ぷかぷか日記

ブルーベリー

「ぷかぷか」から歩いて20分くらいのところに「新治市民の森」がある。横浜にこんなに自然の豊かなところがあったのかとびっくりするほどのところだ。その市民の森のはずれにブルーベリーの農園がある。オーナーさんは普段はサラリーマンをやり、週末にやってきてはブルーベリーを育て、今年で10年になるという。年間で700キロぐらいとれるのだが、実際に使っているのはその半分くらいで、残りは落下しているという。「ぷかぷか」で摘み取り、ジャムなりパンに使ってもらえればうれしいという。すばらしい話だ。
 7月からメンバーさんも増え、仕事をさがしていたので、ちょうどいいと思った。ブルーベリーを摘み取るだけではなく、ついでに草取りもして帰れば、オーナーさんにとっても都合がいい。蜂がいるのが難点だが、それくらいのリスクはしょうがない。
 地元でとれた無農薬のブルーベリージャム、ブルーベリーのデニッシュなど作れば、かなり価値のある商品になる。
 ちょうど「ぷかぷかカフェ」をリニューアルオープンするので、そこで出す予定の自家製ヨーグルトにこのブルーベリージャムをつければヒット間違いなし。
 これからが楽しみだ。

 

元気をもらう

 先週の土曜日、メンバーさんたちとハイキングに出かけた。久しぶりの山道は本当に気持ちよかった。山道を歩きながら、ツジさんはよくわからないお話をしゃべり続け、コンノさんはちびまる子ちゃんのお話をしていた。二人ともとにかく疲れを知らない歩きっぷり。
 4時間ほどで山道は終わり、温泉へ。しみじみ気持ちのいい温泉だった。こんなにゆったりした気持ちになれたのは『ぷかぷか』が始まって以来だ。決して経営がうまくいっているわけではないのでが、それでもメンバーさんと山を歩き、温泉に入るゆとりができた、ということだろう。
 大きな湯船の中でもツジさんはずっとしゃべりっぱなしだった。ほかのお客さんもこのおしゃべりを結構楽しんでるようだった。

 楽しんでるといえば、木曜日の瀬谷区役所での外販、ついに3万円を突破。1年前始めた頃は6,000円~
7,000円だったのだが、今週はなんと33,000円。約5倍だ。たまたま河原さんがビデオ撮影していて、お客さんにインタビューしたところ、毎週楽しみにしている、パンがおいしい、のほかに、彼らに会うと元気になります、というのがあった。
 これ、すごくいい!と思いました。そう、この一年、どうにもうまくいかなくて、何度かめげそうになりながらも、何とか続けてこられたのも、彼らに元気をもらったからだ、とあらためて思った。
 

詩の朗読をするパン教室

 第5回パン教室。今回も30名近い参加者で、大にぎわい。半分くらいは子どもたちで、楽しい限り。子どもたちは本当に真剣そのもの。集中力がすごいと思う。生地をこねたり、野菜を小さく切ったり、こういうことは学校でも家庭でも、なかなか体験できないのだろう。何をやってもものすごく新鮮なまなざしで取り組んでいる。自分で作ることの楽しさを知ってほしいなと思う。
 今回はカレーパン、肉まん、あんパンと具材作りにかなり手間ひまかかったが、はじめてのひとが多いにも関わらず、めげずにこなした。苦労して作った分、揚げたてのカレーパン、蒸したての肉まん、焼き立てのアンパンはことの他おいしかったようだ。
 詩の朗読もやった。長田弘さんの「イタリアの女に教えてもらったこと」という詩だ。どうしてパン教室で詩の朗読なの?という質問が出そうだが、どうしてパン教室で詩の朗読があっていけないの?と思う。詩を朗読するなんて、普段まず体験できないことで、そんなことが体験できるパン教室こそ、貴重な場だと思う。みんなの前に立って詩を読むことで、読む方も聞く方もお互いが元気になれば、と思う。

 

お客さんが机の準備を

先日の瀬谷区役所への外販での事。
少々時間が過ぎてしまい、焦って販売場所へ行ったら、
もうテーブルはセッティングされ、お客さんが7~8人が並んで待って下さっていました。

『待ってたのょ~道混んでたの?』
『毎週木曜日は楽しみにしているのョ』
『チョココロネのチョコが最高美味しいね』
『カンパーニュを買って明日に残そうと思ったのに美味しくて全部食べちゃったの』
『今日メランジュないの?一度たべたら病みつきになるあじ』
『食パンホント美味しい』
『この前肉まん買ったけど、肉が入ってなくてネギマンだったョ~ネギマンも美味しかったけど』
『辻さんこれでいくら?本当に電卓より早いし正確ね』

『小山さんシャイだけど、パンをきれいに入れてくれてありがとう』

色々お声をかけて頂いて本当に嬉しい事です。
みんなで頑張ろうと思います。
次週は早く行かなきゃ!
と思ったenoでした。

万歳するお地蔵さん

6日、久しぶりの陶芸教室。パン教室で呼びかけたら、なんと12人も参加。まずはウォーミングアップでお地蔵さん作り。握りしめた粘土をテーブルにダン!と立て、それを胴体にしてお地蔵さんを作っていく。頭を付け、手を付ける。ふつうは胸の前で両手を合わせた形で作るのだが、トオルさんだけは万歳をしている手を作った。ま、お地蔵さんが万歳しても別に構わないのだが、なんだか楽しいお地蔵さんができ上がった。このあたりの自由な発想が素晴らしいと思った。

 手びねりのカップも作った。子どもにはちょっと難しいかなと思ったが、みんなとても熱心に挑戦。味のあるカップがたくさんできた。たたら板のコーヒーカップとお皿も作り、次回のパン教室ではこれでお茶を飲む予定。

 (「カフェベーカリーぷかぷか」のホームページはGoogleで「ぷかぷかパン」と入れてください。pukapuka-pan.xsrv.jp/

ぷかぷかの歌

2月2日 昨年、「まちたんけん」で取材に来てくれた近くの霧が丘小学校の子どもたちが「ぷかぷかの歌」を作り、お店まで来て歌ってくれました。

 30人くらいやってきて、お店の前で歌ってくれたのです。なんだか涙が出そうになりました。寄せ書きのお礼状ももらいました。パンの絵がたくさん描いてありました。お店のいちばん目立つところに飾ろうと思います。
 売り上げが伸びなくて毎日めげていたので、子どもたちのメッセージに、本当に元気づけられました。
 

ありがとう!

お店「カフェベーカリーぷかぷか」のホームページはGoogleで「ぷかぷかパン」と入れてください。pukapuka-pan.xsrv.jp/

なんとか1年持ちこたえました

 4月からスタートして、なんとか1年持ちこたえました。ホッとしています。スタッフといろいろもめたり、一時はどうなることかと胃がキリキリ痛む日が続きましたが、なんとか持ちこたえました。倒れなかったのが不思議なくらいです。

 

 お客さんも顔見知りが増え、まだ1日50~60人くらいですが、「評判いいよ」って言ってくれるお客さんもいて、うれしくなります。なんといってもこの道40年というベテランのパン職人さんが入ってくれたことが大きい。

 

 パンにうるさいヨシノばーばは28日はyoshinoカンパーニュを8個、29日は食パンを2本(6斤)とクレシェント6本を買って行きました。こういう人がお店のファンにいることは本当に心強い限りです。

 

 地域で3000部ほどまいている「ぷかぷかしんぶん」も好評で、「楽しみにしていますよ」と言ってくれるお客さんが多い。昨日は知り合いにあげたいからと何部か持っていったお客さんもいました。ホームページに「ぷかぷかしんぶん」載せましたので見てください。pukapuka-pan.xsrv.jp/

 

 まだまだ運営は楽ではないが、お客さんとの関係をみる限り、希望が持てる感じです。

思いを寄せてくれてた人が…

  
 外販先のウィステリアランドはお客さんが少なくて今日でおしまい。寂しい思いでお店を畳んだが、帰り際、小学生の女の子が走ってきて、「長い間、どうもありがとうございました」と言ってくれた。多分お母さんがよこしてくれたんだろうと思う。9月からはじめてわずか4ヶ月の販売だったが、こうやって思いを寄せてくれた人がいたことがうれしかった。

 フランスパンを買ったお客さんが、1月1日まで持ちますか、と質問。お店は29日までなので、少し硬くなりますが、大丈夫ですよ、と応える。お正月にみんなで楽しむチーズフォンデュに使うパンにぷかぷかのパンを選んでくれたことが、すごくうれしく思えました。

お店「カフェベーカリーぷかぷか」のホームページはGoogleで「ぷかぷかパン」と入れてください。pukapuka-pan.xsrv.jp/

カンパーニュ3種

「yosinoカンパーニュ」ができたので、今までのカンパーニュは「霧が丘カンパーニュ」にした。「全粒粉カンパーニュ」と合わせて3種類のカンパーニュ。
 使用材料は
 「霧が丘カンパーニュ」:強力粉、あこ天然酵母、塩、水
 「yosinoカンパーニュ」:強力粉、全粒粉、あこ天然酵母、塩、水
 「全粒粉カンパーニュ」:中力粉、ルバン種、塩、水
 重い順に並べると「全粒粉カンパーニュ」「yosinoカンパーニュ」「霧が丘カンパーニュ」
 それぞれにおいしいです。ぜひ味わってみてください。

お店「カフェベーカリーぷかぷか」のホームページはGoogleで「ぷかぷかパン」と入れてください。pukapuka-pan.xsrv.jp/

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