ぷかぷか日記

Facebookページ 開設しました。

 ぷかぷかのFacebookページを開設しました。


ぷかぷか | Facebook

 

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 今まで個人のFacebookで情報発信してきましたが、ぷかぷかが日々、何をやっているのかをもっともっと情報発信していきたいとFacebookページを開くことにしました。

 ぷかぷかは単なる「就労支援」の施設ではなく、地域社会を障がいのある人はもちろん、ない人もお互いが気持ちよく暮らしていける、豊かな社会に変えていこうとしています。先日、予想をはるかに超えたエネルギーが300人のホールを熱くした「表現の市場」はそのいい例です。

 そこにつながる日々の小さな出来事を少しずつアップしていきたいと思っています。今日はカフェの入り口横の壁に登場した新しいタペストリーの写真をアップしました。こんな絵が壁に掛かっていると、通りかかった人は、ちょっと心があたたまります。これがぷかぷかのメッセージです。

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 おひさまの台所の前に干してあった白菜の写真もアップしました。ぷかぷかはお客さまに安心して召し上がっていただけるお惣菜、食事、パンを提供しています。お客様の命を大事にしたいからです。健康な命を未来に引き継ぎたいからです。白菜の写真は、そういう思いの表現です。

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木のあいさつ

 ぷかぷかカフェの前にすばらしいケヤキの木があります。あまりにすばらしいので、目が合うたびに(?)、ちょっとあいさつします。

 

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 昔、石原吉郎という詩人が好きでした。「木のあいさつ」という詩があります。カフェの前のケヤキを見るたびにこの詩を思い出します。

 

 ある日 木があいさつした

 といっても

 おじぎしたのでは

 ありません

 ある日 木が立っていた

 というのが

 木のあいさつです

 そして 木がついに

 いっぽんの木であるとき

 木はあいさつ

 そのものです

 ですから 木が

 とっくに死んで

 枯れてしまっても

 木は

 あいさつしている

 ことになるのです

 

ふと気がつくと、相手は小学2年生

 近くの小学校の子どもたちが「街探検」で取材に来ました。

「お店で一番大事にしているものはなんですか?」

という質問が出ましたので、

「お客様が安心して食べられる、ということを大事にしています」

「どうしてですか?」

「みなさんの命を大事にしたいからです」

「そして、健康な命を未来に引き継ぎたいからです」

「みなさんは大きくなって、やがて社会を担うようになりますよね。その未来の社会にみなさんを通して健康な命を引き継いでいきたいと思っています」

なんてことをべらべらしゃべったのですが、ふと気がつくと、相手は小学2年生。伝わったのかなぁ、と心配になりました。

 子どもにも伝わる言葉を考えておく必要があると痛感しました。

新しい価値

 「表現の市場」に対して28万円もの助成金を出してくれた団体の方が4名、ぷかぷかの見学に来ました。「表現の市場」当日に取材に来られたのですが、ゆっくり話をするゆとりがなくて、あらためて今日、出直していただいたというわけです。

 ぷかぷかのいろんな話をしたあと、助成金の話をしました。日本財団の助成金の担当した方のセミナーを受けたことがあるのですが、

「助成金を出すかどうかの判断は、助成した金額以上の新しい価値をその団体が生み出すかどうかで決めます」

という言葉がとても印象に残りました。で、今回28万円の助成金をいただいたので、それ以上の新しい価値を「表現の市場」は生み出したと思いますか?と質問しました。

 「もう感動しました」「元気をいただきました」「本当にすばらしい舞台でした」「司会の方のアドリブの言葉がすばらしかったです」云々とべたほめだったこともあって、即座に「28万円以上の価値は十分ありました」の言葉をいただきました。

 ま、お金で換算できるものでもないので、そのあたりの判断はむつかしいのですが、印象としては助成した額以上の価値はあった、ということだと思います。

 そもそも「表現の市場」といった今までにない新しい事業に対して助成金を出したこと自体、奇跡に近いことだったと思います。パソコンを買うとか、改修工事をする、といったことは具体的で、わかりやすいのですが、「表現の市場」などというのは、そういったものに比べると、普通の人にとってはきわめてわかりにくいものだったと思います。でも、パン屋がこういうことをやる、とか、福祉事業所がこんなことをやることに、何か新しい可能性を感じた、といった話をされていました。

 新しい価値、ということについては、障がいのある人たちの表現というものの持つすさまじい力を、まるでぶちのめされたような思いで受け止めた、ということでしょうか。

  障がいのある人たちは「支援」の対象だと考えている人がたくさんいます。でも「表現の市場」の舞台に上がった彼らの表現を前にすると、「支援」などという言葉は、口にするのが恥ずかしいくらいです。いかに相手のことを知らず、思い上がっていたか、ということです。

「表現の市場」で提示された「新しい価値」を謙虚に受け止めるところから、もう一度彼らとの新しい関係を切り結びたいと思うのです。

まーさんの中で何か変わるものがあったことだけは確か

 死にたい病のまーさん。発表会の一週間前のやりとり。

「発表会のあとは二日代休とります」

「え?なんで代休なの?ワークショップは仕事じゃないよ」

「いや、疲れるので休みます」

と、言い張っていました。

 結局ワークショップやっても、それほど変わらなかったのかなぁ、とちょっとがっかりしていました。

 本番二日前、

「これ終わったら、しばらく休みます」

と、いいだし、

「ええ?なんで?」

「もう疲れました。」

「楽しいことやってるのに、どうして疲れるの?」

「いや、もうだめです。ぷかぷかも辞めます」

 また死にたい病が復活した感じでした。それを乗り越えるべく、ワークショップに誘い、飯田まででかけ、デフパペットシアターの本番舞台に立ったりしたのですが、結局何も変わってなかったのかなぁ、とちょっとがっかりしたのでした。

 でも、ここまで来たらもう本番の舞台に任せるしかないと思っていました。本番のぴりぴりした舞台でまーさんが何を感じるか、ということです。それでだめだったら、もうあきらめようと思っていました。

 本番舞台ではマッキーとの掛け合いを結構楽しんでる風でした。そうなるように台詞を組み立てておいたのですが、いい感じで二人はやっていました。途中、台詞が飛んでしまったときも、

「あれ?なんだっけ?」

と、ぼそんとマッキーに聞き、割と落ち着いて舞台に立っているようでした。

 

 熱気むんむんの舞台のあとの反省会。

「楽しかったけど、疲れました」

なんていってたので、こりゃ、やっぱりだめかも、と思っていました。

 

 ところが次の日、にんまりしながら私の机の横に立っていました。

「あれ、どうしたの?今日から休むんじゃなかったの?」

「いや、あの〜」

と、頭かいていましたが、とにかくこんなふうににやにやしながら来るんなら大丈夫、と思いました。

 まーさんの中で何が起こったのか、よくわかりません。でも発表会の舞台を挟んで、まーさんの中で何か変わるものがあったことだけは確かなようです。

12月のカフェメニュー

12月のカフェメニューです。これにいつものように、パンはお好きなだけ、飲み物、デザートがついて980円です。ぜひお出かけください。

〜チキンときのこのクリームシチュー〜
具だくさんのあったかシチューです。
やさしくクリーミーなシチューとぷかぷかのパンは間違いなくベストマッチ!ミニデザートのプルーンの紅茶煮も美味しいですよ。
年末の忙しさの中、ぷかぷかカフェでほっとひと息しませんか。

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〜レンコンバーグとほうれん草のグリーンスープ〜
大人気のレンコンバーグに今が美味しいほうれん草のスープを添えました。
きれいなグリーンのスープで心もからだも
あたたまりませんか。

画像の説明


12月15日から12月26日はクリスマススペシャルメニューをご用意!(近々アップします) サクサクのパイに包まれたあったかシチューとオリジナルのスイーツで、大切な方とのクリスマスパーティなどはいかがですか。
ぜひご来店をお待ちしております。

外販先に看板が…

 子育て広場「ぱおぱお」に外販に行ったところ、今日はぷかぷかが来ますよ、ってお知らせする手作りの素敵な看板が掛けてありました。うれしいですね。こんな看板まで作ってくれるなんて。

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パンのリース

 パン屋にパンのリースが飾ってありました。

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こちらはアート部門の人たちの作ったリースです。

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あんなにも心の底から楽しい〜って思えたのは久しぶりです

 「あんなにも心の底から楽しい〜って思えたのは久しぶりです。」という感想が、ワークショップに参加した地域の方から届きました。うれしいですね、こんな感想が届くと。

 ワークショップとその発表会の舞台が、参加者にとってどういうものであったか、とてもよく語った言葉だと思います。

 楽しいことはふだんの生活にもたくさんあります。でも「心の底から」という言葉がつくほどの楽しさはなかなかありません。だからこそ、そんなふうに思える「時」と「場」を自分で作っていきたいと思うのです。ワークショップはそういうことが実現できる有効なメソッドだと思っています。

 ワークショップは、それ自体楽しいものですが、そこに障がいのある人たちが加わることで、楽しさが2倍にも3倍にもなります。そういうとびきり楽しい「時」と「場」を、障がいのある人たちといっしょに生きたい、という思いがありました。お互いが、心の底から楽しい〜って思えるような「時」と「場」と「関係」を共有できたらこれほどすばらしいことはありません。いっしょに生きていった方がいいね、という思いは、そういったことを共有することから生まれるんだと思います。

 さらにそういう「時」と「場」と「関係」の中で作り上げた作品を舞台に上げ、芝居を見に来たたくさんの人たちと、障がいのある人たちといっしょに生きていく楽しさ、大事さを共有したいと思いました。

 結果は予想をはるかに超えるすばらしいものができあがったように思います。

 歌劇「森は生きている」は37分の舞台です。その37分は、いつもの37分ではなく、たくさんのお客さんを前にした、ひりひりするほどの緊張感の中で、ふだんの何倍も密度の濃い37分だったように思います。ここにしかない、そんなすばらしい時間を、障がいのある人たちといっしょに生きることができたこと、そしてそのことをたくさんの人たちと共有できたこと、それがほんとうによかったと思います。

 舞台の上では「障がいのある人」ではなく、「ゆみっち」であったり、「かーくん」であったりする「普通の」個性あふれる人たちでした。そういう関係で舞台に立てたことが何よりもすばらしかったと思います。

 

 この舞台に立った地域のおじさんこと「げんさん」は

「明日からまた〈自称、何の変哲もない普通の会社員〉の日常に戻る私です」

と、ちょっとさびしそうにメールを送ってきました。げんさんにとって、ワークショップ、とりわけ最後の舞台は、本当に夢のような世界だったんだろうと思います。

 普通の会社員であるげんさんにとっては、ワークショップに参加するとか、大きなホールの舞台に立つ、なんてことは、想像することもむつかしい世界だったと思います。それがひょんなことからワークショップに参加し、そのおもしろさにのめり込み、気がついたら、照明がバチッと当たり、たくさんのお客さんが見ている舞台に立っていた、というわけで、こういうところがおもしろいなと思うのです。

 大きなホールの舞台に立ち、お客さんの前で作品を発表する、なんてことは、普通、なかなかできることではありません。それがワークショップを楽しんでいるうちに、自然にできてしまう、というところが、ワークショップのおもしろいところであり、ワークショップの持つ〈力〉だろうと思います。今回プロ集団である〈演劇デザインギルド〉〈デフパペットシアター〉〈安見ちゃん=プロのピアニスト〉の力は確かに大きかったと思います。でも最終的に、げんさんはじめ、みんなを舞台に引っ張り上げ、感動的な舞台に仕上げたのは、ワークショップという〈場〉の持つ〈力〉だと思うのです。(昔、京都で平和をテーマにワークショップやったとき、800人くらい入ったホールの舞台の発表だけではもの足らず、京都駅前まで出かけていって街頭で芝居をやってしまったことがありますが、そこまでみんなを引っ張ったのはワークショップそのものの持つ力としかいいようがないのです。)

 

 げんさんにはタケちゃんという子どもがいます。タケちゃんは知的障がいのある子どもです。げんさんはタケちゃんの障がいをうまく受け止められなくて、ずいぶん悩んでいたと聞きました。障がいのある人たちとあまりおつきあいのない普通のお父さんによくある悩みです。

 ぷかぷかのパンをよく買いに来る近所の方だったので、ワークショップに来ませんか、と誘ってみました。毎回タケちゃん、お父さん、お母さん、の3人で参加しました。タケちゃんは活発な子どもで、いつも真っ先に発言し、その意表を突いた言葉に、みんなどぎまぎし、爆笑しました。

 コミュニケーションゲームで好きな季節や、好きな野菜ごとに別れたりするゲームをしたことがあります。進行役に変わって「今度は私が質問したい」「僕がします」という人が次々に出てきて、その質問はお菓子であったり、漫画やディズニーランドのキャラクターだったりしました。

 タケちゃんは、「げんさん」「じゅんちゃん」「ぱっつん」「あみちゃん」のうち、いちばん好きな人は?、という質問をしました。「げんさん」は自分のお父さん、「じゅんちゃん」はお母さん、「ぱっつん」は進行役、「あみちゃん」はピアニストです。で、本当は「げんさん」「じゅんちゃん」「ぱっつん」「あみちゃん」は部屋の四隅に立ってみんなが選んでくれるのを待っているのですが、どういうわけか「げんさん」は自分を放棄して(?)、ピアニストの「あみちゃん」が好き、というグループに入っていて、みんな笑ってしまいました。

 この質問のおもしろさは群を抜いていました。こんなふうにタケちゃんがいたからこそできた楽しいことが、今回のワークショップの中ではたくさんありました。ワークショップの場で、タケちゃんはとても大切な存在であることが、回を重ねるにつれ、げんさんにも伝わっていったようです。げんさん一家の食卓で、ワークショップのことが毎日のように話題になったと聞きました。

 前日の舞台リハーサルの前、鼻に白いドーランを塗ったとたん、タケちゃんは大爆発。お父さん、お母さんで必死になだめること30分、ようやく舞台に上がったものの、途中で「やだ!」とかいいだし、舞台の上でひっくり返っていました。普通なら大騒ぎになるところですが、いいよいいよ、と誰も気にせずに舞台が進みました。いかにもぷかぷからしい舞台だったと思います。

 本番もどうなることかと心配していましたが、タケちゃん、前日のことはすべて忘れたような顔で立ち直り、一家三人で舞台に立つ、という画期的なことが起こったのです。げんさん一家が輝いて見えました。げんさん、じゅんちゃん、タケちゃんに拍手!拍手!です。

 げんさんにとってワークショップはタケちゃんと出会い直しただけでなく、げんさんの人生にとって、あるいはじゅんちゃんの人生にとって、とても大きな出来事ではなかったかと思います。この6ヶ月で体験したこと、舞台で体験したことをゆっくりゆっくり振り返って欲しいと思っています。

 

 本番前、小道具の確認をするげんさん一家。

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年に一度の神さまたちのおまつり。

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自分勝手なことを言い続け、神さまたちに懲らしめられる。

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