ぷかぷか日記

タカサキ日記

  • パンのリース
     パン屋にパンのリースが飾ってありました。   こちらはアート部門の人たちの作ったリースです。
  • ぷかぷかしんぶん12月号
     ぷかぷかしんぶん12月号発行しました。   ホームページからダウンロードするとより鮮明なしんぶんが見られます。 http://pukapuka-pan.xsrv.jp/index.php?ぷかぷかしんぶん    
  • あんなにも心の底から楽しい〜って思えたのは久しぶりです
     「あんなにも心の底から楽しい〜って思えたのは久しぶりです。」という感想が、ワークショップに参加した地域の方から届きました。うれしいですね、こんな感想が届くと。  ワークショップとその発表会の舞台が、参加者にとってどういうものであったか、とてもよく語った言葉だと思います。  楽しいことはふだんの生活にもたくさんあります。でも「心の底から」という言葉がつくほどの楽しさはなかなかありません。だからこそ、そんなふうに思える「時」と「場」を自分で作っていきたいと思うのです。ワークショップはそういうことが実現できる有効なメソッドだと思っています。  ワークショップは、それ自体楽しいものですが、そこに障がいのある人たちが加わることで、楽しさが2倍にも3倍にもなります。そういうとびきり楽しい「時」と「場」を、障がいのある人たちといっしょに生きたい、という思いがありました。お互いが、心の底から楽しい〜って思えるような「時」と「場」と「関係」を共有できたらこれほどすばらしいことはありません。いっしょに生きていった方がいいね、という思いは、そういったことを共有することから生まれるんだと思います。  さらにそういう「時」と「場」と「関係」の中で作り上げた作品を舞台に上げ、芝居を見に来たたくさんの人たちと、障がいのある人たちといっしょに生きていく楽しさ、大事さを共有したいと思いました。  結果は予想をはるかに超えるすばらしいものができあがったように思います。  歌劇「森は生きている」は37分の舞台です。その37分は、いつもの37分ではなく、たくさんのお客さんを前にした、ひりひりするほどの緊張感の中で、ふだんの何倍も密度の濃い37分だったように思います。ここにしかない、そんなすばらしい時間を、障がいのある人たちといっしょに生きることができたこと、そしてそのことをたくさんの人たちと共有できたこと、それがほんとうによかったと思います。  舞台の上では「障がいのある人」ではなく、「ゆみっち」であったり、「かーくん」であったりする「普通の」個性あふれる人たちでした。そういう関係で舞台に立てたことが何よりもすばらしかったと思います。    この舞台に立った地域のおじさんこと「げんさん」は 「明日からまた〈自称、何の変哲もない普通の会社員〉の日常に戻る私です」 と、ちょっとさびしそうにメールを送ってきました。げんさんにとって、ワークショップ、とりわけ最後の舞台は、本当に夢のような世界だったんだろうと思います。  普通の会社員であるげんさんにとっては、ワークショップに参加するとか、大きなホールの舞台に立つ、なんてことは、想像することもむつかしい世界だったと思います。それがひょんなことからワークショップに参加し、そのおもしろさにのめり込み、気がついたら、照明がバチッと当たり、たくさんのお客さんが見ている舞台に立っていた、というわけで、こういうところがおもしろいなと思うのです。  大きなホールの舞台に立ち、お客さんの前で作品を発表する、なんてことは、普通、なかなかできることではありません。それがワークショップを楽しんでいるうちに、自然にできてしまう、というところが、ワークショップのおもしろいところであり、ワークショップの持つ〈力〉だろうと思います。今回プロ集団である〈演劇デザインギルド〉〈デフパペットシアター〉〈安見ちゃん=プロのピアニスト〉の力は確かに大きかったと思います。でも最終的に、げんさんはじめ、みんなを舞台に引っ張り上げ、感動的な舞台に仕上げたのは、ワークショップという〈場〉の持つ〈力〉だと思うのです。(昔、京都で平和をテーマにワークショップやったとき、800人くらい入ったホールの舞台の発表だけではもの足らず、京都駅前まで出かけていって街頭で芝居をやってしまったことがありますが、そこまでみんなを引っ張ったのはワークショップそのものの持つ力としかいいようがないのです。)    げんさんにはタケちゃんという子どもがいます。タケちゃんは知的障がいのある子どもです。げんさんはタケちゃんの障がいをうまく受け止められなくて、ずいぶん悩んでいたと聞きました。障がいのある人たちとあまりおつきあいのない普通のお父さんによくある悩みです。  ぷかぷかのパンをよく買いに来る近所の方だったので、ワークショップに来ませんか、と誘ってみました。毎回タケちゃん、お父さん、お母さん、の3人で参加しました。タケちゃんは活発な子どもで、いつも真っ先に発言し、その意表を突いた言葉に、みんなどぎまぎし、爆笑しました。  コミュニケーションゲームで好きな季節や、好きな野菜ごとに別れたりするゲームをしたことがあります。進行役に変わって「今度は私が質問したい」「僕がします」という人が次々に出てきて、その質問はお菓子であったり、漫画やディズニーランドのキャラクターだったりしました。  タケちゃんは、「げんさん」「じゅんちゃん」「ぱっつん」「あみちゃん」のうち、いちばん好きな人は?、という質問をしました。「げんさん」は自分のお父さん、「じゅんちゃん」はお母さん、「ぱっつん」は進行役、「あみちゃん」はピアニストです。で、本当は「げんさん」「じゅんちゃん」「ぱっつん」「あみちゃん」は部屋の四隅に立ってみんなが選んでくれるのを待っているのですが、どういうわけか「げんさん」は自分を放棄して(?)、ピアニストの「あみちゃん」が好き、というグループに入っていて、みんな笑ってしまいました。  この質問のおもしろさは群を抜いていました。こんなふうにタケちゃんがいたからこそできた楽しいことが、今回のワークショップの中ではたくさんありました。ワークショップの場で、タケちゃんはとても大切な存在であることが、回を重ねるにつれ、げんさんにも伝わっていったようです。げんさん一家の食卓で、ワークショップのことが毎日のように話題になったと聞きました。  前日の舞台リハーサルの前、鼻に白いドーランを塗ったとたん、タケちゃんは大爆発。お父さん、お母さんで必死になだめること30分、ようやく舞台に上がったものの、途中で「やだ!」とかいいだし、舞台の上でひっくり返っていました。普通なら大騒ぎになるところですが、いいよいいよ、と誰も気にせずに舞台が進みました。いかにもぷかぷからしい舞台だったと思います。  本番もどうなることかと心配していましたが、タケちゃん、前日のことはすべて忘れたような顔で立ち直り、一家三人で舞台に立つ、という画期的なことが起こったのです。げんさん一家が輝いて見えました。げんさん、じゅんちゃん、タケちゃんに拍手!拍手!です。  げんさんにとってワークショップはタケちゃんと出会い直しただけでなく、げんさんの人生にとって、あるいはじゅんちゃんの人生にとって、とても大きな出来事ではなかったかと思います。この6ヶ月で体験したこと、舞台で体験したことをゆっくりゆっくり振り返って欲しいと思っています。    本番前、小道具の確認をするげんさん一家。   本番直前。みんなドキドキです。   直前まで音の打ち合わせ。   もっともっとパンをちょうだい!   年に一度の神さまたちのおまつり。   神さまたちのお祭りに迷い込んだ娘たち。   真冬に1時間だけ時間をゆずってもらった4月の神さまがマツユキソウを咲かせます。    娘たちの持った来たマツユキソウを見て、もっともっと欲しいとわめく王様と王女。   自分勝手なことを言い続け、神さまたちに懲らしめられる。    自分勝手な人間たちも入れ、みんなで「森は生きている」を歌う。    ワークショップの発表会が終わってなんだかふぬけ状態になり、1週間たってようやくワークショップのことを振り返ることができました。まだまだ書き切れてないことがたくさんあります。気がついたらまた書きます。  写真では残念ながらあの舞台の熱気は伝えられませんね。ごめんなさい。  来年3月くらいにワークショップの記録映画ができあがるかも知れません。ドキュメンタリー映像作家の宮沢あけみさんが膨大な記録を撮っていました。本番は夫のNHKのカメラマンまで動員して撮っていました。楽しみにしていてください。  できれば来年もこんな舞台を作りたいと思っています。 計画が固まりしたいホームページでお知らせします。時々チェックしてください。  ワークショップの記録写真集を作る予定でいます。これもホームページでお知らせします。  
  • 今日よりもいい明日を創り出す舞台
     11月24日(月)、『表現の市場』がありました。企画段階では、障がいのある人たちの表現に出会うことで、また新しい関係が広がっていくといいな、ぐらいしか考えていませんでした。ところが実際に市場が開くと、表現の持つすさまじいパワーにぶちのめされたというか、圧倒され、もう涙すら出てくる始末でした。表現というものの持つパワーを見くびっていた気すらします。  ぷかぷかで働いているダイチさんが舞台で和太鼓をたたきました。会場のみんなを圧倒する雰囲気で太鼓をたたきました。  ダイチさんは、朝出勤するなり、今日は腰が痛いの、具合が悪いのと、ごろっと横になり、仕事場に行くまで1時間はかかっていました。毎日にそんなことをやっていたので、ダイチさんはそんな人だとみんな思っていました。  ところが昨日、舞台で太鼓をたたくダイチさんはまるで別人でした。え〜!ダイチさんてこんな人だったの?とぷかぷかのスタッフはみんなびっくりでした。  「表現」というものがこんなにも人の持つ力を引き出すのかと、本当に驚きました。このかっこいい姿、見てやってください。  「分教室はっぱ隊」の舞台は、彼らの持つ生きるエネルギーがワンワンと渦巻いていました。養護学校を卒業したあと、社会の中で辛いことやいやなことは、普通の社会人以上にあったことは容易に想像できます。でも、不平不満は一言も口にせず、「俺たちは元気だぜ!」って、ひたすら元気に歌い、踊っていました。障がいのある人にとっては、ほんとうに生きづらい社会の中で、それでもけなげに生きる彼らの生きる姿勢のようなものが伝わってきて、なんだか涙がこぼれてしまいました。  残念だったのは、彼らが卒業した学校の教員が一人も来ていなかったことです。集まったお客さんたちを感動させた彼らのパワーをしっかり見て欲しかったと思います。彼らのあのパワーこそが世の中を変えていくんだと思います。「支援」されているのは、むしろ私たちの方であることを、この「表現の市場」の舞台はしっかり教えてくれたように思います。  STEP IN THE LIFEのダンスもすばらしかったですね。会場のみんなを巻き込んだこのパワー。  彼らのこのパワーはどこから出てくるんでしょう。 みんなが一つになれたこの舞台の熱気こそが、今日よりもいい明日を創るんだと思います。
  • いよいよ明日本番です
     第6回目のワークショップ。リハーサルルームで、歌の稽古と通し稽古をやったあと、衣装を着て実際に舞台でリハーサルをしました。衣装を着て、穴の頭に白いドーランを塗ると、一挙にテンションがアップしました。   わがままな王様はちょっと間抜けな感じ   王様役のコンノさんが書いためくりの文字。なんとも味のある字です。   舞台はみんな初めてなので、舞台監督から舞台の構造などについて説明を聞きました。中程に幕を引くことで、王様のお城の場面になり、幕を開けると冬の森になることなど。   ピアニストのあみちゃん。ピアノ一本で食べてる人だけにすばらしくピアノがうまい。前日、あみちゃんの希望で、かつてジャズピアニストキースジャレットの調律をしたという調律師に調律してもらいました。ピアノは神奈川県に3台しかないというすごいピアノ。歌劇『森は生きている』には林光さん作曲のすばらしい歌がたくさん歌われます。    冬の森のシーン。みんなで凍った木々を表現しました。真ん中でタケちゃんが寝っ転がっていますが、こういうのもアリなぷかぷかの舞台です。タケちゃんはメイクを塗ったことが気に入らなくてパニック状態になり、30分くらいわめいていました。ようやく舞台に上がったのですが、やだ!と寝っ転がってしまいました。ま、そういう形の木もあっていいんじゃないか、とそのまま続行。   お母さんはタケちゃんといっしょに舞台に立てるなんて夢にも思わなかった、ととても喜んでいました。お父さんもいっしょに舞台にたち、タケちゃんの家族は、この舞台で、また一歩前に進んだようでした。   パンがもっと欲しいとわめく王様と王女。  ♪ もっと もっとパンをちょうだい   もっと もっと   もっともっともっと パンをちょうだい   もっともっともっと   もっともっともっともっと パンをちょうだい   もっともっともっともっと    もっともっともっともっともっと と、歌い疲れて家来と娘たちは倒れてしまいました。  この歌はオペラ『ロはロボットのロ』の中にある歌。作曲は萩京子さん。とても楽しい歌です。   冬の森にやってきた娘たち。いかにも寒そう。バックは舞台監督ナルさんの演出。舞台だけ見たときは、何?これ、って感じでナルさんに言ったのですが、役者が立ち、照明が当たると、とたんに雪の光景になるんですね。さすがナルさん、と思いました。   年に一度の12月(つき)の神さまたちのお祭り。『森は生きている』は、この12月(つき)の神さまたちに娘たちが出会ったお話です。   わがままな王様、王女たちを懲らしめる神さまたち。   わがままな王様、王女たちも、もう反省したのだから、いっしょに生きていこうよ、と『森は生きている』をいっしょに歌います。  タケちゃんはすっかり立ち直って、真ん中で歌っていました。   いよいよ明日(24日)本番です。ぜひ見に来てください。みどりアートパークのホール、午後2時開演です。            
  • そういった人たちも含めていっしょに舞台に立とう!
     いよいよ24日、「表現の市場」(みどりアートパークのホール)の本番です。 http://www.m-artpark.com/event/20141021142453.html    プログラムは 【第一部】午後2時〜  ①和太鼓《あらじん》、  ②パフォーマンス《分教室はっぱ隊》  ③ダンス  《STEP IN THE LIFE & せや福祉ホーム》    休憩中に《ライアー(竪琴)演奏》 【第二部】午後3時20分〜  ④人形劇団《ふもっふっ二代目》      『テキトー版 赤ずきん ~赤ずきんちゃんと玉手箱~』  ⑤《デフ・パペットシアターひとみ》「雨ニモマケズ」「野原うた」 【第三部 】午後4時20分  ⑥みんなでワークショップ 歌劇「森は生きている-ぷかぷか版」    みんなでワークショップの発表会でもあるのですが、仕上がりはどこまでも不安状態。台本はあるものの、その通りに動くとはとうてい思えないし、そこがワークショップのおもしろいところとはいえ、300人も入るホールの舞台に立つので、いい加減なことはできません。台詞のタイミングで照明を変えたり、舞台装置が変わったりするのですが、その台詞がうまく出るのかも、その場になってみないとわからないという頼りなさ。いや、そもそもその台詞が読めない人もいるので、タイミング以前の問題なのですが、そういった人たちの含めていっしょに舞台に立とう!というのですから、大胆というのか、表現する言葉がありません。  まぁ、24日、楽しみにしていてください。  台本に興味のある方は下記アドレスをクリックしてください。多分この通りには行かないのですが、お話の筋道はわかると思います。 http://pukapuka-pan.xsrv.jp/index.php?ワークショップ発表会・台本  
  • 筆を使って描くと…
      ケンさんが筆を使って絵を描きました。ボールペンやサインペンとは違う味が出ていて、とてもいい感じです。    ケンさんには今度水彩を教えていく予定でいます。ケンさんの描く世界がもっともっと広がるといいなと思っています。
  • いろとり鳥ワークショップ
     佐賀であった「いろとり鳥」というワークショップに行ってきました。障がいのある人たちを対象にしたワークショップで、鳥の体を胴体、羽、尾羽と、三つのパーツに切り分け、色を塗って組み立てるとカラフルな鳥ができあがります。   胴体に顔や「下り」の文字が入ったりで、要は何でもあり、の楽しい鳥。   親御さんたちの和やかな顔がいいですね。   くちばしがきれいな色に。   集中するこの姿勢がいいですね。   なんともカラフルな鳥ができあがりそう。   こんな鳥が空を飛んでいたら楽しいだろうなと思います。    できあがった鳥たちは糸でつるし、舞台に飾るそうです。全部で百羽くらい飾るそうで、すごい舞台になりそうです。    ぷかぷか三軒長屋ができあがったら、地域の子どもたちといっしょに、この「いろとり鳥」のワークショップをやりたいと思いました。できあがった鳥は三軒長屋の前にずらっと並べて、鳥コンテストをやろうかなと思います。1等賞には「鳥パン」のご褒美が出るかも。
  • 茶髪に合うアクセサリー
     先日、ガイさんが髪を茶髪にしてきました。私は「ガイさんてやっぱり今風なんだ」「ちょっとかっこいいじゃん」なんて思ったのですが、スタッフによっては引っかかりを感じる人もいたようで、「茶髪で出勤していいんですか?」なんて言ってましたが、私は「別にいいんじゃないの」と、ガイさんにはとやかく言いませんでした。  日がたつにつれ、茶髪って、なかなかいいじゃん、て思うようになり、更には、ピアスとかネックレスも茶髪なら、それに合うものがあるんだろうなと思い、ガイさんに、 「ねぇ、茶髪に合うアクセサリー、考えてみない?」 と、提案してみました。こんなことはガイさんでないと絶対にわからない世界です。ガイさんにしかできないデザインだろうと思います。  ふだんはなんとなくかったるそうなガイさんですが、時折、ガイさんの気持ちをぐっと引っ張り込むものがあるのか、カチッとスイッチが入る時があって、そんなときは猛烈なエネルギーを注ぎ込んで仕事を仕上げます。それでいて、仕上げたあとは、 「別に」 と、冷めた顔をしています。この冷めた顔してるところがすごいなと思っています。そんなガイさんを見ていて、この人はその気になれば本気で仕事をやる人だなぁ、と思っていました。  茶髪に合うアクセサリーの企画に果たしてどれくらい乗ってくるか、今のところなんともわかりません。いつものように 「わかった、考えとく」 と、つれない返事で、しかも 「茶髪にもロンゲ、とショートがあって、感覚が違うんだよ」 と、面倒くさそうに言ってました。それでも思ってもみない企画を提案され、まんざらでもない感じでした。  うまくスイッチが入るとおもしろいことになるだろうな、と今からわくわく楽しみにしています。    
  • こども抜きでも参加するに値する場所になって
     11月15日(土)、パン教室がありました。  地域の方で、「今日は子どもがお父さんと遊ぶので私だけ来ました」というお母さんがいましたが、それくらいパン教室は大人にとっても楽しい、居心地のいい場所になっているのだろうと思います。みんなで寄ってたかってパンを作る、というたったそれだけの場所ですが、地域の方にとって、子ども抜きでも参加するに値する場所になっていることの意味は侮れない気がしました。  パン屋を始める前、いくつかパン教室に行ったことがあります。確かにおいしいパンは焼けるのですが、ただそれだけの場所でした。ぷかぷかのパン教室は、メンバーさんと入り乱れ、本当にごちゃごちゃの雰囲気で、こんなのでパンが焼けるの?と不安を感じるほど(パン教室を引っ張ってきた高崎ですら、そう思うくらいです)ですが、それでもばたばたと動き回るうちに、なんとなくおいしいパンが焼き上がってしまうところがまぁ不思議といえば不思議。そして何よりも楽しいです。この楽しさと居心地の良さみたいなものが、地域の方たちにとっても魅力になっているようです。その魅力を作りだしているのはやはりメンバーさんたちであり、これがもしスタッフだけでやるパン教室であれば、多分地域の人たちは来ないんだろうなと思います。   これは前回の写真ですが、このごちゃっとした雰囲気こそがぷかぷかパン教室。     あっちこっちから手が伸びて…   肉まんをせいろに並べます。    できたばかりのあんこを使ったあんパンの成形    ピザの成形とトッピング   みんなで作れば、ほらこんなにおいしそうなピザが。このダイナミックな形は、そのままぷかぷかパン教室の勢い。   蒸し上がったばかりの肉まん。ほかほかの湯気にいいにおい。  
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