『ちっぽけな僕の 大きな世界』 おもしろい映画です。脳性麻痺の青年が主人公。障がいのある人に何かやってあげるとかではなく、その青年が自分の人生を生きようと一生懸命になる姿をそのまま見せてくれます。その青年を支えるおばあちゃんがすごくいい。

何か大きな出来事が起こるわけでもなく、ただ淡々とした日々が写されるだけです。それでも目が離せない魅力がこの映画にはあります。
主人公の青年チュンホー

その青年を支えるおばあちゃん

青年のお母さん。おばあちゃんの方が服装が派手。行動力もはるかに上。

お母さんは青年を外に出したくない思いを度々口にします。それにもめげず、青年は外の世界を目指します。お母さんに反対された大学を受験し、見事合格。学費を稼ぐために喫茶店でバイトも始めます。面接に行ったとき、店長は
「ふつうの人を雇いたい」
といいます。青年はそれに対し、
「僕は普通です」
と、さらっと答えます。この答えが光っていましたね。
青年の恋人 時々ふっとあらわれ、ふっと消えていくステキな女性。

ポスターにこんな言葉があります。
「のみ込んだ言葉の数だけ、ぼくはもっと強くなれる」
障がいの故に、たくさんの辛い思いをしたんだろうなと思います。ぐっと我慢して飲み込んだたくさんの言葉。その数だけ、青年は強くなった。だからあんなにも生き生きと生きられたのだろうと思います。
体が不自由だと、何するにしても様々な困難に遭います。でもそれ故に、人は強くなれる。生きることが自由になる。
この映画の魅力は、この青年の自由さにあります。私はこんなにも自由に生きているのだろうか、そんなことを思いながら2度も見てしまいました。
Netflixで見られます。劇場ではみなとみらいのkino cinema
https://kinocinema.jp/minatomirai/comingsoon/ で11月6日(金)から上映されます。
予告編







