ぷかぷか日記

「広場」がここからはじまりました。

 ぷかぷかさん達といっしょにやってきたワークショップの場は、人々がみんな元気になり、新しい物語を生んだ「広場」だったのではないかと、オペラシアターこんにゃく座の「あの広場のうた」を聞きながら思いました。

 

♪ いまはいつだろう  いつもの朝

  ここはどこだろう   いつも場所

 

 いまはいつだろう  いつもの夜

 ここはどこだろう  いつもの場所

 

 でもどこかちがう

 ここはどこかに似ている

 

 おとなもこどもも  犬も鳥たちも

 虫たちも集まる   あの広場みたい

 

 耳をすませば見えてくる

 目をみはれば聞こえてくる

 少しずつ 少しずつ

 

 歌が生まれ  人は踊り出し

 物語がはじまる  あの広場がここに

 

 昔 広場に一本の柱

 ここに立てよう  目には見えない柱を

 

 昔 広場に一本の柱

 ここではじまったオペラを  いまここで ♪

 

 

 30年前、ぷかぷかさん達とワークショップやると絶対面白いものが生まれると、演劇集団黒テントの協力で始めたワークショップの記録映画が復活しました。

  1986年10月〜1987年3月の6ヶ月の記録です。「広場」がここからはじまりました。あの時、広場に一本の柱を立てたのだと思います。彼らと一緒に生きていこう、という柱。

 始めた当初は、やはりぷかぷかさん達を応援しようとか、そんな思いもどこかにあって、地域の人たちも集まってくれたのですが、2回3回と繰り返すうちに、ワークショップの場の中心にいるのはぷかぷかさん達であり、彼らが場を支え、私たちを支えてくれている、ということが見えてきたのです。そして彼らがいるからみんなが自由になれ、元気になれる、ということも見えてきました。何よりも彼らのおかげで、たくさんの楽しい物語が生まれました。

 ここに来ると元気になれる「広場」、自分を取り戻すことができる「広場」が、ぷかぷかさん達のおかげでできたのです。その原点ともいえる貴重な映像です。

 

 映像をまとめたのはドキュメンタリー映像作家の四宮鉄男さんです。短いコメントと映像だけで作られています。地域の大人達、子ども達、養護学校の生徒達による演劇ワークショップの記録、とあるだけで「障がいのある人」とか「障害者」という言葉はひとこともありません。そういう人たちとどうこうしようというメッセージもありません。淡々とした記録映画です。

 四宮さんは私が養護学校の子ども達を連れて武蔵野の原っぱに通っていた頃から「あそぼう会」(私と地域の人たちで作った障がいのある人たちと一緒にあそぼうよ、という会)の活動に注目していて、いつか映像にしたいと思っていました。

 

 1時間50分もの長い映像です。前半後半に分かれていて、後半の最後に発表会の映像が入っています。ここ3年やっているみどりアートパークホールでの立派な発表会ではなく、生活クラブの配送センター2階の会議室を借りた手作り感満載の、それでいて熱気ムンムンの発表会の映像が入っています。涙を流す人もいました。

 

 

★カビだらけだったビデオを富士フイルムの技術で復活させた映像です。冒頭部分の映像が荒れていますが、あとは多少色が劣化している程度で、十分見られます。

★ 6ヶ月にわたる記録映画の途中に、ワークショップで作ったお面をかぶって原発反対のデモをやったときの映像が挟まっていました。子ども達も一緒の、極めて平和的なデモなのに、警官がしっかりついていましたね。のどかな時代でした。のどかな時代の中で、それでも原発は危ない、といっていたことが、30年後、本当に大変な事故を起こしました。人間は、この30年、何をやっていたのかと思います。

★「あの広場のうた」は表現の市場で歌います。

 

「みんなでワークショップ」第1部

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 「みんなでワークショップ」第2部

 

おつきあいするのに大切なのは、いっしょにやって楽しいかどうか、だと思います。

 9月2日(土)、久しぶりのパン教室。今回もたくさんの地域の方が参加しました。

 いつものように子ども達はすごくいい感じでぷかぷかさん達といっしょにパンを作っていました。ぷかぷかさん達には障がいがあるとか、配慮が必要、といった話は一切しませんでした。おつきあいするのに大切なのは、いっしょにやって楽しいかどうか、だと思います。そこから新しい関係が生まれます。パン教室はそういったことが、よく見えます。

今日のメニュー

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調理の前の手洗いがすごくうまいオーシマさん。

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ボウルで粉、酵母、塩、水を混ぜ合わせます。

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生地をこねます。コーキさんがいろいろ教えていました。関係がどんどんできてきます。

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ほうっておいても、生地をいっしょにこねることで、関係がどんどんできてくるのです。こうやってね、いっしょに生地を一生懸命のばす関係がいいなって思うのです。これが一緒に生きていくってことです。そういうことが、ぷかぷかさんと子ども達だけでどんどんできちゃうのです。障がいのある人たちと普通の人たちの関係って、そんなもんですよ。要は、そういった関係が自然にできる環境をどこまで私たちが作れるかだと思います。パン教室はそんな環境が、気がついたらできていました。それがパン教室のすごいところだと思います。

 

こね上げた生地で顔を作った人がいました。

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目玉のおいも+さつまいもアン作り

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豆乳プリン

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 パン教室のさなか、突然ダンスが始まります。

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 できあがり! フォカッチャ、菜種ロール、目玉のお芋+さつまいもパン、ミートソースのショートパスタ、きのこの山スープ、豆乳プリン+吉田さん特製ブルーベリージャム

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「パンを持って帰ります。
パパが楽しみに待っているので」と 優しいしょうへいさんでした。

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「さかなはおよぐプロジェクト」の話

 日本フィルハーモニーのチェロ奏者江原さんがダイちゃん、辻さんと組んでパレスチナの絵本『さかなはおよぐ』の朗読と音楽を組み合わせた作品にチャレンジしています。朗読は辻さん。日本語、英語、アラビア語で朗読します。 江原さんのイメージはこんな感じです。

 

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 さかなはおよぐを50分〜60分構成にし、英語で、さかなはおよぐをざっと解説
 日本語版 大くんとコラボ演奏 上を向いて歩こう、
 アラビア語版 チェロソロ
 英語版 グループ演奏4曲を入れてので完全版

 日本語版、アラビア私の版は名場面をピックアップ。全文でなく一番印象的な場面をピックアップしたほうが、辻さんの集中力で、聴衆を惹き付けるシンプルな構成になると思いました。

 今回は英語圏で行うのでメインは、英語を完全版 日本語圏で行うときは、日本語で完全版 イスラム系の聴衆を中心に行うときは、アラビア語で完全版 辻さんにはどのパターンでもできるように練習していただく。

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と、こんな感じです。

アラビア語の朗読をめぐって、様々な出会いが重なって、たくさんの人たちが動いてくれています。時系列で紹介します。

 

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奇跡の軌跡 さかなはおよぐプロジェクト

Special thanks 高崎明、奴田原睦明教授、細井明美、上東麻子、伊藤優美、モハメド シャムス、長澤栄治教授、長澤美沙子、鈴木啓之、マスウード・ダーヘル教授、師岡カリーマ 、 and ハサン アブダッラー、ヒルミー トウニエ 

 

This is not a fish
この魚は、魚じゃない
If it is a true fish, it is either living or dead
本当の魚なら、生きているかしんでいるか どっちかだ
This fish is neither alive nor dead
この魚は 生きても死んでもいないや 

7月初め、ぷかぷか高崎さんから8月13日に行うプロモーションビデオ上映会での演奏依頼が入り、わたしはぷかぷかに「さかなはおよぐ」を提案しました。私が大好きな、イマジンと自由を根幹としたこの絵本と、ぷかぷかの、のびのびと生きる姿がピタリと一致したからです。
私はぷかぷかの辻さんに、さかなはおよぐを使って、自分たちの生き方をメッセージとして伝えMessengerになって貰おうと思ったのです。
 
 7月16日  細井明美さんに、「さかなはおよぐ」について、原本を探している、心当たりはありませんか?とメールを送る。→素敵な絵本ですね。アラビア語では「魚を死なせないために」というタイトルになってます。アラビア語と英語で検索したけどヒットしませんでした。翻訳された奴田原先生ならご存知かもしれませんよ 
 
7月19日  8月13日のコンサート準備不足に付き中止決定 
 
7月21日  高崎さんよりカナダバンクーバーでの国際自閉症フェスティバルにぷかぷかプロモーションビデオ上映決定の連絡と私に演奏での参加依頼が入る
同日、毎日新聞の上東麻子さんに、翻訳者、奴田原さんの連絡先を調べられないか打診をする
 
 7月27日  上東さんからメール→こんにちわ、奴田原さんの連絡先、こちらでわかる分で電話してみたのですが古い番号でつながりませんでした。ちなみに住所は豊区西袋3「奴田原ビル」。まだこちらにいて番号が変わったのか、もう住んでいないのか不明です。出版社は倒産、外語大学も分からないとの返事でした。あまりお役にたたずすみません 
 
8月1日
ニューヨーク在住クラリネット奏者伊藤優美さんからメール→江原さん、ご無沙汰しております。おげんきですか?実は来週8月10日と17日にチェロとクラリネットとピアノのトリオで演奏会を諏訪でやるはずだったのですが、チェロが急遽ニューヨークからビザの関係で来れなくなてしまい…江原さん、お忙しいと思うのでダメ元でのお伺いなのですが、まさかまさか、どちらかの日だけでもやっていただくことはできませんでしょうか?
 
私から伊藤さんへ
→もしかすると両日空いてるかもしれません、今合宿に来ていてスケジュールを持ち合わせていませんが、今日中に返事します 
 
8月2日 河出出版の町田さんから
→初めまして。
河出書房新社編集部の町田と申します。
奴田原先生ですが、現在、メールも電話もお使いにならないので、
基本的に手紙でのやりとりのみが連絡手段となります。
奴田原先生へのお手紙を私宛にお送りいただけましたら転送いたしますので、、、
 
 8月10日諏訪マルメロ音楽祭
クラリネット伊藤由美、チェロ 私、ピアニストはエジプト人のモハメド シャムス。
モハメドさんの取材でNHK関係、旅行代理店の方々が演奏会に来ていました。
そして、取材の方に同行していらっしゃったのが
東京大学東洋文化研究所(中東地域研究センター)教授 パレスチナ学生基金理事長 長澤栄治さん渡された名刺を見て、ふと「さかなはおよぐ」奴田原 睦明(のぶあき)さんの事を尋ねてみたところ、長澤さんが
「わたしは奴田原さんの弟子です。よく知っていますよ、先生は少しアラビア語に意気消沈し、アラビア語のほとんどの蔵書を処分し、今、五島列島に移り住み、隠遁生活をされています。
電話番号もありますよ、、、たぶんさかなはおよぐは残されているんじゃないな、、」
 
8月15日
奴田原さんに電話したところ、「さかなはおよぐ」を探してみると奥さんが対応されました。
 8月16日
奴田原さんから電話。
さかなはおよぐも処分し所持していないとの事、私のパレスチナの友人はみんな行方不明だというお話をされました。
今は長澤さんにおまかせしているので、連絡を取ってくださいとのことでした。
 
私は早速、長澤さんにぷかぷかのプロモーションビデオを送り、バンクーバー国際自閉症フェスティバルで行う「さかなはおよぐ」をアラビア語、英語、日本語の3カ国で行いたい、原書の手配をお願いしたいという趣旨のメールを送りました。
 
14:09
長澤さんから→さかなはおよぐ」のアラビア語原本ですが、若手研究者の鈴木啓之さん(日本学術振興会特別研究員@日本女子大学)にお願いしたところ、さっそく探し、発注していただきました。到着には1カ月ほどかかるようです。
 
 8月25日
長澤さんから鈴木啓之さんがネットのアラビア語図書購入サイトで発注した本は欠品だったのですが、昨日、友人のレバノン大学の歴史研究者、マスウード・ダーヘル教授に妻と一緒にメールを送り、お願いしたところ、さっそくお返事があり、出版社も近く、作家のハサン・アブドッラー氏も友人であるとのこと。またそれからすぐに添付ファイルのようなアラビア語原本のPDFファイルも送っていただきました。
また、昨晩、ダーヘル先生からのお返事を受け取っていたとき、偶然ですが講演(アラビア語の詩の歴史とパレスチナ問題)をお聞きしていた師岡カリーマさんに 朗読による音声データの作成とさらに時間があれば発音の指導についてもお願いすることができました。
師岡さんはお父様が東京外語大学で客員教授もされたエジプト人のアラブ文学の先生で、ご本人もエジプトでお育ちですのでアラビア語のネイティヴの方でNHKや大学の講義などでご活躍。多くの著書(日本語)があります。
 
 8月26日長澤さんから絵本の文の作者のハサン・アブドッラー(Hasan Abdullah)さんは 今回 画像データを送ってくださったレバノン大学教授で著名な歴史学者 のマスウード・ダーヘル先生の友人。南部レバノンのヒヤーム( al-khiyam)という町 1944年生まれで 教職の傍ら詩人として活躍。 とくに児童書を中心に60冊以上の本を書かれています。絵の作者のヒルミー・トーニー(Hilmi al-Tuni)さんは 1934年中部エジプトうまれ。 エジプトやレバノンで数多くの個展。ベイルートには3年間お住まいになったことがあるということですので その縁でこの本の絵も描かれたのではないかと思います師岡さんによる音声データーが届く

 ★アラビア語の音声データが残念ながら貼り付けることができません。

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今回の公演は、本当にたくさんの人たちの思いが込められています。

 

 カナダ公演に向けて、毎日のように江原さん、練習にきています。

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 来週にはアラビア語の先生にきてもらって、レッスンを受ける予定です。

 

 ダイちゃんとのコラボも熱の入った練習が続いています。ここはダイちゃん即興で太鼓をたたいています。

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2017年8月25日(金)、26日(土) ぷかぷかの旅

  8月25日(金)、26日(土)に栃木までぷかぷかの旅に行ってきました。今回の大きな目的はぷかぷかでお米やライ麦を買っている農家の上野長一さんに会いに行くことでした。

上野長一さんについてはこちら

pukapuka-pan.hatenablog.com

 

 上野さんのところへ行ったのは、どんな人が、どんなところで、どんな思いでお米やライ麦を作っているのかをぷかぷかさん達に知って欲しいと思ったからです。そういうことを知ると、お米やライ麦の味が変わってきます。食べ物には、作る人の思いがいっぱいこもっています。今回の旅は、そんな思いにちょっとだけですが、ふれることができたかな、と思っています。ごはんを食べるとき、上野さんの顔や田んぼを思い出してくれると、食卓がとても豊かになります。

 今回印象的だったのは、一日目の夜の宴会で、ぷかぷかさんたちが元気に踊りまくっている中へ、まず上野長一さんが、続いて奥さんが飛び込んでいって、いっしょに踊ったことです。

「ふだん、あんなことは絶対にないんですけどね。やっぱりぷかぷかさんにエネルーギーをもらったんですよ」と奥さん。

 そんなすばらしいハプニングのあった旅でした。

 

 とりあえず時系列での報告。これを書いているタカサキは電車組だったので、大宮鉄道博物館から物語がはじまります。

 ここのジオラマは圧巻でした。

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一昔前のヒーロー達が勢揃い。上から見ているだけでわくわくします。

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蒸気機関車にもううっとりでした。

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食事をしているすぐそばを東北新幹線、上越新幹線がひっきりなしに走り、特等席でした。

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鉄道博物館のあとは電車で宇都宮へ。駅から見ただけでも餃子のお店が多いですね。バスでホテルへ。温泉に入ってから夕食。

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上野さんのあいさつ

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テラちゃんは上野さんの奥さんとすぐに仲良くなりました。

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部門ごとの出し物がはじまります。

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気がつくと上野さんが…

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 上野さんの奥さんも入ってきました。

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朝はバイキングでした。

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セノーさんはご飯とパンと両方食べていました。体重は99.6キログラムでした。

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バーベキュー準備隊が上野さんちに到着。古い立派な家です。

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すぐに準備開始

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上野さん、ものすごく張り切っていました。

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なぜか綿菓子器が登場

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奥さんとは古い手遊び

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後発隊が到着。大変な人数

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いろいろ米の田んぼを見学

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ここには約50種類のお米が植えられているそうです。一種類だけだと、天候によっては全く不作になる可能性があるのですが、いろんなお米を植えていると、そういうリスクが避けられるそうです。

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これがいろいろ米。すごくおいしいです。

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バーベキューが始まります。

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ごはん係、張り切っています。

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バーベキューが終わり、みんなで写真

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電車組は真岡鉄道で蒸気機関車に乗ります。

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こうやって、蒸気機関車、電車と乗り継いで横浜まで帰ったのでした。

楽しい旅でした。

「ぷかぷかさん カナダをゆく」には、エンターテイメントが感じられ、純粋に見てみたい。

昨日「ぷかぷかさん カナダをゆく」の話を書いたら、コピーライターの方からこんなうれしい感想がきました。

 

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タイトルに関しては、「ぷかぷかさん、カナダをゆく」は
とても良いと思います。男はつらいよの寅さんとか、
釣りバカ日誌のはまちゃんをなんとなく彷彿させ、
個人的にはセノーさんが上を向いてバンクーバーの街を
歩いている様子が浮かんでます。
 
一般に”障がいのある人が出てくる映画”というと、
彼らはこんなに健気に生きているとか、親御さんの大変な苦労とかが
フィーチャーされ、見ると考えさせられるけど暗い気持ちになる映画が
多いような気がします。
 
でも、「ぷかぷかさん、カナダをゆく」にはそれを超える
エンターテイメントが感じられ、純粋に見てみたい!という気持ちが
刺激されるように思います。
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 これを書いたのは、去年のプロモーションビデオの「いっしょにいると心ぷかぷか」の言葉を考えた方で、ぷかぷかに何度か足を運んでいるので、「ぷかぷかさん カナダをゆく」がどんな映画になるか、すぐにイメージできたのだろうと思います。
 ぷかぷかさんのおかげで、カナダで新しい物語が生まれます。楽しみにしていて下さい。

彼らとおつきあいした方が得!の意味

昨日ぷかぷかに見学に来られた方が感想を送ってくれました。

 

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お邪魔させていただいて印象的だったのは、障害の方が働いているという
特別感を感じなかったことです。
お店はおしゃれだし、ご飯はおいしかったし。そして働いているぷかぷかさん
たちも個性を生かして自然にお店の役割に溶け込まれている印象でした。

お話を伺う中で、理屈抜きに一緒にいて「得」だという話を何度もお聞き
しました。お伺いするまで、この「得」と思える感覚を理解することが
正直難しく、個人のフィーリングによるのかなと考えていました。

けれど、支援する側とされる側という話や、相模原の事件での施設の上から
目線の態度という話など、色々と伺う中で、必ずしもフィーリングに
よるものではないように思えてきています。

なかなかうまく表現できないのですが、フラットな姿勢でぷかぷかさんたちと
向き合い、彼ら彼女らを特別ひいきするわけでもなくその個性を受け止める。
その時に得と思えるのかなという気がしています。

短い時間の中でも(少しですが)個性を理解できた辻さんやせのーさんに
実際にお会いした時に、確かに面白い、楽しい、癒されるといった気持ちに
なりました。

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「得」というのは、彼らとおつきあいした方が、人生いろんな意味で「得」ですよ、といってるだけで、あまりむつかしく考えると話がややこしくなります。

 人生が豊かになるとか、毎日が楽しいとか、癒やされるとか、彼らとおつきあいすると、いろいろ「得」なことがいっぱいあるのです。
 いつだったか見学に来た人が、福祉の関係者で彼らとおつきあいすることが「得」だなんていう人は初めて、とか言う人がいましたが、福祉の世界の窮屈さを思いました。

 「得」というのは、要するに彼らとのおつきあいを自分にとって「プラス」であることをいってるのです。あれができない、これができない、とマイナス方向ばかりの評価の中では、おつきあすることは「負担」になります。「社会のお荷物」などと言う評価も、そこからきています。

 そんな中にあって、いや、彼らとおつきあいすることは自分にとってプラスなんだと言いきることはとても意味があるように思うのです。

 彼らと出会って、本当に人生すごい「得した」と私は思っています。彼らとおつきあいしないなんて、もったいない話です。

 「得」とか「もったいない」という感覚はすごく大事な気がしています。

ぷかぷかさん カナダをゆく

ぷかぷかにはあまりお金がないので、カナダに行くための資金の一部をクラウドファンディングで集める予定です。これはその原稿です。この原稿がクラウドファンディングを運営するmotiongalleryの審査に通れば、motiongalleryのネット上に公開されます。

motion-gallery.net

あっ、おもしろい!って思われたら、motiongallery上で、ぜひ寄付をお願いします。

 

ぷかぷか カナダに行くまでの経緯

 「ぷかぷか」は横浜市緑区霧ヶ丘で障がいのある人たちの働くパン屋、お惣菜屋、ごはん処、アートスタジオを運営しています。代表の高崎が障がいのある子ども達に惚れ込んだところからはじまったお店です。彼らと一緒に生きていきたくて始めたお店です。ですから「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」というメッセージを日々Facebookなどで発信しています。そのメッセージを映像にして伝えたいと思いプロモーションビデオを作りました(pvプロボノ=プロの映像クリエイターの集まるスキルボランテアグループに依頼)。「いっしょにいると心ぷかぷか」というメッセージがぎっしり詰まったプロモーションビデオです。

 この映像がANCA世界自閉症フェスティバルの映像担当者の目にとまり、カナダのバンクーバーで開かれる自閉症の人たちのアートフェスティバルで上映することになりました。カナダで上映決定

 

 上映会にはスカイプで参加してもいいということでしたが、やはり現地でプロモーションビデオの反応を直接自分の目で確かめたいことと、自分の言葉でぷかぷかのメッセージを世界の人々に伝えたくて(フェスティバルには世界35カ国から参加)、現地に行くことにしました。

  

 せっかくなので「ぷかぷかさん」(ぷかぷかで働いている障がいのある人たちのことを「ぷかぷかさん」と呼んでいます。よく言われる「障害者」ではありません。「いっしょにいると心ぷかぷか」になる人たちです。お互いが豊かになれるようなおつきあいです。)もいっしょに行くことにしました。言葉によるメッセージの発信だけでなく、「ぷかぷかさん」達といっしょに参加することで、外国の人たちと、たくさんの新しい出会いを作りたいと思いました。新しい出会いを作るのは、私たちではなく、どこまでも「ぷかぷかさん」たちのチカラです。

ぷかぷかさん

 「ぷかぷかさん」達と行くと、多分、前代未聞の「珍道中」になります。想定外の楽しい出会いがあります。カナダを始め、外国の人たちが「ぷかぷかさん」達をどんなふうに受け止めるのか、すごく楽しみにしています。それぞれの国の社会が障がいのある人たちをどんなふうに受け止めているのか、が見えるからです。日本の社会とは多分、かなりちがいます。このちがいを知ることがとても大切だと思っています。

 

 またとない機会なので、すべて映像の記録を撮ろうと思っています。

 

 ぷかぷかさんの「珍道中」の記録は、『ぷかぷかさん カナダをゆく』という映画になります。抱腹絶倒しながらも、ぷかぷかさん達の作る出会いは、カナダからの新しい風を呼び込みます。

 

 

ぷかぷかさん カナダをゆく

 ANCAというフェスティバルへの参加は、ぷかぷかのメッセージを世界に向けて発信する、今までにない大チャンスだと思っています。「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」「いっしょにいると心ぷかぷか」のメッセージが、外国の人たちにどんなふうに受け止められるのか、とても興味があります。ぷかぷかにとってはメッセージがどれくらい普遍性を持っているのか、大きな勝負所だと思っています。

 

 プロモーションビデオの中で、「ぷかぷか」は「Puka-Puka」という表現になります。日本語の「ぷかぷか」のイメージをどこまで伝えられるかが大きな課題になります。でも、いずれPuka-Pukaがそのまま世界中で通用するようになり、それが世界を変えるくらいになればいいなと思っています。そのプロモーションビデオを外国の人たちがどんなふうに受け止めてくれるのか、映像のチカラと、言葉のチカラ、それとぷかぷかのメッセージのチカラが試されます。

 

 アメリカ人と日本人では障がいに関する考え方が大きく違います。そもそも英語では障がい者を「disabled people」とは言いません。障がいを持つ人は、障がいと共に生きる人「people with disabilities」という言い方をします。子どもの場合は、障がい児「disabled children」とは言わず、特別なニーズのある子ども「children with special needs」と呼ぶのが一般的です。あくまでも「人」に焦点を当て、「私たちには人間として同じ権利があることを強調する。」とアメリカで長く暮らす人がブログに書いていました。

 

 障がいと共に生きる人「people with disabilities」という言い方がすばらしいと思いました。「人」をしっかり見ているのだと思います。

 

 日本において、障がいのある人たちは「障害者」いわれ、存在を丸ごと否定するような言葉で表現されています。障害者は「社会のお荷物」「社会の負担」という受け止め方をされています。果ては「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」(犯人の言葉)と、2016年7月26日相模原で重度の障がいを持った方が19人も殺され、26人もの人が重症を負う、という悲惨な事件まで起こりました。

 

 こんな事件が起こる社会は、やはり、病んでいると思います。どうしてこんな事件が起こってしまったのか、私たちはどうすればいいのか、の問いを、ずっと自分に、そして社会に問い続けようと思っています。それが事件を生んだ社会に生きる私たちの責任だと思っているからです。

 

 『ぷかぷかさん カナダをゆく』の映画は、その責任の一つとして位置づけられます。私たちは事件を生んだ社会の中で、何ができるのか、その手がかりが、海外の人たちとの出会いの中で見つかれば、と思っています。

 

ぷかぷかな映画

 募集するお金は、映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』製作費と「ぷかぷかさん」4人、ぷかぷか代表者、映像カメラマンの渡航費の一部になります。映画製作は社会を変える小さな一歩になります。そして何よりも、募金をしてくれる方が、社会を変える一員になります。

 

 『ぷかぷかさん カナダをゆく』の映画は、日本の社会にカナダの新鮮な風を送り込みます。風は、「障害者は社会のお荷物」「障害者は社会の負担」といった発想を問い直すものになります。そういう発想から自由になることができれば、障がいのある人たちへの目線が変わります。彼らと新しい出会いが生まれます。彼らとの出会いは私たち自身を豊かにします。

 

 相模原障害者殺傷事件を生むような社会は、社会が許容する人間の幅が狭く、とても窮屈で、息苦しい社会です。そんな中で『ぷかぷかさん カナダをゆく』は、どこかホッとするような雰囲気があって、窮屈で、息苦しい思いをしている私たちを、いっとき解放してくれます。いっしょにいると心ぷかぷかになるような、そんな映画です。

 

 障がいのある人たちは「社会のお荷物」ではなく、いっしょにいると心ぷかぷかになる人たちであり、私たちの心が豊かになる人たちです。社会全体をゆるやかに、心地よいものに変えていく人たちだと私は考えています。映画はぷかぷかさんのカナダの旅を通して、そのことを伝えます。

 

 『ぷかぷかさん カナダをゆく』は私たちを変え、社会を変える「ぷかぷかな映画」なのです。

 

 「ぷかぷかな時間」はホッと一息つける時間、ほっこり心があたたまる時間です。私たち自身が自由になり、自分を取り戻したりできる時間です。

「ぷかぷかな映画」はホッと一息つける映画であり、ほっこり心があたたまる映画です。私たち自身が自由になり、自分を取り戻したりできる映画です。

『ぷかぷかさん カナダをゆく』は「ぷかぷかな映画」なのです。

 

 みなさまのあたたかいご賛同、ご支援を期待しています。

 

 

主な特典

3000円(ぷかぷかが好きコース)

お礼のメッセージ、アート屋わんどの小物商品、『ぷかぷかさん カナダを旅する』上映会(11月5日(日)午後1時半〜みどりアートパークリハーサル室)招待券

 

5000円(ぷかぷかが大好きコース) 

お礼のメッセージ、アート屋わんどの小物商品、『ぷかぷかさん カナダを旅する』上映会(11月5日(日)午後1時半〜みどりアートパークリハーサル室)招待券、ぷかぷかさんのお昼ごはんペア招待券

 

10000円(ぷかぷかが熱烈に好きコース) 

お礼のメッセージ、アート屋わんどの小物商品、『ぷかぷかさん カナダを旅する』上映会(11月5日(日)午後1時半〜みどりアートパークリハーサル室)招待券、ぷかぷかさんのお昼ごはんペア招待券、映画のエンドロールにスペシャルサポーターとしてお名前記載。

 

20000円(ぷかぷかがいてもたってもいられないくらい好きコース) 

お礼のメッセージ、アート屋わんどの小物商品、『ぷかぷかさん カナダを旅する』上映会(11月5日(日)午後1時半〜みどりアートパークリハーサル室)招待券、ぷかぷかさんのお昼ごはんペア招待券、映画のエンドロールにスペシャルサポーターとしてお名前記載。映画のDVD進呈

 

30000円(ぷかぷかがこれ以上我慢できないくらい好きコース) 

お礼のメッセージ、アート屋わんどの小物商品、『ぷかぷかさん カナダを旅する』上映会(11月5日(日)午後1時半〜みどりアートパークリハーサル室)招待券、ぷかぷかさんのお昼ごはんペア招待券、映画のエンドロールにスペシャルサポーターとしてお名前記載。映画のDVD進呈、あなたの地域で高崎のお話付き上映会をプレゼント(会場は用意して下さい)。

 

 

想定されるリスクとチャレンジ

 海外は言葉が通じません。習慣も違います。海外の人たちとおつきあいする上で、それは大きなリスクとなります。そのリスク故に、私たちはどうしてもいつもより引っ込み思案になってしまいます。私は英語ができないので、英語をしゃべる人を前にすると、なんとなく引いてしまいます。でもぷかぷかさん達は、そんなことは気にもしません。どんどん新しい出会いを作っていくのではないかと思っています。

 ですから、そういう映像はどんどん撮れるのですが、そこで起こっていることをちゃんと理解していないと、せっかく撮れた映像が、意味不明の映像になる可能性があります。

 そういうリスクを抱えながらも、多分言葉を超える楽しい出会いがあるのではないかと思っています。それをしっかり撮ってきたいと思っています。

 身振り手振りで苦労しながらの出会いは、言葉を通しての出会いよりも、はるかに意味のある出会いだと思います。

 そんなことを期待しながら、旅をしてきます。

 結果を楽しみにしていて下さい。

 

 

ビッグチャンスに先行投資

 カナダまで行くには大変なお金がかかります。お金をかけてでもいく価値があるかどうかの判断がむつかしいところです。今回は世界に向けてぷかぷかのメッセージを発信する大チャンスと考えました。世界に向けてメッセージを発信したからといって、かけたお金がすぐには回収できるわけではありません。それでも先行投資する価値はあると思っています。ぷかぷかのメッセージがどこまで届くのか、よくわかりません。それでも、今回のフェスティバルを開くカナダにはいままでにない新しい可能性、新しい広がりを感じるのです。そこにこそ、賭けようと思っています。

 

 ぷかぷかさん達がカナダでどんなふうに受け入れられるかも、行ってみないとわかりません。言葉も習慣もちがいます。だからこそすべてが新鮮で、なんだかわくわくします。わくわくしながら映像の記録を撮ります。カナダの風がいっぱい詰まった映画になります。映画はあちこちで上映します。

 

 

 長い文章読んでいただいてありがとうございます。あなたの中で、ちょっとでもわくわくするようなことがあれば、書いた甲斐があります。

 

 あっ、おもしろい! 乗った! ということであれば、ぜひご協力下さい。

 

 そう思われたあなたはもう私たちの仲間です。ぷかぷかさん達といっしょに社会を耕していきましょう。障がいのある人もない人も、みんなが気持ちよく暮らせる社会を目指して。

 

表現の市場は、みんなが元気になって、新しい物語が生まれる広場

 オペラシアターこんにゃく座のCD『世界は劇場』に納められている萩京子さんの歌が好きです。とても元気のいい歌です。

 

♪ いまはいつだろう  いつもの朝

  ここはどこだろう   いつも場所

 

 いまはいつだろう  いつもの夜

 ここはどこだろう  いつもの場所

 

 でもどこかちがう

 ここはどこかに似ている

 

 おとなもこどもも  犬も鳥たちも

 虫たちも集まる   あの広場みたい

 

 耳をすませば見えてくる

 目をみはれば聞こえてくる

 少しずつ 少しずつ

 

 歌が生まれ  人は踊り出し

 物語がはじまる  あの広場がここに

 

 昔 広場に一本の柱

 ここに立てよう  目には見えない柱を

 

 昔 広場に一本の柱

 ここではじまったオペラを  いまここで ♪

 

 

 「表現の市場」は、いわば、こんな広場じゃないかと思っています。みんなが元気になれる広場、ぷかぷかさん達を軸にした、大切な大切な広場です。

 歌が生まれ、お芝居が生まれ、人は踊り出し、物語がはじまる、そんな広場が、「表現の市場」ではないかと思っています。

 ぷかぷかさん達とは一緒に生きていった方がいい、という新しい物語がここから生まれています。この物語をもっともっと広げていきたいと思うのです。

 昔 広場にあった一本の柱を いまここでみんなで立てよう! そんな思いでいます。

 

 ピアニストの安見ちゃんに頼んで、ぜひこの歌をみんなで歌ってみようと思っています。テンポが速いのと、手拍子がむつかしいので、うまく安見ちゃんが引き受けてくれるかどうかわかりませんが、とにかく頼んでみます。

 

 

 

毎日新聞「記者の目」

 毎日新聞の「記者の目」にぷかぷかの話が載っています。

https://mainichi.jp/articles/20170824/ddm/005/070/004000c?fm=mnm

 

 短い文章でうまくまとめているなぁ、と感心しました。

 たとえばこんなことが書いてあります。

 

 ぷかぷかさんたちは何を生み出しているのだろうか。

 常連客に魅力を尋ねると「普通の店では味わえない、パンを買うだけじゃない何かがある」「彼らと話していると癒やされる」と言う。近くの主婦、大家邦子さん(44)は幼い娘を連れて通った。「ぷかぷかさんたちが話しかけたり、子どもと遊んでくれたり。スタッフが優しく見守る雰囲気もよく、私も受け入れてもらった気がして居場所になった」と話す。

 

 これくらいはよくある話。ぷかぷかさんの存在が人生を変えた話はすごいと思いました。

 

 ぷかぷかさんの存在が人生を変えた夫婦もいる。主婦の金子美香さん(29)は有名大学を卒業後、就職3年目に心身のバランスを崩して退職した。「勉強はできたけど、人生の目的がわからなかった」。症状は落ち着いたが孤独な子育てがつらく地元の関西に戻ろうと思っていた頃、店に来た。ありのままに生きる彼らの姿に「人の期待を想像して動けなくなっていた自分の生き方を見直したい」と店の近くに住み続けることを決めた。研究者から塾講師に転じた夫の裕さん(33)も「彼らみたいに自由に生きたい」と教育事業で独立する決意を後押しされたという。

 

 記者自身もぷかぷかに通ううちに変わったといいます。

 

 一見、コミュニケーションを取るのが難しそうな人には、どう接すればよいか分からず目をそらす人は少なくないだろう。私もその一人だった。理由は障害者と接する機会がないからだ。しかし、店に通ううち、ぷかぷかさんの笑顔、ちょっと風変わりな楽しい会話や動き、そしてお互いを思いやり大切にする姿、それを見守るお店の空気感に引き込まれた。やまゆり園の元職員だった被告は「障害者には生きる価値がない」と言ったが、私は、なんて価値のある人たちだろうと感じた。

 

 ぷかぷかが大事にしている「お互いの出会い」

 

 非生産的なものを切り捨てる社会は、健常者たちをも息苦しくしている。一方で、障害者の芸術作品が評価され、認知症の人たちが働く「注文をまちがえる料理店」が話題になるなど「できないことを楽しみ」、障害者の作り出す作品の魅力を理解する人たちは存在する。能力主義とは違うものに価値を見いだし、それが豊かさをもたらすと実感している人は少なくない。ならば後は、お互いがもっと出会うだけではないのか。

 

 事件を超えるにはどうしたらいいのか。

 

 悲しい事件が起きた時だけ「命の大切さ」や「差別反対」を訴えるのは、もうやめよう。堅苦しい議論は一旦脇に置き、彼らの深い世界に歩み寄ってみてはどうだろう。電車で乗り合わせたら温かい目で見守る、町にある福祉作業所をのぞいてみる。そして福祉現場の人は積極的に彼らの魅力を発信して出会いの場を作ってほしい。日常の中で、一人一人が名前と顔がある人として出会い、関係を築いていくことだけが、事件を超える社会を作ることにつながるはずだ。

ぷかぷかさん達と過ごす空間がとても柔らかくて心地が良かった

   土曜日のワークショップに参加された方の感想です。埼玉県からわざわざ見えた方で、感想がとても新鮮です。いつものように、ふつうにやったワークショップなのですが、こんなふうに受け止めてくれる人がいるって、うれしいですね。ぷかぷかさん達が作り出す空間、場の豊かさを思いました。

 「ぷかぷかさん」は「障害者」ではありません。どこまでも「ぷかぷかさん」であり、「いっしょにいると、心ぷかぷか」になる人たちなのです。いっしょにいないともったいない人たちです。

 カナダでは第三期演劇ワークショップの記録映画も上映してきます。1時間半も時間を取ってくれているので、思いっきり演劇ワークショップの話をしてこようと思います。カナダの人たちがどんなふうに受け止めてくれるのか、とても楽しみです。

 

 

 演劇ワークショップに初めて参加させていただいて感じたこと。
まず、ぷかぷかさん達と過ごす空間がとても柔らかくて心地が良かったということ。
すぐに彼らのリズムに溶け込むことができたのはどうしてなんだろう?
それはきっと。ぷかぷかさんが裸のままのまっすぐなエネルギーを放っているから。
そして、ひとりのひととしてお互いを大切にし合っている感じが伝わってきました。
ぷかぷかさん達のそばにいると自然と纏ったものを脱がされてしまう感覚があり、
うまく表現できないのですが、頭からの指令を介さずに体が勝手に動いてしまうようでした。
素のままの自然なエネルギーの交流を楽しめる喜びを感じましたし、
さりげなく起こっている共振がとっても心地良かったです。
 
昨日のワークショップを振り返りながら、そんなことをしみじみと感じています。
 
跳んだり、歌ったり、くっついたり、離れたり、手を叩いたり、足を鳴らしたり。
 
格好つけたりしようとしても、どうやったってその時の自分以上のものは表現できない。
というか、その瞬間に自然と生まれる感情や衝動をそのまま切り取る清々しさや楽しさを今回のワークショップで感じさせて頂きました。
 
丸裸の自分を写真や映像で見るのはちょっと恥ずかしくてかなり面白いです。
 
これから本番まで続くワークショップを心から楽しみにしています。
 
みんなのエネルギーを混ぜ合わせて。
何倍にもなったものをステージの向こうに届けられたら嬉しいですね!

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