ぷかぷか日記

詩のワークショップ

  • 「ともに生きる社会」をテーマにした詩のワークショップ
    神奈川ネット主催で「ともに生きる社会」をテーマに研修会をやりました。ただ話し合っても、ほとんど何も残らないので、ぷかぷかの映画『Secret of pukapuka』を見たあと、詩のワークショップをやりました。それぞれ気づいたことを5,6行の短い詩に書き、それをグループで共有したあと、それぞれの言葉を切り離し、グループの中で並べ替え、グループの詩として編集し直します。編集し直す段階で、それぞれの考え方が対立することもあって、ここがいちばんおもしろいのですが、今回は似たような考え方の人が集まっていたのか、すんなりまとまってしまいました。  まとまった詩をグループで朗読します。誰かに向かって朗読する、といったことはほとんどの方はやったことがなく、とても新鮮な経験だったようです。言葉に丁寧にふれる、言葉を誰かに届ける、誰かの言葉をしっかり受け取る。そういったことが詩のワークショップのおもしろいところです。  映画を見ての気づきを短い詩にします。 それぞれの詩をグループの中で発表します。 それそれの詩の言葉を切り離し、並べ直します。 でき上がった詩の発表 www.youtube.com でき上がった詩の発表 www.youtube.com 発表した人の感想 www.youtube.com 発表を聞いた人の感想 www.youtube.com でき上がった詩の発表 www.youtube.com 発表した人の感想 www.youtube.com 発表を聞いた人の感想 www.youtube.com 参加した人達の感想 ★こんなワークショップやってみたいと思われた方は高崎まで連絡下さい。takasaki@pukapuka.or.jp
  • ふろふき大根
    ぷかぷか旅行で行った高知でゆず味噌を見つけ、うちに帰ってからふろふき大根につけて食べました。しみじみおいしいですね。  大好きな詩人長田弘さんの詩に『ふろふきの食べ方』というのがあります。  自分の手で、自分の  一日をつかむ。  新鮮な一日をつかむんだ。  スのはいっていない一日だ。  手に持ってゆったりと重い   いい大根のような一日がいい。  それから、確かな包丁で  一日をざっくりと厚く切るんだ。  日の皮はくるりと剥いて、  面とりをして、そして一日の  見えない部分に隠し刃をする。  火通りをよくしてやるんだ。  そうして、深い鍋に放りこむ。  底に夢を敷いておいて、  冷たい水をかぶるくらい差して、  弱火でコトコト煮込んでゆく。  自分の一日をやわらかに  静かに熱く煮込んでゆくんだ。  こころさむい時代だからなあ。  自分の手で、自分の  一日をふろふきにして  熱く香ばしくして食べたいんだ。  熱い器でゆず味噌で  ふうふういって。 ●●●  「自分の手で、自分の一日をつかむ」という出だしの言葉が大好きです。  一日をつかむ、という感覚。  ゆったりと重い いい大根のような一日…  この詩を誰かに向かって朗読すると、つい好きな言葉に思いがこもり、力が入ります。  なので、人によって読み方が全く違います。そこに新しい出会いがあります。  これが詩の朗読ワークショップの面白さ。  昔こんなワークショップをあちこちでやりました。遠いところは四国の愛媛まで出かけてやりました。  ゆず味噌をつけたふろふき大根を食べながら、ふとそれを思い出し、またあちこちでやってみたいと思いました。「あっ、おもしろそう」って思った方はタカサキまで連絡下さい。takasaki@pukapuka.or.jp   2時間ほどのワークショップで、思いもよらない気づきがたくさんあります。  詩は一人で黙って読んでもいいのですが、誰かに向かって声を出して朗読すると、詩がムクムクと生き始めます。詩との新しい出会い、人との新しい出会い、自分自身との新しい出会い…  心と体がふっと緩み、なんだか元気になります。ぜひトライしてみて下さい。連絡待っています。
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