仙台で相模原事件のことを話題に
5月10日(土)仙台でのイベントで、相模原事件についてちょっと話題にしてくれないかという提案がありました。ほとんどの人が忘れてしまっている事件です。 www3.nhk.or.jp 大事なことは犯人の特異な性格で起こった事件ではなく、この社会の中で起こった事件であり、社会を形作っている私たち自身に責任はないのだろうか、ということです。 相模原事件はとんでもなく大きな事件であり、様々な角度から事件が語られました。でも抽象的議論で終わるのではなく、自分に今何ができるのかを具体的に考えることが大事だと思います。 事件は悲しくて、くやしくて事件に関するブログを270本も書いています。 www.pukapuka.or.jp 事件は「支援」の現場で起きました。障がいのある人達を「支援」する現場でどうしてこんな事件が起こったのか、「支援」という関係は事件に関係しないのか、といったことをもっともっと考える必要があると思います。 お母さんの話では美帆ちゃんはハンバーグが好きだったそうです。美帆ちゃんの誕生日12月5日にはぷかぷかの給食にハンバーグを出しています。 www.pukapuka.or.jp そうして何よりも大事なことは障がいのある人達と日々どのようにつきあっていくのか、ということです。何度も書いているとおり、ぷかぷかでは彼らといっしょに生きていく、という関係です。それはどこまでもフラットな関係です。だからいろんな豊かなものが生まれました。演劇ワークショップはその豊かさが目に見えます。 www.pukapuka.or.jp そして亡くなった美帆ちゃんのことを忘れないことです。