方に生かして欲しいと思うのです。
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