ぷかぷか日記

友達大作戦

  • よってけ かずやんち
     友達大作戦の打ち合わせをやりました。参加したのは一矢さん、介護者3人、応援団2人の計5名。Eテレが取材していました。  かずやしんぶんの版下をオオツボさんに渡しました。近々地域配布分、7月31日のぷかぷか上映会配布分併せて300〜400部印刷します。  そのしんぶんを持ってなるべく早い時期にかずやさんと一緒に大声の迷惑をかけている二階の方に、あいさつ、謝罪に行きます。色々準備して行っても、会いたくないと拒否される可能性もあるので、油断は禁物。なんかドキドキします。でも、たとえうまくいかなくても、そこで撤退してしまうのではなく、なんとか大声と共存できるうまい方法をしつこく、楽しく模索します。  かずやクッキーは同じアパートの住人4人に配る予定で、注文しましたので、来週にはあいさつ、謝罪に行きます。花の植わった植木鉢、コーヒーカップも持っていきます。さて、どうなりますか。  かずやんちの看板を玄関のドアに飾ろうと思っています。        写真を見ると、二階の方はいつもかずやさんちのドアの前を通るようです。ならばそこに「かずやんち」と書いたほっこりあたたかな気持ちになるような絵が掛かっていれば、気持ちが和みます。たとえばこんな絵。「かずやんち」の文字はもちろんぷかぷかさん。暖簾もいいんじゃない、という意見もあります。              ホームページを作ります。まだ正式ではありませんが、「よってけ かずやんち」みたいなタイトルはどうかなと思っています。「かずやんち」に寄り道してみたら、思ってもみないものがいっぱい詰まっていて、なんだかトクした気分になったり、心がちょっと豊かになったり、そんなイメージです。  コンテンツは「かずやさんのプロフィール」「介護者の日記」「かずやさんの日々」「お知らせ」などですが、そのままのタイトルではおもしろくないので、ちょっと覗いてみようかなって思うようなタイトルをこれからみんなで考えます。何かいいアイデアがありましたらメールでお知らせ下さい。  「かずやんてどんな人」と書いたこんなアイコンをクリックすると、                          Q&Aの形式でかずやさんがどんな人かわかるようになっているとか… 「○○ぼちぼち日記」と書いたアイコンをクリックすると、        介護している人の日々の様々な気づきを書き込んだ日記が出てきます。かずやさんのそばにいるとくつろげる、というオオツボさんの「くつろぐコツのヒミツ」もシリーズで書いていただく予定です。若いカワタさんは、初めて介護に入った日は、おばあちゃんちに遊びに行った時のようなゆるっとした時間を過ごしたそうで、そのあたりの話も書いてもらう予定です。かずやさんの周りにゆるっとした空気が流れているのはどうしてなんでしょうね。そういうことにホームページ見た人が気がついて 「そっかー、今度遊びに行ってみようかな」 って思ってくれれば、ホームページは大成功。  「かずやんのまったりの日々」と書いたアイコンをクリックすると、              今日はこんなことしました、こんなもの食べました、ソファーでぼーっとして過ごしました、というかずやさんのまったりした日々の記録が出てきます。   ま、こんな感じの楽しいホームページができるといいなと思っています。  ホームページを担当する方も会議に出ていましたので、多分近いうちにでき上がると思います。  午後、かずやさんの陶芸教室やりました。全く乗ってこなくて困りました。かずやさんの目を見て下さい。「こいつ、うるせーな」みたいな目です。           お皿を作る時だけ、ちょっとやりました。                      でも、最後に笑顔      Eテレが取材していたのですが、陶芸をやっている絵はほとんどとれなかったようです。ま、こんなもんですね。  予定していたことが予定どおりに行かなかったり、かずやさんが何を考えてるのかさっぱりわからなかったりでしたが、だからこそかずやさんとのつきあいは奥が深くておもしろいのだと思います。いつも私たちが試されているというか… 「友達大作戦」はこちら www.pukapuka.or.jp
  • ぷかぷか上映会やります。
    今年も映画を見て、やまゆり園事件を考える集まりをやります。  やまゆり園事件について考える集まりですが、ムツカシイ、しんどい話ではなく、「やっぱりいろんな人がいた方がいいね」って、みんなで前を向けるような話になればいいな、と思っています。  『いろとりどりの親子』は、いろとりどりだからこそ、そこには葛藤があり、葛藤故に、豊かなものが生まれることを映像を通して見せてくれます。葛藤の先にある、思いもよらない親子の出会いは、とてもハッピー。見ているこっちまでハッピーになりました。社会にいろんな人がいるっていいなって思いました。  事件の犯人の言う「障害者はいない方がいい」ではなく、障がいのある人たちとは「いっしょにいると心ぷかぷか」になるような関係を作っていった方がいい、と思うのです。『Secret of Pukapuka』は、それがどういった関係であるのかを語った映画です。見ている方まで「心ぷかぷか」になります。そういう関係を広げていくこと、それがやまゆり園事件を超える社会を作ることだと思います。  今回のトークイベントではゲストに尾野一矢さんに登場していただきます。かずやさんはやまゆり園事件で重傷を負った方ですが、昨年8月から施設を出て街の中で自立生活をしています。                      かずやさんは時々大声を出すので、アパートの2階の方から苦情が来ています。ただ謝るだけでは、大声の問題は解決しません。なぜなら、 「大声出すのはやめましょう」 なんていっても、かずやさんには通じないからです。悪気はないのですが、これからも大声は時々出てしまいます。結局はその大声とどう共存していくのか、共存するにはどうすればいいのか、ということです。  先日大声が外に聞こえにくいようにかずやさんの部屋の天井に防音のパネルを貼りました。窓に防音のカーテンもつけました。これで多少は改善できますが、完璧ではありません。  あとは多少声が聞こえても、 「ったくしょーがねーなー」 とブツブツ言いながらも、そこで踏みとどまれるような関係ができるかどうかです。  苦情をきっかけに2階の方と前向きのいい関係ができるといいな、と思っています。休みの日に、おいしいケーキの差し入れがあったから、とかなんとか声をかけて、一緒にお茶飲んだり、お正月には一緒に餅つきをしたり…そんな関係です。  2階の方だけでなく、地域の人たちみんなと顔なじみになって、一緒に何かおもしろいことができるような関係もつくりたいと思っています。題して「友達大作戦」。  友達大作戦はこちら www.pukapuka.or.jp  重度障がいの方の自立生活というのは、ただアパートを借りて生活する、というのではなく、地域の人たちとのさまざまな関わりの中で生活する、ということだと思います。今回、大声に対する苦情をきっかけに、地域との新しい関係が生まれます。  重度障がいの方の自立生活が、地域社会を豊かにしていく。かずやさんの周りに、なんだか素敵な物語が生まれそうです。  地域には大声を出すとか、色々おつきあいのむつかしい方はいらっしゃいます。そんな人たちともお互い地域で気持ちよく生きて行ければ、地域社会はとても豊かなものになります。かずやさんの大声問題は、どこにでもある問題なのです。  トークイベントのテーマは《あなたととなりのかずやさん》です。  そうそう、トークイベントが始まる時、ツジさんが舞台で「きみのためにSuperman」を歌うそうです。今からもうノリノリです。これはもう絶対に聞かなきゃソン!です。  「何でやまゆり園事件を考える集まりで、きみのためにSupermanなの?」なんて考える人も多いと思います。でも、これがぷかぷかなのです。これがぷかぷか流の事件の超え方です。  ツジさんの歌を聴いて、一人でもたくさんの人が心ぷかぷかになること。それが事件後の今、とても大事だと思っています。社会はそうやって少しずつ変わって行くからです。
  • 『かずやしんぶん』できました!
     『かずやしんぶん』ができました。A5版、6ページです。『ぷかぷかしんぶん』と同じサイズ、ページです。まだ印刷ができていないのですが、とりあえずこんな感じでできましたという報告です。表紙のタイトル文字、かずやさんの絵はぷかぷかさんが描きました。    表紙                          2ページ                       3ページ                                      4ページ                                  5ページ                       6ページ                  「かずやしんぶん」 いかがでしたか?ぜひ感想、お寄せください。  こんなことやったらおもしろいんじゃない、という友達大作戦に対する提案も大歓迎です。たくさんの方がこの友達大作戦に参加することに意味があります。重度障がいの方が自立生活することの意味が、たくさんの人に共有されます。一緒に闘う、とかじゃなくて、一緒に楽しむ、という感じ。一緒に楽しんでいるうちに、社会が少しずつ変わっていけばもうけもんです。  ぷかぷかも彼らとの日々を楽しんでいるうちに、周りの社会が変わってきました。えらいトクした気分。  「かずやしんぶん」をはじめとする友達大作戦が目指すのは、しんぶんの 6ページに書いているように 「時々大声出すけど、こういう人も地域にいていいよね、いた方が楽しいよね」っていう人が少しずつ増えてくれる ことです。そのためにはかずやさんの自立生活を支える人たち、応援する人たちが、かずやさんと一緒にいて、なんかいいよねって思っていることが大事です。施設を出て一番最初から介護している人は、かずやさんのそばにいると「くつろぐ」そうです。その「くつろぐ」コツを、ぜひどこかでお披露目して欲しいです。      くつろぐとこんな顔になります。これはもう、くつろがなきゃソン!        重度障がいの人って大変じゃないの、って多くの人は思っています。そんな中でかずやさんのそばにいたらくつろぐんですよ、という話は社会の偏見を思いもよらない形でひっくり返します。差別と闘ったりしなくても、くつろぎながら、楽しみながら社会を変えていけるのです。みんなが心地よく生きていける社会に。  一番いいのは、かずやさんとの楽しいおつきあいの機会を実際に作ることです。「かずやカフェ」と名付けて、定期的に楽しいお茶会をやるのもいいなと思っています。おいしいコーヒーとおいしいお菓子があれば、話が弾みます。かずやさんのそばにいて、みんなでくつろぐ。カフェ付き自立生活です。そうそう、ここで使うコーヒーカップはかずやさんが作ったものです。こんなカップで飲むコーヒーの味は格別です。               こんなおつきあいを周りに広げていくこと、そうやって地域社会を少しずつ変えていくこと、それが友達大作戦の目指すものです。  かずやさんの自立生活は、ただ単にアパートで暮らすのではなく、かずやさんがそこで暮らすことで、地域社会がこんな風にして誰にとっても暮らしやすい街に変わっていくのです。かずやさんにとっても地域の人にとっても、これはものすごいトク!なことです。   
  • 友達大作戦は、夢みたいな話を実現するプロジェクト
    「かずやしんぶん」の話です。                                          「かずやしんぶん」は地域社会を耕すしんぶんです。かずやさんの自立生活が、施設を出てアパートで暮らす、といったことだけにとどまるのではなく、地域社会を耕す、といったことにまで広がるといいなと思っています。重度障がいのかずやさんが地域で暮らすことが、そのまま地域社会を変えることになる、というわけです。そのためには地域の人たちと様々な関わりを持つ、様々なメッセージを発信する、そういったことが大事です。「かずやしんぶん」はそんな活動の一つです。  ぷかぷかは、障がいのある人たちがお店で働いている、というだけでなく、地域社会を柔らかく耕してきました。ぷかぷかは創設以来地域社会とのいろんな関係を積極的に作ってきました。ぷかぷかさんたちとの楽しいおつきあいの中で、「ぷかぷかさんが好き!」というファンがたくさん現れ、地域社会が明らかに変わってきました。障がいのある人たちを排除してしまうことの多い社会全体の雰囲気を考えれば、彼らのことが好き!という人たちが現れたことは画期的です。  障がいのある人たちは、あれができないこれができない人たちではなく、「彼らは地域社会を耕し、地域社会を豊かにする存在」というふうにぷかぷかはいいます。それは彼らのおかげで地域社会が変わってきたという実感から出てきた言葉です。  彼らが地域にいるというのは、そのことで地域社会が変わることだと思います。そういったことがかずやさんの場合もできないだろうか、と思うのです。「重度障がいの人が地域で暮らすと地域社会が変わってくる」なんて素敵じゃないですか。  夢みたいな話です。友達大作戦は、その夢みたいな話を実現するプロジェクトです。「かずやしんぶん」は、その実現のための一つの重要なツールです。  出発点は、かずやさんの大声に対する苦情にどう向き合っていくのか、というところでしたが、プロジェクトを進めているうちに、これは重度障がいの人が地域で暮らすことの意味を深く問い直すことにつながることに気がつきました。      第1号では、かずやさんがどういう人か、どうしてここで暮らしているのか、といったことを書いています。いってみれば自己紹介号です。かずやさんの家の周りにあいさつ方々配布します。一回で終わるのではなく、ぷかぷかしんぶんのように定期的に発行し、かずやさんの自立生活がリアルタイムで伝わるようにしましょう。あなたの近所にこんな人が暮らしていますよ、というメッセージです。今週はこんなおもしろいことがありました、こんな料理が気にいりました、こんなおもしろい人が訪ねてきました、今度お茶会やります、餅つきやります、といった楽しい話をたくさん載せていきましょう。  かずやさんの自立生活を伝えるホームページも立ち上げましょう。かずやしんぶんよりもはるかに詳しくかずやさんの自立生活を伝えます。写真をとって、こんなことがありました、あんなことがありました、と日々の出来事をどんどんアップしていきます。それを見るだけでかずやさんの自立生活がリアルに伝わります。              若い介護スタッフの人たちには日々の思い、気づきをホームページのブログに書いて欲しいなと思っています。かずやさんを介護することで、日々どんなことを感じているのか、どんな気づきがあったのかを書いて欲しいのです。大変なことも多いと思うのですが、それでも日々かずやさんと接していれば、大変さを超えて、楽しいこと、笑っちゃうこともたくさんあると思います。何よりも人が生きる上で教えられるものもたくさんあるのではないでしょうか。そんなことを飾ることなく、気軽に書いて欲しいと思うのです。すぐ忘れてしまうような気づきを書いて残しておくと、それは自分の財産になります。  社会の多くの人は、重度障がいの人たちのことを知りません。どんな生活をしているのかほとんど知りません。彼らの生活を介護するなんて大変だろうな、というイメージだと思います。そんな人たちに向けて、今日こんなことで笑っちゃいました、こんな楽しいことがありました、といったメッセージは、彼らを見る社会の目を確実に変えていきます。  メッセージを読むのがだんだん楽しくなって、ひょっとしたら「あ、私もやってみようかな」って思う人が出てくるかも知れません。かずやさんでおもしろい!っていうファンが現れるかも知れません。「かずやさんみたいな人、地域にはいた方がいいね」って思う人が少しずつ増えてくるかも知れません。地域社会を耕す、というのはそういうことです。  「障害者はいない方がいい」というメッセージを発信したやまゆり園事件は、こうやって地域の人たちと一緒に乗り越えていけます。  友達大作戦、これからおもしろくなります。  友達大作戦開始のキーポイントになるアイテムができ上がりました。                                                   近々大声で迷惑かけている方のところへ、「かずやしんぶん」とこのアイテムを持ってあいさつに行く予定です。もちろんかずやさんも一緒です。かずやさん、その時にまた大声出さないとも限らないので、まさにハラハラしながらの友達大作戦です。 ●●●  7月31日(土)桜木町駅前の横浜市健康福祉センターホールで「あなたととなりのかずやさん」をテーマに上映会とトークイベントをやります。社会にはいろんな人がいた方が楽しいねって思えるような映画と、そういったことを話し合うトークイベント。トークイベントでは友達大作戦の経過報告もします。友達大作戦、こんなこともやるとおもしろいよ、といったアイデアも募集します。かずやクッキーも販売します。 来なきゃソン!
  • あなたととなりのかずやさん
    先日の一矢さん、 「うるさくしないの」 と何度も大声を出しながら、コーヒーカップ作りました。   集中する目がすばらしくいいです。一矢さん、一生懸命です。      介護する人と一矢さんのすばらしい連係プレー    かずやクッキーができました。ぷかぷか焼き菓子工房が焼きました。文字と絵はぷかぷかさん。            似顔絵の下に 「いつも大声出してごめんなさい」 みたいな吹き出しを入れる予定です。文字は一矢さんが書きます。わんどに置いてあった書道の道具一式を持ち帰りました。  一矢さんの大声に対し、先日一矢さんの部屋に直接苦情が来たそうです。介護者派遣事務所の苦情の窓口に電話するだけでは何の解決にもならないので、直接文句を言いに来たようです。介護の人はひたすら謝るばかりだったようです。  一矢さんは「静かにして下さい」といっても聞いてくれる人ではないので、苦情を言いに来た人を前に、本当に困ってしまったと思います。  一矢さんはいつも「うるさくしないの」といわれるせいか、余計に「うるさくしないの」と大声で言ってしまうようです。先日の陶芸教室ではずっとその大声が出ていました。いつまた苦情が来るかわからないので連休明けに「友達大作戦」開始します。 www.pukapuka.or.jp  花の植わった植木鉢、コーヒーカップ、かずやクッキー、かずやしんぶんを持って、かずやさんと一緒に苦情の出ている家に行ってきます。まずは謝ること、向こうの言い分を謙虚に聞くこと、一矢さんのことを丁寧に説明すること、ご迷惑おかけして申し訳ないのですが、声の大きいご近所さんとしておつきあいしてもらえたらうれしい、といったことなどを話してくる予定です。  結果、どうなるかは今のところ全くわかりません。  これからも続く一矢さんの大声に 「ったくしょーがねーなー」 と聞き流してくれるようになるのか 「うるさい!」 とまた怒ってしまうか。  苦情にきちんと向き合うこと。ここからしか未来は始まりません。  ここからどういう物語が生まれるのか。未来に希望が感じられるようなものが生まれるなら、一矢さんの自立生活は社会的にものすごく意味のあるものになります。これこそが重度障がい者が地域に暮らすことの意味だと思います。  彼らの自立生活が社会を耕すことになるなんて、今まで考えたことがありませんでした。一矢さんの苦情にどう向き合っていくのか考えているうちに気がついたことです。うまくすれば彼らとはいっしょに生きていった方がいいね、って思う人が地域の中で少しずつ増えていくかも知れません。やまゆり園事件を超える社会がここから始まります。  7月31日(土)桜木町駅前の横浜市健康福祉センターホールで「2021年ぷかぷか上映会」をやります。午後「あなたととなりのかずやさん」というタイトルでトークイベントをやります。 【たとえば人よりも目立ちやすい側面があったとしても、人と自分は全く違うわけではないし、全く同じわけでもありません。すごく当たり前のことです。   なのに社会の中にいると簡単に「違う」とか「同じ」とかくくってしまいそうになることが多くあります。 それに待った!をかけて、「私たち、ここが違って、ここが同じだね」なんて話がしたくなる作品でした。】(午前中に上映する『いろとりどりの親子』という映画のレビュー)  一矢さんの自立生活を手がかりに、「私たち、ここが違って、ここが同じだね」なんて話ができたらいいな、と思っています。一矢さんの話は特別なものではありません。迷惑をかけたりかけられたりは、あなたの近所にもある話です。だからテーマは「あなたととなりのかずやさん」。  津久井やまゆり園事件から5年目になります。異質なものを排除する社会はどこまで変わったのでしょうか?  異質なものを排除する社会は、許容できる幅が狭まり、お互いが窮屈になります。違うものがたくさんある方が社会は豊かな広がりを持ちます。いろとりどりの人がいる方が、お互いの幅が広がって、人として豊かになります。なによりも社会が楽しくなります。  そんな社会はどうやったらできるのでしょう。それはたとえば一矢さんの大声とどうやったら共存できるかを考えることだと思います。それはそのまま、障がいのある人たちを暴力的に排除したやまゆり園事件を超える社会を作ることだと思います。  今まで書いた一矢さんの物語はこちら www.pukapuka.or.jp
  • 「私たち、ここが違って、ここが同じだね」なんて話がしたくなる集まりをします。
    友達大作戦進行中です。 www.pukapuka.or.jp  かずやさんのことを伝える「かずやしんぶん」は、第1号が大体でき上がりましたが、ページ数が多すぎて、読む人にとってちょっと負担かなと思いました。せめて「ぷかぷかしんぶん」なみに6ページくらいに収めてくれるように要請しました。小さなしんぶんですから、さらっと読めるぐらいがいいです。              もっと詳しいことを伝えるために、「かずやさんとその仲間たち」という名前のサイトを立ち上げた方がいい、という提案もしました。今日、こんなおもしろいことがあった、こんなおいしいものを食べた、といった日々の出来事、お茶会やりますとか、みんなで街の掃除します、といったイベントのお知らせも発信しましょう。一矢さんの自立生活のリアルが伝わるサイトです。  一矢さんの似顔絵をラベルに使った「かずやクッキー」を作ろうという話もあります。「いつも大声出してごめんなさい」のひと言も入れておきましょう。苦情をよこしている二階の人に、手作りのコーヒーカップと一緒に持っていけば、多分印象がずいぶん変わります。  というわけで、昨日はそのコーヒーカップを作りました。       まずは粘土を伸ばします。               コーヒーカップの側面に当たる部分を切り抜きます。              それをジュースの缶に巻き付け、コーヒーカップの形を作ります。               ジュースの缶とそれに巻き付けた新聞紙を取ります。              ソーサーを作るための粘土を伸ばします。           完成!       7月31日(土) 桜木町駅前の横浜市健康福祉総合センターホールで上映会とやまゆり園事件に関するトークセッションをおこないます。上映する映画は『いろとりどりの親子』と『Secret of Pukapuka』です。  『いろとりどりの親子』の映画の情報はこちら longride.jp  映画のレビューにこんなのがありました。 ●「違うこと」を受け入れることで、輝きに溢れる「幸せ」を前に、「普通」という言葉があきれるほどに意味を失いモノトーンであるリアルをこの映画が教えてくれる。 ●たとえば人よりも目立ちやすい側面があったとしても、人と自分は全く違うわけではないし、全く同じわけでもありません。すごく当たり前のことです。   なのに社会の中にいると簡単に「違う」とか「同じ」とかくくってしまいそうになることが多くあります。 それに待った!をかけて、「私たち、ここが違って、ここが同じだね」なんて話がしたくなる作品でした。  『Secret of Pukapuka』は、社会から排除されることの多い障がいのある人たちが、ぷかぷかにあっては、なんと「ぷかぷかさんが好き!というファンがたくさんいます。なぜなのか、そのヒミツに迫る映画です。 www.youtube.com  ぷかぷかができて1年くらいたった頃、「ぷかぷかしんぶん」を広い団地の中で配っていて、迷子になった方がいました。地域の方から電話がありました。 「ぷかぷかさんが迷子になってますよ。私が見ててあげるから迎えに来て下さい」  地域の人たちはこんな風に見ててくれてたんだ、ってうれしくなりました。「ともに生きる社会を作ろう」とか言ったわけではなく、ただ日々の活動をコツコツ続けていく中で、こんな風に見てくれる関係が自然にできていたのです。  一矢さんも、こんな風に見てくれる関係が、地域に自然に広がっていくといいな、と思っています。それが「友達大作戦」の思いです。  いろんな人がいること、それが地域社会の豊かさです。一矢さんの話を手がかりに、そんなことを考える集まりにしたいと思っています。  上映会、トークセッションの詳しいことが決まりましたら、またお知らせします。とりあえず7月31日〔土〕あけておいて下さい。冒頭、多分ツジさんが勝手に歌を歌います。お楽しみに。
  • 一矢さんを支えるつもりが、なんだか一矢さんに支えられてるみたいです。
    一矢さん、陶芸の日。前回に引き続き、今日も植木鉢を作りました。お父さん、お母さんが見ていたせいか、今日はとてもいい顔してやっていました。 この集中力  ダイナミックな植木鉢を介護の大坪さんと一緒に作りました。  この植木鉢を持って、苦情をよこした家にあいさつに行きます。いよいよ「友達大作戦」開始です。さてどうなりますか、乞うご期待、というところですが、実際、どういう展開になるか全くわかりません。  その時に手渡す「かずやしんぶん」製作中です。  これを見て、そうか、一矢さんてこういう人だったのか、って心和ませてくれたら、と思っていますが、そううまくいきますかどうか。「ケ!」とかいってゴミ箱に捨てられる可能性だってあります。むしろそっちの可能性の方が大きい気がします。その時こそが勝負だと思っています。  地域社会で自立生活をおくっていく中で、こういった困難には必ず直面します。だからこそ、一矢さんと一緒にみんなで地域社会を耕していきたいと思うのです。たくさんの人たちの応援が必要です。ですから「かずやしんぶん」の発行元は「かずやさんとその仲間たち」なんて名前にしようかなと考えています。「かずやしんぶん」の発行(月刊もしくは隔月刊の予定)には印刷代などのお金もかかります。地域に配布するので300〜500部くらい考えています。なので、会費もいただいて10年くらいはしっかり続けたいなと思っています。かずやさんと一緒に楽しいお茶会や食事会をやりましょう。テレビで放映された映像を借りて、自立生活を考える上映会もやりたいですね。かずやさんと一緒に月一回くらいの定期的な地域清掃も考えています。みんなでホウキ持って集まり、道路や公園を掃除するのです。とにかくかずやさんと一緒にやる、というところがミソです。地域の人たちはわいわい人が集まって何を始めるのかって見ています。定期的に掃除をやっていれば、道路も公園も綺麗になります。それを見て、そのうち「私も手伝いますよ」っていう人も多分出てきます。そうやって時間をかけて地域社会をかずやさんと一緒に耕していくのです。  仲間たちでいろいろおもしろい企画を立てましょう。これからどんな風に展開するのか、すごく楽しみです。一矢さんを支えるつもりが、なんだか一矢さんに支えられてるみたいです。 これから展開する友達大作戦はこちら pukapuka-pan.hatenablog.com
  • 友達大作戦が動き始めます
     今日は一矢さんの陶芸教室。友達大作戦の出発点になる植木鉢を作りました。  先週植木鉢を作る予定でしたが、一矢さん、全然のってこなくて 「やめとく〜」 の連発。何もできませんでした。友達大作戦でいろいろ注目を浴びているので、是非ともやって欲しかったのですが、どう誘っても 「やめとく〜」  結局何も作らずで終わってしましました。  というわけで、今日はなんとかやってもらおうとあの手この手で誘いましたが、今日も 「やめとく〜」 の連発。「これでお団子作って下さい」と粘土を渡しても 「やめとく〜」  お団子を渡して、「これを植木鉢にくっつけて下さい」 「やめとく〜」  以前麺棒で粘土を何度かのばしていたので、        麺棒を出して誘ってみたのですが 「やめとく〜」  う〜、困ったなと思いながら、粘土のお団子を差し出して、 「これ大坪さんに渡して」 というと、すっと手が伸びてお団子を受け取りました。  しめた!と思い、 「大坪さんの代わりに、ここに貼り付けて」 と植木鉢を指すと、ちゃんと貼り付けてくれました。      「オー!やったじゃん。もう一回」 と粘土を渡すと、自分でくるくるお団子を作っていました。      それをまた植木鉢に貼り付けます。       大坪さん、大喜びで、一矢さんの指の跡をしっかり残していました。       一矢さん、一度やると、どんどん調子が出てきて、こんな素敵な植木鉢が完成!       一週間ほど乾かして素焼きし、その後本焼きします。再来週の陶芸教室で一矢さんに手渡します。  いよいよ友達大作戦が動き始めます。「かずやしんぶん」も制作開始です。  苦情をよこした方とうまく友達になれて、時々言葉を交わしたり、おいしいものを届けたりするおつきあいが始まれば、一矢さんの周りの社会が、ほんの少し変わります。一矢さんが自立生活を始めたことで、社会がいい方向に変わり始めます。  友達大作戦がうまくいけば、大声が止まらなくて、いろいろ悩んでいる人たちを勇気づけます。  これからどんな風に展開していくのか、すごく楽しみです。来週はコーヒーカップを作ろうかなと思っています。これもうまくできれば、2階の方にプレゼントします。一緒にコーヒー飲めたりするといいですね。
  • 友達大作戦
     尾野一矢さんの大きな声への苦情にどう対応するかという問題についてふたたび考えます。  声がうるさい、という苦情は、10年前、ぷかぷかを始めてすぐにありました。パン屋の店先で  「おいしいパンはいかがですか」 というぷかぷかさんの大きな声に 「うるさい!」 という苦情の電話が入りました。お店を始めてすぐだっただけに、私にとっては大変なショックで、苦情に対して何も言えませんでした。  直接の働きかけはできませんでしたが、日々の活動(お店を運営しながら「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」というメッセージの発信と、そう思えるようなお店の雰囲気作り、地域の人たちとの関係作り)だけはしっかりやっていました。一番よかったのは、ぷかぷかさん達が毎日元気に、楽しく、笑顔で働き続けたことです。その姿を地域の人たちはずっと見ていました。その結果、少しずつぷかぷかのファンが増えてきました。  電話をかけてきた人は近所の方(声が聞こえる距離、多分上の階の方です。)だったので、ひょっとしたらパンを買いに来たかも知れないし、「ぷかぷかしんぶん」を読んだかも知れません。「ぷかぷかしんぶん」はお店のある団地の全戸にポスティングしています。ですから苦情の電話をしてきた家にも入っていて、家の人は多分見ています。         そのせいかどうかわかりませんが、その後、声がうるさいという苦情はありません。同じところを行ったり来たりする姿が目障りで、メシがまずくなるとか、パニックを起こした人の声がうるさい、という苦情はありましたが…。  この10年で、地域の人たちと関係を作ることの大切さを学びました。そういった経験の上での一矢さんの大きな声に対する苦情の問題をどう解決していくのかをいろいろ考えました。  一矢さんに「大きな声を出さないように」といくら言っても、なかなか理解はむつかしいようです。ですから大きな声をなくすのではなく、大きな声とどうやったら共存できるかというところで問題を考えていった方がいいような気がします。  今回の相手はアパートの上の部屋に住む人です。すぐ上だけに、一矢さんの大きな声はよく響くんだろうなと思います。しかも一矢さんのことを全く知らないとなれば、うるさいだけでなく、ちょっと怖い思いもします。 「ったくうるせーなぁ」 といらいらしながら苦情の電話を介護者を派遣しているNPOの苦情の窓口に電話したのだろうと思います。直接怒鳴り込まなかったのは、何か問題があればここに電話して下さい、とNPOの方に言われていたのだと思います。もし一矢さんの部屋に怒鳴り込んでいれば大混乱になったと思います。そういうトラブルを避ける意味ではNPOの最初の対応は正解だったと思います。  苦情の電話を受けたものの、その後、苦情の相手に具体的な対応をしていないようです。一矢さんは今も時々大きな声を出すので、介護の方はまた苦情が来るのではないかとハラハラしているようです。ここで積極的に前に出て行かないと、このハラハラ状態と上の部屋に住む人への迷惑は解消できません。  大きな声とどんな風に共存していくのか、それを上の部屋に住む人とどんな風に共有するのか。一矢さんの自立生活にとっては大きな勝負所です。一矢さんの自立生活を支えるチームの力量が問われます。  「ともに生きる社会を作ろう」とか叫んでいる神奈川県の役人に、この現場に来て欲しいですね。そんな言葉でこの一矢さんの自立生活が引き起こした深刻な問題が解決できるのかどうか考えて欲しいです。  で、どうするのかという作戦。  近々あいさつに行く予定でいます。菓子折よりは、一矢さんを感じられるものがいいと思い、来週小さな植木鉢を作ります。一矢さん一人ではできないので、介護の人に手伝ってもらいながらですが、なるべく一矢さんの手が入ったことが感じられるように作っていきたいと思っています。  花の植わった手作りの植木鉢をもらうなんて、ふつうはなかなかないことなので、インパクトのあるあいさつになると思います。  下の写真はぷかぷかさんの作った花瓶ですが、これをもう少しシンプルで小ぶりにしたものを作ります。       この写真は壁に掛ける一輪挿しですが、花が植わるとこんな感じでとても華やかです。                            「え?この植木鉢、この方が作ったんですか」 なんて話から多分始まります。 「この方が、あの大きな声を…」 と、手作りの植木鉢を見ると印象はかなり変わります。  ここから一矢さんの話をします。それは先日書いたような内容です。一矢さんはどういう人で、どうしてここで暮らしているのかといった話です。  大きな声とどんな風に共存していくのか、それを目の前の方とどう共有できるか。そのためには相手の方が一矢さんのことをよく知ることが大事です。なんだかんだと一矢さんと会う機会を作りましょう。  ぷかぷかに来て何回目かにこんな顔をする一矢さんに出会いました。一矢さんて優しいおじさんなんですね。やはり何度も会うことが大事です。       先日のブログでこんな言葉を書きました 「重い障がいのある人が暮らしやすい街は、誰にとっても暮らしやすい街です。そういう街作りに、協力していただけるととてもうれしいです。」  これは  「ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします」 ではなく、  「誰もが住みやすい街つくりに協力して下さい」 という前向きの提案です。協力、という形で、一矢さんの自立生活に、いわば巻き込んでしまうのです。  一矢さんの部屋の上に住み、時々聞こえる大きな声に顔をしかめながらも、そのことが「誰もが住みやすい街つくりに協力する」事になるなんて、なんだかすごいお得な提案だと思います。  植木鉢の次は、朝、モーニングコーヒーを飲むカップを作って持っていきましょう。毎朝、コーヒーを飲むたびに一矢さんのことを思い出します。茶碗も作って持っていけば、ご飯食べるたびに思いまします。  そんなおつきあいを積み重ねていくと、大きな声を聞いても 「あ、またかよ、ったくしょーがねーなー」 という感じで受け止めてくれるように多分、なります。そうすればこの作戦は大成功です。要は友達になってしまうのです。名付けて「友達大作戦」。  どなたかほかにいい作戦があればぜひ提案して下さい。  提案は takasaki@pukapuka.or.jp までお願いします。
  • 自立生活って、街に出て知り合いを増やしていくこと
      昨日は尾野一矢さんの陶芸教室。でも、全く気が向かなくて「やめとく〜」の連発。クリエイティブな活動を全くしなかったやまゆり園の後遺症かも知れません。  介護の方が「やってみようよ」と何度も声をかけるのですが「やめとく〜」  今日も大きな声を出していましたが、アパートで大声出されると本当に困るといってました。上の部屋から苦情が来るそうです。苦情は一矢さんにではなく、一矢さんに介護者を派遣しているNPOの苦情窓口に行くそうです。これも考えてみれば変な話で、苦情窓口に苦情を言ったところで、介護の人は一矢さんの大声を止められません。上の部屋に迷惑をかけているという問題はなにも解決できません。では、どうしたらいいのか。  地道におつきあいを作っていくしかありません。  驚いたのは、苦情を言ってくる人が一矢さんと会ったことがないこと。ただ大きな声が聞こえるだけで、どんな人が声を出しているのか全く知らないというのです。それでは苦情が来るだろうと思いました。大声出す人がどんな人かわからない、というのは怖いものです。  どうも自立生活を始める時に、介護する事務所の人があいさつしただけで、一矢さん自身は同行してなかったようです。  ならばこの際、陶芸教室で小さな植木鉢を作って、それに花を植え、おわび方々それを持って 一矢さんと一緒に苦情の出てるうちへあいさつに行ってみませんか、という提案をしました。  やっぱり一矢さんの顔を見せることが大事です。顔を見せながら、一矢さんはどういう人で、どうしてここで自立生活しているのかを丁寧に説明するのです。大声を出さないようにすることは本人にとってはかなりむつかしいことも正直に話しましょう。そういった問題を抱えながらも、本人は施設ではなく、街で暮らしていきたいと思っていること。その思いを私たちは支えていきたいこと。それは重い障がいを持っていても、みんなと同じように街で暮らせる社会を作っていきたいから。重い障がいのある人が暮らしやすい街は、誰にとっても暮らしやすい街です。そういう街作りに、協力していただけるととてもうれしいです。といったことをとにかく正直に話しましょう。正直に、ていねいに、誠意を込めて話すしかないと思います。  顔を見て、本人の様子、事情、そしてこちらの思いが多少とも伝われば、問答無用に出て行け、という人はそんなにいないと思います。花の植わった手作りの植木鉢をもらったりすれば、誰しもうれしいものです。あとは持続するきめ細やかなおつきあいです。植木鉢を作ったのはぷかぷかというところで、そこではおいしいパンも焼いていて、今度持ってきますから、といっておきましょう。で、次は食パンと一緒にぷかぷかしんぶんも届けましょう。  以前から提案していた「かずやしんぶん」も、こういうときに渡しましょう。「かずやしんぶん」はまだできていないのですが、一矢さんはどういう人で、どういう経過で自立生活をすることになったのか、自立生活の中で毎日どんなことをしているのか、どんなことが好きなのか、今週はどんなことをしたのか、晩ご飯は何を食べたのか、テレビは何を見たのか等々を書いた手作りのしんぶんです。それを見ると一矢さんの生活ぶりがリアルタイムで伝わります。連絡先、Facebookなども書きましょう。ぷかぷかしんぶんみたいに楽しいしんぶんがいいですね。できれば月間で発行し、街で会う人にどんどん渡していきます。情報はどんどん更新します。おもしろい情報を載せれば、「かずやしんぶん」を楽しみにする人も多分出てきます。  レストランやファーストフードなどで「うるさい人だなぁ」っていわれたら「すみません」ていいながら素早くしんぶんを渡します。苦情は出会いのチャンスです。しんぶん読んで「あ、そうか、こういう人だったのか」って気がつく人も出てきます。とにかく街で会う人にどんどん渡しましょう。一矢さんを知る人が街の中にどんどん増えてきます。  自立生活って、ただアパートで暮らすだけでなく、こうやって街に出て知り合いを増やしていくことだと思います。アパートと作業所の往復、あるいは買い物をするだけでは知り合いは増えません。「かずやしんぶん」は街に知り合いを増やす強力なツールです。知り合いを増やしておけば、きっとどこかで一矢さんを支えてくれます。それはまた街を耕すことでもあるのです。  街を歩く時は神奈川県自立生活実践者第1号のTシャツを着ていきましょう。シャツの絵と文字はぷかぷかさんが描いたもの。       
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