ぷかぷか日記

画期的な条例ができるようですが…

差別をなくし、共生社会を実現させるための画期的な条例が相模原市でできます。やまゆり園事件の起こった地元だけに、条例実現の思いは強いようです。

www.kanaloco.jp

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 「津久井やまゆり園事件を経験した市として、誰一人取り残さない、障害の有無などで差別されることがない、みんなが自分らしく地域でいきていける、多様性のある社会をつくっていきたい。」と相模原市長。

 

「事件を起こした施設の元職員は意思疎通のできない人間は社会に役に立たず、負担になるので殺害したと語った。元職員一人の問題ではなく、賛同する書き込みは交流サイト(SNS)で数多く流された。社会全体を覆っている優生思想は根深い。」と相模原市人権施策審議会会長。

 

 「社会全体を覆っている優生思想は根深い。」と云われている中で、私たちに何ができるのだろう。

「人権侵害全般に対応するに当たって、勧告を行ってもやめない悪質なヘイトスピーチに対してはやはり罰則が必要」だとは思います。でも、罰則があれば人権侵害が起きないのかと云えば、決してそうではありません。

 では、どうすればいいのか。やはり人権を侵害されがちな社会的に弱い立場の人達と人としての関係を丁寧に作っていくことだと思います。

 ぷかぷかは街の人たちに障がいのある人達と出会って欲しいと思い、街の中に彼らの働くお店を作りました。たくさんの人達が彼らと出会い、「ぷかぷかさんが好き!」というファンまで現れました。

 こういうおつきあいを丁寧に作っていくこと、それが人権を尊重する社会、差別のない社会を作っていくことにつながるのだと思います。

 ぷかぷかは、障がいのある人たちといっしょにいい一日を作ることを日々の目標にしています。お互い「いい一日だったね」って言える日々をコツコツ積み上げていくこと。それは決してむつかしいことではないし、その気になれば誰にでもできることです。

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