ぷかぷか日記

一点、違和感を覚えるところがありました

 日曜日深夜1時からあったTBSラジオの報道ドキュメンタリー『SCRATCH 差別と平成』はすごく聞き応えのある番組でした。ヘイトスピーチとか、国会議員による生産性発言とか、この平成の時代にある差別の構造と相模原障害者殺傷事件をうまく結びつけて語っていました。全体の構成といい、音楽の使い方といい、緊張感のある間の取り方といい、ラジオで伝えることのすばらしさを感じさせる番組でした。ふだんラジオをほとんど聞かないので、新鮮な思いで聞きました。テレビよりもはるかに集中して聞くので、伝えようとしていることが体にしみこんでくるような感覚でした。

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 ただ一点、違和感を覚えるところがありました。最後の方で事件直後に神戸金史さんの書かれた詩が紹介されたのですが、その中にこんなことばがあります。

 「誰もが健常で生きることはできない。誰かが、障害を持って生きていかなければならない。……今、自分が障害を背負っていないのは、誰かがそれを背負ってくれたからだ」という「物語」。

 

   息子よ。
   君は、弟の代わりに、
   同級生の代わりに、
   私の代わりに、
   障害を持って生まれてきた。

 

 お父さんの思いはともかく、本人にとってはどうなんだろうかと思いました。

 たとえば日々すごい痛みを伴う障害とか、手足が不自由で、ご飯食べるのもすごく大変な人にとって、その障害は誰かの代わりだった、といわれても納得する人は多分いません。違和感を感じたのは、そこです。誰かの代わりにすごい痛みや生活の大変さを背負い込む人はいません。当事者の立場になれば、納得できない物語なのです。お父さんがお子さんの障害を認めるための、自分自身を納得させるためのファンタジー、物語のような気がしました。

(参考までに詩の全文です)

私は、思うのです。
長男が、もし障害をもっていなければ。
あなたはもっと、普通の生活を送れていたかもしれないと。

私は、考えてしまうのです。
長男が、もし障害をもっていなければ。
私たちはもっと楽に暮らしていけたかもしれないと。

何度も夢を見ました。

「お父さん、朝だよ、起きてよ」
長男が私を揺り起こしに来るのです。
「ほら、障害なんてなかったろ。心配しすぎなんだよ」
夢の中で、私は妻に話しかけます。

そして目が覚めると、
いつもの通りの朝なのです。
言葉のしゃべれない長男が、騒いでいます。
何と言っているのか、私には分かりません。

ああ。
またこんな夢を見てしまった。
ああ。
ごめんね。

幼い次男は、「お兄ちゃんはしゃべれないんだよ」と言います。
いずれ「お前の兄ちゃんは馬鹿だ」と言われ、泣くんだろう。
想像すると、
私は朝食が喉を通らなくなります。

そんな朝を何度も過ごして、
突然気が付いたのです。

弟よ、お前は人にいじめられるかもしれないが、
人をいじめる人にはならないだろう。

生まれた時から、障害のある兄ちゃんがいた。
お前の人格は、
この兄ちゃんがいた環境で形作られたのだ。
お前は優しい、いい男に育つだろう。

それから、私ははたと気付いたのです。

あなたが生まれたことで、
私たち夫婦は悩み考え、
それまでとは違う人生を生きてきた。

親である私たちでさえ、
あなたが生まれなかったら、
今の私たちではないのだね。

ああ、息子よ。

誰もが、健常で生きることはできない。
誰かが、障害を持って生きていかなければならない。

なぜ、今まで気づかなかったのだろう。

私の周りにだって、
生まれる前に息絶えた子が、いたはずだ。
生まれた時から重い障害のある子が、いたはずだ。

交通事故に遭って、車いすで暮らす小学生が、
雷に遭って、寝たきりになった中学生が、
おかしなワクチン注射を受け、普通に暮らせなくなった高校生が、
嘱望されていたのに突然の病に倒れた大人が、
実は私の周りには、いたはずだ。

私は、運よく生きてきただけだった。
それは、誰かが背負ってくれたからだったのだ。

息子よ。
君は、弟の代わりに、
同級生の代わりに、
私の代わりに、
障害を持って生まれてきた。

老いて寝たきりになる人は、たくさんいる。
事故で、唐突に人生を終わる人もいる。
人生の最後は誰も動けなくなる。

誰もが、次第に障害を負いながら
生きていくのだね。

息子よ。
あなたが指し示していたのは、
私自身のことだった。

息子よ。
そのままで、いい。
それで、うちの子。
それが、うちの子。

あなたが生まれてきてくれてよかった。
私はそう思っている。

父より

 

  私はかつて養護学校の教員をやっていた頃、目の前の重い障がいを持った子どもたちに惚れ込んでしまったことがあります。家族でもないのに、重い障がいのある子どもたちが好きになってしまったのです。一緒に生きていきたいと思うほどに。

 トイレの始末ができなかったり、しょっちゅう逃げ出したりで、本当に手のかかる子どもたちでしたが、でも、その大変さを超える「人としての魅力」を彼らは持っていました。彼らとの毎日はほんとうに「格闘」といっていいほどの日々でした。それでも彼らのそばにいると、ふっと心が安らいだり、ほっこり心があたたまるのです。ずっとそばにいたいな、と思うようになりました。いつの間にか彼らに惚れ込んでしまったのです。

 養護学校では障がいのある子どもたちが社会に適合できるように、いろいろ指導したり訓練したりします。そのままの彼らではだめだといってるわけです。でも私はそのだめな彼らに惚れ込んでしまったのです。

 全くこれは想定外の出来事でした。彼らに惚れ込んだ、言い換えれば「出会った」おかげで、人間の幅が、人生の幅がぐ〜んと広がりました。それ以降、人生が本当におもしろくなりました。

 そしてそんな彼らとずっといっしょに生きていきたいと、養護学校を定年退職の時、彼らと一緒に生きる場、働く場「ぷかぷか」を立ち上げました。ぷかぷかでは彼らを社会に合わせるのではなく、そのままの彼らの魅力で勝負しています。私の心をわしづかみにした彼らの魅力です。彼らの魅力に出会ったたくさんの人たちが、彼らのファンになりました。彼らの魅力に出会い、「彼らとはいっしょに生きていった方がいいね」「その方がトクだよね」って思うようになったのです。

 彼らの魅力は、ただそれだけで、社会を耕し、社会を豊かにしています。

  ぷかぷかにファンができて9年。ファンを作った一番のチカラは、彼らの魅力です。決して物語ではないのです。

 

  番組の最後に息子さんが仕事の稼ぎをこつこつ貯めてiPhoneを買いに行ったときの話が紹介されました。1円も間違えず、きっちり持って行ったことに店員さんが驚いていました。息子さんの性格、生き方ががよく見える、心あたたまるエピソードでした。

 iPhoneを買うと決めてから、作業所での少ない工賃の中から少しずつ貯金していったのだと思います。毎月毎月、わくわくしながらお金を貯めていったのだと思います。たくさんお金を稼いでいる人が、なんの苦労もなく買うことを思えば、息子さんははるかにいい人生を生きている気がします。

 自分の人生を懸命に生きている、すてきな生き方だと思いました。こんな魅力ある生き方をしている息子さんなら、もう物語なんか必要ないのではないかと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

あおばおもちゃのひろば出張WS〜ビー玉・アート〜

2月17日(日)に、あおばおもちゃのひろばの皆さんと一緒に、「ビー玉・アート」のワークショップを行いました。

あおばおもちゃのひろば」は、おもちゃと遊び場を子どもたちに提供してくださっているボランティアグループで、ときどきこうしてワークショップを一緒にやらせていただいています。

 

今回の「ビー玉・アート」は、箱にビー玉と絵の具を入れて転がし、ビー玉の足跡を模様にしていく作品です。

大きな箱をみんなで持ってゴロゴロ転がしています。

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ぷかぷかのお兄さん、お姉さんたちが、「次、こっちを上げて〜」と子どもたちをリードする姿も見られました。

一緒に箱をゆらして作品を仕上げるうちに、初めて会ったみんなの気持ちが一つになっていきます。

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躍動感のある線が生まれました。

勢いよく動かしすぎて、ビー玉が箱から飛び出すことも、、、でもそんな慌ただしさも楽しんでしまうみんなです。

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たくさん色を重ねていくと、こんなにきれい!

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太鼓の名人だいちゃんは、BGMに合わせて太鼓で場を盛り上げます。

太鼓に合わせて楽しくジャンプするお子さんもいました♪

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みんなで共同作品を作った後は、個人制作。

小さな箱でコロコロします。

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 絵の具は6色でしたが、選ぶ色、使う色の順番で一人一人作品の個性が違います。

勢いよく箱をゆらすと迫力ある線に。ゆっくりゆらすとトツトツとしたおもしろい線ができます。

ずらりと並べて見てもおもしろいです。

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こちらは共同制作の完成品。ダイナミックです!

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最後に大きな作品の前で写真撮影。お疲れさまでした!

 

今回作った作品は、たまプラーザ地域ケアプラザのギャラリーで展示していただいています。

3月21日(木)までです。ぜひご覧ください。

↓詳しくはあおばおもちゃのひろばさんのブログをご覧ください。

https://aobatoy.exblog.jp/239125747/

 

パン教室ーじんわり心温まる時間になりました。

  2月23日(土)にあったパン教室の報告です。10名を超える地域の人たちの参加があり、いつものように歌あり踊りありの楽しいパン教室でした。

 作ったのはナン、豆カレー、さくら蒸しパン、レーズンスティック、スープでした。

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 「このなんとも言えない自由な雰囲気が最高!」っていっていた参加者の方の感想です。

●●

高崎さんの講演会を拝聴したのは5年くらい前だったと思います。

私の心の中で、ずっと気になっていたパン屋さんの存在でした。

 

長女が霧が丘にある習い事のお教室に通い始めたのをきっかけに、やっとぷかぷかさんの所在地を発見することが、出来ました💞

甘いものが苦手な彼女が、ぷかぷかさんのクリームパンを一口食べたら

美味しい~⭐️と叫んで、あっという間に食したのが印象的でした!

 

一昨日のパン教室では、皆さんの生き生きとした、ありのままの姿を見て

じんわり心温まる時間になりました。

彼らの姿を見て、気づかぬうちに自分で自分の気持ちを小さくしている自分にふと、気がつきました。

小さな時から人に迷惑かけない、と社会に教えこまれたルールは、自分自身を縮こませる作用があるのではないかと。

自分を振り返るきっかけにもなりました。

 

パン教室では、みんなが自由に歌い、踊り、おしゃべりしながらゆかいなミュージカルを観ているかのようでした💞

ありのままの姿で生きていく、まさに天才集団ですね!

 

彼らと一緒にいると、自然と心の調和が整うかのよう。

PCやスマホが普及する世の中。

もっともっと対話や、人と社会と繋がっていく必要性を感じ、考えさせられるきっかけになりました!

また是非とも、パン教室に参加させてもらいたいと思います!

世界にもっともっとぷかぷかさんの世界観が広がっていく事を願って!

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  今回もたくさんの笑顔があふれた楽しいパン教室でした。お疲れ様でした。

こんな笑顔でいられる場所として記憶

 ぷかぷかに遊びに来た子どもたちです。

 

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 なんだか見てるだけで幸せな気持ちになります。

 ぷかぷかは子どもたちがこんな笑顔でいられる場所です。

 多分、子どもたちの中のぷかぷかは、こんな笑顔でいられる場所として記憶されます。

 子どもたちが大きくなっていくとき、いろんな機会に障がいのある子どもたち、人たちに出会います。そんなとき、ぷかぷかの記憶は、障がいのある人たちに対して上から目線ではない、フラットな関係を作ってくれます。

 将来、社会を担うようになったときも、こんな笑顔でいられた場所の記憶は、障がいのある人たちを社会から排除するのではなく、いっしょに生きていった方がいいよ、っていう方向に社会を引っ張っていきます。

 いい体験をした記憶は、いい社会を作っていきます。子どもたちの笑顔は、ですから、希望を作ってくれます。ぷかぷかさんたちは、未来をも耕しているのです。

 

 

プチギフトも豆本も「あーだこーだ」はいわないけれど…

 昨日のブログで結婚式で使うプチギフトと豆本の紹介をしました。

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 このプチギフトと豆本、結婚式の会場で、きっと話題になります。話題になる、というのは、ぷかぷかさんの作ったものを通して、障がいのある人たちに出会う、ということです。

 「えーっ!これ障がいのある人たちが作ったの? 素敵!!!」って。

 この思ってもみない出会いは、新しい物語を生みます。プチギフトと豆本の生む物語です。

 誰かが、私の結婚式でもこれ使ってみようかなって思って、問い合わせをします。いろいろ話を聞いているうちにぷかぷかに行ってみようかな、って思ってぷかぷかに遊びに来ます。ひょっとしたらぷかぷかさんたちとたくさんのいい出会いをします。ファンになって、たびたび出入りするようになるかもしれません。

 ぷかぷかさんと出会うことで、今までと少し違う人生が始まります。

 

 その人の家のすぐそばに、障がいのある人たちのグループホームが建つ計画が降ってわくかもしれません。場合によっては、

「え〜!、そんなのいやだ!障害者に来てほしくない!」

っていう人たちが現れます。

 そんな中で、ぷかぷかさんに出会った人は、

「いや、そんなことないよ、彼らが来れば街が楽しくなるよ」

って、多分いってくれます。

 「反対!」「賛成!」

といい合っているうちに、障がいのある人たちが社会の中でどんな位置に置かれているかがだんだん見えてきます。

「彼らを排除したらまずいよ」

って、ぷかぷかさんたちの笑顔を思い出しながら思います。

 

 結婚式まで全く障がいのある人たちと関わりがなかった人が、プチギフトと豆本のおかげでぷかぷかさんたちに出会い、自分の住む街で起こったグループホーム建設問題の中で

「障がいのある人たちを街から排除するのはまずいよ」

みたいなことを考えたとしたら、素晴らしいことだと思います。そういう気づきが人間を豊かにします。

 

 ここでは相模原障害者殺傷事件を超える価値観が自然に生まれています。あーだこーだの議論の果てではなく、プチギフトと豆本との出会いから生まれた、というところがすごくいいと思います。

 

 プチギフトも豆本も「あーだこーだ」はいいません。何もいわなくても、人をここまで引っ張ってくる可能性があるのです。それはやっぱりぷかぷかさんたちみんなのチカラです。

 

 これはみんな私の想像した物語です。社会に出て行くと、思ってもみない物語が始まります。ここがおもしろいと思うのです。そしてこういう物語が社会を少しずつ変えていきます。お互いが生きやすい社会に。

 社会に出て行くために、そこで勝負するために、ぷかぷかの現場の人たちは日々腕を磨きます。今回の注文はその腕を磨くいい機会でした。注文してくれたデフパペットシアターひとみの大里さんに感謝!です。

 どんな反応が出るか、どんな新しい物語が生まれるか、とても楽しみにしています。

結婚式のプチギフトと豆本

 デフパペットシアターひとみの大里さんが結婚式でお客さんにお渡しするプチギフトをぷかぷかに発注しました。オリジナルクッキーといっしょに、お二人の出会いを物語る豆本を作りました。

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中を開くと

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そして作家さんたちが思いを込めてお二人の絵を描きました。

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 ぷかぷかさんたちのおかげで、こんなに楽しい豆本ができました。結婚式の会場にほっこりあたたかな空気が漂います。作家さんたちの原画も会場入り口に飾るそうです。

 ぷかぷかではこういう仕事もこれからどんどん引き受けていきたいと考えています。プチギフトと豆本、お考えの方、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
 クッキー:045-923-0277 おかし工房にじいろ 柿沢

 豆本:045-923-0282 アート屋わんど 魚住
 

 

 

 

 

 

本の校正原稿が上がってきました。

  ぷかぷかの本の校正原稿が上がってきました。

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 自分で書いた原稿ですが、すごく楽しかったです。あらためてぷかぷかっていろんなもの作り出してきたんだなぁ、と思いました。ぷかぷかがどんな風にして障がいのある人たちの「社会モデル」を作ってきたかがよくわかります。

 

 目次はこんな感じです。そうそう、本のタイトルは『ぷかぷかな物語』です」

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 前書きだけちょっと紹介します。

●●

はじめに

 

 横浜市緑区霧ヶ丘に「ぷかぷか」というおもしろいお店があります。

 パン屋、お惣菜屋、アートスタジオ、ごはん処があって、障がいのある人たちが働いています。

 と書くと

「ああ、福祉事業所か」

とたいていの人は思います。

 でも「ぷかぷか」はちがいます。よくある「福祉事業所」とはほど遠い雰囲気です。何がちがうのか。

 やたら明るくて、やたら楽しそう。なによりも元気!しかもみんな笑顔で働いています。更にぷかぷかさん(「ぷかぷか」で働く障がいのある人のこと)にはたくさんのファンがいます。世間では「なんとなくいやだ」とか「近寄りたくない」と思われている障がいのある人たちに、たくさんのファンがついているのです。

 どうしてこんなことになったのか。

 

 ぷかぷかさん達は社会にあわせるのではなく、ありのままの自分で働いています。社会にあわせることがないので、自分を押し殺す必要がありません。私らしく働くことを何よりも大切にしているのです。

 いい一日を過ごす、いい一日を作る。それがみんなの目標です。

 だからみんな明るいし、楽しそうだし、元気なのです。

 

 笑顔で働くのは、仕事が面白いからです。仕事が本物だからです。ほかのお店に負けないくらいおいしいものを作っているからです。

 

 たくさんのファンができたのは、ぷかぷかさん達がありのままの自分で働いているからです。そのままの彼らはとても自由です。その自由さこそが彼らの魅力であり、それに、たくさんの人たちが気がついたのです。

 

 ファンを作ることは、障がいのある人たちと健常者といわれる人たちを分けている垣根を外すことです。それは地域を耕すことです。

 ぷかぷかさん、つまりは障がいのある人のファンになることは、心が豊かになることです。ファンが増えることは、地域が豊かになることです。

 

 あれができない、これができない、社会のお荷物、などと言われている障がいのある人たちですが、ぷかぷかさんたちは地域を耕し、地域を豊かにする、というすばらしい仕事をやっているのです。

 

 「ぷかぷか」は代表の高崎が養護学校教員時代、障がいのある子ども達に惚れ込み、彼らと一緒に生きていきたいと思って始めた事業所です。ですから「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」「その方がトク!」と日々発信し続けています。

 

 この「トク!」という感覚が大事です。「共生社会」を作ろうとか、共に生きよう、といった感覚ではありません。どこまでも一緒に生きていった方が「トク!」という泥臭い感覚です。

 

 「ぷかぷか」はぷかぷかさんたちと一緒に生きる場です。支援とかはしません。支援されているのはむしろ私たちの方です。

 ぷかぷかさん達がいるからこそ、こんなにも活気ある楽しいお店ができ、たくさんのファンができました。地域の人たちにとっても大事なお店、場所になっています。

 ぷかぷかさん達がいるからこそ、楽しいパン教室ができたり、演劇ワークショップではすばらしい舞台ができたりします。新しい文化といっていいほどのものを創り出しています。

 ぷかぷかさん達がいるからこそ、2017年秋にはカナダのバンクーバーまで行って、世界自閉症フェスティバルに参加する、というとんでもないこともできちゃいました。そして、ぷかぷかのメッセージを世界中に発信したのです。

 ぷかぷかさん達がいなかったら、ただのパン屋であり、ただのお惣菜屋です。こんなに面白いことはできませんでした。

 ぷかぷかさん達がいるからこそ、みんなを元気にするような、たくさんの素敵な物語が生まれたのです。題して『ぷかぷかな物語』。ぷかぷかの、ではなく、ぷかぷかな、というところがミソです。どうしてミソなのか。そのヒミツがこの本には隠されています。さぁ、わくわくしながら探しましょう!

 ●●

 

 どんな本か少しだけイメージが伝わったかと思います。これからタイトルをぷかぷかさんに手描きで書いてもらったり、足りない写真をあらためて撮ったり、の作業があるのですが、編集者の話では4月半ば頃できあがるそうです。楽しみにしていて下さい。

 編集者の方は福祉の世界を知り尽くしたような方ですが、ぷかぷかが作り出したようなものは、今までどこにもなかったんじゃないか、とおっしゃっていました。

 今までの福祉の範疇では収まらないというか…、ま、だからこそ、おもしろいと思いますよ。

 出版社は『現代書館』です。

 

 

ワークショップは新しい時代を切り開いている

  演劇ワークショップの報告書をヨコハマアートサイトに提出しました。

 報告書の項目の中に「事業継続に当たっての課題」というのがあります。ここはやはりタカサキがだんだん年取ってきたので、演劇ワークショップの事業を引き継いでくれる人を早急に探す必要がある,ということが大きな課題です。

 ぷかぷかは多分私がいなくても回っていきます。でも、演劇ワークショップについては、なかなか厳しいな、というのが正直なところです。

 ワークショップの進行は演劇デザインギルドにやってもらっているのですが、それでも丸投げ、というわけにはいきません。どういう思いでやっているのかをいつも伝える必要があるし、ワークショップをやっている最中も、

 「これじゃ、ぷかぷかさんに伝わりにくい」

 「言葉がむつかしいんじゃないか」

 「もっとこうやった方がいいんじゃないか」

と、いろいろ文句を言います。進行役とフェアに渡り合う必要があります。ある程度経験がないと自信を持っていえないし、ここがむつかしいところです。

 全部お任せにしても、それなりの芝居はできると思います。でもなんかつまらないというか、いろいろケンカしながら、いっしょに作っていく、というところがないとおもしろくない気がするのです。

 

 今回記録も含めて19本のブログを書きました。単なる記録ではなく、それなりに社会的な意味も書き込みました。特に相模原障害者殺傷事件以降は、この社会的な意味がとても大きくなった気がしています。

 あーだこーだ抽象的な議論ではなく、彼らといっしょに生きていくと何が生まれるかが、ワークショップは明確に見えます。そこをきっちりと見せていく,語っていくことがすごく大事だと思います。

 そういう語り手を探しているのです。

 

 相模原障害者殺傷事件以降、はやりのように「共生社会」という言葉が語られます。でもその「共生社会」が何を生み出すのか、というところはとても曖昧です。演劇ワークショップは、そこのところを明確に答えてくれます。

 今回舞台の背景画は、ご覧になりましたか?

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 この背景画は、ぷかぷかさんとスタッフの共同作業が作り出したものです。「いっしょに生きていく」というフラットな関係が作り出した作品です。

 「共生社会」はこういうものを生み出すのです。写真を見ればわかるように、これは「新しい文化」といっていいほどのものです。彼らといっしょに生きていくことで生まれる「新しい文化」です。

 演劇ワークショップは、なんだかおもしろいことをやりながら、こんなふうに「共生社会」という新しい時代を切り開いているのだと思います。

 

 と、こういうことをしっかり書き込んでいかないと、ワークショップは単なるレクリエーションになってしまうのです。

 
 

 

 

 

こんな大人たちもいるんだよ、というメッセージ

 7月15日(月・祝)みどりアートパークホールでオペラ「ロはロボットのロ」をやります。

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 パン作りが好きなロボットが主人公の子ども向けの楽しいオペラです。ぷかぷかをはじめる前、もうけが出たら地域の子どもたちにこのオペラをプレゼントしよう、なんてとんでもないことを思いついたのが、そもそもの始まりです。

 お菓子やおもちゃをプレゼントする、のは誰しも思いつくことです。オペラをプレゼントするなんてのは、多分あまり思いつきません。でも、ぷかぷかをはじめる前、タカサキは突然思いついてしまったのです。1ステージ80万円もします。

 80万円もするステージなんて、ふつうは絶対に手を出しません。でも、子どもたちに夢のような時間をプレゼントしようって1万円出す人が80人集まれば、こんなのすぐできるじゃん、なんて考えてしまうのが、タカサキのおめでたいというか、超楽観的なところ。

 で、小学生以下のこどもたちはみんなただにしてやったのですが、寄付をする人が思ったほど集まらなくて、ものすごく大変でした。にもかかわらず、ほとぼりが冷めると、またやろう、と思い、今度は子どもたちからも少しお金を取ったのですが、それでもかなりの赤字でした。

 これでもうやめるかと思いきや、オペラシアターこんにゃく座から沖縄で公演する前にやりませんか?という連絡が入り、子どもたちの喜んだ顔が忘れられなくて、性懲りもなく、またやることに。

 今度は主婦の方で相談に乗ってくれる人も現れたので、もう少し安全(赤字が少なく)にできるかなと思っています。

 

 子どもを虐待し、殺してしまうようないたたまれない事件が相次いでいます。あの事件報道を子どもたちはどんな風に受け止めたのだろうと思います。多分私たち大人の何倍も辛い思いで受け止めたのではないかと思います。大人って怖い!信用できない!って。考えただけで心が痛みます。そんな中での《子どもたちにオペラをプレゼント》という企画です。

 こんな大人たちもいるんだよ、というメッセージです。君たちのこと、いつも考えているよ。だから、社会に希望を失わないで、っていうメッセージ。

 子どもたちに向けた、そんなあたたかなメッセージが、今必要な気がします。

 児相や学校、教育委員会を批判するよりも、事件報道で深く傷ついた子どもたちに希望の持てるメッセージこそ、今発信したいと思うのです。

 

 パン作りの好きなロボット「テト」は空が飛べません。ケンカも苦手です。ピーマンも苦手です。跳び箱も苦手です。苦手なことを数えると、両手の指でも足りません。そんなだめロボットですが、一つだけ得意なことがあります。そればパンを作ることです。

 一日1000個も、おいしいパンを作っていたのですが、それがある日999個しか作れなくなり、その次に日には998個しか作れなくなります。どうもおかしい、というのでテトを作ってくれたドリトル博士に会いに行く旅に出かけます。

 わくわくするような冒険の旅です。ほのかな恋もします。うるっとするようなところもあります。

 とにかくそんなわくわく、ドキドキの楽しいオペラを子どもたちにプレゼントしようと思っています。

 ふつうに考えたら無茶な計画です。それでも「なんだか、おもしろそう」って思う人がいましたら、応援して下さい。これからホームページにどんどんニュースをアップします。

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これまでの記録

pukapuka-pan.xsrv.jp

 

 

 

 

 

 

 

ぷかぷかは知的障がいのある人たちの社会モデル

   『なぜ人と人は支え合うのか』(渡辺一史著 ちくまプリマー新書)は、おもしろい本でした。中に《「障害者が生きやすい社会」は誰のトクか?》という章があって、ぷかぷかはその答えを出すためにいろいろやってきた気がします。

 

 少し長いですが、話を引用します。

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 《障害の「医学モデル」と「社会モデル」について》

 障害とは、病気やケガなどによって生じる医学的、生物学的な特質であり、障害の重さは、障害者手帳の等級によって示されます。こうした考え方に代表される障害のとらえ方を「障害の医学モデル」といいます。

 これに対して、1970年代頃から世界中で活発化した障害者運動や、多くの障害当事者たちの自立生活の実践などを経て、「障害」とはそんな単純なものではないのではないか、という問題提起が行われるようになりました。

 たとえば車いすに乗っている人でも、住んでいる地域にエレベーターが完備され、道に段差が少なくなれば、足が不自由であるという「障害」はかなりの部分、軽減されてしまいます。また目が見えない、あるいは耳が聞こえないという人でも、点字や手話を習得することで(それらを習得・活用できる環境をもっと整備することによって)何不自由なくコミュニケーションができる例は珍しくありません。

 このように障害の「重い・軽い」は、その人が暮らしている社会や環境しだいで、大きく変わりうるものであり、場合によっては障害が「障害」でなくなってしまう可能性もあるのです。

 つまり、障害者に「障害」をもたらしているのは、その人が持っている病気やけがなどのせいというよりは、それを考慮することなく営まれている社会のせいともいえるわけであり、こうした障害のとらえ方を「障害の社会モデル」といいます。

 医学モデルにおいては、個々の障害者の側が、できるだけその障害を治療やリハビリなどによって乗り越え、社会に適合できるように努力すべきだ、という方向で物事を考えがちなのに対して、社会モデルにおいては、まず社会の側が、障害者にハンディキャップをもたらす要素を積極的に取り除いていくべきだ、という真逆の発想につながっていきます。

 社会モデルの何がすぐれているかというと、障害という問題を、単に個人の問題だけに押し込めるのではなく、社会全体で問題を受け止め、解決していこうという発想につながる点です。またそれによって、たとえば車いす障害者のために設置されたエレベーターが、高齢者やベビーカーを押す人、あるいはキャリーバッグを引く健常者たちにも大きな利便性をもたらすといったように、様々な生の条件を背負った人たちを許容する社会へと大きく広がる可能性を秘めていることです。

 もちろん、すべてを社会のせいにして、社会を変革すればそれで万事、問題が解決するというわけではありませんが、これまでの福祉観や障害観というのが、余りに医学モデル偏重で考えられすぎたことは確かです。思えば「かわいそうな障害者」像や「けなげな障害者」像というのも、その根底には、障害者が努力して障害を克服しようとする姿に感動を覚え、賞賛するという、医学モデル的な障害者観がひそんでいます。

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 1970年代頃から世界中で活発化した障害者運動や、多くの障害当事者たちの自立生活の実践などの多くは脳性麻痺の人たちや筋ジストロフィーの人たちなど、身障手帳を持っている人たちでした。したがってその社会モデルも、そういう人たちの暮らしやすい街が出発点になっています。そしてそういう人たちが自分たちの暮らしやすい街を作ることで、たくさんの人たちが暮らしやすい街になりました。駅にエレベーターがあるのは、みんな当たり前のように思っていますが、かつて障がいのある人たちの活発な運動があったからです。

 

 そういったことを考えると、ぷかぷかは知的障がいのある人たちの社会モデルを作ってきたように思います。

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 ぷかぷかはNPO法人設立の目的に、

「障がいのある人たちの社会的生きにくさを少しでも解消する」

ということをあげています。つまり彼らの生きにくさは社会のあり方が大きく関わっていると考えていました。何かにつけ、彼らを排除してしまう社会のあり方です。

 グループホーム建設反対運動の話し合いの中では

「彼らは犯罪を犯す。だから街の治安が悪くなる」

といった議論がまことしやかに語られていました。全く根拠のないことであり、彼らのことを知らないことによる思い込みであり偏見でしかないのですが、その思い込み、偏見が力を持ち、彼らを地域から排除してしまうのです。

 ぷかぷかは、彼らの生きにくさは、そういった社会の有り様からきている、と考え、そこをどうやったら変えられるか、というところから出発しました。

 私はとにかく彼らに惚れ込んでいましたから、

「彼らとはいっしょに生きていった方がいいよ」「その方がトクだよ」

と言い続けてきました。

 お店を始めるとき、「接客」についての講習会をやったのですが、そこで教わった「接客マニュアル」通りにぷかぷかさんがやると、なんか「気色悪い」ことがわかりました。それで、接客マニュアルに合わせることはやめて、もう彼らのありのままでやることにしました。無理して社会に合わせることをやめたのです。

 障害者は社会に合わせなければいけない、そうしないと社会で生きていけない、といった風潮の中での判断です。下手するとお客さんが来ないかもしれない、というリスクがありました。

 ところが、彼らのありのままの姿にファンがつく、という想定外の結果が出たのです。以来、彼らがありのままの姿で働くぷかぷかに、ここに来るとなんだかホッとする、というファンが増え続けています。

 彼らがありのままで働ける環境は、誰にとっても居心地がいいのです。『あの広場の歌』にある広場。

 ♪ …うたがうまれ 人は踊り出し

    物語が始まる…    ♪

そんな広場にぷかぷかはなっている気がします。その中心にいるのがぷかぷかさんたちです。

 8周年をやったときのこの雰囲気を見て下さい。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 

 彼らといっしょに生きていくと、こんな広場が出現するのです。誰にとっても居心地のいい場所ができるのです。

 私が私らしくいられる場所です。

 今回紹介した本にあった《「障害者が生きやすい社会」は誰のトクか?》という問いの答えはもうおわかりですよね。

 

 

  本のあとがきにこんな言葉がありました。

 

 《「障害者は不幸を作ることしかできません」と相模原の事件を起こした上松被告は、衆議院議長への手紙に書きましたが、それは間違いです。

「あの障害者に出会わなければ、今の私はなかった」ーそう思えるような体験をこれからも発信し続けていくことが、上松被告の問いに対する一番の返答になるはずですし、上松被告に同調する人たちへの反論になるはずです。》

 

「あの障害者」とは映画『こんな夜更けにバナナかよ』のモデル鹿野さんと著者との出会いです。

 障がいのある人との出会いは、人の人生を決めます。私自身、養護学校で重い障がいを持った子どもたちとの出会いがなければ、今の私はありませんでした。

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