ぷかぷか日記

つながり、という財産

 九州で障がい児ための放課後等デイサービス立ち上げでがんばっている方から

人とつながるために大切なこととは何ですか?」

という質問が来ました。ずばり直球の質問に、どぎまぎしながらも、誠実につきあっていくことだと思います、と答えました。

 こうやればすぐに人とつながれる、といった特効薬はもちろんありません。日々、誠実につきあっていくことを積み重ねていくことしかないと思うのです。

 幸い《ぷかぷか》はこの3年半でたくさんの人と新しいつながりを作ることができました。《ぷかぷか》を始めてなかったらできなかったつながりです。

 始めた当初はほんとうに大変でした。資金繰りがうまくいかなくなったり、障がいのある方への苦情の電話が入ったり、途中で何度も、もうダメかも、と思ったこともありました。そんな中で《ぷかぷか》を支えてくれたのは、少しずつできてきた人のつながりでした。

 パンおいしいですよ、といって下さるお客さん、毎週ぷかぷかの外販をすごく楽しみにしてくれている区役所の人たち、毎日のようにクリームパンを買いに来てくれる小さなお客さん、にっこり笑ってくれる赤ちゃん。そういったつながりが、今にもこけそうな《ぷかぷか》をしっかり支えてくれたのです。

 人のつながりは、かけがえのない大きな財産です。この財産をこれからも大切に育てていきたいと思っています。お金は増えませんでしたが、このかけがえのない大きな財産だけは、確実に増えたと思います。《ぷかぷか》は貧乏ですが、この財産のおかげで、心はとても豊かです。

自画像は挑戦的

 昨日、ボーカロイドに凝ってる方と面談しました。事前に進路担当の方が持ってきた自画像はマスクをし、片目でこちらをにらみつけるような挑戦的な絵だったので、ちょっと楽しみにしていたのですが、意外とおとなしい方で拍子抜けしました。

 ボーカロイドも自分でソフトを使っていろいろ作るわけではなく、そういう世界が好き、という程度でした。ま、それでもいい感覚は持ってるなという気はしました。ツンさんといっしょにボーカロイド使っておもしろい映像を作ってくれるとおもしろいなと思いました。ツンさんについては 

http://pukapuka-pan.xsrv.jp/index.php?ツンさんの映画

 

 今度は《ゴスロリ》の方です。どんな格好で来るのか、お会いできるのを楽しみにしています。

 先日アートかれんでお会いした方が、カフェに食事に見えました。両手を使ってすばらしい絵を描く方です。

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gottiが勇気を送ってくれた

 gottiのために火渡りをして祈願してくださった方からのメールです。

 

《 あの火の強さの時は殆どの方は渡っていません‥。 
  gottiが きっと勇気を送ってくれたのだと思います。 

  自分が出来ることしか出来ませんが 少しでも 和らぐことを願ながら‥ 》

 

もう一つ

 

《 考えてみますと 私も励まされていることが判りました。 

  こちらこそ感謝しています。 


  こころの引き出しが又ひとつ増えました 》

 

最後の言葉がすばらしくいいですね。

 

 

 

 

近所の子どもが

 近所の子どもがgottiの好きな「東急5050系4000番台」の写真をパン屋に届けてくれました。自分で撮ったもので、線路際で撮ったのか、なかなか迫力ある写真でした。日常的な視点で撮られているせいか、妙にリアルな感じがして、カレンダーの写真よりもgottiは喜ぶのではないかと思いました。

 gottiのことを思いやる人が少しずつ増えてきて、とても嬉しいです。

 近所の方が、ぷかぷかの利用者さんのことをこんなに心配してくれたのは初めてです。 先日のカフェの誕生会での写真といい(11月15日)、いい関係がどんどん広がって、これから先がほんとうに楽しみです。「自分の手で、未来をもっと素敵にできる」ぷかぷかはほんとうにそれをやってるんだ、と思います。

ずいぶん助けられているなぁという気がして…

 gottiがほしがっていた「東急5050系4000番台」の電車の模型を、昨日お母さんに手渡し、gottiに届けてもらいました。

 電車の模型を受け取ったときのgottiの笑顔。想像するだけで楽しいです。

 

   このブログを読んでいる方が、「今まで、なにかをやってあげる対象でしか考えていませんでしたが、gottiのお話読んでいるうちに、そうじゃないことに気がつきました」と先日おっしゃってました。

 これは本当にすばらしい【気づき】だと思います。この気づきこそが、お互いの関係を変え、新しい社会を作っていくのだと思います。

 話をすると、通じないことの多いgottiですが、それでいて、こういった「お互いが支え合う関係」といったものは、いつの間にかgottiのまわりにできてしまいます。ここがgottiの魅力であり、彼の持っている力だろうと思います。その力に私たちはずいぶん助けられているなぁという気がします。電車のプレゼントはその感謝の気持ちです。

ゴス・ロリとボーカロイド  その2

 「ゴス・ロリとボーカロイド」のことを書いたところ、それを読んだ方からアドバイスをいただきました。

 

 《 ゴスロリは本屋さんにいってゴスロリ系雑誌を見るなどすると話しが少しはわかるかな?》

 

 まぁそうですが、ゴスロリ系雑誌なるものがどういうものかわからず、ネットで調べると、本屋で見るにはかなり勇気のいる雑誌であることがわかり、若い女性スタッフに買いに行ってもらいます。

 

《 ボカロは、YouTubeの『歌ってみた』で検索するといいかもしれません。》

 

とありましたので、早速聞いてみました。

おもしろかった!すごくおもしろかった。こんなおもしろい世界があったのかって思いました。

 ボーカロイドの好きな方が月曜日に面接に来ますが、ようやくイメージできました。ありがとうございました。

gotti から電話

 夕方、なんとgottiから電話がありました。

 「ぼくもうちょっとお休みするから」としきりにいってました。こちらからいろいろ聞いても、一方的に同じことをしゃべっていました。

 声はいつもよりちょっとガラガラ声でしたが、病人の弱々しい感じの声ではなく、わりとしっかりした感じでした。

 電話がかけられるくらいなので、よほど調子が良かったのだと思います。この調子でどんどん元気になって、時々電話くれるといいな、と思います。

ゴス・ロリとボーカロイド

 特別支援学校の進路担当の方が見えて、アートを希望している方は「ゴスロリです」とおっしゃいました。「ゴスロリってなんですか?」と聞いたのですが、説明しにくいようで、何でも黒っぽい服装で、どうとかこうとかいってましたが、よくわかりませんでした。

 ネットで検索すると「ゴシック&ロリータ・ファッションの略称」とあって、これもよくわかりません。写真がいろいろ載っていたので、要するにこういう格好をした女性が、ぷかぷかのアートを希望しているのか、と何となくわかったのですが、ついて行けないなと思いました。

 来週面接に来る方は「ボーカロイド」に凝ってるとかで、これもネットで調べてもよくわかりませんでした。昨日のテレビで「ボーカロイドで作ったオペラがパリの劇場で大好評」とか言ってましたが、そのボーカロイドと来週面接に来る方がどういうふうに結びつくのか、何となくわかったようなわからないような、なんとも難しいですね。

 その方を相手にどういう話をすればいいのか、悩んでしまいます。

 ま、それでも、アート部門は、そういう新しいものをどんどん取り入れて、新しい広がりを持って欲しいと思っています。

東急5050系4000番台

 朝、待望の東急5050系4000番台が届きました。早速箱から出し、並べてみました。顔を近づけて見ると、わくわくします。この電車がgottiの生きるエネルギーを引っ張り出してくれるといいなと思います。

 

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東急カレンダー

 カフェのお客さんでgottiのファンの方が東急カレンダーをお見舞いに、と持ってきてくれました。gottiがほしがっている「東横線5050系4000番台」が表紙になっているすばらしいカレンダーです。

 かっこいい車両ですね。gottiのリクエストがあって私は初めて知ったのですが、gottiの持ってる世界の豊かさを感じました。 

 今週末、お母さんと会うので、お渡しする予定です。gotti、これを見て少しでも元気になって欲しいと思います。

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