ぷかぷか日記

障がいのある人と生きるということ

  • 上映会やりますよ〜
    上映会のお知らせのチラシができました。  第8期演劇ワークショップと第9期演劇ワークショップの記録映画の上映会です。 第8期演劇ワークショップ予告編 www.youtube.com 第9期演劇ワークショップ予告編 www.youtube.com   いずれの映画もぷかぷかさん達といっしょにワークショップをやると豊かな世界が生まれることがよくわかります。彼等に「何かやってあげる」のではなく、どちらかというと「やってもらう」ことの多い演劇ワークショップだったと思います。私たちだけではこんなにおもしろい作品はできませんでした。発想の豊かさ、自由さにおいて、彼等は私たちを圧倒しました。そのことを謙虚に認めるとき、彼等との新しい関係が生まれます。  どこまでもフラットな関係。  第9期は最後の演劇ワークショップです。演劇ワークショップの再開の予定は残念ながら今のところありません。タカサキが一人でやる小さなワークショップは映画の上映とあわせて、これからもあちこちでやりたいとは思っていますが、みどりアートパークで続けてきたような6ヶ月も続け、最後にホールの舞台でできあがった芝居をやるような大規模な演劇ワークショップはやりません。 とても残念に思っています。タカサキも年とって、エネルギーが枯渇した感じなのです。  あとを引き受ける人がいればいいのですが、そんな人もいないのでしょうがないですね。何事もはじまりがあれば、終わりもあります。なので気持ちを切り替えて次に向かいたいと思います。  演劇ワークショップを9年続けて何を得たのか。何が生まれたのか。  まずはぷかぷかさん達との出会いがあります。支援とか、何かやってあげるという上から目線の関係ではなく、どこまでもフラットな関係でいっしょに芝居作りができたことがよかったと思います。だから楽しかったし、9年も続けられたのだと思います。  そういうクリエイティブな活動の中での出会いは、彼等の持っている想像力とか、表現力に気づくすばらしい機会になりました。そしてそのことをたくさんの人達と共有できたことがよかったと思います。  最後の舞台を見た人たちの感想 「心があたたまったなぁ。独創的な世界が大好きです。元気をもらいました。」 「自由に自分を表現できているのがすばらしいです。」 「とっても元気出ました。」 「最後のあの広場の歌、客席からいっしょに歌えて幸せでした。」 ★最後の演劇ワークショップの記録映画の上映会、あなたの街でやりませんか? ついでに簡単な演劇ワークショップもやりましょう。 問い合わせは高崎まで takasaki@pukapuka.or.jp
  • 人は生きていること自体に価値がある
    今朝の東京新聞。「人は生きていること自体に価値がある」と題した記事。 www.tokyo-np.co.jp 「人は生きていること自体に価値がある」ことに気づくには、相手と人として出会う事が大事だと思います。理屈っぽい話ではなく、相手と人として出会う。その時始めて、相手がそこにいるだけで、思わず笑顔になったり、うれしい気持ちになったりするのではないでしょうか。  昔、養護学校の教員をやっていた頃、子どもたちと過ごす日々が本当に楽しかったことを鮮明に覚えています。子どもたちといっしょにいるだけで、笑顔になり、そんな楽しい日々はそれまでの人生で経験したことがありませんでした。  障害児教育など全く勉強しないまま、養護学校の教員になったので、まさに素手で子どもたちと格闘する日々でした。いろんなことやらかす子どもたちを相手に、どうしていいかわからず、ホンマどないしょ、と毎日オロオロしていました。人間がむき出し状態でしたね。  でもそのおかげで子どもたちと人として出会えた気がしています。こんなステキな人達がいたんだ、としみじみ思いましたね。この人たちとはずっといっしょに生きていきたいな、と素直に思いました。  当時はうまく言葉にできませんでしたが、今あらためて思えば、「人は生きていること自体に価値がある」ことに気づいたのではなかったかと思います。俗っぽい言葉で言えば、もう彼らに惚れ込んでしまったのです。 (昔の写真です)  こういう経験が元で、養護学校を定年退職するときに、障がいのある人たちといっしょに生きる場としてぷかぷかを立ち上げました。あれから17年。障がいのある人達を取り巻く社会環境は、それほど変わったとは思えません。  そんな中でのやまゆり園事件。「支援」の現場で起こった事件でした。障がいのある人達と一番近い関係にある現場で、こんな悲惨な事件が起こったのです。あらためてどうしてこんな事件が支援の現場で起こったのか、 私たちひとりひとりが考えねば、と思うのです。
  • 上映会のお知らせ
    最後の演劇ワークショップの記録映画ができましたので、その上映会をやります。  11月29日(日)午後1時から緑公会堂(JR中山駅近く)です。 www.midori-ph.jp  前半は第8期の演劇ワークショップの記録映画『そういうわけで』(内田英恵監督作品)を上映します。先日オーストラリアのメルボルン映画祭で最優秀ドキュメンタリーとして選ばれた作品です。  『そういうわけで』予告編  www.youtube.com   後半は今回できあがった第9期演劇ワークショップの記録映画です(信田眞宏監督作品)。『ぷかぷかワンダーランド〜よくわかんないけど、楽しい』というタイトルは、ワークショップの題材となったヨッシーの作品を見ての感想です。映画の中でヨッシーの作品見ながら、そんな風に感想を言っている人がいました。  『ぷかぷかワンダーランド〜よくわかんないけど、楽しい』予告編 www.youtube.com  演劇ワークショップは、障がいのある人たちといっしょに生きていくとすっごく楽しいよとか、障がいのある人達って、私たちと発想が全く違ってて、いっしょにクリエイティブな活動をすると、何かとんでもなくおもしろいものが生まれるんだよとか、そんなことをたくさんの人達と共有したくて始めました。  障がいのある人たちといっしょにやる演劇ワークショップは進行役の立てた計画通りには行きません。その計画通りに行かないところで、思ってもみないおもしろいものが生まれます。ここに彼等の持っている新しいものを創造するチカラがあらわれます。そのチカラを謙虚に認めていくこと、それが大事だと思います。そうやって社会が少しずつ変わっていきます。  こうやってできた作品は、障がいのある人達の生きることを困難にしたり、彼等を排除したりする「文化」に対する新しい「文化」の創造ではないかと思います。この文化は社会を豊かにします。この文化こそ、大事に育てていきたいと思うのです。みんながもっともっと生きやすくなります。           逆に彼等を排除する文化は社会を貧しくします。社会が痩せこけていきます。息苦しい世の中になります。そういう社会は嫌だなと思います。  「どこまでがお芝居で、どこからアドリブなのかわからない感じが絶妙におもしろかった。」は芝居を見た人の感想。彼等といっしょにやる芝居を実にうまく表現しているなぁと思います。ま、やっている方もやっているうちに、どこまでが台本で、どこから即興なのかわからなくなるのですが…。でも、できあがった芝居はとにかくおもしろいです。「え!この芝居どうなっちゃうんだろう」って、ドキドキ、わくわくしながら見て下さい。  上映後、監督二人と高崎でトークショーやります。お二人の監督の目に演劇ワークシップはどのように映ったのか、それが映画にどのように反映したのか、といったあたりをお伺いしたいと思っています。  内田英恵さん                       信田眞宏さん                    入場料は700円です。お問い合わせは高崎まで takasaki@pukapuka.or.jp    『ぷかぷかワンダーランド よくわかんないけど、楽しい』あちこちで上映会をやりたいと思っています。やってみようかなという方は高崎まで連絡ください。takasaki@pukapuka.or.jp 上映費用は一応3万円ですが、相談に乗ります。  あ、それと私も演劇ワークショップやってみたいという方がいましたら、上映会のあと、1時間ほどの簡単な演劇ワークショップやりましょう。心と体がすっとほぐれます。
  • 色々分けないで、ごちゃ混ぜがいい
    神奈川新聞のやまゆり園事件に関する記事。この記事、シリーズで6本ぐらいあったのですが、どうもいまいちというか、伝わってくるものがありませんでした。その中で、まぁまぁだったのがこの記事。やっぱり当事者が語っているので重みがあります。  ごちゃ混ぜがいい、全く同感です。 www.kanaloco.jp  「障害者が外出しなければ、社会のバリアフリー化やユニバーサルデザインもできません。相模原に来たばかりの頃は、JR横浜線の矢部駅や淵野辺駅のホームにはエレベーターがありませんでした。駅員らに介助してもらいながら利用を続け、エレベーターの必要性を当事者の仲間たちと伝えることで設置が実現しました。」   「しかし、重度訪問介護などの制度によってヘルパーが付き添ってくれるようになると、障害者は外出自体や外出先で助けを求める必要が少なくなりました。制度が整うことは良いことですが、障害者と関わったことがない人が増えてしまったように思います。」 「障害者施設を人の少ない地域に設置したり、学校や学級を区別するのではなく、小さい頃から同じところで、みんなが「ごちゃ混ぜ」であってほしい。それがインクルーシブ教育につながり、そうして共生していれば、きっと戦争も起こりません。」  共生社会が戦争を防ぐ。ナチスドイツはユダヤ人を排除したところから戦争に向かったのではないかと思います。高市政権下で、外国人を排除する動きが活発です。戦争に向かう兆しが露骨です。
  • お互い人としてフラットにつきあっていれば
    やまゆり園でまた虐待事件です。 www.tokyo-np.co.jp  「30代の職員が50代の男性入所者の頰を平手でたたいた」そうです。ふつうなら20歳も年上の方のほっぺたを叩くなんて、あり得ないことです。それがあり得てしまうのが施設における「支援」という関係です。  どう考えてもこれは異常です。でも、それを異常だと感じてないからこんな事件が起こります。異常だと感じさせない「支援」という関係は、いったい何なのだろうと思います。    お互い人としてフラットにつきあっていれば、こんなことは起こりません。いっしょに生きていく。その方が絶対楽しい。 フラットな関係でつきあっていると、こんなおもしろい舞台ができあがります。
  • メルボルン映画祭で最優秀短編ドキュメンタリーに
     第8期演劇ワークショップの記録映画『そういうわけで』がオーストラリアで開かれたメルボルン映画祭で最優秀短編ドキュメンタリーに選ばれました。  すべて日本語の映画なのに、それを超えて伝わるものがあったのだと思います。ワークショップに参加したぷかぷかさん達のエネルギーです。 ひとりひとり、みんなが必要。  当たり前のことだが、それがないがしろにされている今の社会。特に障がいのある人達のことを思うとき、 「ひとりひとり、みんなが必要」 と考えている人はいったいどれくらいいるのだろう、と思う。共に生きる社会を作ろうとか共生社会を作ろう、ということはいわれる。でも、そこには 具体的な「ひとりひとり」が見えない。 「ひとりひとり」とどうつきあっていくのか、 といういちばん肝心な部分が見えない。  演劇ワークショップの記録映画『そういうわけで』は、そのひとりひとりをくっきりと見せてくれる。その上で、「ひとりひとり、みんなが必要」と言い切る。そして 「それは欠けてはならないもの」 と。  映画を作った内田さんが、6ヶ月にわたる演劇ワークショップを記録し続ける中で見えてきたものだろう。  「それは欠けてはならないもの」  それくらいの思いで私たちは彼等を見ているだろうか。 この映画の予告編 https://www.youtube.com/watch?v=7oEE1Uckz9w  ★この映画は11月29日(日)午後1時から緑公会堂で上映します。尚この日、今編集中の第9期演劇ワークショップの記録映画も上映します。完成次第お知らせします。 www.midori-ph.jp 入場料は700円です。 問い合わせは高崎まで takasaki@pukapuka.or.jp この映像、あちこちで上映していただけるとうれしいです。費用は相談しましょう。 メルボルン映画祭 hiddenuniverseiff.com
  • このステキな絵達が生み出すもの
    昔書いたブログですが www.pukapuka.or.jp アリサさんの描いた女性達の絵がすばらしいですね。見てるだけでわくわくします。ひとりひとりの表情からは、その女性の人生までが見えるようです。アリサさんの人を見る目の深さを感じます。  アリサさんは福祉事業所で働いています。情報発信を積極的にやっているところならいいのですが、一般的に福祉事業所はそれほど情報発信はしません。このステキな絵達も下手すると倉庫に埋もれたままになってしまいます。なんかもったいないですね。  このステキな絵達が社会にもっともっと出て行けば、当然絵に出会う人がたくさん出てきます。  「こんなステキな絵を描く人がいるんだ」 という気づきは、障がいのある人の見方を変えます。彼らが社会にいることの意味が変わってきます。色々手のかかるお荷物といったイメージではなく、社会を豊かにする人達なんだという風に変わってきます。  そんな風に気づく人がたくさん生まれると、そこから社会が少しずつ変わっていきます。社会が豊かになっていきます。  社会がほんの少し変わるきっかけになります。絵のチカラをあらためて思います。
  • 小学校で人権研修会
     ある小学校から人権研修会の依頼がありました。計画を見るとタカサキの人権に関する講演とあったので、そんなのはつまらないからやめて、ぷかぷかさん達と一緒に簡単な演劇ワークショップをやりましょうと提案しました。6年生100人が対象なので、演劇ワークショップを提案したものの、100人もいるとどうなっちゃうのか、全く予想が立ちません。ま、いつものように、適当に、オタオタしながらすすめていくしかないんだろうと思います。  演劇ワークショップはこの「オタオタする」事が大事です。予定したことが予定どおりにならなくて、「ほんまどないしょ」と頭を抱えて困ってしまうときにこそ、新しいアイデアが生まれます。  予定したことが予定どおりに進むことくらいつまらないことはありません。子どもが100人いれば、100通りの意見が出て、それこそ予定どおりにはいきません。だからこそおもしろい。「これどうなっちゃうんだろう」とハラハラしながらすすめるところにこそ、ワークショップのおもしろさがあります。    で、具体的にどうするのか。  宮澤賢治の『風の又三郎』の冒頭にこんな勢いある言葉があります。   どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ どっどど どどうど どどうど どどう    この言葉たちを使って何かできないかと考えています。  「どっどど どどうど どどうど どどう」と歩いてみる。どんな歩き方ができるんだろう。歩きながら「青いくるみも吹きとばせ」「すっぱいかりんも吹きとばせ」と叫んでみます。これは何をやっているんだろう。それを考えるところからお芝居が始まります。  どんなお話になるのか、もうハラハラしながらの進行になります。さてどうなりますか、やる方も、見る方も、ハラハラしながらやるというところがいいなと思っています。    なんでこれが人権研修会なの?という質問が出てきそうですが、こむつかしい人権の話をするよりもずっと楽しいし、何よりもぷかぷかさん達と出会えます。このぷかぷかさん達と出会うこと、それが人権を考える上でとても大切だと思います。抽象的な話ではなく、障がいのある人達と直にふれあい、びっくりしたり、戸惑ったり、思わず笑ってしまったりすること、それが人権研修会だと思います。
  • 様々な形で彼らと出会う機会を作ること、それが社会を豊かにしていきます。
    8月5日の東京新聞 www.tokyo-np.co.jp  「もうすぐ10歳になる子どもと障害者や差別について話したことはない。いつか事件について話すこともあるかもしれない。そのとき「障害者を差別してはいけない」と言うのはたやすい。ただ、自分の子どもにどんな言葉を選べばうまく伝わるのだろう。」  言葉で伝えるのではなく、障がいのある人と直接接すること、それが大事だと思います。もちろんひとめ会っただけで、ああ、もういや!って思う人もいるでしょう。でも時間かけて何度も会ってるうちに、ふっと心が開いて、相手と出会えるかも知れません。あるいはクリエイティブな活動を一緒にすることで、障がいのある人達の想像力の豊かさに驚かされたりします。  ぷかぷかの近くの大学の授業で毎年のように簡単な演劇ワークショップをやっています。その時の学生さん達の感想です。 ●発想力が豊かでパッとお題を出されたらすぐに行動や言葉を考えていて、私にはない個性 を持っていてビックリしました。 ●ぷかぷかさんの自分じゃ考えつかないような自由な発想や表現に触れた。 ●私は”これと言えばこれ”という固定概念があり、それを踏まえ色々考えていたが、ぷか ぷかさんはそんな固定概念を壊してき想像力がとても豊かだと感じた。関わっていてと ても新鮮で楽しかった。 ●ぷかぷかさんの人たちと実際に演劇を行ってみて、「そんな表現の仕方があるんだ」とび っくりさせられたことがたくさんありました。 ●ぷかぷかさんたちの想像力は、私たちには ない発想でおもしろい劇が完成しました。 ●自分たちにはない考えをぷか ぷかさんたちは持っていてすごく色々なことに気付かされました。 ●自分たちが想像できないような内容の演技をしていてすごいなと思いました。自分たちで は絶対に思い付かないような内容が多く、想像力の豊かさや発想の違いを感じました。 ●喜怒哀楽を皆の前で動きや声にするのは凄く勇気が必要で、最初は恥ずかしかった。けれ ど、ぷかぷかさんが率先して大きく堂々と活動に取り組んでいる姿を見て、私も頑張ろう と思えました。初めの 1 歩を踏み出す勇気をくれてありがとうと言いたいです。  ●私は今日の様なワークショップは恥ずかしさが勝ってしまいあまり全力でできないタイ プなのですが、ぷかぷかさんは私と違って全力で表現していてとても尊敬しました。しか も想像力が豊かで発想がとてもおもしろいなと感じました。 ●ぷかぷかさんたちはた だライオンというだけでも様々な形や動きで色々なライオンを提案してくれ私たちの何 倍も想像力があると感じた。 ●「こぼん」などの音を体で表現することをやりましたが、一般的に考えそうな案ではないものが次々と出てきてとても驚きました。 ●ぷかぷかさ んの想像力が豊かすぎてライオンの鬣(たてがみ)役やベンチの背もたれ役などこんなの も演じるんだとすごく楽しく取り組めました。  様々な形で彼らと出会う機会を作ること、それが社会を豊かにしていきます。
  • 人として出会う
     ぷかぷかには『Secret of Pukapuka』という映画があります。映画を作った発端は やまゆり園事件です。あの時犯人は 「障害者はいないほうがいい」 などといい、そうだそうだ、よく言った、と共感する声がたくさんありました。  それは違う、障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい、そういった趣旨の映画の製作をpvプロボノに依頼。事件の翌年にできあがった映画が『Secret of Pukapuka』です。  障がいのある人たちと「いっしょにいると心ぷかぷかになるよ」のメッセージがあふれている映画です。障がいのある人達と、いっしょにいると心ぷかぷかになるような関係を作ること、それが事件を超える社会を作っていくのだと思います。 『Secret of Pukapuka』の予告編 www.youtube.com  ぜひこの映画の上映会をあなたの地域でやってみて下さい。そしてたくさんの人に「いっしょにいると心ぷかぷか」に共感していただけたら、社会はほんの少し変わります。とがった心が丸くなります。  やってみようかな、と思われたら、ぜひ高崎まで連絡ください。takasaki@pukapuka.or.jp.  映画の本編(約26分)お送りします。  ●●●  やまゆり園事件から10年。障がいのある人たちが生きやすい社会になったのでしょうか。  度々話題になった福祉施設での虐待事件。これは何を意味するのでしょう。  障がいのある人達のいちばん身近にいる人間が、どうして虐待をするのでしょう。何人もの人が逮捕されていますが、逮捕することでこの問題は解決できません。もう少し問題の本質に迫る対応を考えないと根本的な解決にはならない気がします。  では、何が問題なのか。今まで何度も言及していますが、やはり相手と人としておつきあいしていない、というところだと思います。福祉事業所が行っている「支援」という関係は、相手と人しておつきあいする、ということをやりにくくしているのではないかと思います。  「支援」は相手に何かやってあげるという上から目線の関係です。人としておつきあいするというフラットな関係ではありません。そこをどうやれば関係がフラットになるのでしょう。  ここはやはり、理屈ではなく、  「相手と人として出会う」 という人間の持っている感性というかチカラだろうと思います。「相手と人として出会う」チカラを私たちは持っています。そのチカラを「支援」の現場でも発揮できれば、障がいのある人達との関係は一気に変わります。  相手といっしょに笑う、悩む、悲しむ。そういった当たり前のことを日々やっていく。そのことを繰り返した先に、やまゆり園事件を超える社会ができてくるのではないかと思います。  この方大好きです。こういう方は社会の宝です。大事に大事にしたいです。
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