ぷかぷか日記

あの空気感はどうして生まれたんですか?

 4月6日(土)に茅野で「LIght Up Blueちの」の「ドキュメンタリー映画上映&トークセッション」に参加します。

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実行委員長の山室さんがFacebookにこんなふうに書かれています。

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ぷかぷかさんにお訪ねした時に感じた ”素のままの心地よさ“ が伝わる時間になればいいなと思います。

 

ありのままの自分にかえる時間
ありのままの姿を見留める時間
見えているのに、見ようとしなかった姿に気づけるかも。
いろいろな個性が集まって、その凸凹が繋がったとき、きっとすてきなカタチの ”まぜこぜ“ の社会への入口が見えてくる… (かも♪)

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 その居心地のいい場所をどうやって伝えるかが、とてもむつかしいなと思っています。

 ぷかぷかに来れば、この居心地のいい空気感はすぐにわかるのですが、言葉でそれを伝えるのは至難の業。

 「あの空気感はどうして生まれたんですか?」

とあちこちで聞かれるのですが、どう語ってもうまく伝わったとは思えないのです。

 

 どうして生まれたかみたいなことは、時々ブログで書いたりしていますが、ま、これも私が勝手に思っているだけで、本当にそうなのかはよくわからないのです。もう、ぷかぷかさんに聞くしかないんだと思います。

 基本的に彼らはそういう雰囲気を持っていて(みんなが居心地がよくなるような雰囲気です)、それが発揮できるかどうかなんだと思います。

 

 養護学校の教員になって最初に受け持った子どもたちは重度の知的障がいの子どもたちでした。着替えができない、トイレの始末ができない…とできないことだらけでした。それでも、彼らのそばにいると、すっごく楽しくて、ほっこりあたたかい気持ちに満たされて、妙に居心地がよかったのです。ずっとそばにいたいな、と思いました。そんな風に思える人と、養護学校に来て初めて出会ったのです。それまでいた社会にはそういう人がいなかったということです。社会の方が劣化しているのだと思います。

 あれができないこれができないと一番言われていた重度障害の子どもたちに、人間のよさ、というのか、人間の一番大事なところを教わった気がしています。

 ぷかぷかの居心地の良さは、このときの体験が出発点になっていると思います。

 

 居心地のいい場所をどうやって作るかは、彼らの持っているそういう雰囲気が存分に発揮できるかどうか、ということだと思います。支援するとか管理する関係ではなく、どこまでもフラットな関係をどこまで築けるか、です。

 

 

 

 

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