ぷかぷか日記

FMヨコハマでおしゃべりしてきました。

FMヨコハマでぷかぷかのこと、色々おしゃべりしてきました。若いきれいなお姉さん相手で 少し緊張しましたが、お姉さんのリードのおかげでコンパクトにまとめられた感じはします。なによりも音楽が入るととてもいいですね。下に録音のデータ貼り付けましたので聞いてみて下さい。

 

omny.fm

オペラ『あん』は差別の問題を超えようとする

12月17日(日)みどりアートパークホールでオペラシアターこんにゃく座のオペラ『あん』が上演されます。

 

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 冴えないどら焼き屋が舞台です。あんを作ることがうまい徳江が来てからどら焼き屋は大繁盛。ところが徳江の曲がった指を見て、

「ハンセン病患者じゃないか」

といううわさが広がり、あっという間に売り上げが落ちてしまいます。徳江は自分がかつてかかった病気が原因だと、お店を辞めます。

 

 ハンセン病は、現在では有効な治療薬が開発され、早期発見と早期治療により、障がいを残すことなく外来治療で治すことができるようになっています。ところがハンセン病は怖いという思い込みから始まる「差別」は今もあります。

 「ハンセン病に対する偏見や差別をなくしましょう!」

などといくら叫んでも、こういった「差別」はなくなりません。そんなことでは「差別」はなくならないのです。そこに「差別」という問題の難しさがあります。

 そのやっかいな問題に果敢に挑んだのがこのオペラ『あん』です。

 

 中学生の頃にハンセン病を発症した徳江は施設に隔離され、外の世界に出ることも許されず、絶望のどん底に突き落とされます。自ら命を絶つことを考える人も、周りにいます。

 そんな中で、ふとしたことがきっかけで徳江は生きる希望を見つけます。徳江は教師になることが夢でした。そうやって人の役に立ちたいと。でも施設に隔離された身では、それは到底叶わない夢。悲しみに暮れる日々でした。

 でも、人の役に立つような仕事ができなくても、今、こうやって生きていること自体に意味があり、価値があることに気がつきます。それがある限り、社会に「差別」があっても、徳江は自分の人生を生き生きと生きることができます。

 生きることの価値を歌い上げる徳江の歌がすばらしいです。歌っていいなぁ、としみじみ思えます。

 

 オペラという表現方法を用いることで、「差別」という重い問題を、アーダコーダややこしい話をせずに超えていくところがすごくいいなと思いました。ぜひ見て下さい。背中がすっと伸びるような気持ちのよさがあります。

 

  公演後に原作台本:ドリアン助川さん、作曲:寺島陸也さん、こんにゃく座代表・音楽監督:萩京子さんによるスペシャルトークがあります。普段聞くことのできない貴重なトークです。ぜひ聞いて下さい。

 

 公演のチケット、問い合わせはオペラシアターこんにゃく座まで。電話044-930-1720

konnyakuza-news.blogspot.com

 

 『あん』の原作はこちら。小説もおもしろいですが、オペラはまた違うおもしろさを見せてくれます。

                     

 

 ハンセン病の差別と並んで「障害者差別」という問題があります。障害があるために一般企業に就職することがむつかしかったり、障害者のグループホームを建てようとすると建設反対運動が起こったりします。共生社会を作ろう、とか、ともに生きる社会を作ろう、といったことが叫ばれますが、そんなこといったところで、障害者差別の問題が解決できるわけではありません。

 ぷかぷかは「障害者差別」を、特に糾弾したりはしません。ただ、障害のある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ、その方がトク!と言い続けています。お店の運営にしても、演劇ワークショップにしても、障害のある人たちといっしょに生きていくことを具体的に実現しています。

 結果、ぷかぷかのまわりでは障害のある人達はいて当たり前、という雰囲気ができ、「障害者差別」という問題は見当たりません

 彼らといっしょに生きていくこと、彼らと楽しい日々を創り出すこと、そうすることで、このやっかいな差別の問題をぷかぷかと超えることができたのだと思います。「ぷかぷかと超える」というところがミソです。

第8期演劇ワークショップ第3回目

 

★文字が小さくなって読みにくいので、半分に分けます。

 

 

 

■ネーム・ウィズ・アクション

 恒例の導入アクション。みんな慣れた感じで自分の名前とアクション。

 

■導⼊のゲーム

猫に⾒つからないように⾵船を運ぶ

→猫が鳴いている間は動けるが、振り返ったら止まる。動いていたら振り出しに戻る。

・横山さんのストップモーションが素晴らしかった。

・寺ちゃんが動いていたけど、にゃーにゃー鳴いて猫のふりをしてごまかしたのが面白かった。

 

■絵本の読み聞かせ(進⾏役チームが1ページづつ)

 

■巨⼤とうもろこし⼯作(4チーム(各8⼈程度)に分かれる)

 

■お披露⽬とうもろこし運び(せつ)

作ったとうもろこしを⾒せるだけではなく、全員で運ぶ様⼦をみせる

手を使わないで運んでみる

グループ① 腰に乗せる

グループ② 足に挟んで運ぶ

グループ③ 背中に乗せる

グループ④ 手は使わず腕に乗せる

 

■⾊のワーク

チームに分かれて、好きな⾊を⼀⼈⼀⼈挙げてもらう→「なんで好きなのか」聞く→その⾊で思い浮かぶものを挙げてもらう→チームの中で、⼀つ⾊を選んで、動きと⾳(擬⾳)で表してもらう→他のグループの⼈に何⾊か当ててもらう。

チーム① バレーをお踊り、「ごきげんよう」とお辞儀。無色透明色

チーム② ラムネのビー玉が落ちて、ラムネがしゅわしゅわ吹き出す様子を表現。水色

チーム③ ブタ、フラミンゴ、ガネーシャを表現。ピンク

チーム④ 身体全体でめらめら燃える炎を表現。赤

     木。鳥がやってくる。緑

     チーズを食べるねずみ。黄色

     手でハートを作り、飛び交う。ピンク

チーム⑤ リンゴの木を表現。赤

     フライパンで炒められるなすを表現。むらさき。

 

 

■あみちゃんと歌練習

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■ぷかぷかさんによるお楽しみタイム

ふっちーさんのみんなで「えいえいおー!」と大きい声を出す

ちーやんのエアロビ

 

■絵本の読み聞かせ② こずえさんに読んでもらう

 

■グループごとに「光を集める(それを使ってみる)」シーンを作る

 

■発表

進⾏役がねずみたち(他のグループの⼈たち)に、原作のねずみたちの状況(冬、 ⾷べ物が少なくなっている、おしゃべりをする気にもならない)を思い出してもらう。

発表する時は「君たちにおひさまのひかりをあげよう。」と⾔って、ひかりを分けてもらうシーンもやってもらう。

 

グループ① 円になって、空に向かって手をひらひら。きらきら光った光の宝石を集める。

      集めた光の宝石を胸にあてると温かい。その宝石を皆にも渡す。

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グループ② 円になって光のダンスをして光を集める。光をあげたい人に向かって手をひらひらさせて、分ける。

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グループ③ 

〈ケース1〉スポンジねずみ。身体いっぱいに光を吸収する。ずっと溜めておけないので、ストローを使って、自分の体から別へ保存しておく。

光を分ける時はそれを皆で身体全体で放つ。

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〈ケース2〉光をねじねじと巻き、こよりを何本も作る。光の糸。それを皆に放つ。

 

 

グループ④ 輪になって、空に向かって手をひらひらさせて光を集め、光のおにぎりを作る。  

 分ける時はそれを皆に投げる。光が無くなったら、「春よ来い」と歌って春を呼ぶ。

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グループ⑤ 空に向かって手をかざし光を集め、春野さんに放つ。それを受けた春野さんが光の波動を皆に放つ。爆発。

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・ひかりを受けたねずみたちからは温かかった、逆に寒かったなどの感想が。

 

 

■あみちゃんと歌の練習

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●今日はいつもより早く終わった感があって、少し慣れて来たのかな?と思ったが、いやいやまだ慣れる迄行っていないし、自分のぎこちない動きにぷかぷかさんの自然体を学ばなければと思いながら、半分諦めの気持ちになってしまう😱 演劇ワークショップをはじめて3回目となると、一人一人の性格が段々と分かって来て、親しみを感じ行動や言動につい微笑んでしまう事が増えて来た。 そして何よりも発想がユニークなのには毎回驚かされる💓 とうもろこし作りや、お日様の光を浴びる動きなど、考えも付かないアイデアが次から次へと出て来るのには、感動しっぱなしでした。 今日も有意義な1日を過ごさせて頂きました事に感謝です。

 

 

●ワークショップ ぷかぷか演劇でとつぜんの本読みをまかされた
大好きなフレデリック絵本だったのでとても入り込んで楽しく語ることができた

私が読む前に何度か大判の絵本でストーリーに馴染んでいたこともあって
一コマの部分が印象に残っている人
共感した部分が印象に残っている人
ストーリーを分からないという人
みんなの反応も様々である

フレデリックってどんなネズミかなあ
このシーンのフレデリックの気持ちってどうなの?

お互い本を通しての思いのキャッチボールを続けてみる

なるほどそうきたかの驚きの一言に新しい発見もあり考えさせられる

フレデリックとお友達になれそうかしら?の私の問いに皆んなが頷いてくれた

この本の根底に流れているひとつ一つの自由で束縛のない暖かな空気やひかりがぷかぷかさんの生活や居場所に重なっていく
さもないことのように思えて難しさも含んでいる現実!

その後、私とぷかぷかさんの13年前の出会いのエピソードを伝えた

今日のように秋の木漏れ日の時間 ぷかぷかさんが近くの公園でホウキとゴミ袋を持って落ち葉の掃除をしている場面で
その姿からフレデリックの集めている陽の光のように
ほわっとあたたかい光が生まれていることを伝えた

まるでフレデリックとおんなじだったなぁ

そういうわけさ

パン屋さんが出来て、わんどが出来て、お日さまの台所ができて私はもちろんのこと
霧ヶ丘の住民はぷかぷかさんにお世話になっている
ぷかぷかさんがいる事が普通の生活がここにある

 

★これを書いた方はぷかぷかおかし工房の真向かいの家に住んでいます。ですから暮らしの中にぷかぷかさんたちがいます。そのぷかぷかさんたちの姿から、フレデリックの集めている陽の光のように、ほわっとあたたかい光が生まれていた、という出会いがすばらしいですね。障がいのある人達とこんな風に出会えるなんてすばらしいと思います。ぷかぷかさんたちが地域の人達を幸せにしている風景が目に浮かびます。

 

●今日は3回目のワークショップでした。いつものようにみんなでゲームをして体と心がほぐれます。

今日は、ネズミが運ぶとうもろこしを、グループに分かれて作るということをしました。

どんなふうに作ろうかとみんなで考えていると、平本さんがさっさととうもろこしの絵を書いてくれたので

とても作りやすくなりました。

とうもろこしの粒々のところは、春野さんが、大きい目のプチプチを外に貼ってつぶつぶに見立てるという案を出してくれました。

両面テープを使う所が多く、剥がすのが下手な私ですが、そこは若い彼らが難なくやってくれて、

共同作業で一つの作品が生まれました。

作品ができたことも喜びですが、その間のいろいろなやりとりやちょっとした会話が私にとってはかけがえのないものに感じます。コミュニケーションできることがとても嬉しいです。

思わぬ発想や、踊りや、表現の自由さにも脳が刺激され、楽しくてずっと笑っていられます!

また、フレデリックの物語を今日はじっくりと読み聞かせしてもらいました。

振り返ると、ちょっと変わったねずみのフレデリックがぷかぷかさんと重なって見えます。

生産性や効率や数字ばかり重要視される世の中。「見えない、さわれない、形がない、お金では買えない大切なもの」がたくさんあるのに。

人が生きていく上で、心の豊かさというものがどれだけ大事か。

ぷかぷかさんたちが、そんなことを気づかせてくれる存在に思えてなりません。

 

 

●演劇ワークショップに参加して、今回また素晴らしいなと思ったところは、セレンちゃんとpukapukaさんの距離がより縮まったかなと思えたところでした。 ゆみっちに抱きつきに行ったり、横山さんはセレンちゃんの横暴ぶりに、躾けないといけない。と叱ってくれたり。 休憩時間にみんなにダンス見てもらったり。幼稚園に行くより良い経験をさせてもらっていると思います。 今回フレデリックの本を初めて内容を知りました。 フレデリックはブッタだなと思いました。 本を読んでくださったかたが、フレデリックとpukapukaさんが重なったというエピソードをお話しくださり、その通りだなと思いました。 今日、29歳のママ友をpukapukaさんに誘い、プカプカパン屋、おひさまの台所でランチしました。 お誘いして来るまでに1年以上かかりました。 パン屋から出て橋を渡るまでに、数人のpukapukaさんに会いました。 みんなこちらから話しかける前に、『今日のお昼は唐揚げだよ〜行ってきて〜。』と声をかけてくれて何気ないけど幸せな会話を数回繰り返しました。 そしておひさまの台所に到着する前に、ママ友さん感動してタオルで涙を拭いてました。 そこに居てただお昼のメニューを伝えただけで、彼女の氷を溶かすpukapukaさんなのでした。 やっぱりすごいなと思いました。
 
●土曜日、寝る前に息子が

「ねずみやったねー、みみとしっぽつけたね!ぴょん、ぴょんって!」
「おうた、うたったねー!」
と満足そうに話してくれたのが印象的でした。
 
あの息子のイキイキとした光景がはっきり焼き付いていて、いい経験をできる場所に出会えて嬉しいです。
 
 
 
 
 
 

みんなが「Happy!」になる障害者雇用

「障がいのある人達と共に働く社会」と題した東急百貨店のチーム「えんちか」の報告が先日ありました。

 「2013年4月、横浜市内の東急百貨店たまプラーザ店に障害者中心の部署として新設。 ”縁の下の力持ち”を意味して名づけられた。神奈川県内の養護学校を卒業した知的障害 のある6人が伝票の記入・シール貼り・ギフトBOXの箱折りなど、売り場運営に欠かせ ない業務を裏方で担当している。丁寧で正確な仕事ぶりで職場内から信頼も厚い。今春 2023年4月、勤続10年を6人全員で祝った。福祉や障害の知識が全くない一企業 担当者の迷走10年を赤裸々に語ります。」

 

 とてもおもしろい報告でした。

 

 障害者雇用は障害者のためというより、彼らが職場に入ることで雇用する企業を豊かにするものではないかと以前から思っています。

 職場の方の多くは、たいていの場合、障がいのある人達とのおつきあいがあまりありません。そんな職場に障害のある方が入って仕事をすると、いわゆるふつうの人のようにスムーズに仕事が進みません。どうしたらいいのか。半端じゃない創意工夫が求められます。

 そうして何よりも相手と人として出会えます。その人のそばにいるとなんだか楽しいとか、ふっと心が和むとか。

 創意工夫とあわせ、そういったことが職場を豊かにします。だからこそ、障害者雇用は積極的にやった方がトク!だと私は思うのです。

 

職場の反応です。

 

 職場の人達のこういった気づきが、職場を豊かにします。これこそが障害者雇用の意味であり、障がいのある人達が社会に必要な理由です。上から目線で何かやってあげる人達ではなく、フラットな関係でいっしょに生きていく人たちです。

 

「チームえんちか」の約束ごと

 

 「周囲に理解を求めるより先に仕事で信頼される。」「《一生懸命頑張りました》だけでは通用しません。」とても大事なことですね。

 「周囲に理解を求める」は一つの甘えです。障害者であることに甘えています。それではいつまでたっても自立できないし、自分の人生を歩むこともできません。障害者という枠を取っ払った《私》をしっかり生きて欲しいと思うのです。

 そうやって仕事そのもので勝負してきた結果、みんながこんな風に成長していきます。

 

 働く喜びがビリビリと伝わってきます。実社会で働くことの意味がよくわかります。

 

更に

 

 働くことはすばらしい人生の実現です。

 一方で、私たち自身はそういったことをどこまで自覚しているんだろう、なんてふと思ったり。やっぱり彼らにもっともっと学ばねば、と思ったりするのです。

 

 現場ではこんな感じで働いています。

 

 こういった日々がお互いを成長させます。

 

 みんなが「Happy!」というのがいいですね。

 

 みんなの成長がそのまま表情にでています。

 

 ユニクロ柳井会長のコメント

 

 このコメントだけでは語りきれないほどのものが、障がいのある人達とのおつきあいからは生まれてきます。どんなものが生まれてくるかは現場で彼らとおつきあいすればすぐにわかります。

 

 彼らを雇用するにあたって現場で格闘した方の言葉。言葉の裏にある背景が目に浮かびます。

 

 「自分の会社がよくなるための障害者雇用」とありますが会社も障がいのある人達もお互いが豊かになるための障害者雇用」という風にして欲しいですね。

いっしょに生きると社会が豊かになる、ということ。

 

 文化は社会を豊かにします。ぷかぷかが生み出したものが横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞したのは、障がいのある人たちといっしょに生きることで生まれるものが、「社会を豊かにする」と認められた、ということではないかと思います。

 何かとマイナス評価の多い障がいのある人達ですが、でも、彼らといっしょに生きると、そこで生まれるものが社会を豊かにするなんて、なんか素敵じゃないですか。これはでも、ぷかぷかが創設当初からずっと言い続けてきたことです。

 大事なことは、ぷかぷかさんたちと「支援」という上から目線の関係ではなく、いっしょに生きるというフラットな関係であるということ。そういう関係があってはじめて社会を豊かにするものが生まれてきます。

 この舞台の豊かさは、彼らといっしょに生きていればこそのこと。「支援」とか「指導」をしていると、こんな楽しい舞台は生まれません。    

 

 障がいのある人達はいろんな面で私たちと違うところがたくさんあります。違うからこそ、いっしょに生きていくと社会は豊かになります。

 写真を見ながら似顔絵を描くと、こんな絵を描く人がいます。似顔絵がどうしてこんな絵になるのか、不思議な感じがしますが、世界の感じ方、表現の仕方が私たちとは全く違うんだろうと思います。

         

 こんな絵を描く人が社会にいると、社会の幅がグンと広がります。その幅の広がりこそが社会の豊かさです。こんな絵のある社会は、なんかそれだけで楽しい気がします。

 

 前にも書きましたが、セノーさんは言葉がなかなか出てこないことがあります。

          

 

 以前、売り上げを毎日郵便局に入金に行っていました、入金伝票にぷかぷかのはんこを押すためにスタンプ台を借りるのですが、「スタンプ台貸してください」という言葉がなかなか出ません。郵便局に窓口に立ったまま、上の写真のような感じで、「あ〜」「あ〜」「あ〜」…と繰り返すばかり、郵便局のお姉さんたちは、この人何しに来たんだろうと思っていました。

 で、しばらくしてからようやく「スタンプ台貸してください」といい、スタンプ台を貸してもらい、ぷかぷかのはんこを押すことができました。

         

                          映画『Secret of Pukapuka』

 お姉さんたちがえらいな、と思ったのは、セノーさんが何しに来たのかわかっていても、彼が「スタンプ台貸してください」というまで、毎日ずっと待っててくれたことです。待っている間のセノーさんの雰囲気がなんとも楽しかったのだと思います。

 

 郵便局のお姉さんたちは、ぷかぷかができるまで、障がいのある人達とおつきあいするような機会はなかったようです。初めて出会うぷかぷかさんたちに、最初は戸惑っていたと思います。でもセノーさんとのやりとりは毎日とても楽しくて、たちまち彼のファンになってしまいました。セノーさんはそうやって毎日「あ〜」「あ〜」「あ〜」…いいながら郵便局をやわらかく耕していたのです。

 ぷかぷかさんがいること、それが社会を豊かにします。

 

 これは先日パン屋のドアに貼ってあったお知らせです。

        

 私たちが書いても、多分おもしろくもなんともないお知らせになります。ぷかぷかさんの書いたお知らせはなんとも楽しいです。こういった楽しさが社会を豊かなものにします。

 彼らといっしょに生きると、こんなものがいっぱい生まれます。

 

 「地球を守ろう」なんて呼びかけも私たちだけでやると、堅い、真面目な、おもしろくもないものになってしまいますが、ぷかぷかさんと一緒にやると、こんな楽しい呼びかけになります。

  

 これもいっしょに生きることで社会が豊かになる一例です。

 センスがね、私たちの何倍もいい気がします。そういったことを素直に認める事こそ大事だと思います。そこから彼らとのフラットなおつきあいが生まれ、社会を豊かにするものが生まれます。彼らとはいっしょに生きていった方がトク!なのです。

 

www.pukapuka.or.jp

 

東京新聞に受賞の記事

東京新聞に横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞することになったことが大きく載ってました。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

 とても励みになります。

 「共生社会といった言葉を使わなくても、自然と一緒に暮らせる地域づくり。ぷかぷかはこれからも続けていく。」と記事は締めくくられていました。

いっしょに生きると社会が豊かになる、ということ。

 文化は社会を豊かにします。ぷかぷかが生み出したものが横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞したのは、障がいのある人たちといっしょに生きることで生まれるものが、「社会を豊かにする」と認められた、ということではないかと思います。

 何かとマイナス評価の多い障がいのある人達ですが、でも、彼らといっしょに生きると、そこで生まれるものが社会を豊かにするなんて、なんか素敵じゃないですか。これはでも、ぷかぷかが創設当初からずっと言い続けてきたことです。

 大事なことは、ぷかぷかさんたちと「支援」という上から目線の関係ではなく、いっしょに生きるというフラットな関係であるということ。そういう関係があってはじめて社会を豊かにするものが生まれてきます。

 「支援する」とか「指導する」といった関係では、こんな楽しい舞台はできません。

    

 

 障がいのある人達はいろんな面で私たちと違うところがあります。違うからこそ、いっしょに生きていくと社会は豊かになります。いろんな人がいることが社会の豊かさです。

 写真を見ながら似顔絵を描くと、こんな絵を描く人がいます。似顔絵がどうしてこんな絵になるのか、不思議な感じがしますが、世界の感じ方、表現の仕方が私たちとは全く違うんだろうと思います。

    

 こんな絵を描く人が社会にいると、社会の幅がグンと広がります。その幅の広がりこそが社会の豊かさです。こんな絵のある社会は、なんかそれだけで楽しい気がします。

 

 前にも書きましたが、セノーさんは言葉がなかなか出てこないことがあります。

   

 

 以前、売り上げを毎日郵便局に入金に行っていました、入金伝票にぷかぷかのはんこを押すためにスタンプ台を借りるのですが、「スタンプ台貸してください」という言葉がなかなか出てきません。郵便局の窓口に立ったまま、上の写真のような感じで、「あ〜」「あ〜」「あ〜」…と繰り返すばかり、郵便局のお姉さんたちは、この人何しに来たんだろうと思っていました。

 で、しばらくしてからようやく「スタンプ台貸してください」といい、スタンプ台を貸してもらい、ぷかぷかのはんこを押すことができました。

   

                          映画『Secret of Pukapuka』

 お姉さんたちがえらいな、と思ったのは、セノーさんが何しに来たのかわかっていても、彼が「スタンプ台貸してください」というまで、毎日ずっと待っててくれたことです。待っている間のセノーさんの雰囲気がなんとも楽しかったのだと思います。

 

 郵便局のお姉さんたちは、ぷかぷかができるまで、障がいのある人達とおつきあいするような機会はあまりなかったようです。初めて出会うぷかぷかさんたちに、最初は戸惑っていたと思います。でもセノーさんとのやりとりは毎日とても楽しくて、たちまち彼のファンになってしまいました。セノーさんはそうやって毎日「あ〜」「あ〜」「あ〜」…いいながら郵便局をやわらかく耕していたのです。

 ぷかぷかさんが街にいること、そして街の人たちと日々の暮らしの中でおつきあいをしていること。それが社会を豊かにします。郵便局のお姉さんたちを見ていると、それがよくわかります。

 

 これは先日パン屋のドアに貼ってあったお知らせです。

   

 私たちが書いても、多分おもしろくもなんともないお知らせになります。ぷかぷかさんの書いたお知らせはなんとも楽しいです。こういった楽しさが社会を豊かなものにします。

 彼らといっしょに生きると、こんなものがいっぱい生まれます。

 

 「地球を守ろう」なんて呼びかけも私たちだけでやると、堅い、真面目な、おもしろくもないものになってしまいますが、ぷかぷかさんと一緒にやると、こんな楽しい呼びかけになります。

  

 これもいっしょに生きることで社会が豊かになる一例です。

 センスがね、私たちの何倍もいい気がします。そういったことを素直に認めること、それが彼らとのフラットなおつきあいを生み、そこから社会を豊かにするものが生まれます。彼らとはいっしょに生きていった方がトク!なのです。

 

www.pukapuka.or.jp

 

人物像を想像していくのが楽しい

2023/11/9(木)創英大学で授業。こども教育学部の学生(2年生)

 

ぷかぷかさんの作品を見て、その人の話を聞いて、どこまでイメージできるか、という授業。

 

・それぞれの作品を見ながらそれを作った人についての話をしてもらってエピソードを聞いたりすると、その人を知らないけれどなんとなく想像をする事ができました。みんなの個性が作品にでるんだなと思いました。

・絵を見ながらその人特徴や人柄を聞いて、人物像を想像していくのが楽しいことを学べました。力強く描く人もいれば、繊細に細かく再現する人も居て、一つひとつ作品に特徴があるんだなと思いました。

・完璧主義な方の作品は色の塗り方がきっちりしていて、実物に近いイラストを描いていたり、絵を描くのが楽しいと思っているのが明るい色のイラストに現れていたり、それぞれの人柄が作品として形になっているのがとても面白いなと思いました。ぷかぷかさんの作品やエピソードから、自分の得意なことを生かすことや、人から求められることで苦手なことが好きなことに変わることを学びました。

・目で見た作品と、それを描いた方の印象があまり結びつかないことが多く、作品と、作者の方の人柄のギャップをすごく感じた。話で聞いていたとおり、色や、こうであればならなければならないということにとらわれず自由に描くことは、とても素晴らしいことだと思い、また、そのように集中して作品を作り上げたり工夫や、自分なりのこだわりを持ってアートと向き合う方達のいるぷかぷかさんに尊敬の念を抱いた。

・ぷかぷかさんたちの作品はどれも一つ一つ個性があって、あっという間に描いてしまう人もいれば、自分が納得するまで何度も何度も描く人、勢いで描く人などさまざまな人がいるという話を聞きました。しかし、どの作品も個性がたくさん出ていて絵を描くことを本当に楽しんで描いているんだなと思うことができました。

・過去に辛い思いをしている方が結構多いと感じたのに、作品自体は明るい色が多く明るい気持ちになるような作品が多いと感じた。それは実際に人柄を聞いた時にいたずらが好きだったり、お友達を作るのが好きだったり、コミュニケーションがすきな人が多くて作品と照らし合わせても人柄と一致していると感じたから、1つの作者さんの人とのコミュニケーションの1種にしているのだと思いそういう出会い方もあると学んだ。

・個性的な絵があったり、丁寧に書いてある絵があったり様々な絵があってそれぞれどのようなことを思ってかいているのか聞いてあと見比べてみたり見てて面白かったです。

・アートからぷかぷかさん一人一人の個性が出ていてとても素敵な作品ばかりで素晴らしかった。

・その人その人で作品の作り方や作品を作る時間が全く違い面白いなと思いました。

・その人の性格が絵に現れたり、絵で性格が変わったり、その人における絵の存在がとても大きいことが伝わりました。

・たとえ障害があっても、自分の個性や、魅力を出せば、人に喜んでもらえるということ。

・ぷかぷかさん一人一人中身と仕事に取り組む姿って全然違うものなのかと感じた。普段過ごす時は個性それぞれだけどみんながみんな仕事に取り組むと真面目で真剣に取り組んだり、完璧に取り組もうという意思がお話から感じ受けた。そういう切り替えが大事なんだと学べた。

・みんな個性豊かで、その個性が作品にもそのまま活かされていて、ぷかぷかさんの周りにいる人たちもぷかぷかさん達の個性を認めている理解しているところが素敵だなと思った

・一人一人こだわりや、絵に特徴が現れていて、性格がそのまま出てる人もいればそうではなく可愛いものが好きでも勢いのある絵を描く人もいた。

・一人一人ちがった個性を持っていてできることもみんなそれぞれ違うけど作品にもそれぞれの個性が出ていてすごいと思った。

・一人一人個性があってすごく大胆に書く方もいればとても丁寧に書く方もいてとても個性があることがわかりました。色の使い方が自分にはない色の使い方をしていて色々な見方ができました。

・一人一人表現の仕方が違うことが分かりました。

・絵が描けないと言っていた人が、雨ニモマケズを字で表していたり、亀をピンク色で描いていた部分から、様々な感性があるということが分かった。

・感情豊かな方やこだわりが強い方、物静かな方など、様々な方がいるということを学びました。また、イラストの内容や自分を表現するために使った物(ポスカ、絵の具、刺繍など…)によって人柄が感じられ、自分が想像していた人柄と説明された人柄が同じことが多かったため、「自分」をアートでも表現できることに驚きを感じました。

・元は個性を上手く出せていなかったけど、環境によって出せることを学びました。

・個性があり、一人ひとり絵のタッチや描き方が違う。少なくとも自分よりかは絵を楽しんでるし、上手だと思った。

・個性がありその人の人柄が作品にも出てとても素敵なことだと思いました。

・作品からは伝わらないような一面を聞けて、人柄の良さを学びました

・作品からも自信が溢れていたり、自分を表現することがとても上手に感じて私にはないものなのですごいなと感じました。私ももっと自由に表現できるようにしたいと思いました。

・作品から優しさが伝わるものもあったり、逆に、細かい工夫がされている絵を描いてる作者がお調子者で面白い人だったり、人は見かけによらない多様な生き物だなと学びました。アートだけでなくお菓子作りや販売など複数の部門で働いている方もいるとお聞きして、障がいがあるなし関係なく他のことに挑戦することを楽しんでいるのがとても良いなと感心しました。

・私は自分自身を表現するのも自分について話すのも苦手でなかなか慣れなくて人前に出るのも苦手なのですが、ぷかぷかさんたちの作品を見て時には自分らしさを出して表現するのも大事なことだなと思いました。声が出てしまう人やなかなか話せない人などどんな人でも見かけだけで判断するのは自分にも相手にも失礼なことだと実感しました。個性を出すことが難しい今の世の中で自由に生きようとしているぷかぷかさんたちを心から尊敬します。

・作品も一つ一つ個性に溢れていて素敵なものばかりで、自分の好きなことをアートにしていてとても感動しました。自分のことが好きな人は自画像を描いてみたり、刺繍で自分を作ってみたりと好きなものを活かしていて良いと思いました。

・作品を通して自身がついたり人との関わり方が変わっていくということが素敵だと思った。

・私と同じ性格(完璧主義)の人がいて、親近感が湧いた。また、同じ人間だよなと改めて思った。

・時間制限をするのではなく自分のペースでアートを作ったり、会話したりすることが大切だとわかりました。そのため一人一人にあったサポートや援助が大切になっていくので、たくさん関わり観察し、理解することで楽しいと思える日々を送れるとわかりました。

・自分の気持ちが作品に出るなど自分に素直に生きているなと感じました。

・障害があっても、自分らしさを大事にしていることを学ぶことができました。自分の苦手なことでもやっている内に認めていくことができると感じることができました。

・色んな人がいて、完璧に作らないと嫌な人、一つひとつ丁寧に仕上げる人、自分の思いを作品にぶつける人などを聞いて自分もこう出来てらいいなと感じる部分が多かったです。自分から生きづらさを作っているのかも知れないと聞いて何がそうなっているのか考えるのが大切だと学びました。

・色々な方がいる中で共通していることは好きなことに夢中であり楽しく活動をしていることがわかりました。

・繊細な絵を書いていても人柄はおちゃめだったりしてギャップがあって絵だけでは分からないなと感じました。自由に描かれているのを見て私もえが書きたいと思いました。

・大人になってもいい意味で自由も忘れない素敵な人だと思いました。根はまっすぐで真面目でここまで堂々としている人たちだなと思いました。

・負けず嫌いで完璧主義の方は、丁寧で細かな部分までこだわる作品が出来上がっていたり、自信をなくした時に詩に出会ってから明るくなれたということ。

・様々な形で楽しみながら関わることで人柄などを学ぶことができると思いました。絵を見ただけでは分からない背景をしりより面白いと感じました。

・様々な個性豊かな作品を見る事が出来て楽しかったです。

・様々な作品を見て見ましたが、作者の個性が出ていてとても素敵でした。職員が本人の意思を大切にし理解をしているからこそ楽しく活動できるのだ考えました。色々な表現方法を知ることが出来ました。このことから,その人について理解しようする事が大切だと学びました。

 

2、その他自由に記入ください(任意)

・ツッコミで頭を叩いている人に対しても誰彼構わずやっているのではなく、身体の状況を理解していること、間に入って止めに入る人がいることから、それぞれの人間関係が上手く築かれていることが分かった。

・楽な人生を選ぶんじゃなく、自分のやりたいことを選ぶこと、「なんでこの人はできるのか」ではなく、「どうして自分はできないのか」と考えることが大事、自分らしさを出すことについても、社会的規範に「負けない」「自分のやりたいことを貫く」ことが大事。失敗しても構わない。失敗を恐れてはいけない。という言葉が心に響きました。

・何を言ってるのか分からなくても会話はある程度できる。

・ポスカで自画像描いていた人に自画像をご縁があれば頼みたいなと思いました!!様々な作品を見ましたが,刺繍の作品が印象に残りました。お花の作品があり,とても細かく綺麗でした。人形の作品は可愛いかったです。また、地域と協力していると聞きとても素敵だなと感じました。プカプカさんを大好きだからこそ出来る作品であると考えました。そのため,優しさの詰まった温かい作品だと感じました。繋がり深くなっていく事にも繋がっていくのかなと考えました。

・ぷかぷかさんそれぞれに個性があることを作品を通して知ることができました。作品を鑑賞していて面白く、綺麗だと感じました。

好きなことを好きと言えるのは素敵

 創英大学でこども教育学部の学生(2年生)さんとぷかぷかさんですごろくワークショップをやりました。お互いが楽しく知り合うすごろくです。コマを進めるうちに自然に打ち解けてきます。

みんなですごろくを囲み、コマを進めていくと自然に笑顔が出てきます。

 

 「共生社会を作ろう」とか「ともに生きる社会を作ろう」ではなく、こうやって自然にお互い笑顔になれるような関係を作ることこそ大事。

 

1、今日はどんなことを学びましたか?(一緒にすごろくをして学んだことや感じたことを書いてください)

 

●すごろくの質問に自分のことについて話すような内容がたくさんあり、自己紹介のような役割とともに、「自分の思いや考えを持ち、それを他人に伝える」ということから「自分を大事にする」ということができていたと感じました。また、ぷかぷかさんは「すごろくは転がすのではなく、上に上げて落とす人」「コマを動かしたい人」「自分が答える時に問題を教えて欲しい人」など、一人一人こだわりがあると感じました。さらに、(普段の会話であったことですが)過去に友達と「私は○○が整理されていないと気になっちゃう」「○○味じゃないと食べたくない」など自分たちのこだわりについて話したことがありました。このふたつの出来事から、私たちにもこだわりは何かしらあり、それを自由に行うこと、行っている人を「そういう人もいる」と受け入れることが「自分らしさを大切にする」に繋がるのではないかと考えました。

●「同じ所に止まったけどどうする?」とぷかぷかさんに聞いたら「じゃあ、ここ」と全く違う所になったりしてとてもおもしろかったです。

●すごろくが止まったところをみんなで1つずつ話す時に、私たちは一言で詳しくは話さず終わってしまったりしたけど、ぷかぷかさんたちは自分のことを詳しくお話してくれたり、私たちが一言で終わらせてしまった時に詳しくどーゆーの?とか聞いてくださったり、おー!や素敵!などと言って盛り上げてくださってとても暖かかったし、大学に来てくださって、初めての知らない大学生と触れ合うという慣れない環境の中でも自分らしさを出しながら接してくださったので、どんな環境であっても自分らしさを大切にするべきだと学びました。

 

みんなで手をつないで3回大きく回る

 

●すごろくの中に、「大好きな人は誰?」という質問がありました。自分は、恥ずかしいなと思い小さな声で話しました。しかし、ぷかぷかさんの方々は、堂々と笑顔で話していました。それを見て、好きなことを好きと言えるのは素敵だなと感じると同時に、好きなことが伝えられるというのは、自分らしさを出せているのだと考えること、学ぶことができました。

●ぷかぷかさんから私は自分の感情の表現の自由を学びました。どの方も皆笑顔で目を見て楽しそうにやり取りをしてくれて自然とわたしも笑顔になりました。また、使う言葉が人を傷つけない優しい言い回しで、文章というよりも単語で伝えてくれる感じが私たちにも必要だなと思いました。久しぶりに手を重ねて叩いたり、足でじゃんけんをしたりして、とても楽しく仲良しになれました。私は話す時に自信を持って話すことができないので、自信たっぷりに話してくれるぷかぷかさん達を見習って頑張ろうと思えました。

●ぷかぷかさんと関わって自分らしさは、サイコロなどオリジナルティーがありました。コマなども自分たちで作ってどの班も同じサイコロではなく大きさなども違いました。自分らしさのひとつだと思いました。出来ないことばかりではなくぷかぷかさんたちが進んで活動内容など説明など伝わるように話してくれました。出来ることも多くあり会話など楽しく話すことが出来ました。自分らしさを出すことによって毎日が楽しく過ごしていることを知りました。障害と言う言葉で壁があるように思えるけど実際関わって知ってみると毎日の生活など見てみたりもっと関わりたいと思える授業でした。

 

ぷかぷかさんと握手

 

●ぷかぷかさんと交流をしてみて一人一人個性があり、好きな物を好きとはっきり言えてそれを探求していてすごいなと思いました。また、初めて会う人でもコミュニケーションがすぐにとれていてとても話しやすく面白いなと思いました。

●ぷかぷかさんはすごろくで出た目の内容を私たち以上に詳しく教えてくれて、私たちはまだ自分のことを話すのが苦手なのだと知ることが出来ました。また、すごろくを通してぷかぷかさんの仕事内容や日々の楽しみなどを知ることが出来ました。

●ぷかぷかさんは何かあったら大きくリアクションをとってもらったりして、自分らしさを出していなと思いました。ぷかぷかさんのような方たちと関わることで普段の日常でこんなことが大変なのかななど考え、理解が深まったと思うので良かったです。

●みんなが個性豊かで自分のペースで遊んでいたので素晴らしい人生を送っていると思いました。

●やはりぷかぷかさんの人達はそれぞれ違う個性を持っていてそれを全面に発揮していて自分の個性をプラスにしていてとても自分らしさを持っていて良かったです

 

お互い必死になるようなところがいい

 

●ルールに囚われず自由で個性豊かで全力で楽しんでて本当に素敵でした

●一緒にすごろくをやっていて数が一緒になってしまってお題が被った時も私たちならもう1回やり直したりするけれどぷかぷかの方達は好きなとこから始めたりして自分たちにはない発想をもっているなということを知れました。今までぷかぷかさん達のような人と関わったことがなかったので今回をきっかけに障害がある方に対しての見方が少し変わりました。

●一緒にすごろくをやって答えたことに対してぷかぷかさんが「いいね!」と言ってくださったり、相槌を打ってくださったりしたので自分のことを話しやすかったので素の私を知って貰えた気がしました。同じグループの人の事を知ることが出来て、短い時間だったけど仲良くなれて嬉しかったです。

●何を言っても受け止められる、受け止めてもらえるという安心感から自分のことを素直に話すことが出来るのかなと思った。私自身他の人と話す時、なんでも話せるような安心感のある人になりたいと思いました。

●久しぶりにすごろくをして、色々な人の話がきけたり、すごろくのサイコロの目やコマが動物などの絵になって工夫されていたりと楽しむことができました。ぷかぷかさんは明るい方が多くおしゃべりしている時間がとても心地よかったし、心が温かくなりました。

 

●個性がすごく豊かすぎてとっても自分らしさを発揮していて自己紹介の時もそれぞれぷかぷかさんは話したいことや知ってほしい事大好きなことを話して自己紹介していました。すごろくでは当たったマスの話をみんなはしますがぷかぷかさんは全然違う話をしていてとっても面白かったし可愛かったです!ぷかぷかさんはとてもいい人達ばかりだなと思いました。とっても良い経験になりました。たくさんの事を学ぶことができました。

●交流する中で、質問の答えが他の人と被ることが多かったり雰囲気に流されてしまうことがあったけど、ぷかぷかさんは自分が思った事や感じたことをそのまま言っていて自分らしいなと感じました。

●今回の授業時間を忘れられるほどとても楽しかったです。ぷかぷかさんとすごろくをやりました。私は基本誰とでも話すことができます。最初はぷかぷかさんも私たちも誰から話すか迷っていたけど積極的に声をかけて進めることでぷかぷかさんたちと一緒に楽しむことができました。私は積極的にぷかぷかさんに話しかけ仲良くなることができました。ぷかぷかさんの人たちはそれぞれ個性を持っていて自分のペースでのんびりしていました。その中でも私が楽しいと思ったのはみんなで遊ぶことです。みんなで手を繋いで3回回ったりしました。私が3回目は早く回ろう!と声をかけるとぷかぷかさん達も笑顔で楽しんでくれました。他にもたくさん質問をしました。笑顔で応答してくれるぷかぷかさんと話すことができて私も笑顔になれたのでとても楽しかったです。

 

 

●今日すごろくをしてぷかぷかさんのことも知ることができたし、一緒にやった友達のことも知ることができて楽しかったです。みんな個性的でとても楽しくすごろくで遊ぶことができました。

●些細なことでもすごく良いリアクションで反応してくれてその人の本当の心の中を読めて、楽しかった。

●自分のペースで物事を進めてもいいんだということを学んだ

●自分の意見を押し殺してしまうのではなく、周りの人を傷付けないような言葉選びや態度がとても大切なのかなと思いました。

●自分の意見を堂々と言えていたなと感じました。好きな物を恥ずかしがらずに伝えていました。このことから自分の意見を大切にしていく事を学びました。

●自分の好きなことや人、物など自分ことを恥ずかしさなどがなくまっすぐ素直に人に伝える事で相手にしっかり伝わるということを学びました。

 

 

●自分の思っていること、伝えたいことをしっかり相手に伝えることの大切さを学びました。普段から大切ですが、相手を急かさずに話を聞くことが重要だと感じました。一緒に過ごしていて、自分を出して楽しく過ごすことができました。すごろくの内容が自分のことを伝えるもので驚きましたが、周りの友人やぷかぷかさんについて短い時間でしたが、知ることができてよかったです。

●自分の話を沢山話して、相手に知ってもらおうとしていたり、自分の個性を出しているのをみて、私は自分を表現したり相手に伝えるのが苦手なので、自分を出すことは大切だなと学びました。

●自分らしさを全面に出し、ありのままの自然体な姿でみんなと関わっているぷかぷかさんを見てすごく生き生きとしていて羨ましく感じたり、尊敬の心が生まれたりしました。人に縛られず、これは、こうであるという固定概念に縛られないぷかぷかさんたちの考え方は、硬い頭になってしまっている私たちは見習わなければいけない所であるなと感じ、ぷかぷかさんの明るく陽気な性格が、周りのみんなを明るくしていて笑顔にしていて、すごい才能であると思いました。

 

 

●自分を大切にしつつそれを外に出すということを学びました。そこの自由さを体感しました。

●自由にのびのびとしている様子を見て、自分もこういうふうに自由に過ごせたらいいなと羨ましく思った。彼らは自分というのをしっかり理解しているから、元気に楽しく過ごせているんだなとおもった。一緒にすごろくをやってこっちに進むんだよとか教えてくれたり、マスに止まったらじゃあ僕から言うね、など先導をしてくれた。そういう勇気も自分にはあまり無いからすごいと思った。失礼な言い方かもだけど、健常者の人は自分らしさが足りないんだなと短い時間だけど思い知らされたいい機会になった。

●質問が回ってきた時に同じ回答をしたり、適当に流してる人がいる中でぷかぷかさんはちゃんと時間かけて考えてしっかりと自分の話をしてくれていてそういう所も、自分を隠さずにするのは大事にしているところなのかと感じた。また、すごろくをして一つ一つのみんなの発言に一言感想やコメントをしてくれていて自分たちが和ませるよりぷかぷかさんが和ませてくれていたと思った。

 

 

●障害を持っていない人の方が出来ない人が多い「目を見て話を聞く」という事がぷかぷかさんの皆さん出来ていて、私の話として大事に話を聞いてくださった気がしてとても嬉しかったです。

●動物の真似で学生は恥ずかしがっていたり嫌そうにしていたのに対して、ぷかぷかさんは楽しそうに真似をしていたり、学生がやっているのをみて間違っているかもしれないなどということは気にせずに答えていたり、とても自分の気持ちやおもったことを素直に伝えていて、とても素敵だなと思いました。

●本当に楽しく取り組むことができ、なんでも気さくに話しかけてくれてフレンドリーな人たちだなと感じました。また自分の好きを全面的に出してアピールしていた印象を持ちました。

 

 

 

2、ぷかぷかさんと交流して、疑問や知りたいと思ったことを記入してください

 

●いちばん困ったことはどんなことか気になりました。

●スゴロクから聞いてもっと内容を深掘りしたかった。

●すごろくの質問でお給料の話が出ましたが、パン屋さんで全員が働いてお給料が出るのかが気になりました。また、給料をどうやって計算をしているのか気になりました。

●すごろくを行った際に、多くの方が「愛する人・大好きな人は家族です」と答えていました。その理由について、詳しく知りたいと感じました。(人それぞれであるため、その時に質問出来れば良かったのですが、時間が無かったため出来ませんでした…。)

●すごろく以外の別の遊びで、今回関わることのできていないぷかぷかさんとお話ししたりゲームを楽しみたいと思いました。

 

 

●どこまで援助を行うようにしているか。

●どんな特性があるのか関わって分かる人もいたけど、分からない人もいたので少し接することが難しく感じた場面があったのでどのようにサポートすれば話しやすいかなど教えて欲しいです。

●なぜ仕事をしようと思ったのか

●なんで、自分たちでは考えられない自由な発想ができるのか疑問に思いました。

●ぷかぷかさんが普段なにをしているのかもっと知りたいと思いました。

 

 

●ぷかぷかさんの人たちは明るくとても真剣に取り組める素晴らしい人なのでだるまさんがころんだなど動いちゃいけない系を一緒にやってみたいと思いました。

●ぷかぷかさんはとても仕事をしている時間が楽しいと話していたので、どのような仕事をしているのか詳しく知りたいと思いました。また、ぷかぷかで働こうと思ったきっかけはなんだったのかも気になりました。

●ぷかぷかさん達と話す時にたまに何回も言わないと伝わらない時があって伝えやすい話し方が知りたいなと思いました。

●ぷかぷかの皆さんはお互いがすごく仲が良いのは伝わりましたが会話の中で相手にツッコミを入れる時に頭などをぽんと叩いてツッコミ?みたいなのをしている姿を何度も見かけましたが、人を叩くのは良いことでは無いのでそういった行為は注意したりしないのかなと疑問に思いました。

 

 

●みんなそれぞれ個性豊かな印象を持ったので、ぷかぷかさんみんなの間で流行っていたり、共通している話題などはあるのか知りたい。

●もっとぷかぷかさんのことを知りたくなりました。

●個性を出したことで辛かったことはありましたか?また、どう乗り越えたか知りたいです。

●好きな物や趣味はどうやって見つけたのか気になりました。

●今回のすごろくで皆さん居場所は職場と言っていたので、好きな仕事や得意な仕事など仕事に関することを聞きたいです。

●私は、自分らしさを出すのが苦手なので、自分らしさを出すコツがあれば知りたいです。

 

 

●自分の気持ちを上手く伝えられない時や、言葉に詰まってしまっている方に対して、どういう対応をするべきなのか

●自分は障がいのある方達と関わる機会がなかったため、関わり方が分からなくて不安だったが、ぷかぷかさん達は結構近くで接してくれていたからそういう不安に思うこととか無いのかなと疑問に思った。

●集中力はどのくらい続くのか

●障がいのある方と関わっていて大変だったことはありますか

●障がい者で大変だなって思うことはありますか?

●触れ合う事でしか理解できない一面の方が多いので疑問などは特にはないです。

 

●前回の授業で、障害者の偏見として「こわい」や「話しにくい」など思っていましたが、実際にぷかぷかさんと関わって、恥ずかしさがあるのか分からなくなるほど明るく積極的に関わってきてくれてとても楽しかったです。また、話をする度に大きなリアクションをくれたり、質問に対して「どんなものが好きなの?」「なにが楽しい?」など詳しく聞いてみると、嬉しそうに答えてくれる姿が印象に残ってます。最初は「どんな関わり方をすればいいんだろう」と不安が大きかったけど、実際に関わって、個人差をちゃんと理解し、その人にあった関わり方をする事の大切さ、臨機応変に対応することを学びました。「障害」ということだけでマイナスな偏見を持たずに、直接関わってみて、豊かな個性を感じ、自分らしく生きていこうと思えました。

●他のぷかぷかさんも今回来てくれたぷかぷかさん達くらい意思疎通は取れるのかなと思いました。そしてあまり上手に取れない場合はどうするのだろうとも思いました。

●暖かい雰囲気でたくさんの方と触れ合えるのはなぜなのだろう

 

 

●悩みはないのかが疑問に思いました。

●幼い頃に学校などで、困ったことはありますか?

●話してみるとすごく面白い方たちなのに、私たちはどうして、一歩引いてみてしまっていたのか不思議に感じた。普通はこうであるの固定概念にまだ縛られているのではと感じた。ぷかぷかさん達のなかで一人暮らししている人たちはどれくらいいるのか知りたい。

●躊躇なく相手に話しかけたり、仲良くしようとするにはどうしたらいいのか疑問に思いました。

 

 

3、その他自由に記入ください

 

●とても楽しく参加することができました。交流や講義以外にも関わりたいと思いました。交流を通して今まで感じていた考えが変わったように感じました。実際に関わりを持つことができ、よかったです。

●ぷかぷかさんがすごく大好きになりました!また触れ合えるのでその日を楽しみにしています!

●みんな明るく素直で、誰にでも優しく接してくれたおかげで、身構える事もなく自分も素直に一緒の時間を過ごすことが出来ました。

●一人暮らししている方もいたり、すごい!と思ったことを色々教えてくれていい経験になったし、一人一人個性が違うので面白いと思ったし、私たちとすごろくをやることをとても楽しく思ってくれたみたいで嬉しかった。すごろくとても楽しかったし、ぷかぷかさんと交流出来て嬉しかったしまた会いたいなと思った。

●今回の活動で障がいのある方との関わり方を少し自分なりに解釈できたような気がしました。次の活動の機会もとても楽しみです。

●今回の授業で学べたことが多かったと感じます。とても良い体験になったと思いました。

●今回始めて交流して実際に関わってみて普通の人と変わらないと思いました。とても楽しい時間でした。また、周りに馴染めるように合わせすぎず自分を出しすぎていないと感じました。片付ける際に手伝ってくれたり,友達同士のお互いのやり取りも普通でした。嫌だったらことに答える質問があり,私たちが思うような嫌だったことでした。質問に答える際も頑張って言葉にしていました。言葉にするのは待ってあげたり、手伝ってあげる事が出来るなと考えました。

●初めてぷかぷかさん達と関わりましたが、実際にぷかぷかさんのパンを買いに行ったり、劇を見に行きたくなりました。もし機会があれば行きたいと思います。

 

「支援しなければ」という考えを持つことで壁が生まれてしまう。壁を作っていては勿体ない。

 近くの創英大学で、映画『Secret of Pukapuka』を上映し、色々ぷかぷかさんのことをお話ししてきました。学生さん達は思いのほかきちんと受け止めてくれていました。学生さん達のすばらしい感想見て下さい。

 

こども教育学部の学生(2年生)

2023/10/26(木)

 

1、高崎理事長は、皆さんにどんなことを学んでほしいとお伝えをしていましたか?皆さんは高崎理事長のどんな点に共感しましたか?疑問も含めて今日の学びを書いてください

 

(1)支援する、される関係では支援者の幅以上のものは生まれない

 

いつも言ってることですが、支援という上から目線の関係では、そこで生まれてくるのは支援する側の幅のものしか生まれてきません。1+1がどこまで行っても1のものしか産まないのです。フラットな関係でつきあえば、1+1が5くらいの価値を生んだりします。

 『ぷかぷかな物語』は高崎が文章を書き、タイトルと表紙の絵はぷかぷかさんが描きました。私はこんなタイトルや表紙の絵を描く人をいつもすごいなぁ、とリスペクトしています。ありのままの彼らがすばらしいのです。なので表紙は彼らの字と絵で飾りたいと思いました。結果こんな素敵な本ができあがりました。1+1が5くらいの価値を生むというのはこういうことです。

      

 

・高崎さんの話を聞いて印象に残った事は、私たちは障害を抱えた人に対して、可哀想とか援助してあげてると考えてしまいがちですが逆に障害を抱えた人達の方が固定観念にとらわれずに豊かに考えられる事を聞いたことです。

・支援者と利用者の立場ではなく、フラットな関係でこそ1+1が2以上となる。障がいのある人の自分らしさや、規範からの自由さがあり、その方が楽しい。障がい者と関わると心がぷかぷかする。

・私たち健常者は無意識に障がい者に対して「〇〇をしてあげている」などを思い、下に見てしまうのでフラットな関係を持つことが大切。支援者と利用者の関係だと支援の幅以上のものは生まれず、もったいない。フラットな関係を持つことにより対等に関われる。

・障がいのひとでもフラットの関係を大切にする。

・障がい者は支援される側ではなく、支援する側になることもあるということ

・教える立場と教えられる立場で上からの関係にはなるけど寄り添ってみんなで楽しくやっているのを見ていい関係だと感じた

・支援者が利用者を支援するだけでは1以上のものは生まれないが、利用者も支援者であれば2以上のものが生まれるということ

・障害者だから気を遣わなきゃ支援しなきゃと思って関わるのではなく、1人の人間としてフラットに関わることが大切。

・自分らしさを大事にする事の大切さや、上からではなく対等な関係になる事でお互いのいい所が反応し合って、お互いの成長に繋がる事を伝えているんだと思いました。

・こっちが教えてあげる側ではなく障害者の方から学ぶこともおおい

・社会的ルールに囚われ過ぎず、自分らしさを見つけられることを学んで欲しいとわかりました。支援者という立場ではなく、もっとフラットな関係を今後みて行って欲しいとわかりました。

・のびのびと自由な発想を持っているから一緒に生きていく上で楽しい。1+1が5になるような面白さがあると言っていて私もそういう楽しい体験をしてみたいと感じた。

・自分にはない発想等を聞いて、たしかに自分だけでは思いつけないなと思いました。

・支援者の立場ではなくひとりひとりの個性として受け入れることでお互いに楽しく学べることがいいと学ぶことができました。

・自分らしさを大事にするということや、自分らしい方が良い生き方をしているというのはすごい共感できた。ルールに縛られてる社会なので、自由な、柔軟な考え方をできる人が羨ましい。

 

(2)自分らしさを大事にする

 学生さん達との話の中で、何度か「社会のルール」といった話が出てきました。なんとなくそれに従わねば、といった雰囲気を感じたので、そういったものがあったにしても、自分のやりたいことをする、言い換えれば自分らしさを大事にする。そのためにまずは自分が何をしたいのかをしっかり見極めた方がいいんじゃないか、といった話をしました。学生さん達の多くは将来保育士になります。小さな子どもたちを相手に仕事をします。小さな子どもたちは「社会のルール」なんて知りません。自分のやりたいことをするだけです。その時、頭ごなしで子どもたちのやりたいことを潰さないで欲しいなと思います。

 この方は仕事中、ちょっと大事な話があるので外に出て欲しいと言いました。何事かと思ったら「プリキュア5に行きたいので、仕事辞めたいです」と大真面目にいいました。こういうのが楽しいな、と思うのです。

     

 

・私たちは自分らしさを出すことを怖がっているということに共感しました。また、記者の高崎さんの「もっと自分らしさを出してもいいんじゃないんか」という言葉も印象に残りました。

・自分より楽しい人生送っているんじゃないかというのに確かにそうかもしれないと思いました

・「障がいがあるから」という概念にとらわれず関わり、自分らしさを大切にする

・あまり社会に縛られずに、自分らしくいる事。

・ありのままで自分らしさを活かして生活しお店をしている。

・ぷかぷかの人のありのまま自分らしさを全面に出しているところを見て、当たり前に守るべきとされていた社会のルールは最小限に自分たちも自分らしさを大事にして欲しいということ。子ども関係の仕事に就く上で子どもは自由で社会のルールを理解してないからこそありのままでいられるから、その行動を制限してはいけないということ・・・ぷかぷかの人を支えるのではなく、私たちが支えられているということ。

・幼い子どもは社会のルールを知らないからこそ自分らしさを存分に出せるし、めいいっぱい今を生きてるからその気持ちを大切にという言葉にとても感銘を受けました。

・社会のルールが全てというわけではなく、自分らしさも出してもいいということ。

・社会のルールに縛られないで、自分らしさで生きていくことを伝えようとしている。

・社会のルールに縛られるだけでなく自分らしさもだすことも大事なことを伝えていただきました。個性を活かして行くことも社会の中において大事なことであり必要不可欠だと感じ、これから自分らしさを出していこうと思いました。

・社会のルールに縛られるのではなく自分らしさを出して自由にのびのびと生活している

・社会のルールを守るだけではなく、ありのままの自分らしさを出すことが大事。

・みんな個性、自分らしさを持ってお店で働いていたりしている。弟も、学校や家でも素の自分を出して毎日過ごして楽しそうにしていると思いすごく共感できると思いました。

・やはり自分らしさを出すということは大事なんだなと共感しました

・自分らしさを大事にすることが大切だと言うことが伝わりました。また、社会のルールに縛られている現状を見つめ直して自分の表現を大事にすることが必要だと分かりました。

・障害のある方と暮らすことや関わることで自分も社会のルールに縛られるのではなく自分らしくなれるなど、障害のある方との関わりで自分の生活が豊かになること。

・自分らしさを大切にして、やりたいことをしていくことが大事だということが分かりました。ルールも大事だが、その人らしさを大切にして、障害などの理解があることで「怖さ」が少しずつ減っていくことが分かりました。社会のルールを気にしすぎるのではなく、さらにフラットで関わることが必要だと学びました。

・どうしても普段生活をしている中で周りの目を気にして行動することが多いので、社会のルールよりも自分らしさを大切にしているところを見て自分のためにはそういった生き方をするのが大切なのだと感じました。

・自分らしく生きる事が大切。社会のルールにだけとらわれず自分らしく生きる事で自分の気持ちを自由に表現にできることを知りました。

・社会のルールに囚われず、「自分らしさ」を大切にして生きていく。(→障害を持つ人達との関わりにおいて必要なこと。)(障害者に対して「支援しなければ」という考えを持つことで壁が生まれてしまう)壁を作っていては勿体ない。フラットな関係で関わることが大切。

・私たちは、ルールに沿って考えたり、相手の考えに合わせて考えてしまい自分らしく生きていけて無いけど障害を抱えた人達の方が自分らしく生きていると聞いて高崎さんの意見に共感しました。

・私たちは、ルールの中の自由で暮らしていて、「ここまでダメだから、これをやる」「これはやっちゃダメだからこれはやらない」など、ルールや周りのことを気にしがちだけど、自由の中のルールという考え方でもいいのではないかと考えが変わり始めました。また障害者と関わることで、常に笑顔でどんなに辛いことも一緒なら乗り越えられるんだと感じました。

・障害と一括りにするのではなく、大きな個性であると感じることが必要だとしることができました。自由に過ごすことで気持ちが楽になることを知りました。みんな楽しそうに過ごしていることを話を聞いているなかで感じました。

・障害のある人はありのままに自分らしく生きていると言っていたのでその部分は共感できます。その理由は今は障害があるからといって差別されていることが多くあるので、ぷかぷかのように制限することなく仕事や日常生活をしているのを聞いて自由に生きることはとても大切なことだと知ることができました。

・障害のある人は自分らしく暮らしていて私達より自分を出せているから楽しそうだと思った。私ももっと自分らしく暮らして自分のやりたいことをやっていきたいと思った。

・障害のある方たちが怖いと言うイメージがあまりなく他の人と変わらない人間なので普通に接して良いと思ってました。でも中には怖いと言うイメージも持つ人がいるのでそこはなんでかなと感じ、自分らしさに共感しました。

・社会のルールを気にする方も公共交通機関にはいると思う。(バスの中で会話をしていると「静かに」と注意をしてくる方など)「障害者はしょうがないけど君たちは静かにしろ」と言われたことがあったため、「静かにしなきゃ」と思ったことがあるが、自分らしさを持ちながら生活するのが許される場と許されない場を気にしながら生活しなきゃいけないのかと感じた。

・社会のルールを重要視するのではなく自分らしさを出すことが大事ということに共感しました。

・社会に縛られてしまうと楽しくなくなってしまうという事に共感しました。社会に合わせる事が当たり前のようになっています。そのような風潮によって社会に合わせてしまうと考えました。

・社会のルールと自分らしさをたがやせたら障がいのある人も無い人も過ごしやすい環境になる。

 

(3)自分のやりたいことを明確にする

 自分は何がしたいのか、そのことを若いうちにしっかり探して欲しいと思いました。自分のやりたいことを実現することが人生です。そんな話をしました。

段ボールアートの大好きな人の作品。自分のやりたいことを実現する。

 

・自分らしさを大切にして自分が何をやりたいのか見つけて若いうちにやるべき

・社会のルールに縛られずに、自分らしさを出して暮らしていくこと。また、自分がしたいことを明確にして生きていくこと。

・今、自分のやりたいことを見つけておくことが大事

・自分が何をしたいかをはっきりさせるという事

・自分のやりたいこと、したいことを見つけてそれに向かってなにをするべきなのかを一度きりの人生で後悔しないように生きること。ぷかぷかさんとの交流で規範よりも自分らしさ、個性を大切にしてほしいということ。

・社会のルールばかり気にして生きるのではなくて、自分らしさを出して自分は何がやりたいのかをまず考えて生きるということが大事なんだということに共感しました。障害がある人を支援するのではなく障害がある人とのフラットな関係を大切にするということを学びました。

 

(4)わからないことの怖さ

 障がいのある人のことを怖いと思うのは、彼らのことをよく知らないだけ。彼らと知り合いになって、彼らのことがわかってくると、怖いどころがとっても楽しい人達であることがわかってきます。彼らは私たちの心を豊かにしてくれます。彼らがいることで社会が豊かになります。彼らとはいっしょに生きていった方が絶対にトク!

 

    こんな笑顔の素敵な方とはおつきあいした方が絶対にトク!

     

ぷかぷかさんが買い物袋にこんな楽しい絵を描いてくれました。こんな袋を持つと、ちょっと幸せな気持ちになります。ぷかぷかさんたちは社会を豊かにしています。

      

           

 

・共生だとか共に生きるとかだとかではなく一緒に生きていこう、いいよ、と言った関係性の方が自由であるし、お互いに良いところを影響しあえるなと感じました。なぜ、怖がってしまうのかというのに高崎さんが、わからないからということをおっしゃっていて全くその通りだなと腑に落ちました。

・怖いと思ってしまっていても関わると心がぷかぷかするということに共感できた。最初は怖いなと思っていたけれど、実際関わってみると自分にないものが特化していたりするし、みんな挨拶をしてくれたりするから

・障がい者のことを「怖い」と思うのは、「分からない」からということに、共感しました。理由は、私も昔、知り合いに怖い人がいましたが、その人のことを知ることで、本当はこんな人なんだ、と理解することができて怖くなくなったことがあるからです。”

・障害をもつ人を「こわい」と思うのは「わからない」からそう思うだけというところに共感した。街中でただ見かけ、その人たちの一部分だけを突然目にするために恐怖を感じるのであって、高崎さんも仰っていたように時間をかければかけるほどその人の特徴や内面も見えてくると思うので障がいをもつ人と関わる際には、少しずつ理解を深め、ゆっくりと接していきたいと思う。

・怖いと思うことは知らないということのため、障害者を知るべきだということ。障害者の人がマニュアル道理に働くと気持ち悪いという感覚があるため、自分らしさを出しつつ働いてもらうことで、自然とフラットな関係を出すことが出来る。

・普通に関わり合うこと。自分らしさを出して日常を楽しく過ごしていること。その人のことを知り怖いと思わず、自分らしさのひとつと思うこと。

・障害者に対して心のどこかで怖い気持ちや不思議な気持ちを持っていたため、高崎さんがおっしゃっていたように障害者を理解し、この気持ちを解消していきたいと思いました。

 

(5)高崎さんのエピソードから感じたこと

 ぷかぷかさんたちと一緒に接客についての講習会をやった時、「接客マニュアル」どおりにぷかぷかさんが振る舞うと、なんだか気色悪くて、「接客マニュアル」はやめたという話をしました。

 養護学校の教員時代、しょっちゅうお漏らしをして、すぐにパンツを脱いでしまう子がいました。天気のいい日は芝生の上で大の字になって気持ちよさそうにしていました。そばで「パンツくらいはけ」と陰気な顔をしてぐちゅぐちゅいっている私よりも、ずっといい人生を送っていると思い、以来パンツくらいはかない子がいてもいいか、と思えるようになった、という話もしました。「人はパンツをはかなきゃだめ」という規範が、お漏らし少年とのおつきあいの中で一つ取れたというか、その規範から自由になったというわけです。

 世の中には様々な規範があって、私たちはそれに縛られています。でもその規範がほんとうに正しいのかどうかは、自分の目で確かめていきたいと思うのです。少しでも自分らしく生きるために。

 

・障害のひとが頑張ってマニュアル通りにする姿が見ていて苦しいという所に共感できるきがしました。

・日当たりの良いところで大の字になって寝ている子の話で、注意している自分よりその子の方が人生が楽しそうだといっていて、確かに規範に縛られず生きているその子はとても楽しそうだ思った。

・社会のルールに縛られている人が気色悪いと思う気持ちはよくわかりました。現在の日本という国ではルールが絶対という考え方が基本になっており、外れている人が悪いという印象があると思うので、よくないと思いました。

・知的障害を持っている方に私たちが働いているのと同じようなマニュアルを教え込むのはいい事ではないという話をしていたのがなるほどと思いました。

・障害者のことを知らないと怖いと思ってしまうけど知っていくことでそのイメージはなくなっていくというのはとてもわかりました。なにか特別なことを意識して関わるのではなく、普通に接する障害者だからといって態度を変えないのは大切だと思ったけれど、障害者との関わりが多くないので最初から普通に接するのは難しいように感じたので、交流していく中で慣れていけたらいいなとおもいました。

・障害者の人にはマニュアルどうりやるのではなく、自分らしくしてもらう事が1番であるということ。

・接客の話に共感しました。接客方法にだけ沿ってするのではなく自分の個性を活かした接客をする事はいいなと思いました。

・パン屋さんでの接客で自分らしくやることが大切であり、規範の中だけでは出せないことがあるということに共感することができました。

・私たちは社会的ルールに囚われ過ぎていて、窮屈であると感じるけど、ぷかぷかは自由にしていると聞いてその通りだなと感じました。今回の学園祭でぷかぷかさんと一緒に売りましたが、自由に楽しそうに商品説明をしていたりとても気持ちがこもっていると感じました。動画内でもその様子が見れたと思いました。

 

(6)映画『Secret of Pukapuka』から感じたこと

・前は少し障がいのある方を避けていた部分はあるのですが話を聞いて社会のルールに縛られずに自分らしさを出してのびのびと自由に生活しているんだなと感じました。動画を見てすごく楽しそうにパンを作っているところをみて見ているこっちもとても楽しくなって笑顔になりました。

・たしかに動画でのぷかぷかさんは純粋に楽しんでいてみんな面白そうだと思った

・ぷかぷかさんの動画を見て、なぜ楽しそうなのかを聞いていて、私には健常者の方も、障がい者の方もみんな障がいのある方のことをしよがあるからや、特別に扱ったり、差別をしたりせず、みんな同じように対応していて挑戦もみんなにさせるからこそ楽しそうなのかなと思いました。

・ぷかぷかさんの動画を見て、来週の交流がとても楽しみになりました。障害者としてではなく、一人の人間として一緒に関わりたいです。

・保育者を目指す立場として、まだ社会のルールなどを知らない子どもたちを縛ろうとせずできるだけ自由にさせてあげようと思った。映画を見て心がぷかぷかするということがよくわかって、活動にとても興味が湧いた。

・本日はありがとうございました。映像を見てとても生き生きしているなと感じました。生き生き出来るのは周りの人が理解し、可能な事を提案しているからだと考えました。

・ぷかぷかさんの動画を見て、「公共交通機関を利用している時よりも楽しそう」と感じた。自由に自分らしさを大切に過ごすということが、「壁を無くす」ことにも繋がると感じた。

・今回の授業でとても笑顔になれました。ぷかぷかにいる方々がとても羨ましく感じ、無敵だと感じました!敵無しでみんな仲間って感じでよかったです!映像を見てる時は最後の字幕が出るまで障がいを持っているということ自体忘れて見てしまいました。会うのが楽しみになりました!ありがとうございました!

・やまゆり園事件で何人もの障害者の方が亡くなったり怪我をして世界の人にも知ってもらいたいという話が共感出来た

・障がいのある人と一緒にいると自分も心がぷかぷかしてくるとおっしゃっていて、自分の周りにも障がいを持ってる人が何人かいて関わりがある中で話してると自分の気持ちもすごく楽だし、話す内容がとても面白いからどこか心地いい感じがしていましたが、それがぷかぷかするという意味だったんだなと思うことが出来ました。

・ぷかぷかさんから学べることの方が多いということ

・ぷかぷかの人から学ぶことが多い。ぷかぷかの人といると暖かい気持ちになる。

・ぷかぷかの人と関わるとぷかぷかした気持ちになれる・・・笑顔になれる

・一緒にいて心が温かくなること楽しくなることは私も共感できました。

 

2、その他自由に記入ください(任意)

・この度は貴重な時間をお話しにきていただいてありがとうございました。ぷかぷかがどのようなものなのか知れてすごく興味が湧きました。1ヶ月よろしくお願い致します。

・ぷかぷかさんとの交流で自分なりに得られるものができるようにたくさんお話ししようと思いました。楽しみです。

・ぷかぷかさんがどのように過ごしているかを講義で知ることができました。次回の交流がとても楽しみです。講義で知ったことを生かして関わりたいと思います。

・ぷかぷかさんをバスの中で見た事ないと思っていたけれど見た事がありました。障害の人たちを見て自分らしく居られることが羨ましいと感じました。

・障害のある人の思いや考え方が変わりました。

・他の障害者、法事のお祭りに行った時、障害者どうし普通の人ともみんな楽しく関わり合っていて自分も普通に関わって行けるようにしていきたいと思いました。

・私は小学校の頃から障害を持った子と一緒に過ごしてきたので、怖いというイメージがなかったけど、関わったことのない人や、どんな人なのか知らないと怖いのかなと思った。色んな考えの人がいると思うので、全員に障がい者は良い人だと思って貰う必要も無いとは思うけど、こんなに楽しく過ごしている人もいるんだということを知る機会が増えたらもっとたくさんの人の障がい者のイメージが変わっていくのかなと思った。

・障がいを持っている方と触れ合う機会はなかなか無いけど、触れ合ってみると穏やかな気持ちになるというか嫌な気持ちになる事の方が人生の中で少ないので関わる機会があるというのは嬉しいです。

・障がい者の方を怖いと思ってるのは少なくて、私は悪い考え方なんだと思っていましたが、意外とみんな思っていて、少し安心しました。

・障がいをもっている人も、私たちとは何ら変わりのない人、ただ少し個性や特徴が強いだけでありそれらを受け入れて認めあって生活していくことが大切。

・障害を持っている人も普通の人だということ

・障がいを持った人でもみんなと同じことに取り込める。みんなと一緒に楽しむことができる。

・障がい者は純粋に生きることを楽しんでいて、ただ好きに活動してるだけ

・障害がある人たちと一緒に生きていくということ

・障害者の方はとても楽しい人が多く、怖い人でもないし個性豊かでいい人が多い。

・私のバイト先にも何人か障がいを抱えた子どもたちがいます。その子たちはいつも何でも全力で取り組んでてとても楽しそうです。何事にも全力で取り組んで楽しめるよということが共感でした。

・共感できることは同じ人であって普通に接することが出来ること。私の友達にも自閉症やダウン症の子がいて普通に話しかけて会話をしてくれる。

・本日は貴重なお時間ありがとうございました。来週からもお願い致します。

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