学童の子ども達といっしょにパン教室やりました。
子ども達はほんとうに楽しかったようです。あっ、楽しい!っていう子ども達の気持ちがビリビリ伝わってきました。そんな楽しさの中に、当たり前のようにいるぷかぷかさんたち。ぷかぷかさんたちはパン教室に関してはみなさんベテランですので、何も言わなくても、きっちりとやるべきことをやってくれます。それを子ども達はちゃんと見ています。
ひょっとしたら、大人たちから障がいのある人たちのことをいろいろ聞いているかも知れません。でもパン教室の中のぷかぷかさんは、多分大人たちがいう「障害者」とはかなりちがうイメージだと思います。障がいのある人たちとおつきあいのない大人たちの多くは「障害者」に対してマイナスのイメージを持っています。あれができないこれができない、社会のお荷物、更には「障害者は犯罪を起こすんじゃないか」といったマイナスのイメージです。パン教室の中のぷかぷかさんたちはそれらをひっくり返すような働きをします。一緒にパンを作れば、彼らは「あれができないこれができない」人でないことはすぐにわかります。彼らの働きぶりを見れば「社会のお荷物」どころか、社会を引っぱっていく人です。まして「犯罪を犯すような人」でないことは、ちょっとおつきあいすればすぐにわかります。
そういう意味で、パン教室に参加した子ども達は、障がいのある人たちについて、すごい勉強をしたのだと思います。
今日のメニューは「菜種ロール」「メロンパン」「肉まん」「ピザーほうれん草のジェノベーゼ」「ミネストローネスープ」
★保護者の方の了解を取っていないので、子ども達の顔はぼかしてあります。ま、それでも雰囲気は伝わると思います。
粉と酵母と塩と水を混ぜ、こねていきます。
メロンパンの皮になるクッキー生地を作る
ピザのトッピング「ほうれん草のジェノベーゼ」を作る
ほうれん草、ニンニク、オリーブオイルをフードプロセッサーにかける。
肉まんの具を作る。左のぷかぷかさんは大ベテラン。おひさまの台所では「春巻き姫」と呼ばれるくらい春巻きを作るのが得意。
発酵中の生地をワクワクしながらのぞき込む
スープを作る
ついさっき廊下で寝ていたセノーさんがジェノベーゼの味付けを
ユースケさんが生地を計量しながら分割。それをみんなで丸めます。
メロンパンの皮を生地に張り付けて、スケッパーで線を入れます。
肉まんの成形が終わり、セイロに並べます。
ピザのトッピング ほうれん草のジェノベーゼソース
パンが焼き上がります。
肉まんが蒸し上がります。
ピザが焼き上がって、八つに切ります。
できあがり!
かずま君はお母さんといっしょにいただきま〜す。
かずま君はいわゆる「障がい児」です。すごい多動で、今日もお母さんは講師をやりながら、かずま君のことをいつも気にかけていました。そんなかずま君ですが、私たちにとってはとても大切な人です。なくてはならない存在です。それはちょっとおつきあいすればすぐにわかります。
かずま君がいると、こんなふうにまわりの世界が豊かになります。