ぷかぷか日記

深い豊かさを感じさせてくれたイベントでした。

 4月6日の上映会に参加した方のすてきな感想です。

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4/6(土) 初めて茅野市民会館へLight up Blueちの2019へ家族で参加しました。

『ぷかぷかさんと住むまち』という横浜にあるパン屋さんのドキュメンタリー上映会が気になり足を踏み入れた世界は、

共生!差別をなくそう!自己啓発を!
なんて固いことじゃなくて

怖い、できれば関わりたくない…
その不安はなにから来るのかな?
相手が、『障害者の人』から、その人を知ることにより、わたしとあなたの関係になること。

あなたの目の前にいる、その人
障害者でもそうでなくても関係なく
まず、当たり前の人と人の繋りや人間関係をしながら友達になろうよ。

そしたら、その世界はぷかぷか、あったかくて豊かな事がたくさんあるよ。
ほろほろ口の中でほどけるクッキーを販売したり。
その中には、ボロボロに傷ついて砕けた気持ちも、うまくまとまらなかった気持ちも。
嬉しくてニコニコした気持ちも、ぜんぶそのまま詰まってる…そんな
そのままの心で、そのままのあなたがいいんだよ❤
そんな深い豊かさを感じさせてくれたイベントでした。

ダウン症の子をもつお母さんの映像で
『私は、この子を産むまで障害者は、何をするかわからないからこわい!って思ってました。この子が産まれて、私はなるべく外には出ないようにしよう、と思い毎日泣いて過ごしました。
今は、この子がいてくれるから、見える世界、人との繋がりに感謝してます。』
といった内容を話していました。

そういえば、数年前、あるお母さんが施術のワークショップをしている間、ダウン症の女の子と一緒に過ごした景色や感覚を思い出しました。
ニコニコととても嬉しそうに笑いながら、遊ぶうちに、疲れて私の膝枕でスヤスヤ眠ったあの子。
その存在は、ふわっと軽くて柔らかくて可愛くて、とっても心が愛で満たされてくるような、まさにぷかぷか❤な時間だったなぁ。
きっと、いろんな思いでお母さんも子供さんも過ごしてきたんだろうな。。
とそんな二人をハグしたくなったあの日を思い出しました🍀

映像の中である女性が
『街で障害者がバスにのってたら、みんなあんまり関わりたくない、って雰囲気だすじゃないですか。
でも、その中で地域の人がひとりでも、
おはよう😊今日も寒いね~とか普通に話をする人がいたら、その人は怖い人なんかじゃなく、その地域で生活してる人になるんじゃないかな。だからそんな一人になりたい』と話してました。
実際に一緒に生活していくなかで、関係性が耕されていくんだな。
と、改めて実感できたすてきなイベントでした。

かえり道。
今まで関心をそれほど示してなかった夫が、
『俺、今日あの上映会見れてよかった。もっとじっくりみたかったな笑』と笑いながら、

『俺にも、できることあるかな…』とポツリとひと言。
ぷかぷかあったかい夕日を浴びたその横顔は
とても深い愛で包まれて見とれてしまうほどステキでした。
イベント、で終わらずこうしてチラリと参加した私たちの中に種を蒔いてくれ、この事はきっと何かの形で芽吹いて継続していくのかな、と感じました❤
すてきな機会を与えてくれた鈴木真知子さんや牛山怜子さん、ありがとうございました!

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映画を見た人のこういった気づきがたくさん積み重なって、お互い住みやすい社会ができていくのだと思います。あなたの町でもぜひ上映会やってみてください。

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