ぷかぷか日記

最初、こわいこわいといって逃げ回って…

 ワークショップの企画書を読んだ友人からこんなメールが来ました。

 

 冒頭を読んでいて思い出した(というか、たまに思い出す)んだけど、

私も最初、自閉症の子がこわかったなぁ、と。
のんちゃんの弟のひろくんとはじめて会った時(小学校低学年だったと思う)、
こわいこわいと言って、逃げ回ったのを覚えている。
ひろくんは同じ歳です。
でもその後の記憶は、いつのまにか学校の帰り道にはいつものんちゃんの家に寄り、
ひろくんと一緒におやつを食べ、テレビを見(私の家にはテレビが無かったから、
のんちゃんの家でテレビを見るのが楽しかった)、それで家に帰る、という
日々が続いていて、ひろくんが通っていた(当時の)特殊学級の子たちと
一緒に冬はスキーに出かけたりもして、とても楽しかった。
「こわい」という気持ちは、「わからない」ことから来ていたんだなと、
今ならわかります。
だから日常的に彼らに接することができる場が身近にあることって
とても大切なことだなって思いました。
ひろくんと毎日のように会っていた日々から十数年が経って再会したら、
ひろくんは私のことをちゃんと覚えていてくれた。とっても嬉しかった。

 

 街の中でこんな出会いがたくさんあれば、社会はもう少し変わるように思います。

 「ぷかぷか」は今、街の中でこんな出会いを毎日毎日つくっています。「ぷかぷか」にやってくる子どもたちが大きくなって、メールをくれた友人のような気持ちになってくれたらいいなと思うのです。

 

 

最近の日記
カテゴリ
タグ
月別アーカイブ