2月9日(土)福岡で上映会、トークセッションをやります。
教職員組合の主催ですが、誰でも参加できます。昨年7月に相模原障害者殺傷事件2年目の追悼集会で上映会とトークセッションをおこなった筑豊の「虫の家」 の理事大場さんが企画してくれました。
ただ上映会、トークセッションをやるのもおもしろくない気がして、上映会の前に簡単な詩を読むワークショップをやろうと思っています。
谷川俊太郎の「うんこ」の詩の朗読をやろうと思っています。朗読は、集中してやると、人の心と体をほぐします。1月14日に福岡でワークショップやったときも、コミュニケーションゲームのあと、障害者雇用という重いテーマでワークショップを始める前、ちょっと場の集中が途切れてしまい、このまま重いテーマのワークショップはきついなぁ、と思っていました。たまたま「うんこ」の歌詞カードがあったので、急遽「うんこ」という詩の朗読をしました。
ごきぶりの うんこは ちいさい
ぞうの うんこは おおきい
うんこというものは
いろいろな かたちをしている
いしのような うんこ
わらのような うんこ
うんこというものは
いろいろな いろをしている
うんこというものは
くさや きを そだてる
うんこというものを
たべるむしも いる
どんなうつくしいひとの
うんこも くさい
どんなえらいひとも
うんこを する
うんこよ きょうも
げんきに でてこい
この詩の朗読は大成功でした。場がぐっと集中し、そのあと、とても中身の濃いワークショップができました。
オペラシアターこんにゃく座の萩京子さんが作曲した歌もあるので、CDかけながら歌も歌っちゃおう、と思っています。
8番目に「うんこ」の歌が入っています。
詩の朗読をして歌も歌って、心も体もほっこりあたたかくなったところでぷかぷかの映画見たら、ぷかぷかのあの空気感がより伝わる気がしています。頭ではなく、心と体で受け止められます。
トークセッションも、
「映画の中でどうしてこんなに笑顔が多いのか」
というテーマでみんなで話し合えるようなトークセッションにしたいと思っています。そういう切り口でぷかぷかをみんなで考えてみよう、というわけです。私が一方的に笑顔が多い理由を語るよりも、みんなでその理由を探った方が、よりいろんな問題が見えてくると思います。何よりも自分のいる場所で笑顔を増やすことができます。
★あなたの街でもぜひこんな上映会、トークセッション、企画して下さい。やってみようかな、と思ったらpukapuka@ked.biglobe.ne.jp 高崎までお問い合わせ下さい。