ぷかぷか日記

すっかり子ども達の人気者になり

 霧小にパン教室をやりに行きました。スタッフは私を入れて3名、ぷかぷかさんはセノーさん、コーキさん、ユミさん、タカノブさん、ショーへーさんの5名です。霧小の子どもは30人くらいで、適当に混じってやりましたが、時間の関係で生地をこねていったので、分割するとあまりやることがありません。ですから地区センターの調理室でやっているパン教室のような濃厚なおつきあいはなくて、ちょっと淋しい雰囲気。

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 2次発酵、待っている間にプロモーションビデオを見せて「障がいってなんだろう」をテーマに、アーダコーダの対話をしました。

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 人数が少なかったので対話をするにはちょうどよかったのですが、こちら側の進行がまずかったのか、あまり対話がはずみませんでした。

 「障がいのある人でもいろんなことができることがわかりました」

という発言があって、できる、できないの対話が少し続いたのですが、できるできないで判断してもらっても困るなと思ったので、何かができるできないに関係なく、

「その人といっしょにいると心ぷかぷかになった経験はありませんか?」

と話題を変えました。いとこにそういう人がいて、そういう経験がある、と話してくれた子どもがいました。

「どうしてそのいとこといっしょにいると心ぷかぷかになるんだろうね」

と聞いてみたのですが、実際に心ぷかぷかになることを経験していても、どうしてそうなるのか説明するのはむつかしいようでした。

 心ぷかぷかは、心があったかくなること、とか何人か発言していましたが、そのことと、障がいのある人といっしょにいることのつながりが今ひとつはっきりしないようでした。

 言葉で説明できなくても、障がいのある人といっしょにいると心ぷかぷかになることが経験的にわかればいいだけの話なのですが、あえて「どうして?」って聞くことで、子ども達に障がいのある人たちとのおつきあいについて考えて欲しいなと思っています。何かの答えを求めているのではなく、どこまでも子ども自身が考えるきっかけです。

 

 なんとなく会話が途切れてしまったので、ぷかぷかさんたちに自己紹介してもらいました。ショーへーさんはポケモンのいわば研究者みたいな人で、あらゆるポケモンの声の出演者がわかります。子ども達は次々に質問し、パッパッと答えるので、みんなびっくりしていました。アーダコーダの子ども哲学よりもはるかに盛り上がりました。

 すっかり子ども達の人気者になり、ショーへーさんもうれしそうでした。

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