ぷかぷか日記

彼らと一緒に生きていくと、こんなすてきなものができあがる

 昨日アップした新幹線内殺傷事件の記事をシェアした方がこんなコメントを書いていました。

 

 つい「死にたいなら一人で死ねばいいのに」と言いがちですが、「彼の犯行はある意味社会への復讐のような意味合いを感じてしかたありません。これまでうまく行かなかった様々な事は、周囲の理解や寛容さがあれば、ここまで自分を追い詰めなくて済んだのでは、と?親からして変わってるからと疎遠になるのでは、救いがなくなる。やった行為は厳罰が当然ですが、彼の生い立ちや来し方を冷静に検証すべきと思います。

 

 テレビで流れたお父さんのインタビューは、子どもに対する責任も、社会に対する責任も、まるで感じられないものでした。

 マスコミはそういう問題をすっ飛ばして、精神障害者は怖い、何するかわからない、といったメッセージを発信し続けています。精神障害者に対する偏見が更に助長され、彼らはますます生きにくくなります。彼らが生きにくい社会は、私たちもまた息苦しい社会です。

 当事者の方、彼らといい関係を築いている方、もっともっと思いを発信して下さい。思いの発信こそが大事です。

 

「子どもに対する責任」「社会に対する責任」がまるで感じられない事件が多すぎます。一国の首相が国会答弁でウソをつくなんて、そのいちばんの典型です。一国の首相でありながら、「社会に対する責任」が全く欠如しています。こういうところから社会はどんどんだめになっている感じがします。

 うんざりしながらも、それでも、私たちは今、この社会で生きています。生きている限り、少しでもお互いが生きやすい、いい社会にしたいと思っています。障がいのある人たちと一緒に、この社会を少しでもいい方向に変えていきたいと思っています。

 彼らと一緒に生きていくと、こんなすてきなものができあがるのです。

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