ぷかぷか日記

パン教室・料理教室

  • 小さいシェフ達が可愛いくて、いろいろお仕事をお願いしました
     今回は地域の小さな子ども達がたくさん参加してくれました。障がいがあるから助けてあげるとか、配慮する,とかは一切なく、ただただ普通につきあい,一緒にパン教室を楽しんでいました。今日初めて参加した方が、みんな本当に楽しそうにやっていて、私もほんとに楽しかったです、とおっしゃっていましたが、そうやって彼らと一緒に活動することが、楽しかった!って思う人が一人でも増えてくれることが大事だと思っています。     今回は一般参加の方が多く、初めましての方もおられたので、メンバーさんもワクワクしながら楽しくできました。パンの出来も前回の焼き上がりを参考にレシピを見直し、作業も丁寧にしたことでどれも美味しくできました。(永瀬) 小さいシェフ達が可愛いくて、いろいろお仕事をお願いしましたが、真剣な目でしっかりお仕事して下さいました。自分だって役に立ちたい!と一生懸命な気持ちが伝わってきて、感動してしまいました。あなたにお願いします!と全て任せる事は、とても大事なんだなーと思いました。(永瀬)     パンを作るって、楽しい!   ポテトフォカッチャ 今回はポテトフォカッチャを初めて担当しました。生地にジャガイモが入ると、いつもより手にくっついてまとめるのが難しかったです。みんなで手をベタベタにしながら捏ね、時間はかかりましたがおいしくできました。シンプルなパンですが、成形した後はオリーブオイルを塗り、ローズマリーをちぎってのせ、岩塩をふります。家で自炊をしていても、簡単な調理しかできないため、こうした細やかな工程にはいつも頭が下がります。今後も新しいメニューに挑戦できるのが楽しみです。(近藤)   みんなものすごくて慣れてきて、時間的にすごくゆとりが出てきました。そんな中で、気がつくと「人間知恵の輪」が始まっていました。   櫻井君は今年ぷかぷかで実習して、来年からぷかぷかで働きたいと言っています。で、ヤマネお姉さんに弟子入りしたいと申し出たのですが…「あなたね、仕事って厳しいのよ」なんていわれていました。   今日もおいしいもの、いっぱい作りました。
  • たかがパン教室、されどパン教室
    パン教室で、こんなすてきな写真が撮れました。こんなおつきあいが地域の中で広がっていくといいなと思っています。    今回作ったのはポテトフォカッチャ、よもぎあんパン、にんじん蒸しパン、全粒粉パン、ミネストローネスープです。    全種類、初めて作るパンでした。何度か試作して、失敗しないよう気をつけたつもりでしたが水が多かったようで、こね始めから生地はベタベタ。急遽 手粉を足してなんとか生地がまとまりホッとしました。仕上がりもあともう少し…といった感じのものがありました。やはり全種類初めてというのは難しかったかもしれません。またリベンジです!参加メンバーさんが少なかったので、途中ミントティーを飲んでゆっくりする時間がありました。いつもと少しちがう雰囲気で、みんな次回のメニューを好き放題言い合ったり、子供の相手をしてくれたりと大家族みたいな感じがしました。 (永瀬)   今回はメンバーさんも疲れていて、朝からどんよりな空気でした。何故疲れてるのー?って聞くと、昨日ご飯作ったから〜朝から家の用事してきたから〜との返事でした。みなさんも家の用事をしてここに来られてるのだな。と関心してしまいました。今回はお客様がいなかったせいか、アットホームで和やかな空気でできたのが良かったな〜と思いました!!(木下)    メンバーさんの力強い手の動きにほれぼれしました。ぷかぷかができて6年間、休むことなく続けてきたパン教室の結果が、この手の動きです。  みんなで楽しくパンを作ろう、というところでやってきたので、あれは「パン教室」ではないんじゃないの、という意見もありましたが、そんな中でもメンバーさんはこんなにも力強い手の動きを自分のものにしてきたのです。「障害者」だの「支援してあげる」などといった言葉をしっかりはねのけてしまうような力強さ。私はカメラのファインダーをのぞきながらちょっと感動してしまいました。  たかがパン教室、されどパン教室なのです。どんなことであっても「続ける」ということにはとてつもない意味があるのだと思います。     ポテトフォカッチャは初めての挑戦でしたが、みんな楽しんでできました。焼き上がりがすばらしく、何よりもすごくおいしかったですね。 のばした生地にオリーブオイルを塗り、指で穴を開けます。 ローズマリーと岩塩を振ります。 幸せを感じるほどの焼き上がり。   みんないい顔してやっていましたね。   次回のパン教室は5月7日(土)です。詳しい内容が後日ホームページ上でお知らせします。ぜひ来て下さい。
  • あ〜今日も楽しかった〜!
    パン教室やりました。バターロール、あんまん、ピロシキ、メロンパン、抹茶メロンパン、ミネストローネスープ、それに試作品としてあん食パンを作りました。 永瀬さんの報告です。 いつも4テーブルある調理室で、1テーブル1種類、合計4種類のパンを焼いています。なので作る人は4グループに分かれて、1種類のパンしか捏ねたり成形したりしていませんでした。今回のチャレンジとして、同じ調理室で作っているのに1種類の生地しか触れないのは面白くない!という訳で、全員4種類のパンの成形を1つずつやって頂くことにしました。   時間内に収まるかな〜と不安になりつつ、気持ちは焦るばかりでしたが、それでも諦めず最後まで皆さんにやっていただきました。やってみれば時間内に終わって、焼き上がりも上々。味も美味しく仕上がって良かったです。 一般参加の方から最後に 全部の成形をすることができて、感激です。と感想を頂けたのが嬉しかったです。ぷかぷかのパン教室は、「教室」とは言っていますが、実はみんなで楽しくパン焼きましょ〜よという雰囲気なので、実験するみたいにいろんなパンを作ってみるのも面白いかなと思いました。 (食パンの中に手作りあんこを練り込んでみました。神戸では評判のパンだそうです) 食べきれなくて持ち帰ったメロンパンの、クッキー生地がいい感じにズレていて何とも可愛らしかったので、チョコで顔を書きました。手作りだからこその「ズレ」が面白いです。     木下さんの報告です。  メンバーさんの1人1人のスキルがとても上がっていて、生地のこねはもちろん成形もばっちりでした!   前回のカレーパンでは、具が外にはみ出してしまったりしたパンもありましたが、今回初めてのピロシキは油分が多いので難しいな?と思っていましたが、全て生地の中に具も収まり形も綺麗に仕上がってました。   前回もそうでしたが、メンバーさんの役割分担も定着してきており、それぞれがそれぞれの場所で自分らしくいられる事にとても幸せな気持ちになれました。これが、ぷかぷか。なんだと改めて気づかされました!朝の人数確認、ももちゃん、西槇さん、 カレーの具やピロシキの具炒める係田村さん、   分割計算アンドBGM辻さん、 www.youtube.com   スープの具をひたすら切る山根さん、 じゃれ合う平本さんと松井さん! 号令をかける金丸さん!空気を穏やかにするのが得意な紺野さん! www.youtube.com (こんな話が延々続きます。こんなおつきあいこそ大事にしたいのが「ぷかぷか」です。) 子どもと遊ぶの担当麻野さん、パンができると写真をとる寺澤さん!いつも積極的にお手伝いしてくれる赤木さん!大島さんも洗い物に皮むきに大活躍!大島さんの感想の後はいつも拍手喝さい!自己紹介がとても素敵な井上さん!切るのも、成形も得意な今井さん! ボソッと面白い事を言う澤野さん、聞き逃せません! 今回紺野さんのまるちゃん話と佐藤さんの話を挟まれて聞いておられた中さん!私には聖徳太子に見えました!笑橋村さんはいつも作業しやすい様に陰で色々気を使って頂いてます。 今回初めての参加の佐藤さんと横田さん!安定したムードメーカーの佐藤さんにはいつも癒されてます!今回体調が優れなく休まれてた横田さんは、食べられた後こっそりテーブルを拭いたり体調悪いながらもできる事を進んでしていて、そんな姿が勉強になりました。今回も楽しいメンバーさんと楽しくパンが作れて幸せな1日でした! あ〜今日も楽しかった〜!!と眠りにつけそうです!!   (「障がいのある人たちといっしょに生きていくといいよ」というのは、彼らと過ごす日々を「幸せな1日でした!」「あ〜今日も楽しかった〜!!」と感じられることだと思います。)    今回も子ども達の参加がよかったですね。  あんりちゃんは3ヶ月。パン教室の参加者では最年少でした。  こんな真剣な目で何を見てたのかなぁって思います。      
  • メンバーさんが子守のパン教室
     今日は午前中街作りの会議があって、パン教室はスタッフの永瀬、木下、井元に任せました。お昼過ぎに調理室に行ったのですが、すばらしいできでした。私がやるよりはるかにきれいで、上品で、おいしかったですね。   今回は一般の方が9時20分からということで、最初にメンバーさんに身支度を整えて、お客様をお迎えしましょう!と声かけしました。テーブル決めをしたあと、今日は全員で33名なので、全て33分割にする旨も伝えました。最初に伝えたことで、メンバーさんもお茶の時にコップを何個用意すればいいか、今日はおかわりのパンは無い事など、言わなくても理解して下さったので次回からもそうしたいと思います。作業に夢中になり写真を撮ることを忘れていたので、 思い出した時に「みんなー!はい、ポーズ!!」と慌てて撮りました。高崎さんがいつも撮影されている自然な雰囲気ではないですが、少しだけ皆んなのテンションが上がって、一致団結した気がしました。 佐藤さん一家の高校生のお姉さんは、ホワイトデーに仲の良いお友達にお菓子をあげるかな…と話しをされていたので、ホワイトデーの予行練習!と下の妹さんとメロンパンのクッキー生地作りをして頂きました。妹さんは「自分でやりたい!」と意欲的で、イキイキと力一杯バターを練ってくれました。 西槇さんが一磨をおんぶしてくれたり、膝に座らせて遊んでくれたりしたのが嬉しかったです。 辻さんがパン生地を捏ねてました! 相変わらず紺野さんはお喋りで、   寺澤さんは携帯の写真撮影に夢中でした。メンバーさんは、何となくパン教室の中での「自分の仕事」が決まってきています。 川崎さんは参加人数の集計。 長島さんはヤカンにお茶をわかす。あとは洗い場担当。 田村さんも洗い場、今日はカレー作りアシスタント 辻さんはもちろん計算&バックダンサー 麻野さんはお子ちゃま担当…など今まで続けてきた成果ですよね。おかげで新しいメニューに挑戦しても、時間内に終わらせることができました。楽しかったです。                                       (永瀬)   今日のメロンパンはとても美味しくできました。 初めてなのか?と思うほど成形も綺麗にできていました。 カレーパンの詰め方も成形も綺麗に丸めれたし、 衣付けの、流れ作業では息もぴったりで良かったです。 大島さんのゆっくりお話されるところに対して、メンバーさんが寛容で、辻さんがせっかちで! 紺野さんが冷ややかな目を送っているのが面白かったです! 私たちも感情を表に出せたら楽だろな〜!結果最後まで頑張って話きる大島さんはすごいな〜! また来月も楽しみです!!                               (木下)
  • 社会は障がいのある彼らが必要なんだと思います。
    1月23日(土) パン教室をやりました。メニューはおひさまの台所で大人気の「ライスバーガー」、「プレッチェル」、「肉まん」、カフェで大人気の「カブのスープ」でした。    今回全盲のけいじろう君が参加しました。小学校6年生です。  けいじろう君はオペラ「ロはロボットのロ」のワークショップに参加し、オペラの公演も見に来ました。目が見えないのに、確かに「見に」来たのです。私たちとは全く違う世界の認識の仕方で、オペラを「見て」、「楽しんだ」のです。ピアノも歌もしっかり聞き分け、私たち以上にオペラを楽しんでいたのかも知れません。 pukapuka-pan.hatenablog.com  たまたま今朝の朝日新聞朝刊の読書欄に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』という本の紹介がありました。目が見えないからこそできる認識方法もある、と指摘しているそうですが、けいじろう君を見ていて、そんなふうに思うことはたくさんありました。  本の紹介に、「目の見える人は、逆に視覚に頼りすぎているので、認識に身体性が欠落しているという見方もできてしまう」とありましたが、けいじろう君を見ていてそう思います。けいじろう君の指先は、私たちの何倍もの感度で世界を認識しているんだろうと思います。そのことを知ることで、私たちはまた豊かになっていきます。障がいのある人たちは、こんなふうにして社会を豊かにしているのだと思います。  社会は障がいのある彼らが必要なんだと思います。「支援」する関係ではなく「必要」とする関係です。ワークショップでは「あなたが必要」と自然に思える関係を作っています。 pukapuka-pan.hatenablog.com      ゆうきちゃんは保育園が終わって、いつも6時過ぎにパン屋にやってきます。今日は初めてのパン教室でしたが、慣れた手つきでパン生地をこねていました。  ゆうきちゃんのわくわくする気持ちがよく伝わってくる写真が撮れました。パン教室って、このわくわくする気持ちをみんなで共有できる場なんだなって、この写真見ながらあらためて思いました。だから障がいのある人たちもない人たちも、お互い気持ちよく出会えるんだろうと思います。   みんな真剣     超人ワザ   パン教室で五郎丸ポーズ   ライスバーガーに使う玄米は土鍋を持ち込んで炊きました。 麺棒でついて、粘りを出します。 おせんべい状にしてフライパンで焼きます。   プレッチェル 30秒ほどゆでます。   さぁ、豪華なお昼のできあがり!   みんなでいただきます。といっても座りきれなくて、別れていただきました。    今回も300枚を超える写真を撮り、編集が大変でしたが、またいろいろ新しい発見がありました。 新しい発見があり、新しい創造があるからパン教室が続いて行くんだろうと思います。    そうそう、けいじろう君が楽しんだオペラ『ロはロボットのロ』、大好評だったので、来年3月25日(土)にみどりアートパークホールで再演することが、このブログを書いている途中でこんにゃく座とみどりアートパークと連絡を取り、決まりました。詳しくはまた発表します。オペラ『ロはロボットのロ』は3月以降の旅公演はなくなりますので、舞台で見る最後の公演になります。見なきゃ、絶対に損!です。  
  • クリスマスパン教室
     クリスマスパン教室を開きました。今回は小さな子どもたちがたくさん参加し、とても楽しいパン教室でした。  小さな赤ちゃんもお母さんと一緒に参加  ももこさんはお手本を披露 テラちゃんもなにかをアドバイス? モリヤさんも楽しそうにアドバイス パンを発酵させている間にケーキ作り 生地をケーキの型に流し込んでオーブンへ 焼けたかな? ハンバーガーにはさむハンバーグを作ります。 ミネストローネを作ります。 ハンバーガーのソースです。 ハンバーガーに鋏むトマト 子ども部屋にいつの間にかリエさん 発酵が終わり、分割、まるめ。 ハンバーグを焼きます。 ハンバーガーに鋏むタマネギが焼けました。 ケーキにのせるイチゴを切ります。 ケーキが焼けました。 ハンバーガーに鋏むアボガドを切ります。 生クリームを攪拌します。 ミキサーに付いた生クリームがおいしい 生クリームをケーキに イチゴをトッピング モリヤさんは子どもたちの先生 パンが焼けました。 ヨコヤマさんは子どもたちを相手に大好きな怪獣をやっていました。 お兄ちゃんお兄ちゃんと子どもたちが寄ってくるモリヤさん 赤ちゃんがようやく目を覚ましました。 コンノさんはちびまるこの話に夢中 バンズを半分に   ミネストローネスープができあがりました。  ハンバーガーを自分で作ります。 アートなハンバーガー てんこ盛りハンバーガー きみがここで見たことが未来の社会を豊かにするんだよ。 これくらい口を開けないと食べられない。 デザートのケーキを切ります。   また来てね。    
  • 手打ちうどん作りました。
    11月28日(土)料理教室をやりました。メニューは手打ちうどん、野菜の書き上げ、サータアンダギー、ごぼうのきんぴらです。  中力粉に前日から作った塩水を混ぜます。   10分ほど寝かせます。ヒマなのでみんなの写真、適当に撮りました。   手で少しこねます。生地が硬いので、結構力がいります。 コヤマさんはいつもいい顔をカメラに向けてくれます。   ヤマネさんは突然思い立ってサータアンダギーを作り始めました。レシピはスマホで調べ、足りない材料はス−パーまで買いに行きました。でも、こうやってチャチャッと作り始めるところがすごいですね。サータアンダギーはそれほど簡単ではありません。   手でこねて丸めた固い生地を今度は足で踏みます。 こんなふうになります。 それを半分に折って、また踏みます。   何度も足で踏んだ生地を麺棒でのばします。   10センチくらいの幅で折ります。   うどんをゆでます。   昆布と椎茸で出汁を取ります。なんとも贅沢な出汁です。   かき揚げを作ります。 人参の葉っぱのかき揚げです。   サータアンダギーができました。   うどんができました。 かき揚げもできました。 うどんの上にかき揚げをのせます。サータアンダギーまでのせた人がいましたが、ま、いいか。 いただきます。  
  • 11月7日パン教室
     パン教室をやりました。元ABCクッキングスタジオのパン教室の講師をやっていたスタッフが中心になってやったので、いつもとかなり違う感じでパンが焼き上がりました。    メンバーさんは手つきがすごくよくなっていて、あらためて彼らの成長ぶりにびっくりです。   小さな子どもも,こっちがあれこれ言わなくても、ごく自然に交じってやるところがすごくいいです。    寄ってたかって生地の分割   さつまいもあんパンを成形します。やわらかいあんこを包むのがむつかしい。   あんこを包んだあと、黒ごまをつけます。ワインのコルク栓をぬらして黒ごまをつけ、それをあんこを包んだ生地にぺたんとはんこみたいに押します。   バターロールの生地を型に詰め込んで、押しくらまんじゅうパンを作ります。   フーガスを作ります。ピザ生地をのばし、半分にチーズを乗せ、織り込みます。スケッパーで切り込みを入れ、オリーブオイルを塗ります。   パンが焼き上がります。   この豪華な食事  
  • ハロウィンの料理教室
    10月31日(土)ハロウィンの料理教室がありました。カボチャを使った料理教室です。カボチャのグラタンとカボチャのコロッケを作りました。 カボチャを蒸します。   ホワイトソースを作ります。     なぜかこんなことをやっているテーブルも   こうやって子どもたちも当たり前のように一緒に調理。「人権研修」などといったもの をする大人たちよりはるか先へ進んでいる。
  • 水餃子リベンジの写真物語
     9月26日(土)ぷかぷか料理教室がありました。先月無残なことになった水餃子のリベンジです。中心になった永瀬さんは水餃子の試作を繰り返し、リベンジへの並々ならぬ思いを感じました。失敗することは、次へのエネルギーを生みます。私は前回の失敗を見て、餃子を皮から作るのは、少し段階を踏まないとむつかしいのではないかと考えていましたが、永瀬さんはあくまで「正面突破」にこだわっていました。そのために「ウー・ウェン」さんや「今泉久美」さんたちのレシピを参考に試作を繰り返していました。  特にポイントになる1個分の生地の量をどのように決めるかで、前回は全体を四等分し、それを十等分し、といったやり方で、とてもアバウトで,それが悲惨な結果を生む一番の要因でした。ほとんどのレシピ本がそのようになっているのですが、誰でもできるように、パン生地の分割のようにきちんと重量を量って分割することにしました。粉と水の量を計算し、仕上がり量から計算すると一個10グラムになるのですが、その量で具材を包むのはかなりむつかしいことがわかり、いろいろ試作の結果、15グラムならメンバーさんにもうまくできそう、ということがわかりました。  料理教室の1週間前にはスタッフに永瀬さん手書きのレシピ(A4版で2ページにびっしり書かれていました)が配られ、本当に気合いが入っていました。そんな熱い思いがメンバーさん達にも伝わって、見事おいしい水餃子ができあがったのでした。       食事のあとデザートのおはぎ作り      大きな靴に混じった小さな靴。この雰囲気が私は好きです。そしてこれこそがぷかぷかのやわらかな雰囲気を作っているのだと思います。
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