6月13日(土)と7月4日(土)、みどりアートパークリハーサル室でオペラシアターこんにゃく座の歌役者さん、ピアニストをお呼びして「歌のワークショップ」をおこないます。時間は午後1時〜3時です。
前半は心と身体をほぐす「こんにゃく体操」をみんなでやり、オペラ「ロはロボットのロ」のお話を聞き、その中で歌われる歌を何曲か聴きます。歌うのは「ロはロボットのロ」の中でココの役をする飯野薫さん、エド(ココのお父さん)とドリトル博士の役をする井村タカオさんです。ピアニストは本番舞台でも弾く湯田亜希さんです。
休憩のあとは「ロはロボットのロ」の中で歌われる歌を何曲かみんなで歌います。パン屋でパンを作っているところで歌われる歌の時はみんなで鳴り物を鳴らしながらにぎやかに、楽しく歌います。鳴り物(空き缶、フライパン、ナベなど、音の出るものならなんでも)を持ってきてください。
「ココのアリア」はココがロボットのテトに恋する歌です。舞台では階段の上で夜空をバックに一人朗々と歌います。心にしみる歌です。ぜひみんなで歌いたいと歌役者さんにリクエストしました。
♪ チョコレートの夜空に 粉砂糖の星がまたたき始める
丸いレモンパンの月が昇り 四角い窓が一つ一つ消えて
町は眠りにつく
テト あんたも今頃 眠っているの?
ロボットは眠るの? ロボットは夢見るの?
寝ても覚めても
あんたのことを思ってる あんたのことを祈ってる
テト あんたはまだ起きてる?
ロボットは祈ったりするの?
ロボットは誰かを思ったりするの?
毎晩 私は祈ってる
早く あんたが戻ってこれるように
早く 私のところへ戻ってくれるように
最後のシーン、エネルギーの切れたテトはココに抱かれながらいいます。
「パン作りより、もっと好きなもの、僕は見つけたんだ…」
このオペラの一番のメッセージでもある「テトのパンは あ」は本当にいい歌です。懐かしくも、元気の出る歌です。
♪ テトのパンは あ あいおうえの あ
忘れていた青空の あ いつまでも見つめ続けていた
ああああ あの遠い夏の日の 青空の あ
……
テトのパンは あ あいおうえの あ
晴れた日も 曇った日も 雨の日も
哀しい時も 苦しい時も 淋しい時も
やってくる 朝の あ
新しい希望と 新しい喜びと
新しい元気が窓たたく
朝の あ
ああああ 朝の あ
歌役者さんとお友達になり、オペラの歌も歌っておくと、7月19日(日)の公演が10倍楽しくなります。
参加費は親子で1,000円、中高生は500円です。参加申し込みはパン屋、もしくはメール(pukapuka@ked.biglobe.ne.jp)で。
下が参加券です。