ぷかぷか日記

タカサキ日記

  • ゴス・ロリとボーカロイド  その2
     「ゴス・ロリとボーカロイド」のことを書いたところ、それを読んだ方からアドバイスをいただきました。    《 ゴスロリは本屋さんにいってゴスロリ系雑誌を見るなどすると話しが少しはわかるかな?》    まぁそうですが、ゴスロリ系雑誌なるものがどういうものかわからず、ネットで調べると、本屋で見るにはかなり勇気のいる雑誌であることがわかり、若い女性スタッフに買いに行ってもらいます。   《 ボカロは、YouTubeの『歌ってみた』で検索するといいかもしれません。》   とありましたので、早速聞いてみました。 おもしろかった!すごくおもしろかった。こんなおもしろい世界があったのかって思いました。  ボーカロイドの好きな方が月曜日に面接に来ますが、ようやくイメージできました。ありがとうございました。
  • gotti から電話
     夕方、なんとgottiから電話がありました。  「ぼくもうちょっとお休みするから」としきりにいってました。こちらからいろいろ聞いても、一方的に同じことをしゃべっていました。  声はいつもよりちょっとガラガラ声でしたが、病人の弱々しい感じの声ではなく、わりとしっかりした感じでした。  電話がかけられるくらいなので、よほど調子が良かったのだと思います。この調子でどんどん元気になって、時々電話くれるといいな、と思います。
  • ゴス・ロリとボーカロイド
     特別支援学校の進路担当の方が見えて、アートを希望している方は「ゴスロリです」とおっしゃいました。「ゴスロリってなんですか?」と聞いたのですが、説明しにくいようで、何でも黒っぽい服装で、どうとかこうとかいってましたが、よくわかりませんでした。  ネットで検索すると「ゴシック&ロリータ・ファッションの略称」とあって、これもよくわかりません。写真がいろいろ載っていたので、要するにこういう格好をした女性が、ぷかぷかのアートを希望しているのか、と何となくわかったのですが、ついて行けないなと思いました。  来週面接に来る方は「ボーカロイド」に凝ってるとかで、これもネットで調べてもよくわかりませんでした。昨日のテレビで「ボーカロイドで作ったオペラがパリの劇場で大好評」とか言ってましたが、そのボーカロイドと来週面接に来る方がどういうふうに結びつくのか、何となくわかったようなわからないような、なんとも難しいですね。  その方を相手にどういう話をすればいいのか、悩んでしまいます。  ま、それでも、アート部門は、そういう新しいものをどんどん取り入れて、新しい広がりを持って欲しいと思っています。
  • 東急5050系4000番台
     朝、待望の東急5050系4000番台が届きました。早速箱から出し、並べてみました。顔を近づけて見ると、わくわくします。この電車がgottiの生きるエネルギーを引っ張り出してくれるといいなと思います。    
  • 東急カレンダー
     カフェのお客さんでgottiのファンの方が東急カレンダーをお見舞いに、と持ってきてくれました。gottiがほしがっている「東横線5050系4000番台」が表紙になっているすばらしいカレンダーです。  かっこいい車両ですね。gottiのリクエストがあって私は初めて知ったのですが、gottiの持ってる世界の豊かさを感じました。   今週末、お母さんと会うので、お渡しする予定です。gotti、これを見て少しでも元気になって欲しいと思います。
  • チョココロネで美人?
     チョココロネ食べて美人になるとは誰も思いません。  ところが、外販のおすすめ上手、リエさんが今日の外販先で  「チョココロネ食べると、こんなふうにお肌がきれいになります」  と、突然、顔をキュッキュッとこすりながら宣伝を始めました。  え?そんなこと言って大丈夫?という心配をよそに  「あら、そう?」  とチョココロネを買っていくお客さんが続出。  結局全部売れて、1万数千円の売り上げ。  帰りの会で、それを報告すると、  「それって、詐欺じゃないの」  なんて言われていました。  チョココロネ食べて美人になるはずはないので、まぁ詐欺と言えば詐欺ですが、  それでも「あら、そう?」と笑いながらお客さんたち買っていましたので、そういう関係を作って場を盛り上げたリエさんはやっぱり天才的「おすすめ上手」だと思いました。    
  • 絵を描かせてあげたい
     アートかれんに行きました。第3土曜日は月一回の絵の教室です。教室と言っても、絵の指導をするわけではなく、それぞれが自分のペースで好きに絵を描く教室です。  gottiはこの教室が大好きでした。ぷかぷかのパン教室といつも重なっていたのですが、大概こっちの方に来ていました。gottiの大事にしたいものがよく見えます。  gottiは大好きな電車の模型をいじりながら絵を描いていたそうです。gottiらしい絵の描き方です。gottiにとってはいちばん楽しい、幸せな時間だったんだと思います。  もう一度gottiにここで絵を描かせてあげたいと思います。  
  • 同じ釜のメシを食う
     ぷかぷか料理教室がありました。利用者さん18名、スタッフ6名で手打ちラーメン、水餃子を作りました。  両方とも粉1㎏をこねましたが、ウーエンさんのレシピは生地が硬くて、結構手強い気がしました。まぁ、それでも15分ぐらいこねて、30分くらい寝かせるとなかなかいい感じの生地になりました。  餃子の皮は全部で130個くらい作ったので、けっこう大変。1㎏の生地を半分に切り、それを更に半分に…と切っていって16等分。その一つ一つを棒状に伸ばして、それを8等分し、一個一個を丸く薄くのばします。伸ばすそばから具を包み、お湯に放り込みました。ねぎだれをつけた熱々の水餃子は最高の味でした。  手打ちラーメンは、秋の旅行でほうとう作りの体験をしていたので、同じ要領でやりました。手羽先を煮込んで作ったスープに手造りの分厚いチャーシューとゆで卵をのせると豪華なラーメンのできあがり。  皮から作る餃子も手打ちラーメンも、けっこう大変でしたが、みんなでやれば楽しい料理教室になって、何よりも同じ釜のメシを食う感覚は、お互いの関係を更に深めた感じがしました。  12月にはチキンの丸焼きパーティと生クリームてんこ盛りケーキを4台も焼くクリスマスパン教室があります。
  • いつかきっと、と思い続けて
     昨日の瀬谷区役所での販売の売り上げは49,660円もありました。わずか1時間足らずでこれだけの売り上げがあったのです。福祉事業所の販売としては、もう、驚異的としか言いようがない気がします。  3年半前、「ぷかぷか」を始めた頃は、天然酵母、国産小麦のパンなのにどうして売れないんだろう、と頭を抱えてしまうくらい売れませんでした。それでもいつかきっと売れる!と思い続けてきたのですが、その思いは《あこ天然酵母》で作ったパンのおいしさに出会ったところから始まっています。本の原稿からその時のお話を書き出してみます。    パンを作る際に使用する天然酵母にもいろいろあって、どの酵母を使うか迷っていた頃、「あこ天然酵母」というすばらしい酵母に出会いました。  キューハンという業務用ガスオーブンのメーカーの主催するパン教室に行った時のことです。焼きあがった食パンが本当においしくて、ちょっと幸せな気分になるほどのおいしさでした。  そのおいしさをかみしめながら「これで勝負しよう」とはっきり思いました。「ほどほど売れればいい」ではなく、あくまで「勝負する」という緊張感を伴う判断でした。  「あこ天然酵母」はイーストに比べればはるかにコストはかかります。価格のみを考えると、天然酵母はイーストの2倍強です。発酵時間を考えると一次発酵はイースト1時間に対して、天然酵母は12時間。発酵器の電気代が12倍もかかることになります。当然パンの値段も張ることになります。そんな高いパンでやっていけるのかどうか。  全くわからない中で、それでもこの食パンの味で「勝負しよう」と私は思ったのです。そのくらいの決意がないと、前へ進めない気がしていました。  パンについては全くの素人でしたから、なにか一つくらい勝てるものがないと、やっぱり不安でした。「この味ならいける」という判断も素人の判断です。 それでもその判断に賭けるしかありませんでした。  ふつうの福祉事業所であれば、こんな素人判断で事業を始めたりしないでしょう。こういう素人判断こそが、「福祉起業家」の発想になるのだと思います。        ですから1年目、2年目と赤字が続いたときも、「いつか絶対に勝つ!」と密かに思っていました。そうでも思わないと自分を支えきれない感じでした。  そして、3年目。ようやくほんの少しですが黒字になったのでした。4年目の今、「おいしい」と言ってくれるお客さんがじわじわと増え、これからが本当に楽しみです。                                                               瀬谷区役所での驚異的な売り上げは、あのときのどきどきしながらの判断が間違ってなかったと言うことでしょう。どこまでこれが伸びていくのか、毎週わくわくしながら外販部隊が帰ってくるのを待っています。
  • この写真を撮るために
     カフェのお客さんから嬉しいメールが来ました。   先日、ぷかぷかカフェで誕生会をさせたいただいたMです。素敵な写真おくっていただきありがとうございました。1歳の誕生日の良い記念になりました。また、「ぷかぷか日記」でも記事にしていただきありがとうございます。(11月10日)「利用者さんと一緒に・・・」とありましたが、私達家族にとっては「利用者さん」という意識はまったくなく、ぷかぷかで働いておられるスタッフさん、私達をお祝いしてくれる皆さんと一緒にという意識でした。私達がぷかぷかカフェを気に入っている理由としては、おいしい料理やパンということもありますが、ほっこりするスタッフさんとの触れ合いも楽しみの一つです。なので、キッチンの方が見える壁側の席に妻はいつも座りたがります(笑)。今後も「ぷかぷか日記」をチェックさせていただきます。「しんごっち」さんの病状も気になるところです。先日も銀河鉄道の絵を眺めていて「これいいね~」と話していた矢先に病状のことを知りました。少しでも快復されますように祈っております。       Mさんのリクエストで撮れた写真、本当に嬉しいです。ぷかぷかがやろうとしていたことが、この写真に集約されています。この写真を撮るために、今までがんばってきた、と言っていいくらいです。Mさん、ほんとうにありがとうございました。ぷかぷかの思いが、真ん中の小さなお子さんにもしっかり伝わって欲しいなと思っています。        
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