ぷかぷか日記

創英大学

  • 毎週木曜日の授業が楽しみでした。
     昨年の12月15日、4回にわたる授業の振り返りをしました。ただ感想を言うのではなく、「詩のワークショップ」をやりました。「詩のワークショップ」は、授業の中で印象に残ったことを短い詩にまとめます。その詩をグループの中で共有し、そのあと詩の言葉をバラバラにし、グループの詩として編集し直します。言葉を並べ替える過程で、お互いの思いを共有します。でき上がったグループの詩をほかのグループの人に向かって朗読します。朗読は言葉に丁寧にふれることです。  障がいのある人達とどんな風につきあえばいいのかよくわからなくて不安だった学生さん達でしたが、ぷかぷかさんと一緒にすごろくワークショップ、演劇ワークショップ、絵を描くワークショップ、作品を鑑賞するワークショップなどをやる中で、ぷかぷかさんと出会い、たくさんの新しい気づきがあったようでした。  《障がい者という言葉でくくって偏見を持っているのがどれだけ間違っているかに気がつきました。》とか《障害をもった方々は「一人じゃ何もできない」、「普通の人より劣っている」とどこがで思っている自分がいたが、今回の授業を通してそれが間違いであることに気付いた。》《ぷかぷかさん達は私より自由な世界でのびのびと生きているのだと気が付きました。》《私たち以上にすごいことをやる人がたくさんいました。》といった感想がありましたが、ぷかぷかさん達とおつきあいして初めて気がついた貴重な気づきです。  パンを作っている様子を撮った映画を見て、「涙が出ました」と感想を書いた方がいましたが、ぷかぷかさんとの出会いは、学生さん達を深いところで揺さぶったようでした。  講義の授業では多分こういった言葉は出てきません。ぷかぷかさん達と人として出会うことの大事さをあらためて思いました。出会うことは人を豊かにします。ぷかぷかさん達は講義以上のものを学生さん達に伝えたようでした。  将来子どもたちを相手に仕事をする学生さん達です。子どもたちの中には障がいのある子どもたちもいます。彼等に何かやってあげるのではなく、一緒に何かをやるような関係で仕事して欲しいですね。そうすれば、今回の授業のように相手と楽しく出会えます。障がいのある子どもたちと楽しく出会えると、人生が楽しくなります。私自身、養護学校で障がいのある子どもたちと出会い、人生が変わりましたね。おしゃべりも、着替えも、トイレの始末もできない重度障がいの子どもたちでしたが、人間にとって何が大事か、といういちばんのキモを教わった気がしています。子どもたちと、ぜひそんな出会いをして下さい。 学生さん達の感想 ・最初はどう関わっていいのかわからなかったですが、すぐに打ち解けられてたくさんのお話ができるようになりました。すごろくワークショップの時に大丈夫だよ。と言ってくれた方がいました。とっても嬉しかったです。とても心温かい人達だなと感動しました。ヨッシーさんが作っていた作品全てがとても素敵でした。細かなところまで再現されていてその努力を私は見習いたいなと思いました。ぷかぷかさんを通して元気を沢山貰えたと思います。毎週木曜の授業が楽しみでした。 ・最初は不安、恐怖心、どう接していいか分からないし、よく分からなくてちんぷんかんぷんだった。だけども、演劇ワークショップ、絵のワークショップ、造形ワークショップをなど全体を通して、みなさん一人ひとりの個性がとても強くて、個性豊かだった。いつでも、元気いっぱいで、明るくて、笑顔いっぱいで、感情豊かで、集中力凄くて、私たちとなにも変わらない人、むしろ私たちよりも優れている才能があることがわかったし、凄いと思った。 ・障がいを持つ方への見方が変わった。今までならうるさい、何を考えているか分からないなど相手を否定する考えを持っていた。しかし、実際に「言葉」を交わし関わるうちに考えを改めた。とても楽しそうに生きている、「障がい」のことを気にしてなんかいない。本人たちが楽しく生きているのに自分の都合で相手を否定し、知ることを恐れてしまっていた。悪いのは相手を知ろうとしない自分自身なのだと痛感した。 ・私はぷかぷかさんたちとふれあい、会う前と会ったあとでの印象が大きく変わりました。ぷかぷかさんと会う前までは「障がい者」というグループでひと括りに分けていましたが、障がい者の人たちもそれぞれ違う特徴があり、個性豊かだということが分かりました。 ・最初は不安だった。接したことがあまりなく、雰囲気も分からなかった。小学校の頃に少し怖い思いをしたから、授業まですごくドキドキした。しかし、いざ授業が始まって関わってみると、いろんなお話をしてくれたり、握手をしてくれたりしてくれたりすごくフレンドリーだった。いっしょに劇をした時も積極的にこうしようなど提案をしてくれた。 ・ぷかぷかさんの発言はネガティブなことがなくて、ポジティブな言葉しかなかった。そんなところが素敵だと思った。表現豊かでいっしょにいると周りが笑顔になる。 ・最初に関わった時は、子どもではなく大人の方だったので余計に怖いなあとか大丈夫かなあと不安だらけでした。回数を重ねていくうちに、ぷかぷかさん方の一生懸命に取組む姿勢や個性豊かな素敵な部分もみえて、すごいなあと思うようになってきました。今までこういった関わりは一切と言っていい程ないので、とてもよい経験をさせていただきました。5回の交流は長い様で短く感じ、あっという間でした。 ・授業を受ける前は、障がいのある人達に対し、自分の中で少し一線を引いていたが、授業の中で一緒に活動するうちに、その一線がなくなった気もした。 ・ぷかぷかさん達と交流して、彼らは私たちとは違った見方や考え方をしていたり、ひとつの事を真剣に取り組んでいたり、想像力も豊かで見習うところが多いなと思いました。 ・色々な関わりの中でぷかぶかさんの事をたくさん知ることができました。それは多彩な表現力や想像力、そして素敵な笑顔です。名前を呼んでくれたり色々な話をしてくれたことがすごく嬉しかったです。 ・ぷかぷかさんと活動したことにより、みなさん個性的で、明るく、前向きで、一生懸命な素敵な人だとわかりました。 ・ぷかぷかさんと出会うまでは、障害者はこういう人と決めつけていたような気がします。 ・本当に楽しい時間だったし、いろんなところで私が助けていただきました。 ・自分の気持ちが伝わらないのではないかと不安でしたが、表現を一緒に考えたり、一緒に絵を制作していく中でひもが解けたように心を開いて笑顔でお話をしてくださりました。 ・ぷかぷかさん達は私より自由な世界でのびのびと生きているのだと気が付きました。このことがいちばん大きな気づきでした。 ・元々障害を持っている人に対して「可哀想だ」という感情が少なからずあったと思います。可哀想と感じているから何をしても許す、優遇する、そういう風に感じていました。しかし、一緒にいろんな活動をし、楽しそうにしているぷかぷかの皆さんを見て「可哀想」という感情は違うのだということがわかりました。 ・これまで僕は、少しでも障害者を助けようと思っていたけれど、手伝いなんて必要ないなと思うくらい、何でも一人でしていたことに驚かせられました。 ・ぷかぷかさんの映画や作品を見たとき、感動がすごかったです。とてもいい5回の授業でした。 ・関わっていく中で障害の方だから出来ないみたいな偏見が少しずつ変わっていきました。私たち以上にすごいことをやる人がたくさんいました。 ・ぷかぷかさんの作品をみて、すごいと素直におどろきました。 ・ぷかぷかさんとの交流で一番心に残ったのは、平本さんの作品鑑賞の回でした。初めは、複数の人が作ったものだと思って見ていたので、ひとりで作ったと聞いてとっても驚きました。頭の中のものを表現することは難しいし、誰でも出来るわけではないのでとても感動しました。 ・最初は一緒に活動することは無理だと思っていました。でも、絵を描く活動では、僕たちにない表現を持っていたり、体を使う活動は表現が豊かだったり、僕たちよりもすごい面をたくさん発見することができました。 ・私は分け隔てなく関わる素晴らしさを学べた気がしました。 ・障がい者との関わり方を学ぶだけでなく、障がい者に対しての思いもいい方向に変わることが出来たと思います。 ・演劇ワークショップやアートワークショップを通して、ぷかぷかさんの方たちの表現力や想像力に驚きました。 ・一緒に何かを作り上げる時に私たちの方が支えられてるのではないかと思う部分もありました。 ・「障がい者は誰かの支えがないと社会に出ることは難しい。健常者はひとりでも社会で生きていける。」今までは無意識にそう思っていましたが、そうではないことに気がつきました。今は、障がい者だから、健常者だから、と分けることにも違和感を感じます ・最初は障害のある方に対して、「怖い」とか「話が通じなさそう」と思っていましたが、関わっていく中でそれは私の勝手な偏見だということがわかりました。ぷかぷかさんとの交流で、今までの自分の偏った考えが誰かを傷つけているかもしれないと思うようになり、勝手な決めつけや偏った考えはやめようと思えるようになりました。 ・ぷかぷかさんとの交流を通して、「障がい者」という言葉がどれだけ似合わないか、近くで感じることが出来る素敵な機会でした。 ・みんなと何も変わらないのに「障がい者」という言葉でくくって偏見を持っているのがどれだけ間違っていることか認識できる機会でした。 ・障害がある方に対して怖いというイメージしか抱いていませんでした。街中で見かけると無意識のうちに距離をとったりしていました。しかし、今回当事者の方と直接交流したり意見を交わしたりした中で、必要のない先入観を私たちが抱いていたのだと思いました。 ・彼等のことを知ろうとしなかった、考えた事がなかったというのがどれ程もったいない事であるかを知れた貴重な体験でした。 ・最初はあまりいい気がしてなかったです。何話していいかわからないし、話したとしても内容を理解してくれるか分からないと思っていました。今回の経験を通して自分が持っていたそんな思い込みがガラリと変わりました。 ・障害をもった方々は「一人じゃ何もできない」、「普通の人より劣っている」とどこがで思っている自分がいたが、今回の授業を通してそれが間違いであることに気付いた。 ・障害を持つ人達を見かける事は昔からあったし、学校にも居たが、今回のような深く何時間も関わる機会は初めてだった。実際話してみると、ちょっと変な人達ではあったけど面白い人達だった。誰かの大ファンだったり、創作にとても意欲があったりと本気で真っ直ぐだった。 www.youtube.com ぷかぷかさん達へ ・何度も大学に来てくださってありがとうございました。ゲームやワークショップはとても楽しかったです。また一緒に遊びたいです。機会があれば劇を観に行きたいと思います。 ・毎回楽しく、学ぶことがたくさんありました。 ・何よりもうれしかったのは私の名前を呼んでくれたり、自分の話をたくさんしてくれたことです。 ・ぷかぷかの皆さん、貴重な経験のできる時間を私たちにくださりありがとうございました。素敵な思い出が出来ました。 ・授業は毎回、とても楽しい時間でした。いちばん印象に残ったのは、テーマに沿ってみんなで絵を描くワークショップでした。ひとりひとりの個性が見られてとても楽しかったです。ぷかぷかさん達も楽しかったと思ってくれてたらうれしいです。 ・パンもお弁当も食べたことがありますが、本当に美味しかったです。また、映画を見た際に裏側をみれて、一生懸命作っていただけている様子をみて涙がでました。これからもたくさん食べていきます。 ・私も、自分のやりたいことを一生懸命頑張ってみようと思えました。数回でしたが、交流ありがとうございました。 ・素敵な時間をどうもありがとうございました。 ・たくさんのことを学ぶことができました。 ・貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。この経験を今後に生かしたいと思います。 www.youtube.com 今までの授業 www.pukapuka.or.jp
  • あれをひとりで作ったのかと思うとすごすぎて言葉出ないです。
    12月1日、創英大学で4回目の授業。1限目はヨッシーの段ボール作品を展示し、それを見て制作者ヨッシーへの質問を考えるワークショップ、2限目は映画『Secret of Pukapuka』を見て、詩のワークショップをやりました。  ヨッシーのこんな段ボール作品を見て、学生さん達は素直に驚いたようでした。こういう驚きは、障がいのある人との新しい出会いです。出会いは自分の世界を広げ、豊かにします。その広がりと豊かさが障がいのある人たちといっしょに生きることの意味。そのことに学生さん達が少しでも気づいてくれれば…と思います。 ●学生さん達の感想 ・想像力が豊かで思いつかないような形や大きさなど様々で素敵な作品だと思いました。一人で全部作ったと知って驚いたし、ここまで作れる集中力が強いのだと感じました。 ・沢山の人やリアルな看板、お店の中の様子までリアルに再現されていて、集中力と観察力が鋭いんだなと思った。特に、汽車に「汽車では遊べません」という小さな注意書きにはびっくりした。他にも、しっかり魚を釣っている人や焼肉など、じっくり観察したら見つけられる細かい装飾が沢山あって見るのがとても楽しかった。 ・外側の装飾だけではなく、建物の内装も細かく作られており、多くの時間をかけて制作したのだろうなと感じられました。長く続く集中力、造形への関心の強さがあったからこそ、これらの作品を作り上げることが出来たのだろうと考えました。 ・どこから先に作るかという質問でまず道路から作ると聞いた時はそんな作り方もあるのだなと感心しました。自分とはまた違った視点から作られた作品が多くてとてもすごいなと感じる活動でした。 ・どの作品にも作った人の独特の感性が所々表れていて見ていて面白かったです。その作品にいる人々の表情や動物達もきちんと作り込まれていたのでそこを表現しようとする根気がすごいと思いました。 ・造形ワークはちょっとした美術館に入ったみたいで良い時間を過ごせました。大学内の講義室や建物の壁面の広告、通行人は全ての人が異なっており作り込みがずば抜けており、日本大学への愛や観察眼がとても素晴らしいと思いました。 ・使ってる材料がダンボールと幼稚園でも使うような材料あそこまでクオリティが高いのはひとつの才能と思いました。 ・一つ一つの作品がとても大きく、それなのにすごく細かい所まで作られていて、とても驚いた。人が沢山居たり、駐車場の再現度や建物の見えない所も全部作られていて、ジオラマみたいになっていた。 ・細かいところまで、手が混んでいてすごかったです。人の顔までうまく表現できていてとても面白かったです。2Dではなく3Dで立体的になっていて面白かった、基本的にダンボールを使用して骨組みを作って上から画用紙で色づけしたり、絵の具で段ボールを塗ったりとしていて、段ボールを目立たないようにしていてよかった。 ・自分ではあのような自由にデザインをすることは絶対に出来ないなと思った。そういったところの想像力であったり、それを思い通りに作れる力は本当に尊敬でしかない。自分に足りないのは想像力だと思っているのでこういった所で勉強していきたいと思った。 ・私なら、何かを参考にしてその物そっくりに作ると思います。ですが、あそこまで想像だけで再現度高く作れるのは、ぷかぷかさんだからだと思いました。 ・あれで完成ではないらしいと言うのがいちばんびっくりした。 ・ダンボールでもあそこまで素敵な作品が作れるってすごいなと感じた。 ・一つ一つのパーツが細かくて、窓の工夫や模様、人の顔までハッキリ書かれていて余白がなくてすごいなと感じた。人の感情も若干違ったりしていて色々なことが感じ取れる素敵な作品だなと感じた。 ・「作っている時に面倒臭くなったりしますか?」という質問をしました。それに対して、面倒臭くなったことはないし、諦めず頑張って作ると仰っていました。それだけ夢中で楽しく頑張って打ち込めるものがあるということはすごく素敵なことだと思いました。 ・細かい部分まで丁寧に深く作り込まれていて、それを日々の仕事の合間に時間を見つけて作っているというのが一番すごいと感じました。 ・造形物には沢山の人が作られていました。笑っている人が多かった中に、1人だけ怒った表情の人がいたり、人の向いている角度に合わせた絵の書き方が工夫されていたりしてました。 駐車場 中を覗くと駐車スペースにちゃんと番号が打ってある。 ・平本さんは作った時の思いや意味を言葉にすることが苦手でしたが、造形物を通してその思いを表現しているのを感じる事ができました。 ・造形物の細かさに驚きました。造形物の中に立体駐車場が作られていたのですが、その中の駐車場の線が書かれていたり、柱が1本1本作られていたりと見れば見るほど丁寧さが伝わる作品だと思いました。 ・近くで見てみると細部までこだわりが尽くされて居て見ていて全く飽きることがなかった。 ひとりひとり表情が違い、小さな物語がある。 ・あの量のダンボールアートを1人で作ったということに驚きと、ダンボールだけで作ったとは思えない創造力、また、どれも一つ一つ丁寧に制作をされていて、中まで造形がされており、見ている方も色々考えさせられ、ずっと見ていても飽きない作品でした。 ・本人に、どういったストーリーを考え、制作しているのか聞いてみたところ、本を読んだり、自分で想像したことをそのまま作品にしているとの事で、まさに自分の世界を制作しているとの事でした。ダンボールアートは、世界だけでなく、カルタや、カードゲームもあり、イラストもとても丁寧に書かれていて、是非遊んでみたいと思う作品ばかりでした。 学生さん達の質問 ・自分の思い出に残っているものを細かく忠実に再現をしていて思い出に対しての気持ちをしっかり作品にできることは、本当に素敵なことで感動しました。 ・窓を作るだけでなく窓に光を当てて覗いてみればそこにあるのは「部屋」教室から洗濯部屋まで、ひとつとして同じ部屋は無く全ての窓に違う光景があった点が1番手が凝ってて面白かったです。 ・友達が「中に人いる!」と言っていて、私もつられて見てみると、本当に中に人が居て細かいところまで工夫されているのがとても凄かったです。あれをほとんどひとりで作ったのかと思うと凄すぎて言葉出ないです。 ・かるたとか百人一首?とかに絵が描かれていたのですが、上手すぎて、ぷかぷかさんの才能に驚きました。同じ絵をめくる遊び?のカードも、ちゃんと2枚同じ絵が描かれていて、こんなに同じ絵が描けることある?!と友達とびっくりしてました。  ヨッシーに質問 ・十字架に付けられている人が怖いや辛そうな顔をしているのかなと思ったら幸せそうな笑顔で「えっどうして?」と思いましたが、十字架に付けられてる人がマイナスな気持ちやマイナスな表情なんだと私が勝手に思い込んでいたんだと知れて、ぷかぷかさんの自由な考え発想力は素敵で面白いとすごく思いました。 ・カルタもとても自分にはないセンスだったのでとても感動しました。名前もとてもユニークで見ていて飽きるものはありませんでした。 ・ビルの中がとても細かく作られており、階と階を繋ぐ階段や、パンコーナーのパンが一つ一つ作られていたり、ラーメンの麺が一本一本作られている所を見れました。 ・十日市場駅の前の木にも毛糸や布を使った編み物が巻かれていていつもかわいいなと思ってみてたのですがそれもぷかぷかさんがやってくれていたものだと知り、近くにいなくても人を幸せな気持ちにさせる素敵な活動だなと思った。 ・人の絵や顔も独特でそれぞれの表情が違うことで何を考えているんだろうと伝わってきたし、何よりひとつひとつが繊細で手が抜かれてないため飽きずにずっと見ていられる物たちでした。 www.youtube.com 2限目は映画『Secret of Pukapuka』を上映し、気づきを詩のワークショップでまとめました。  映画を見て、ただ感想を言い合うのではなく、気づきを共有し、更に深めるために、詩のワークショップをやりました。気づきを短い詩にして、グループの中で発表します。そのあとそれぞれの詩の言葉をバラバラにし、グループとしての詩に編集し直します。でき上がった詩はグループのみんなで、ほかのグループの人達に向かって朗読します。思いを声に出して誰かに伝えるのです。詩を朗読することで、みんなで作った詩が個人の詩よりもはるかにチカラを持つことを実感します。映画を通してのぷかぷかさん達との出会いから生まれた詩が、こんな豊かさをもたらします。 ●学生さん達の感想 ・グループ全員の詩を1行ずつ組み合わせてひとつの詩を作るのもとても楽しかった。同じフレーズが沢山でてきたからこそ出来る言い回しがあったり他の人の言葉を入れることでより良くなる文があったり、前回の絵もそうだが共同でやって生まれたものは暖かくてユニークで更に良いものが出来上がってとても楽しかった。 ・地域の方々と関わる姿にとても感動しました。この大学に入らなかったら知らなかったことだし、この映像を見なかったら知ることもなかったと思うので、知れてよかったです。 ・小さい子どもたちが関われるように気を使っていたり、話しかけているのをみて、すごく優しいんだと思った。そして、表情豊かだなと思った。食べ物を美味しそうに食べていたり、劇が終わった後の様子を見て、すごく場を楽しんでいたし達成感のある表情が印象的だった。 ・くじらをテーマに劇をしていて、本気で一所懸命に真剣に一つのことに対して取り組んでいる姿を見てとても感動した。どんなことも楽しそうに笑顔で取り組んでる姿を見ると、こっちまで元気になるなと感じた。 詩を書く ・感想を詩にして、グループ全員でつなげるのもとても面白く、全く違う詩になり新しい価値観が生まれた。 ・詩を作る際にはグループでいろんな表現が出て自分では思いつかないようなことばかり同じ笑顔でもその後につく言葉次第で伝わり方が全然ちがって面白かったです。 ・「生きる、ということ」とぷかぷかさんが言う場面では、友達と遊ぶ、ソフトクリームを食べるなど日常的なものが多く、日々の何気ないことが生きているということで、幸せなことなのであると感じられました。 ・障がいという言葉は似合わない、一つの個性だという言葉が強く心に響き、今後また関わる機会が有ればその言葉を忘れずに関わっていきたいなと思いました。 ・詩を書いたり、考える機会がなく、感想を詩にするのはとても良い経験になりました。また、同じグループの人の詩と合わせて長い詩にするのも、それぞれの言葉のチョイスなどの個性が出て、組み合わせるのが楽しかったです。 ・繋げてみると不思議な文書が作られたり、無理やり繋げた感もありましたが読んでみると面白かったです。 詩の言葉をバラバラにし、並べ直す。 ・映像で見たぷかぷかさん達はどの場面も笑顔でとても素敵だと思いました。もちろんずっと笑顔でいられるというわけではないですが、あそこまで楽しそうにしているのがとても良いなと思いました。劇をしているときは真面目でいて、楽しそうにしていて、何か食べ物を皆で作っているときはほんとに楽しそうで、仲が良いんだなと感じました。 ・映画のクオリティがとても高くて、見やすい映画だった。英語の字幕まであって、沢山の人に伝えるという思いが伝わってきた。 ・太鼓を叩いてる人がリズムを崩さずに叩いていて、集中力もリズム感もすごくある人なんだなと感じた。 ・一人一人の詩をまとめてひとつの詩にするのも新鮮でおもしろかったです。他のグループの詩も聞けて自分達とは違ったでも同じような詩が作られていて面白いなと思った。 ・一つの映画の感想を、詩にすると言う斬新なアイデアで面白かった、あんなに人がいたにも関わらず、被ることがなくみんなでいい詩ができたのではないかなと感じます。でも似たようなニュアンスがたくさんあり、それを並べることで強調することで面白い作品になった。 ・今日の映画を見ていちばん印象に残った言葉は、「障害なんてない、個性が強いだけ」という言葉です。僕の心に凄く残りました。障がいがあると劣っていると思いがちだけど、そんなことはなくて人より長けている事が絶対ある人だと思いました。 ・今日の映画を見て1番残った言葉は、「障害なんてない、個性が強いだけ」という言葉です。僕の心に凄く残りました。障がいがあると劣っていると思いがちだけど、そんなことはなくて人より長けている事が絶対ある人だと思いました。 ・詩を作ったときは、グループの人の感想を組み合わせて一つの詩を作るのは少し難しかったけれど完成してみてみると、とても良い詩だなと感じ、ぷかぷかさんが見た時に喜んでくれるといいなと感じた。 ・映画を見て、一つものに対して全力で楽しんでいたし、発表会みたいなやつも素敵な発表会で感動した。 ・詩を作ったとき、その後にまさか切ってバラバラにしてみんなと繋げるとは思っていなかったからきりの悪いところで切れたりしたけど、それはそれで面白かった。みんなの色々な言葉を繋ぎ合わせられるようにみんなで考えて楽しかった。まずそもそも感想を詩で表すということも初めてやって少し難しかったけど、みんなのを見てこういう書き方もあるんだと知れたのでこのような交流ができておもしろかった。 でき上がった詩を壁に張り出す。 ・映画では、セリフや言葉でひとりひとりの個性が出ていて感動しました。あの大きな会場で、緊張も見えずセリフをしっかり覚えて伝えていて、私にはできないことなので感銘を受けました。最後に全員で同じセリフを言う場面では、セリフも動きも揃いながらもそれぞれの独自性が出ていて、みんな自分なりの表現の仕方をしていました。 ・今までの授業で関わり仲良くなったぷかぷかさんのメンバーが出演していて芸能人を見たような感覚になり、友達と「〇〇さんいた!」と盛り上がりました。 ・詩作りでは普段関わりことのないほかの組の人とひとつの詩を作り、自分だけでは考えられないような発想や思いつきが楽しかったです。 ・私たち健常者は心のどこかで障がい者のことをある種の特別扱いをしてしまっている節があると思うが、私たちとなんら変わない存在であり無限の可能性を秘めた人間であるのだなと改めて感じた。 ・詩のワークは、それぞれが作った特色も異なる詩を合わせて一つの詩にするというものだったが、これは人間社会と同じだなと思った。それぞれ異なる個性を持った人間同士が協力し合い、お互いの個性を尊重し合うことでより良い一つの社会が出来るのだなと思った。 ・映画を観る前は障害者に対して色んな偏見を私はもっていましたが、内容が進むにつれて障がい者と関わっていく健常者との間で感動が芽生えていくのをみて障がい者に対して偏見を持たずに関わっていくことで、障がい、健常者関係なく関係性を築いていけるのだなと思った。 ・映画を見た感想を班で詩にまとめたときに同じように感じた人がいて、詩でまとめることによってより一人一人の感じ方が分かり、面白かったです。また一人で考えた詩だけでなく、班の人と合わせることでまた違った感じ方になりました。 ・みんなが作った詩を組み合わせると「あたたかい」「やさしい」「まっすぐ」という言葉が多かったように思います。たった数回の交流でもぷかぷかさんたちのそういう面は私たちに大きな影響を与えているのだと感じました。 ・ぷかぷかのみなさんの笑顔またぷかぷかさんの周囲の人たちの笑顔がたくさん記録されていてとても素敵な映画だなと思った。 ・映画をみている私も、とても心があたたかくなりました。私たちにはまだまだ出来ないことが沢山あるのだなと、ぷかぷかさんたちを見ていて、正直とても尊敬するところばかりでした。また、生きるとはなにか、真剣に向き合っているぷかぷかさんたちを見て、とても考えさせられるものばかりでした。今、生きているということが、本当に奇跡で、素晴らしいことなのだな。と、改めて考えさせられました。 ・相模原の事件にむけての演奏は本当に印象的でした。わたしがたたけない楽器をたたいて、亡くなってしまった方々に本当に届いてるような素敵な演奏で、楽器は2つでしたが、ほんとにたくさんの楽器があるように聞こえました。本当に忘れては行けない事件だなと改めて感じました。 ・詩のワークショップでは、みんなの文字を切り取って読んだ際に、私にはできないけど、この方はできる、みんな同じ人間で人間の中に種類などない等と本当に改めて感じることができ、私たちって本当に素敵な生き物で尊重して生きていくことが大事なんだなと思いました。この授業を通して本当に素敵なことを学べました。 ・詩の発表の時間は心が暖まる時間でとてもよかった。 ・ぷかぷかさんのみんなのキラキラした素敵な笑顔がたっぷり詰まった映画を見れて本当に楽しかったです。日本人の人だけではなく世界の人にぷかぷかさんのことを知ってもらえるためなのか英語の字幕があってびっくりしましたし感動しました。 ・ただ感想を伝え合うだけでなく詩にしたことによって相手の感想への理解度が高まったと思います。 ・同じ映画を見た感想の詩だったのに、それぞれ違う味の詩で、とても興味深かったです。また、みんなの詩を合わせることでひとりじゃ到底できない様な詩ができ、特に難しいことをした訳でもないのに綺麗なものができたので少し感動しました。 でき上がった詩をみんなで朗読する 「詩の発表の時間は心が暖まる時間でとてもよかった。」という感想が… ・一人一人が微力でもみんなで一緒にやれば少しの力で大きくて素晴らしいものができるのだと気が付きました。どんな人でもみんなでやることで、それぞれが役割を持つことでいつの間にか大きなことをできるのだと知りました。 ・みんなの言葉を組み合わせて作るのがとても難しかったけれど、みんなの詩が一つになった時、心に刺さるほどの強さがあり、言葉に代わってこんなやり方もあるんだと衝撃を感じました。 ・詩のワークショップに関しては、自分の作った詩を切り取ることに何故か抵抗?(ええーという気持ち)を感じたが、やってみると一つ一つの言葉が文になっていくのが面白くて笑いが溢れる瞬間になった。 ・ぷかぷかさんの映画を見て、今までの講義で関わってきたぷかぷかさんと、実際働いているぷかぷかさんは本当に一緒で、素を出して大学の交流会も仕事もしているんだなと思いました。今までは、障害のある人は何も出来ないとかマイナスなイメージを持っていましたが、講義でぷかぷかさんと関わり、さらに映画を見て、障害者に対するマイナスなイメージがなくなりました。 www.youtube.com
  • 創英にきて一番楽しかった授業でした。
     創英大学の障がい児保育の授業の中で、ぷかぷかさんと一緒に絵を描くワークショップをやりました。テーマは「平和」「未来」「海」「陸」。四つのグループでそれぞれがイメージするものを描きました。ふだんなんとなく使っている言葉ですが、それを絵にすることで、お互いの違いがわかります。その違いを通して、普段一緒に授業を受けている仲間の再発見がたくさんあったようです。みんなでいっしょに創作活動をすることの面白さ。その気づきはこれから社会を担っていく人達にとっては、とてもいい経験だったように思います。  いろんな人と一緒に活動することで、一人ではできない新しいもの、面白いものが生まれることに学生さん達は気づいたようです。今回はそこに障がいのある人達が加わることで、もっとおもしろいものが生まれことに気づいたのではないかと思います。そういうことの意味をしっかり考えて欲しいと思います。障がい児保育にそういう視点が加われば、障がい児保育はただ単に障がい児の保育をする、というのではなく、そこから社会を豊かにするものが生まれる、という新しい価値を見いだすことになります。 学生さん達の感想 ・抽象的なテーマでしたが、大体みんな似たようなイメージを持っていたので、まとまった絵になっていたのが意外でした。 ・平和組で絵を描いていて、私の班にいたぷかぷかさんはニコちゃんマークやいろんなかわいらしいものを描いていました。 ・大人数で一緒に描くと、自分が描いた絵や表現を消されるというデメリットもあった。 ・ぷかぷかさんたちはめっちゃ絵が上手な人ばかりだったと思う。 ・一人で描くよりも、美しい作品ができた。 ・個性がそれぞれ出ていて、描いていて面白かったです。 ・テーマごとに全く違う絵ができ上がり、面白かったです。 ・思いのままに描けて、楽しかったです。 ・とてもカラフルで、かわいい「平和」の絵になりました。 ・それぞれの個性がよくわかりました。 ・一つのテーマについて描いているのに、それぞれ描く絵が違っていて面白かったです。一緒に描いているうちにそれぞれの性格などもわかって面白かったです。 ・こんなに大きな絵をみんなで描いたのは初めてだったので、とても貴重な経験になりました。 ・お花を描くのが上手なぷかぷかさんがいました。 ・自分では思いつかない絵や発想があって、描いていて飽きないし、とても楽しかった。 ・自分の描いたところに、他の人が描き加えて、とてもいい作品になりました。 ・ぷかぷかさんたちはものすごい集中してたくさんの絵を描いていました。 ・一緒に一つの大きな絵を描いたりするのが、とても楽しかったです。 ・絵を描く場所を変わって、友達の描いている場所に描くのは少し遠慮してしまったが、それでもどんどん絵がよくなっていったので、場所を変わることはよかったと思う。 ・大人数で描くことで、自分の絵と他人の絵が混ざりあって、想像もしなかった絵になり、面白かったです。 ・創英にきて一番楽しかった授業だった。 ・共働作業をすることで、初対面だったけど、壁がなくなってよかった。 ・ぷかぷかさん達はヨットや灯台、太陽を描いたり、絵の具棒をぽんぽんしていました。色々なことを考え、イメージどおりに描いているようでした。 ・他の人が描く絵を見て何か思いついたり、一緒に同じものを描いて完成させることで心が通うなと思いました。 ・自分だけでは絶対に作れない作品、想像を超える作品ができ上がった。 ・思いっきり描けて楽しかった。 ・一緒に大人数で描くことで、一人で描く時と全く違う絵ができ上がり、よかったと思う。 ・一緒に描く相手のことを考えながらやることが大切だと思いました。 ・大きなものをみんなで作る難しさを実感した。 ・他の人が作った絵の具を混ぜて新しい色を作ったり、他の人が描いたところにまた別の人が描き加えたりして、一人ではできない作品ができた。 ・近未来はネット社会が発達していると思ったので、いろんな線でつなげようと思っていました。ですが、結果的に訳のわからない適当な絵になりました。 ・自分一人では描けない壮大な作品ができて、とても楽しい気持ちになれました。 ・ぷかぷかさんもやっていてすごく楽しそうなのが伝わってきました。 ・各自考えてることややることが違って、個性が出ててとてもよかった。 ・今までで一番楽しくお絵かきができた。 ・ぷかぷかさんは大きい筆で大胆に描いていました。 ・似たようなものを描いていても、ひとりひとりの筆や力加減で、全然違うものができて面白かった。 ・みんなの色が重なっていって、とてもよかった。 ・ひとりひとり描いている絵は違うけど、全体で一つになった作品はとてもきれいだった。 ・個々の性格が出ていて、とても楽しい絵になりました。 ・洗い物を通してみんなとつながれた気がしました。 ・一人が一部分をやるのではなく、みんなで全体を作り上げました。 ・自分が描こうとしているものを共有することで、一人では思いつかなかったアイデアが出てきて、よりよい作品ができたと思います。 ・一緒に描いている人と会話しながら絵を楽しく描くことができました。 ・人それぞれの個性が出て、いろいろな海が想像できました。 ・それぞれ思い思いの絵を描くことでたくさんのアイデアにあふれた絵ができた。 ・普段関わらない人でも、同じものに向き合うことはとても楽しい。 ・普段しゃべらない人と一緒に描いたり、一緒にイメージを共有できたことがよかった。 ・「こうしたらいいんじゃない」「これはどう?」等とお互いの声を掛け合って描くのが楽しかったです。 ・一人の個性だけではなく、数人の個性が組み合わさって想像もできなかった作品になり、面白く楽しい時間になりました。 ・「陸」というテーマから、人それぞれの考えや発想力が違うのか、「あーそれ!」等、新しい学びができた気がします。 ・いろんな色や、自分じゃ描かないようなものがあるので、新鮮な気持ちでした。 ・ぷかぷかさんも絵が上手な人がいて、面白かったです。一緒にやるととても芸術的な絵ができ上がるので、見ていても楽しいし、やってる時も楽しかったです。 ・海=青というイメージを持っていたが、みなさんが紫やピンクで珊瑚やわかめ、魚を描き、キュートでありながら、ミステリアスな作品ができました。 ・みんなで一枚の布に自分を表現していてよかったと思います。 ・他の人が描いた絵に「連想のイメージを湧かせられる」ような刺激をもらえた。ぷかぷかさんのつけた斑点も、よりよいインスピレーションを受けられた。 ・真ん中に大きな太陽をぷかぷかさんといっしょに色を塗った。ぷかぷかさんは塗りづらい部分を率先して塗ってくれた。 ・一人では思いつかない発想があった。同じテーマで描いても、人によって違うから、その違いを発見するのが楽しい。一緒に描いた仲間と連帯感が生まれ、終わったあとの達成感が一人で描いた時よりも多く感じた。 ・ひとりひとり描くものが違い、個性が出ていることがよかった。お互い「何描いてるの?」などいいながら描くことがとても楽しかった。 ・ぷかぷかさんの絵が上手だった。 ・いろいろな絵や表現があって面白かった。 ・それぞれの個性が絵や色に現れ、それが一つの作品としてまとまると、とても幻想的で面白かった。 ・自分では思いつかない海の生き物やアイデアがたくさん出てきて、色使いも人それぞれでよかったと思います。 ・木を描いたら、他の人が葉と花、実を描いてくれたので、鳥とリスを加えました。 ・中心に太陽ができたので、まわりのあいたところに青空を描きました。 ・一人ですべて描くのではなく、他の人に足りない部分を塗ってもらい、みんなで絵を完成させるところがよかったと思います。 ・作品のテーマについて意見を出し合ったり、友達と協力したりして作り上げる楽しさを感じることができた。
  • 私が思いつかないようなアイデアがぷかぷかさんから次々に出てきて…
    創英大学で演劇ワークショップをやりました。  やったことは、 ①ネイム&アクション   この場で呼んで欲しい名前をアクションをつけていいます。このアクションをつけるというのが難しいようでした。心と体をほぐすためのプログラムです。 ②マルマルマル   アクションソング。これでわりと場の雰囲気がほぐれました。 ③種になる   イメージで堅い種になり、そこから芽が出て、茎が伸び、花が咲く、というのをやってみました。集中が深まると、とても気持ちよく花になれるのですが、そこまではむつかしかったようです。 ④ギブ・ミー・シェイプ(グループのみんなで体を使ってひとつの形を作り、その形をもとに物語を作ります。みんなで思いを共有し、それを表現するという課題。)  1)怪獣を作り、怪獣の名前、叫び声、得意技、歩き方を考える  2)ライオンになる。ライオンが昼寝をしていると、蝶々が飛んできて鼻先に止まった。さてどんなことが起こったでしょうか、というお話し作り。  3)公園のベンチを作る。そこへ子ども、あるいはおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんがやってくる。さて何が起こったでしょうか、というお話し作り。 ★ほとんどの人は初めてだったので、戸惑いながらのスタート。それでもやっていく中で場があたたまり、集中がぐんぐん深まった時があって、いい経験だったのではないかと思います。特にぷかぷかさんと一緒にやったことで、学生さんたちとは違う発想に出会うことができ、いい勉強になったと思います。 みんなで輪になって「マルマルマル」 学生さんたちの感想 ・ぷかぷかさんは私たちよりも発想が豊かで、面白い内容を話してくれることが多かった。 ・表現するって、人それぞれで、面白いなと思いました。 ・お話しを作る中で、私たちが思い浮かばなかったアイデアをぷかぷかさんが出してくれたり、こちらの提案に、よりよいアイデアを付け加えていただきました。 ・全身を使って作品を作り発表することは、ふだんやらないことなので、よい経験になったと思います。 ・「笑いの階段」や「泣きの階段」をやった時、ぷかぷかさん達の表現がとても上手だった。 ・「泣きの階段」をやった時、ぷかぷかさんに泣き真似のコツを教えてもらった。 ・椅子や怪獣を作るだけでなく、その場面のストーリーを考えたりして、とてもいい経験になりました。 ・私が思いつかないようなアイデアが色々とぷかぷかさんから出てきて、それを表現するのが楽しかった。 ・体を使っていろいろなものを表現する、というのはふだんやらないことなので、頭をたくさん使い、疲れました。でもよい経験でした。 ・体全体で表現するのが、難しくも楽しかったです。 ・チームで何かを表現するのって、こんなに難しいことなんだっていうことがわかりました。 ・その場で考えたことをほかの人達と共有し、実際の形にすることはとてもむつかしかった。 ・前回よりもぷかぷかさんとの間がぎゅっと縮まった気がしてすごくうれしかったです。  ・みんなで話し合って一つのものを作るのはむつかしくて苦戦しましたが、達成感や楽しさもあってよかったです。 ・むつかしい問題が多かったのですが、仲間と話し合い、作り上げるのが楽しかった。 ・椅子や恐竜を体で表現することをやりましたが、グループによって様々な表現があり、楽しかった。体を使って表現することはあまりないので、とてもいい経験だった。将来子どもとやっても楽しめると思いました。 ・表現することが前回よりもたくさんあり、ほかのチームがどんな表現をするのか見ることができて、とてもよかった。 ・お題が難しかったです。 ・「あさちゃん、誰とペアしたい?」や「○○役やってほしい」とお願いしたら「わかった」と理解してくれて実際やってくれたので、気持ちが通じた!とうれしく思いました。 ・みんなで一緒に考え、意見をまとめることの大変さを知った。案が出ても伝えることができずに難航することが多く、言葉を伝えることの難しさを知った。 ・考える時間も短いし、お題も難しかった。 ・緊張して会話のキャッチボールがうまくできなかったが、一緒に笑ったりして、ちょっと救われた。 ・前回よりもコミュニケーションがうまくいってうれしかった。 ・何かを表現する課題の時、表現力や想像力が豊かな人はぽんぽんと出てきてすごいなと思った。グループでイメージを共有するのが難しかった。ふだんできないような体験ができて楽しかった。 ・アサちゃんの持っていた岸田さんや安倍さんの写真で盛り上がった。 ・短い時間でストーリーを考え、配役を決めたりするのがとてもむつかしかった。決断力を鍛える必要があると思いました。 ・それぞれ差はありましたが、笑顔で楽しそうにしていて安心しました。 ・体全体で表現するのが難しくも、楽しかったです。 ・ふだん関わる機会のない人達とゲームをしたり、表現活動ができてよかったです。 ・前回と同じぷかぷかさんとグループが一緒で、より仲良くなったし、コミュニケーションがとれた。あさちゃんも少し私のことを覚えててくれたみたいで、頼ってくれたり、わからないこととか、どうすればよいかを自分から聞いてくれて、とてもうれしかった。頼られているなと感じた。あさちゃんが自分の意思を伝えてくれたのがうれしかった。 ・体全体で表現するって、ふだんなかなかできないので、よい経験でした。 ・お題が難しかったです。 ・頭でわかっていても、形に表すのが難しかった。表現力が足りなかった。柔軟な考えが必要だと思い知らされた。 ・ぷかぷかさんと関わる時に緊張がなくなった。 ・いつもと違うことをやって、試行錯誤して楽しかった。 ・ふだんやらない動きをたくさんして、一つの作品を作るのは少し難しくて、いろいろ考える部分があったけれど、楽しかったです。 ・保育の現場でも使えるようなお題があったので、頑張ってやってみようかなと思った。 ・ストーリーを創って話すことはとても楽しかったです。また頭で考えていることを表現するのは難しかったです。 ・アイデアを出し合うのは楽しくてとてもよかったです。 ・最初は緊張してぷかぷかさんに話しかけることができませんでしたが、活動をしていくうちに話しかけることができました。役決めのじゃんけんも盛り上がりました。 ・体を使った表現をすることが楽しかったです。 ・障がいの方と関わる機会が今までなかったので、緊張しましたが、今日をきっかけに関わり方を学びたいと思いました。 ・体でライオンを表現する時は、たてがみを表現してどう強さを出すかとか、怪獣を創る時はどんな名前が強そうか等、ぷかぷかさんはアイデアを出してくれました。 ・体でライオンを作った時、チョウチョをやったら、「とてもいいですね」といってもらえてとてもうれしかったです。 ・最初の自己紹介ネイム&アクションの時に、あまり元気よく行けず、どうしたらいいかわからなくなっていましたが、ぷかぷかさん達が元気にやってくれたので、私も元気に取り組めました。 ・お題に対して、みんなでいろいろ考えることができてよかったです。 ・ぷかぷかさんと一緒にいろいろなことを演じることができて楽しかったです。 ・グループの人達と即興でいろいろ考えて表現できたことが勉強になりました。 ・もっと豊かな表現ができるように発言したり行動できるようになれたらと思います。 ・ぷかぷかさんに「こういう動きはどうですか?」と聞くと、「いいですねぇ、その動き」とこたえてくれたり、「どんな動きがいいですか?」と聞くと、「背中や体を大きく見せた方がいい」とこたえてくれました。 ・みんなで作った怪獣の名前で迷っていた時、ぷかぷかさんが、炎→火山と連想し、自分の名前から「ナカカザンドラゴン」と名付けてくれました。 ・今まで以上にぷかぷかさんからいろんなアイデアを聞くことができ、楽しかったです。 ・蝶々の表現を「うまい!」とぷかぷかさんに褒めてもらい、うれしかったです。 ・体を使って表現することでコミュニケーションがとれ、楽しかった。 ・ぷかぷかさんと一緒に体を使ってベンチやライオンを表現するのが楽しかった。 ・少しずつ表現を大きくしていくゲームで前の人と同じにならないようにするのが難しかったけど楽しかったです。また、他のグループを見ていて、「あ、あの人すごいハードルを上げたな」と感じる時もあって、見ていて面白かったです。私の怒りや笑いの表現に、みんな笑ってくれたのがうれしかったです。グループで体全体を使って一つの作品を作る時は、みんなの意見をまとめるということを短い時間でやらなければいけないのが難しかったです。ぷかぷかさんも意見を出してくれたので、全員参加できてよかったです。 www.youtube.com
  • ぷかぷかさんが口にした「ぽかぽかの心」、素敵な言葉だと思いました。
     創英大学で学生さんとぷかぷかさんで「すごろくワークショップ」をやりました。サイコロを転がし、そこにあるお題をやっていくうちにお互いのことがわかり、自然にフレンドリーな関係ができていきます。学生さんたちは、ふだん障がいのある人達とほとんどおつきあいがないので、とてもいい出会いがあったようです。  学生さんの感想にあるように、それまで持っていた障がいのある人達へのイメージ(いろんなことができないのでフォローが必要、といったイメージ)が、すごろくワークショップをやっていく中で、驚きと共に変わっていきました。  すごろくのお題以上のものをぷかぷかさんから受け取った学生さんもいたようです。ここがこういうワークショップのいいところです。  こういった気づきはそれぞれの中の人間の幅を広げ、豊かにしてくれます。ぷかぷかさん達が学生さんたちの心をやわらかく耕してくれたのです。 ●学生さんたちの感想● ・正直に言うと始まる前は会話もままならないと思っていましたが、しっかりキャッチボールできました。ひとことひとことが深くて、驚きました。 ・私たちよりもすごくポジティブな考えを持っていたり、いろんなお話を聞けて面白かった。すごろくをしたことで、私たちがいつも考えないようなことを考えていることがわかり、あらためて自分のことを知れたような気がして、いい勉強になった。 ・すごろくをやっていくうえで、自分たちが進行していかないとグダグダになってしまうのではないかと心配していましたが、始まってみたら、ぷかぷかさんが話をまとめたり、進めたりしてくれて、驚きました。 ・ぷかぷかさん達が笑顔で楽しそうにお話を聞いてくれたり、相づちを打ったりしてくれて、こちら側もとても楽しい気持ちになった。また私たちが知らないことをたくさん話してくれたりして、いい勉強になった。 ・「地球最後の日に何をするの?」のお題に、ぷかぷかさんは地球を救う方法を考えていて、「おなら7人で守る」という話が出てきて、面白かったです。 「明日地球が最後の日だったら何をしますか?」というお題 それに対し「おなら7人で地球を守る」と驚きの提案。 ・腕相撲でヨコヤマさんがめちゃくちゃ強かった。ヨコヤマさんが「自分の好きな性格」を語るところで、ぷかぷかハート、と話していて、あたたかい人なんだと思った。 ・ふだんあまり関わりがないので、とてもいい経験になった。すごろくで仲を深められただけでなく、ぷかぷかではどんな仕事をしているのか、どんな性格なのか等も聞けて面白かった。特にサトーさんが途中で寝転んだり、床のゴミをいじったりすることが多かったので、集中するのが苦手なのかなと思っていたら、ぷかぷかで絵を描く時の集中力はほんとうにすごくて完璧主義だという話を聞いて驚いたことが印象に残っている。私は少し人見知りでなのですぐに仲良くなることは難しかったが、みな笑顔でしっかり話を聞いてくれていると感じてうれしかった。 ・「自分の好きな性格はどこ?」というお題があり、それを身振り手振りを入れつつ「自分のことで好きだなって思えるところはどこですか?」とかみ砕いて説明したら「ぽかぽかハート」とこたえてくれました。 ・ぷかぷかさんと二人でストレッチをした時は、二人で息を合わせて背中を合わせ、持ち上げたり、持ち上げられたりしてとても楽しかったです。 ・障がいのある人と話したり体を動かしたりしたことがなかったので、最初は不安でしたが、ワークショップが始まると全然不安なんてなくて、逆にとても楽しかったです。みんなでいろんなことをお話しできたし、自然とみんなで笑うことができて、とてもいい機会だと思いました。 ・次回は演劇と聞いたので、どんな作品ができるのか楽しみです。 ・手をつないで一緒にウェーブを作ったり、背中と背中を合わせてストレッチをやったり、たくさんぷかぷかさんと関わることができた。じぶんの好きなアーティストやマンガの話をしてくれました。 ・今日関わったぷかぷかさんは二人だけだったが、これからの授業でもっとたくさんのぷかぷかさんと関わりたい。 ・自分が話したことに対して、ひとつひとつにリアクションをとってくれたのがうれしかったです。全員で手をつないでぐるぐる回るのがとても楽しかったです。 ・最初は楽しくすごろくをやれるだろうか不安でしたが、徐々に打ち解けていき、楽しかった。もっと話をして、ぷかぷかさんのことをもっと知りたいと思った。 ・ふだんのお仕事の話(パン、お菓子作りなど)をしてくれた。お給料はちゃんと貯金してることも。 ・好きな食べ物の話で、それいいよね!あれいいよね!といってくれた。じぶんの好きなことの話もしてくれた。絵が好きで、入賞したことがあるそうだ。絵を見せて欲しい。 ・すごろくにあるお題以上のものを伝えてくれた。 ・ふだん関わる機会がないので、とても貴重な時間だった。自分が想像していたよりコミュニケーションがとれたのでよかった。もっと積極的に話せたらいいなと思った。 ・お話ししてくれたことがすごく深い内容で、心にしみた。私なんかより、ずっと考える方で、もっと聞いてみたいと思った。 ・昔から障がいのある人達とは接する機会はあったが、ここまで親密になったのははじめてだった。 ・ぷかぷかさんが私の名札を見て「さなさんですね」といってくれたのがうれしかった。こちらが話すと、相づちが多くてうれしかった。 ・恐竜のお話しをとても詳しく教えてくれました。好きなアニメの話もたくさんしてくれました。 ・ぷかぷかさんと握手しました。快く受け入れてくれました。 ・「自分の好きなところはどこですか?」のお題にぷかぷかさんが「ぽかぽかの心」とこたえていて、素敵な言葉だなと思いました。 ・最初はとてもドキドキしたけど、途中からどんどん緊張が解けていく感じがとてもうれしかった。 ・ぷかぷかさん達が体育館に入ってきた時あいさつしたら、「久しぶり、名前なんだっけ?」と話しかけてくれた。岸田さんが好きみたいで、新聞の切り抜きをたくさん見せてくれて、好きなものの話している時の笑顔が素敵だった。 ・自分の好きなこと、大切にしていることなど、ふだんいっしょにいる人も、そうでない人も、話を聞くのがとても楽しかった。 ・私が目を見て話したら、ぷかぷかさんも目を見て話してくれて、親密度が更に増したと思う。最初は楽しくすごろくできるか不安でしたが、想像以上に賑やかに過ごせて貴重な時間だった。 ・みわちゃんというぷかぷかさんと仲良くなれた気がします。最後にみわちゃんが体育館から出て行く時、手振り合いっこしました! ・話している限り、障がいという壁を感じなかった。 「自分を動物にたたえると何ですか」のお題に、動物になってみる。これはゴリラ? ・最初は緊張気味だったけど、やっているうちに慣れてきて、優しい人達が多いんだなと思いました。 ・遅刻していった私に「ここだよー」とか「こっちだよー」と積極的に話してくれてうれしかった。 ・話している時に目を見て、相づちを打ってくれた、とても話しやすかった。 ・自分が知らないことをいっぱい知っていて、ためになりました。 ・すごろくの質問を更に深掘りして、いろいろな話ができました。 ・自分の好きなことをいろいろ話してくれて、一つのことに夢中になれるその姿勢が素敵だと思いました。 ・ヨコヤマさんが「自分の好きな性格」を話すところで、「ぽかぽかハート」と話していて、あたたかい人なんだと思った。 ・ぷかぷかさん達はふだんの生活からしっかりできているからこそ、私たちの話をちゃんと聞いてくれたのだと思う。 ・どのような仕事をしているか等、仕事の詳細を教えてくれたり、自分のことをより知ってもらいたいという気持ちが伝わってきた。 ・すぐに名前を覚えてくれたりしたことがうれしかった。 ・ぷかぷかさん達が話し始めるとたくさん話してくれて、とても楽しかったです。トモミさんの明るさに場の雰囲気が何度も救われました。私自身、結構盛り上げるのが好きなタイプで、ちょっとちゃけると笑ってくれて、めっちゃうれしかったです。 ・ぷかぷかさんは自分たちの班の人達の名前を全員覚えてくれて、とてもよかったです。 ・障がいのある人に対してマイナスのイメージがあったのですが、今日のワークショップを通して、プラスのイメージになりました。 ・最後に握手をしに来てくれて、「ありがとうございました」といってくれました。 ・ぷかぷかが大好きなことが伝わりました。ぷかぷかさんに質問したら、いっぱいこたえてくれて、楽しかったです。一緒にパンを作りたいです。 ・自分にはない考えを持っていて、いい勉強になりました。 ・ぷかぷかさん達はみな明るくて、とてもいい人達でした。 ・好きなことがたくさんあったり、一つのことに全力で取り組める姿が素敵でした。 ・今まで障害のある方と接する機会がなかったので、最初はどのようにしたらいいのか不安でしたが、すぐになじめて、とても楽しくて、時間のたつのがあっという間でした。 ・次回は芝居作りと聞いて、1時間半という時間でどのようなストーリーができ上がるのか楽しみです。自分たちでは出ないアイデアが出ると聞いたので、わくわくしています。 ・最初はこちらが中心となって引っ張らなければいけないと思っていたが、みなさんとてもしっかりしていて、みなさんが中心となって楽しめた。 ・「人らしい人」というのも変だが、みんな普通の大人だった。 ・自分が話したことに対して反応をしっかりと表してくれたのと、話している相手の目をしっかりと見ながら話を聞いてくれたことなど、いつも全力で反応してくれたので、話していてとても楽しかったです。車を磨くことが好きなことや、ライブで生音を聞いてみたい等、好きなこと、やりたいことをたくさん持っていてキラキラしていました。  ・パン屋で働いているユミさんが、どんなパンを作っているのか教えてくれて、「今度食べにきてね」といってくれました。にんじんが苦手といったら、しっかり食べなさいといってくれた。 ・握手を求めてくれてうれしかった。名前なに?と聞いてくれ、すぐに名前を覚えてくれてうれしかった。私の爪を褒めてかわいいといってくれた。腕相撲をした時、私が勝てるようにわざと負けてくれた。優しかった。 ・パン屋さんですごく頑張っていること、ぷかぷかが大好きなことが伝わってきた。 ・質問した内容にポジティヴにこたえてくれて、楽しい時間が過ごせました。私がこたえた質問に共感してくれてうれしかったです。 ・もっとたくさん話して仲良くなりたいです。ぷかぷかでどんなことをしているのか、どんなことが楽しいのか、もっと知りたいです。 ・どこに住んでいるのか等、たくさん質問してくれてうれしかった。 ・同じグループじゃなくても、話しかけてくれて、うれしい気持ちになった。 ・最初は緊張してたけど、ぷかぷかさんが会話を広げてくれたり、質問をしてくれたりして、自分たちのこともぷかぷかさんのこともたくさん知ることができて楽しかった。 ・すごろくの質問を「○○さんはどう?」と私に向けて言って下さって、緊張していたので、いっぺんに気持ちがほぐれ、うれしかったです。 終わったあと、一人残って感想を書いている人がいました。
  • こういう言葉が少しずつ社会を変えていく
     毎日新聞の上東さん、頑張ってまたやまゆり園事件を問う連載記事を始めました。 mainichi.jp mainichi.jp  書いても書いてもやまゆり園自体は何も変わらなくて、読んでてむなしくなります。それでもあえて書き続ける上東さん、尊敬します。  ほかの新聞社がやらない中では、書き続けること自体に素晴らしい意味があり、価値があります。  裁判が終わってしまい、何もしなければ、事件はどんどん忘れられていきます。そういった中でのこの連載記事は、多分歴史に残るほどの価値ある記事になると思います。  福祉の現場にいる者として、やまゆり園事件に関するメッセージを発信し続けねば、とあらためて思いました。  事件を問うことは、社会のありよう、私たちひとりひとりのありようを問うことでもあります。障がいのある人たちと、この社会の中でどんな風につきあっていくのか、どんな風にいっしょに生きていくのか、と問い続けること、それが「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」というメッセージを発信した事件を超えることだと思います。  事件を問うだけでなく、事件をどうやって超えていくのか、を実際にやってみること。考えるだけ、あーだこーだ言うだけでは社会はちっとも変わりません。大事なことは、やまゆり園事件を引き起こすような社会を本気で変えることを実際にやってみることです。  つい三日ほど前、ぷかぷかの近くにある創英大学でぷかぷかさんと一緒にすごろくワークショップを通して新しい出会いを作る授業をやってきました。サイコロを転がしてすごろくゲームをやり、お互いのことを知る授業です。  すごろくには「旅行に行きたいのはどこ?」「自分てどんな人?」「好きな歌手は誰?」といった問いがあり、それにひとりひとりが答えていくます。たったそれだけのことなのに、普段障がいのある人たちとのおつきあいのない学生さんたちにとってはとても新鮮な体験だったようです。  その時に出てきた学生さんの気づきのひとつがこれ。    新しい出会い 新しいつながり    一つの空間に明るい風が吹いてきた。    ぷかぷかの人の不思議な力    いつの間にか明るい気持ちになっていた。  ぷかぷかさんと一緒にちょっと動けば、こんな素敵な言葉が学生さんから出てくるのです。こういう言葉が少しずつ社会を変えていくのだと思います。  私たちがとにかく社会に出て行き、ちょっとアクション起こせば、こういった反応が出てきます。そういうことをやるのかどうかだけです。やらなければ、社会は変わりません。  福祉事業所には魅力ある方がたくさんいます。そういう人は社会に出していかないともったいないです。  11月14日(土)、横浜ラポールで映画を手がかりに事件を考える集まりをやります。でんぱたで先日稲刈りをしたのですが、そのお米を使ったおにぎりが出ます。これはもう来ないとソン!です。創英大学の学生さんも参加します。ぷかぷかさんとの出会いの話もしてもらう予定です。
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