ぷかぷか日記

第8期演劇ワークショップ第2回目

 

 

 ●ジェスチャー伝言ゲーム。チームに分かれてジェスチャーでお題を伝えるのですが、これがおもしろかった。たとえば《ペンギン》というお題。それぞれ自分の持ってるイメージが違うので、その表現・ジェスチャーが違います。そのジェスチャーを見ても、全く別なものをイメージする人もいます。なので、伝わるものがだんだん違ってきたりします。

《お題》 ペンギン うさぎ 花火

 花火が難しく各チーム色んな回答がでました。かーくんは他のチームのを見て正解がわかったのか途中で自らジェスチャーを変えていました。

 

●ネズミの耳としっぽ製作

カチューシャに米袋で作った耳をつけます。

 ワークショップの中では久しぶりの物作り。 場がものすごく集中しました。

 

小さい子もごちゃ混ぜで

 

すばらしい衣装を作ってもらったのに、自分で立ち上がれない。

 

テラちゃんがごろんと横になっても、誰も気にしないこの雰囲気がいい。

 

 

耳と尻尾ができたところでお披露目会。ランウェイを歩いて出てきて、決めポーズ!

そらくんのなんとも元気なお披露目に、みんな圧倒されてしまった。

 そらくん、たからくんのパワーあふれるパフォーマンスを見ると、いつも元気なぷかぷかさんたちのパフォーマンスも、なんだかしょぼい感じがしました。

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・あみちゃんとうたの練習

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休憩

 

・ふたみさんのダンス

 

・あみちゃんとうたの練習

ちょっと長い映像ですが、新しい歌が歌えるようになるまでのピアニストの安見ちゃんの引っ張り方が素晴らしくうまい。

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・ネズミになってシーン創作

■食べ物を運ぶ

■ピンチに遭遇する

■その後どうするか

をチームで考えてみよう!

 

チーム①

そうめんネズミがしっぽでのどごし最高なそうめんを干す

チーズを見つけるネズミ

チキンレッグを見つけるネズミ

パーティーをしよう!と食べ物を運んでいる途中でわしに襲われる

セレン姫がさらわれそうになり、みんな必死で守ろうとする

絶対に離さないと、お互いのしっぽに捕まってわしにつられて空に浮かぶ

地面に落ちる

チキンレッグ、チーズは食べられたがそうめんが残ったのでこれでパーティー開始!

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チーム②

カマンベールチーズを転がして運ぶ
かぼちゃ、人参を運ぶ
カマンベールチーズはチーズケーキに
かぼちゃと人参はサラダに調理
するとイノシシが食べ物を狙いにやってくる
ねずみたちはがっちりスクラムを組み、食べ物を守る
イノシシは諦め、その場を去る。

 

チーム③

お腹が空いたので、食べ物を探しに行こう!
落ちているとんがりコーンを見つけ、拾う。
お供えしてあるどんぐりを見つけ、いただく→とんがりコーンの中へ
アイスクリームやさんが来て、とんがりコーンの上にソフトクリームをまいてくれる。
大事に運んでいると、強い風がふく。
ソフトクリームが倒れそうになるので、その場で急いで食べる。
無事お家に着くと、再びアイスクリーム屋さんがやってきて、またとんがりコーンの上にソフトクリームをまいてくれる。
皆喜んで食べる。

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チーム④

畑からキャベツを運ぼうとするが、重いのではじめに少し食べて軽くする
運んでいる途中少し休憩していると、巨人がやってくる
はじめは怖がるが、どうも襲ってこないので、もしかしていい巨人なのでは?とキャベツをはこびやすいように細かくして欲しいとお願いしてみる
すると巨人がキャベツを細かくしてくれる
やっぱりいい巨人だった!喜んで巨人にお礼を言い、運びやすくなったキャベツを皆で運ぶ

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 若い進行役が頑張っている今回の演劇ワークショップ。さて『フレデリック』のお話しが、どんな形で舞台に上がるのか、楽しみにしていて下さい。

 
参加した人たちの感想
●4年前に参加した時は息子二人を連れて行くと目が離せない、一緒にいないと!…とそこに神経尖らせてドキドキハラハラでした。その頃に比べて今回は私もずいぶん力が抜けて、息子たちから離れて参加者の一人として楽しく参加できていることになんだか嬉しくなりました。(やっと親の殻を脱ぎはじめた感覚です)気づくと息子たちのことを忘れている私。言葉だけではなく体も全て使って表現する演劇の面白さ、ぷかぷかさんたちの発想の豊かさに触れて思いもしない表現が生まれる面白さを二度目の参加でより体感しています。 そして何より息子たちが楽しんでいることが見て取れました。時には勝手にトイレに抜け出したり、でもいつの間にか輪の中に入っていたり、ダイナミックな表現を披露したり、サボることも忘れてなかったり😅二人はちゃんと自分の表現を持っているんだよなぁとつくづく感じる時間でもありました。 息子たちのような障害のある人を喋れない、コミュニケーションが取れない人にしているのは、私の方がそれに気づく目を持っていないだけということに反省や自戒の気持ちがムクムクと湧いてきました。差別は自分の中にもあります。私が背負わなくちゃもその一つで、放っておいてもちゃんと誰かに助けてもらいながら参加しているのをみて、改めて私が彼ら自立の邪魔をしないように気をつけなくては!と思いました。 表現の市場で二人がどんな表現をするのか、今から楽しみです。
 
●今回の大きな取り組みとして、ねずみの耳と尻尾を作る時間がありました。
素敵な耳と尻尾ができて、お披露目会で皆さんが生き生きと発表しているのが印象的でした。
衣装の効果もあってか、その後のお芝居に一人一人が入り込めていたと思います。
これから本番まで身にまとう、愛着のある衣装になってくれたら嬉しいです。
 
食べ物を運んでいたらピンチが訪れる、というお芝居にも取り組みました。
鳥や動物や巨人など様々なねずみの敵が登場し、きっとねずみサイズだと人間の何倍ものピンチなのだろうなと想像しました。
まだアイデアはバラバラですが、見ている人も、演じる人もピンチとして共感できる展開にみんなで向かって行けたらと思います。
それと同時に、彼にしかできない働きをする、詩人フレデリックの一面も大切にしていきたいです。
 
●今日も楽しかった!一言で言えばそうなのですが、ゲームに、工作に、ネズミの耳としっぽのお披露目に、寸劇、すべてに夢中になれて、心が開放される気分。そしていつもぷかぷかさんに癒されます。 気を遣っていないようで遣っているのか、気を遣っているようでいないのか、よくわからないけれど、優しさを感じられる瞬間が必ずあって、心が暖かくなります。2回目のせいか、みんなとの距離もちょっと近くなった気がして嬉しかった。 身体的にはちょっと疲れるけれど、ぷかぷかさんたちの純な姿に、今日も癒されました。
 
●第二回目となるワークショップ。 早めに着いてしまって、2階の入り口の鍵が開いておらず、日にちを間違えてしまったのかと焦ってしまったが、9時過ぎになり、中に入れホッとするが、高崎さんが、遅れて来るので、暫く待って欲しいとの事。 腰が痛くて通院しているとの事をお聞きしていたので、今日も腰の痛みを抱えながら、指導されるのかな〜と心配になってしまったが、まあ元気そうなお顔だったので、ちょっと安心しましたが、ちょっと遅れてのワークショップがはじまりましたが、皆さんの元気さに圧倒され、最初から最後まで、何とか着いて行けてたかな?と感じた程でした。 四つの班に分かれて一つの物語を作る場面など、思いもつかない発想がポンポン飛び出して来るのには、驚きでしたし、短時間で、劇が完成して、1人1人が良い動きをして、劇が出来上がって行くのが凄いな〜と感心してしまいました。 今日も1日楽しく、実りある時間をありがとうございました。
 
●ワークショップ自体に、参加経験が少ないため、どんな風になっていくんだろう?とワクワクする気持ちで参加しています。大枠はあるにしても、皆の意見やアイディアで変わっていく楽しみもあるんだな、と感じています。元々の自分の考え方が、筋道や計画通りに進めていくタイプだったので、不安はありましたが、実際に参加してみて、この変化を感じるのも楽しみの一つなのかな、と思っています。また、あることに夢中になる時間も貴重だな、と感じました。昨日の、ねずみの耳としっぽ作りは本当に楽しかったです。このあと、どんなことが起こり、それらが積み重なっていくのか。とても楽しみです。
 
●去年に引き続き2回位目の演劇ワークショップ参加です。 去年は、初めてpukapukaさん達との濃厚な交流に、良い意味での驚きや感動をたくさんいただいました。 今回は、ワークショップに参加して、思ったことは「ああ帰ってきたな。」でした。 自分とは違う特別な人と空間を共有するというよりは、同胞と再会したという感覚でした。 運営されてる方は大変で、私は良いとこどりだとは思いますが、 とてもリラックスして楽しく過ごすことができました。 しかしこのような感覚を味わえたのも、pukapukaさんと一緒にいた方が徳!!と、発信し続け、pukapukaさん達と繋いでくれる高崎理事長や、pukapukaがあるからなのだと思いました。 4歳児と参加しているので、子供が飽きたり嫌になったりしないようにと、コントロールしながらですが、子どものフラットな視点を持つための教育にもなると思うので次回も楽しみにしております。
 
●今回はねずみのしっぽや耳を作る、制作の時間もあって楽しかったです。

一つ一つ皆さんの作品を鑑賞してみたいなと感じました。 前回ではお話してなかったぷかぷかさんとも初めて話すことができて嬉しかったです。

個性豊かな彼等からこちらも刺激を受けたりして「彼らといっしょに生きていった方がおもしろい」という

ことを最初の頃にも増して実感していっているような感じがあります。  今後も彼らといっしょにどんなことをつくっていけるのか楽しみにしています。また次回お会いできますことを楽しみにしています。

 

イラストの感想文

  

 
 
進行役をやった人の感想
昨日2回目のWSが終わりました。参加しているみなさんと一緒に、工作やシーン創作をして、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
最後の振り返りでも話したのですが、自分ひとりで考えているだけでは思いつかないことや、まったく想像していない展開が生まれていくことが、このWSで私が一番大好きなことです。
 
昨年、参加者として、初めてぷかぷかさんとのWSに参加しました。その時には、背伸びせず、気を使いすぎず、素直な自分でいられるこの場所に大きな感動を覚えました。そんな素敵な取り組みに、今年度は参加者ではなく進行役という形で関わることができました。加えて、人生で初めて進行役という立場になりました。つまり、進行役デビューがぷかぷかでのWSになったわけです。
進行役のお話をいただいたときには、ものすごく嬉しくて、とにかく頑張ろう!!と強く思ったのを覚えています。でも、具体的な打ち合わせが進み、1回目のWSを経て、自分の未熟さや経験不足を痛感することが、すでに何度も何度もありました。それは、今の自分では当たり前のことだし、全部が全部うまくいくわけじゃないとわかっていたはずなのに、それでも落ち込んでしまう私がいました。
 
そんな感じでむかえた2回目のWS。2回目のWSでは、その日のメインとなる創作活動の一つを進行することになっていました。前日の夜からかなり不安と心配に脳みそが支配され、当日の行きの電車の中でも、何度も何度も進行内容を確認しました。会場についてからも、不安は消えず、楽しそうな様子のぷかぷかさんたちを遠目に見ながら、「頑張ってみんなと楽しい時間を作るんだ…」と、心の中で必死に自分を鼓舞して、WS開始の時間を待っていました。そしたら、おもむろにゆみっちが近づいてきて、「しおりん、疲れてるの?」と私に聞いてきました。疲れた顔をしているつもりはなかったので、すごくびっくりして、取り繕うことも忘れて「そうかもしれない」と本音をもらしてしまいました。そんな私にゆみっちは「大丈夫?大丈夫だよ。」と声をかけてくれました。その瞬間に、ものすごく安心できました。参加者の時にも感じた「この場所では、私は私のままいていいんだ」ってことをもう一度思い出した瞬間でもあったような気がします。その後も、続々とぷかぷかさんたちが話しかけてきてくれて、そんな風に過ごしているうちに、一人でいるときよりもずっと心が楽になっていたし、緊張や不安も和らいでいました。
いざ、WSがはじまって、進行役としてそこにいると、やっぱり自分の未熟さはちゃんと出てきてしまうんです。だけど、それに落ち込んでいられないくらい楽しい時間もそこに生まれていて、それは間違いなく参加してくれている人たちのおかげだなあ…と、心から思います。
 
高崎さんは「この人たち(ぷかぷかさん)と生きていくことは得だ」と、よくおっしゃっています。私も、「その通りだな」と思っていたつもりでしたが、WSを経て、より強く実感しています。
社会の中にいると、誰が決めたのかもわからない「常識」の色眼鏡をかけながら、他人を見てしまうような気がします。「常識」からはずれた行動や言動に対して、ものすごく厳しい目を向けてしまう気持ちもわからなくない、というか、私もぷかぷかさん達と出会えなかったら、自分が色眼鏡をかけていることに気が付けなかったかもしれませんし、一生掛け続けたままだったかもしれません。でも今では、その厳しい目は、彼らの自由も制限するし、同時に自分も苦しめるんだということが、ぷかぷかさんといてよくわかります。大変なことがないわけじゃないんです、だけど、私はなんとなく役割分担をしているような感覚になります。私は、ぷかぷかさんたちから元気やエネルギーや笑顔や、おもしろいアイデアとかいろんなものをもらっていて、だからぷかぷかさんの苦手な作業やうまくいかないことはお手伝いします。そんな良い循環が参加者の皆さんの間にもに発生しているんじゃないのかなと思ったりしています。その様子を見ていると、高崎さんの言う「この人たちと生きていくことは得だ」という言葉の意味を、より強く感じられるような気がします。
 
 
進行での声掛けや、進行内容の作成では、まだまだ課題が山積みの私ですが、次回以降もみんなと一緒に「私のまま」WSの場にいられたらいいなと思います
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