ぷかぷか日記

あの忌まわしい事件を超える

 やまゆり園事件から10年です。あの悲惨な事件を、なんとか忘れないようにしたいと思うのです。

 やまゆり園事件という抽象的なことではなく、美帆ちゃんをはじめ、19名ものかけがえのない人たちが「障害者はいないほうがいい」などという理不尽極まりない理由によって命を奪われてしまったことです。それを忘れない。

 何よりも彼らがいないという現実にこの10年向き合ってきた遺族の方達がいるということ、そのやりきれない悲しみを想像すること。

 大事なことは、あの事件は私たちにとってなんだったのか、どうしてあんな悲惨な事件がこの社会で起こってしまったのか、私たちに責任はないのか、を問い続けること。

 そうして私たちは今、何をするのか、どうやってあの忌まわしい事件を超える物語を作っていくのか。ここがいちばん大事だと思います。なにもしなければ、あの悲惨極まりない事件を起こした社会は何も変わりません。社会が変わらなければ、また似たような事件が起きます。現にいくつかの福祉事業所で虐待が起こっています。相手を人として見ない、という点で、やまゆり園事件と虐待は地続きなのだと思います。

 

 障がいのある人達と人ととして出会い、人としておつきあいしていく。支援などという上から目線で相手を見ない。どこまでもフラットにつきあう。そうやってはじめて、あの忌まわしい事件を超え、豊かなものを創り出せるのだと思います。

 何よりも

 「いい一日だったね」

って、お互い笑顔で言い合えるような日々を作っていくこと。

 

 

いっしょに生きていくことで、こんなステキな舞台が生まれます。

 

これがあの忌まわしい事件を超える、ということ。

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