ぷかぷか日記

障がいのある人と生きるということ

  • 歌のワークショップ やります。
    歌のワークショップ、またやります。  歌の楽しさを目いっぱい楽しめるワークショップです。ふつうの言葉のやりとりが歌になると、どんな風になるか体験するワークショップです。  オペラ『ロはロボットのロ』、テトの作ったパンをココが初めて口にする場面。 www.youtube.com  これを見ると、世界がね、なんだか一気に楽しくなる感じがするのです。これがオペラの楽しさ。歌のチカラって、すごいなぁって思います。  「オペラ」っていうと、何歌ってるのかよくわからない甲高い声が頭のてっぺんから抜けていって、なんだか難しいってイメージがあるのですが、こんにゃく座のオペラはとてもわかりやすく、何よりも楽しいです。  今回こんにゃく座の歌役者飯野薫さん(『ロはロボットのロ』でココの役をやったので、覚えている方も多いかと思います)と鈴木あかねさんが講師できてくれます。下記の歌役者紹介のサイトで飯野薫さん、鈴木あかねさんの名前をクリックして下さい。一番下にお二人がオペラの中で歌っている映像があります。 konnyakuza.tabigeinin.com  映像を見るだけでもすごいなぁ、と思うのですが、すぐそばで歌を聴くと、ものすごい迫力です。歌のワークショップは、歌役者さんと直接ふれあう貴重な機会です。こんな機会はめったにありません。レア中のレアです。  ピアニストはいつも演劇ワークショップでピアノを弾いている安見ちゃんです。5月21日(土)オペラ『タング』でピアノを弾きます。  歌のワークショップは4月30日(土)10時〜12時 みどりアートパークのリハーサル室です。参加費は大人1000円、子ども無料です。問い合わせは高崎まで。takasaki@pukapuka.or.jp  045−453−8511です。  福祉事業所がどうしてこんなことやるのか。ま、ややこしい話ではなく、こんなことをやるちょっとおもしろい福祉事業所が一軒くらいあった方が、街は楽しくなります。子どもたちやお母さんたちの楽しそうな顔見て下さい。こんな笑顔を生み出すことこそ、大事な気がするのです。オペラに出会うことは、心を豊かにします。そんな人たちが増えることは、社会を豊かにします。  心豊かになった子どもたちは、大きくなってどんな社会を作っていくんだろうって想像すると、もうそれだけでわくわくします。  ぷかぷかさんたちも参加します。彼らといっしょに楽しい時を過ごすことは、とても大事な経験になります。ぷかぷかさんたちと楽しい時を過ごした子どもたちは、きっと将来、お互いがもっともっと生きやすい社会を作ってくれると思います。  そういったことを考えると、今回の歌のワークショップも、未来への、思いを込めた投資でもあるのです。福祉事業所がこんなことをやるのも、未来への思いがあるからです。
  • ぷかぷかさんに子どものいのちが救われた話
    ぷかぷかは日々 「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」「その方がトク!」 と言い続けています。その前提として、 「障がいのあることは不幸じゃない」 ということがあります。不幸どころか、彼ら自身はハッピーな毎日を生きています。 パン屋の前で悪いやつと戦っている? 今日もハッピーです。 「障がいのあることは不幸」 というのは、健常者の思い込みにすぎません。  ハッピーな毎日を生きるぷかぷかさんに出会い、命を救われたという人がいます。  早稲田大学でぷかぷかさんを呼んで授業をやってくれた先生が、子どもを産む時、障がいのあることがわかり、ドクターには 「生まれてすぐ亡くなるか一生呼吸器をつけていなくてはいけないかも…」 と言われたそうです。  そんなこといわれて、どんな気持ちだったんだろうと想像するだけで辛いです。でも、そんな中で頭に浮かんだのはぷかぷかさんとの出会い。彼らのハッピーな姿です。  産もう、自分の子どもも幸せになれる。そう確信したそうです。 ぷかぷかさんたちとの出会いは、いろんな人の命を守っているんだと思います。ぷかぷかさんと出会っていなくても生んだと思いますが、子どもが幸せになれる確信までは持てなかったかもしれません。一人でも多くの人にぷかぷかさんに出会ってほしいと心から思っています。  と、メールにありました。   お子さんはもう1才9ヶ月。そのお子さんといっしょに演劇ワークショップに参加するそうです。  その先生と対談の形で「障がいのあることは不幸?」みたいなことをテーマにしたセミナーをやってもいいなと思っています。その先生の体験したことと、ぷかぷかさんたちが生み出しているハッピーな毎日を組み合わせたセミナーです。たくさんの命を救うようなセミナーになると思います。
  • 「ここにグループホームができてよかったね」 って地域の人たちにいってもらうには
    「不安の正体」の上映会を5月7日(土)午後1時半からみどりアートパークのリハーサル室でおこないます。 midori-artpark.jp  映画見終わって 「う〜ん、大変だなぁ」 とため息ついておしまいにするのではなく、 「ここにグループホームができてよかったね」 って地域の人たちにいってもらうにはどうしたらいいんだろう、といった前向きの話がみんなでできないかなと思っています。  地域でいい関係を作っていくのはどうしたらいいのか、みなさんのアイデアが必要です。毎月第1土曜日と第3土曜日の午前中はみんなで街の掃除をして回ろうとか、月一回はみんなでおいしいものを作って食べて、おしゃべりしようとか、おもしろい映画を上映しようとか、花見に出かけようとか、様々な形で地域の人たちとのおつきあいを作ることが大事だと思います。  それと情報発信ですね。グループホームはどんな人が集まっていて、どんなことをやっているかの情報発信です。ぷかぷかも設立当初、様々なバッシングがありました。呼び込みの声がうるさいの、同じところを行ったり来たりされると目障りでメシがまずくなるのと散々でした。そんな中でやったことはぷかぷかにはどんな人が働きに来ていて、何をやっているのか、ということを伝える情報発信です。ネット上の発信と紙媒体(ぷかぷかしんぶん)の発信でした。       ぷかぷかしんぶん最新号        ぷかぷかしんぶんは毎月手分けしてポスティングしました。大きな団地なので、どこを曲がっても同じような建物が並んでいて、最初の頃は迷ったりする人が続出しました。そんなとき、地域の方からこんな電話が入りました。  「ぷかぷかさんが迷子になってますよ。見ててあげるから迎えに来て下さい」  うれしかったですね。ぷかぷかしんぶんに書いた思いがちゃんと届いていたんだと思いました。お店にはまだ行ってないけど、しんぶんはいつも読んでますよ、っていってくれる方もいました。A5版6ページの小さなしんぶんです。それでもこうやって地域の人たちとぷかぷかを結びつけてくれました。  上映会のアンケートに 「ぷかぷかは街の価値を上げている」 と書いてくれた方もいました。 「ぷかぷかさんが好き!」 というファンも方もたくさんできました。  「この街にぷかぷかができてよかったね」 って思う人がたくさんできたのです。  「この街にグループホームができてよかったね」 って地域の人が言ってくれるようになることは決して夢物語ではないのです。  彼らといっしょにいい一日を作り続けること、それを地域に向けて発信し続けること。そのことが大事だと思います。  上映会のチラシです。
  • 演劇ワークショップを再開します。
     コロナ禍で2年ほど休んでいた演劇ワークショップを再開します。  会場はみどりアートパークリハーサル室(演劇ワークショップ)とホール(発表会)です。 midori-artpark.jp  6月スタート、11月発表会です。基本毎月第3土曜日、8月のみ第2土曜日。11月は第3,第4土曜日やって、翌日の日曜日に発表会です。  演劇ワークショップ日程 6月18日(土)、7月16日(土)、8月13日(土)、9月17日(土)、10月15日(土)、11月19日(土)、11月26日(土) 時間はいずれも9時15分〜16時30分。  発表会(表現の市場) 11月27日(日) 午後2時〜午後5時  参加費 大人1,000円、子ども500円  参加する人を30名募集します。15名はぷかぷかさんなので、地域からの募集は15名になります。参加を希望する方は希望する理由を書いて takasaki@pukapuka.or.jp 宛にメール下さい。担当:高崎  問い合わせ takasaki@pukapuka.or.jp  ★お互い感染には気をつけてやりましょう。   今年は宮澤賢治の「銀河鉄道」が登場するような芝居を作る予定です。  脳腫瘍で亡くなった「しんごっち」が素晴らしい銀河鉄道の絵を描いていました。  ここにどんなお客さんが乗ってきて、どんな物語が始まるのでしょう。楽しみにしていて下さい。    演劇ワークショップは、障害のないふつうの人たちだけでやっても楽しいのですが、ぷかぷかさんたちと一緒にやると、その楽しさ、面白さが何倍にもなります。演劇ワークショップを重ねるにつれて、ここの場の楽しさ、面白さを中心になって作り出しているのは、彼らなんだということがだんだん見えてきます。彼らを見る目が変わってきます。彼らに向かって「あなたにいて欲しい」「あなたが必要」って自然に思えるようになります。  「なんとなくいや」と思われることの多い障がいのある人たちに向かって、「あなたにいて欲しい」「あなたが必要」って自然に思えるって、なんだかこれすごいじゃん!て思うのです。  演劇ワークショップはそういう関係をごく自然に作ります。  「ともに生きる社会」だの「共生社会」だのの言葉がやたら流行っていますが、そう思える社会の実態が一向に見えません。演劇ワークショップは、いっしょに楽しく芝居を作っているうちに、そう思える小さな社会を実際に作ります。しかも、そこから新しい芝居を創り出します。彼らとは、上から目線で何かやってあげる関係ではなく、フラットなおつきあいで新しいものをいっしょに創り出すクリエイティブな関係なのです。  そこで作り出す芝居は彼らがいてこそできるものです。彼らがいないとできないもの、といってもいいでしょう。その芝居を見ると、障がいのある人たちといっしょに生きる理由、いっしょに生きると何が生まれるかが一目でわかります。  ぷかぷかさんたちだけでもおもしろい芝居はできます。私たちだけでもおもしろい芝居はできます。でも一緒にやると、もっとおもしろいものができます。おもしろさが1+1=5になるのです。一緒にやると、お互いの作り出す価値が5倍くらいになる、という意味です。ここにこそ、いっしょに生きる理由があります。  演劇ワークショップに参加する人はもちろん、でき上がった芝居を見る人も、「1+1=5」になる理由を実感できます。  6ヶ月かけて作った芝居は下の写真のように舞台で演じます。照明がバチッと当たる本格的な舞台です。
  • 殴られ蹴られの日々は、なんだか懐かしい
    3月8日にあった麻生市民講座「生きてていいんだ」の感想です。  zoomでの講座でしたが、zoomでもこれだけのことが伝わってたんだ、とちょっとうれしくなりました。 ●ぷかぷかさんのように、楽しい!おいしい!等、大人が忘れてしまいがちな感情をもって、ゆるやかなあたたかな世界観が、広がっていけば、社会も変っていくんじゃないのかなと思いました。  ゆるやかであたたかな雰囲気はぷかぷかさんが生み出したもの。だからこそいっしょに生きていった方がいい。世界は変わる。  社会が変わるのを待つよりも、自分手で変えていった方が絶対におもしろいです。 ●高崎さんのお話を伺うことができて、とても良かったです。ぷかぷかさんたちがいるからこそ、 いろいろな発見があり、また、仕事がさらに質の高いものになっていること。 ぷかぷかさんたちのパンやさんでの様子、芸術作品をつくられている様子などを画像や、お話で伺い、 発見がたくさんありました。一人ひとりの得意なことを生かしながら、一人ひとりが輝いて、 日常生活をつくることができること、とても豊かだなと考えました。  ぷかぷかさんたちがいて、彼らとフラットな関係があること。それがあったからこそ、今までにない新しい気づきがあり、おもしろいものがたくさん生まれました。「彼らとフラットな関係」というのがキモです。 ●近隣の方たちに、ぷかぷかさんのこと、ぷかぷかのことを発信することに力を入れられたこともとても重要だと考えました。お互いのことを知ることから人間関係は始まることを改めて考えました。 また、防犯対策として防犯カメラを設置することには補助金・助成金を出すという行政の対応に 驚きました。 神奈川県が相模原の事件の後に、活動していますよというアリバイづくりの話にも、 驚きでした。 貴重な時間となりました。どうもありがとうございました。  発信することは、地域の人たちへぷかぷかのことを伝えると同時に、自分たちの活動を書くことで活動の意味を確かめている部分があります。活動の振り返りをしながら発信しているというか、そんな感じがします。このブログも、私にとってはセミナーの振り返りです。私がしゃべったことが参加者のみなさんに意味があったのかどうかの振り返り。             ●今日は第2回目の高崎先生でした。伝えたいことは「よく、ここまで継続し、しかも規模の拡大ができましたね。」ということです。「生産性」で人間を見てしまいがちな我々には、大きな問いかけだったと思います。  ここまで継続し、大きくなったのはたくさんの人たちの支えがあったからこそです。 ただただ感謝あるのみです。      こうやって「ぷかぷかさんのお昼ごはん」を支える     ●高崎さんの人間観、ぷかぷかさんお一人お一人を見る視線が素敵でした。また、ぷかぷかさんへの思いとともに、美味しいパンへの強い強いこだわり、熱意も素敵でした。愛媛在住ですが、ぜひパンを食べたい!と思い、コロナ禍明けが楽しみになりました。市役所へのパンの外販の話のなかで、市役所職員のほうが「自分らしくいられる、ほっとした時間になっているのだろう」との話は印象的でした。買いに行く人たち自身は画一化した働き方、ふるまい方をしている無理に気づくのでしょうね。マニュアルに沿うことはできるけど「気色悪い」のと同じように。ご準備くださった皆様、コロナ禍で、こんなに豊かな、贅沢な市民講座に参加させていただいたことに感謝しています。ZOOMのおかげで、遠方からも参加でき、いろいろ考える機会をいただきました。ありがとうございました。  愛媛からの参加、うれしいですね。ここがzoomの素晴らしいところ。先日のパルシステムの講演会では、九州から二人参加していました。  淡路島の息子に時々パンを送っているので、愛媛でもパン送れますよ。Facebookに毎日パンの写真が載っていますので、それを見ながら注文してみて下さい。おすすめは食パン、バケット、ライ麦カンパーニュ、甘夏パンなど。  区役所での外販に行列ができるのは、そこに来るとちょっとだけ自分を取り戻せるような雰囲気があるのだと思います。その雰囲気をぷかぷかさんたちが作っています。私たちにはできないことです。 ●高崎先生は気負わずにこの道に入られ、相手に蹴られ殴られながら相手と通い合う何かを大切にして来られたのだと感じました。頭の中の「知識や理解」では到達出来ない境地です。 やはり「共に居る(有る)人」であることが「素晴らしい豊かさ明るさ」を生み出しています。とても嬉しいです。気が付いたら退職金を使い果たしていた、とのことも凄いです。パートナーの方も凄いです。是非ぷかぷかにパンを買いに行きたいです。ありがとうございました。  殴られ蹴られの日々は、なんだか懐かしいです。あの日々があったからこそ、今の自分があります。  はたいた退職金は、5年ほど前から少しずつ返してもらっています。問題は返し終わるのに10年以上かかり、その頃果たして私自身生きているのかどうかも定かでなく、だったらまだ元気なうちに、そのお金でまたオペラシアターこんにゃく座のオペラを呼んで、子どもたちにプレゼントしようかと思ったり… www.pukapuka.or.jp ★あなたのところでもぜひこんなセミナーの企画をしてみて下さい。新しい気づきがたくさんあります。問い合わせはinfo@pukapuka.or.jp
  • 違う人生があったのかな…
    相模原事件ブログを読んだ方から感想が寄せられました。その中にいい言葉があったので紹介します。 ぷかぷかに来ていたら植松死刑囚も、違う人生があったのかな...と思いました  素晴らしい気づきですね。  違う人生。その通りだと思います。  津久井やまゆり園とぷかぷかはそこまで違うのだとあらためて思います。毎日相手にしている障がいのある人たちと、人として出会い、人としてつきあっているのかどうか。それが、彼らと日々向き合っている人の人生にも影響するのだと思います。  あれができないこれができない人、支援の必要な人、というところだけでおつきあいするのはもったいないくらいのものを彼らは持っています。  毎日渋滞情報を聞きながら、それを絵に描く人がいます。  手の中にいろんなものを見つける人がいます。  こういう人と出会うと、世界がグンと広がります。人生が楽しくなります。  ぷかぷかに来ていたら植松死刑囚も、違う人生があったのかな...  ものすごく大事な気づきですね。
  • 社会が変わるのを待つのではなく、自分の手で変える。
    先日の麻生市民会館主催のセミナー、参加した人たちのの感想が集まりました。        ● ぷかぷかさんのように、楽しい!おいしい!など、大人が忘れてしまいがちな   感情を持って、ゆるやかなあたたかな世界観が広がっていけば、   社会も変わっていくんじゃないかなと思いました。  「社会も変わっていくんじゃないかな」と何かに期待するのではなく、「自分の手で社会は変えられる」「未来を自分で創っていくことができる」と考え、社会的課題を解決するNPO法人を立ち上げ、活動を始めました。「障がいのある人たちの社会的生きにくさを解消し、お互いが生きやすい社会を創っていく」という壮大な目標を法人の設立目的に掲げ、その目的達成のために様々なことをやってきました。  ぷかぷかを設立して5年目。カフェ(ぷかぷかさんのお昼ごはんは、その頃カフェでした)で子どもの誕生会をやったあと、「ぷかぷかさんたちといっしょに写真撮らせてください」とおっしゃったお客さんがいました。社会はこんな風にして変わっていくのだと思います。  社会が変わるのを待つのではなく、自分の手で変える。その結果がこの写真です。 ● ぷかぷかさんたちがいるから こそ、 いろいろな発見があり…   いっしょに生きているからこそ生み出せるものをぷかぷかはたくさん作ってきました。お店の楽しさ然り、ぷかぷかしんぶんの面白さ然り、演劇ワークショップで作り上げる舞台のすばらしさ然り、ぷかぷかのまわりの社会の豊かさ然り、です。啓蒙活動ではなく、いっしょに生きることで生まれるものを具体的に示すことが大事です。いっしょに生きることで生まれる新しい文化です。 ● 近隣の方たちに、ぷかぷかさんのこと、ぷかぷかのことを発信することに   力を入れられた こともとても重要だと考えました。  ぷかぷかさんのことを知る、あるいは彼らとおつきあいすることは、自分の人間の幅を広げ、人生を豊かにします。それは地域社会の豊かさにつながります。そんな思いでぷかぷかのことを日々様々な形で発信しています。    ● 市役所へのパ ンの外販の話のなかで、市役所職員のほうが「自分らしくいられる、    ほっとした時間になっ ているのだろう」との話は印象的でした。  ぷかぷかのお店にお客さんがたくさん集まるのは、パンやお弁当がおいしいだけでなく、ぷかぷかさんたちとのちょっとしたやりとりが楽しいからです。ホッとした気分になるからです。障害者は社会にあわせないといけない、と思いながら、社会にあわせていないぷかぷかさんのお店に人は集まります。これは何を意味するのでしょう。 ● 高崎先生は気負わずにこの道に入られ、相手に蹴られ殴られながら   相手と通い合う何かを 大切にして来られたのだと感じました。  殴られ蹴られの日々も、ある意味、強烈な出会いの一つだったと思います。高等部で2年間担任したシノちゃんは毎日のように突然殴りかかってきました。肋骨にひびがはいり、1週間ほど唸ったこともあります。でもシノちゃんが時折窓から遠くを眺めながらニッと笑う横顔は、もう惚れ惚れするほどに素敵で、その横顔に私は参ってしまったのです。殴られても蹴られても私は毎日シノちゃんにくっついていました。 ● 気が付いたら退職金を使い果たしていた、とのことも凄いです。  ぷかぷかを立ち上げる時、嵐のような日々の中で、要するに家のことをすっかり忘れていたのです。一つのことにあそこまで夢中になれる日々は、そうそうやってきません。大変でしたが、幸せだったと思います。かみさんは驚き、あきれ、言葉がない状態でしたが… ★あなたのところでも、ぜひセミナー、講演会等の企画をしてみてください。たくさんの新しい気づきがあると思います。セミナー、講演会についての問い合わせは045-453-8511   担当:高崎  メール:   takasaki@pukapuka.or.jp
  • セミナーの動画
    先日おこなったパルシステムのセミナーの動画です。 www.youtube.com  「あ、なんかおもしろそう」って思ったら、ぜひ講演会、セミナーを企画してみて下さい。障がいのある人たちといっしょに作り出した今までにない新しい文化の話などができると思います。障がいのある人たちといっしょ生きると、どうしてトク!なのか、といった話も。いわゆる啓蒙活動ではない、ほんまにトクした気分になる話です。映画『Secret of Pukapuka』と組み合わせると、「いっしょにいると心ぷかぷか」の雰囲気もよくわかります。  お問い合わせはinfo@pukapuka.or.jp
  • セミナーのお知らせ第3弾
    3月8日(火)オンラインセミナーでぷかぷかの話をします、第3弾       www.city.kawasaki.jp こんな事前質問がありました。   利潤を追求する企業に対して、障がい者採用など、思うことはありますか?  養護学校の教員をやっている頃は企業で仕事をやっていけるような訓練みたいなことをやっていました。今から思うと恥ずかしいことですが、いろんなことができることがいい、といった価値観です。企業に子どもたちを合わせようとしていたのです。  ところがぷかぷかを始めてから、自分を押し殺して社会に無理にあわせるよりも、そのままの彼らの方がずっと魅力的であり、その魅力こそが社会を豊かにすることに気がつきました。  ですから、障害者雇用というのも、障害者のためというより、企業のためにやった方がいい、と考えるようになりました。できないことをできるようにするにはどうしたらいいのか、と考えるのではなく、できない人と一緒にやっていくにはどうしたらいいのか、と考えるのです。そう考えることで、企業が豊かになるのではないか。  こんなことはできて当たり前、と考えていることが、なかなかできない人もいます。そういう人もいる、という気づきはとても大事です。私たちの中にある人間のイメージを少し広げてくれます。そのできない人と一緒にやっていくにはどうしたらいいか、を現場の人たちみんなで考えるのです。  生産性の論理の中で、生産ができない人とどうやって一緒にやっていくのかを考えることは、ものすごく大変です。でも、その大変さが現場の人たちの思考を鍛えます。  生産性の論理の中で、辛い思いをしている人はたくさんいます。いつも生産目標に追われたり、人生にゆとりがなくなったり…。  どう転んでも生産性の論理に合わせられない人とどうやって一緒にやっていくのかを考えることは、生産性の論理はほんとうにすべての人に幸せをもたらすのだろうか、と問うことでもあります。生産性の論理を絶対視するのではなく、この機会に柔軟に疑ってみる。そうすると、私たち自身、生きることが少し楽になります。  できないことがいろいろあっても、その人がいることで現場の雰囲気がなんだかゆるっとなったとか、何かあたたかな雰囲気が生まれたとか、楽しくなったとか、いろいろあると思います。そういったことが生産の現場でどのような意味を持つのかを考えてみることはとても大切なことです。  そういったことを考える中で、「できるできない」で人を評価するのではなく、もう少し違う視点から人を見る、ということが出てきます。そういう視点は現場を豊かにします。  そんな風に考えていくと、障害者雇用というのは、企業の現場を豊かにすることが見えてきます。  いずれにしても頭を柔らかくしてあたった方がいいですね。  下の写真見て、「これまちがってる」ではなく、「あ、なんかおもしろいじゃん、今日はこれで行こう!」みたいなセンスで、次々に起こる想定外のことに楽しく向き合う方が、日々が豊かになります。  障害者雇用の現場も同じです。ガチガチの頭で向き合っていると、お互い辛くなるだけです。障害者雇用は、ガチガチの頭をほぐす、いいチャンスです。
  • 反対さん
    精神障害の人たちのグループホームの建設に反対する人たちに焦点を当てたドキュメンタリー映画『不安の正体』の上映会をします。    映画は先日東京で見たのですが、グループホーム建設の説明会で「こんな人たちが来れば治安が悪くなる」「子どもたちの安全を守れるのか」「地価が下がる」などの怒号が飛び交い、娘が精神障害の当事者である私にとってはほんとうにこたえました。相手のことをよく知った上での抗議ではなく、偏見、思い込みの上に立った怒号です。  単なる偏見、思い込みであっても、それは当事者、関係者を傷つけ、苦しめます。だから  「反対派はけしからん」 と、つい私たちは思っています。そんな感じで私自身もグルーホーム建設反対運動について何本かブログを書いてきました。そのブログを読んだ方のメールにこんな言葉がありました。 「反対さんも、それはそれで生きにくいんじゃないのかなと思います。」  ほんとうにその通りだと思います。相手と会って、ちゃんとおつきあいすれば、 「なんだ、自分と変わらないじゃん」 となるのですが、知らないことで不安が増幅し、自分を苦しめます。生きることがどこか不自由になります。  そんな人たちを「反対さん」と表現するところがいいと思いました。「反対派」ではなく、「反対さん」。  なんかね、とがった心が丸くなる感じがしました。そうやって相手を見ていくことが、私たちの側にも必要だと思いました。  偏見、思い込み故に「反対さん」の心もとがっています。その心を丸くするにはどうしたらいいのか。それが今回の上映会のテーマです。   昨日「ぷかぷかさんお昼ごはん」(ぷかぷかの食堂)の入り口にあったメニューです。なんか見ただけで、キュンとあたたかな気持ちになりました。一瞬にして相手の気持ちをやわらかくしてしまう。これがぷかぷかさんのチカラです。まねできないです。     こういうセンスで「反対さん」たちに、とがった心が丸くなるようなメッセージを届けたいと思うのです。   5月7日(土)横浜線長津田駅前の「みどりアートパーク」のリハーサル室です。時間は午後1時〜4時です。監督の飯田基晴さんも参加します。  部屋が60人と狭いので、参加希望の方は高崎まで連絡下さい。045−453−8511(ぷかぷか事務所)ですが、いないことが多いので、takasaki@pukapuka.or.jpにメール下さい。参加費は800円です。
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