ぷかぷかの映像『Secret of Pukapuka』はやまゆり園事件の犯人が「障害者はいない方がいい」などと言っているのを聞いて、「それはちがう」という思いを込めて作った映画です。
その映画の最後に出てくるのが
「いっしょにいると心ぷかぷか」
という言葉です。障がいのある人たちといっしょに過ごしていると、心ぷかぷかになるよ、だからいっしょに生きていこうよ、というメッセージです。
心ぷかぷか、というのは、たとえばこんな絵を見た時の私たちの心です。

こんな絵は私たちには描けません。彼等にしか描けないのです。だからいっしょに生きていった方がいい、そうすることで社会が豊かになる、映画にはそんな思いを込めています。
やまゆり園事件からそろそろ10年がたちます。社会は変わったのでしょうか? 障がいのある人たちの生きやすい社会になったのでしょうか?学校では相変わらず障がいのある子どもとそうでない子どもは分けられていて、お互い知り合う機会もないまま大人になります。
そんな大人達の集まる大学で、ぷかぷかさん達といろんな形でおつきあいする授業を何回かやりました。その時の学生さん達の感想を少し紹介します。
・正直、障害者という人達に、悪い印象しか持っておらず、怖いな、不安だなと思っていました。でも関わってみると、当たり前ですが相手は人間で真っ直ぐ言葉を投げれば受け取ってくれる。人と違うから障害ではなく、人と違うのも個性なんだな、と実感できました。
・最初は障がいのある方は苦手だったから関わらないようにしていたけど、関わり方がわかれば怖くもないし、襲いかかってくることもないから、差別とかしないで、平等に関わっていくことが大事だなと思った。


・最初は障害者はなにもできない人間で、何に対しても援助が必要で全て私たちがしてあげるという立場だという偏見を持っていた。しかし、ぷかぷかさんとの交流をしていく中で一人一人の個性が見えてきて、なにを得意にしているのか、なにを苦手にしているのかが理解出来るようになった
・この交流を通して障害の方だからこうしてあげよう、特別扱いしようという〇〇してあげる考え方を見直すことができた。
・最初はやっぱり、何か違う人という認識でどう接したら良いか分からなかったけど、普通に会話をし、笑いあってすごく楽しかった思い出ばかりだった。
・障害を持ってる人は怖いという印象しかなかったけど、関わりを通して「怖くないんだ」「優しいんだ」などのプラスの印象になりました。
障がいのある人達とおつきあいした感想をとても正直に書いています。子どもの時からおつきあいしていれば、もっと早くからこういったことに気づき、違う人生を歩んだかもしれないと思いました。
障がいのある人達との出会いは人生の幅を広げてくれます。人生が豊かになります。だからいっしょに生きていった方がトクだと思うのです。
5月30日(土)、宮崎県の串間で『Secret of Pukapuka』の上映会をやります。簡単な演劇ワークショップと、なのはな村の藤崎さんとの対談もあります。お近くの方はどうぞ。








