ぷかぷか日記

2019年8月

  • 希望が持てる未来を作り出せるんだよ、っていう映画、明日やります。
    ぷかぷかの活動は、ひとことで言うと、ぷかぷかさんと一緒に新しい未来を作っているのだと思います。希望の持てる未来です。  どんな未来か、というと…障がいのある人たちを排除しない未来、障がいのある人たちが社会に合わせることなく、そのままの自分でいられる未来、そのままのあなたが一番素敵って言える未来、障がいのある人たちを見下さない未来、お互いがフラットにつきあえる未来、障がいのある人もない人も、お互いが気持ちよく暮らせる未来、生産性で人を評価しない未来、その人がいること、そのことに価値があるとする未来、…そんな未来をぷかぷかさんたちと一緒に作っているのです。  あれができないこれができない、社会のお荷物、生産性が悪い、といったマイナスイメージの多い障がいのある人たちですが、ぷかぷかは、そんな人たちとは、でも、一緒に生きていった方がいいよ、その方がトク!と言い続け、彼らと一緒に働き、そこから、今までにない新しいものをたくさん生み出しました。  マイナスイメージの多い障がいのある人たちと一緒に、希望の持てる未来を作り出すなんて、なんだか、それだけでおもしろいと思います。それはすごく大変なことではなく、何かやってあげる、とか、支援する、といった上から目線の関係ではなく、ただ、一緒に生きていくというフラットな関係を作るだけのことです。ただそれだけで希望の持てる未来を作り出すことができるのです。その気になれば、誰にでもできることです。  「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」は、相模原障害者殺傷事件を象徴する言葉ですが、なんとなくそう思う人がものすごく多い今の社会にあって、でも、その障がいのある人たちと一緒に生きていくと、希望が持てる未来を作り出せるんだよ、っていうことが言えるなら、これはすばらしいことだと思います。  明日、みどりアートパークホールで上映するのは、まさにそういう映画。一緒に生きると希望が持てる未来を作り出せるんだよ、っていう映画です。  午前中に上映する『ぷかぷかさん カナダをゆく』は、ぷかぷかさんたちのおかげで海外まで飛び出して珍道中を繰り広げた物語。『Secret of Pukapuka』は、ぷかぷかさんと一緒に生きることで、たくさんのファンが生まれたヒミツに迫る映画。  午後に上映する『ほら熊学校を卒業した三人ーぷかぷか版』は、ぷかぷかさんたちと一緒に演劇ワークショップをやることで、とんでもなくおもしろい芝居ができあがったお話。『ぷかぷかさんとすごろくワークショップ』は、ぷかぷかさんと一緒にすごろくワークショップやることで、今までにない充実した人権研修会のできた青葉区役所の話。『ぷかぷかさんがいる町』は、ああ、彼らは町にいた方がいいよね、って素直に思える映画。  午後3時頃から始まるトークセッションは、ぷかぷかさんと出会ってすごくいい思いをした学生さんたちと、神奈川新聞「時代の正体」で相模原障害者殺傷事件を深く掘り下げた成田記者とのトークセッション。これはもうずばり、一緒に生きていくことで生まれる未来についての話になります。 相模原障害者殺傷事件なんて関係ない、と思っている人にこそ来てほしいので、入場料は無料にしています。人数を把握するために、無料の入場券をpeatixでお求めください。ポチッと押すだけです。 https://peatix.com/event/876796 会場費、映画制作費は実際に経費が発生しますので、当日会場でカンパを集めます。よろしくお願いします。 こんな大きな箱を用意しています。 また明日はいけないけど、上映会の趣旨には賛同!という方は、ぜひ下記の口座にカンパを振り込んで下さい。カンパされた方にはお礼状を送りますので、メールで、「カンパしました」とお伝えください。 info@pukapuka.or.jp ●郵便振替口座 口座記号 00260-4  口座番号 97844         加入者名 NPO法人ぷかぷか ●ゆうちょ銀行 NPO法人ぷかぷか 記号:10230  番号:19645501  ●横浜銀行 NPO法人ぷかぷか 理事長高崎明         支店名 中山   口座番号 1866298 上映会に関するブログをまとめたサイト http://pukapuka-pan.xsrv.jp/index.php?相模原障害者殺傷事件を超える社会を作る上映会
  • 社会はね、やっぱり障がいのある人たちがいることで豊かになっていくのだと思います。
    毎日新聞今日の夕刊の記事です。  コンパクトな、とてもいい記事ですね。重度障害の人が議員になることで、国会がどう変わるのか、特に人がどう変わるのか、みなさん注目しましょう。  一番のポイントは、やはり国会議員の一人一人が、重度障害の方とどういうおつきあいをするのか、だと思います。そのおつきあい一つで、国会が豊かな場になるかどうかが決まってくると思います。  彼らの介護に参議院のお金を使うのはおかしい、という議員がいます。彼らへの対応は、議員一人一人の人間が問われています。重度障害の方を前に、人間としてそこに立てるかどうか、そういう深い問いを二人の存在は議員たちに問いかけているのだと思います。国会に人間を取り戻せるかどうか、大きな正念場です。   ぷかぷかは、ぷかぷかさんと一緒に生きていく、というフラットな関係でおつきあいをしています。何かやってあげるとか支援するとかいった上から目線の関係ではありません。そういう関係だからこそ、ぷかぷかさんたちは周りの社会を耕し、豊かにする存在であることが見えてきました。8月3日に上映する映画は、そういったことがよく見える映画です。  『ぷかぷかさん カナダをゆく』は、ぷかぷかさんがいたからこそできた企画でした。ぷかぷかさんがいることで『いっしょにいると心ぷかぷか』というプロモーションビデオができました。それを見た世界自閉症フェスティバルの主催者の依頼で、フェスティバルで上映する『Secret of Pukapuka』ができ、それについての世界の反応を見よう、とツアーが企画されたのですが、どうせならぷかぷかさんも一緒に行こう、ということになり、そのときの「カナダ珍道中」が『ぷかぷかさん カナダをゆく』という映画になりました。すべてぷかぷかさんのおかげです。  第5期演劇ワークショップの記録映画も、ぷかぷかさんがいたからこそ、あんなにもおもしろい芝居ができた記録です。本番舞台の裏側も見える貴重な記録映画です。  『ぷかぷかさんとすごろくワークショップ』はぷかぷかさんのおかげで、すばらしい人権研修会ができた青葉区役所の記録映画です。  『ぷかぷかさんのいる町』は、ぷかぷかさんて、やっぱり町にいた方がいいよね、って素直に思える短い映画です。  「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」のではない、「障害者はいた方がいい」「障害者は周りの人たちを幸せにする」ということがストレートに伝わってくる映画たちです。ぜひ見に来てください。  相模原障害者殺傷事件なんて関係ない、と思っている人にこそ来てほしいので、入場料は無料にしています。人数を把握するために、無料の入場券をpeatixでお求めください。 https://peatix.com/event/876796 会場費、映画制作費は実際に経費が発生しますので、当日会場でカンパを集めます。よろしくお願いします。  また当日来られない方で、上映会の趣旨に賛同される方は、ぜひ下記の口座にカンパを振り込んで下さい。カンパされた方にはお礼状を送りますので、メールで、「カンパしました」とお伝えください。 info@pukapuka.or.jp ●郵便振替口座 口座記号 00260-4  口座番号 97844         加入者名 NPO法人ぷかぷか ●ゆうちょ銀行 NPO法人ぷかぷか 記号:10230  番号:19645501  ●横浜銀行 NPO法人ぷかぷか 理事長高崎明         支店名 中山   口座番号 1866298
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