ぷかぷか日記

映画「ぷかぷか」物語

  • 映画『ぷかぷか』信州キャラバン
    3月21日(月・祝) 長野市で映画『ぷかぷか』の上映会がありました。信濃毎日新聞は上映前と、上映会当日取材してくれました。新聞社の姿勢がよく見えます。   上映会当日、SBC信越放送のラジオ番組の取材がありました。今回の上映会で期待することをしゃべって下さい、といわれたのですが、マイク向けられてそんなことをひとことでしゃべれるわけもなく、困っていると、じゃぁわたしが聞きますのでそれに応えて下さい、ということになりました。的確な質問を次々に発し、うまいこと言葉を引き出すなぁ、と感心しました。こういう人をプロというんですね。   アンケートです。  ◆一つの作品をつくり上げていく中で、皆が成長している様子がよくわかりました。映画の中でいっしょに参加していま した。 ◆ ただただみなさん楽しそうだな、と思いました。こういうワークショップが(ワークショップみたいなのが)、当たり前に、 小さくても、どんな形でも、どんな風でも、ポツポツどんどんあれば楽しいな、と思いました。そのポツポツがどんど ん広がるといいな~と思いました。 横浜にはあまり行けませんが、ぷかぷかのパンを食べたいと思ったので、ぜひ!いつか!!食べに行きたいです。い つか、行きます!みなさんの作ったパンを食べてみたいです。 ◆上映中、終始泣きっぱなしでした。最初は、障がいを持った方ががんばっていることへの涙でしたが、途中からは、同 じ人間の同じかっとうや成長の涙でした。すてきな映画をありがとうございました。〝ぷかぷか〟はやればいいですね。 ◆ とてもかんじょうが伝わってくるかんじがしました。 ◆ありがとう。ご縁を感謝します。 ◆スゴイ............感動しました。大勢の人に見てもらいたかった。 ◆ 楽しく見させていただきました。最後のパン屋さんで働いている姿が、とてもリアルな感じがしてよかったです。音楽 や歌声がとてもここち良かったです。 ◆ おもしろかった。 ◆ いい映画だった。 ◆ 5ヶ月にも渡る長い練習期間を皆で楽しみながら時には悩みながら、一緒に創り上げて本番の日を迎え、観ていて 胸が熱くなりました。ありがとうございました。 ◆つい親の気持ちで見ていました。人の成長する様子がとても見やすく表現されており、共感しました。 ◆いつかどこかで、必ず宮沢さんの映画?が見られると楽しみにしていましたが、ながのまで来ていただけて感激です。 ◆ 楽しかったです。すばらしいです。 ◆支える方々が、一人一人の特性をよく思って、丁寧に対応されていて、すばらしいと思いました。ワークショップの度 に、一人一人感想を話されていて、自分の思いを言葉に出す機会をしっかりと確保して、見守ること、が大事だなと思い ました。ありがとうございました。 ◆休憩があれば、もう少し他の人もさそえます。 ◆参考になったが、専門的な気もしました。 ◆同じ立場、同じ目線になっているつもりで、そうではない。そういう自分を振り返りたくて来ました。 このワークショップの参加が、地元の方にオープンになっていた、というところがすばらしいと思いました。 ◆ 1ヶ月に1回の練習でこんなにすごいことができるなんて。時間軸も違い、感性も違い、自由でのびのびと暮らす彼ら をていねいに撮り作品としたことに感心します。生活していくのは大変なことかと思います。でも、その存在が社会を明 るく、元気にすることもあるかと思います。がんばってください。      高崎はうしろの方でぼんやり見ていたのですが、あらためて障がいのある人たちと地域の人たちの、本当に豊かな関係がここにはあるように思いました。障がいのある人たちと地域の人たちの新しい歴史がここから始まる気がしました。      上映会のあと立ち寄った「BOOK CAFEまいまい堂」はとてもいい雰囲気のカフェでした。テーブルが一つだけの小さなカフェ。まわりには本がびっしり並んでいて、店主は隅っこで丸い電気スタンドで本の編集の仕事をしていました。どう考えてもお客さんがたくさん入るお店ではありません。それでもこのお店には、ここを運営している人たちの夢がぎっしり詰まっている気がしました。  よく使い込んだテーブルの上で「安保関連法案に反対するママの会・信州」の人たちの作ったすばらしいリーフレットを見つけました。安保関連法案について、ママの視線でとてもわかりやすく書かれています。手書きの文字とマンガがいいです。活字よりもはるかに伝わるものがあります。 pukapuka-pan.xsrv.jp  両面印刷して、四つに折るとリーフレットができます。たくさん印刷してたくさんの友だちに配りましょう。  ぷかぷかは命を大切にしています。ですから戦争のできる国にする安保関連法案には絶対に反対です。        4月2日(土)には松本の神宮寺で上映会があります。松本のローカル新聞が記事を書いてくれました。
  • 映画『ぷかぷか』長野上映会
      3月21日(月・祝) 長野市で映画『ぷかぷか』の上映会があります。場所は長野市役所そばの長野市ふれあい福祉センターです。午前10時と午後2時の2回上映されます。監督の宮沢さんと私のトークショーもあります。  今日は信濃毎日新聞の報道部長から電話による取材がありました。信濃毎日新聞は信州でいちばん読まれている新聞だそうです。  信州にお友達のいらっしゃる方、ぜひ宣伝してください。      映画『ぷかぷか』についてはこちら。 pukapuka-pan.xsrv.jp  
  • 映画の中の彼らがまぶしく見えました。
     先日鴨志田地域ケアプラザで、映画『ぷかぷか』を見ました。久しぶりに見たのですが、彼らの生きる姿がまぶしく見えました。  「ワークショップ」「舞台」という非日常の空間から、いきなり「仕事場」という日常空間に飛ぶ最後の数分間の映像がすばらしくいいですね。こっちの方が別世界、と見間違うほどに黙々と仕事をする彼らの姿が、いつもの何倍も輝いて見えて、ちょっとうるっときてしまいました。  彼らの働く姿が実にたくましいですね。なんかすごいなぁ、ってただただ感心してしまいました。ふだんから見慣れているはずなのに、映画の中では本当に輝いて見えました。見慣れる、というのは、大事なことを見落とすことにつながります。映画はそれを教えてくれたように思います。  いい人生送ってるな、って素直に思いました。仕事においても、仕事以外においても。こんないい人生送っている人たちは、なかなかいないと思います。  「障がい者を支援する」とか言っている私たちはこんなにいい人生送っているんだろうか、ってふと思いましたね。支援する彼らを超えるいい人生を送っているんだろうか、と。支援した先に実現されるはずの人生のイメージもはっきりしません。わくわくするような人生のイメージを提案できているんだろうか、ということです。そのイメージがなければ、支援される側は人生の未来にわくわくするような希望を持つことができません。人生って、そういうものがなければ、なんだか淋しい気がします。支援の先にどんなわくわくするような人生があるのか、それを目に見える形で描くこと、提案するこそ大事な気がします。そのためには彼らの前で自分自身がいい人生を生きる、それにつきると思います。    映画『ぷかぷか』は、障がいのある人たちを支援するような映画では全くありません。彼らといっしょに泥臭く芝居を作った記録です。台本があって、その通りにやる芝居ではありません。どこまでもみんなで一緒に作っていく芝居です。なかなか思うように芝居作りが進みません。思うように進まないところにこそ、彼らといっしょにやることの意味があると思います。あーだこーだと果てしない議論が始まります。みんなが納得できるものを見つけることはすごく大変です。でも、それがみんなでいっしょに芝居を作る意味であり、彼らといっしょに生きる意味だと思います。  そしてそんな中で彼らの人生が実に生き生きとしていること。私にはそんな彼らがまぶしく見えました。  
  • ちょっと涙が出てしまったよ
     みどりアートパークホールで映画「ぷかぷか」の上映会をやりました。70人くらいしか集まらなくて、ちょっと淋しい上映会でしたが、全員の方がしっかり感想を書いてくれました。感想を読むと、人数は少なくても、中身の濃い、いい上映会だったなと思います。緑区の副区長さんがいらして、上映後「ちょっと涙が出てしまったよ」なんておっしゃってました。こういう副区長さんがいる街は、きっといい街になるんだろうなと思いました。 ■大変良かった。出演している人達の変化も見えました。  空気、時間がゆっくりやさしく動いて、見ている私もやさしい気持ちになり、  このドキュメンタリーに出た人、かかわった人は大変だったと思うが、ラッキーだったと思います。ガンバッテクダサイ。 ■ワークショップを重ねて本番をむかえるまで、継続することは誰にとっても困難なことを実現することが素晴らしいと思った。  「カラ」を着ている人が多い中、豊かさは何かと考えました。 ■あたたかい気持ちになりました。 ■皆さんのありのままの素直さ、優しさに触れて心が温かくなりました。ありがとうございました。皆さんの一生懸命な姿に、とても励まされ元気をもらいました。これからも頑張ってください。感謝します。 ■ワークショップを続けていく中で、一人一人が変化していく様子が分かり、素晴らしいと感じました。  ぷかぷかで皆さんが一生懸命に働き、ワークショップでも自分らしさを発揮できているのは、とてもすてきな事だと、ジワ~と感動がこみ上げてきました。 ありがとうございました。 ■ぷかぷかパンのファンです。今日、ますますファンになりました。 ■まーさんの存在感にひき込まれました。  まさかお会い出来るとは感激でした。 ■いつも仕事をしているメンバーさんしか見たことがなかったので、いきいきと表現する姿が見れて良かったです。 ■ありがとうござました。 ■誰もがありのままの自分を出せる、とても良い場だと感じました。  1人1人に、それぞれのドラマがあり、ワークショップに参加することで、みんなが成長していく姿が見えた。とても良いドキュメンタリーでした。  この作品が多くの人の目に触れることを願っています。 ■素晴らしかったです。舞台を作るのに一人の意見を聞いて、そこから答えを出しているところ、感心してた。  ■高崎様  暮れに新聞の切り抜きを整理していたら、瀬谷養護時代の切り抜きが出てきました。昔から取り組まれていたんですね。ワークショップで、少しずつ声も出て、体も動き自分を表現する楽しさを獲得する様子が素晴らしいです。平本さん、理英さんの姿も見られました。最後の舞台の発表は、出来る事が見えると、出来ない事も見えてしまいます。最初のめくりの辻さんの唄、和太鼓、ダンスでどんどん盛り上がり楽しそうなのが、とても魅力的です。歌とダンスだけのミュージカルでも良かった気もしました。過程の素晴らしさが見られていいですね。  ■お弁当も美味しかったです。  ■このドキュメンタリー映画を是非全国ネットで、一人でも多くの人に見てもらいたいなぁと思いました。心暖まる映画でした。 彼らのことを、もっと知ってほしいです。 既成にとらわれない人生、ありのままで生きていくことは、実は、健常者にとって難しいことなんだ、彼らを見習おうと考え方が、すこし変わりました。  ■出来ることをみんなでつくりあげる素晴らしさを感じました。私も会社員ですが、何が一緒に出来るのかを考えていました。   想像するだけで、楽しい思いをしました。   ありがとうございました。  ■最後のお二人の話も楽しかったです。  ■内容が良いので、「3時間」は思ったより短かかったです。   でも、来る前の敷居がとても高いです。   宝は掘らなければ、まさしく!ですね。  ■観ていて、いつのまにか自分も入りこんで、その場にいる気持ちになっていました。   この楽しい気持ちをもって家に帰るのが、さびしいような、お店に行ってみたいです。  ■実は11月に行けず、残念に思っていたら、今回のチラシに出会い、運命を感じました。   パン+歌+芝居+みんな一緒に自分のやりたいことに、つながる活動で、とても興味深いです。仕事でスピードや評価が求められ、長年背伸びして辛い日々を送って来て、自分らしい居場所探しをしています。   ぷかぷかに触れ、動くことが何かに気づき、変われる気がしました。   笑いや涙で観ていた今日・・・これからは一緒の時間が過ごせるといいな・・・  ■ぷかぷかの仲間たちの純粋な心に打たれました。   障害者だから何もできないという偏見を取り払ってくれた映画だと思います。   映像の中の彼らから、たくさんの大切なものをいただいた気がします。   ありがとうございました。  ■すばらしかったです。一人一人が主役、スターですね。可能性が沢山あると思いました。   人生面白くないと、言い続けている方が多い現状・・・一人でも多くの方が自由に楽しく、一時でも倖せ!!と言える時間をもてますように。   ぷかぷかの存在は大きいと感じました。  ■上映時間をもっと短くしていただけると助かります。   少し長すぎるなと思います。  ■心が、ほっこりしました。   表現の市場、すごい!全部が間違えることも、すごく楽しい。ワークショップ見ていて   心揺さぶられ、やさしい気持ちがふえます。ワークショップ参加してみたい。彼らに会ってみたいと思いました。(2月14日お休みだったら、いいな~)   こんなステキな企画、場をつくった高崎さん、撮影された宮沢さん、ステキなピアノ・・・   すべて・・・ありがとうございました。  ■映像の中の皆さんの笑顔が素敵でした。私の息子もハンディを持っています。(自閉症)   本日午前中、会社でパニックを起こし、自宅に戻って来ました。連れてこようと思ってましたが、会社から戻るようにメール、「一生懸命働きます!!」と勇んで会社に又向かいました。   沢山の方々が、あたり前に、ハンディのある人の行動を知ってほしい!!   私は導かれるように今日ここに来ました。きっと!!        千葉県柏市  ■泣き笑いの3時間でした。   普通の人々が一番すごい、素晴らしいと感じました。   まーさん、ぷかぷかに戻ってくるといいですね。  ■歌も劇もやってるぷかぷかの皆さんは、とても明るく元気で私自身も元気を頂きました。   途中、涙がでてきて、本当に心温まる映画でした。有難うございました。   ぷかぷかのようなところが、もっと沢山出来て支援できるようなシステムが社会の中で、とりくみが出来たらいいな~と。その中で自分が何が出来るのかを考えてみたいと思います。4月のユーチューブも楽しみにしています。感謝です。  ■とても興味深く見させてもらいました。   最初に本番⇒メイキング映像の順に見た事で、こうして一つの舞台が出来上がるのかという発見と共に、障害を持つ方も、何ら変わらないのだと感じました。   ドキュメンタリー形式にしたのは、彼らについて理解を深める上で、とても良い試みだったと思います。これからも、ぜひ発信を続けて下さい。  ■この方たちは宝ということばが、胸に残りました。 宝物の光を、なくしてしまいたくない、皆に見せたい、自慢したい、こわしたくない、より輝けるようにしていきたいと思いました。 ■障害のある人、ない人 かかわらず実生活で生きていて(その人らしくあって、よろしい)のではないかと思いは、その人しかない特異な分野で活動していけばよかろうと思って感じております。 ★あなたの街でもぜひ自主上映をやって下さい。宮沢さんと高崎のトークショー込みで6万円です。一人1,000円で60人集めればペイできます。(会場費、宣伝費を入れると、あと2万円くらいはあった方がいいですが…)                                      以上
  • 社会全体がもっと豊かに
     あれができない、これができない、とマイナス方向の目線で相手を見ている限り、相手との関係はどこまでもマイナス方向であり、そこからは新しいものは生まれません。  障がいのある人たちとの関係は結局のところ、そういうものではなかったかと思います。そこから新しいものなんか生まれない…と。  彼らと一緒にやる演劇ワークショップは、あれができない、これができない、ではなく、一緒にやればなにかおもしろいものが生まれるんじゃないか、というプラス方向の思いから生まれています。それは彼らと最初にどう出会ったか、ということだと思います。「あっ、おもしろい人!」と思うか、「何もできない人」と思うか、です。私はたまたま、養護学校の教員になったとき「ひゃ〜、なんておもしろい人たちなんだ」って思えるような出会いがありました。もちろんいろいろできないことはありました。でも、そのできないことを超えるおもしろいものを彼らは持っていました。そのおもしろさと出会えたこと、それがすべてのはじまりだったように思います。  こんなおもしろい人たちと芝居を作れば、今までにないおもしろいものができるんじゃないか、と思って始めたのが演劇ワークショップでした。芝居に行き着く前の、演劇ワークショップの空間そのものが、彼らと一緒にやることで、ほんとうにおもしろいものになりました。今まで体験したことのない、すばらしく豊かな空間でした。演劇ワークショップというクリエイティブな空間を彼らが支えていることは明らかでした。新しいものを一緒に創り出していく「クリエイティブな関係」は、ここから始まりました。  あれができない、これができない、といわれている人たちと新しいものを一緒に創り出す「クリエイティブな関係」ができた、というのは画期的なことだと思います。そのクリエイティブな関係の中で創り上げたのがみどりアートパークの舞台で上演した歌劇『森は生きている』です。  映画『ぷかぷか』はそれができるまでの過程を克明に追いかけたドキュメンタリーです。  あれができない、これができない、といわれている人たちと、どうやって「クリエイティブな関係」を作っていったのか、その関係の中で、どうやってあのすばらしい舞台作品を創っていったのか、そういったことが見えてくる貴重な映画です。    彼らとマイナス方向での関係しかないのは、すごくもったいないと思っています。彼らと前向きのいい関係を作れば、すばらしいものがたくさん生まれてきます。元々そういうものをたくさん持っている人たちだと思います。それをうまく引き出せば、社会全体がもっともっと豊かになります。その手がかりがこの映画にはあります。  ぜひ見てください。              
  • 「あなたが必要」と思える関係が自然に
      1月7日(木)みどりアートパークで映画「ぷかぷか」の上映会があります。ぷかぷかのメンバーさんと地域の人たちが一緒になって芝居づくりをしたときの記録映画です。月一回集まって、6ヶ月かけて芝居を作り、できあがった芝居はみどりアートパークのホールの舞台で発表しました。映画はその6ヶ月間の記録です。  残念な話ですが、障がいのある人たちは「効率が悪い」「理解力がない」などと社会の邪魔者扱いされることが多いのが現状です。演劇ワークショップは、社会からそんなふうに邪魔者扱いされている彼らが「ほんとうは必要」と思える関係を自然に作り出します。「あなたにいて欲しい」と素直に思えるような関係が自然にできてしまうのです。意図的にそういう関係を作るのではなくて、自然にそういう関係ができるところが演劇ワークショップのすごいところだと思います。  演劇ワークショップは、障がいのある人たちに何かをやってあげる、という感覚ではなく、お互いフェアな関係でやっていきます。フェアな関係でやる中で、「あなたにいて欲しい」「あなたが必要」と思えてしまうのは、どうしてなのでしょう。   映画「ぷかぷか」を見ると、その理由がぼんやり見えてきます。  社会の邪魔者扱いされている彼らに対し「あなたが必要」「あなたにいて欲しい」と思えるような関係が自然にできてしまうって、考えてみればすごいことだと思います。「インクルージョン」とか「障害者差別解消法」なんて理屈っぽいもので無理矢理やるのではなく、ごく自然に「あなたが必要」って思えるのですから。  障がいのある人たちと一緒に生きていく手がかりが、一緒に生きていくとこんなにも豊かなものができあがるということが、この映画からは見えてきます。  見なきゃ絶対に損!ですよ。   
  • セノー宅配便が運んでいるもの
     ぷかぷかの映画に込める思いをまた書きます。  映画でいちばん伝えたいのは、ぷかぷかにただよう「ほっこりしたあたたかさ」です。この「ほっこりしたあたたかさ」とか「空気感」といったものは、文章ではなかなか伝わりません。やっぱりこれは映像だからこそ伝えられるものだと思います。このあたたかさはもちろんぷかぷかのメンバーさんのあたたかさ。  彼らが彼ららしく振る舞っていることで生まれるあたたかさです。  www.youtube.com www.youtube.com   なんでもない会話が、どうしてこんなに心をあたためてくれるんだろうと思います。こういう会話を交わす時間こそ大事にしたいと思うのです。   こんなふうに彼ららしく振る舞って、それでいて仕事が成り立つところがぷかぷかです。 www.youtube.com  セノーさんは養護学校にいる頃、実習にいって、仕事をしないからと一日で実習を断られたことがあります。確かにセノーさんはふつうの感覚でいう仕事はしません。それでもセノーさんと一緒にいるとすごく楽しいし、心があたたまります。なによりも今一緒にいることの幸せを感じます。  工房と事務所を結ぶ「セノー宅配便」は毎日のようにどこかでストップしています。道の途中で動かなくなったり、トイレに閉じこもったり、ロッカーで寝てしまったり、いつまでも休憩していたりで、ほとんど毎日のように捜索の電話が事務所にかかってきます。それでも上の動画のように仕事をやりながら、毎日ほっこりしたあたたかさをまわりに振りまいているのです。「セノー宅配便」が運んでいるのは荷物だけではないのです。  それこそが今の社会に必要なものじゃないかと思うのです。  こういう人はほんとうに社会の『宝』だと思います。こういう人がいるから、私たちは心が潤い、自分の中で人間を保つことができるのだと思います。心がすさむと、人間であることを忘れてしまいます。  昔、養護学校で彼らに出会ったころ、そのほっこりしたあたたかさに包まれて「人間ていいなぁ」って、しみじみ思ったことがあります。それまでふつうのサラリーマンやっていて、人としてのあたたかさにふれるような機会が全くといっていいほどありませんでした。そんな私に彼らは人のあたたかさというものを思い出させてくれたように思うのです。なんて素敵な人たちなんだ、この人たちと一緒に生きていきたい、素直にそう思いました。    映画でね、そんなことが伝えられたら、と思っているのです。    近々プロモーションビデオ制作のプロデューサーが、私の思いをくみながら映画制作の企画書を作ってくれます。世の中に通用するプロ仕様の企画書です。  企画書ができたからといって、それで映画ができるわけではありません。いちばんの問題はなんといっても制作するためのお金です。どういう作り方をするかによりますが、プロデューサーの話だと、1時間程度のドキュメンタリー映画で、1,000万円から1,500万円は考えていた方がいいだろう、ということでした。  ぷかぷかにはとてもそんなお金はないし、そんなの無理無理、っていってしまえば、この話はここでおしまいです。でも、おしまいにするには惜しい映画だと私は思っています。私の思いに共感し、映画の企画書を書きましょう、といってくれるプロデューサーも現れました。映画の夢がほんの少しですが確かな形で前に進んだように思っています。  こんな映画を作りたい、って思い続けること。その思いを発信し続けること。そうすれば、きっと誰かが受け止めてくれて、新しい何かが動き始めると思っています。そう思いながらわくわくどきどきの夢を追う新しい一年が始まります。  今月半ばにはプロモーションビデオ制作の絵コンテとドキュメンタリ−映画の企画書ができあがる予定です。楽しみにしていて下さい。                         
  • 密やかな祈りのような映画を作りたい
     プロモーションビデオの制作をきっかけに、やはりそれなりのメッセージをきちんと伝えるぷかぷかの映画を作りたいと思い始めました。演劇ワークショップの記録映画はできましたが、ぷかぷかそのものの記録映画はまだできていません。近いうちに本をまとめようと原稿を書きつつあるところですが、やはり映像にはかなわないと、映画『ぷかぷか』を見ながらしみじみ思いました。  映画に込める思いを書きます。   記録 ●ぷかぷかの今を映像で記録しておきたいと思うのです。  《 いっそ「記録」は過去ではなく、未来に属していると考えたらどうだろう 》  《 写真家はこういって「そう考えなければ、シャッターを切る指先に、いつも希望が込められてしまうことの理由がわからなくなる」と続ける。……家庭で淡々と子どもの日常を記録する母親のふるまいにも、役所で誰のためともなくこつこつ書類をとじる人の作業にも、きっと密やかな祈りが込められている。 》  と、少し前の朝日新聞「折々のことば」にありました。  未来への希望を込めた、密やかな祈りのような映画にしたいと思うのです。     ●この記録は、障がいのある人もない人もお互い気持ちよく生きていける社会を実現するための手がかりになります。「障がいのある人たちと一緒に生きていきたい」という思いからぷかぷかはスタートしました。彼らとは一緒に生きていった方がいいよ、というメッセージを日々発信し続けました。ぷかぷかがこの5年間やってきたことは、すべて「一緒に生きていった方がいい」というタイトルの物語であり、その先には「お互い気持ちよく生きていける社会の実現」があります。それへの手がかりを探った5年であったように思うのです。  この時代の閉塞感を打ち破るのは、ぷかぷかのメンバーさん達ではないか、という気が最近しています。「ぷかぷかが好き!」という人が増えている今、やはり救われるのは私たちの方ではないかと思ったりするのです。映画はですから、私たちを救うためのものでもあるのです。     ●「この国には何でもある。ほんとうにいろいろなものがあります。だが、希望だけがない」(『希望の国のエクソダス』) 淋しいですが、実際そう思います。政治の劣化は目を覆うばかりです。「希望だけがない」。なんて淋しい言葉でしょう。なんて淋しい国にいるのでしょう。といって、絶望するわけにもいきません。私たちは日々、子どもたちと一緒に明日に向かって生きているわけですから。何よりも子どもたちの未来があります。  国に希望が持てないなら、私たちで作っていくしかありません。子どもたちが希望の抱ける社会にしたいと思うのです。(7月にオペラ『ロはロボットのロ』を子どもたちにプレゼントしました。わくわくするような時間は、明日に向かっていくルエネルギーを生みます。明日に向かう希望を生みます。)    ぷかぷかの記録映画には障がいのある人たちといっしょにどう生きていくのかということについて、未来に希望の持てる物語がいっぱい詰まっています。    瀬谷区役所の外販の時のお客さんの行列です。社会のお荷物だとか、厄介者といったマイナスイメージばかりの障がいのある人たちのお店にこんなにたくさんの人が並ぶのです。ぷかぷかのパンのおいしさと、ぷかぷかのメンバーさんの魅力が作った行列です。ここには「希望」があると思っています。    パン教室には子どもたちがたくさん参加します。何の偏見もなく、メンバーさんとおつきあいしながら楽しくパンを作ります。   ここには未来への「希望」があります。子どもたちの作る未来が楽しみです。      今までどこにもない福祉事業所  先日の緑区役所での人権研修会のアンケートを見ると、今までの概念が覆されました、という趣旨の感想がいくつかありました。私はありのままのぷかぷかを語ったのですが、それが、今までの概念を覆すほどのものだったことに、アンケートを見て気がつきました。ぷかぷかは、福祉事業所の、新しいあり方を提案しているのかも知れません。福祉事業所が地域の人たちと一緒になっておもしろいことをいっぱいやれば、地域は元気になり、今よりずっと豊かなものになります。それが利用者さんたちの人生をも豊かにします。   ●ぷかぷかは地域社会と様々なチャンネルでつながりを作り、地域社会を豊かにし、一緒に新しい文化を生み出しています。   たくさんの人たちがお店に買い物に来て、メンバーさんたちと出会い、自分の幅を広げています。人が豊かになり、地域が豊かになります。   ぷかぷかのメンバーさんと地域の人たちが一緒に創りだした新しい文化。こういう作品を舞台にあげ、たくさんの人が見ることで、地域は豊かになっていきます。  演劇ワークショップの試みは、「福祉の現場において、多様な文化の向上に尽くしている」ことが評価され、読売福祉文化賞を受賞しました。 pukapuka-pan.hatenablog.com    地域社会に文化と豊かさを。 地域の子どもや大人も一緒になって、みんなで大きなクジラの絵を描きました。  こんな大きな絵は家庭では描けません。家庭ではできないことがぷかぷかでできた、ということが大きかったと思います。ぷかぷかは今、地域の人たちにとってとても大事な場になっています。  みんなで作り上げること。みんなのエネルギーを集中させ、それを表現にまで高めること。それが文化の創造であり、地域社会を豊かにすることだと思います。        緑区民まつりでぷかぷかの手がけたブース。50張りくらいあったテントの中で唯一楽しいデザインを施したテント。こういうものが社会を楽しくします。豊かにします。   上の写真は地産地消サポート店マップ。近々区役所のロビーに飾られます。メンバーさんの描いた絵がすばらしく自由で、楽しいです。十日市場の駅の近くをサイが散歩していたり、鴨居駅の近くでイルカが泳いでいたりします。ロビーがちょっと楽しく、豊かな空間になります。       ●地域の子どもたちとメンバーさんとのおつきあいの機会をたくさん作り、未来に希望の種を蒔いています。     ● 福祉事業所の応援団ではなく、純粋に「ぷかぷかが好き!」「ぷかぷかのファン」という人たちを自然に増やしています。  このご家族はお子さんの1歳の誕生会をカフェでやりました。「料理のおいしさだけでなく、ほっこりするスタッフさんとの触れ合いも楽しみの一つです」とおっしゃっています。そして誕生会の日、「メンバーさんといっしょに写真撮らせて下さい」とおっしゃったのです。 メンバーさんの声がうるさいと苦情の電話がかかってきたり、ウロウロ同じところを行ったり来たりするメンバーさんが目障りだと面と向かっていわれたり、何度も心が折れそうになりましたが、ぷかぷかがスタートして3年目に撮れたこの写真にはほんとうに救われました。この1枚の写真を撮るためにがんばってきた感じがしました。     ●本物の仕事で勝負している福祉事業所。  ほかのパン屋に負けないパンくらいおいしいパン、ほかのカフェに負けないくらいおいしい食事と雰囲気、ほかの店に負けないくらいおいしい惣菜、弁当で勝負しています。そういう本物の仕事をしているので、メンバーさんの日々が充実し、笑顔がたくさん生まれます。本物の仕事はメンバーさんの人生をしっかり支えます。「最近仕事はどうですか?」の質問に「まっすぐ前を向いて生きています」と語ってくれたメンバーさんもいます。言葉が光っています。     ●障害のある人たちを支援する、と彼らを上から目線で見るのではなく、一緒に笑ったり、悩んだり、怒ったりしながら、この時代を一緒に生きていこうと思っています。もちろん必要なときはいろいろな手助けはします。でもそれは一緒に生きていく仲間として当然だからやるだけの話です。彼らとの関係性が「支援」とは根本的にちがいます。     ●障害のある人たちを支えるよりも、むしろ彼らに支えられている福祉事業所です。彼らがいないぷかぷかは淋しいお店です。どこにでもあるただのパン屋であり、ただのカフェであり、ただの惣菜屋になってしまいます。スタッフだけで営業した日に来たお客さんは「なんだか別のお店に来たみたい。淋しいですね」とおっしゃってました。やっぱり彼らあってのぷかぷかであり、彼らに支えられているぷかぷかなのです。     映画作りには、まだまだいろんな思いがあるのですが、疲れたので今日はここでおしまいにします。読んでいただいてありがとうございました。  
  • 一緒に生きていくことが自分を豊かにする。ジーンときました。とても素敵な時間でした。
    たまプラーザでの映画『ぷかぷか』上映会の感想第2弾です。 ・先生と監督のお話が聞けてよかった。ワークショップに参加してもよいですか?すばらしいつながりと表現づくりの場を見て本当に感激しました。 ・人を生かす、共に生きることを痛感! ・ワークショップはすばらしかったです。 ・皆さんが一体になっている姿が大変感動いたしました。 ・見せていただいて本当によかったです。日々自分の傲慢さを知らされた気がします。 ・一人ひとりの個性に向き合い光るところを引き出す姿に頭が下がりました。パン屋さんで働く姿以外での販売量の多さにちょっと驚きました。最後の「彼はそのままの姿でいのではないか?」とのことばとそのシーンに涙が出ました。 ・編集に苦労されたようですが、子どもを連れてきたのですが、これからの世代の子供に見せるには長かったようです。それでも居眠りしながらも長い間頑張ってくれました。本当は映画の雰囲気が嫌いなのに居れたことは、気になり、魅力があったのだと思います。「ぼくって障害者なの?」と言っていた時期もあったので、「ぷかぷか」の中の所が響いていたのだと思います。 ・この人たちの先を思う。今以上に共存できる社会、これからの生き道を思う、つなげていくことを思う。ここにいられる子ども、人たちは幸せとも思う(世の中のすべてはすくえないけど) ・障がいの「カキネ」を考えています。むずかしいけど。「森は生きている」確か60年近く前に映画で見ました。小学生の低学年でした。そして「燃える燃える・・」という歌詞も鮮明に覚えて口ずさんでいました。雪の中で・・とても美しい情景だった。それを偶然にも今日改めてめぐりあえ感動しています。こんな出会いがあったなんて・・涙涙、孫を暖かく見守て行きたいです。 ・最後の高崎さんのそのままでいいじゃんが心にひびきます。まーさんがやりがいのあることをみつけていくくだりがよかったです。6か月でこんな形になるのですね。障害はあまり重くなさそうなので可能性が広がるのかなと思いました。我が子は重度なのでこの空間にいる事さえ難しそうですが、楽しそうで何よりです。 ・障害者の方たちの暮らせる場所、そして指導者の方たちのご苦労をおもいました。 ・やっていくことを明確にして、みんなで努力する過程ができたらもっとたのしい物語になると思います。頑張っていきましょう。 ・障害を持った子を亡くして11年経ちました。年輪と共に少しずつそれまでの経験が過去になっていく中でその気持ちを思いださせて頂き感謝しています。今晩息子が夢の中に出てきてくれたら・・(笑)ありがとうございました。 ・ビデオの中でまーさんがどんどん変わっていくのがすばらしいと思いました。また、みんなで作り上げていく達成感は生きる力になる元気になることができると感じました。 ・人間接し方が大切なことを知らされました。犬でも猫でも同じだなと思いました、(笑顔で優しく) ・”ここはチーム”いい言葉ですね。一緒に生きていくことが自分を豊かにする。ジーンときました。とても素敵な時間でした。ありがとうございました。 ・私自身障害者という言葉に疑問を感じていたので”ぷかぷかさん”という言葉が日常てきになると良いなと思います。彼らのエネルギーや表現できる力が自分にはとても苦手なことで素直に表現できる姿がとても魅力的で何か一緒にできる機会があったらいいなと思います。上映会をみてとても元気をもらいました。もっとたくさんの人に観てほしいなと思います。私も何か挑戦してみたいと勇気づけられる映画でした。ありがとうございました。 ・0からのスタートでみんなで一つの目標に向かって作り上げていくすばらしさ、人々の成長の様は素敵な空間があること、この上映会に参加できていろいろ感じました、ありがとうございました。 ・すばらしい舞台、演技、歌に感動し、思わずなみだがこぼれました。見ていて楽しいし、一緒にやったらもっと楽しそうだとおもいました。ワークショップでは仕事で生かせそうなこともあり、勉強になりました。天井が低いので画面の下のテロップ文字がみずらかったのが残念です。 ・人間はやはり無限と思う。とても素晴らしいと心温まる時間でした。”やればできる”そんな時間をもち考えさせられました。 ・長い間練習されてでも楽しそうで、どんどん力がでてきているのに感動しました。 ・楽しくて暖かい気持ちになました。ナレーションや効果音に騙されない映像、とてもよかったと思います。これから自分は何ができるのかな、考えてみたくなりました。もっと知りたいな、一緒にいたいなそんな気がします。今自分が仲間になりたいかも。 ・一人一人の感性をそのまま受け入れておられる様子がとてもよかったです。一人一人がのびのびとしていて見ていて、だれが障がい者か健常者かわからず、引き込まれました。 ・2回目ですが、前回とはまた違って今回は内容だけでなく彼らの歌う音楽やピアノの音色などがとても心にしみました。 ・長いビデオ撮り切りましたね。個人として出演者の個性が理解できました。よくやり切りましたね。ただただうれしかった。 ・PTの資格を取って初めて働いたのが、肢体不自由児の小さな施設でした。今は成人の脳卒中のかた、ぷかぷかになりたての方がたと仕事をさせてもらっていて、なかなか地元の方たちとのふれあいができない日々ですが、退職したら地域で生きていかれる、そんな安心感DVDでした。これからも、生まれて生きてなくなるまでの物語のひとつひとつに触れあっていかれたらと思います。今日はありがとうございました。 ・自分がどれほど固い身体で毎日を暮らしているか!そうそう私の方がよっぽど不自由・・字にも言葉にも頼り切らないコミュニケーション=エール交換エネルギー交換に励まされます。 ・すばらしかったです。みんないろいろな障がいがありながらも一つになってつながっていると感じました。これからももっともっと頑張って欲しいと思います。 ・感動しました。 ・知らないことをたくさん教えてもらいました、ありがとうございました。 ・2時間の映像があっという間でした。ぷかぷかの人たちのだんだんいききしてくる表情がステキでした。見ていて気持ちがよかった。ぷかぷかのひとたちに魅力を感じました。ただこの楽しさは、私自身が当事者(障害児の親)だから感じる事なのかもしれないと思います。日頃障害児者と関わりを持たない人にこの映画を見てもらうこと(知ってもらうこと)の意義をはっきり示してもいいと思います。(心のバリアフリーとか)でないと、上から目線の偽善者に見えかねないと思います。 ・涙がでました。私もぷかぷかさんたちと一緒にいる時とても癒されます。今後の活動をまた楽しみにしています ・ステージを見ていると誰が健常者で誰が障がいがある人かわからになー・・と思いました。こんな風に一緒に社会で生きていけると楽しいよなー自然だよなーと改めて感じました。ただ・・”彼らは赤ちゃんのようにムク、自由に生きている”という監督のことがには私自身はストンと納得はできずにいます。彼らも社会のしがらみに苦しんでいるし、自由にふるまえずにもがいていたりする部分もあると、わたしは思っているからです。だけど、ぷかぷかさんにはとっても魅力がある、それはどこから来るものなのか、それが今日私が上映会からもらった宿題なのかなと思います。 ・ぷかぷかという名前いいですね。障害も一つの個性、それぞれをそのまま受け入れ一つのものを作り上げ、成長していく様子はどの子もそれぞれで楽しかった。パン屋さんに行ってみます。 ・時々ぷかぷかさんのパンを購入していましたが、お店の写真がとても懐かしかった。1部でも泣いてしまいましたが、2部のメーキングでさらに彼ら彼女たちのすばらしい個性と活動ぶりと共同作業に感動をいただきました。本日は元気をいただきました。本当にありがとうございました。感謝 ・ぷかぷかの皆様は周りの人たちへのあたたかさ、愛を振りまき元気にしてもらってるのがよくわかります。ぷかぷかという言葉もステキ。どの人たちもステキ。どんどん成長していってこちらが頑張らなくちゃと考えさせられます。 ・高崎さんのお話をじっくり聞きたいです。「人間は苦労したほうが良い」という言葉はひびきました。 ・一人一人のドラマがあり、それを見られてよかったです。自分の子どもが大きくなった時のイメージが少しわいた気がします。ぜひカフェにも行ってみたいです。 ・私の子供は参加していませんが、どんどん変わっていただきたいです。親だけでなく寄り添ってくださる方がいるから、やっぱり自分達だけでは達成感を感じることが悔しいけどできない、ありがたいです。お仕事しているだけでは生きていけないです。スタッフの方にまず感謝です! ・楽しかったです。 ・上演の時から見たいと思っていて、ようやく見れてとてもうれしいです。みんなの表情がWSを重ねるごとに変化して生き生きしてきて、すばらしかったですよ。ぷかぷかのランチにぜひ行かせてもらいます。 ・みんながとても楽しそうに参加していたのが印象に残りました、でも2部の本番までの様子を見させてもらって、それぞれの方が本当に時間をかけて成長され本番に臨んだことにおもわず拍手でした。 ・セリフ等が少し違っていても、ちゃんと結果にたどり着く全体の流れや、そこへもっていくことのできる皆さんの力に感激しました。 ・とてもよかったです。 ・自分はぷかぷかに2回パンを買いに行ったことがありました。だからよく知っているのですが、こーゆう上映会というのもやるんだなとおもいとてもよかったと思いました。 ・障がい者の親として保育者として改めていろいろ考えさせられました。いろいろな人に見てもらえるといいですね。 ・まぁさんがまきのさんに出会って表情がかわっていくシーンがすごくよかったです。 ・大人になると自分の思っていることなどを自由に身体を使って思い切り表現する機会がなくなってしまっていることに改めて気が付きました。とらわれない自由、大事なものはみんなちがう・・など考えさせられました。最近偶然ぷかぷかさんの「塩パン」をいただきましたが、今まで食べた「塩パン」の中でナンバーワンでした。 ・障害あるなし関係なく一人ひとりの表現、進化した姿がすばらしかったです。楽しい企画ありがとうございました。 ・集団に入っていけない人を時間をかけて仲間に入ってお話できるようになれたのはすばらしいと感動しました。1つのドラマが一人一人の力で成功したのが関心しました。 ・4月の神様のハッピ?格好よかったです。 ・「ただちょっとガマンして待てば、物事がいい方向に行く」ということを最近実感しています。そのことに自信をもっていいと映画を見て思いました。 ・とてもよくできているドキュメンタリーだと思いました。 ・すごく安らかな時間をいただきました。自分の日常に映しながらのよい時間でした。 ・忙しい時間の中で久しぶりによい映画を見ることができうれしいことでした。 ・だんだん自分の意見が言えてのびのび表現できてよかった。皆さん楽しそうですね。 ・舞台に残った台本に”矢印をつけるセンス”はいただけない。 ・ワークショップすばらしい!しょうがい者と呼ばないの当たり前・・私にはとてもできません。みなさんホントすごい!利用者さんと呼ばずメンバーさんという高崎さんかもくな女の子が気になっていた宮沢さん。メンバーの皆さんに一人一人に生きる場所のあるぷかぷか素敵なお店、場なのだろうと思います。近いうちに必ず伺います。 ・ぷかぷかさんはベーカリーだけだと思っていたので表現活動もしているのを知れてよかったです。それぞれの個性がよく出ている映画でした。私は「アルカヌエバ」の就労のお手伝いをしているのでとても勉強になりました。 ・出演者の方々の表情がだんだん変化していく姿がとても映されていた。障がいのある人もそうでない人もとても楽しそうにさんかして一体感を感じた。 ●●●  映画『ぷかぷか』の自主上映,やってみませんか?2時間11分のちょっと長い映画ですが、おもしろいです、楽しいです、元気が出ます,「一緒に生きていくってこういうことか」って納得できます、未来に希望が持てます。  映画監督の宮沢あけみさんと、ぷかぷか代表の高崎のトークショー込みで上映料は6万円になっていますが、価格は相談に乗ります。6万円て高そうですが、その6万円が生み出す『新しい価値』、つまり映画を見たあと、ちょっと元気をもらったり、ホッと気持ちが楽になったり、みんなの気持ちが前向きになって何か新しいことが始まったり、障がいのある人たちの未来に希望が持てたりするなら、6万円はそれほど高くない気がします。6万円が生み出す『新しい価値』をどのように評価するか、そのことにつきると思います。ぜひ検討してみて下さい。   上映についてのお問い合わせは045−453−8511 ぷかぷか事務所 高崎まで  映画『ぷかぷか』は来年1月7日(木)みどりアートパークホールでアンコール上映されます。
  • 世の中のぷかぷかさん達がみんな あんな風に安心していきいきと過ごせたらいいなぁ
     先日たまプラーザで上映した映画『ぷかぷか』の感想が送られてきましたので紹介します。 主役はもちろんぷかぷかの皆さんですが、彼らを取り巻くミュージカルを指導する 方々が、スタッフたちが、生き生きと楽しんでいる姿。私もいま、養護学校にて給食 介助の非常勤をしており、身近に子供らと接していて私が彼らから影響をうけて変 わっていくことを体感しています。この障がいの人らといることに慣れたときの、 いっしょにいることの安心感やら、発見やら。私も、社会に伝えていくお手伝いをし なくてはいけない、と思いました。 死にたい口癖のお兄さん、すぐに答えられない女の子、気になるぷかぷかさんたち の、時間をかけたからのうれしい成長の記録、高崎先生の暖かい見守りを貫く姿。 上映会を主催された方が、もっといろいろな人にみてほしい、とここまで企画を立ち上げた気持ちがわかります。 今回、チケット販売にはたまプラーザ近隣の特別支援級や、子育て支援関連、社会福 祉関連の知人らにお声かけし、見に来て頂きました。障がい児のお母さんらも結構来 ていただいたのですが、皆さんそれぞれに、子供の進路先への情報収集に必死な日々 です。この映画を見ていたそのお母さんたち、ミュージカルの練習風景や、パン屋販 売のシーンやあらゆる映像をみていて、みんな自分の子供たちにも、明るい明日があ るという安心感やら、希望を感じたのではないかな、と思います。帰り際、皆さんの 一言一言と、その笑顔に、そう感じた。 …一方で、先日お亡くなりになったメンバーの方が映像に写ったとき、少し寂しい気 持ちにもなりました。それぞれの、寿命もあるんだな…、と。 ○ ぷかぷかさんたちの持つある種のスピードのゆるやかさが心地よかったんだろう と、解釈しています。高崎先生のお人柄というか、パーソナリティーに支えられてい る部分が大きいのでしょうが みなさんのひとりひとりの個性もやっぱり素晴らしく、自分って何ができているんだ ろうと、(子ども達の)幼稚園時代からの疑問にまたぶつかってしまったデス。 ○ どうしたらあの作品をお金をかけずにキャラバン上映できるか、全く興味も理解 も接点もない人たちにどうしたら見てもらえるか、を考えています。2部目のメイキ ング(ワークショップ)を追った作品の方が、知らない人に伝える力があるように思 いました。本番の舞台映像も出てくるしね。私の職場もケアプラザですし、学校やP TAの講座に食い込む方法はないものかな?とも思いました。 単純に役者さんに会いに行きたいな!パン食べたいなぁ〜〓とも思ったし、デフパ ペットは私のあこがれでもあるので、ぷかぷかとパペットの化学反応起こしてるワー クショップに私も身を浸してほぐしてもらいたいぃ〜〓とも切実に感じた。 そのままでいいんだよ、というメッセージは、北海道浦河のべてるの家(精神障がい の方が地域に溶け込んだコミュニティーを作っている)につながるものがあります ね。すごく豊かでおもしろいので、機会があったら本など見てみてください。という わけでこちらこそ、映画お声かけいただいて感謝です。  ○ 一日お疲れ様でした。かなりの長時間。見応えありましたね。辻くんは、我が家 の坊主にも通じるところがあり、なんだか他人事でない懐かしさを感じたよ。 ○ 娘は、感想について。心に伝わって、感じることでことばにできない。辻くん良 かった。ミュージカルのワークショップでやったことをたくさんやっていた。表現 ワークがなつかしい。それぞれの人の個性が光っていた。とか話していました。 ○ 映画は感動したし、色々考えさせられました。世の中のぷかぷかさん達がみんな あんな風に安心していきいきと過ごせたらいいなぁと思います。 ○ こちらこそ、楽しかったです。 ありがとうございました。障害者と関わりを持っ たことのない人が、あのような映像で障害者に少しでも親近感をもってもらえるとい いな、と思います。関係者の方々の熱意もかんじられ、障害者のかたたちの生き生き とした表情にも感動しました。ありがとうございました!・ 映画をみた皆さん、さっそく郵便局前の「ぷかぷか」に、パンを買いに、お昼を食べに、あのキャストたちに、会いに行きたい!と思っているようです。 また、売り上げに貢献できますかね(^^♪  これからの時代は、ソーシャルビジネス 少子化、高齢化を鑑みて、イケイケどんど ん勝ち組の時代は終わり、ぷかぷかコンセプトの街づくりのようなことが、意味をな す社会にならないと、日本は自滅しますよ。なにが、地方創生でしょうか? 願わく ば、これをきっかけに我が青葉区でも、ぷかぷか2号店のような仕事場が開設される ことを! 今後もお付き合いのほどをよろしくお願いします。 ●●●   映画『ぷかぷか』の自主上映をぜひやって下さい。2時間11分のちょっと長い映画ですが、障がいのある人たちと一緒に何ができるか、彼らと一緒に生きていくってどういうことか、ということについて具体的な提案をしています。何よりも未来に希望が持てるような映画です。  映画監督の宮沢あけみさんと、ぷかぷか代表の高崎のトークショー込みで上映料は6万円になっていますが、価格は相談に乗ります。映画を見たあと、ちょっと元気をもらったり、ホッと気持ちが楽になったり、みんなの気持ちが前向きになって何か新しいことが始まったり、障がいのある人たちの未来に希望が持てたりするなら、それは6万円が生み出す『新しい価値』といっていいと思います。6万円が高いか安いかは、それが生み出す『新しい価値』をどのように評価するか、ということで決まるのだと思います。   上映についてのお問い合わせは045−453−8511 ぷかぷか事務所 高崎まで  映画『ぷかぷか』は来年1月7日(木)みどりアートパークホールでアンコール上映されます。
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