ぷかぷか日記

一枚の名刺が生み出す物語

 緑区役所の区長さんが、先日除幕式の時にぷかぷかの似顔絵師こと平本さんの描いた似顔絵を名刺の裏に刷り込んでくれました。区長さんと副区長さんが並んでこんな楽しい名刺を配ると、社会はぐっと明るくなる気がします。

f:id:pukapuka-pan:20160314181244p:plain 区長さん

 

f:id:pukapuka-pan:20160314181355p:plain 副区長さん

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 この2枚の名刺は、まわりをふっと和らげる力を持っています。打ち合わせに来た人が、思いがけずこんな楽しい名刺をもらうと、思わずニカッとして、心があたたかいもので満たされます。名刺にある名前の紹介以上のものをもらうことになります。心のなごむ、あたたかいものです。打ち合わせに来たはずなのに、ちょっと得した気分になります。打ち合わせが和やかな、あたたかな雰囲気で始まります。

 こういうことの積み重ねが、社会を居心地のいい、あたたかいものにしていくのだと思います。

「ところでこの絵は誰に描いてもらったんですか?」「ぷかぷかのメンバーさんですよ」みたいな会話の中で、「障がいがある人ってなんにもできないと思っていたけど、こんなにあったかい、楽しい絵を描くんだね。」「障がいのある人たちを見直しちゃったよ」「社会に必要な人たちだね」といったことが少しでも語られたらいいなと思っています。

 名刺一枚で社会が変わるわけではありません。でもこの似顔絵の入った名刺は、相手との間に楽しいあたたかな物語を生みます。その物語がいくつもいくつも重なっていくと、社会は少しずつですが、変わっていく気がしています。名刺を配るだけですばらしい社会貢献になるというわけです。

 たかが名刺、されど名刺、です。

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