しんごっち展が11日(土)からぷかぷかカフェで始まります。注目はなんと言っても銀河鉄道の絵巻物。
1.2メートルくらいの絵巻物です。全体を撮ると絵が小さくなってしまうので、2枚に分けて撮っていますが、上の絵が下の絵の右側につながります。
絵巻物をそのまま額装したものがこちら。
これをしんごっちは中学生の時に描いたというのですから、ほんとうに驚きです。彼が空想した世界のなんという豊かさ。
現実世界のリアルな列車の先に、宇宙を走る青い銀河鉄道が、うねるように走っています。
彼が生きていた世界、生きようとした世界、生きたかった世界がここにあるように思います。
脳腫瘍が再発するちょっと前に描いた絵があります。
クレヨンの使い方がすごくうまいです。列車の周りの風景はシンプルに、透明になっています。どこまでもどこまでも彼は宇宙にロマンを求め、つき進んでいたのだと思います。
この絵を描いた数週間後、頭が痛いと絵も描かずに横になった頃から調子が悪くなり、脳腫瘍の再発がわかりました。
鮮明に見るにはこちら
http://pukapuka-pan.xsrv.jp/index.php?しんごっち展