ぷかぷか日記

障害を持っているからと言って人間として劣っているなんてところは一つもない。

 桜美林大学の1年生の学生さんがサービスラーニングという授業の一環でぷかぷかにやって来ました。サービスラーニ ングとは、大学での授業とフィールドでの活動を両輪にして動く学習のことであり、教室での学びである学術的知識を 地域社会への貢献に活かし、地域が抱える課題を住民の方達と共に解決していくことを目標とする授業だそうです。

 「課題を共に解決する」はともかく、ぷかぷかさんとの出会いは学生さんをずいぶんと揺さぶったようでした。その新鮮なレポートを紹介します。

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1,支援を超える障害者との共生

 私は小学生の時から地 元の手話サークルに参加をしたり、中学生になってからは積極的にボランティア活動も行ってきた。今までに参加した ボランティア活動は、老人ホームのお手伝い、児童保護施設訪問、障害者が働く工場のお手伝いなどさまざまである。 どのボランティア活動でも共通していたことは「支援」をしてあげている、ということだ。健常者である自分たちよりも劣 っている高齢者・障害者の方々のために何かをしてあげる=ボランティア活動だと思っていた。しかし、この授業でぷ かぷかさんたちと関わらせていただいたことにより、これまでの障害者に対する印象やボランティアについての考えが 変わってきたのだ。

2. 障害を持つ人の豊かな発想

この授業で障害者と社会の関連について学ぶ上で最もお世話になったぷかぷかさん。彼らと実際に交流してみる と、障害者だからと言って私たち健常者よりも劣っていないということがはっきりと分かった。そう気づいたきっかけは 2018 11 17 日に行われたぷかぷかの演劇ワークショップだ。このワークショップは、様々なテーマやお題をもとに、 グループごとにダンスや演技を創造していくというものだった。いきなり「ウサギとカメ」の物語で、カメがウサギに勝っ たのはなぜかを自分たちで考え、演技をするというお題が出された。私は元の物語を知ってしまっていて、他のストー リーがなかなか思い浮かばず、考え込んでしまった。だが、ぷかぷかさんたちは悩むことなく面白いストーリーを次々 と提案していた。中にはカメの甲羅を外すと足がとても速くなる、といった斬新な考えを持つ人もいた。

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 また、先日行った桜美林大学とぷかぷかの交流企画である書道アートワークショップ。言葉を考えてみたり、絵で 表現したり、とたくさん頭を使うようなことをした。しかしこの時もぷかぷかさんたちは話していたことをさらに想像して、 より素敵な絵を描いたり、文字の大きさまでもが自由で誰にも・何にも縛られていないことが改めて感じられた。自由 で豊かな発想を持っている。縛られることなく自由な発想を持っていてとても素敵だな、と感じた。また、彼らを尊敬し た。障害を持っているからと言って人間として劣っているなんてところは一つもない。

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3.
障害者の魅力・ “一緒に生きていった方が得“という考えについて

  ぷかぷかさんたちは 2 章でも述べたように、自由で豊かな発想を持った素敵な個性のある方々なのだ。計算の早 い人、絵が上手な人、いろいろな個性を持っている。この個性というのはその人の強みでもあるのだ。つまり魅力とい うことになる。

 また、ぷかぷかのホームページにはこんな言葉が書かれていた。 『「ぷかぷか」では、障害のある人達が働いています。私は、彼らと一緒に生きていきたくてお店を立ち上げました。一 緒に働いていると、心がなごみます。楽しいです。元気になります。お店を始めてから、彼らとはやっぱり一緒に生き ていった方がいいなって素直に思えるようになりました。そういった思いを』たくさんの人たちと共有できたら、都思って います。そうして、たくさんの人たちが「彼らとは一緒に生きていった方がいいね」って、素直に思えるようになったら、 お互いが、もっと生きやすい社会が実現するように思うのです。』

 正直、このメッセージを初めて読んだときになぜ障害者の方々と一緒に生きていった方がいいのかとただ単純に疑 問に思ってしまった。あまり障害のある人と関わったことがなかったり、ボランティア活動をしたことのない人なら私の この気持ちを理解してくれるだろう。しかし、ぷかぷかさんと実際に交流を深めていくと絶対に障害を持った人と一緒 に生きていくべきである、と強く思った。高崎さんの言葉を借りるならば、「障害者と一緒に生きていくほうが得である」 という意見に賛成だ。

自分なりに一緒に生きていったほうが得であるという言葉の意味を考えてみた。考えたというよりは感じたというべ きかもしれない。それは、障害を持つ人の創造力・行動力・自由さに触れることにより自分自身の考えや行動が奮い 立たせられる。関わったことで自分を今よりも高めることが出来て、成長していくことが出来る。それが得だと感じるの ではないかと思った。

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 この授業は桜美林大学の林先生が企画したものです。林先生は以前神奈川県が企画したNPOと大学、企業を結ぶマッチングの集まりで、私が「障がいのある人とは一緒に生きていった方がトク!」と何度もいっているのを聞いて、「何、そのトク!って」と疑問に思い、ぷかぷかまで見学に来ました。その後演劇ワークショップに参加し、ぷかぷかさんたちと一緒に芝居作りをすることの、とてつもない楽しさを知ります。そしてとうとうぷかぷかさんと一緒に舞台に立つところまで行ってしまいました。「何、そのトク!って」と思ったことがきっかけで、とうとうぷかぷかさんと一緒に、照明がバチッと当たるプロ仕様の舞台に立ってしまったのです。そうしてようやく「トク!」の意味を納得し、授業を企画したようです。ですから「トク!」に関してはスジガネ入りの先生なのです。

 そういった思いが学生さんにもしっかり伝わっていたようで、学生さんもぷかぷかさんとの関わりの中で「トク!」の意味を納得したようです。 

 

 レポートを読むと、ぷかぷかさんが社会にいることの「新しい意味」「新しい価値」が見えます。何かをやってあげる対象であったり、あれができないこれができない、社会のお荷物、といったマイナスの価値を帯びた存在ではなく、出会う人を豊かにする存在であること。それが「新しい意味」であり「新しい価値」です。そのことを実感できる授業だったようです。

 

 レポートに中に

「障害を持っているからと言って人間として劣っているなんてところは一つもない。」

ということばがありましたが、そこまで感じてくれたんだ、とすごくうれしく思いました。これがぷかぷかさんとの出会いです。

 こういうことはことばでいくら言ってもなかなか伝わりません。彼らとのいい出会いこそが、実感としてそれを伝えます。学生さんがそれを感じ取ってくれたことは、ぷかぷかさんたちと本当にいい出会いをしたのだと思います。

 

 こういう授業を組む大学がもっともっと出てくるといいと思います。福祉を単なる知識として教えるのではなく、障がいのある人たちのとの出会いを大事にするような授業です。学生さんたちの人生が豊かになること間違いなしです。

 

 

 

 

 

学生さんとぷかぷかさんが一緒に絵巻物作り

 ぷかぷかの近くの創英大学でぷかぷかさんとの出会いを振り返るために、それぞれで詩を作り、それをまとめて「みんなの詩」にしました。

 ぷかぷかさんに出会う前と出会ったあと、自分の中にどんな変化があったか、をテーマに4〜5行の詩を書いてもらいました。それをグループの中で発表したあと、詩を一行ずつ切り離します。それぞれのことばをシャッフルし、似たようなことばを集め、「みんなの詩」として構成し直します。

 

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そうやってできあがった詩がこれ。

(Aグループ)

すべてドキドキのはじまり

そして、人生ドキドキのはじまり

 

生きているということ

出逢う前は ただの創英生

 

不安だったこと

出逢いのすべてにドキドキ

どっきりということ

 

どっきりして

知らない人とわくわくしながら出逢うということ

 

生きているということ

人と出逢うということは

多種多様なこと

 

関わり 知っていくこと

触れ合ってみたこと

緊張したがワクワクだった

 

出逢った瞬間に地域の一員

うれしいこと

楽しいこと

わくわくして

ほろりとして

 

みんなと話しをした思い出

知っていき仲良くなること

共に過ごした仲間の一人

 

感謝することもドキドキするということ

楽しかったということ

いとおしくなる

 

その出逢いは大切だったこと

 

生きているということ

一日を楽しむということ

 

これからの時間で何にでもなれる

 

生きているということ

 

 

(Bグループ)

あなたは誰?

何を思い何を感じているの?

考えているの?

 

初めての関わりが

できるか不安でいっぱい

 

関わりづらい

うまく関われるかな?

分からない

 

わたしは私

こちらから手を差しのべるのではなく

 

積極的

個性がある

 

自由ということ

すなおに言えば

あなたから笑いかけてくれた

楽しみだった

すぐに仲良くできた

 

にっこにこ

たくさん笑顔になった

 

それだけで私はしあわせ

 

笑顔でいればそれでいい

わたしと一緒

 

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 この詩はぷかぷかさんと学生さんたちの出会いの物語です。共生社会を作ろうとか共に生きる社会を作ろうとか、そんなことは全く考えなくて、ごく普通に出会った物語です。出会えてよかったね、って思えるようなすてきな出会い。

 創英の学生さんは授業以外に、それぞれ三日ずつぷかぷかに体験実習に来ました。ぷかぷかさんを大学に呼んでクリスマス会もやりました。たくさんのいい出会いがありました。その体験を元に作った詩がこれです。

 学生さんと話をする中で、この詩を元にぷかぷかさんに絵を描いてもらい、絵巻物を作ることを思いつきました。

 詩の中から印象的なことばを20ほど選びます。そのことばを元にぷかぷかさんに絵を描いてもらうのです。一つのことばに対して模造紙1枚の絵を描きます。20ことばがあれば模造20枚の絵ができあがります。その20枚を繋いで壁に張り出せば、壮大な絵巻物ができあがります。

 ことばの選択、構成は学生さんがやります。その選んだことばをぷかぷかさんに説明し、絵を描いてもらいます。学生さんとぷかぷかさんの共同作業で、絵巻物ができあがっていきます。

 10月に文化祭があるそうなので、プレイルームを借りて、壁に絵巻物を飾ります。小さな子どもがたくさん遊びに来るそうなので、その子どもたちに、ぷかぷかさんとの出会いの物語が伝わるような絵巻物にします。学生さんとぷかぷかさんたちのすてきな出会いの物語が、絵巻物を通して小さな子どもたちに伝わります。「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」「その方が楽しいよ」というメッセージです。

 

 相模原障害者殺傷事件以降、あちこちで様々な議論がわき起こっています。あーだこーだの議論も大事ですが、やはり障がいのある人たちと新しい関係を作り、そこから新しいものを具体的に生み出すことこそ大事な気がします。絵巻物を学生さんとぷかぷかさんの共同作業で作っていくことは、事件を超える社会を作るための小さな一歩になります。

 

(学生さんたちの感想)

・初めての詩を書いてみて、ものすごくできるか不安だったけれど、ぷかぷかさんと出会う前、出会った後へと自分の気持ちを他のみんなと協力して1つの作品を作るという経験ができて良かったです。

 

・今日は、個人で詩を書いた後、グループで1つの詩ををつくりました。自分がつくるのにも苦戦したのに、さらにグループでつくれるのか、不安だったけれど、1つの詩をつくることができて、心にぐっときました。このような経験は少ないので良かったです。

 

・全員がそれぞれ思ったことを分解して、1つの文章(詩)にすることは初めての経験で

おもしろかったです。

 

・詩を作るという作業は難しいと思ったけれど、4~5文でもそれぞれが感じたこと、思ったこと、考えたことを各々の言葉で伝えられ、全体でまとめ1つにできたことに驚いた。

 

・今回ぷかぷかさんと関わり、いろんなことが学べました。もともと障害に関わっていましたが、その時とぜんぜん違っていた。とても楽しかったし、また行きたいと思います。

 

・今回、詩を作ってみて自分の思いを4行でまとめるのは難しかったですし、グループ内でつなげてみてバラバラな分でも1つになることがわかった。

 

・詩づくり、初めての体験でした。私は何か詩っぽい言葉で書いた方が良いのかと思っていたら、違ったり、初めましての時は、不安な人が多かったり・・・ とにかく違う事が多くても、よく詩になったと思います。

 

・ぷかぷかさんとの出逢いや過ごした時間を、いざ4~5行の言葉にまとめるのは、なかなかに大変だと感じた。そして、個人で書いた詩をバラバラにして並べ変えて1つの詩にするなんて、難しいことをするなぁと思いましたが、意外ときれいにまとまって驚きました。詩を書いていて思ったのは、とても4~5行で気持ちがまとまらないほどあふれていたんだと感じたことです。

 

・一人ひとりの思いを言葉にして、みんなの思いを1つにしてみるという体験をして、思いというははじまりからおわりまでつながるんだと実感できました。楽しかったです。ありがとうございました。

 

・今日、詩を書いて読んだがみんなの詩をバラバラにして1つにした時、それなりに詩になっていて、読むと重みがあり、言葉というのは大切なんだと思いました。

 

・全員の書いた詩をバラバラにして長い詩をつくることで、自分以外の障害を持った方への感じ方、見方を知ることができて良かった。全体を通じて色々な経験をすることができて良かったです。

 

・一人ひとりの思いを詩にしてそれをみんなでくっつけました。みんな最初は不安があるみたいだったが、関わる中で少しずつその不安が消えていったような気がしました。笑顔が一番だと感じました。

 

 

苦労のはるか先をいつも見ていた気がします。

  ぷかぷかのお店ができる前、家具デザイナーの小林さんがお店の絵を描いてくれました。

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 これを元にああしたい、こうしたい、と二人で夢を語り合いました。小林さんはパン屋なんだから、お店の中に小さな麦畑を作ろう、そばには小川を流そう、と大胆な夢を語っていました。麦も小川も夢に終わりましたが、でもそんな話をしてる時って、なんか、一番楽しかったな、と思うのです。

 小さなお店の中に麦畑を作るだの、小川を流そう、なんて実に荒唐無稽の話なのですが、そういうお店があると楽しいなぁ、なんてふと思い、それを実現させるためにはどうしたらいいかをいろいろ考えたりしました。だから夢はどう転んでも楽しいのです。

 ぷかぷかがいつも楽しいのは、そういう遊び心から出発したせいだと思います。採算よりも遊び心が先にあったのです。ですから実際にスタートしてからは、この採算がとれるまで、えらく苦労しました。それでも、遊び心はどこかで密やかにうごめいていて、苦労のはるか先をいつも見ていた気がします。

 

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映像にはしんごっちのメッセ−ジが…

『横浜に子どもホスピスを〜新しいゆめのかたち〜』の 新しい映像ができました。

www.youtube.com

 元ぷかぷかさんで4年前、脳腫瘍で亡くなったしんごっちのお母さんがこの「横浜に子どもホスピスを」の設立に奔走していました。

 映像を見て真っ先に思ったのはしんごっちのことでした。しんごっちがここにいる!って思いました。

 しんごっちは生きる楽しみを見つける名人でした。脳腫瘍の手術のあと、余命数ヶ月、といわれる中で、しんごっちはベッドの上でわくわくするような動画を自分のiPhoneで撮っていました。

 

 何かが入っている箱を開けていく動画です。パッケージが少しずつほどかれて、何が出てくるんだろう、と見ている方がわくわくするような動画です。ところがこの動画、よく見ると、病院のベッドで撮ったものでした。しんごっちの足が少し写っていて、足首に病院のラベル(患者番号を書き込んだもの)が見えました。何のことはない、脳腫瘍の大手術を終え、まだ入院している頃に撮ったものでした。

 脳腫瘍は完全には取りきれず、多少余命が伸びた、という時期です。そんな状況に自分がおかれたら、精神的にかなり追い込まれ、何かをする気力があるだろうかと思ってしまうのですが、しんごっちは狭いベッドの上で動画を撮ったのです。しかも見る人がわくわくするような動画です。

 私なら、多分自分を保つのに精一杯になるだろうと思われる状況の中で、なおも生きる楽しさを見つけ、しかも人を喜ばせようとしているのですから、本当にびっくりしました。

 

 どんなに厳しい状況にあっても、人は命のある限り、その命を輝かせるのだと思います。しんごっちはそのことを目に見える形で教えてくれました。

 そういうしんごっちの生き方がそのまま「横浜子どもホスピス」の理念になっていると思いました。

 そんなことを思って、映像を紹介してくれたFujikiさんのフェイスブックに「しんごっちのメッセージ」と題したブログを投稿しました。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 

このブログに、映像を構成した宮原さんがこんな感想を寄せてくれました。

 

 1年くらい前、絵の展覧会をしていた安井さんのオフィスにお邪魔してお話する中で、信吾くんがぷかぷかにいらしたことを知りました。彼の登場する日記、こんなにたくさんあったんですね。ありがとうございます!
信吾くんの電車の絵、特に銀河鉄道の夜の絵、大好きです。宮沢賢治が同時代に生きていたら、絶賛していたに違いありません。絵本が生まれていたかも…。

「こどもホスピス」3連作の動画のひとつは、安井さんのご自宅で、信吾くんのベッドのすぐ横でインタビューしながら撮影しました。いろんな思いがこみ上げて私のほうが涙が止められませんでした。信吾くんとの”出会い”は、私にとっても一生の宝物です。

 

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 しんごっちは、今もこうやって新しい出会いをもたらしてくれます。

 

www.facebook.com

 

 

 

 

上映会とトークセッションの前に詩の朗読と歌

 2月9日(土)福岡で上映会、トークセッションをやります。

 

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  教職員組合の主催ですが、誰でも参加できます。昨年7月に相模原障害者殺傷事件2年目の追悼集会で上映会とトークセッションをおこなった筑豊の「虫の家」 の理事大場さんが企画してくれました。

 ただ上映会、トークセッションをやるのもおもしろくない気がして、上映会の前に簡単な詩を読むワークショップをやろうと思っています。

 谷川俊太郎の「うんこ」の詩の朗読をやろうと思っています。朗読は、集中してやると、人の心と体をほぐします。1月14日に福岡でワークショップやったときも、コミュニケーションゲームのあと、障害者雇用という重いテーマでワークショップを始める前、ちょっと場の集中が途切れてしまい、このまま重いテーマのワークショップはきついなぁ、と思っていました。たまたま「うんこ」の歌詞カードがあったので、急遽「うんこ」という詩の朗読をしました。

  

   ごきぶりの うんこは ちいさい

   ぞうの うんこは おおきい

   うんこというものは

   いろいろな かたちをしている

   いしのような うんこ

   わらのような うんこ

   うんこというものは 

   いろいろな いろをしている

   うんこというものは

   くさや きを そだてる

   うんこというものを

   たべるむしも いる

   どんなうつくしいひとの

   うんこも くさい

   どんなえらいひとも

   うんこを する

   うんこよ きょうも

   げんきに でてこい

 

 この詩の朗読は大成功でした。場がぐっと集中し、そのあと、とても中身の濃いワークショップができました。

 オペラシアターこんにゃく座の萩京子さんが作曲した歌もあるので、CDかけながら歌も歌っちゃおう、と思っています。

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8番目に「うんこ」の歌が入っています。

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 詩の朗読をして歌も歌って、心も体もほっこりあたたかくなったところでぷかぷかの映画見たら、ぷかぷかのあの空気感がより伝わる気がしています。頭ではなく、心と体で受け止められます。

 トークセッションも、

「映画の中でどうしてこんなに笑顔が多いのか」

というテーマでみんなで話し合えるようなトークセッションにしたいと思っています。そういう切り口でぷかぷかをみんなで考えてみよう、というわけです。私が一方的に笑顔が多い理由を語るよりも、みんなでその理由を探った方が、よりいろんな問題が見えてくると思います。何よりも自分のいる場所で笑顔を増やすことができます。

 

 ★あなたの街でもぜひこんな上映会、トークセッション、企画して下さい。やってみようかな、と思ったらpukapuka@ked.biglobe.ne.jp 高崎までお問い合わせ下さい。

 

 

舞台に立ち、ライトやお客さんからの拍手を浴びるというのは、こんなにも人を輝かせる

 ワークショップの進行役をやった倉田春香さんが表現の市場についてのブログをシェアしてくれました。そのFacebookに、とても素直な感想がアップされていましたので紹介します。舞台に立つぷかぷかさんたちの輝きをよく伝えています。

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実はBonds of Heartの活動とは別に、こちらのワークショップにも進行役で関わらせて頂いておりました!
 
横浜にある、知的障害の方達が働くパン屋さん「ぷかぷか」主催の演劇ワークショップ!
 
8月から月一回、ぷかぷかさん達(知的障害を持つ方達)と地域の方達が、約半年間のワークショップを経て、最終的にホールで発表するものです。
 
今回で5回目となるこのワークショップ。お話は、宮沢賢治の「ほら熊学校を卒業した3人」を元に作り上げていきました。
私は「地域の方」ではないけれどw第一回目の時からご縁あり参加者として参加させて頂いておりました。
その初めて参加した時、舞台に立つぷかぷかさん達の魅力にはまり、そこからほぼ毎年参加させて頂いておりましたが、今回は初の進行側。やはり参加者の時とは色々かってが違い、あたふたする事もしばしば💦
大変な事もあったけど、とても勉強になり、無事に終わってほっとしております。
 
何よりやはり、ぷかぷかさん達の舞台に立った時の姿です。もちろん技術的な事でいったら足りない部分は多々あるかと思います。
でもぷかぷかさん達はその場をありのままに楽しんでいる感じがします。本当に素敵な表情です。そしてスポットライトを浴びた時とてもキラキラしていて、やはり舞台に立ち、ライトやお客さんからの拍手を浴びるというのは、こんなにも人を輝かせるんだと思いました。
そんな素直でありのままに舞台に立つぷかぷかさん達を見ていると、こちらまで楽しい気持ちになり、演劇の素晴らしさを改めて教えてもらうような気がします。

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このぷかぷかさん達が教えてくれる事を大切に、自身の活動にも活かしていきたいです。
 
そうそう!こちらのホールでの発表は「表現の市場」といって、ぷかぷかの発表以外にも様々な方のパフォーマンスの発表があります!
そこに今年は身体障害の方達との演劇グループ「みなせた」も参加させて頂きました!
今回の「みなせた」の演目はファッションショーならぬ車椅子ショー!会場からは思わぬ拍手も!とても楽しい時間を過ごさせて頂きました!

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長くなりました💦
そして写真を撮る余裕が全然なかったので、ぷかぷか代表の高崎さんのブログをシェアさせて頂きますm(__)m
舞台のセットもぷかぷかさん達の手作り!素敵ですよね💕

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生きることは表現であり、もっと自由に楽しんで踊ればいい

 5回目の「表現の市場」。5年前の1回目の時は、会場の半分もお客さんは入らなくて、とても寂しい思いをした覚えがあります。それが今回はほぼ満席。ぷかぷかの舞台の時間は、後ろの方は立ち見だったそうです。すごい盛況でした。それだけぷかぷかのメッセージがあちこちに届き、人々が会場に足を運んだのだと思います。何よりもこの5年間で、ぷかぷかのファンの方が格段に増えました。

 「表現の市場」は「障がいのある人たちとは、いっしょに生きていった方がトク!」をダイナミックな形で表現した舞台でした。人を揺り動かすほどのチカラあるメッセージを舞台で表現できたと思います。

 相模原障がい者殺傷事件に対して、「共生社会を作ろう」とか「ともに生きる社会を作ろう」といった言葉で啓蒙活動をいくらやっても、事件を起こした社会は何も変わりません。まして事件を超える社会は、啓蒙活動といったレベルではできません。やはり彼らといっしょに生きると何ができるかを具体的に創り出すこと、そのことこそが、事件を超える社会を作っていくのだと思います。

 そういうぷかぷかの「表現に市場」に対し、

 「おーし、ならばうちはもっとおもしろいものを創り出そう」

と福祉に関わる人たちが、お互い張り合って、それぞれのところで「表現の市場」をやれば、社会はもっともっとおもしろくなります。そういう元気さが、福祉の業界にあれば、社会は確実に変わります。

 

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 今回のぷかぷかの芝居は、本当にまとまるのか、と最後の最後までハラハラしました。前日の舞台稽古も、3時間近く舞台で、あーだこーだとやっていました。

 それが本番当日午前中、ようやくまとまってきて、そして本番は嘘みたいにバチッと決まったのでした。

 感想を見るとみなさん絶賛していて、ちょっとびっくりでした。今年もやっぱり魔法がかかったのだと思います。

 

 「なんでもいいから一番になれ」の世界(蜘蛛やナメクジや狸の世界)をどうやって超えるかでずいぶんと格闘しました。ぷかぷかさんとやっていれば、きっと手がかりが見つかる、と思っていました。

 印象的だったのが、

「大金持ちになって一番になる方法を考えよう」

という問題を出したとき、

「なに、それ」

って感じで誰も興味を示さなかったことがありました。ぷかぷかさんたちと私たちの幸せの基準が全くちがうのだと、このときしみじみ思いました。大金持ちになる話ならみんな乗ってくるだろうと考えた私の発想の貧しさを思い知らされました。

 「なんでもいいから一番になれ」の世界をどうやって超えるか、なんてムキになって考えなくても、もう彼らはそのままで、その世界を超えていると思いました。だからこそ、残酷なシーンもある原作に沿った芝居をやりながらも、原作を超えるようなほのぼのとしたメッセージが伝えられたのだと思います。

 見た人の感想に

《 心優しいぷかぷかさんと息子のおかげで、蜘蛛やナメクジや狸の世界に自分がいたことに気づきました。》

というのがありましたが、そういう気づきに優しく導いたぷかぷかさんたちに拍手!拍手!です。

 

《 生きる(自由、笑顔、一生懸命)豊かさを感じさせていただきました 》

 という感想がありましたが、ぷかぷかさんが伝えたメッセージの奥深さを思いました。

 

   ♪   それはかたくりの花の咲くころで、

     たくさんの眼のあおいハチの仲間が、

     日光のなかをぶんぶんぶんぶん飛び交ひながら、

     花から蜜をもらったり

     お礼にきんいろをした円い花粉を

     ほかの花のところへ はこんでやったり、

     もういそがしくにぎやかな 春の入口でした。

 

 まさにぷかぷかさんの生き方です。

 

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みなさんから寄せられた感想   

 ・音楽も絵画も演出もすばらしく、絵本を読んだようでした。体も心も満たされた不思議な感じをありがとうございます。

・昨日のステージを見て思ったのは、生きる楽しさに溢れた表現に、見ている私もほっこりと笑顔になりました。上手くやろうとか、キチンとやろうとかに囚われない、生きることは表現であり、もっと自由で楽しんで踊ればいいんだよと思わせてくれました。ぷかぷかさん達のパワーを感じました。

・すばらしい演奏、表現、笑いあり、感動あり、なんだか…なんでしょう…充実した気持ち、あたたかい心、たくさんの力をいただきました。本当に来てよかった。私も職場でもっと楽しく努めていいます。

・長野から来てよかったです。みんながとてもリラックスして楽しんでいました。まさに表現の市場「なんでもOK」とっても豊かな気持ちとやる気をもらいました。自分の学校、クラスの生徒ともやってみます。

・今回で映像も入れれば4回目!楽しみにしていました。あらじんの太鼓、先生が欠席のピンチをみんなで乗り切り、みなさんのお顔に表現者の自信が見えました。見なせたさんの車いす、あれほどカスタマイズできるなんてびっくり!楽しく過ごされているハッピー感が伝わってきました。大地君と江原さんのコラボ演奏もとってもよかったです。特に「まっすぐ」が好きです。はっぱオールスターズはおもしろいのに幸せな気持ちになる貴重なグループですね。新曲、よかったです。ぷかぷかさんのみんなでアークショップは毎回とてもおもしろい!そして心の奥で一つ問いかけられたメッセージをプレゼントされます。ゆっくりゆっくりとその方絵を自分なりに見つけようと思います。とっても楽しい時間でした。ありがとうございました。

・お題の字がすばらしい。味のあるオンリーワンのあたたかい字。

・生きる(自由、笑顔、一生懸命)豊かさを感じさせていただきました。同時に無限の広がりを見せていただきました。自信みなぎる姿を見せていただき、不自由なく生きている自分に恥ずかしさを覚えました。

・大ちゃんと江原さんの息の合った演奏が素敵でした。

・ぷかぷかさんの劇は、時々台詞とちがう言葉が出たりがおかしくて、歌や演奏もすばらしかったです。

・圧倒されるパフォーマンス、流れるようなMC、引き込まれる演奏、演技!素敵な時間を過ごして、たくさんの勇気とパワーをもらいました。今まで以上にぷかぷかを応援していきたいと思います。ありがとう!

・度肝を抜かれました。

・最高でした!!

・物販が広く、ぷかぷかに遊びに来れたような空間でした。

・心が軽くなる素敵な時間でした。

・相鉄ユーザーなので、はっぱオールスターズの相鉄の歌はとても身近で楽しかったです。

・楽器も衣装もかわいくて、きれいで、大人数でも一人一人生き生きとして舞台に立っているのが素敵でした。

・中学生の息子がはっぱオールスターズのファンで楽しみに来ました。新曲に大喜びでした。安定のあらじんの演奏、今回もすばらしかったです。ぷかぷかさんの劇、ぐっと心に刺さりました。心優しいぷかぷかさんと息子のおかげで、蜘蛛やナメクジや狸の世界に自分がいたことに気づきました。今は毎日が幸せです。

・型にはまらないぷかぷかさんたちの表現がとても素敵で、ずっと引き込まれてしまいました。あらじん、みなせた、大ちゃんと江原さん、はっぱオールスターズ、みなさんとても素敵で、たくさんの元気をもらいました。素敵な時間をありがとうございました。

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 今回舞台を作るに当たり、たくさんの方に協力をいただきました。進行役では演劇デザインギルドの花崎攝さん、倉田春香さん、ピアニストの吉村安見さん、デフパペットシアターひとみのみなさん、舞台監督の成沢富雄さん、こんにゃく座ピアニストの湯田亜希さん、チェリストの江原望さん、みどりアートパーク館長藤井ゆずるさん、オペラシアターこんにゃく座さんからはたくさんの歌を歌わせていただきました。
 本当にありがとうございました。

 

 

この人はホントに真っ直ぐな人なんだなあと感動してしまいました。

 今回のワークショップに一家4人で参加したお父さん(まーさん)の感想です。

 まーさんは演劇ワークショップは初めてですが、ぷかぷかさんたちといっしょに芝居を創っていく中で、とてもいいおつきあいをしています。障がいのある人たちとのイベントでよくある「障がいのある人たちに何かやってあげる」という感覚は全くありません。どこまでもフラットなおつきあいの中で、いっしょに芝居を創っていきます。

 地域のふつうのおじさんが、こうやって障がいのある人たちと新しいものをいっしょに創り出す活動をするなんてすごいことだと思います。しかもこれは「病みつきになる」とまで書いています。それほどまでに魅力のある場がここにあります。

 ぷかぷかさんのさりげないひとことにまーさんは感動したりします。フラットな関係だからこそできたことです。上から目線の「やってあげる福祉」では、あり得ない豊かな関係がここにはあります。

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●●

 当日の感想でも申し上げましたが、今でも「みんな凄いな!」の一言です。

 ぷかぷかさんは勿論この演劇に関わった全ての方のエネルギーや思いが重なってなんだか凄い空間だったな、と驚き、喜び、感動などが入り交じった不思議な感覚です。
思えば前回の表現の市場に参加した妻と娘に半強制的に連れられて演劇ワークショップに参加したのが約半年前。
 何回かの参加を通じてみんなとは少しずつコミュニケーションも取れるようになれたし、なんともいえない暖かく居心地の良い空間だというのも感じることも出来ました。
ただ、演劇に関しては本当にこれで見ている人に伝わるのか年明けのワークショップでも不安でした。

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 ところが、本番前日からぷかぷかさん達のスイッチも入ったのか急にいろんなことが形になり始め、「成るようになるかも」ぐらいには楽天的に構えられるぐらいになりました。
 そして、本番当日。
 せつさんが言っていた通り魔法が掛かりました。みんな最高でした。それぞれが思いのままに自由に自分の演じる役割を表現していました。

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 気のせいかもしれませんが、一緒にナメクジをやったぷかぷかさん達とはこれまで以上に深いレベルでコミュニケーションが取れ、気持ちが一つになれた気がしました。
この2日間はまさに本番に向けてずっと上昇し続けたような高揚感を味わいました。
 去年は観覧する側でしたが、参加した今年はぷかぷかさんとの距離も縮まりとても「得した」気分になりました。
 普段、特別問題意識があるわけでもなく、せっかくの休日に半強制的に連れて来られ何が何だか解らないまま参加させられた「その辺のおじさん」でも演劇ワークショップは病みつきになる、というのは本当かもしれないなと思いました。
 今年は残念ながらインフルエンザで参加を一番楽しみにしていた妻と、下の子が参加出来ませんでした。次回は是非4人揃って参加したいと思います。

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P.S. 
クモやたぬきが1番になったときに「くっそー!」と悔しがるナメクジの演技をしたときに、はっきりとは覚えていないのですが横山さんに「そんなこと言っちゃだめだ。なんでそんな事を言うんだ。」的なことを言われて怒られた(?)時に「いや、演技だから…。」と思いながらもこの人はホントに真っ直ぐな人なんだなあと感動してしまいました。
 
 
以下、娘の菜夏からです。

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高崎さんへ
おつかれさまでした。
ワークショップはたのしかったです。
みんなとなかよく出来てうれしかったです。
ほんばんもちょっとドキドキしたけどがんばりました。
高崎さんは感想はどうでしたか?
また新しいワークショップを作って下さい。
しゃしんパシャパシャ百枚以上とってください。
おうえんしています。がんばってください~~。

                              ななより

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「あの広場のうた」を一緒に歌いながら目頭が熱くなりました

 「表現の市場」について少し長い感想書いてくれた方を紹介します。

 

●映像クリエイターの仲間の方です。

 表現の市場、最高でした! 和太鼓は間に合わなかったのですが、かっこいい車いすのショーから拝見。 江原さんとだいちゃんの演奏にしびれ(あのかっこよさをどう表現したらよいのでしょう)、 はっぱオールスターズのパフォーマンスに笑い転げ(相鉄線のうた、涙を流して笑いました)、 楽しみにしていた洞熊学校ののびやかさ、クリエイティビティにのめりこみました。

 私は小学校の4年生から3年間、養護学級の人たちと給食を食べ、放課後の掃除をいっしょにしていたので(そのうち登下校も一緒に)、彼らのやさしさ、人懐こさはよく知っているつもりでいましたが、自分が表現することを仕事にしてきてからは、クリエイターとしての彼らの感受性や表現力に「かなわないなあ」と心底リスペクトするようになりました。

 洞熊学校のタペストリーの迫力、おもしろさ、美しさ。 ワークショップを通して、みんなで創り上げたと伺った、ひとりひとりが個性的であると同時に全体でうねるように展開していくストーリーのおもしろさ。 本当に本当に、最高でした。   休憩時間にロビーで買ったパンの香りにがまんできなくなった次女が、なにもつけずに食パンをぱくぱく食べて、おいしーーーい!あまい!と叫んでいました。私はとってもかわいいブローチをゲットして大満足です。

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●同じく映像クリエイターの方で、昨年の表現の市場の記録映画を作ってくれた方です。ぷかぷかのプロモーションビデオ第2弾、カナダで上映した『Secret of Pukapuka』、ぷかぷかさんのカナダ珍道中『ぷかぷかさんカナダをゆく』を作った方です。

 今回は体調が悪そうで大変でしたね。でもセツさんが機転を効かせて副校長を演じられたのにはとても感激しました。どんなことが起きても失敗ではない、というのがぷかぷかの舞台のメッセージの1つだと思いますが、図らずもそれを表すシーンになりましたね。前回、前々回は撮影しながら舞台を拝見していたので、カメラのアングルや録音などを気にしながら客観的にしか観ることが出来ませんでいたが、今回は集中して観ることが出来てとても感慨深かったです。予想通り(?)ぐずぐずになるシーンもありましたが、込められたメッセージや舞台の制作の苦労が伝わってきて「あの広場のうた」を一緒に歌いながら目頭が熱くなりました。

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●金沢からワークショップに参加した方です。「第一期の演劇ワークショップの記録映画」を見て、参加しました。ダンスをやっています。

 今回「表現の市場」に参加することで “演じる”と“表現する”のちがいというか… 何かを演じてるようだけど、その人らしい、その人だけの表現があることの面白さを発見させてもらいました。 たとえば… ミツバチの動きに、好きな戦隊モノの決めポーズを入れたり 「うさぎとカメのかけっこ」に何故かダンサーが混ざって、ずっと踊ってたり(笑) それは、一人ひとりにとって今の自分を表現する大切な力。 でも、その力が生まれるのは、否定されたり無理やり変えられたりされることの無い場をつくっている皆んながいるからなのかもしれない。 だから 「表現の市場」というテーマの発表を「みんなでワークショップ」という練習を通してつくっていけたのだと思います。 共演した、デフパペットシアター ひとみの方たちやダンス講師の伊藤多恵さんにはカラダを使った表現の可能性や力強さを感じることができました。 ピアノ、チェロ、舞台のシーンそれぞれに奏でられた音、うんこの歌、ミツバチの歌…笑 体調不良で声のかすれた高崎さん、台本にはないセリフや動きが生まれる舞台は何とも “そのままのわたし達”が凝縮された空間だったように思います。 今回の「表現の市場」で何を得たのかはうまく言えませんが、これから自分がどんなふうに生きていくかの大切なスパイスになったことだけは確かだと思います。

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●地元の方でぷかぷかの大ファン。ワークショップには3回参加。今回は内容がグロテスクなのでパスしました。

 今回の演劇ワークショップには不参加でしたが、食うや食われる、と言う部分、ナメクジや蜘蛛の連想は(あくまでフィクションと分かっていても)原作を読んで何とも言えない気持ちになってしまったので、参加していたら正直、まずワークショップ中メンタルがきつかっただろうなと思いました。私が気にし過ぎなんですけどね(笑)
 なので、この舞台は少々頑張って覚悟して見ました。私の、この話に対する怖い感はともかく。ぷかぷか版だけに話も オドロオドロし過ぎず 、ぷかぷか風に進んで行きます。他を出し抜いても一番になろう、一番になれ!との学校の教え、生徒の蜘蛛やタヌキやナメクジのそれぞれの、やった事、ナレノハテ。そして自由なハチ、、、。
 セット、、凄味があってすごく良かったです。回を重ねる毎にますます凄く鋭くなって行く!!次に描写。蜘蛛の影絵での表現、ナメクジがトカゲを舐め溶かしながら食らう場面、狸が死に草に埋もれてゆく描写など、成る程すごいなぁ、、、そう来たか!場面場面の表現がリアルですばらしかったです。ぷかぷかメンバーさんの所々のセリフや動き、表情、一人一人、〇〇さんの動き楽しい!▽さんの(間)あれは偶然?
○○さんのセリフ面白い!などなど、メンバーさんを知っているからこその見方も出来て楽しかったですね。
 舞台を見た方が(障碍者イベントと言うと、支援者にしっかり支援された障碍者が決まった事をおとなしくやっているイメージがあるがここでは全く違う)と話しておられましたが、その通り。ですよね。ですです。一括りで障がい者ではなく、あくまで個々の人が立っている感じ。それぞれの人柄がでています。
 私は今回出なかったからメンバーさんと過ごす時間が無くて、、やっぱりそれは寂しかったな、、と、しみじみしました💦やっぱり、もっと一緒に過ごしたいな。

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●長野から来られた方

この世界に一緒にいられて 
         シアワセでした 

🌀ぷかぶかさんの 表現の市場 
 
 自分もわりと長年表現活動やパフオーマンス をやってきているのですが、今日のどの場面 でも「これはなんだ?」「この愉しさはなん だ?」「時間を忘れた!」「この観客の空気 はなんだ?」とおどろくばかりでした。 

🌀彼らはとても自然体で今、瞬間をステージの上で生きてそして在ました。 

🌀自分がやってきたどの太鼓とも違う。そして二番目の「いろいろな電動車いす と いろいろな私たち」こんなステージがあるのか、そして観客の自然なやさしい拍手 

🌀はっぱおーるすたーずの「ラップ相鉄線」がずっと残ります 

🌀そしてラストのミュージカル「洞熊学校を卒業した三人 ぷかぷか版」不思議なずっと気になる、豊かな時間が流れていたというか、時間という概念がなかったというか、とにかくぷかぷかさんたちがいたのでした。 

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花岡さん自身が舞台を楽しんでいる

 花岡さんが「表現の市場」の舞台にhanaちゃんといっしょに立った話を書いています。 

ameblo.jp

 

《 大きな覚悟を持って社会に出て行くことと同じなんだ。
 hanaの重みは、もうhanaだけではなく、色んなものを背負っている重みなのだと。》
 
 確かにそうだと思いますが、そういったものを超えて、花岡さん自身が舞台を楽しんでいる、というところが大事だと思います。だから舞台があんなに楽しい。大きな覚悟だけでnahaちゃんを背負っていては、見る方もしんどくなります。

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 昔教員をやっていた頃、子どもたちとやる芝居にお母さんたちを巻き込んだことがあります。そのときお母さんたちにいったのは、
「お母さんとしてここに立つのではなく、お母さんを取っ払った一人の人間としてここに立ってほしい。そうしたとき、初めて舞台の上で子どもたちと出会えます」
 いつもいつもずっとお母さんでいて、自分を忘れている気がしたからです。それを舞台に立つことで思い出してほしかったのです。
 ちょうどその頃体育館の舞台ではなくプレイルームを占拠して「芝居小屋」という自由な空間で子どもたちと芝居をやっていました。お母さんたちもいっしょに立つ機会を作りました。
 

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