先日近くの創英大学の障害児保育の授業で、『Secret of Pukapuka』を上映し、「ぷかぷか」についての話をしてきました。学生さん達、とてもいい受け止め方をしていたので紹介します。こういうの見ると、希望が湧いてきます。

ありのままの自分を出せる
・ぷかぷかさんの映像でみんなで楽しそうに料理をしたり劇を行っていました。その映像では誰がぷかぷかさんなのか、誰がお手伝いの人なのか区別がつきませんでした。それは恐らく、障害のある方もない方も自分をさらけ出して一緒になって楽しんでいたからだと思いました。例えば障害者の方が一人でダンスを踊っていたら我々は線を引いて遠くで冷たい目線を送る。このような図は場面は違えど街中でもあると思います。しかし実は自分をさらけだして一緒に楽しんだ方が自分たちの人生も楽しくなるのかもと思いました。次回以降の交流では私も心から楽しんでいきたいです。
・パンツの物語の時、私だったら一緒に横になるという発想がなく、一緒に横になる事でその人を知ることができたということに感動しました。
(養護学校で働いているとき、10分おきくらいにお漏らしをする子がいて、その子とのおつきあいのはなしをしました)
・私たちが思いつかないような新しい発想が生まれるということに共感した。
・「障害を持つ人たちの考えることは普通じゃ思いつかないことも簡単に思いつく」ことにとても共感した。前に関わったことのある人でそういう人がいたからほんとにすごいなと思った。退職金を奥さんに全く相談しないで使っちゃったのはちょっとどうして?とは思いました笑
・海のぬいぐるみを作るというお話で、私も自分では絶対に思い付かないようなことを思いつき、実行することがとても尊敬できるなと思いました。また、お金を使ってでも一緒にいたいと言えるまでその個性が好きになれることが素敵だと感じました。
・障がいを持っている彼らには、私たちにはない才能や発想がある。実際に関わると見え方や感じ方が変わってくる。「上手くいかないことも困ることもある」というのが、まさに人間関係、人生だなと思った。
・個性が豊かなのにそれが発揮できないことが自分もあったため、その辛い気持ちが凄く伝わってくる。
・ぷかぷかさんと交流すると心が暖かくなる。私も障害がある方と話した時に元気が良くて挨拶もお礼もできて交流すると心が温まりました。1 年生の時の学園祭の時にもぷかぷかさんがたくさんお話をしてくれて心が温まり感動をしたことを覚えています。
・強い個性や底なしの明るさ気ままさから光を感じました。もし、障がいを持つ方が急に居なくなったら社会は今よりも暗く重い雰囲気になると思います。まだ自身に実感はないけど障がいを持つ方に助けられている方々は多く居ると思いました。
・障がい者の方といると毎日が楽しいという部分に共感した。電車やバスで見かけると色んな話を仲間としていて聞いていてクスッと笑うエピソードがたくさんあった記憶がある。だから、私たちの日常にないようなことが起きるのは障がい者の方といるからで、一緒にいると得をするというお話を聞いた時は「確かにな」と思った
指導や支援ではなく一緒に過ごす
・いい一日にする事やその人らしさを大切にする事はとても共感できました。指導するよりも一緒に生きる事はとても考えさせられました。
・まだ障がい者の方と深く関わったことがないから分からないことが多いけれど、障がい者の方はとても素直で温かい心を持っていると思うから、一緒に生きて行くとトクという言葉に対して、確かにと感じました。また、退職金を全て注ぎ込んでまでぷかぷかを始めた理由として障がいを持った彼らに「惚れたから」というのも映像を見たり話を聞いたりしただけでもわかるような気がしました。接客にマニュアルがなかったり、障がい者だからと特別扱いや支援してあげようなど上から目線の気持ちがなかったりは、本当に障がい者の方のことを想って、ともに生きていくという気持ちがあるからこそそう思うんだろうなと思いました。
・障がいもひとつの大きな個性であることという言葉がとても印象に残っていて「できないことを見るのではなく、その人の持っている魅力や得意なことを見つけていく」という考え方にも心を動かされました。一人ひとりの個性を大切にし、できないことよりもその人の「いいところ」に目を向けたいと思いました。
・知的障害や発達障害を持つ子どもたちが通う施設でバイトしたことがあるけど、大変だと思うことの方が多かったけど、一緒に過ごしていて楽しいと感じる場面もあったから害の人と一緒に生きていくと得ということも一理あるのかなと感じました。
・私には2ヶ月になるダウン症の姪っ子ちゃんがいます。こんな偏見のある社会にこの子が行き、傷つつことをとても怖く感じていました。ですが、この映画を通して「この社会の未来も明るいのかもしれない」と感じることができました。本当にいい機会をありがとうございます。
・「障害者はいない方が良いのか?」について私は“障害者”に対していい印象を持っていなかったと共に、怖いとも思ったことがありました。普通に考えて、健常者でも障害者でも知らない人から話しかけられるのは怖いです。障害者は特にどこを見てるのか分からない状態で話しかけてきたり、障害者の考えてることが予想できなくて分からないから尚更怖い。そう思ってしまうことはおかしいとは思っていません。でも、それで差別したり、いない方がいいと考えることはおかしいと思います。どんな人間でも“死んでいい人間”はどこにもいないです。関わってみればほんとにいい人たちばかりだし、その人たちに救われた人も少なからずいると思います。なので、社会に障害をもつ方々は不可欠だと思いました。
・ぷかぷかさんのイメージは、最初は正直怖いと思ってました。でも動画を見て印象が変わりました。どの方もとても笑顔で優しくて温かい雰囲気があるなと感じました。エピソードで運転手にありがとうございましたと言っていた。という話をきいて、言葉をすごく大切にしているのだと思いました。
・自分は今まで、障がいを持っている方と深く関わったことがないので怖いという印象しか無かったが、今日の映像やお話を聞いていると障がいをもっている方と関わることで新しい気づきが沢山あるということを知れた。自分の退職金を全額使う程、障がいを持っている方と一緒にいたい、一緒になにかをしたいという強い気持ちがすごいなとおもった。実際付き合ってみて、どう思うか次第ですが、来週からが楽しみです。
・授業内でも言いましたが、正直障害者への偏見というものは、結構持っていました。多分未だに僕の中には偏見があると思います。でも、映像を見て、とても楽しそうに笑う人たちを見てたら、僕ら健常者と呼ばれる人達と何が違うのだろう。と思いました。むしろ、僕らよりも無邪気に楽しそうに笑うぷかぷかさんを見ていると、高崎さんの言っていることに共感が出来そうな気がしています。
・生きることは、くしゃみをすること、ソフトクリームを食べること、今ここにいることと動画で言っていたことがとても心にひびきました。高崎理事長が自分のお金をぷかぷかさんに 2000 万円使ったということに驚きました。自分がやりたいことでもいざその場面になったら、自分のお金を使おうとは思わないかもしれないから本当に愛がすごいなと思いました。自分が思いつかない発想をしていた→負けた→障害者がいることで社会が豊かになる。突発的な発想があった方が楽しく、似たような社会はつまらない。だから障害者はいた方がいいという考えが確かにそうだなと思いました。
・障がい者は、そのままにしておいたら良さが見えてこないけど、ぷかぷかとかそういう良い環境にいることで良さが見えてくるから、大切なのは環境なんだなと思った。








