ぷかぷか日記

カナダ物語

  • ぷかぷかさん カナダをゆく
     映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』の完成お披露目回上映会がありました。    昨年9月にバンクーバーで開かれた「世界自閉症フェスティバル」に参加することが大きな目的ではあったのですが、映画から見えたのは、ぷかぷか珍道中というか、ぷかぷかさん達と一緒に旅したからこそ生まれた、わくわく、ドキドキするような、すばらしく楽しい物語でした。  きっかけは2年前に作ったぷかぷかのプロモーションビデオが世界自閉症フェスティバルの主催者の目にとまり、昨年9月のフェスティバルで上映して欲しいという話が飛び込んできたことです。スカイプで参加すればいい、という話でしたが、やはり映画の反応を直に見たいという思いがあり、どうせ行くならぷかぷかさんも一緒に行っちゃおう、ぷかぷかさんが行くなら、その珍道中を映画にしちゃおう、と話がどんどん盛り上がって、最終的には19名もの人たちがワイワイと出かけたのでした。  映画の上映をして欲しいという話に、「だったらみんなで行っちゃおう」と軽いノリでこたえたところがいかにもぷかぷからしいのですが、何か新しいことを始めるには、こういう軽いノリこそ大事な気がします。  あれを、旅の目的はなんだ、とか、予算はどうするんだ、とかいろいろ会議を重ねていたのでは、多分行けなかったと思います。    で、行ってどうだったかが今回の『ぷかぷかさん カナダをゆく』の映画になったのですが、珍道中ながら、最後は涙が止まらないくらい感動してしまいました。  ぷかぷかさん達と一緒に生きていくって、こんなに素敵なことなんだって、じわ〜っと感じさせるエンディングでした。  ぷかぷかの大ファンであるFujikiさんは 「冒険が始まったよ。冒険はスタートしたばかりだよ。まだまだ行くよ」 と感じたそうです。  そうか、ぷかぷかのみんなが   ♪ ぷかぷか どきどき そわそわ わくわく  ぷかぷか どきどき そわそわ わくわく   って歌っているエンディングで、涙が止まらなかったのは、そういうことだったのかって思いました。    最近は神奈川県にも「共生社会推進課」なんてところができ、みんなして「共生社会」を口にするのですが、そんなことのはるか先を「どきどき そわそわ わくわく」と歌いながら行っているぷかぷかの映画でした。  絶対に見た方がトク!です。  あちこちで上映会やる予定です。またいろいろお知らせをアップします。  お問い合わせは 045−453−8511 ぷかぷか事務所 高崎 まで        「だったらみんなで行っちゃおう」と軽いノリで書いた「カナダ物語」 pukapuka-pan.xsrv.jp
  • 私は毎日イクミのそばにいて、とても幸せです
     カナダ報告会がありました。  江原さんがこれからコンサート会場に駆けつけるので1時15分までしかいられないと、トップバッターでダイちゃん、辻さんと「さかなはおよぐ」のアラビア語の部分をやってもらいました。  前日に連絡したら、辻さん、アラビア語のプリントをカナダで捨ててしまったとお母さんが笑いながらおっしゃってて、ちょっと焦りましたが、いろいろこだわりを持ちながらも、終わったらぱっと捨ててしまうあたりが辻さんらしいと思いました。江原さんの持っていたコピーで朗読しました。カナダで朗読してからもう一ヶ月たちますが、つまずくこともなく、すらすら読んでいました。記憶力が半端じゃないですね。  ダイちゃんとのコラボは、こちらも一ヶ月練習が途絶えたことを全く感じさせない演奏ぶりでした。レクイエムという曲で、途中ダイちゃんがフリーでたたくところは久しぶりのせいか、気合いが入っていました。ただただうまいです。    そのあと、pvプロボノの信田さんが徹夜で作ってくれた資料をスライド上映。まずはANCA自閉症フェスティバルの簡単な説明。  いろいろ混乱もあり、運営上の問題は感じましたが、それでも34カ国もの国から人が集まるというのは、やはりこのフェスティバルにそれだけの魅力があるのだろうと思います。レオノーラさんのエネルギッシュな活動にちょっと圧倒されました。   ぷかぷかさんとそのご家族、江原さんとそのご家族、記録映像の吉田さん、pvプロボノ関係者、ぷかぷかスタッフなど、総勢18名で参加。気がつけば、参加団体の中で一番大きかったとか。   9月30日、プロモーションビデオカナダ版を上映しました。  障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい、そうすることで社会は豊かになる、というメッセージは言葉の壁を越えて届いた気がしました。   9月30日の午後、詩の朗読をしました。 この朗読の前に上映したプロモーションビデオの中に演劇ワークショップで「生きる」の詩を朗読するシーンが入っていたので、多分伝わるものは伝わったと思います。     9月30日の夜、パレスチナの絵本「さかなはおよぐ」の朗読と演奏をしました。  これは文句なしにいい舞台でした。レオノーラさんが絶賛していました。    そして、「ぷかぷかさん カナダをゆく」の記録映像をまとめます。 vimeo.com    カナダで撮った20分程度の映像を見ました。吉田さんが徹夜で作った映像です。短い映像でしたが、やはり言葉で語るよりもはるかに伝わってくるものがありました。これが映像のチカラだと思います。  撮りためた映像は100時間くらいあるそうです。見るだけで5日くらいかかるわけで、それをまとめることを考えると、私は気が遠くなりそうでした。  まだまだ編集の途中なので公開はできませんが、時々短い「特報」をアップする予定です。楽しみにしていて下さい。  本編の完成は来年4月を予定しています。    テラちゃんのお父さんが、「私は毎日イクミのそばにいて、とても幸せです。社会全般を見れば、経済的に豊かになっても「幸せ」が感じられない社会になっています。そんな中で、彼らの存在とか、彼らと一緒に生きることには、その「幸せ」を感じる社会になっていくヒントがあるような気がします」といったことを話されました。  レオノーラさんがプロモーションビデオの上映を決めたのは、映像の中にこの「幸せ」を感じたからだと思います。上映会のあと「happy」とか「Amazing」という言葉が聞かれたり、涙した人がいたのも、映像で「幸せ」を感じたからだと思うのです。  今回ぷかぷかさんがカナダに行くにあたって、ものすごくたくさんの人たちから応援をいただきました。彼らと一緒に生きることで生み出される「幸せ」をどこかで感じ、それを社会に広げていきたいと思っていらっしゃるのではないかと思います。  pvプロボノの人たち、吉田さん、江原さんの心をわしづかみにしたのも、「そばにいると、なんかいいんだよね」というささやかな「幸せ」ではないかと思うのです。それをうまく映画の中で表現できれば、と思っています。    
  • ぷかぷかのメッセージは、世界中を幸せにするのかも知れません
     レオノーラさんご夫妻との対談の一部です。とても大事なことを語っています。  障がいのある人たちが日々笑顔でいることの大事さをあらためて思います。笑顔で働ける環境があること、笑顔でいられる関係があること、そしてそのことが社会を耕し、社会を豊かにしていること、そのことをレオノーラさんご夫妻と共有できたことで、フェスティバルでの上映会が実現できたのだと思います。  フェスティバルの上映会で涙がこぼれたという方やハッピーな気持ちになりましたという方がいました。「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」というメッセージは、世界中を幸せにするのかも知れません。昔、養護学校で彼らと出会った頃、彼らのそばにいて、今まで経験したことのない「幸せな気持ち」を感じていました。そのときの気持ちをたくさんの人と共有したくて「ぷかぷか」をはじめたのですが、それがこういう形で世界に広がって本当にうれしいです。   (吉田さんが作られた映像です) www.youtube.com    カナダに一緒に行ったpvプロボノの信田さんが作られた映画のプロモーションビデオです。 vimeo.com    なんか、すごく楽しい映画になりそうです。    クラウドファンディング、今日が最終日です。ぜひ応援して下さい。 motion-gallery.net
  • 11月5日(日)カナダ報告会やります。
     11月5日(日)午後1時〜3時、みどりアートパークリハーサル室でカナダ報告会を行います。バンクーバーで上映したプロモーションビデオカナダ版をみんなで見たあと、カナダで見つけたことを様々な立場から報告します。  報告はぷかぷかさん、ぷかぷかさんの保護者、pvプロボノの人たち、映画監督、ぷかぷかスタッフです。  国際自閉症フェスティバルの主催者レオノーラさんがスカイプで参加するかも知れません。いろんな質問ができると思います。楽しみにしていて下さい。    たくさんの人たちとの出会いがありました。その出会いをぷかぷかの活動の中でどんな風に生かしていくのか、それがこれから問われると思います。     ぷかぷかのメッセ−ジがいっぱい詰まったプロモーションビデオは、思いのほかいい反応でした。障がいのある人たちが「街を耕している」とか、「街を豊かにしている」という発想自体が、外国にはないのか、自分の中の障がいのある人たちの概念をひっくり返した、という方もいました。アメリカの方でした。アメリカは日本よりも障がいのある人の受け止め方が進んでいるように聞いていたのですが、その感想を聞く限り、そうでもないのかな、という気がしました。やはり、何かやってあげる対象、と見ているのかも知れません。  「耕す」とか「豊かにする」という言葉の表現がすばらしいといってくれました。こういう評価はうれしいですね。日本でこそ、この言葉が広がって欲しいと思いました。障がいのある人たちは「社会を耕す人」であり、「社会を豊かにする人」という見方を日本でもっともっと広げていこうと思いました。相模原障害者殺傷事件がおきるような社会にあってはなおのこと必要な見方ではないかと思います。  上映の時、たまたまテラちゃんがそのアメリカの人の隣に座り、いつものように腕をさすっていたのですが、その方は、隣の女性が「一緒にいると社会が豊かになる」という言葉を実感させてくれました、といってました。テラちゃんのふるまいを「豊か」と表現した方に拍手!でした。    インドの方は「すごくハッピーな気持ちになれた」とおっしゃっていました。インドは福祉の面ではまだまだ遅れている感じですが、インドの人たちのワークショップをのぞいてみると、とにかく社会を改善したいという思いに溢れているようでした。でもすごくお金がかかって、お金がないと福祉が手に入らない感じがしました。  昔インドを旅した経験からは、その改善が困難を極めることが容易に想像できました。やはり富裕層にしか目が向いていないのかなと思いました。私が旅でウロウロした庶民的な街の人たちにこの改善案が届くには途方もない時間がかかる気がしました。  「ぷかぷか」はいわば庶民的な街の物語です。お金を使って作り出したものではありません。何よりも彼らが目指しているものとはかなりちがうものだったと思います。彼らは自閉症のしっかりした療育プログラムを作っているようでした。ものすごく勉強している感じでしたが、そのプログラムが「ハッピー」をもたらすかというと、そういう感じでもない気がしました。そんな彼らがぷかぷかの映像に「ハッピー」なものを感じてくれたのは、彼らにとってすごい発見だったのではないかと思います。障がいのある人たちとかかわる上で、何が大事か、という意味で…    アメリカの少年はその「ハッピー」な感じの中で涙を流したといってました。自閉症の当事者の方でした。お母さんは「Amazing!」としきりにいってました。お父さんはパントマイムをやられる方で、上映会のあと、どういうわけか私も一緒にやることになり、チョウチョを捕まえるパントマイムをやりました。こういう関係があっという間にできてしまうところがアメリカだなと思いました。パントマイムをみんなの前で即興でやったご褒美に黒いTシャツをもらっちゃいました。    イラク大使がご夫婦で見てくれました。人間が成長する場を、障がいをある人たちの専門機関ではなく、こういうふつうの営みの中で実現していることがすばらしいと奥様はおっしゃていました。奥様は医者として障がいのある人たちにかかわっておられるようでした。「ぷかぷか」の活動を見て、人間が成長する場、というふうに言われたのは初めてでした。人間にはこういう場が必要だ、ということも。それを実現したあなたの手は「神の手だ」とイラクの大使は私の手を両手で握りしめてくれました。「神の手」などという表現は日本ではなかなかないですね。ぷかぷかの映像に、よほど驚いたのだと思います。  「人間が成長する場」という視点は、初めて聞くものでした。でも、いわれてみれば、すごく大事な視点であって、それを忘れていた私たちこそ反省しなければならないと思いました。  イラクでは戦争をやっています。国が荒廃しています。それでも、本当は困っている人がいれば、みんなで助け合う国なんです、と大使は言ってました。そういう国だからこそ、荒廃の中にあって尚も福祉について何か学ぼうとフェスティバルに参加したのだと思います。そんな国の人に言われた「人間が成長する場」という言葉の重さを思いました。    私は英語が話せないので、いろんな人が話しかけてきても、突っ込んだ話ができませんでした。通訳を鋏んだ会話は、お互いの思いを通じるところまではいきません。これはとても残念なことでした。また行く機会があるかも知れないので、英語をふだんから勉強しておこうと思いました。  カナダから帰ってから外国の方が時々Facebookにアクセスしてきたりしているので、一部英文表記をしようかと考えています。    
  • こういう人が未来を切り開いていくのだと思います。
     クラウドファンディングの記事を読んで、わざわざ神戸から来て下さった方のブログです。     高崎さんの、心にじんわりと、     また、時にはガツンと響く     言葉の選び方・考え方に     私はすっかり惚れ込んでしまい、     即、会いに行くことに決めたのでした。     思ったらすぐに動く、こういう行動力がすばらしいですね。こういう人が未来を切り開いていくのだと思います。 ameblo.jp  
  • 映画「ぷかぷかさん、カナダをいく」は、心を寄せて下さっている方々への贈り物
     映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』について、pvプロボノの方がメッセージを寄せてくれました。 ●●●  ひょんなことから、私たちがつくった「ぷかぷか」の映像が、ANCA世界自閉症フェスティバルで上映されることになった。  このとき、私たちがもっとも悩んだのは、映像の中で使われていた 「いっしょにいると、心ぷかぷか」 という言葉の扱いだった。  これは英訳して伝わる言葉なのか?そもそも「ぷかぷか」という言葉自体が英語には無い言葉なので、意味をなさないのではないだろうか?  試行錯誤の上、英訳をしてみたが、何が伝わるのかの確証はなかった。  カナダに一緒に行ってパフォーマンスをしてくれた、ぷかぷかメンバーのツジくん、ダイくん、テラちゃん、セノーさん。  彼らのおかげで、映像の中の「いっしょにいると、心ぷかぷか」という言葉は 世界の人々に、確実に意味を持つことになった。  「ぷかぷかさん、カナダをいく」はそんなことをリアルに伝える映画だと思う。                       PVプロボノ プロデューサー 中島晃紀       本映画制作とのご縁は、私自身がずっと待ち望んでいた夢を引き寄せた、直観のつながりであったと心より感謝しています。  皆のエネルギーがかみ合っていると、ほおっておいても盛り上がるようになっている・・カナダの大自然の中、障がいや共通言語は色も意味も成さないことを、今回ご一緒させて頂いたNPO法人ぷかぷか使節団に気づかせてもらいました。   想いへ道すじをつけ、それぞれが自由に表現しながら、一歩一歩を大切に前に進んでいくと、そこに待ち受けるのは、素晴らしいパフォーマンスで一瞬にして皆を魅了した才能、それぞれの個性が際立つ人間力、大胆かつチャームを兼ね備えた抜群の社交性、そして礼儀正しく責任感がとっても強いぷかぷかさんと仲間たちの光り輝く勇姿でした。  奇想天外なエピソードも、心洗われるストーリーも、我々制作スタッフの感動秘話も、全部ぎゅっと詰まった宝箱のようなドキュメンタリー映画「ぷかぷかさん、カナダをいく」は、心を寄せて下さっている方々への贈り物と言っても過言ではありません。  ”いっしょにいると心ぷかぷかinバンクーバー”を、ぜひ本作品より体得して頂けましたら光栄です。  皆様ひとりひとりが、愛と笑顔が溢れる、心ぷかぷかな日々を過ごせますように。   NPO法人PVプロボノ ソーシャルクリエイティブプロデューサー kie     バラバラのようでつながっている。 ぷかぷかさんと付き合い始めた時からうすうす感じていたことを今回の旅でハッキリと理解した。 かれらは好き勝手に振舞っているように見えて、ものすごく繊細に周囲の変化を感じ取っている。 みんながぷかぷかに惹きつけられるのは、そこに生き方のヒントがたくさん隠されているからだと思う。 そんな魔法のような関係が生まれるのは、高崎さんとご家族の深い愛情があるからだ。 今回の旅ではご家族のみんなさんとも一緒にたくさんの時間を過ごして、とても感銘をうけた。 愛情にはマイナスをプラスに変える力があるけれど、ぷかぷかさんにはその愛情を鍛える作用があるんだな。 今回のロードムービーには単に障がい者を美化したものではなく、ぷかぷかで生まれている魔法の秘密が たくさん描かれるはずだ。   PVプロボノ ディレクター 信田眞宏 ●●●  映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』が、ますます楽しみになってきました。福祉の外の世界にいる、こういう人たちの言葉こそ、新しい未来、新しい福祉を作り出すのではないかとあらためて思いましたね。希望を感じます。わくわくします。  障がいのある人たちとの新しい関係、その関係が創り出す社会の豊かさ。それはすでに「ぷかぷか」がやっていることですが、映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』は、それに更に磨きをかけます。どんな磨きがかかるか楽しみにしていて下さい。   クラウドファンディング進行中です。目標額150万円に対し、現在351,000円と、かなり厳しい状況です。それでも私たちは前に進みます。ぜひご協力下さい。 motion-gallery.net   クラウドファンディングはどうも、という方は郵便振替など、直接ぷかぷかに寄付を送る方法もあります。  特典などは同じです。特典を送りますので、住所をメールで知らせてください。      pukapuka@ked.biglobe.ne.jp   担当:高崎   寄付の振込先は  ●郵便振替口座 口座記号 00260-4  口座番号 97844         加入者名 NPO法人ぷかぷか ●ゆうちょ銀行 NPO法人ぷかぷか 記号:10230  番号:19645501  ●横浜銀行 NPO法人ぷかぷか 理事長高崎明         支店名 中山   口座番号 1866298    
  • 詩の朗読の舞台をやりました
     国際自閉症フェスティバルで谷川俊太郎の「生きる」の詩を朗読しました。ツジさん、ダイちゃんは江原さんとのリサイタルの舞台があったのですが、セノーさん、テラちゃんにはそういった舞台がなかったので、詩の朗読の舞台をやりました。  セノーさんは8年前、養護学校高等部3年生の時に文化祭の舞台で、この詩を朗読しました。谷川俊太郎の詩を元に「みんなの生きる」という詩をみんなで作り、そこから芝居を起こしました。セノーさんはそれをしっかり覚えていて、今回の企画にはすぐにのってきました。  テラちゃんは第二期演劇ワークショップで同じ詩を取り上げたので、よく覚えていました。  ホテルの部屋で稽古したときは、久しぶりに学校の先生をやってる気分で、懐かしい気がしました。「木洩れ日がまぶしい」という箇所、学校でやったときもほとんどの生徒がイメージできませんでした。その生徒達と、後日山登りに出かけたとき、稜線の林の中を歩きながら、生徒の一人が「そうか、木洩れ日がまぶしいって、こういうことか」って大発見したようにいいました。そこは本当に木洩れ日がまぶしい林が続いていて、こんな発見は人生を豊かにします。 www.youtube.com    本番は、ツジさんがまず英語で朗読し、そのあとテラちゃん、ダイちゃん、セノーさんが日本語で朗読しました。 www.youtube.com    日本語での朗読は、多分外国の人たちには伝わりません。でも、こういう舞台に立ち、詩を読むこと自体に意味があると思っています。ふだんの暮らしの中では、人の前に立って詩を読むことなんて、ほとんどないのですから。緊張感の中で、言葉にしっかりふれるのです。 
  • 1本のムービーが、世の中を大きく動かす、かも。
     pvプロボノのホームページに、こんな言葉があります。      映像のチカラで    世界を幸せに       1本のムービーが、世の中を大きく動かす。   1本のムービーが、悲しみを笑顔に変える。   映像にはそんなとてつもないチカラがあると信じています。       pvプロボノの作った5分のプロモーションビデオが、世界自閉症フェスティバルの主催者レオノーラさんの心を動かしました。日本語版であったにもかかわらず、レオノーラさんは、 「すばらしい!」 と感じ、フェスティバルでの上映を決めました。夫のチャーリーさんは、 「むつかしい言葉をひとことも使わず、障がいのある人たちと一緒に生きることの意味、素晴らしさを語っている」 とおっしゃっていました。 「ぷかぷかの創業者は、自分たちと同じ哲学を持っていると感じた」 とも。    昨年pvプロボノにつくっていただいたプロモーションビデオは、ぷかぷかの日々発信しているメッセージ「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」を映像化して欲しい、というリクエストに応じて作られたものでした。そのメッセージが映像を通して見事に伝わったと思います。見る人が日本人なら、映像の中の言葉によるメッセージも一緒に伝わります。でも言葉のわからない外国の方なら、映像で伝わるものだけで勝負することになります。  レオノーラとチャーリーの反応を見て、映像の持つチカラをまざまざと感じました。今回、カナダに行くきっかけは、この映像の持つチカラが作ってくれたのです。    レオノーラさんには重い障がいを持った息子さんがいます。フェスティバルの会場にいたのですが、車イスに乗り、時々「う〜」と声を出していました。意思の疎通がかなりむつかしい方のようでした。  フェスティバル三日目の朝、アンソニー(息子さんの名前)を軸にしたレオノーラさんの家族の短いビデオの上映がありました。英語なので詳しい内容はわかりませんでしたが、アンソニーを中心にしたレオノーラ・チャーリー一家の幸福感に溢れたビデオでした。幸せな家族なんだなぁ、と思いました。  障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい、というメッセージが、ストレートに届いたのは、レオノーラ・チャーリー夫妻のこの幸福感があったからだとビデオを見ながら思いました。  家族に障害者がいるわけでもないのに「一緒に生きていった方がいい」と言い切る姿勢に、レオノーラさんが共感し、ここまで「ぷかぷか」に注目するようになったのだと思います。家族に障害者がいて「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」というのと、家族に障害者がいなくて「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」というのとでは、メッセージの意味、伝わり方が全くちがいます。    フェスティバルで上映した2本の映像をYouTubeにアップし、フェスティバルに参加した世界各国の人たちと共有して欲しい、レオノーラさんにメールを送りました。  昨日の夜12時過ぎにレオノーラさんから来たメールです。    My honor to support your work! Let's reach the world Time is of essence     前半は「喜んでお仕事お手伝いします」という感じでしょうか。後半の意味がよくわからなくて、プロモーションビデオの英訳をした辻さんに聞いたところ、    おそらくworldのあとのピリオドがぬけていて、世界に届けましょう。時間が大事(早く行動しよう)! と言う意味では、   という返事がありました。 まとめると、    ぷかぷかのメッセージを世界の人々と共有する仕事、喜んでお手伝いします。早く世界に届けましょう。    という感じになるのでしょうか。     《 1本のムービーが、世の中を大きく動かす。》     ひょっとしたら、このことかも知れないと思いました。   ★映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』もそんなムービーのひとつになるかも知れません。ぜひ応援して下さい。 pukapuka-pan.hatenablog.com  
  • レオノーラさんがなんとFacebookページにアップしたぷかぷか日記をシェア
     世界自閉症フェスティバルの主催者レオノーラさんがなんとFacebookページにアップしたぷかぷか日記をシェアしていました。 pukapuka-pan.hatenablog.com なんかすごくうれしかったですね。レオノーラさんがシェアするということは、世界中の人が見ることです。ちゃんと英訳しておけばよかったと思いました。  そのレオノーラさんにカナダで上映した映像2本をYouTubeにアップした旨伝えました。 www.youtube.com   www.youtube.com  この映像が世界を駆けめぐるのです。どんな反応が返ってくるかすごく楽しみにしています。    そうそう、レオノーラさんのFacebook見るとテラちゃんが友だちになっていました。いつの間に?という感じです。
  • 「耕す」とか「豊かにする」といった言葉に感銘を受けた
     バンクーバーでの上映会のあとの海外の人たちの感想です。 www.youtube.com    障がいのある人たちとの向き合い方を変えるような映像だった、という発言はとてもうれしいですね。ぷかぷかがやっているのは、まさにそのことです。向き合い方を変えると、私たちが、社会が豊かになる、ということです。  「耕す」とか「豊かにする」といった言葉に感銘を受けた、ともおっしゃってましたが、そのことを映像と隣に座っているテラちゃんから学んだ、という発言はすばらしいと思いました。あらためてテラちゃんが作っているまわりの人たちとの関係の大事さを思いました。テラちゃん、すごい働きをしています。  障がいのある人たちの社会の中での働きについて、「耕す」とか「豊かにする」といった言葉を使っていることが、すごく新鮮だったようです。アメリカにはそういう捉え方がないのかも知れません。  イラク大使は、上映会のあと、私の手を取って 「あなたの手は神の手だ」 といっていましたが、彼の中にある障がいのある人たちの概念を変えるような活動をやっている、という意味だと思います。  大使夫人の方は医者の立場で障がいのある人たちとかかわってこられた方のようでしたが、ぷかぷかの活動がみんなを生き生きとさせ、人として大きく成長させていることに感銘を受けたようでした。それが専門機関によるものではなく、こういった日常的な活動で実現していることがすごい、とも言っていました。  
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