ぷかぷか日記

小さな講演会

 年明けに小さな講演会をやります。内容は以下の通りです。

 

 

 エプロンみどりの方が、ぷかぷかしんぶんの8月号で私の書いた記事を読んで心に響くところがあり、これを企画したそうです。

 ぷかぷかしんぶん8月号はこちら

 

《演劇ワークショップの場では、障がいのある人達に何かやってあげる、というより、彼らにやってもらうことが多い気がします。彼らは私たちよりも発想が自由なので、思ってもみないアイデアが次々に出てきます。もう、負けた、としかいいようがありません。気がついたら彼らに引っ張ってもらっているのです。》

 

《ぷかぷかさんたちと一緒に芝居作りをするので、想定外のことが次から次に起こり、ギャハーと思いっきり笑ってしまったり、ひゃ〜どうしようどうしようとオロオロしたり、まぁ、とにかくおもしろいことの連続です。

 「あんなにも心の底から楽しい〜って思えたのは久しぶりです。」という感想が、ワークショップに参加した地域の方から届きましたが、「心の底から楽しい〜」って思える時なんて、普段の暮らしの中ではそうそうありません。》

 

 というところがすごくよかったと聞きました。

 

  また9月号のそらくんについて書いた記事もよかったと伺いました。

《 そらくんの声を気にしない人もいれば、迷惑だと感じる人もいます。そらくんのような人を社会から排除すれば、社会はすっきり気持ちよくなるのかどうか。むしろ、社会が許容できる幅が狭まり、お互いが息苦しくなるのではないか。》

 

 ぷかぷかしんぶんの記事に共感するところがあって、こういう講演会を企画する、というところがすごいですね。

 1月13日(土)、13時半〜 十日市場地域ケアプラザ多目的ホール(みどり図書館2階)です。参加費無料のようですので、都合のつく方、興味のある方はどうぞ。

第8期演劇ワークショップ4回目

 

 

一幕の練習  

ぷかぷかさんによる絵本読み聞かせ

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色・光を集めて皆に渡すシーン

食べ物を運ぶシーンをチームに分かれて練習

 

食べ物を運ぶ(バッサー・横山さん・あずみちゃん・はやちゃん・よっしー・近藤さん・寺ちゃん・せつさん・春野さん・かーくん・ゆみっち・太田さん・りえちゃん・コータくん)

 

だるまさんが転んだのように、猫が後ろを向いている間は動いて運べる。

振り向いたら止まる。猫役→ふたみん

ぷかぷかさんのストップモーションが素晴らしい!

 

色集めチーム(はるちゃん・あさちゃん・いしちゃん・ももちゃん・ますみさん・小山さんゆりちゃん)

空から色んな色の宝石が降ってくる。あさちゃんねずみがキャッチ!宝箱に入れて巣の床下にしまい、大切に保管。冬になり宝箱を取り出し、中の色んな色の宝石を皆に配る。

 

光集めチーム(しおりん・あいさん・せれんちゃん・みわっち・ちーやん・松井さん・けーこさん・こずえさん)

光を集め、おにぎりにしてみんなに配る。

あたたかい。食べてもよし!

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二幕の練習

映像を皆で見る     

・氷河が溶ける・山火事・洪水・すずめがお米を食べる

・ねずみの身体能力映像→ねずみが泳ぐ・ジャンプする

 

映像を踏まえ、東西南北のそれぞれのチームがどうやってピンチを乗り越えてきたか考える。

・ねずみ同士の関係性も考えてみる       

・各シーンで、それぞれのねずみのキャラクター・個別性が見えてくるように       力持ち・リーダータイプ・ビビり・親子関係・水が嫌いとか、状況に照らし合わせ       

て、それぞれの役割(性格?)も考えてみる 

 

発表

北チーム(バッサー・横山さん・あずみちゃん・はやちゃん・よっしー・近藤さん・寺ちゃん)

巣でごはんの話しや、家族旅行どこに行きたいかなどの話しをしている。汁物・鳥なべ・豚肉しゃぶしゃぶ・焼き鳥食べたい!南の島・京都行きたい!など…

すると氷が割れて、家族がばらばらに!南に島で落ち会おう!

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南チーム(せつさん・春野さん・かーくん・ゆみっち・太田さん・りえちゃん・コータくん)

おばあちゃんねずみ(せつさん)が孫(コータくん)にお腹空いたからお母さんを呼んできてと。家族皆でおばあちゃんねずみにごはんをあげる。すると、見張りねずみ(かーくん)が戻ってきて「火事」と!みるみる火が迫り、熱い!地下トンネルを掘り、高台へ避難!家が燃えてしまい、ショックを受ける…

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西チーム(はるちゃん・あさちゃん・いしちゃん・ももちゃん・ますみさん・小山さん・ゆりちゃん)

お母さんねずみ(ゆりちゃん)が食べ物を探しに、子どもたち&おばあちゃんねずみ(ますみさん)はお留守番。すると雨が降ってきて、巣の中にもどんどん水が入ってくる。おばあちゃんねずみは「海だね」と、とぼけた発言!このままでは沈んでしまう!そこへお母さんねずみが帰ってきて末っ子(あさちゃん)を救出!お兄ちゃんたちが妹たちを引っ張り、巣の外へ!最後は再びお母さんとお兄ちゃんでおばあちゃんねずみを助け、皆で高台まで泳ぐ。高台へ上がる際も雨で滑り、お姉ちゃんが濁流に落っこちたり、お兄ちゃんが高台にうまく登れないなどのハプニングを乗り越え、なんとか全員高台へ。でも雨がすごい。そこにおばあちゃんがちょうどいい木の穴を見つけ、皆で避難し、雨が止むのを待つ。最後に水に沈んだ街を見ておばあちゃんが「いい眺めだね、海いいね」「おばあちゃん!海じゃないよ!」

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東チーム(しおりん・あいさん・せれんちゃん・みわっち・ちーやん・松井さん・けーこさん・こずえさん・ふたみん)    

お米がすずめに食べられる!どうやったら怖がらせられるか相談。

隠れていて、ねずみがきたところへねずみのジャンプ力で脅かす。

それでもやってくるすずめに、ふたみんねずみがパワーで追い払う。

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お昼休憩

 

二幕 冬のシーン練習

それぞれのピンチから逃れてきた皆が東の国に集結!

しかし東もすずめに食べられ、一本の小麦・一個のくるみしか食料がない!でもまだ冬は三か月ある…     

・具体的な問いかけ「どうしたら冬の○○を凌げるのか」

寒さ・空腹・退屈・暗闇チームに分かれて相談

 

寒いチーム(せつさん・あざみちゃん・コータくん・ゆりちゃん・はるとくん・あさちゃん・横山さん・寺ちゃん・ますみさん)

鳥ねずみになって空を飛び、風の民にお願いする。あたたかい太陽の光をください!

持ち帰り、皆に配る。

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空腹チーム(しおりん・ちーやん・ゆみっち・いしちゃん・ももちゃん・かーくん)

なんとしっぽが色んな味がする!フルーツなど…かじり合って空腹をしのぐ

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退屈チーム(バッサー・こずえさん・よっしー・けいこさん・あいさん・せれんちゃん・大田さん)

それぞれのここまでどうやってきたか冒険の話しをする。おもちゃのちゃちゃちゃのリズムに合わせてラップを披露!

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暗闇チーム(はるちゃん・近藤さん・春野さん・みわっち・松井さん・はやちゃん・小山さん・りえちゃん)

火起こしねずみが枯れ枝を使って火を起こす。くるみの殻など、食べられない部分を火にくべてキャンプファイヤーに。火の周りでおもしろポーズ!

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歌の練習

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振り返り・終了

 

 

●ぷかぶかさんによる「フレデリック」絵本の読み聴かせがあたたかい

せれんちゃんの人前では絶対踊らない究極のダンスが垣間みれた

歌『薔薇を植えよう』の歌詞に想いを馳せる

ばらよ ぼくらのばらよ
まだまだ 世界には
雪の嵐が 騒ぐだろう
騒ぐだろう でも
ぼくらは ばらを植えよう

来るべき年のために
ばらを植えよう
雪の嵐の中で
雪の嵐の中で
ばらを植えよう

・・・

本日初めてぷかぷか流演劇の作り方に触れることが出来た
大筋の流れが構築されているものの、その日のメンバーのこころの持ちようが自在に物語りを動かして行く兆しが覗けた
ワクワクとドキドキが同居している
これでいいんだ,四角四面の自分の感性がちよっぴりまあるくなって行く
いいなあこの世界観‼︎
ほんと1人だったら気づけない、ぷかぷかさんと一緒の時間を過ごしているからこその姿
ぷかぷかさんからの贈り物!

道のり遠いけど1月の本番はすぐそこに
どうなることかと思いつつもあり待遠しくもあり‼︎

 

●本番を来月に控えて、今日は、どんなワークショップになるのだろう、とワクワクしながら来ました。 なので、ちょっと朝の挨拶の時の動きが、控えめだったので、少し疲れが出たのかなと心配しましたが、練習を重ねて行くたびに、いつもの思い付かない様な楽しいアイデアを出し、1人1人の考え方を尊重し、想定外の事があっても、それがいつものの事なので、全く動じる事もなく、本当にありのままの姿で、淡々と進めて行くのには、やはり普段からメンバーさん達、お互いの事が分かっているからかなと感じました。 後2回の練習を残すのみになりましたが、あまり緊張しないで楽しんで本番に挑みたいと思いました。

 

●ワークショップ5回目。もう本番までこの場での練習は1回だ!そしてホールでのリハーサル、本番となります。

どうなるんだろう?というより、自分はどうするのか、という方がいいのかもしれません。

今までぷかぷかさんたちと色々な場面を想像しながら作ってきましたが、それは「演じる」のではなく、「表現」してきたのだ、ということに今日改めて気付いたような気がします。

演じるのではないんだ、表現するんだ、ということを思ったのです。

この場面はこういう状況なのだから、そういう場合はこういう展開になるはずだ、とか、こうなったらおかしいだろう、とか、こんなことをしたら恥ずかしい、とか、どう思われるだろう、とか、そんなことを考えるのではないんだ、と。その時の自分はそれをどう表現するか、なのではないかと。

ぷかぷかさんたちは、それを今までずっと当たり前にやってきているのではないだろうか。

自分のその時の気持ちや体の調子に素直に従うとこうなる、ということではないか?

せつ先生も、「失敗はないから」とおっしゃっていた。このワークショップの時間だけは、自分が何者であろうと、何をしようとまわりが全て受け入れてくれる安心感があります。

ぷかぷかさんたちは、性別も年齢も関係なく普通に接してくれ、受け入れてくれている気がします。

あ、どんな私でもいいんだ、という気持ち、なんだか頭と心のギュッと固まっている部分が少し解れたのかもしれない、と思えました。ぷかぷかさんたちと過ごすと、こうなれるのかなと心が温かくなるのを感じた回でした。

 

2024年1月28日(日)第8期表現の開催します。

 

差別を超える

先日、みどりアートパークでオペラ『あん』を見てきました。

 

 ♪どらやきぃ いかがで〜す〜か〜

の歌が、見終わってからも頭の中でいつまでも響いているようなオペラです。歌の力強さをしみじみ感じました。

 

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 冴えないどら焼き屋「どら春」を舞台に、ハンセン病の差別の問題を見せてくれます。

 徳江さんはあんこを作るのが得意で、「どら春」で働き始めてからあんこのおいしさが評判になり、大繁盛。ところが徳江さんの曲がった指を見て、ハンセン病じゃないかと噂が広がり、客足は途絶えます。

 薬が開発され、ハンセン病は治る病気になり、かつての隔離政策もなくなりました。でも、病気にかかった人達を差別する、という問題は残ったままです。説明すれば解消する、という問題ではありません。そこに差別というやっかいな問題があります。私たちの心には、論理的な思考ができない部分があるのだと思います。

 

 徳江さんは隔離された施設の中で、仲間と甘いお菓子を作り、収容された人達に味わってもらいます。ハンセン病は、手足の感覚は麻痺しても、舌の感覚だけは残っているそうです。甘いお菓子にみんなは大喜び。閉ざされた世界の中で、なおも生きる喜びを感じることのできる大事な大事なひととき。

「ありがとう」「ありがとう」

と感謝されます。

 「ありがとう」に込められた思いの深さ。それを歌い上げる歌。

 徳江さんにとって甘いお菓子を作ることは「闘いだった」といいます。社会に出られないという過酷な人生を強いられる中で、なおもみんなの感謝の言葉に支えられながら自分の人生を生き生きと生きた徳江さん。それは「闘いだった」、ハンセン病を超える徳江さんの闘いだったと。

 亡くなった徳江さんに、いっしょに甘いお菓子を作り続けた仲間が言います。

 「徳江、よく頑張ったな」

 

 頑張った、というより、よく生きた。そんな感じがします。

 社会に出られない、自分の思うことが実現できない、という八方塞がりの中で、それでもみんなのために甘いお菓子を作りながら、自分の人生を生き生きと生きた徳江さん。

 

 差別するのはよくない、といったところで差別はなくなりません。ではどうすればいいのか。そのひとつの回答がオペラ『あん』だった気がします。徳江さんの生き方だった気がするのです。

 本で読むよりも、はるかに力強く、ダイナミックにそれが伝わって来た気がします。それがオペラのいいところだな、としみじみ思いました。

 

 障がいのある人達も様々な場面で差別を受けます。社会からの排除です。ひと昔ほど露骨ではないにしても、できるできないで人をわけてしまうような価値観が社会にある限り、結果的には排除されてしまう障がいのある人達は多いと思います。

 あんなにいいものを持った彼らを排除するのはもったいない、と私は思っています。

 私たちにはないいろんな魅力を持った彼らを排除すると社会が貧しくなります。

 障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい、その方がトク!というところでスタートしたぷかぷかは、彼らの魅力を様々な形で発信してきました。

 

  お惣菜のお店にこんな文字があります。こんな字を見ると、ふっと心が緩みます。こういう字が店頭にあること、それが社会の豊かさだと思います。

 

 ぷかぷかはこんな風にして障害者差別を乗り越えようとしています。

 

写真のチカラ

今朝の東京新聞に載っていた写真です。

 

 

 国立ハンセン病療養所「栗生(くりう)楽泉園」で1966年に撮られた写真だそうです。

 「舌読」をしているのは入所者の金夏日(きむはいる)さん。病のため視力を失い、指先の感覚もない金さんは、点字も読めない。でも、感覚の残る舌や唇を使えば読める。短歌を学んでいた金さんは師の歌集を読むという「最高の希望」をかなえるために「死に物狂い」で舌読を会得したといいます。

 

 金さんが、ここでこうやって生きている、ということがビリビリと伝わってくる写真です。人が生きる、ってこういうことなんだ、とあらためて思います。そういうことを一瞬で伝える写真のチカラというものを思いました。

 

 よく「障害者は不幸だ」という言葉を聞きます。でも、この一枚の写真はその薄っぺらい言葉を一瞬でひっくり返します。

 

 同じ朝刊のトップページに載っていた写真。

     

 内閣の要である官房長官に裏金疑惑が浮上したにも関わらず、説明も果たさない男。この男のおかげで裏金のまん延が常態化。

 金まみれの、なんという情けない、はずかしい人生かと思う。その人生を見つめている決定的写真。今、何を思っているのだろう。

 

 障がい者と健常者、という風にわけるのもおかしいのですが、障がいのある人の方がずっと懸命に自分の人生を生きてるじゃん!と思うのです。

 

美帆ちゃんの誕生日メニュー

 12月5日はやまゆり園障害者殺傷事件で亡くなった美帆ちゃんの誕生日でした。その日の給食メニューは「美帆さんの誕生日メニュー」。美帆ちゃんは唐揚げ、ハンバーグが大好きだったとお母さんがおっしゃっていました。

 

 特に事件について話し合ったりするわけではありませんが、こうやってスタッフが美帆ちゃんのこと忘れないで「美帆さんの誕生日メニュー」を作ってくれることはとてもうれしいことです。お母さんにもちゃんと声をかけたそうです。体調不良で食べに来られなかったのは残念でしたが。

 お母さんにとっても、こうやって娘のことをぷかぷかさんもスタッフも忘れないでいてくれることはとてもうれしいことだと思います。忘れられることがいちばん悲しいです。事件についてアーダコーダのむつかしい話ではなく、美帆ちゃんというひとりの人間を忘れないでいること。そのことが大事だと思うのです。

 機会があれば事件のこともみんなで話し合えたら、と思っています。重い話ではなく、みんなで前を向けるような話です。

「やっぱりいっしょに生きていった方が絶対いいよね」

ってみんなが思えるような話です。

 

 近くの創英大学の保育学科障害児保育の授業にぷかぷかさんが参加。こうやって一緒に何かやることが大事。ぷかぷかさんといると楽しいよね、って学生さん達は思ってくれてるみたいです。学生さん達は大学を卒業後、多くは保育の仕事に就きます。現場で障害児に何かやってあげるのではなく、いっしょに生きていく関係を作ってくれたら、と思っています。

第8期演劇ワークショップ第4回ぷかぷかワークショップ

2023年11月25日、第4回ぷかぷかワークショップのまとめ

 

字が小さくて読みにくいので、半分に分けます。

 

 

あいさつ(ネーム・ウィズ・アクション)     

ウォーミングアップ 新聞に何人乗れるだろう

・足場が狭くなっていく→一番大きく広げた状態から新聞紙を折って狭くしていく

4つのチームに分かれて実施。最後は片足で乗るなど皆苦戦しながらも頑張って乗っていた。

 

ものつくり

くるみと麦を作る

   

                     

              

              

             

            

 

 

お披露目

・それぞれのポイント

くるみ→ハートがついている。身が詰まっている。

               

 

小麦→穂がとんがっている。ぎっしり身がなっている。

           

           

 

歌の練習

 「バラを植えよう」しみじみいい歌です。

                  

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くるみと麦を工夫して運ぶ +フレデリックが運ばないことに対してのセリフを言ってみる     

・チームに分かれて運び方を工夫する      

ねずみにしたらくるみや麦は重い。どうやって運ぶ?

くるみ→一列になり横の人に渡していく。渡し終わったら先頭へ移動。

それを繰り替えす。

くるみ&麦→小麦は二人で、くるみは半分にして運ぶ。

麦②→二人で肩に担いで運ぶ。

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お話を読む(進行役&あみちゃんのピアノ)  

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フレデリックの続きの話の案の紹介

気候変動のお話し

東西南北のネズミに分かれて、西南北の国でピンチが起こり、命からがら逃げて、最終的に東(フレデリックたちの住んでいるところ)に集まる。

東西南北のピンチの話し

 

昼休憩

               

 

 

ぷかぷかさんタイム

   小山さんコマネチ

       

 

山火事・沈む島・大雨を紹介するビデオ鑑賞

 

東西南北チーム分け

 

北のネズミ班、南のネズミ班・西のネズミ班に分かれて、国を出るに至る状況を      シーンにする。

 

北のネズミ班(氷河が溶け、住んでいる島が沈む)

南のネズミ班(山火事)

西のネズミ班(大雨)

東のネズミ班(雀の襲来でお米が食べられ食べ物がない!)

 

発表 

北のネズミ班(氷河が溶け、住んでいる島が沈む)

…ばっさー・あずみちゃん・ハヤちゃん・横山さん・小山さん・よっしー

寝ていると、水が入ってくる。モップで水を外に出す。それでも入ってくる。

ここには住めない。引っ越す。引っ越し屋さんの車が来て、荷物を運びだし、自分たちも

乗り海に出る。横山ねずみ「流れに身を任せましょう」と一言。

車ももたなくなってきて、脱出!するとサメが!運び出した荷物でサーフィンをして切り

抜ける。

 

南のネズミ班(山火事)

…せつさん・ゆみち・りえちゃん・春野さん・大田さん・辻さん

ごはんを食べていると、見張り役の辻さんが山火事が起こっていると知らせに来る。

地面を掘って地下トンネルを作り逃げる。お家が燃えてしまい、絶望する。

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西のネズミ班(大雨)

…はるちゃん・あさちゃん・ももちゃん・いしちゃん・小山さん・ますみさん

大雨が降り、巣に水が入ってくる。バケツリレーで水を外に出すが追いつかない。

泳いで外に出て、高いところ避難する。木が流れてくる。それに捕まり移動。

さらに高いところへ。それを繰り返す。

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東のネズミ班(雀の襲来でお米が食べられ食べ物がない!)

…しおりん・けーこさん・ちーやん・みわっち・あいさん・せれんちゃん・こんさん・松井さん

お米を皆で食べているが、少ない。冬に備えて、お米を集めに外に出る。すると雀に食べ

られてしまう。カラスのたこで追い払う。

 

命からがら逃げてきて、集まった大勢のネズミたちでどうやって次の冬を越したらいいか考える。食べ物も雀に取られ無くなってしまった。      

「もしもフレデリックだったら」どうやって次の冬を乗り越えるか?

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歌の練習

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振り返り

 

終了

 

参加した人達の感想

●午前中はみんなで体動かしてゲームしたり、劇中でつかう小道具を作成したり、チームに分かれて黙々と作業するのがとても楽しい時間でした。最初から参加できたのが初めてだったので、たんだんと場があったまる感じを体験できて嬉しかったです。

息子と私は別チームで作業をしましたが、優しいお兄さんお姉さんたちと一緒に楽しそうな声も聞こえたり、途中でぷかぷかさんが「喉が渇いてお茶を飲みたがってるみたい」と私に伝えてくれたり、ぷかぷかさんの面倒見のよさに、心温まるやりとりにほっこりしました。息子は「だれがこおりをとかすの」の歌が大好きで、帰宅後もYouTubeで繰り返し聞いていたり、登校中も歌って!とリクエストしてくれます。フレデリックの絵本を借りてきたら、ねずみ!と大はしゃぎしています。

また来月も楽しみにしています。

 

●やはり高崎さんがお話しされたように、表現の動きの仕方が、観ている方に伝わりにくいとは感じておりましたが、始めての参加なので、いつもこんな感じで、本番に近づくと凄い力を発揮するのかなと単純に考えていましたが、普段の練習がとても重要ですよね。 後二カ月でどんな感じになるのかとても楽しみです。

 

●4回目ワークショップでは「想像力」と「創造力」という言葉が私の中でキーワードになりました。 今回はピンチをどうやって克服するか、という難しいテーマが与えられました。 私は「洪水」からどうやって逃れるか!を表現するグループ。 みんなで考えますが、なかなかアイデアが出てこない。私も長く生きていますが洪水被害にはあったことがありません。他のみんなも、「自分は経験した」という人がいなかったのでおそらく同じでしょう。 普通に日常生活を送る中で、どんな状況で「洪水被害」に遭うのか、野ネズミの洪水被害とはどんなものであり、どうやって逃れるのか。そしてぷかぷかさんたちはそんな状況をどんなふうに想像して表現するのか、というかこれは私が想像しても無駄なので、出てくる言葉に期待するしかないのですが。 TVの画面でしか見たことのないものを、しかも野ネズミの立場でどう表現するか。 洪水とはどんなものなのか、次回までに少し勉強しておこう。 そして想像力を働かせて、ぷかぷかさんたちの創造力に期待しよう。

 

●今回のワークショップは午前中に工作があるので早く参加したいと思いつつなかなか参加できません。途中から参加させて頂いております。 途中参加でもみんな快く迎え入れてくれます。 グループに分かれて演じる時間には、大変な困難を演じる時の表現などをもっと表情豊かにとのアドバイスがぷかぷかさんから出たりして、回を重ねるごとにみんな役者さんになっていくなあと思いました。 個人的に嬉しかったのは、お昼の休憩中にふたみさんからプライベートな相談を受けたことでした。悩み事を話してくれるまでの仲になれたのが嬉しかったです。 相変わらずあと2回ほどでおsh梅が出来上がるのか感がありますが、4歳の娘と歌詞だけはちゃんと覚えて次回に備えたいと思います。

 

進行役の感想

●「ぷかぷかさんたちと全力で楽しむためにはどうしたらいいんだろう?」って頭を使えば使うほど楽しめなくなる。進行役としての日々は、そんな感じです。
去年は一般参加者として参加し、大いに戸惑い、最後にはなんとも言えない、味わったことのない感情が芽生えて終わったぷかぷかワークショップ。
僕は参加して本当によかったと思いました。
今年も初めて参加する方が何名かいます。
その方たちは、一体どんなことを感じるんだろう?と、とても気になります。
忙しさの中で、つい合理的に、効率的に物事を考えてしまい、今の楽しみ方を忘れてしまう。
ワークショップのプログラムを考える際も、そんな葛藤を抱えながら取り組んでいる気がします。
とは言えワークショップ当日を迎えてしまえば、色々考えていることは無駄で、色々なことが起こる。失敗も成功もない。ただみんなが楽しんでいるかどうか。自分が楽しめているかどうか。
相変わらずぷかぷかワークショップでは、たくさんの気付きがあるなぁとつくづく思います。
なんだかんだで残り少なくなってきましたが、悔いのないように全力で楽しみたいと思います。

FMヨコハマでおしゃべりしてきました。

FMヨコハマでぷかぷかのこと、色々おしゃべりしてきました。若いきれいなお姉さん相手で 少し緊張しましたが、お姉さんのリードのおかげでコンパクトにまとめられた感じはします。なによりも音楽が入るととてもいいですね。下に録音のデータ貼り付けましたので聞いてみて下さい。

 

omny.fm

オペラ『あん』は差別の問題を超えようとする

12月17日(日)みどりアートパークホールでオペラシアターこんにゃく座のオペラ『あん』が上演されます。

 

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 冴えないどら焼き屋が舞台です。あんを作ることがうまい徳江が来てからどら焼き屋は大繁盛。ところが徳江の曲がった指を見て、

「ハンセン病患者じゃないか」

といううわさが広がり、あっという間に売り上げが落ちてしまいます。徳江は自分がかつてかかった病気が原因だと、お店を辞めます。

 

 ハンセン病は、現在では有効な治療薬が開発され、早期発見と早期治療により、障がいを残すことなく外来治療で治すことができるようになっています。ところがハンセン病は怖いという思い込みから始まる「差別」は今もあります。

 「ハンセン病に対する偏見や差別をなくしましょう!」

などといくら叫んでも、こういった「差別」はなくなりません。そんなことでは「差別」はなくならないのです。そこに「差別」という問題の難しさがあります。

 そのやっかいな問題に果敢に挑んだのがこのオペラ『あん』です。

 

 中学生の頃にハンセン病を発症した徳江は施設に隔離され、外の世界に出ることも許されず、絶望のどん底に突き落とされます。自ら命を絶つことを考える人も、周りにいます。

 そんな中で、ふとしたことがきっかけで徳江は生きる希望を見つけます。徳江は教師になることが夢でした。そうやって人の役に立ちたいと。でも施設に隔離された身では、それは到底叶わない夢。悲しみに暮れる日々でした。

 でも、人の役に立つような仕事ができなくても、今、こうやって生きていること自体に意味があり、価値があることに気がつきます。それがある限り、社会に「差別」があっても、徳江は自分の人生を生き生きと生きることができます。

 生きることの価値を歌い上げる徳江の歌がすばらしいです。歌っていいなぁ、としみじみ思えます。

 

 オペラという表現方法を用いることで、「差別」という重い問題を、アーダコーダややこしい話をせずに超えていくところがすごくいいなと思いました。ぜひ見て下さい。背中がすっと伸びるような気持ちのよさがあります。

 

  公演後に原作台本:ドリアン助川さん、作曲:寺島陸也さん、こんにゃく座代表・音楽監督:萩京子さんによるスペシャルトークがあります。普段聞くことのできない貴重なトークです。ぜひ聞いて下さい。

 

 公演のチケット、問い合わせはオペラシアターこんにゃく座まで。電話044-930-1720

konnyakuza-news.blogspot.com

 

 『あん』の原作はこちら。小説もおもしろいですが、オペラはまた違うおもしろさを見せてくれます。

                     

 

 ハンセン病の差別と並んで「障害者差別」という問題があります。障害があるために一般企業に就職することがむつかしかったり、障害者のグループホームを建てようとすると建設反対運動が起こったりします。共生社会を作ろう、とか、ともに生きる社会を作ろう、といったことが叫ばれますが、そんなこといったところで、障害者差別の問題が解決できるわけではありません。

 ぷかぷかは「障害者差別」を、特に糾弾したりはしません。ただ、障害のある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ、その方がトク!と言い続けています。お店の運営にしても、演劇ワークショップにしても、障害のある人たちといっしょに生きていくことを具体的に実現しています。

 結果、ぷかぷかのまわりでは障害のある人達はいて当たり前、という雰囲気ができ、「障害者差別」という問題は見当たりません

 彼らといっしょに生きていくこと、彼らと楽しい日々を創り出すこと、そうすることで、このやっかいな差別の問題をぷかぷかと超えることができたのだと思います。「ぷかぷかと超える」というところがミソです。

第8期演劇ワークショップ第3回目

 

★文字が小さくなって読みにくいので、半分に分けます。

 

 

 

■ネーム・ウィズ・アクション

 恒例の導入アクション。みんな慣れた感じで自分の名前とアクション。

 

■導⼊のゲーム

猫に⾒つからないように⾵船を運ぶ

→猫が鳴いている間は動けるが、振り返ったら止まる。動いていたら振り出しに戻る。

・横山さんのストップモーションが素晴らしかった。

・寺ちゃんが動いていたけど、にゃーにゃー鳴いて猫のふりをしてごまかしたのが面白かった。

 

■絵本の読み聞かせ(進⾏役チームが1ページづつ)

 

■巨⼤とうもろこし⼯作(4チーム(各8⼈程度)に分かれる)

 

■お披露⽬とうもろこし運び(せつ)

作ったとうもろこしを⾒せるだけではなく、全員で運ぶ様⼦をみせる

手を使わないで運んでみる

グループ① 腰に乗せる

グループ② 足に挟んで運ぶ

グループ③ 背中に乗せる

グループ④ 手は使わず腕に乗せる

 

■⾊のワーク

チームに分かれて、好きな⾊を⼀⼈⼀⼈挙げてもらう→「なんで好きなのか」聞く→その⾊で思い浮かぶものを挙げてもらう→チームの中で、⼀つ⾊を選んで、動きと⾳(擬⾳)で表してもらう→他のグループの⼈に何⾊か当ててもらう。

チーム① バレーをお踊り、「ごきげんよう」とお辞儀。無色透明色

チーム② ラムネのビー玉が落ちて、ラムネがしゅわしゅわ吹き出す様子を表現。水色

チーム③ ブタ、フラミンゴ、ガネーシャを表現。ピンク

チーム④ 身体全体でめらめら燃える炎を表現。赤

     木。鳥がやってくる。緑

     チーズを食べるねずみ。黄色

     手でハートを作り、飛び交う。ピンク

チーム⑤ リンゴの木を表現。赤

     フライパンで炒められるなすを表現。むらさき。

 

 

■あみちゃんと歌練習

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■ぷかぷかさんによるお楽しみタイム

ふっちーさんのみんなで「えいえいおー!」と大きい声を出す

ちーやんのエアロビ

 

■絵本の読み聞かせ② こずえさんに読んでもらう

 

■グループごとに「光を集める(それを使ってみる)」シーンを作る

 

■発表

進⾏役がねずみたち(他のグループの⼈たち)に、原作のねずみたちの状況(冬、 ⾷べ物が少なくなっている、おしゃべりをする気にもならない)を思い出してもらう。

発表する時は「君たちにおひさまのひかりをあげよう。」と⾔って、ひかりを分けてもらうシーンもやってもらう。

 

グループ① 円になって、空に向かって手をひらひら。きらきら光った光の宝石を集める。

      集めた光の宝石を胸にあてると温かい。その宝石を皆にも渡す。

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グループ② 円になって光のダンスをして光を集める。光をあげたい人に向かって手をひらひらさせて、分ける。

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グループ③ 

〈ケース1〉スポンジねずみ。身体いっぱいに光を吸収する。ずっと溜めておけないので、ストローを使って、自分の体から別へ保存しておく。

光を分ける時はそれを皆で身体全体で放つ。

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〈ケース2〉光をねじねじと巻き、こよりを何本も作る。光の糸。それを皆に放つ。

 

 

グループ④ 輪になって、空に向かって手をひらひらさせて光を集め、光のおにぎりを作る。  

 分ける時はそれを皆に投げる。光が無くなったら、「春よ来い」と歌って春を呼ぶ。

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グループ⑤ 空に向かって手をかざし光を集め、春野さんに放つ。それを受けた春野さんが光の波動を皆に放つ。爆発。

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・ひかりを受けたねずみたちからは温かかった、逆に寒かったなどの感想が。

 

 

■あみちゃんと歌の練習

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●今日はいつもより早く終わった感があって、少し慣れて来たのかな?と思ったが、いやいやまだ慣れる迄行っていないし、自分のぎこちない動きにぷかぷかさんの自然体を学ばなければと思いながら、半分諦めの気持ちになってしまう😱 演劇ワークショップをはじめて3回目となると、一人一人の性格が段々と分かって来て、親しみを感じ行動や言動につい微笑んでしまう事が増えて来た。 そして何よりも発想がユニークなのには毎回驚かされる💓 とうもろこし作りや、お日様の光を浴びる動きなど、考えも付かないアイデアが次から次へと出て来るのには、感動しっぱなしでした。 今日も有意義な1日を過ごさせて頂きました事に感謝です。

 

 

●ワークショップ ぷかぷか演劇でとつぜんの本読みをまかされた
大好きなフレデリック絵本だったのでとても入り込んで楽しく語ることができた

私が読む前に何度か大判の絵本でストーリーに馴染んでいたこともあって
一コマの部分が印象に残っている人
共感した部分が印象に残っている人
ストーリーを分からないという人
みんなの反応も様々である

フレデリックってどんなネズミかなあ
このシーンのフレデリックの気持ちってどうなの?

お互い本を通しての思いのキャッチボールを続けてみる

なるほどそうきたかの驚きの一言に新しい発見もあり考えさせられる

フレデリックとお友達になれそうかしら?の私の問いに皆んなが頷いてくれた

この本の根底に流れているひとつ一つの自由で束縛のない暖かな空気やひかりがぷかぷかさんの生活や居場所に重なっていく
さもないことのように思えて難しさも含んでいる現実!

その後、私とぷかぷかさんの13年前の出会いのエピソードを伝えた

今日のように秋の木漏れ日の時間 ぷかぷかさんが近くの公園でホウキとゴミ袋を持って落ち葉の掃除をしている場面で
その姿からフレデリックの集めている陽の光のように
ほわっとあたたかい光が生まれていることを伝えた

まるでフレデリックとおんなじだったなぁ

そういうわけさ

パン屋さんが出来て、わんどが出来て、お日さまの台所ができて私はもちろんのこと
霧ヶ丘の住民はぷかぷかさんにお世話になっている
ぷかぷかさんがいる事が普通の生活がここにある

 

★これを書いた方はぷかぷかおかし工房の真向かいの家に住んでいます。ですから暮らしの中にぷかぷかさんたちがいます。そのぷかぷかさんたちの姿から、フレデリックの集めている陽の光のように、ほわっとあたたかい光が生まれていた、という出会いがすばらしいですね。障がいのある人達とこんな風に出会えるなんてすばらしいと思います。ぷかぷかさんたちが地域の人達を幸せにしている風景が目に浮かびます。

 

●今日は3回目のワークショップでした。いつものようにみんなでゲームをして体と心がほぐれます。

今日は、ネズミが運ぶとうもろこしを、グループに分かれて作るということをしました。

どんなふうに作ろうかとみんなで考えていると、平本さんがさっさととうもろこしの絵を書いてくれたので

とても作りやすくなりました。

とうもろこしの粒々のところは、春野さんが、大きい目のプチプチを外に貼ってつぶつぶに見立てるという案を出してくれました。

両面テープを使う所が多く、剥がすのが下手な私ですが、そこは若い彼らが難なくやってくれて、

共同作業で一つの作品が生まれました。

作品ができたことも喜びですが、その間のいろいろなやりとりやちょっとした会話が私にとってはかけがえのないものに感じます。コミュニケーションできることがとても嬉しいです。

思わぬ発想や、踊りや、表現の自由さにも脳が刺激され、楽しくてずっと笑っていられます!

また、フレデリックの物語を今日はじっくりと読み聞かせしてもらいました。

振り返ると、ちょっと変わったねずみのフレデリックがぷかぷかさんと重なって見えます。

生産性や効率や数字ばかり重要視される世の中。「見えない、さわれない、形がない、お金では買えない大切なもの」がたくさんあるのに。

人が生きていく上で、心の豊かさというものがどれだけ大事か。

ぷかぷかさんたちが、そんなことを気づかせてくれる存在に思えてなりません。

 

 

●演劇ワークショップに参加して、今回また素晴らしいなと思ったところは、セレンちゃんとpukapukaさんの距離がより縮まったかなと思えたところでした。 ゆみっちに抱きつきに行ったり、横山さんはセレンちゃんの横暴ぶりに、躾けないといけない。と叱ってくれたり。 休憩時間にみんなにダンス見てもらったり。幼稚園に行くより良い経験をさせてもらっていると思います。 今回フレデリックの本を初めて内容を知りました。 フレデリックはブッタだなと思いました。 本を読んでくださったかたが、フレデリックとpukapukaさんが重なったというエピソードをお話しくださり、その通りだなと思いました。 今日、29歳のママ友をpukapukaさんに誘い、プカプカパン屋、おひさまの台所でランチしました。 お誘いして来るまでに1年以上かかりました。 パン屋から出て橋を渡るまでに、数人のpukapukaさんに会いました。 みんなこちらから話しかける前に、『今日のお昼は唐揚げだよ〜行ってきて〜。』と声をかけてくれて何気ないけど幸せな会話を数回繰り返しました。 そしておひさまの台所に到着する前に、ママ友さん感動してタオルで涙を拭いてました。 そこに居てただお昼のメニューを伝えただけで、彼女の氷を溶かすpukapukaさんなのでした。 やっぱりすごいなと思いました。
 
●土曜日、寝る前に息子が

「ねずみやったねー、みみとしっぽつけたね!ぴょん、ぴょんって!」
「おうた、うたったねー!」
と満足そうに話してくれたのが印象的でした。
 
あの息子のイキイキとした光景がはっきり焼き付いていて、いい経験をできる場所に出会えて嬉しいです。
 
 
 
 
 
 
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