今日の給食は早い時間から外販の仕事に出られた方もおり、手が少なめでした。ですが週の後半に入り少し疲れが出てきたメンバーさん達。




今日の給食は早い時間から外販の仕事に出られた方もおり、手が少なめでした。ですが週の後半に入り少し疲れが出てきたメンバーさん達。
ワークショップの参加者募集で、参加を希望する理由を書いていただいたところ、こんな熱い理由が書かれていました。
★ワークショップ参加者、まだ募集中です。参加希望の方、ぜひ熱い理由を書いてください。
今日もメニューの変更です!
私は職場の中の、こういう風景が好きです。
ポスターを描きながら途中で寝込んでしまったタカノブさんです。こういうこともアリだからこそ、ぷかぷかはゆったりしていられるのだと思います。
私が居眠りしている姿を見つけて
「キミぃ、だめだよ!」
なんて言っていたら、多分今のぷかぷかの雰囲気はありません。
私はこういう風景を見つけたら、注意するよりも、思わずにんまりして、うれしくなって、つい写真を撮ってしまいます。そして自分で撮った写真にホッとしたりします。職場の中にこういう風景があることに、たまらなくホッとするのです。タカノブさん、よくぞこの風景を作ってくれた、と感謝したいくらいです。
Facebookページにアップするのは、見た人に、このホッとする雰囲気を感じて欲しいからです。何かにつけ息苦しい世の中で、こんな写真を見たら、心が癒やされます。人を癒やすポーズ、タカノブさんの頭を傾けたこのポーズは誰にもできるわけではありません。大柄で、丸刈りで、どこかホッとするこのポーズ。ですからタカノブさんは居眠りしながら人を癒やすという、ほかの誰にもできない仕事をやっていることになります。決して仕事をさぼっているわけではないのです。
時折
「いやぁ、この寝っぷりがいいよな」
などとわけのわからないことを私は言ったりするのですが、そういう感じしませんか?
何かぴしっとした方針があってやっているわけではありません。どこまでもタカサキのいい加減な、行き当たりばったりの、思いつきの発想でやっているだけなのです。多分頭の中が手がつけられないくらいゆるゆるなんだと思います。それがこのゆるゆるのぷかぷかを作り、それでいて、なぜかそれなりに収益を上げ、今日はみなさんに給料を払いました。もちろん堂々と居眠りしていたタカノブさんにも。
そんなぷかぷかが、まわりに「ゆるゆる」をまき散らしながら生き延びているこの世界。おもしろいなと思うのです。
弘法山に行ってきました。秦野の駅から歩いて20分くらいのところに登山口。いきなりこんな急な登り道。
ちょっとヘタって、両手をついてしまいました。
ちょっと休憩
また登り
頂上近く、植生が変わります。
景色もよく、とてもいい気持ちで登りました。
またヘタってしまいました。
それでも最後の力を振り絞って頂上まで登りました。
1時間半くらいの登りでしたが、みなさん、よく頑張りました。時々はこうやってみんなで汗かくのもいいですね。何よりも気持ちいいです。こんな気分は仕事場では味わえません。
山登りなんてしんどいからいやだ、と今回はパン教室の半分くらいしか参加しなかったのですが、山登りはしんどいけど、楽しい!っていう体験をどこかでして欲しいと思っています。人生の幅がグンと広がります。
しんどいこととか、面倒くさいことはどうしても敬遠しがちな世の中ですが、ほんとうにおもしろいこととか、あたらしい発見とかは、大概このしんどいことや面倒くさいことのあとにあります。軽いノリで、あるいは面白がりながら、しんどいこと、面倒くさいことに挑戦したいものです。
8月から第三期「みんなでワークショップ」が始まります。今期は宮澤賢治の『セロ弾きのゴーシュ』をたたき台に、ぷかぷからしい『セロ弾きのゴーシュ』を創る予定です。
ゴーシュは街の活動写真館でセロをひく係です。けれどもあんまり上手でないので、いつも楽長にしかられています。
「セロが遅れた!」「セロ!糸が合わない」「ほかの楽器と合わない」「君には困るんだがな、表情というものがまるでできてない」
「遅い!」「みんなと合わない」などというのは、ぷかぷかのみんなが社会の中で言われ続けてきた言葉だなと思います。
そこをひっくり返すような作品が作れないものかと思っています。
遅いからみんなと合わせられるように一生懸命練習するとかではなく、「遅くてもいいじゃん」「遅い人がいた方がいい」という、そういう社会のあり方の提案です。
ぷかぷかは、彼らのそのままのペースで仕事をやっています。彼らを社会に合わせるのではなく、彼らに社会を合わせる方がいい、という私たちの生き方の提案です。
彼らがそのままの自分でいられる場所としてぷかぷかは街の中にあります。そしてそのままの彼らの魅力に出会ったお客さんがぷかぷかのファンになり、そのファンが今、どんどん増えています。彼らのファンが増えるということは、街が豊かになる、ということです。
「遅い!」「みんなと合わない」といわれ続けてきた彼らが、街を豊かにしている、ということ。
そういうメッセージが今回の『セロ弾きのゴーシュ』にこめられたらいいな、と今日、ワークショップの進行役、ピアニストと打ち合わせしながら思いました。
ワークショップでは実際にやってみないと、どんな風に話が展開するのか、全くわかりません。多分、私が考えているイメージよりも、もっとダイナミックなひっくり返し方を彼らはやるのではないかと思います。
ワークショップ参加者を募集します。
参加者は会場のスペースから約30名。おおざっぱにはぷかぷかのメンバーさんが約20名、街の人たちが約10名です。
日程は8月20日(土)、9月17日(土)、10月15日(土)、11月19日(土)、12月17日(土)、2017年1月21日(土)、1月28日(土)、1月29日(日) 時間は9時15分〜16時。1月のワークショップは17時頃まで。
最終日1月29日(日)は表現の市場として発表会をやります。プロの舞台監督の創った本物の舞台に立ちます。
会場はみどりアートパークリハーサル室。発表会はみどりアートパークホールです。
参加希望者が多いので、希望の理由を聞いてから参加がOKかどうかを決めさせていただきます。メールに参加希望の理由を書いてぷかぷか宛に送ってください。
pukapuka@ked.biglobe.ne.jp 担当:高崎
突然降り出してくる雨、お昼時、給食を食べに来られるメンバーさん、濡れてしまった方、濡れずに済んだ方、降っていなくても傘を持ち歩くしっかりさん、と色々でした。
障がいがある人と一緒に暮らす社会について掘り下げて考えるためのトピックス集です。