ぷかぷか日記

ぷかぷかさん達と希望の持てる物語を作り続ける

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 年末になって反撃能力云々のきな臭い話が飛び出してきて、少し気が滅入っています。

 

 12月6日の東京新聞 れいわ新選組舩後靖彦参院議員(重度障がいの議員)のインタビュー記事
「戦争は社会で最も弱い人々にしわ寄せが向かう。第2次大戦下のナチスドイツは「生きるに値しない」と障害者、同性愛者らを組織的に虐殺した。
 日本でも障害者は「国家の米食い虫」扱いされた。肢体不自由の子らが通う東京都内の学校が児童を疎開させようとしたが、「障害児は将来、国の役に立たない」と言われ、受け入れ先が見つからなかった。ようやく疎開できたが、疎開先で何かあったら子どもたちに飲ませるようにと、軍将校が校長に青酸カリを渡したという話が残っている。」
  
 きな臭い話は、こういった恐ろしい話につながります。そんな中で、尚も希望を持ち続けるにはどうすればいいのか。やっぱりぷかぷかさん達と希望の持てる物語を作り続けることだと思います。
 
 こんな素敵な刺繍を作ってくれた方がいました。落ち込んだ心を一気に引っ張り上げてくれます。

 

クリスマス前にはパン屋の大きな窓にこんな絵を描いてくれた方がいました。心がキュンとなります。

 

 表現の市場に向けて、ぷかぷかさんとスタッフでこんな素敵なチラシを作りました。いっしょに生きるとこんな素敵なものができるのです。一緒に生きる希望を生み出します。

 

 

創英大学での「障がい児保育」という必須科目でヨッシーの段ボール作品を登場させたところ、学生さん達を圧倒。作品に学生さん達を揺り動かすチカラがあったのです。

「あれを一人で作ったのかと思うと、すごすぎて言葉がでないです」
という感想が出てきました。

 

すごろくワークショップ、演劇ワークショップ、一緒に絵を描くワークショップなど4回の授業を通してこんな言葉も出てきました。希望の持てる言葉です。

 

 ぷかぷかさん達と一緒に演劇ワークショップをやった方はこんな感想をよこしてくれました。

「演劇ワークショップはめちゃくちゃ楽しかった」「ワークショップをやっている間、なんだか何度も泣きそうになった」「彼らといると少しだけ自由になれた」「胸にポッっと灯った暖かい何かがあった」

 ぷかぷかさん達といっしょに生きるとどんなことが起こるかを語っています。そういったことが希望を作り出すのだと思います。

 

 そうやってできた舞台がこれです。いっしょに生きることの希望が見える舞台です。「共生社会」だの「ともに生きる社会」だのごちゃごちゃ言うよりも、こういう舞台をぷかぷかさん達と一緒に作り出すことこそ大事な気がします。この映像はお客さんからいただいたものです。

www.youtube.com

 

 ぷかぷかはこの舞台ができるまでの過程を一本の映画にしようと現在記録した映像を編集中です。できあがり次第お知らせします。どこか会場をとって上映会をやりたいと思っています。楽しみにしていて下さい。

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