昔養護学校の教員をやっていた頃書いた『街角のパフォーマンス』が表紙、タイトルを変えて電子本になっています。ふっと肩の力が抜けて元気になる本です。障がいのある人達とおつきあいすると元気になるよって、そんなメッセージが伝わってきます。
昔養護学校の教員をやっていた頃書いた『街角のパフォーマンス』が表紙、タイトルを変えて電子本になっています。ふっと肩の力が抜けて元気になる本です。障がいのある人達とおつきあいすると元気になるよって、そんなメッセージが伝わってきます。
昔書いたブログですが
アリサさんの描いた女性達の絵がすばらしいですね。見てるだけでわくわくします。ひとりひとりの表情からは、その女性の人生までが見えるようです。アリサさんの人を見る目の深さを感じます。






アリサさんは福祉事業所で働いています。情報発信を積極的にやっているところならいいのですが、一般的に福祉事業所はそれほど情報発信はしません。このステキな絵達も下手すると倉庫に埋もれたままになってしまいます。なんかもったいないですね。
このステキな絵達が社会にもっともっと出て行けば、当然絵に出会う人がたくさん出てきます。
「こんなステキな絵を描く人がいるんだ」
という気づきは、障がいのある人の見方を変えます。彼らが社会にいることの意味が変わってきます。色々手のかかるお荷物といったイメージではなく、社会を豊かにする人達なんだという風に変わってきます。
そんな風に気づく人がたくさん生まれると、そこから社会が少しずつ変わっていきます。社会が豊かになっていきます。
社会がほんの少し変わるきっかけになります。絵のチカラをあらためて思います。
障害者のことを英語では
というそうです。私は5のchallenged personという言い方が好きです。障がいに挑戦する人、という意味でしょうか。とても前向きな感じがします。障がいにより生じた様々な困難な状態をなんとか変えたいと前向きに努力している人。それに拍手している感じがします。いかにもアメリカ人ですね。
こういう姿勢こそが、本人の自立を促す気がします。自分の努力を評価し、応援してくれるわけですから。本人にとってはとてもうれしいことですよね。
翻って、日本ではどうなのか。少なくともchallenged personとして応援するといったことはありません。何かやってあげるとか、支援する、という関係になってしまうことが多い気がします。いずれも上から目線の関係なので、本人にとっては、何かうざい感じがするのではないでしょうか。
そういうことに想像力が働かないのは、本人の自立を妨げることになります。相手とフラットな関係を築けないのは、相手と人として出会えないことであり、すごくもったいない気がします。
私たち自身が人生の様々な局面でchallengeしてるのか、そこが問われてる気がするのです。challengeしてないから、相手のchallengeも見えない。今日も明日も明後日も、そのずっと先も、同じような日々が続くのであれば、なんだかすごく退屈な人生のような気がするのです。
なんだかんだ言っても、いろんなことにchallengeし、緊張感のある人生が楽しい気がします。
昔アラスカのマッキンリー(北米大陸の最高峰、約6200メートル)にchallengeしたとき、お世話になった地元の方が
Try hard and you shall succeed!
って言ってくれたのですが、言葉通り必死になってTryし、ほんとうに登頂に成功したのです。日々いろんなことにTry hardすることは、人生をわくわくするものにしてくれます。
マッキンリー。今から思えばよく登ったと思います。



8月5日の東京新聞
「もうすぐ10歳になる子どもと障害者や差別について話したことはない。いつか事件について話すこともあるかもしれない。そのとき「障害者を差別してはいけない」と言うのはたやすい。ただ、自分の子どもにどんな言葉を選べばうまく伝わるのだろう。」
言葉で伝えるのではなく、障がいのある人と直接接すること、それが大事だと思います。もちろんひとめ会っただけで、ああ、もういや!って思う人もいるでしょう。でも時間かけて何度も会ってるうちに、ふっと心が開いて、相手と出会えるかも知れません。あるいはクリエイティブな活動を一緒にすることで、障がいのある人達の想像力の豊かさに驚かされたりします。
ぷかぷかの近くの大学の授業で毎年のように簡単な演劇ワークショップをやっています。その時の学生さん達の感想です。
●発想力が豊かでパッとお題を出されたらすぐに行動や言葉を考えていて、私にはない個性 を持っていてビックリしました。
●ぷかぷかさんの自分じゃ考えつかないような自由な発想や表現に触れた。
●私は”これと言えばこれ”という固定概念があり、それを踏まえ色々考えていたが、ぷか ぷかさんはそんな固定概念を壊してき想像力がとても豊かだと感じた。関わっていてと ても新鮮で楽しかった。
●ぷかぷかさんの人たちと実際に演劇を行ってみて、「そんな表現の仕方があるんだ」とび っくりさせられたことがたくさんありました。

●ぷかぷかさんたちの想像力は、私たちには ない発想でおもしろい劇が完成しました。
●自分たちにはない考えをぷか ぷかさんたちは持っていてすごく色々なことに気付かされました。
●自分たちが想像できないような内容の演技をしていてすごいなと思いました。自分たちで は絶対に思い付かないような内容が多く、想像力の豊かさや発想の違いを感じました。
●喜怒哀楽を皆の前で動きや声にするのは凄く勇気が必要で、最初は恥ずかしかった。けれ ど、ぷかぷかさんが率先して大きく堂々と活動に取り組んでいる姿を見て、私も頑張ろう と思えました。初めの 1 歩を踏み出す勇気をくれてありがとうと言いたいです。

●私は今日の様なワークショップは恥ずかしさが勝ってしまいあまり全力でできないタイ プなのですが、ぷかぷかさんは私と違って全力で表現していてとても尊敬しました。しか も想像力が豊かで発想がとてもおもしろいなと感じました。
●ぷかぷかさんたちはた だライオンというだけでも様々な形や動きで色々なライオンを提案してくれ私たちの何 倍も想像力があると感じた。
●「こぼん」などの音を体で表現することをやりましたが、一般的に考えそうな案ではないものが次々と出てきてとても驚きました。
●ぷかぷかさ んの想像力が豊かすぎてライオンの鬣(たてがみ)役やベンチの背もたれ役などこんなの も演じるんだとすごく楽しく取り組めました。
様々な形で彼らと出会う機会を作ること、それが社会を豊かにしていきます。
ぷかぷかには『Secret of Pukapuka』という映画があります。映画を作った発端は
やまゆり園事件です。あの時犯人は
「障害者はいないほうがいい」
などといい、そうだそうだ、よく言った、と共感する声がたくさんありました。
それは違う、障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい、そういった趣旨の映画の製作をpvプロボノに依頼。事件の翌年にできあがった映画が『Secret of Pukapuka』です。
障がいのある人たちと「いっしょにいると心ぷかぷか」のメッセージがあふれている映画です。障がいのある人達と、いっしょにいると心ぷかぷかになるような関係を作ること、それが事件を超える社会を作っていくのだと思います。
『Secret of Pukapuka』の予告編
ぜひこの映画の上映会をあなたの地域でやってみて下さい。そしてたくさんの人に「いっしょにいると心ぷかぷか」に共感していただけたら、社会はほんの少し変わります。とがった心が丸くなります。
やってみようかな、と思われたら、ぜひ高崎まで連絡ください。takasaki@pukapuka.or.jp. 映画の本編(約26分)お送りします。
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やまゆり園事件から10年。障がいのある人たちが生きやすい社会になったのでしょうか。
度々話題になった福祉施設での虐待事件。これは何を意味するのでしょう。
障がいのある人達のいちばん身近にいる人間が、どうして虐待をするのでしょう。何人もの人が逮捕されていますが、逮捕することでこの問題は解決できません。もう少し問題の本質に迫る対応を考えないと根本的な解決にはならない気がします。
では、何が問題なのか。今まで何度も言及していますが、やはり相手と人としておつきあいしていない、というところだと思います。福祉事業所が行っている「支援」という関係は、相手と人しておつきあいする、ということをやりにくくしているのではないかと思います。
「支援」は相手に何かやってあげるという上から目線の関係です。人としておつきあいするというフラットな関係ではありません。そこをどうやれば関係がフラットになるのでしょう。
ここはやはり、理屈ではなく、
「相手と人として出会う」
という人間の持っている感性というかチカラだろうと思います。「相手と人として出会う」チカラを私たちは持っています。そのチカラを「支援」の現場でも発揮できれば、障がいのある人達との関係は一気に変わります。
相手といっしょに笑う、悩む、悲しむ。そういった当たり前のことを日々やっていく。そのことを繰り返した先に、やまゆり園事件を超える社会ができてくるのではないかと思います。
この方大好きです。こういう方は社会の宝です。大事に大事にしたいです。

昔書いたブログですが
障がいのある人たちといっしょに生きていくと、社会が豊かになります。どうしてでしょう。
「酢のもの」と書くところを写真のように書いた人がいました。

「ん?西作のいもの?」って最初は思いました。でも商品を見て、「あっ、酢のものね」と納得、「あっ、いい!いい!」「すごくいい!」ってつい言っちゃいます。この、ついいっちゃう、という感覚がとても大事。
こういう字は楽しいし、社会をゆるっとしたものにしてくれます。「まちがってるじゃん」なんて否定してしまうのはもったいないです。正しいことは、時に社会をつまらないものにします。
なので、ぷかぷかでは「西作のいもの」をそのまま商品といっしょに並べます。「もったいない」という感覚が共有できているのです。
お客さんもよくわかっていて、「ああ、今日はこれね」って笑いながら買っていきます。ぷかぷかさんの書く字の楽しさを共有できているのです。こういう関係のあるところを「ともに生きる社会」というのだと思います。こういう字を書く人こそ大切な仲間として受け入れる社会こそ、みんなが心地よく生きられる豊かな社会といえます。
やまゆり園事件から10年。いまこそ「西作のいもの」を楽しみたいと思うのです。そういう社会こそが事件を超えます。
やまゆり園事件の犯人植松は「障害者はいないほうがいい」といいました。でも、実際に障がいのある人達がいなくなったらどうなるのでしょう。障がいのある人達の分だけ、社会の幅が狭くなります。その分なにかと息苦しい社会になります。
障がいのある人達とあまりおつきあいがない人は、色々面倒な人がいなくなるのはいいんじゃない、という意見に多分なるのではないかと思います。でも、面倒な人とのおつきあいは、どうしたらいいんだろうと日々悩み、それは自分を鍛えます。人間の幅を広げてくれます。自分を豊かにしてくれます。
障がいのある人達は、ですから、私たちを、社会を豊かにしているのです。だからこそ大事にしたい。
区民祭りではこんな楽しいお店が彼等のおかげでできました。


私たちだけではこんな楽しいお店はできません。そのことを謙虚に認めるところから、彼等との豊かなおつきあいが始まります。「支援」という上から目線のおつきあいではなく、どこまでもフラットなおつきあい。
名刺もこんな楽しいのができます。

こんな楽しい舞台ができます。


やまゆり園事件の犯人植松は
「障害者はいないほうがいい」
と主張し、
「そうだ」「そうだ」「よく言った」
という共感のメッセージが社会にあふれ、なんとも嫌な思いをしたことを覚えています。
そんな中で「障がいのある人たちとはいっしょに生きていったほうがいい」というメッセージを込めた映画を事件の翌年作りました。『Secret of Pukapuka』がそれです。
その予告編
本編は約26分です。
やまゆり園事件から10年がたった今、「いっしょにいると心ぷかぷか」というメッセージを伝える『Secret of Pukapuka』の上映はとても意味があると思います。
英文のタイトルの日本語訳は『ぷかぷかのヒミツ』です。
そのヒミツとは
「障がいのある人たちといっしょにいると心ぷかぷか」
になるよ、というメッセージです。たくさんの人達が障がいのある人達とのおつきあいで「心ぷかぷか」になったとき、社会は事件を超えるのだと思います。
ぜひあなたの住んでいる街で心ぷかぷかになるような上映会を企画してください。
問い合わせは ぷかぷかの高崎まで takasaki@pukapuka.or.jp

やまゆり園事件の犯人植松は
「障害者はいないほうがいい」
などといいました。彼はやまゆり園という福祉施設で働いていたにもかかわらず、そういった言葉が出てくるのは、そこで働く障がいのある人達と人としてちゃんとおつきあいしてなかったからではないかと思うのです。
問題は、そう思う人達が社会にはたくさんいるんじゃないか、ということ。
障がいのある人達とのおつきあいがなければ、「障害者は何を考えているのかよくわからない」「だからちょっと怖い」「そばに寄りたくない」とマイナスの思考が積み重なっていきます。それが社会を作り、
「障害者はいないほうがいい」
と考える人が出てきてもおかしくありません。植松は正直に自分の気持ちをいったのだと思います。
でも、いわれた方はたまったもんじゃありません。先日のNHKで放送されたtoi toiに登場した障がいのある人達の多くがそのことを語っていました。
障害当事者が事件をどんな風に受け止めたのか、それを想像すること、私たちは今何をすればあのような事件を防げるのかを考え、実践すること。
ま、あまりむつかしく考えず、日々の暮らしの中で、障がいのある人たちと楽しくおつきあいしていく。そのことにつきると思います。
お客さんとこんな感じでおつきあいできる雰囲気がぷかぷかにはあります。

いっしょにお芝居を作ります。

大学の学生さんといっしょに、こんな楽しい時間を過ごします。

区役所でパンの販売 メンバーさんとスタッフがいっしょに販売します。

いっしょにパンを作ります。

障がいがある人と一緒に暮らす社会について掘り下げて考えるためのトピックス集です。