ぷかぷか日記

ぷかぷかはアミューズメントパーク

  音楽プロデューサーのFujikiさんは「ぷかぷかはアミューズメントパークだ」といいます。「楽しいや、びっくりや、ほっこりがあって、おいしいものがあって、アートショップやお土産もある。スピードものんびりもある。似顔絵を常時やったら、アミューズメントパークにありそうなものが全部そろってしまいます」と。

 そうか、ぷかぷかは「ぷかぷかさんと一緒に生きていこうぜ」っていう「テーマパーク」なのかと思いました。

 ぷかぷかさん達が日々生み出すとんでもないおもしろさは、いわゆる福祉事業所の概念から見ていると、そこから大きくはみ出すものばかりです。福祉などという視点から見ていると、たくさんの新しい価値を見落としてしまいます。

 Fujikiさんはpvプロボノというプロの映像スキルを持った人たちのグループで音楽プロデューサーをやっている人です。映画『ぷかぷかさんカナダをゆく』のエンディングの音楽をブラッシュアップしてくれた方です。私はそのエンディングの場面で涙が流れてしまいました。ぷかぷかさんがいることの幸せ感が、音楽に乗ってわ〜っと押し寄せてきて,もう涙が止まらなかったのです。Fujikiさんはそういう幸せ感を表現するのがものすごくうまい人だと思いました。何よりも幸せ感を大事にする人です。

 Fujikiさんは福祉の人ではないので、私たちとは全く違う視点でぷかぷかさんを語ります。昨日は演劇ワークショップでぷかぷかさんが歌う歌を録音しに来ました。

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 ぷかぷかさんの歌をCDに焼き付けて世界に向けて発信しよう、なんとことおっしゃっていたので、CDにするなんて、ぷかぷかさんの歌はそんなレベルじゃないですよ、なんて言ったのですが、Fjikiさんは「ぷかぷかさんの歌はこんなの聴いたことない感に溢れているからお客さんも音楽家もフタッフもおいみんな集まれ、これやっべーぞ、って感じです。」といいます。

 「こんなの聞いたことない感にあふれている」「だからみんな集まれ!」という評価は、ぷかぷかさんの歌の評価,一般的に彼らを見る評価を全くひっくり返します。

 「こんなの聞いたことない感にあふれている」ことが、そのまま新しい価値なんだと思いました。目からウロコ、でした。

 「ぷかぷかはアミューズメントパーク」という言葉も、そういう今までにない目線から出てきた言葉だと思います。ぷかぷかの生み出す新しい価値がここから見えてくるのかも、と思いました。

 

 

 

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