ぷかぷか日記

ぷかぷかな物語

  • てんこ盛りのラブを、世界の隅っこで叫ぶ
    しらいわさんが『ぷかぷかな物語』の感想書いてくれました。 note.com  キラッと光る素敵な言葉があちこちにありました。  「10年分生きて得した気分になった」  『ぷかぷかな物語』はぷかぷかがはじまってから10年の、てんやわんやの物語です。しらいわさんは、読みながら、その物語の世界をぷかぷかさんたちと一緒に生きたのだと思います。だから「10年分生きて得した気分になった」のだと思います。  私は「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ。その方がトク!」と言い続けてきました。それに対して、見学に来た福祉関係の人が、彼らとのお付き合いをトク!なんていうのはおかしい、といったことがありました。でも彼らとお付き合いすると毎日がすごく楽しいし、私たちとは発想が違っていて、付き合えば付き合うほど自分の世界が広がっていきます。これはやっぱり人生「トクした!」としか言いようがありません。  でも、支援という関係でしか相手を見られない人にとっては、そういう関係は受け入れられないのだと思いました。なんかすごく不自由なものを感じました。そこから自由になれば、もっとおもしろいことが生まれるのに、と思います。  「世間がヘイトで一色になる前に、色とりどりの色を届けたい。こんなに楽しくて、明るくて、愉快で、豊かな世界があるのだと伝えたい。そんな思いに溢れた本だ。」  相模原障害者殺傷事件が発信した「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」のメッセージは、死刑判決が出た後も、社会の中に残ったままであり、それは障がいのある人たちを社会から排除し、当事者、家族にとっては「恐怖」とも言える社会を作っています。 「私の子どもは命の選別を否定しない社会で、真っ先に命の選別をされる存在として、生きるに値しない命として判断されかねないこの社会で、生きねばならないのだ。その恐怖は大きい。」 としらいわさんは書いています。しらいわさんの息子さんは重度の障害を抱えています。  事件の発信した言葉に対して、ぷかぷかは「それは間違っている」「障がいのある人たちはいた方がいい」「障がいのある人たちはまわりをハッピーにする」というメッセージを発信し続けました。言葉だけでなく、具体的で、肌で感じるようなメッセージです。  「こんなに楽しくて、明るくて、愉快で、豊かな世界がある」というメッセージを、ぷかぷかさんと一緒に生きる日々の出来事を写真に撮り、映像に撮り、言葉を添えてFacebook、ブログなどで発信してきました。  「こんなに楽しくて、明るくて、愉快で、豊かな世界がある」ことを肌で感じられるワークショップ、パン教室、アートのワークショップをやってきました。  演劇ワークショップではぷかぷかさんと地域の人たちで6ヶ月かけて芝居を作り、大きなホールの舞台で発表してきました。一緒に生きていった方がいい、と一目でわかるような芝居です。一緒に生きるとこんなに豊かなものが生まれる、と一目でわかる芝居です。  そういったメッセージに共感する人が少しずつ増え、ぷかぷかのまわりの社会は変わってきました。『ぷかぷかな物語』はその記録です。記録という冷たいものではなく、思いの溢れた熱い本です。 「私は、障がいのある子の親として、障がいがあることは、不幸ではないことを、しっかり伝えられているだろうか?障がいのある子を育てて、どれだけ、幸せと、喜びと、豊かさをもらったかを、伝えられているだろうか?」  花岡知恵さんは重度障害児のnahaちゃんの話をブログやFacebookで発信し、hanaちゃんのファンをたくさん作りました。重度障害児と聞けば、たいていの人はちょっと引いてしまうのですが、花岡さんの発信するサイトでは「hanaちゃんが好き!」というファンがやたら多いのです。  「世界がhana基準になったら」は、お母さんがhanaちゃんと出会うことで、世界が変わった話が書かれています。 ameblo.jp  浅川素子さんは二人の息子さん(二人とも重度障害)を「うちのぷかぷかさん」といい、地域でたくさんの関係を作ってきました。たくさんのファンがいます。こんな話が私は好きです。 ameblo.jp  こんな風にして家族の方がもっともっと発信すれば、社会は変わっていきます。 「世の中の振り子がヘイトに大きく振れた今、  私たちは、てんこ盛りのラブを世界の隅っこで叫ぶのだ。」  「てんこ盛りのラブを世界の隅っこで叫ぶ」この言葉には、なんかもう、感動してしまいました。  そうか、ぷかぷかって、彼らに対するラブがてんこ盛りなんだってあらためて気がつきました。しらいわさん、ありがとう!  「支援」じゃなくて「ラブ」がてんこ盛り。福祉関係の人にとっては、なんじゃ、それ、っていう感じだと思います。でも「ラブ」がてんこ盛りのぷかぷかが、実際に社会を変えてきたわけですから、何か文句あっか、という感じ。  誰にとっても居心地のいい社会を作るのは「支援」じゃなくて「ラブ」!  それを世界の隅っこで叫ぶのです。  世界の隅っこ。ここから社会が変わるのです。 「もしも自由と愛と平和を望むなら、どうか出会ってほしい!  私たちが当たり前だと思っていた常識をひっくり返し、知らず知らず閉じこもっていた殻を壊し、ガハガハと心の底から笑わせてくれる存在に。」  10年前、街の人たちに障がいのある人たちに出会ってほしいと思い、ぷかぷかを街の中に作りました。ぷかぷかは就労支援の場である前に、街の人と彼らとの出会いの場です。びっくりしたり、戸惑ったり、ガハガハと笑ったりしながら、たくさんの人が彼らと出会いました。  『ぷかぷかな物語』は、その出会いの物語でもあります。彼らとの出会いが何を作り出したのか、それはひとことで言えば、社会の豊かさです。  区役所の人権研修会では、こんな素敵な笑顔が生まれました。 こんな素晴らしい舞台 ぷかぷかさんと大学生と地域の子どもたちが一緒に描くと、こんな素晴らしい鯨の絵が生まれました。  みんなみんな彼らとの出会いが作り出した社会の豊かさです。  だからこそ、彼らと出会ってほしい。出会わなきゃ、ソン!  『ぷかぷかな物語』の購入はこちらから shop.pukapuka.or.jp
  • 一番のキモは、障がいのある人たちと一緒に生きていく、という関係
     3月12日(木)に北海道の岩見沢で、簡単なワークショップ、上映会、トークセッションを予定していましたが、コロナウィルスの関係で延期になりました。  半月ほど前、岩見沢にある「こくわの里」という施設から電話があり、『ぷかぷかな物語』読んで、すごくおもしろかったので、ぜひこちらへ来てお話ししてもらえないか、という依頼があり、今回の企画が立ち上がりました。電話してきたのは80才になるという施設長さんでしたが、シャキシャキして、ものすごい実行力、行動力のある人のようでした。  「こくわの里」は自立支援法成立以前の地域にできた小さな作業所ですが、自立支援法ができてから、それまで思っていたのと違う福祉の方向となり大いに戸惑ったといいます。  どう違っていたのか聞いてみると、 「自立支援法になって一番問題は福祉をサービスにしてしまったこと。利用しているなかまはお客様ではないと思いました。」  それまでやってきた人と人とのおつきあいが、サービスという関係になってしまい、なかなか自分の思いが実現できなくなったのではないかと思います。そういう中で『ぷかぷかな物語」を読み 「ぷかぷかさんの実践読んで自立支援法の下でもこんな実践が可能なんだと嬉しくなりました。」 とメールにありました。  ぷかぷかを立ち上げたときはすでに自立支援法があり、その制度の中でやってきましたが、特に不自由さを感じることもなく、やりたいことをやってきました。  一番のキモは、障がいのある人たちと一緒に生きていく、という関係でやってきたことだと思います。サービスを提供するという関係ではなく、どこまでも人としておつきあいし、そこから新しいものを創り出す。あえて創造の「創」の字を使いましたが、障がいのある人たちと一緒に新しい歴史を創り出す、ということです。  『ぷかぷかな物語』はそういう関係が何を創り出してきたのかがよくわかる本です。         以前、福祉の関係者の集まりでお話ししたとき、質疑応答の中で、ふたこと目には「支援」「支援」という言葉が出てきて、この業界の人たちは、支援という言葉、関係から自由になれないんだと思ったことがあります。自立支援法の中の関係から自由になれない、ということ。そこから自由になれないと、こんな物語は生まれません。1+1が、どこまで行っても1のままです。うまくやれば1+1が5くらいの価値を生み出すのにもったいないです。  そこから自由になるためにはどうしたらいいのか、そんな話を施設長さんとするつもりでしたが、残念ながら延期。  施設長さんはこんなこともメールに書いていました。 「一番心を打たれたことは相模原事件です。職員会議で3回全員で学びました。毎日が歴史を創ります。権利のことでいろいろ書かれたものはありましたが、施設の職員が起こした事件ということがどういう意味を持つのかがぷかぷかな物語でぴったり来ました。」  施設関係者から、こんな反応があったのは初めてです。施設の職員が起こした事件にもかかわらず、施設からの反応は、事件直後はともかく、最近はさっぱりな感じです。裁判に注目が集まりましたが、施設自体が持つ問題は明らかにされないまま終わってしまいそうです。  そういった中で、相模原事件に関する章に心を打たれた、という施設長さんとのトークセッションはすごく楽しみにしていたのですが、残念ながら延期。 「世情が落ち着いたらいち早く再開しましょう」 とメールにありましたので、再開が決まりましたらまたお知らせします。   www.kokuwanosato.jp 『ぷかぷかな物語』はこちらから shop.pukapuka.or.jp アマゾンでも手に入ります。Amazonのレビュー www.amazon.co.jp
  • そのヒミツが、実は『ぷかぷかな物語』には書いてあるのです
    pvプロボノの宮原さんが『ぷかぷかな物語』を読んで、こんなこと書いてくれました。 *************************** 「あなたが好きだから♪」 これが理由なの。最高じゃないかなー? ***************************  「好きだから♪」会いに行きたくなる。 「好きだから♪」会うたび元気をもらう。 「好きだから♪」笑顔が続くことを願う。 ・・・そういうことなんだよね。 読んだら会いたくなっちゃったよーん。ぷかぷかさん。  「あなたが好きだから」という理由で始めた「ぷかぷか」が、こんなおもしろい物語を生み出したよ、って書いた本が『ぷかぷかな物語』。  そしてそれを読んだ人が 「読んだら会いたくなっちゃったよーん」 っていいながらぷかぷかにやってくる。なんかすごくいいじゃん、て思うのです。  本を読んで  「福祉の、すごくいい勉強になりました」 ではなく、  「読んだら会いたくなっちゃったよーん」 て気持ちになる、この感覚がいい! 「好きだから♪」会いに行きたくなる。 「好きだから♪」会うたび元気をもらう。 「好きだから♪」笑顔が続くことを願う。 って、お客さんが思うような関係が、ぷかぷかでは自然にできます。  「ともに生きる社会」を作ろうとか、「共生社会」を作ろうなんてがんばっていわなくても、一緒に生きる社会は生まれるのです。  相模原障害者殺傷事件以降、その手の言葉がはやっていますが、言葉ばかりで、そんな社会は一向に実現できていません。実際にそういう社会を作っていく、ということでは、ぷかぷかは最先端を走っていると思います。ま、自慢するほどのことではありませんが…  「ともに生きる社会」「共生社会」はどうやったらできるのか、といったあーだこーだの議論を一切しないまま、そう思える社会がぷかぷかのまわりには自然にできてしまいました。なぜか。   一番のポイントは、地域の人たちが彼らに向かって 「あなたが好き!」 って思っている、というところだと思います。そしてそう思える関係を「ぷかぷか」は、どうやってつくってきたか。  そのヒミツが、実は『ぷかぷかな物語』には書いてあるのです。ここが実はすごく大事です。  1,836円で、そのヒミツをあなただけにこっそり教えてあげよう、という本です。   1,836円で、あなたのまわりに小さな「ともに生きる社会」が実現するなら、安いものです。  1,836円で、あの忌まわしい相模原障害者殺傷事件を超える社会が、あなたのまわりに実現するのです。障がいのある人たちに向かって「あなたが好き!だからあなたにいてほしい」「あなたが私たちの社会には必要」って思える関係が、さしたる苦労もなくできあがるのです。そして何よりも、そうやってあなたのまわりの社会が豊かに変わっていくのです。  そのヒミツを手に入れれば、あなたは今まで経験したことのない新しい幸せを手に入れることができます。ぷかぷかさんが好きになる、という幸せです。  福祉事業所でお店をやっている方なら、お客さんがぐんぐん増えて商売繁盛します。  ★本の注文はぷかぷかのオンラインショップでどうぞ。送料180円がかかりますが、著者のサイン本と特製絵はがきが送られてきますので、アマゾンで頼むよりは「トク!」です。 shop.pukapuka.or.jp こんなすてきな絵はがきがおまけにつきます。
  • これは彼らへの「壮大なラブレター」といっていいのかも
    福岡の重田さんが『ぷかぷかな物語』のすばらしい感想書いてくれました。 indigohorizon.info  彼らに惚れ込んだところから始まった『ぷかぷかな物語』、それをこんなふうに書いていただいて、なんだかこそばゆい感じです。「惚れ込む」というのは、惚れた相手に、こんなにもエネルギーを注ぎ込めるんだと、とあらためて思います。  昔、20代の初めの頃、惚れた女の子に毎日ラブレターを書き続けたことがあります。3ヶ月くらいたった頃、「もうすぐ100通超えます」って、はげましの手紙が来たことを思えています。惚れた相手とは言え、100通書くのは、結構大変です。メール百通ではなく、手書きのラブレター100通です。若かったとは言え、すごいエネルギーだったと思います。  『ぷかぷかな物語』も、いってしまえば「好いた惚れたのけだものごっこ」から始まった物語。下手すると犬も食わない物語になってしまうところですが、こうやって絶賛してくれる方がいるということは、やっぱり20代の頃より少しは成長したのだと思います。  いずれにしても、これは彼らへの「壮大なラブレター」といっていいのかもしれません。「あなたが好き!」っていう。  惚れた相手にとことんエネルギーを注ぎ込む、というところは、20代初めの頃と、あんまり変わってないのかな、と、ふと思ったり…  まだお読みでない方はぜひ!  ★本の注文はぷかぷかのオンラインショップでどうぞ。送料180円がかかりますが、著者のサイン本と特製絵はがきが送られてきますので、アマゾンで頼むよりは「トク!」です。 shop.pukapuka.or.jp こんなすてきな絵はがきがおまけにつきます。
  • お客さんの作った『ぷかぷかな物語』
    ぷかぷかでは、お客さんが『ぷかぷかな物語』を作ったりします。  オーやさんは子どもの小さい頃、毎日のように子どもと一緒にクリームパンを買いに来ていました。毎日の散歩コースに入っていたようです。2012年、キヨちゃんが生まれた年で、ベビーカーに乗せて毎日パン屋に来ました。毎日来るので、自然、ぷかぷかさんと親しくなります。  その2年後、ただパンを買いに来るだけでは物足りなくて、わんどでやっていたクリスマスツリーを作るワークショップに一家で参加しました。2014年12月です。  これがきっかけで眞由美さんとおつきあいが始まりました。今までにない、濃いおつきあいだったようです。  ところが、翌年の8月、眞由美さんは突然天国に旅立ってしまいました。眞由美さんとのすばらしいおつきあいを書いたメールがオーヤさんから来ました。 ●●● 昨年12月の「クリスマスツリーを作ろう」ワークショップ参加をきっかけに 眞由美さんと急接近しました。 森に向かう道のりで、何処に住んでいて何時に出勤して等、普段の生活を話してくれて、メンバーさん達の日常を初めて知った瞬間でした。   それ以来、ぷかぷか三軒長屋で私達家族に会うと必ずといっていい程、声をかけてくれて、バスの中で偶然会うと挨拶するようになりました。 「このまえ、バスでパパに会ったよ」なんて、私に言ってきてくれることも。   でも、眞由美さんから娘達にアタックしてくれるものの、なかなか自分の殻をやぶれない娘たちとは、まだ眞由美さんと距離があるなと思っていた今年の6月頃だったか、貴代子が「まゆみさん、まゆみさん」と初めてメンバーさんの名前を口にするようになりました。凄く嬉しかった〜。 そして、ワークショップでは絵を書いてる眞由美さんに話しかけ、一枚の壁が取り払われたようで、すごく私自身喜んだことを覚えています。 「これから、もっともっと近づいていけるといいな」と思っていました。   出しゃばりだとは思ったのですが、写真を撮った当初から「いい笑顔だな」と思っていた眞由美さんの写真があるので高崎さんに送ります。実は貴代子が撮ったものなんです。貴代子のカメラだったからこんないい笑顔してくれたのかな。なんて勝手思ってます。    絵を描いている眞由美さんと貴代子が会話している動画もあって後日お渡しします。 眞由美さんと自然に会話ができていて、私達の大好きな動画で、高崎さんにもみてもらいたいと思ってます。    いつもみたいに「今日もメロンパン食べてるの!」「ごまっこパン全部食べたの!凄いね〜」とか言いながら、旅立った天国からも、笑いながら私達家族の事を眺めてくれていたら嬉しいなと思うばかりです。  ●●●    眞由美さんと、こんな濃厚なおつきあいをしてたんだ、とメールを見てうれしくなりました。よくある、障がいのある人とおつきあいしました、というのではなく、どこまでも、眞由美さんとおつきあいした、というのがいいですね。  眞由美さんの人柄がとてもよく伝わってくるあたたかな文章です。オーヤさんの眞由美さんに向けられた視線のあたたかさなんだろうと思います。障がいのある人に向けられた上からの視線ではありません。どこまでも眞由美さんという人に向けられた優しいフラットな視線です。  人と人のふつうのおつきあいです。ふつうのおつきあいは、障がいがあるとか、ないとかの関係を、こんなふうに簡単に超えてしまいます。    キヨちゃんの撮った写真。キヨちゃんと眞由美さんの関係がすごくよくわかります。眞由美さんの笑顔を見ていると、キヨちゃんとの関係の豊かさが見えます。  笑顔は、相手に心を開いている、ということです。はじめの頃、眞由美さんがいくら話しかけても黙ったままだったキヨちゃんが、あるときから「まゆみさん、まゆみさん」と語りかけます。語りかけられた眞由美さんの笑顔が目に浮かびます。お互いの心がだんだん開いてきます。ほっこり心あたたまる『ぷかぷかな物語』が少しずつ展開していったのですね。  こういうおつきあいが自然に生まれるのが「ぷかぷか」です。  「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」っていうぷかぷかのメッセージを、そのまま子どもも一緒に実践したようです。    『Secret of Pukapuka』という映像の中でオーやさんが語っています。 「以前は上から目線で見てたこともありましたが、ぷかぷかさんとおつきあいするようになってから、自分の方がえらいと思わなくなりました」  『ぷかぷかな物語』の中で、お客さん自身が心を開き、世界が広がり、人生が豊かになっていることが見えます。  一緒に生きる豊かさです。
  • 転がりながら、私だけのぷかぷかな物語を紡ぎ始めます。
     花岡さんが『ぷかぷかな物語』のことをブログに書いてくれました。 ameblo.jp  「ぷかぷかな物語」を作れるのは、タカサキやぷかぷかだけじゃなくて、みんななんだよ、っていうエールです。  障がいのある子どもを育てるのは大変な苦労があります。でも、苦労は苦しみだけでなく、人間を磨きます。人生を深めます。そのことに気づいたとき、人生は子どもと一緒に前向きに転がり始めます。転がりながら、私だけのぷかぷかな物語を紡ぎ始めます。  花岡さんはhanaちゃんと一緒にたくさんの「ぷかぷかな物語」を紡いできました。私が最初に出会ったのは《世界が「hana基準」になったら》という物語。   目から鱗、でしたね。hanaちゃんと一緒に生きていく中での、ちょっとした気づきが人生をすばらしく豊かにしていきます。   hanaは   人をことばで傷つけることもない   人に嫉妬したり、恨んだり、   悪口だって言わない   人と比較して見下したり、   卑下したりすることもない    hanaちゃんて、人間の生き方の見本みたいなことを実践している人なんだって思いましたね。  障がいのある子どもと一緒に生きることで生まれる、こういう気づきが、社会全体を豊かにします。「支援」あるいは「指導」などという上から目線の関係からは、こういう気づきは生まれてきません。  こんなすてきな《ぷかぷかな物語》が、nahaちゃんと一緒に生きていく中でたくさん生まれました。   ameblo.jp    別に障がいのある子どもがいなくても《ぷかぷかな物語》は作ることができます。  fujikiさんは、「ぷかぷかさんにあそばれにきます」といって、ぷかぷかにやってきます。先日は「ぷかぷかさんと一緒にビートルズの〈ヘイジュード〉を歌いたいなぁ」なんていってました。「それをYouTubeにアップしたら、世界が注目しますよ」なんていってましたが、そんなわくわくするようなすごい物語をfujikiさんは作ろうとしています。    ちょっとした気づき、ちょっとした思いつきが、思ってもみない物語を生みます。  さぁ、みんなでわくわくするような『ぷかぷかな物語』を作りましょう。自分で作るのが一番楽しいです。あなたもぜひ!  
  • ぷかぷかさんたちが勝手に成長するようなおおらかな環境
     今朝の朝日新聞「折々のことば」  《 教え育てることよりも、そこにいれば子どもが勝手に育つようなおおらかな場所を用意しておくことが先だろう 》   本当にその通りだと思います。学校が果たしてそんな場所を用意しているのかどうか。  養護学校教員をこの春退職した方が勉強のために昨日からぷかぷかに実習に入られています。現場に入られての一番の感想は、  ぷかぷかさんたちがとにかく生き生きと働いていることにあらためてすごいなぁ、と思いました。  その要因として仕事がおもしろいことと同時に、「折々のことば」にあった《そこにいれば子どもが勝手に育つようなおおらかな場所》言い換えれば、  ぷかぷかさんたちが勝手に成長するようなおおらかな環境 が、ぷかぷかにはあるのだろうと思いました。  「おおらかな場所」「おおらかな環境」とても大切なことですが、社会全体が「おおらかさ」を失っている中で、そういった場所、環境を作ることはなかなか大変です。  『ぷかぷかな物語』の第3章「なんだ、そのままでいいじゃん」と第5章「まっすぐ前を向いて生きています」に、その環境がどうして生まれたか、のヒントが書いてあります。ぜひ読んでみてください。 ★本の注文はぷかぷかのオンラインショップでどうぞ。送料180円がかかりますが、著者のサイン本と特製絵はがきが送られてきますので、アマゾンで頼むよりは「トク!」です。 shop.pukapuka.or.jp こんなすてきな絵はがきがおまけにつきます。
  • 「の」ではなく、「な」
      『ぷかぷかな物語』はぷかぷかの作ってきた物語なのですが、あえて『ぷかぷかの物語』ではなく『ぷかぷかな物語』にしました。  「の」ではなく「な」なのです。  「ぷかぷかの物語」で終わるのではなく、「ぷかぷかな物語」が、この本をきっかけに、あちこちで始まればいいな、という思いがあるからです。  「ぷかぷかな物語」はまわりにぷかぷかさんがいて、ぷかぷかさんと一緒に生きていきたいという思いがあれば、どこにでも生まれる物語です。誰にでもはじめられる物語です。その物語は、みんなをほっこりあたたかな気持ちにさせます。誰にとっても居心地のいい場所が生まれます。そこではみんなを自由にします。  何よりも、あの忌まわしい相模原障害者殺傷事件を超える社会を自分のまわり作ることができます。「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいね」ってみんなが思える社会です。  「ぷかぷかな物語」を作るきっかけとして、ぷかぷかの映画(『Secret of Pukapuka』)の上映会と、タカサキを呼んでのトークセッションを企画してみてください。  「いい映画だったね」「いいお話だったね」で終わらせないことが大事です。そこで終わらせたら物語は始まりません。  自分のいるところで「ぷかぷかな物語」を始めるためのヒントを得るための上映会であり、トークセッションです。  一昨年、長崎、福岡、北九州で上映会やったとき、北九州だけは「いい映画だったね」「いいお話だったね」で終わらず、「ぷかぷかみたいな場所を北九州にも作ろうよ」と誰かがいい、何人もの人が「そうだ、そうだ」といい、人が動き始めました。  こんなふうに動き始めるきっかけを作ることが上映会とトークセッションの企画の目的です。はじめの一歩を踏み出すことが大事です。「いつかやりたい」「いつかやろう」って思っている限り、その「いつか」はいつまでたっても来ません。  もう一つ大事なこと。それは障がいのある人たちの関係者だけでやらないことです。関係者ではない、いろんな人がいること、それがすごく大事です。いろんな人がいることで、お互いの視野が広がります。議論の幅が広がります。そこが小さな社会になります。その小さな社会で「ぷかぷかな物語」を作り始めるのです。  物語作りに、関係者だけではない、誰もが参加できる、ということ。それができあがってくる物語の幅を広げてくれます。  「ぷかぷかな物語」は、地域のみんなで作っていくのです。そのことに意味があります。  ぷかぷかの映画を見て、タカサキとのトークセッションに参加して、『ぷかぷかな物語』『pukapukaな時間』を読んで、あなたがその気になれば、もうすぐにでも物語は始まります。  あなたの「ぷかぷかな物語」です。  ぜひ!  ★上映会、トークセッションのお問い合わせは、下記サイトの「その他のお問い合わせ」をクリックしてください。必要項目を書き込んで送信ボタンを押してください。後日お返事します。 www.pukapuka.or.jp
  • 新しい福祉文化
     『ぷかぷかな物語』らくだの絵の表紙がすごくいいです。     昔、タクラマカン砂漠を旅する話が好きでした。未知なる世界への旅の物語を、わくわくしながら読みました。  ぷかぷかもこのらくだの背に乗って、のっそりのっそり未知なる世界へ旅してるのだろうと思います。  未知なる世界、というのは、新しい福祉文化の世界です。  福祉の世界をやるつもりはなくて、ただ彼ら(障がいのある人たち)と一緒に生きていきたいと思ってはじめたぷかぷかでしたが、気がつくと、従来の福祉とは全く外れたことをやっていました。でも、それ故に、たくさんの新しい物語が生まれました。新しい価値、新しい文化が生まれました。  ぷかぷかは、2015年に演劇ワークショップの試みが「読売福祉文化賞」を受賞しました。  「読売福祉賞」ではなく、どうして「読売福祉文化賞」なのか。審査員の一人が、「文化」という言葉が入る理由についてこんなふうに語っていました。  《「福祉」という言葉から抱きがちな「施し」のようなイメージを打破し、本来はそこから新しいトレンドやカルチャーを生み出し得る創造的作業だと思うからあえて「福祉文化」と表現しました…》  「新しいトレンドやカルチャーを生み出し得る創造的作業」  ぷかぷかの9年は、まさにそれをやってきた、と本にまとめた今、あらためて思います。ぷかぷかが創り出してきたのは、まさにこの「新しい福祉文化」ではないかと。  ぷかぷかが作ってきた「新しい福祉文化」とは 1)障がいのある人たちに「支援」はしません。そういう上から目線の関係ではなく、どこまでも「一緒に生きていく」というフラットな関係でぷかぷかはやってきました。  だからこそ、障がいのある人たちとクリエイティブな関係を作り、創造的作業ができたと思っています。そこから新しい文化が生まれました。  『ぷかぷかな物語』は、そのフラットな関係が何を創り出したかを物語る本です。  自費出版の『pukapukaな時間』は、その関係が生み出したものをビジュアルに表現したものです。ビジュアルに表現すると、それが一つの「文化」であることがよくわかります。(『pukapukaな時間』は、ぷかぷかのお店で販売中。ホームページのオンラインショップでも買えます。 書籍 | ぷかぷか ) みんなで木になっているこの写真は、障がいのある人たちとフラットな関係を作ると何が生まれるかを象徴的する写真です。みんなでこんな楽しいことができるのです。新しい福祉文化です。   相模原障害者殺傷事件の犯人がこういう関係を経験していれば、事件は起こりませんでした。そのことは何を物語っているのか。  福祉の現場、支援の現場でなぜあのような事件が起こったのか、という問い直しが福祉のサイドから本当はもっともっとなされるべきだと思います。(私はそれを見たことがありません。どなたかご存じの方がいらっしゃったら教えてください。) 2)「新しい福祉文化」においては、障がいのある人たちは、社会に合わせるのではなく、そのままのあなたが一番魅力的!といいます。   社会に合わせるのはやめよう、もうそのままで行こう、と決めたことで、彼らはとても自由になりました。その自由な振る舞いは、そのまま彼らの魅力になりました。  かつて私はその魅力にとりつかれ、彼らといっしょに生きていきたいと思うようになりました。その延長に今のぷかぷかがあります。  みんな社会に合わせつつも、どこかこの社会に息苦しさを感じています。だから、ぷかぷかに来て、彼らの自由な振る舞いに、救いのようなものを感じたのだと思います。 「なんて自由なんだ」 と。社会に合わせることで忘れていた「自由に生きることの大切さ」を、ぷかぷかさんたちの自由な振る舞いに出会う中で思い出したのだと思います。ちょっとだけ自分を取り戻す時間です。  ぷかぷかが、自分にとっても大事な場所であることが、だんだん見えてきます。  ♪ 歌が生まれ、人は踊り出し、物語が生まれる ♪ 「広場」にぷかぷかはいつの間にかなっていました。ぷかぷかは、障がいのある人にとってはもちろん、地域の人たちにとっても大切な場所になっていたのです。  これが「新しい福祉文化」です。障がいのある人たちが、社会に合わせるのではなく、自分らしく生きることで生まれた「新しい福祉文化」なのです。それはみんなにとって大切な「広場」を作ります。
  • 「ぷかぷか」の日々の積み重ねから豊かな社会が見えてくる。
     アマゾンで『ぷかぷかな物語』の予約受付が始まっていて、ちょっとびっくり。  内容説明は編集者の小林律子さんが書かれたものです。小林さんは長年障害者問題に関わってこられた方で、現在川崎市で普通学級で学びたいと裁判を起こした重い障害を持った和希くんを応援して、裁判の様子をいろいろとこまめに伝えてくれています。  そんな小林さんの書かれた内容説明は、短い文章で『ぷかぷかな物語』をとてもうまく表現してくれています。  ●●● 「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がトク」というメッセージを様々な形で発信し、障がいのある人もない人も、お互いが暮らしやすい地域を作る。そんなNPO法人「ぷかぷか」の日々の積み重ねから豊かな社会が見えてくる。 ●●●   本の原稿は、最初、別の出版社に持ち込んでいました。でも、あーだこーだとクレームばかりつけていっこうに話が進みませんでした。ほとほと困っていたところで、『そよ風のように街に出よう』の編集者が現代書館の小林さんを紹介してくれ、原稿を読んだ上で  「本にしましょう」 といっていただきました。  長年障害者問題に関わってこられた小林さんの目で「ぷかぷか」の日々の積み重ねを書いた原稿に、これは本にしなければ、と思うものがあったのだと思います。  障害者問題は、どこへ行ってもしんどい話が多いです。そういうしんどい話を全部背負い込みながら小林さんはやってきた方です。小林さんから送られてくるメールは結構重くて堅い話が多く、ぷかぷかの「ぷかぷかした話」が伝わるかどうか、最初はちょっと心配していました。でも、言葉は堅くても、本質を見抜くやわらかい視点があったのだと思います。「ぷかぷかした話」ながらも、今までにない新しい発想で展開する物語がとても新鮮であり、そこに豊かなものを見つけたのだと思います。  小林さんはこの3月末で定年退職を迎えられました。在職中『季刊福祉労働』28号~162号、単行本200タイトル以上を世に出し、『季刊福祉労働』や単行本の編集を通じて障害者運動に伴走してきたそうで、とにかくすごい方でした。そして最後に『ぷかぷかな物語』を出したことになります。   《「ぷかぷか」の日々の積み重ねから豊かな社会が見えてくる。》 という言葉には、最後となった本の編集に注ぎ込んだ小林さんの福祉への思いを見る気がしました。  ★アマゾンに対抗するわけではありませんが、ぷかぷかでも『ぷかぷかな物語』販売します。お知らせをご覧ください。 www.pukapuka.or.jp
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