ぷかぷか日記

まさか自分が演劇をすると思わず、思いがけない経験でした

 東横線大倉山にある小さな喫茶「ありおり」で第8期演劇ワークショップの記録映画『そういうわけで』を上映し、簡単な演劇ワークショップをやりました。短い時間でしたが、みなさん、とても楽しかったようです。そのあと、映画監督の内田さんと高崎でいろんな質問を受けながら対談をやりました。(参加者を入れ替えて2回やりました)

 

「演劇をただ観劇することとは違う深さを感じました。」という感想がありましたが、そこがぷかぷかさん達と一緒にやる演劇ワークショップの生み出すもののおもしろさであり、豊かさです。それ故に、新しい気づきとお互いの新しい出会いがたくさん生まれたように思います。

 

 

「そういうわけで」上映会&ワークショップ アンケート(1回目)

 

ドキュメンタリー「そういうわけで」をご覧になっての感想をお願いします。

 

  • 決められたセリフを覚えさせるのではなく皆さんから出てきた言葉を拾っていきながら作っていくところが素敵でした。(60代女性)
  • 何人か知り合いの人もいて楽しかったです。(70代女性)
  • 自由に楽しい雰囲気が素敵でした。その中でも小さなひらめき(きらめき)をこぼさずにディスカッションを重ねる進行役の方も大事な存在だと感じました。(60代女性)
  • 個性的な皆さんで一つの劇を作るということ発想の豊かさが楽しかったです。(50代女性)
  • 五年前。かれんで非常勤で働いていた時を思い出し穏やかな時間が懐かしくなりました。(40代女性)
  • ここにあるこの人たちでできることをやればいいんですという言葉が印象に残りました。ごちゃまぜ感、何をやっても言ってもジャッジがない、この感じが最高でした。(50代女性)
  • みんなが自由にとらわれずに同じ演劇を良くしたいという志を持って表現していることがとても素敵だと思いました。(10代女性)
  • 解説は最小限に、考えさせる、感じさせる作品になっていたのが印象的でした。(50代女性)
  • 参加した人たちの達成感は素晴らしいんだろうなと思いました。(60代女性)
  • ねずみの耳を作っている方が、表面には可愛い柄を描き、裏面には髑髏を描いて、ニコニコしながら周囲に見せている場面が印象に残っています。演じているときはもちろん、準備をする段階や他者と対話するときにも、各人の思いがあふれている様子が伝わってきました。(50代女性)

 

高崎さん、内田さんとの対話会に参加されての感想をお願いします。

 

  • お2人の思いに共感するところが多々ありました。また自分も頑張ろうと思いました。
  • いろいろなお話が聞けて楽しかった。ありがとうございました。
  • こうでなければ・・・と枠に当てはめようとしなくていいんだなと思いました。定年後、好きなことをされている姿、また、好きなものを撮る姿がいいなと思いました。
  • お2人の力が抜けた感じのお話が良かったです。
  • 自然体な関わりが素敵だと思いました。
  • 質問で進んでいくのが良かったです。お2人が大切にしてきたことが伝わってきました。
  • 自分を自由に豊かに表現できるような人は、すごく人を安心させることができるんだと驚きました。
  • 彼らに惚れ込んでしまった。彼らと共に生きて行きたいという言葉にハッとしました。
  • 初めて伺うことが多かったのですが、熱意ある方たちですね。
  • 高崎さんがつくられる世界観や、用意される機会によって、演じることは自由になることなのだと感じました。また内田さんが編集された映像は、多くの時間の中の一瞬を切り取ったものだと思います。その一瞬一瞬をつなぎ、インタビューを通して言葉を紡いでくださったことで、「ありのまま」と「変化」の両方が伝わってきたように思いました。

 

 

高崎さんによるミニワークショップに参加されての感想をお願いします。

 

  • 初めての経験でしたがとてもアドリブを楽しめました。
  • 以前似たようなワークショップに参加したことがあり、久しぶりに思い出しました。
  • すごく楽しかったです。知らない方とでも何かを演じるって面白いですね。
  • 演劇の自由さまでは体験できなかったです・・・
  • 皆さんのエネルギーアイディアに脱帽でした。
  • 何をするのか全然予想外でしたが、短時間で劇が作れたことが予想以上に楽しかったです。皆さんの終わったあとの晴れやかな笑顔が始まる前と別人で同級生のような気がしました。
  • くだらないようなことだけれど、肩の荷が軽くなるような不思議な体験でした。心から楽しめる貴重な時間になりました。
  • いかに「かくかくしかじか」な、世界で生きているかを感じさせられ、思考の枠を外す大切さを感じました。
  • 思いもよらないことでした。「おー!」という感じです。
  • 特に意見を出すこともなく、物事が決まっていきました。柔軟性がないと言いますか、安定志向と言いますか……。「私らしさ」が無意識に出たと内省しています。

 

 

 

「そういうわけで」上映会&ワークショップ アンケート(2回目)

 

■ドキュメンタリー「そういうわけで」をご覧になっての感想をお願いします

 

  • 場を共有する、同じ目標に向かう、対話する(身体全体で)、ということを通して一つのチームになる。ハプニングも含めて、表現になり各参加者の価値になるように感じました。(50代男性)
  • 人には役割があると認識でき、とても幸せな気持ちになりなりました。(60代男性)
  • 演劇をしたいと思う障がい者の方がいて、それを形にする周りの方たちの接し方や意識の持ち方などに触れることができてよかったです。(50代女性)
  • 質問をさせてもらいましたが、このような演劇ワークショップを始めるようになったきっかけと、活動をサポートする進行係や楽器演奏者がどのような方か知りたいと思いました。(60代男性)
  • プカプカさんのワークショップは、参加する方は楽しいですが、「鑑賞するもの」としてどうやって成立するのかと自分ではイメージが持てませんでしたが、今日映画を観て「すばらしい」というまさにその感じを受けました。(50代女性)
  • 記録を取らないと出来事はなかったと同じだということからこのドキュメンタリーを撮影したと聞き、この映画を見ている瞬間は出演者さんと同じ時間軸を過ごしているという感覚が生まれました。(30代女性)
  • 演劇をただ観劇することとは違う深さを感じました。(60代女性)
  • ひとりひとりの話を聞くこと、そして自由に自分の思いを出していく素晴らしさを私たちは見ることができました。根気強く接する方たちに感動しました。(80代女性)

 

 

 

高崎さん、内田さんとの対話会に参加されての感想をお願いします。

 

  • 楽しい時間でした。高崎さん内田さんの「何かを信頼している」(ひとりひとりの価値を信じている)感が伝わってきたように感じました。
  • ざっくばらんにお話できる環境で、ゴールを決めずに自由に進めていくことの大切さを学びました。
  • 障害者の人たちと生きることが楽しく、いとおしいと語った高崎さんと、楽しい現場だったと語る内田さんのお話が印象的でした。
  • 演劇ワークショップの立ち上げで、黒テントに相談に行き、巻き込んでしまう高崎さんのバイタリティに感銘を受けました。活動をうまく映像化された内田さんの手腕にも感心しました。
  • プカプカさんのドキュメンタリーに興味を持ってくださる人がたくさんいらしたことに感激しました。
  • ただ映画を見てるだけだと「ふーん」で終わってしまったと思いましたが、作り手や生の声を聞けて理解が深まりました。
  • プロの人を入れているということが重要なのだと思いました。
  • 畑を耕すように、自分の中の想いを外に出して、新しい発見をすることは楽しい。

 

■高崎さんによるミニワークショップに参加されての感想をお願いします。

 

  • 体、声を使うワークショップは、50年ぶりだと思います。ワークショップの可能性を感じました。
  • 人は、届けることでエネルギーが増すことを体験できました。感謝です。
  • まさか自分が演劇をすると思わず、思いがけない経験でしたが、新鮮でした。
  • 二つのグループで、全然違う処理の仕方で面白かったです。具体的には、セリフをそのままにするか、変えるか、全員一緒なのか、役割を分担するかなど。
  • 久しぶりで本当に楽しかったです。自由にしてくれますね。「ありをり」の空間がとても広々と感じました。
  • 体を使って表現するという経験が学生時代以来なので懐かしい気持ちになりました。社会人になってからは意味を探すのと自分の役割を見極めて行動していたので、表現でコミュニケーションを探すのが面白かったです。
  • 自分の感じていることとは違うところに、意味が出てくることも感じました。
  • 身体が熱くなるほど動いたのは最近なかったことで、とにかく楽しかった。

彼等の生きている世界を楽しむ

ろう者の人達は「音の概念を持たない」といいます。音が全くない世界を生きています。私たちから見ると、なんとも不自由な世界に感じたりしますが、でも、ずっとその世界に生きてきているので、聞こえないのは当たり前で、不自由でも何でもありません。

 音の概念を持たない人達の舞台。音のない世界からこんなにダイナミックなステージが生まれます。ただただ驚いてしまいます。こういう世界の人達とはおつきあいした方がいい。お互い世界が豊かになります。

 私たちは何かができることはいいことで、できないことはだめ、みたいなイメージがあります。でも、ろう者の人達にとっては、聞こえないことは当たり前なので、だめではありません。それを考えると、おしゃべりができないとか、字が書けないとか、いろんな人がいますが、別にできないことがだめではなく、おしゃべりをしない世界、字を書かない世界をその人達は生きているのではないかと思ったりするのです。

 そんな風に考えると、何かができるように支援する、などというのは、かえってその人の生きている世界を邪魔してる気がするのです。私たちの側の思い上がりとも言えます。もう少し謙虚に彼等の生きている世界とおつきあいした方が、得るものがたくさんあるような気がします。

 

  これ、すごく楽しい絵です。でも、文字を追いかけると、何が書いてるのかよくわかりません。文字を追いかけることが野暮なんだと思います。そのまま、この世界を楽しむ。そうやって彼等の生きている世界を楽しむ。それがいっしょに生きているということだと思います。

音のない世界

この話はおもしろかったです。

www.tokyo-np.co.jp

 音の概念を持たない「霧のまち」の住人たちのパフォーマンスが美しい。体から湧き出る音楽のようなものがやっぱりあるのではないかと思ってしまう。

 

 ろう者と聴者は生きている世界が違う、ということを聴者である私たちはあまり自覚がありません。耳でいろいろ聞きながら世界を見ている私たちと、全く聞こえない世界を生きている人たちでは、世界の感じ方、世界の描き方がやっぱり違うのではないかと思うのです。だからいっしょに生きていると、お互い世界の幅が広がっておもしろい。豊かになるって、そういうことではないかと思うのです。

 

 大好きな劇団の一つに「デフパペットシアターひとみ」という劇団があります。ろう者と聴者がいっしょになって人形劇を作っています。そのホームページを見るとこんなことが書いてあります。

www.deaf.puppet.or.jp

 こんな「デフパペットシアターひとみ」といっしょに作った舞台。舞台で見せる彼等の表現がすばらしいです。

www.pukapuka.or.jp

こういう舞台こそが社会を豊かにしていくのだと思います。

 

 ね、だからいっしょに生きていった方がトク!

大倉山にある喫茶「ありおり」で映画『そういうわけで』の上映会

2月23日(月)大倉山にある喫茶「ありおり」で映画『そういうわけで』の上映会があります。

www.ariori-to-yururi.com

喫茶「ありおり」はこんなところ

www.ariori-to-yururi.com

食事がすごくおいしそう。丁寧さが伝わってきます。

 

コーヒーとケーキもおいしそう

 

 その日は映画『そういうわけで』の監督内田英恵さんと高崎で対談があります。どんな話になるか、その時になってみないとわかりませんが、久しぶりにお目にかかるので、楽しいお話になるのではないかと思います。いずれにしても、ぷかぷかさん達と出会ってどうなのか、彼等の映画を撮ってどうだったのか、といったあたりを突っ込んで聞いてみたいと思います。2回もやるので、少しくらい違った話をしないとまずいかなと思ったり。

 そうそう、司会を確か「ありをり」の店長さんがやるとか言ってましたので、これもどんな話が飛び出すのか楽しみです。

 店長さんは「ありをり」のサイト

www.ariori-to-yururi.com

の下の方に出てきます。

詩のワークショップin 尾張一宮

 2月22日(日)愛知県尾張一宮で「詩のワークショップ」をやります。一日の中で「自分の好きな時間」をテーマにそれぞれ短い詩を書き、それをグループの詩としてまとめていきます。お互い知らない人同志が集まっているので、この作業がすごく大変。でも、ここがいちばんおもしろい。言葉と格闘するからです。

 普段、言葉と格闘するなんて、あまりやりません。でも、今回はあえてそれをやります。言葉の持つ『チカラ』をみんなで共有したいからです。言葉が人間を自由にすること、元気にすることを改めて確かめたいからです。

 

  詩のワークショップの起源は、「ドラトラ(詩劇)」という芝居の作り方があって、そこから来ています。最初にそれを経験したのは、フィリピンのマニラでの演劇ワークショップ。マニラのスラム街に行き、そこで見たこと、感じたことを元に簡単な芝居を作りました。その時にやったのが「ドラトラ(詩劇)」でした。

 

 マニラのスラム街はこんな感じです。

 スラム街にはスモーキーマウンテンという大きなゴミの山があり、それがくすぶって、いつも煙がたなびいていました。ものすごい匂いです。子どもたちがたくさん集まって、お金になりそうなものを一生懸命探していました。その時の体験を元にお芝居を作ったのです。

 

 現地のPETAというグループの人達が進行役をやったので、英語、タガログ語がごちゃ混ぜで、それを日本語に翻訳するので、よくわからないことも多かったのですが、それでもなんとなく形ができあがりました。そうか、こんな風にして芝居ができあがっていくんだと大いに納得したものでした。これが『ドラトラ(詩劇)』です。

 みんなでああしよう、こうしよう、と言い合うだけではなかなかまとまらないし、芝居もできません。でも、こうやって詩を書き、言葉を並べ替えながらちょっとずつ形を作っていくと、自然に芝居ができあがってきます。

 いろんな人が集まって、自分たちで芝居を作ろうとするとき、とても有効な手段です。芝居まで行かなくても、できあがった集団の詩を朗読するだけでも、いろんな新しい気づきがあり、なんかふっと自由になれます。言葉がね、人間を自由にし、元気にするのです。詩のワークショップをやると、そのことがよくわかります。

 声を出して詩を読むなんてことは、ふだんあまりやりません。なので新鮮な感覚で詩を読むことができます。しかも、ただ読むのではなく、誰かに向かって、思いを届けるように読む。思いがけない開放感、そして自由がそこにはあります。それを見つけることが、詩のワークショップの目指すところです。

 

 詩のワークショップは近くの創英大学で6時間の授業のまとめをしたときにもやりました。ぷかぷかさん達も参加した授業はたくさんの新しい気づきを学生さんの中に生み出したと思います。それを詩のワークショップでまとめました。

 こんな詩ができ上がりました。

 

 

 詩のワークショップ、ぜひ自分のところでやってみたいと思われた方、あるいは詩のワークショップをやる尾張一宮に行ってみたいと思われた方、高崎まで連絡ください。takasaki@pukapuka.or.jp

 

詩のワークショップ

区役所で人権研修会

近くの区役所で人権研修会をやりました。 

 

 

 人権について抽象的な話をするのではなく、人権が侵されがちな障がいのある人達といっしょに短時間ながらもクリエイティブな活動を行い、彼等がどういう人なのかを知る研修にしました。具体的にはぷかぷかさん達と一緒に簡単な演劇ワークショップです。

 

 午年なので、最初に体で馬を作るところから始めました。ぷかぷかさんと一緒に作ります。いっしょに作る中で、ぷかぷかさんについて、いろんな気づきが生まれます。「障害者」という思い込みでぷかぷかさんを見るのではなく、フラットにおつきあいしての気づきです。

 

 

 演劇ワークショップでいいのは、この「フラットにおつきあいできる」ということです。障がいのある人とのおつきあいは、「何かやってあげる」という上から目線の関係が多いのですが、ここではどこまでもいっしょに作るというフラットな関係です。フラットな関係での気づきこそが、彼らといっしょに生きていく社会のはじまりです。

 

 

 障がいのある人達といっしょに何かやるといってもい、なかなか思うように話が進みません。思うように話が進まないからおもしろいし、そこでこそ新しい気づきが生まれます。

 

 

 馬の鼻? 

 

 宮澤賢治の「風の又三郎」の冒頭にこんな言葉が出てきます。

 

     どっどど どどうど どどうど どどう
  青いくるみも吹きとばせ
  すっぱいかりんも吹きとばせ
  どっどど どどうど どどうど どどう

 

冒頭の「どっどど どどうど どどうど どどう」といいながら歩いてみます。

 

 「どっどど どどうど どどうど どどう」だけで、これだけの歩き方が出てきました。言葉はひとつでも、その受け止め方は、みんなそれぞれ違います。だからおもしろい。

 動くことであらためての「どっどど どどうど どどうど どどう」がどういうことを表現しているか気づきがあったのではないかと思います。

 

 街の中で「どっどど どどうど どどうど どどう」といいながら歩いている人達がいました。何をやっているのでしょう、という問題を出しました。それぞれのグループで、何をやっているのか、イメージしながら動いてみました。

 

 

●参加した人達の感想の一部を紹介します。

・障がいのある方たちの感性が豊かで素敵でした。

・周囲の環境や状況に捉われず、自身を表現されている様子をみて、自分のあり方を振り返りました。

・障害をお持ちの方には、枠にとらわれない大胆な発想力や行動力をお持ちの方がいて、自分も今後見習っていきたいと考えた。

・接することで学びがある方々だということをあらためて感じました。

・普段言葉によるコミュニケーションに頼り、動いて考えることをしていないことを思い知らされました。

・障害のある方との接し方を学んだ。

・一緒にグループワークすることで障害を持つ方とも一体感を持つこともでき勉強になりました。

・同じ目的を持って取り組んでみるとそんなに障害のあるなしは関係ないということを学びました。

・できることやできないことは、自分とあまり変わらないし、偏見によって決めつけている部分があると感じました。

・日々の積み重ねでもっと関係が築くことができたのではないかなと。ぷかぷかさんはその日々の積み重ねで地域に根付いたのだなと思いました。

・声を出したり体を動かすことで自由度が増し、距離感が縮まった。

・障害の有無にかかわらず、相手の得意不得意やキャラクターを知って付き合っていくことが大切だと感じました。

・初対面の人々が集ってごく自然に共同で作業ができて良い時間でした。

・同じテーマでもグループによって表現方法が異なり、多様性を尊重する視点を学んだ。

・フラットに障害のある方と同じ目的を持って取り組む機会が普段はないため、良い経験になりました。

・障害を持つからこそ周囲に与えるプラスの影響が沢山あるのだと知ることができました。

・障害のある方であっても一緒に動きのあるワークショップを行うことで、段々と壁が取り除かれるような感覚を味わいました。初めから壁を作らず、関わってみることの大切さを学びました。

・体を使ってコミュニケーションを取ると、言葉のみの時に比べて打ち解けやすいことに気付きました。

・グループワークを通じて心を通わすことができた。

・枠組みに囚われ、他人の目を気にしがちな自分がいることを改めて感じました。

・仕事上、自由に自分を表現する機会もありますが、それも枠の中だったなと。

・どうしても、言葉でコミュニケーションを取ろうと考えてしまうが、体を使ったり、一緒に声を出したりと様々なコミュニケーション方法があると気付くことができた。

・固定概念にとらわれずもっと自由な発想をしても良いこと。みんなと同じじゃないことは恥ずかしいことではなく立派な個性であること。

・課題を言われた時にパッとすぐに行動ができるって凄いな、羨ましいなって思いました

・障害のある方ともっとフラットに接することが距離を縮める近道なのだと学びました。

・言葉はなくても空間を共にすることで生まれることがたくさんあることを実感できました!

・障害の有無に関わらず、みんなで一緒に何かを作り上げると一体感が生まれていいなと感じました。

・一緒に体を動かしながら声を出すという体験は思った以上に気持ちが明るくなりました。

・障害の有無に関係なく、一つのものを作り上げるのは大変だと思いました。

・障害のある方とフラットに意見を出しあう関係性で関わることは初めてでした。とても楽しかったです!

・言葉がなくても考えていることはあること、行動や表情で伝えることができることを学びました。

・一緒に身体を動かしたり声を出して場を共有することで、言語とは異なるコミュニケーションを取ることができることがわかりました。

・障がいのある人たちの発想の自由さを前に、自分の思考や体が凝り固まっていることに気づきました。

 

高崎さんのお話(なぜこういった仕事をしているのか、など)を講演会スタイルでお聞きしてみたいです。

 私は養護学校(特別支援学校)で教員をやっていたとき、障がいのある人達に惚れ込んでしまいました。言葉をしゃべることができないとか、着替えができないとか、ごはんがひとりで食べられないとか、トイレの始末ができないとか、できないことはたくさんありましたが。でも、いっしょにいると毎日がとても楽しくて、何よりも心がぽっとあたたかくなりました。心と体がゆるむというか、こんな心地よさは初めてでした。「ずっとそばにいたいな」と思いました。

 養護学校の教員を30年やりましたが、本当に楽しい日々でした。一番よかったことは、自由極まりない彼等と日々過ごすことで、私自身がすごく自由になったことです。生きることが楽になりました。

 で、定年退職の時に、ここで彼らとお別れするのはもったいないと思い、彼らといっしょに日々過ごすことのできる福祉事業所を立ち上げました。どこからもお金が出なかったので、退職金を全部注ぎ込み、かみさんは唖然としていました。なので超貧乏な暮らしですが、彼等と過ごす日々は本当に楽しいです。何が幸せか、ということですね。《詳しくは『ぷかぷかな物語』をご覧下さい。(ぷかぷかのサイト

shop.pukapuka.or.jp

もしくはアマゾンで手に入ります)》

 

 ぷかぷかさんと一緒にワークショップやると、なんだか楽しい。そんなことを思っていただけたのではないでしょうか。それが彼らといっしょに生きること。

 今日の気づきを、ぜひどこかで生かして下さい。そうすれば、社会はお互いもっともっと生きやすくなります。

 

詩の朗読ワークショップ

長田弘さんの詩に「ふろふきの食べ方」というのがあります。

 

 

ふろふきの食べ方

                          長田弘

 自分の手で、自分の

 一日をつかむ。

 新鮮な一日をつかむんだ。

 スが入っていない一日だ。

 手に持ってゆったりと重い

 いい大根のような一日がいい。

 

 それから、確かな包丁で

 一日をざっくりと厚く切るんだ。

 日の皮はくるりと剥いて

 面取りをして、そして一日の

 見えない部分に隠し刃をする。

 火通りをよくしてやるんだ。

 

 そうして深い鍋に放りこむ。

 底に夢をしいておいて、

 冷たい水をかぶるくらい差して、

 弱火でコトコト煮込んでゆく。

 自分の一日をやわらかに

 静かに熱く煮込んでゆくんだ。

 

 こころ寒い時代だからなあ。

 自分の手で、自分の

 一日をふろふきにして

 熱く香ばしくして食べたいんだ。

 熱い器でゆず味噌で

 ふうふういって。

 

 

  詩は一人で黙って読むことが多いのですが、何人かで声を出して詩を読むと、また違う気づきが生まれます。詩がチカラを持っていることの気づきです。

 たかが言葉です。でもその言葉を声に出し、しかも誰かに向かって読むとき、詩の言葉がムクムクと生き始めます。言葉だけでなく、私たち自身がムクムクと生き始めるのです。言葉を口にする方も、その言葉を受け止める方も。

 言葉って、だからおもしろい。言葉が声に出して読むことで、私たちの心と体を自由にするのです。

 

こんな「詩の朗読ワークショップ」、やってみませんか? 

あ、なんだかおもしろそうって思ったら高崎まで連絡ください。takasaki@pukapuka.or.jp

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